JP2012107950A - 自動車衝突模擬試験装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車衝突模擬試験装置において、再現性を向上可能とする。
【解決手段】供試体16を搭載可能なスレッド15を水平な前後方向に沿って移動自在に支持し、トーボード22をこのスレッド15の前部に回動自在に支持すると共に、加速度装置としての発射装置23によりトーボード22に対して加速度を付与可能に構成し、スレッド15における左右方向の中心位置が重心位置となるようにトーボード22及び発射装置23の構成部材を配置する。
【選択図】図4

Description

本発明は、自動車を破壊することなく衝突時に客室に発生する加速度を再現し、二次衝突による乗員の傷害度合いを再現する自動車衝突模擬試験装置に関するものである。
一般に、自動車の衝突試験は、クラッシュ量や客室の残存空間量などの物理量と乗員傷害値とを評価するための実車衝突試験があるが、実車にダミーを乗せて所定速度でバリヤに衝突させる方法は破壊試験であり、非常にコストを要する。そのため、ダミーやエアバッグ等を搭載したホワイトボディ、模擬車体等を台車上に取付け、この台車に対して実車衝突時とほぼ同様の加速度を与えることで、供試体に作用する衝撃度を非破壊的に再現して乗員傷害値を評価し、エアバッグなどの安全装置を開発するための自動車衝突模擬試験が行われる。
このような自動車衝突模擬試験装置としては、例えば、下記特許文献1、2に記載されたものがある。この各特許文献に記載された荷重負荷試験方法では、スレッド上に座席を固定してダミーを座らせ、このダミーの足が載るトーボードをトーボード支持台に回動自在に支持すると共に、油圧シリンダ(トーボード駆動装置)により前側を上下に傾動可能とし、また、トーボード支持台を案内部材によりスライド自在に支持すると共に、油圧シリンダ(トーボード駆動装置)により前後に移動可能としている。従って、自動車のイントルージョン試験を行う場合、実際の自動車の衝突データに基づいてトーボード駆動装置を制御し、トーボードの傾動や移動を行っている。
特開2002−062230号公報 米国特許第7415903号明細書
上述した従来の自動車衝突模擬試験装置にあっては、スレッド上に座席を固定してダミーを座らせ、その前方にトーボードを移動自在及び回動自在に支持すると共に、トーボード駆動装置を搭載している。このトーボード駆動装置は、2つの油圧シリンダ、ポンプ、アキュムレータなどから構成され、非常に重い構造体となっている。そのため、スレッド上における油圧シリンダ、ポンプ、アキュムレータなどの配置構成により重量バランスがくずれ、自動車衝突模擬試験時に、スレッドが実際の衝突時とは異なる動作を行い、再現性が低下してしまうおそれがある。
本発明は上述した課題を解決するものであり、再現性を向上可能とする自動車衝突模擬試験装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の自動車衝突模擬試験装置は、水平な前後方向に沿って移動自在に支持されて供試体を搭載可能なスレッドと、該スレッドの前部における水平な左右方向に沿う軸心により回動自在に支持されるトーボードと、前記トーボードに加速度を付与する加速度装置と、を備え、前記スレッドにおける左右方向の中心位置が重心位置となるように前記トーボード及び前記加速度装置の構成部材が配置される、ことを特徴とするものである。
従って、スレッド上にて、左右方向の中心位置が重心位置となるようにトーボードと加速度装置の構成部材が配置されることで、スレッドの移動時にバランスが崩れることはなく、自動車衝突模擬試験における再現性を向上することができる。
本発明の自動車衝突模擬試験装置では、前記加速度装置は、流体シリンダと、該流体シリンダに連通するアキュムレータと、前記流体シリンダから排出される流体を収容する収容タンクとを有し、前記トーボード及び前記流体シリンダが前記スレッドにおける左右方向の一方側に配置され、前記アキュムレータ及び前記収容タンクが前記スレッドにおける左右方向の他方側に配置されることを特徴としている。
従って、トーボード及び流体シリンダと、アキュムレータ及び収容タンクとをスレッドの左右に配置することで、容易にスレッドの左右バランスを適正に設定することができる。
本発明の自動車衝突模擬試験装置では、前記供試体はホワイトボディであり、該ホワイトボディの運転席側に前記トーボード及び前記流体シリンダが配置され、助手席側に前記アキュムレータ及び前記収容タンクが配置されることを特徴としている。
従って、運転席と助手席の配置に拘わらず、スレッドの左右バランスを適正に設定することができる。
