JP2012106867A - ラベル剥離装置 - Google Patents
ラベル剥離装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012106867A JP2012106867A JP2012041549A JP2012041549A JP2012106867A JP 2012106867 A JP2012106867 A JP 2012106867A JP 2012041549 A JP2012041549 A JP 2012041549A JP 2012041549 A JP2012041549 A JP 2012041549A JP 2012106867 A JP2012106867 A JP 2012106867A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- pressing roller
- label peeling
- roller
- mount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Abstract
【解決手段】ラベルと台紙とを剥離して搬送するラベル剥離装置において、台紙を搬送する搬送ローラと、前記搬送ローラの下流に設けられ、搬送された台紙を屈曲させるラベル剥離部と、回動可能に設けられた開閉カバーと、前記開閉カバーに設けられ、前記開閉カバーが閉じられたとき、前記ラベル剥離部の下流で前記台紙を挟んで前記搬送ローラに押し付けられる押付ローラとを有し、前記開閉カバーを閉じる動作に伴い、前記ラベル剥離部と前記押付ローラとの間で前記台紙が張られるとともに、前記ラベル剥離部が前記押付ローラから離間する方向へ移動するようにした。
【選択図】 図1
Description
ロール状の印字媒体を保持するロール紙ホルダ105は、印字媒体の幅によって走査方向に移動調節可能で、印字媒体が巻かれている芯に、ロール紙ホルダ105のボス部を嵌合させ保持している。
そのため、ラベルプリンタにおいては、図21および図22に示すように台紙111とラベル112とを剥離するためのラベル剥離装置120が設けられている。
一方、台紙111は、剥離部材107によりラベル112に対して屈曲されるとともに押付ローラ108によりプラテンローラ104に押し付けられた状態で、台紙用の排出経路に沿って装置外へ搬送される。
このようにして従来のラベル剥離装置は、印字したラベルを台紙から剥離するようにしている。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、ラベル紙の装填時におけるラベル紙の引張力が弱い場合であっても台紙から確実にラベルを剥離できるようにすることを目的とする。
図1において、20はラベルプリンタであり、図示しないラベル紙ホルダに装填された長尺帯状の台紙(剥離紙)上に所定の長さのラベルが一定間隔で貼り付けられているラベル連続体である印字媒体としてのラベル紙を搬送しながらそのラベルに印刷し、印刷後のラベルと台紙とを剥離して装置外へ搬送して排出するものである。
30はラベル剥離装置としてのラベル剥離機構であり、印刷後のラベルと台紙とを剥離して搬送する部位である。
なお、ラベル紙から剥離されたラベルはフロントカバ2の上部と筐体13との間に形成された開口部から排出され、ラベルが剥離された台紙はフロントカバ2の下部と筐体13との間に形成された開口部から装置外へ排出される。
ラベル紙への印字は、サーマルヘッド11の長手方向へ配置された図示せぬ発熱素子へ、画像データ等に応じたエネルギを印加することによって発熱させ、直接又はインクリボンを介して間接的に行う。
図2、図3、および図4は第1の実施例におけるラベル剥離装置の概略断面説明図であり、それぞれの図は第1の実施例におけるラベル剥離装置の動作を示している。
図2は、サーマルヘッド11とプラテンローラ3との間にラベル紙12を挟み、ラベル紙12を保持させ、印字する為のラベル紙12のセットが終了した後に、ラベル剥離機構へのラベル紙12をセットするためにフロントカバ2を開いた状態を示している。
この状態でフロントカバ2を、軸7を中心に図中矢印Aが示す方向に回転させ、閉じようとすると筐体13に形成されたギア面10と噛合うギア5が軸6を中心に図中矢印Bが示す方向に回転する。
押付ローラ1は、ラベル紙12に対し押付ける方向(図中矢印Dが示す方向)に力を働かせると共に、ラベル紙12のコシによる図中矢印Eが示す方向の反力によって、ラベル紙12との間に摩擦力を生じさせる。
なお、上述した第1の実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
印字媒体をセットする際に開閉するフロントカバ2には、押付ローラ1、押付ローラ1を回転可能に支持する軸6、軸6を支持するための孔14、軸6を案内するガイド15、および傾斜面が形成されたカム部2aが取り付けられて構成される。
また、ブッシュ17に回転可能に取付けられた剥離部材4は、トーションスプリング16によって印刷媒体の搬送方向における下流方向に付勢されている。
図9において、押付ローラの軸6の端部には、略D形状を成すようにDカット部6aが形成されている。
図11、図12および図13は第2の実施例におけるラベル剥離装置の動作の説明図である。
図11は、フロントカバ2を開き、ラベル紙をセットする状態を示している。図11において、ブッシュ17に回転可能に取り付けられた剥離部材4は、トーションスプリング12によって矢印Hが示す方向に付勢され、また押付ローラ1の軸6は、押しバネ19によって付勢され、孔14の平面部14aと軸6のDカット部6aとが当接し、回転しない状態になっている。
このときも押付ローラ1は、軸6のDカット部6aが、押しバネ19によって、フロントカバ2の孔14の平面部14aに押し付けられているため、回転することはない。
