JP2012108206A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 プリント開始時に定着器が定着可能な所定温度に到達するまでの時間をより早くできる画像形成装置の提供。
【解決手段】 プリント信号が入力して圧力解除状態から加圧状態へ移行する場合、電力制御部は、加圧状態に達する前の移行期間中にヒータへの電力供給を開始し、この移行期間中のヒータの温度が一定の温度以上とならないように供給電力を制御する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、電子写真複写機、電子写真プリンタなどの画像形成装置に関する。
電子写真方式のプリンタや複写機などの画像形成装置に搭載する定着装置として、セラミックス製の基板上に発熱抵抗体を有するヒータと、このヒータに接触しつつ移動する定着フィルムと、所定の加圧力で加圧されることでその定着フィルムを介してヒータとニップ部を形成する加圧部材と、を有するフィルム加熱方式の定着装置がある。フィルム加熱方式の定着装置は、未定着トナー画像を担持する記録材をニップ部で挟持搬送しつつ記録材にトナー画像を加熱定着するものである。
これらの定着装置を搭載した画像形成装置では、定着フィルムと加圧部材の加圧状態を変化させる機構(以下、圧力変更機構と記す)が必要に応じて設けられている。この圧力変更機構は定着時以外で定着フィルムと加圧部材の加圧力を定着時よりも低くすることが出来、これは、定着フィルムと加圧部材が加圧状態のまま停止していると、定着フィルムや加圧部材に使用されているゴムなどの弾性体がセットしてしまうのを防ぐ為である。
特許文献1には、この様な圧力変更機構を設けた定着装置が開示されている。
特開2007−256875
特許文献1に開示されているような圧力変更機構を設けた定着装置を搭載した画像形成装置では従来、定着フィルムと加圧部材が定着可能な加圧状態とされてからヒータに通電が開始されていた。これは、定着可能な加圧状態よりも軽圧状態でヒータに通電すると、ヒータが急激に昇温してしまいヒータが割れてしまうという問題を防止するためであった。しかし、この構成ではプリント開始時に定着装置が定着可能な所定温度に到達するまでの時間(以下、立ち上げ時間と記す)が圧力変更機構の動作時間分だけ余分にかかってしまうため、ファーストプリントアウトタイム(以下、FPOTと記す)を短縮することが困難であった。FPOTとは、プリント開始信号が入力されてから、一枚目の紙が排出されるまでの時間であり、このFPOTを短縮することはユーザビリティの面から重要なことである。その為、圧力変更機構を設けた定着装置を搭載しつつ、ヒータ割れが発生することなく立ち上げ時間をさらに速くできる画像形成装置が求められている。
上述の課題を解決するための本発明は、記録材に未定着画像を形成する画像形成部と、
エンドレスベルトと、前記エンドレスベルトの内面に接触するヒータと、前記エンドレスベルトを介して前記ヒータと共に記録材を挟持搬送する定着ニップ部を形成する加圧ローラと、前記定着ニップ部に定着処理時の圧力を掛ける加圧状態と前記定着ニップ部に掛かる圧力を解除した圧力解除状態とを切り換える圧力変更機構と、を有する定着部と、前記ヒータへ供給する電力を制御する電力制御部と、を有する画像形成装置において、プリント信号が入力して前記圧力解除状態から前記加圧状態へ移行する場合、前記電力制御部は、前記加圧状態に達する前の移行期間中に前記ヒータへの電力供給を開始し、この移行期間中の前記ヒータの温度が一定の温度以上とならないように前記ヒータへの供給電力を制御することを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、プリント信号が入力して圧力解除状態から加圧状態へ移行する場合、電力制御部が、加圧状態に達する前の移行期間中にヒータへの電力供給を開始し、この移行期間中のヒータの温度が一定の温度以上とならないように供給電力を制御することで、ヒータ割れが発生することなく立ち上げ時間がより速い画像形成装置を提供することが可能となる。
画像形成装置の概略構成模型図 定着装置の概略構成断面図 (a)ヒータの構成断面図、(b)ヒータの上面図 圧力変更機構の概略側面図 実施例1に於ける圧力状態と電力制御タイミング図 比較例1に於ける圧力状態と電力制御タイミング図 実施例2に於ける圧力状態と電力制御タイミング図
(実施例1)
(1)画像形成装置