本発明の自動車衝突模擬試験装置によれば、スレッドの左右方向の中心位置が重心位置となるようにトーボードと加速度装置の構成部材を配置するので、スレッドの移動時にバランスが崩れることはなく、自動車衝突模擬試験における再現性を向上することができる。
図1は、本発明の一実施例に係る自動車衝突模擬試験装置を表す側面図である。 図2は、本実施例の自動車衝突模擬試験装置を表す平面図である。 図3は、本実施例の自動車衝突模擬試験装置におけるイントルージョン試験装置を表す概略側面図である。 図4は、本実施例の自動車衝突模擬試験装置におけるイントルージョン試験装置を表す概略平面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動車衝突模擬試験装置の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施例に係る自動車衝突模擬試験装置を表す側面図、図2は、本実施例の自動車衝突模擬試験装置を表す平面図、図3は、本実施例の自動車衝突模擬試験装置におけるイントルージョン試験装置を表す概略側面図、図4は、本実施例の自動車衝突模擬試験装置におけるイントルージョン試験装置を表す概略平面図である。
実施例1の自動車衝突模擬試験装置において、図1及び図2に示すように、スレッド15は、所定厚さを有する板材を有する骨組材であって、平面視が前後方向(図1及び図2にて、左右方向)に長い矩形状をなしている。床面12には、所定間隔を有して左右一対のレール13a,13bが前後方向に沿って付設されており、スレッド15が下面に固定されたスライダ14a,14bを介してレール13a,13bに沿って前後移動自在に支持されている。
また、スレッド15は、上面に供試体16を搭載可能となっている。この供試体16は、本実施例では、骨格のみを有する自動車、所謂、ホワイトボディであって、シート16a、ステアリング16b、エアバッグ16cなどの装備品が装着されると共に、ダミー16dが装着されている。この供試体16は、スレッド15における所定の位置に載置され、図示しない固定具により固定される。
なお、ここで、供試体16は、ホワイトボディであり、シート16a、ステアリング16b、エアバッグ16c、ダミー16dを含むものであるが、ホワイトボディ、シート16a、ステアリング16b、エアバッグ16c、ダミー16dを単体で供試体と称する場合もある。
また、本実施例にて、供試体16は、スレッド15上に搭載されることから、この供試体16である自動車の前方(図1及び図2にて、左方向)をスレッド15の前方とし、供試体16である自動車の後方(図1及び図2にて、右方向)をスレッド15の後方として説明する。また、供試体16である自動車の側方、つまり、左右方向(図1及び図2にて、上方向及び下方向)をスレッド15の側方、つまり、左右方向として説明する。
本実施例の自動車衝突模擬試験装置にて、スレッド15の前方側の床面12には、スレッド15に対して後方加速度を付与するスレッド加速度装置としての発射装置17が設置されている。この発射装置17は、油圧制御(または、空圧制御、摩擦制御など)されることで、スレッド15側に打ち出されるピストン17aを有している。そのため、発射装置17は、ピストン17aの先端がスレッド15の前端に接触した状態で、ピストン17aを打ち出すことで、このスレッド15に対して後方への衝撃力、つまり、加速度を与えることができる。即ち、発射装置17によりスレッド15に後方加速度を付与することは、スレッド15上の供試体16が前面衝突したときに後方加速度を受けることと同様の形態となり、模擬的に自動車衝突を発生させることができる。
また、スレッド15上の前部には、供試体16の前方に位置してイントルージョン装置21が設けられている。このイントルージョン装置21は、図3及び図4に示すように、トーボード22とトーボード加速度装置としての発射装置23とを有している。そして、この発射装置23は、油圧シリンダ(流体シリンダ)24と、アキュムレータ25と、収容タンク26とから構成されている。
即ち、スレッド15上には、取付台31が固定され、この取付台31にブラケッド32により支持軸33が装着されている。この支持軸33は、スレッド15の移動方向である前後方向に直交する水平な左右方向に沿って配置されている。
トーボード22は、中間部が所定角度で折り曲げられた板形状をなし、折り曲げ部となる中間部が支持軸33により回動自在に支持されている。このトーボード22は、スレッド15の前方側にある傾斜部22aと、スレッド15の後方側にある水平部22bとを有しており、傾斜部22aと水平部22bが中間部で連結される一体形状となっている。傾斜部22aは、中間部(支持軸33)からスレッド15の前上方側に延出され、スレッド15の上面に対して所定角度に設定されている。一方、水平部22bは、中間部(支持軸33)からスレッド15の後方側に延出され、スレッド15の上面と略平行に設定されている。
スレッド15上には、トーボード22の前方に位置して、発射装置23が配置されている。この発射装置23は、油圧制御(または、空圧制御、摩擦制御など)可能となっている。油圧シリンダ24は、油圧制御されることで、トーボード22側に打ち出されるピストン24aを有している。そして、この油圧シリンダ24は、基端部がスレッド15上に固定された固定ブロック34に連結ピン35により回動自在に連結され、ピストン24aの先端部がトーボード22における傾斜部22aの先端部に連結ピン36により回動自在に連結されている。
アキュムレータ25は、図示しない油圧ポンプにより内部に高圧油を蓄圧可能である。油圧シリンダ24は、ピストン24aにより内部が前後の2室に区画され、アキュムレータ25は配管37により後方室に連結されている。収容タンク26は、油圧シリンダ24の作動後に排出された油を回収可能である。この収容タンク26は、配管38により油圧シリンダ24の前方室に連結されており、配管38と油圧シリンダ24の前方室との間にサーボ弁39が設けられている。
従って、サーボ弁39を閉止した状態で、油圧ポンプによりアキュムレータ25に油を供給し、アキュムレータ25、配管37、油圧シリンダ24の後方室(前方室)を所定の高圧状態とし、油圧ポンプを取り外す。この状態で、サーボ弁39を開放すると、油圧シリンダ24の前方室の油が配管38を通って収容タンク26に回収されることで、ピストン24aを前方(トーボード22側)に打ち出すことができる。
そのため、発射装置23は、油圧シリンダ24のピストン24aを打ち出すことで、このトーボード22に対して後方へ回動する衝撃力、つまり、加速度を与えることができる。即ち、発射装置23は、トーボード22に対して、傾斜部22aの先端部が後方に移動する共に、水平部22bの先端部が下方に移動するような回転力を付与することができる。
この発射装置23は、発射装置17によりスレッド15に後方加速度を付与するときに同時に作動し、トーボード22に後方加速度を付与する。つまり、発射装置17によりスレッド15に加速度を付与し、スレッド15上の供試体16が前面衝突したときに後方加速度を受けたとき、発射装置23によりトーボード22に加速度を付与することで、スレッド15上のトーボード22が前面衝突による後方加速度(変形)を受けたことと同様の形態となり、模擬的に自動車衝突を発生させることができる。
この場合、イントルージョン装置21にて、スレッド15における左右方向の中心位置Cが重心位置となるように、トーボード22及び発射装置23の構成部材が配置されている。この発射装置23の構成部材としては、少なくとも、油圧シリンダ24とアキュムレータ25と収容タンク26とがある。そして、トーボード22及び油圧シリンダ24がスレッド15における左右方向の一方側(図4にて上側)に配置され、アキュムレータ25及び収容タンク26がスレッド15における左右方向の他方側(図4にて下側)に配置されている。
なお、本実施例では、スレッド15上には、供試体16としてホワイトボディが搭載されており、このホワイトボディの運転席側にトーボード22及び油圧シリンダ24が配置され、助手席側にアキュムレータ25及び収容タンク26が配置されている。
ここで、上述した本実施例の自動車衝突模擬試験装置の作動について説明する。
本実施例の自動車衝突模擬試験装置により自動車衝突試験を実施する場合、事前に、スレッド15やトーボード22の設計データ(重量や重心位置など)、実車衝突試験で得られた衝突時間に対する加速度変化の各データから、この加速度の時間的変化(波形)を再現できるように、発射装置17,23におけるピストン17a,24aの打ち出し力、スレッド15上の供試体16の位置を所定値に設定しておく。
そして、まず、図1乃至図4に示すように、発射装置17を油圧制御することで、ピストン17aを打ち出し、停止状態にあるスレッド15に対して目標前後加速度(スレッド15、供試体16における後方加速度)を与え、衝突時を模擬する加速度を供試体16に与える。すると、スレッド15は、与えられた目標前後加速度に伴って所定距離だけ後方に移動する。
また、発射装置17と同時にイントルージョン装置21の発射装置23を油圧制御することで、油圧シリンダ24のピストン24aを打ち出し、停止状態にあるトーボード22に対して目標前後加速度(トーボード22における後方加速度)を与え、衝突時を模擬する加速度をトーボード22に与える。すると、トーボード22は、与えられた目標前後加速度に伴って所定角度だけ後方に回動する。
このように本実施例の自動車衝突模擬試験装置にあっては、供試体16を搭載可能なスレッド15を水平な前後方向に沿って移動自在に支持し、トーボード22をこのスレッド15の前部に回動自在に支持すると共に、発射装置23によりトーボード22に対して加速度を付与可能に構成し、スレッド15における左右方向の中心位置Cが重心位置となるようにトーボード22及び発射装置23の構成部材を配置している。