図14は、印字する為にサーマルヘッド11とプラテンローラ3の間にラベル紙12がセットされた後に、ラベル剥離機構にラベル紙12をセットする為に、フロントカバ2が開けられた状態を示している。
図15において、フロントカバ2のカム部2aと剥離部材4の突起18が当接し、剥離部材4は図中矢印Mが示す方向へ回転し始めている。
このときラベル紙12は、剥離部材4の回転によって上昇はしているが、押付ローラ1と接触していないので引っ張られていない状態である。
このとき、回転しない押付ローラ1とラベル紙12とが接触し、この接触による摩擦力と、剥離部材4が押付ローラ1から離間する図中矢印Mの方向に回転する力とにより、また剥離部材4が押付ローラ1から離間する方向へ移動することにより、押付ローラ1と剥離部材4との間でラベル紙12が引っ張られ、その弛みが除去される。
このときも前述の通り、回転しない押付ローラ1と剥離部材4の間のラベル紙12の弛みが除去される。
図19は、完全にフロントカバ2を閉じ、ラベル剥離機構へのラベル紙12のセットを終了した状態を示している。
また、押付ローラ1とプラテンローラ3とが当接して干渉し、軸6のDカット部6aと孔14の平面部14aとが離間し、押付ローラ1は回転可能になる。このように押付ローラ1が従動ローラと化すことによって、押付ローラ1およびプラテンローラ3はラベル紙12を排出する働きをする。
また、第1の実施例の構成に、第2の実施例の構成であるフロントカバの閉動作に伴って印刷媒体に当接しながら押付ローラから離間する方向へ回動する剥離部材を組み合わせることも可能である。
2 フロントカバ
3 プラテンローラ
4 剥離部材
5 ギア
6、7 軸
8 プラテン軸
9 溝
10 ギア面
11 サーマルヘッド
12 ラベル紙
13 筐体
14 孔
15 ガイド
16 トーションスプリング
17 ブッシュ
18 突起
19 押しバネ
20 ラベルプリンタ
30 ラベル剥離機構
Claims (3)
- ラベルと台紙とを剥離して搬送するラベル剥離装置において、
台紙を搬送する搬送ローラと、
前記搬送ローラの下流に設けられ、搬送された台紙を屈曲させるラベル剥離部と、
回動可能に設けられた開閉カバーと、
前記開閉カバーに設けられ、前記開閉カバーが閉じられたとき、前記ラベル剥離部の下流で前記台紙を挟んで前記搬送ローラに押し付けられる押付ローラとを有し、
前記開閉カバーを閉じる動作に伴い、前記ラベル剥離部が前記押付ローラから離間する方向へ移動して前記ラベル剥離部と前記押付ローラとの間で前記台紙が張られることを特徴とするラベル剥離装置。 - 請求項1のラベル剥離装置において、
前記ラベル剥離部は、前記搬送ローラと同軸に回動可能に設けられ支持部材で支持され、該支持部材に形成された突起が前記開閉カバーに設けられたカム部に当接し、移動することを特徴とするラベル剥離装置。 - 請求項2のラベル剥離装置において、
前記カム部は、前記押付ローラの軸を支持し、端部に平面部が形成された長孔を備え、
前記押付ローラの軸は、端部にDカット部が形成され、該Dカット部が前記平面部に当接する方向へ付勢手段により付勢され、
前記開閉カバーを閉じるときは、前記Dカット部と前記平面部とを当接させて前記押付ローラの回転を規制し、
前記開閉カバーを閉じたときは、前記押付ローラが前記搬送ローラと当接することにより前記押付ローラの軸が移動して前記Dカット部と前記平面部との当接を解除し、前記押付ローラを回転可能にすることを特徴とするラベル剥離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012041549A JP5613703B2 (ja) | 2012-02-28 | 2012-02-28 | ラベル剥離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012041549A JP5613703B2 (ja) | 2012-02-28 | 2012-02-28 | ラベル剥離装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010049851A Division JP5039805B2 (ja) | 2010-03-05 | 2010-03-05 | ラベルプリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012106867A true JP2012106867A (ja) | 2012-06-07 |
JP5613703B2 JP5613703B2 (ja) | 2014-10-29 |
Family
ID=46492946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012041549A Expired - Fee Related JP5613703B2 (ja) | 2012-02-28 | 2012-02-28 | ラベル剥離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5613703B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014226867A (ja) * | 2013-05-24 | 2014-12-08 | ブラザー工業株式会社 | 印刷装置 |
JP2015229256A (ja) * | 2014-06-04 | 2015-12-21 | サトーホールディングス株式会社 | ラベルプリンタ |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001018936A (ja) * | 1999-07-01 | 2001-01-23 | Citizen Watch Co Ltd | ラベルプリンタ |