図1は画像形成装置の一例の概略構成模型図である。この画像形成装置は、高速性という点で特に優れているタンデム方式を採用した電子写真カラー画像形成装置である。図1において、Y、M、C、Kは、各々イエロー、マゼンダ、シアン、ブラック用のトナー像形成ユニット(画像形成部)である。各ユニットは何れも、像担持体としての回転ドラム型の電子写真感光体(以下、感光ドラムと記す)1、帯電器2、レーザー露光光学系3、現像器4、クリーニング器5、等を有する電子写真プロセス機構より構成されている。感光ドラム1は矢印方向に所定の周速度で回転駆動され、公知の電子写真画像形成プロセスにより感光ドラム表面に各色に対応したトナー画像が形成される。
6は駆動ローラ7とターンローラ8との間に張り渡された転写ベルトである。転写ベルト6は、各ユニットY、M、C、Kの下側に、全ユニットに亘らせて配設してあり、矢印の反時計方向に感光ドラム1の周速度に対応した周速度で回転駆動される。9は転写ローラであり、各ユニットY、M、C、Kにおいて、感光ドラム1の下面に対して転写ベルト6を挟んで圧接して転写ニップ部を形成している。10はレジストローラであり、不図示の給紙機構部から一枚分離給紙されたシート状の記録材(転写材、用紙)Pを、転写ベルト6の第一ユニットY側の端部に所定の制御タイミングで給送する。給送された記録材Pは電極ローラ11により転写ベルト6の面に静電的に貼り付けられる。転写ベルト6はその記録材Pを保持して第一〜第四のユニットY、M、C、Kの転写ニップ部へ順次に搬送する。V11は電極ローラ11に対するバイアス印加電源である。V9は各転写ローラ9に対する転写バイアス印加電源である。これにより同一の記録材Pの面にイエロートナー像、マゼンダトナー像、シアントナー像、ブラックトナー像が順次、位置合わせ状態で重畳転写され、未定着のフルカラートナー像(未定着画像)が形成される。第四のユニットKの転写ニップ部を搬送されて通過した記録材Pは、転写ベルト6から分離され、定着装置Fに導入されて未定着トナー像の加熱定着処理を受けてフルカラー画像形成物として排出搬送される。
(2)定着装置(定着部)F
図2は定着装置Fの概略構成断面図である。この定着装置Fは、フィルム加熱方式の定着装置であり、以下に概略構成について説明する。図2の200は加熱ユニットであり、加熱される定着ベルト(エンドレスベルト)130と、その内側に発熱源であるヒータ131を備えている。このヒータ131を定着ベルト130の内面に接触させることで熱を伝達し、定着ベルト130が加熱される。ヒータ131と定着ベルト130内面の接触部を以下ヒータニップと呼ぶ。201は加熱される定着ベルト130に対向する加圧ローラである。記録材は定着ベルト130と加圧ローラ201の間の定着ニップ部で挟持搬送される。定着ニップ部は定着ベルト130を介してヒータ131と加圧ローラ201間に圧力を加えることで形成されている。
定着ベルト130は、厚さ30μm、内径24mmの円筒状に成形されたステンレス(SUS)よりなる基層の上に、弾性層として300μmのシリコーンゴム層を設け、更に外側を厚み30μmのPFA(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル)チューブを被覆し、離型層を形成したものである。定着ベルト130の基層としては、その他ニッケル等の金属材料や、ポリイミド等の耐熱樹脂材料等を用いることが出来る。図3−(a)は加熱部材であるヒータ131の構成断面図、図3−(b)はヒータ131の定着ベルト130との非当接面側の上面図である。ヒータ131は、長さ270mm、幅8mm、厚み0.8mmに成形されたアルミナ、窒化アルミ等のセラミックスよりなる基板133上に発熱抵抗体パターン134を形成したものである。本実施例では、定着ベルト130との非当接面側の基板面上に発熱抵抗体パターン134を印刷により形成し、その上に厚み80μmの絶縁用耐熱ガラス保護層135を設けた。発熱体抵抗パターン134には導電パターン137、138が接続して形成され、導電パターン137から給電される。また、基板面の定着ベルト130側には、定着ベルト130との摺動性を良好に保ち双方の摩擦を防止する為に、厚み10μmのポリイミド樹脂層136が形成されている。
定着ベルト130の温度やヒータ131の温度を目標値に制御するため、定着ベルト130の内面には温度検知素子であるメインサーミスタ160が、ヒータ131の定着ベルト130との非当接面側にはサブサーミスタ161が、それぞれ接触して設けられている。この検知結果に応じ、電力制御部(不図示)により所定の定着温度(目標温度)を維持するように投入電力が制御される。
132は耐熱性の樹脂(液晶ポリマー等)よりなるホルダ部材であり、ヒータ131を保持するのと同時に、定着ベルト130の走行をガイドする役割を担う。151は長手方向に渡ってホルダ部材を支える金属骨格である。圧力変更機構150より金属骨格151が受けた総圧225Nの加圧力は、ホルダ部材132を通じて長手方向に対し均一になるようヒータ131へ伝達され、その結果ヒータ131は定着ベルト130を加圧ローラ201へ圧接させる。
図4は圧力変更機構150の概略側面図である。圧力変更機構150はカム部材152などで構成されている。このカム部材152が回動することにより、回転中心Aを支点として加圧板153が上下に動き、圧縮バネ154より加圧点155に掛かる圧力が変化し、支持部材156に支持された樹脂部材157から金属骨格151、ホルダ部材132へと掛かる圧力が変化する。この機構により、圧接部(定着ニップ部)に掛かる圧力を変更できる。定着処理時には総圧225Nの加圧力をかけているが、定着処理時以外ではカム部材152が回転して加圧力を軽減し定着ベルト130と加圧ローラ201がセットするのを防ぐ役割を果たす。ここで言う定着処理時以外とは、画像形成装置の電源OFF時やスリープ時などのことであるが、これに限らず必要に応じてこの加圧力軽減の動作を行ってもよい。なお、圧力変更機構150は、前述した構成に限定されるものではなく、圧接部に掛かる圧力を変更する構成であれば、その他の構成であっても良い。
加圧ローラ201は外径18mmの鉄製芯金140の上に厚さ3.5mmのシリコーンゴム弾性層141を設け、更にその上に厚さ50μmのPFAよりなる離型層142を設けたものを用いた(よって加圧ローラの外径は約25mm)。加圧ローラの製品硬度は56度(ASKER−C 荷重9.8N)とした。ヒータ131からの加圧力を受け弾性層141が変形することによりできた定着ニップ部101の幅はおよそ10mmである。本実施例では加圧ローラ201が駆動モータ(不図示)により駆動される。駆動モータの動作は、制御部(不図示)により駆動、停止や回転速度が制御されている。
定着ベルト130は加圧ローラ201との定着ニップ101で働く摩擦力により加圧ローラ201に従動し、ヒータ131及びホルダ部材132の一部に圧接摺動しながら矢印方向に加圧ローラ201と同じ周速度で回転駆動される。
坪量60〜100g/mの普通紙等の上に画像形成を行う通常の画像形成時は、加圧ローラ201が240mm/secの周速で駆動されると共に、定着ベルト130裏面の温度が190℃となるようヒータ131への通電が調整される。
転写プロセスまでを終え、未定着トナー像104をその上に載せた記録材105は定着ニップ部へ導かれ、ニップ部で加えられる圧力と定着ベルト130やヒータ131から伝えられる熱によりトナーが溶融され記録材105上に定着される。
(3)圧力変更機構と電力制御タイミング
図5は定着装置の圧力状態と電力制御タイミング図である。図5を用いて、本発明の特徴である、定着装置の圧力状態と電力制御タイミングについて説明する。
まず、図5(a)を用いて定着装置の圧力状態を説明する。始めに画像形成装置にプリント開始の信号が入力される(このタイミングをT0とする)。次にプリント信号が入力されると直ちに圧力変更機構150によって定着ニップ部にかかる圧力を解除した圧力解除状態P1(本実施例では総圧50N)から、定着処理時の圧力が掛かった加圧状態P2(本実施例では総圧225N)へと移行を開始し、加圧状態P2となる(このタイミングをT3とする)。ここでT0´はP1からP2への制御上の遅延時間であり、実際に加圧力が変化し始めるタイミングである。本実施例ではT0からT0´までは0.1秒である。また、ここで言う圧力解除状態P1とは加圧ローラの変形を抑えることが出来ればよい状態であって、無加圧状態から加圧状態P2よりも圧力が低い軽圧状態までを含む。
この時、電力制御部(不図示)は、T0のタイミングでヒータ131への電力供給を開始し、実際にヒータ温度が上昇するタイミングをT1とする。本実施例では投入電力は最大1000W、T0からT1までは0.2秒である。ここで、T1のタイミングと加圧力の変化タイミングT0´は入れ替わっても良い。また、この移行期間中T2のヒータ131の温度が一定の温度以上とならないように、移行期間中T2では定着処理時とは別にヒータ131の温度上限値を設け、供給電力を制御する。
この温度上限値はヒータが急激に昇温してヒータ割れを起こすのを防ぐ為のものである。従来のように加圧状態P2に達してからヒータ131への電力供給を開始する構成では、十分な加圧力が掛かっており熱が逃げやすい為、ヒータ131が急激に昇温することはない。しかし、本実施例のように移行期間中T2にヒータ131への電力供給を開始する構成では、加圧力が十分でないのでヒータ131に熱が篭り易い。よって、ヒータ131が急激に昇温してヒータ割れをおこしてしまう恐れがあるため、加圧状態P2に達するまではヒータ131に接するように配置されたサブサーミスタ161の温度上昇速度を見ながら、温度上限値を超えないように供給電力を制御する。本実施例では温度上限値を120℃とした。ただし、この温度上限値は定着装置の構成によって変更するものであり、この限りではない。
このときのヒータ131の裏面側にあるサブサーミスタ161の検知温度遷移グラフを図5(b)に示す。これは、室温から立ち上げた場合の温度推移である。図5(b)のように、圧力解除状態P1から加圧状態P2に達する前の移行期間中T2にヒータ131への電力供給を開始するため、サブサーミスタ161での検知温度は急激に上昇するが、加圧状態P2に達すると加圧ローラ201に熱が奪われる為、温度上昇は緩やかになる。ここで、T3以降はヒータ131に最大電力1000Wを供給する。この条件において、本実施例での立ち上げ時間(T4とする)は7.0秒であった。
(比較例1)
実施例1と圧力状態と電力制御タイミング以外は同じ構成とする。図6に比較例1の定着装置の圧力状態と電力制御タイミング図を示す。実施例1では圧力解除状態P1から加圧状態P2に達する前の移行期間中T2にヒータ131への電力供給を開始したのに対し、比較例1では、図6(a)のように加圧状態P2に達した後にヒータ131への電力供給を開始する。
このときのヒータ131の裏面側にあるサブサーミスタ161の検知温度遷移グラフを図6(b)に示す。このときのT2は1.0秒、T3からT1までは0.2秒である。図6(b)のように、加圧状態P2に達した後にヒータ131への電力供給を開始するため、移行期間中T2分だけ電力供給の開始が遅れ、立ち上げ時間T4が実施例1よりも余計に掛かってしまい、8.0秒であった。
(実施例2)
初期投入電力を実施例1よりも多い最大1200Wとし、それ以外は実施例1と同じ構成とする。図7に実施例2の定着装置の圧力状態と電力制御タイミング図を示す。実施例1と同じく、図7(a)のように加圧状態P2に達した後にヒータ131への電力供給を開始する。
このときのヒータ131の裏面側にあるサブサーミスタ161の検知温度遷移グラフを図7(b)に示す。実施例2では初期投入電力が実施例1よりも多い為、図7(b)のように、サブサーミスタ161での検知温度は実施例1よりも急激に上昇する。そのため、移行期間中T2ではヒータ131の温度上限値を超えないように供給電力が制御された。加圧状態P2に達すると、移行期間中での温度上限値から定着処理時の目標温度へと移行する。実施例2では投入電力が多かった為、立ち上げ時間T4は4.0秒であった。
また、本実施例ではヒータ131が室温の状態からの動作について説明したが、ヒータ131が暖まっている状態においても、圧力解除状態P1から同様の制御で立ち上げることが出来る。一方、定着装置が加圧状態P2の時にプリント信号が入力された場合は、ヒータ131への通電開始時から最大電力1200Wを投入してもよい。
以上、本実施例のように、画像形成装置にプリント開始の信号が入力され、電力制御部で圧力解除状態から加圧状態に達する前の移行期間中にヒータへの電力供給を開始し、この移行期間中のヒータの温度が一定の温度よりも高くなってしまわないように、供給電力を制御することにより、ヒータ割れを防止し立ち上げ時間をより速くすることが出来る画像形成装置を得られた。
101 定着ニップ
130 定着ベルト
131 ヒータ
150 圧力変更機構
152 カム部材
153 加圧板
154 圧縮バネ
160 メインサーミスタ
161 サブサーミスタ
200 加熱ユニット
201 加圧ローラ

Claims (3)

  1. 記録材に未定着画像を形成する画像形成部と、
    エンドレスベルトと、前記エンドレスベルトの内面に接触するヒータと、前記エンドレスベルトを介して前記ヒータと共に記録材を挟持搬送する定着ニップ部を形成する加圧ローラと、前記定着ニップ部に定着処理時の圧力を掛ける加圧状態と前記定着ニップ部に掛かる圧力を解除した圧力解除状態に切り換える圧力変更機構と、を有する定着部と、
    前記ヒータへ供給する電力を制御する電力制御部と、
    を有する画像形成装置において、
    プリント信号が入力して前記圧力解除状態から前記加圧状態へ移行する場合、前記電力制御部は、前記加圧状態に達する前の移行期間中に前記ヒータへの電力供給を開始し、この移行期間中の前記ヒータの温度が一定の温度以上とならないように前記ヒータへの供給電力を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記エンドレスベルトは、前記定着ニップ部で働く摩擦力により前記加圧ローラに従動して回転駆動されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記プリント信号が入力されると直ちに前記圧力解除状態から前記加圧状態へ移行を開始することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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