従って、スレッド15上にて、左右方向の中心位置Cが重心位置となるようにトーボード22と発射装置23の構成部材を配置することで、スレッド15の移動時にバランスが崩れることはなく、自動車衝突模擬試験における再現性を向上することができる。
また、本実施例の自動車衝突模擬試験装置では、発射装置23として、油圧シリンダ24と、この油圧シリンダ24に連通するアキュムレータ25と、油圧シリンダ24から排出される流体を収容する収容タンク26とを設け、トーボード22及び油圧シリンダ24をスレッド15における左右方向の一方側に配置し、アキュムレータ25及び収容タンク26をスレッド15における左右方向の他方側に配置している。従って、トーボード22及び油圧シリンダ24と、アキュムレータ25及び収容タンク26とをスレッド15の左右に配置することで、容易にスレッド15の左右における重量バランスを適正に設定することができる。
また、本実施例の自動車衝突模擬試験装置では供試体16はホワイトボディとし、ホワイトボディの運転席側にトーボード22及び油圧シリンダ24を配置し、助手席側にアキュムレータ25及び収容タンク26が配置している。従って、運転席と助手席の配置に拘わらず、スレッド15の左右における重量バランスを適正に設定することができる。
なお、上述した本実施例の自動車衝突模擬試験装置では、ホワイトボディの右側を運転席とし、左側を助手席としたことで、スレッド15における右側にトーボード22及び油圧シリンダ24を配置し、スレッド15における左側にアキュムレータ25及び収容タンク26を配置したが、ホワイトボディの左側を運転席とし、右側を助手席とした場合、スレッド15における左側にトーボード22及び油圧シリンダ24を配置し、スレッド15における右側にアキュムレータ25及び収容タンク26を配置すればよい。
また、上述した実施例の本自動車衝突模擬試験装置では、スレッド15における一方にトーボード22及び油圧シリンダ24を配置し、スレッド15の他方にアキュムレータ25及び収容タンク26を配置したが、この組み合わせに限定されるものではない。即ち、スレッド15における左右の重量バランスは、トーボード22及び発射装置23の構成部材における重量と、中心位置Cからの距離であることから、この距離を調整することで、最も適正な組み合わせを選択すればよい。
また、イントルージョン装置21にて、発射装置23における油圧シリンダ24のピストン24aの先端部をトーボード22に連結したが、発射装置17のように、ピストン24aの先端部をトーボード22に突き当てるようにしてもよい。
本発明に係る自動車衝突模擬試験装置は、スレッドにおける左右方向の中心位置が重心位置となるようにトーボード及び加速度装置の構成部材を配置することで、自動車衝突模擬試験の再現性を向上可能とするものであり、スレッドが一方向に加減速する通常の前面衝突用のスレッドだけでなく、回転運動を伴うピッチング用スレッドやヨーイング用スレッドなどいずれの自動車衝突模擬試験装置にも適用することができる。
12 床面
15 スレッド
16 供試体
17 発射装置(スレッド加速度装置)
21 イントルージョン装置
22 トーボード
23 発射装置(トーボード加速度装置)
24 油圧シリンダ
25 アキュムレータ
26 収容タンク
33 支持軸
37,38 配管
39 サーボ弁

Claims (3)

  1. 水平な前後方向に沿って移動自在に支持されて供試体を搭載可能なスレッドと、
    該スレッドの前部における水平な左右方向に沿う軸心により回動自在に支持されるトーボードと、
    前記トーボードに加速度を付与する加速度装置と、
    を備え、
    前記スレッドにおける左右方向の中心位置が重心位置となるように前記トーボード及び前記加速度装置の構成部材が配置される、
    ことを特徴とする自動車衝突模擬試験装置。
  2. 前記加速度装置は、流体シリンダと、該流体シリンダに連通するアキュムレータと、前記流体シリンダから排出される流体を収容する収容タンクとを有し、前記トーボード及び前記流体シリンダが前記スレッドにおける左右方向の一方側に配置され、前記アキュムレータ及び前記収容タンクが前記スレッドにおける左右方向の他方側に配置されることを特徴とする請求項1に記載の自動車衝突模擬試験装置。
  3. 前記供試体はホワイトボディであり、該ホワイトボディの運転席側に前記トーボード及び前記流体シリンダが配置され、助手席側に前記アキュムレータ及び前記収容タンクが配置されることを特徴とする請求項2に記載の自動車衝突模擬試験装置。
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