JP2004115041A (ja) * | 2002-09-25 | 2004-04-15 | Sii P & S Inc | ラベル連続体のラベル剥離機構とその機構を用いたラベルプリンタ装置 |
US20060151118A1 (en) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Shoichi Murata | Printer |
JP2007099412A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Sato Corp | 剥離装置 |
JP2007145527A (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-14 | Seiko Epson Corp | ラベル剥離機構およびラベルプリンタ |
-
2012
- 2012-02-28 JP JP2012041549A patent/JP5613703B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001018936A (ja) * | 1999-07-01 | 2001-01-23 | Citizen Watch Co Ltd | ラベルプリンタ |
JP2004115041A (ja) * | 2002-09-25 | 2004-04-15 | Sii P & S Inc | ラベル連続体のラベル剥離機構とその機構を用いたラベルプリンタ装置 |
US20060151118A1 (en) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Shoichi Murata | Printer |
JP2007099412A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Sato Corp | 剥離装置 |
JP2007145527A (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-14 | Seiko Epson Corp | ラベル剥離機構およびラベルプリンタ |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014226867A (ja) * | 2013-05-24 | 2014-12-08 | ブラザー工業株式会社 | 印刷装置 |
JP2015229256A (ja) * | 2014-06-04 | 2015-12-21 | サトーホールディングス株式会社 | ラベルプリンタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5613703B2 (ja) | 2014-10-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5039805B2 (ja) | ラベルプリンタ | |
KR101926192B1 (ko) | 인쇄 헤드 및 프린터, 및 프린터의 제어 방법 | |
JP2007126230A (ja) | 熱転写プリンタ | |
JP4487934B2 (ja) | 付箋紙プリンタ | |
JP2007301869A (ja) | プリンタ | |
JP3404226B2 (ja) | ラベル剥離装置 | |
JP5613703B2 (ja) | ラベル剥離装置 | |
JP2010184395A (ja) | ラベルプリンタ | |
JP4606305B2 (ja) | ラベルプリンタ | |
JP5671820B2 (ja) | 記録装置 | |
JP3613208B2 (ja) | 付箋紙プリンタ | |
JP2010076137A (ja) | プリンタ | |
JP2008030825A (ja) | ラベル発行装置 | |
JP2006264238A (ja) | 画像形成方法および画像形成装置 | |
US9205692B2 (en) | Ink ribbon cassette and printing device | |
JP4576275B2 (ja) | リボンカセット装置 | |
JP2007125741A (ja) | 熱転写プリンタ | |
JP6324062B2 (ja) | プリンタ | |
JP2018002210A (ja) | 剥離装置およびインクジェットプリンター | |
JP4417739B2 (ja) | ロール状印字用紙搬送装置 | |
JP2009179009A (ja) | サーマルプリンタ | |
JP2009078883A (ja) | 印刷装置 | |
JP5888398B2 (ja) | 記録装置 | |
JPH02158541A (ja) | 紙送り装置 | |
JP2001048142A (ja) | ラベルプリンタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130521 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130719 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140204 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140306 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140812 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140908 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5613703 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |