JP2012104380A - ワイヤハーネス分岐部の保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】テープ巻きを含めた配索作業がしやすく、しかも配索した状態を車両搭載段階まで保持することができ、更にスペース効率の向上が図れるワイヤハーネス分岐部の保持具を提供する。
【解決手段】ワイヤハーネスの幹線W1から該幹線に交差する方向に分岐線W2を分岐させたワイヤハーネス分岐部の保持具であって、幹線をガイドする幹線ガイド部12と、分岐線のうちの最小曲げ半径の制限された特殊線Wtを幹線に対し交差する方向に湾曲させながらガイドする特殊線分岐ガイド部13とを有し、特殊線分岐ガイド部13が、特殊線を所定の曲率半径で湾曲させながらガイドする円弧状の板壁によって構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワイヤハーネスの幹線から該幹線に交差する方向に分岐線を分岐させたワイヤハーネス分岐部の保持具に係り、特に分岐線の中に最小曲げ半径の制限された特殊線(同軸ケーブル、光ケーブル、チューブ、ツイスト線、ワイヤロープなど)が含まれている場合のワイヤハーネス分岐部の保持具に関するものである。
ワイヤハーネスの幹線から分岐線を引き出す場合、通常、幹線に含まれている電線(分岐しようとする電線)を幹線に交差する方向(例えば、幹線に垂直な方向)に曲げながら引き出している。そのようなT字状のワイヤハーネス分岐部を製造する場合、一般的には、布線板と布線治具を用いて電線を配索している(例えば、特許文献1参照)。
図10はT字状のワイヤハーネス分岐部の配索状況を示す平面図である。
布線板上に立設された布線治具には、幹線W1を支持すると共に分岐線W2を支持することができるように3本の円柱状の支柱207、208、208が設けられており、支柱207、208、208間の経路に沿って幹線W1と分岐線W2とをT字状に配索している。
ところで、この分岐線W2の中に、通常の柔軟性のある電線Wsよりも最小曲げ半径が大きめの寸法(例えば、自己径の数倍)に制限された特殊線Wtが含まれているような場合、これらの特殊線Wtは最小曲げ半径(曲げRともいう)を確保しながら曲げる必要があるので(そうしないと、性能保証ができない等のため)、図11に示すように、特別な曲率の治具210を布線板に新たに取り付けて配索を行っている。
特開2006−252965号公報
しかし、通常の布線治具の他に新たな治具210を取り付けて配索する場合、分岐部に治具が密集し、テープ巻き作業がしにくくなるという問題がある。また、特殊線Wtの最小曲げ半径は大きいため、その状態を維持するようなテープ巻きが難しいという問題もある。
更に、布線板上で所定の最小曲げ半径を確保しながら配索してテープ巻きを行った場合であっても、最終的に車両等へ組み付けるまでの途中の段階で曲げ半径が最小曲げ半径よりも小さくなるようなことがあると、性能に支障が出るおそれがあった。また、車両搭載時において、ワイヤハーネスの製造上の寸法公差の影響で、搭載スペースを必要以上に大きめに確保しなくてはならないこともあった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、テープ巻きを含めた配索作業がしやすく、しかも配索した状態を車両搭載段階まで保持することができ、更にスペース効率の向上が図れるワイヤハーネス分岐部の保持具を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) ワイヤハーネスの幹線から該幹線に交差する方向に分岐線を分岐させたワイヤハーネス分岐部の保持具であって、
前記幹線をガイドする幹線ガイド部と、前記分岐線のうちの最小曲げ半径の制限された特殊線を前記幹線に対し交差する方向に湾曲させながらガイドする特殊線分岐ガイド部と、を有し、
前記特殊線分岐ガイド部が、前記特殊線を所定の曲率半径で湾曲させながらガイドする、外から見て凹状の円弧壁によって構成されていることを特徴とするワイヤハーネス分岐部の保持具。
(2) 前記幹線ガイド部に対して交差する線の両側に、最小曲げ半径が等しくなるように前記特殊線をガイドする前記特殊線分岐ガイド部が設けられていることを特徴とする上記(1)に記載のワイヤハーネス分岐部の保持具。
(3) 前記円弧壁が、基板の上面に垂設された円弧状の板壁の内面又は外面の少なくとも一方により構成されていることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のワイヤハーネス分岐部の保持具。
(4) 前記円弧壁が、基板の上面に垂設された円弧状の板壁の内面により構成され、前記基板に、前記円弧状の板壁の内面に沿って配索される前記特殊線の前記内面から離れる方向への移動を防止する部材又はその部材の装着部が設けられていることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれか一つに記載のワイヤハーネス分岐部の保持具。
(5) 前記幹線ガイド部と、前記特殊線分岐ガイド部と、を有する基板を備え、
前記特殊線分岐ガイド部の前記円弧壁は、前記基板に設けられて円弧状の経路に沿って延びる溝の壁面により構成されていることを特徴とする上記(1)に記載のワイヤハーネス分岐部の保持具。
(6) 前記基板に、前記分岐線のうちの特殊線以外の通常線をガイドする通常線分岐ガイド部としての直線状の溝が設けられていることを特徴とする上記(5)に記載のワイヤハーネス分岐部の保持具。
(7) 互いに板面を合わせることで前記基板を構成する下面板と上面板とを有し、
前記下面板と上面板には、該下面板と上面板を合わせた際に、前記幹線ガイド部としての経路を構成する幹線ガイド溝と、前記特殊線分岐ガイド部としての経路を構成する特殊線分岐ガイド溝とがそれぞれ形成されており、
前記下面板の特殊線分岐ガイド溝は、該特殊線分岐ガイド溝に沿って形成されたV字状凹部の最低部に形成され、
前記上面板の特殊線分岐ガイド溝は、該特殊線分岐ガイド溝に沿って形成され、且つ、前記下面板と上面板を合わせたときに前記V字状凹部に嵌合する山形凸部の最高部に形成されていることを特徴とする上記(5)又は(6)に記載のワイヤハーネス分岐部の保持具。
(8) 前記基板に、ワイヤハーネスの布線治具の複数の支柱にそれぞれ嵌まることで、布線板上に前記基板を位置決めする貫通孔が設けられていることを特徴とする上記(5)〜(7)のいずれか一つに記載のワイヤハーネス分岐部の保持具。
上記(1)のワイヤハーネス分岐部の保持具によれば、分岐線のうちの最小曲げ半径の制限された特殊線を、幹線に対し交差する方向に湾曲させながらガイドする特殊線分岐ガイド部として円弧壁を有しているので、その円弧壁に沿って同軸ケーブルや光ケーブルなどの特殊線を配索することにより、最小曲げ半径R(アール)を確保しながらの配索が可能となる。
しかも、そのままテープ巻きすることにより、配索したままの状態を最小スペースで保持しておくことができる。従って、テープ巻きを含めた配索作業がしやすくなると共に、車両搭載までの間に配索時の状態が崩れる心配もなく、更に車両への搭載スペースも小さくすることができる。
上記(2)のワイヤハーネス分岐部の保持具によれば、幹線ガイド部に対して交差する線の両側に、最小曲げ半径が等しくなるように前記特殊線をガイドする前記特殊線分岐ガイド部が設けられているので、両方の特殊線分岐ガイド部を用いて2系統の特殊線の分岐が可能となる。
上記(3)のワイヤハーネス分岐部の保持具によれば、円弧壁が、基板の上面に垂設された円弧状の板壁の内面又は外面の少なくとも一方により構成されているので、条件に応じて、円弧状の板壁の内面か、外面か、内面と外面の両方か、を使い分けることができる。
上記(4)のワイヤハーネス分岐部の保持具によれば、円弧壁が、基板の上面に垂設された円弧状の板壁の内面により構成され、基板に、円弧状の板壁の内面に沿って配索される特殊線の前記内面から離れる方向への移動を防止する部材又はその部材の装着部が設けられているので、テープ巻きの際に特殊線が円弧面から離れて最小曲げ半径が確保できなくなるのを防ぐことができる。
上記(5)のワイヤハーネス分岐部の保持具によれば、基板が有する前記特殊線分岐ガイド部の前記円弧壁は、前記基板に設けられて円弧状の経路に沿って延びる溝の壁面により構成されているので、その円弧状の溝に沿って同軸ケーブルや光ケーブルなどの特殊線を配索することにより、最小曲げ半径R(アール)を確保しながらの配索が可能となる。
しかも、そのままテープ巻き等で固定することにより、配索した状態を最小スペースで保持しておくことができる。従って、配索作業がしやすくなると共に、車両搭載までの間に配索時の状態が崩れる心配もなく、更に車両への搭載スペースも小さくすることができる。
上記(6)のワイヤハーネス分岐部の保持具によれば、基板に、分岐線のうちの特殊線以外の通常線をガイドする通常線分岐ガイド部としての直線状の溝が設けられているので、通常線の分岐も同時に無理なく行うことができる。
上記(7)のワイヤハーネス分岐部の保持具によれば、下面板の上でワイヤハーネスを配索し、配索後に、上面板を下面板の上に被せて、上面板と下面板を固定することにより、ワイヤハーネスの分岐部を安定して保持することができる。また、下面板の特殊線分岐ガイド溝をV字状凹部の最低部に形成し、上面板の特殊線分岐ガイド溝を前記下面板のV字状凹部に嵌合する山形凸部の最高部に形成しているので、下面板の上でワイヤハーネスを配索し、配索後に上面板を被せることにより、特殊線をV字状凹部の斜面に沿って特殊線分岐ガイド溝に自然に嵌め込むことができ、特殊線の配索作業がやりやすくなる。
上記(8)のワイヤハーネス分岐部の保持具によれば、基板に、ワイヤハーネスの布線治具の複数の支柱にそれぞれ嵌まることで布線板上に前記基板を位置決めする貫通孔が設けられているので、既存の布線治具を利用しながら、保持具を用いて特殊線を含むワイヤハーネスの配索を行うことができる。
本発明によれば、最小曲げ半径R(アール)を確保しながら特殊線を幹線から分岐させることができる。しかも、そのままテープ巻きすることにより、配索したままの状態を最小スペースで保持しておくことができる。従って、テープ巻きを含めた配索作業がしやすくなると共に、車両搭載までの間に配索時の状態が崩れる心配もなく、更に車両への搭載スペースも小さくすることができる。
本発明の第1実施形態の保持具の構成を示し、(a)は斜視図、(b)は円弧状の板壁の内面をガイド面として特殊線を配索した状態を示す概略平面図、(c)は円弧状の板壁の外面をガイド面として特殊線を配索した状態を示す概略平面図である。 本発明の第2実施形態の保持具の構成を示し、(a)は斜視図、(b)は円弧状の板壁の内面をガイド面として特殊線を配索した状態を示す概略平面図である。 本発明の第3実施形態の保持具の構成を示し、(a)は斜視図、(b)は円弧状の板壁の外面をガイド面として特殊線を配索した状態を示す概略平面図である。 本発明の第4実施形態の保持具の構成を示し、(a)は平面図、(b)は円弧状の板壁の外面をガイド面として特殊線を配索した状態を示す概略平面図である。 本発明の第5実施形態の保持具の構成を示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本発明の第6実施形態の保持具の構成を示し、(a)は平面図、(b)は同(a)のVIb−VIb矢視図、(c)は同(a)のVIc−VIc矢視図である。 図6の保持具を構成する下面板の構成を示し、(a)は平面図、(b)は同(a)のVIIb−VIIb矢視図、(c)は同(a)のVIIc−VIIc矢視図、(d)は同(a)のVIId−VIId矢視断面図である。 図6の保持具を構成する上面板の構成を示し、(a)は平面図、(b)は同(a)のVIIIb−VIIIb矢視図、(c)は同(a)のVIIIc−VIIIc矢視図、(d)は同(a)のVIIId−VIIId矢視断面図である。 図6の保持具を使用してワイヤハーネスの配索を行ってT字状の分岐部を構成した状態を示す平面図である。 従来の分岐部の配索の仕方を説明するための平面図である。 従来の分岐部の特殊線が含まれている場合の配索の仕方を説明するための平面図である。
以下、本発明の各実施形態を図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1は第1実施形態のワイヤハーネス分岐部の保持具10の構成を示し、(a)は斜視図、(b)は円弧状の板壁13の内面をガイド面として特殊線Wtを配索した状態を示す概略平面図、(c)は円弧状の板壁13の外面をガイド面として特殊線Wtを配索した状態を示す概略平面図である。
このワイヤハーネス分岐部の保持具10は、ワイヤハーネスの幹線W1から該幹線W1に交差する方向(図では直交する方向)に分岐線W2を分岐させたT字状のワイヤハーネス分岐部を作成し、且つ、作成した状態で分岐部を保持するための部材である。この保持具10は、幹線W1をガイドする幹線ガイド部12と、分岐線W2のうちの最小曲げ半径の制限された特殊線Wtを幹線W1に対し交差する方向に湾曲させながらガイドする特殊線分岐ガイド部13とを有する。ここで、特殊線Wtとは、主に光ケーブルや同軸ケーブルのことであり、その他に、チューブ、ツイスト線、ワイヤロープなどが該当する。
本実施形態の保持具10では、幹線ガイド部12が、平板状の基板11の上面に垂設された直線状の板壁によって構成され、特殊線分岐ガイド部13が、基板11の上面に垂設された円弧状の板壁の内面又は外面の少なくとも一方によって構成されている。特殊線分岐ガイド部13は、分岐線W2の中の特殊線Wtを所定の最小曲率半径で湾曲させながらガイドするもので、外から見て凹状の円弧壁として形成されている。
この場合、幹線ガイド部12を構成する直線状の板壁は、長方形の一方の長辺に相当する基板11の直線状の側縁部11aに沿って立設されている。また、特殊線分岐ガイド部13を構成する円弧状の板壁は、幹線ガイド部12に対して垂直な線の両側に左右対称に設けられており、前記長方形の一方の長辺に対向する他方の長辺側の両端角部を1/4円状に切り欠いてできる1/4円周の円弧状の側縁部11b、11bに沿って立設されている。幹線ガイド部12を構成する直線状の板壁も特殊線分岐ガイド部13を構成する円弧状の板壁も、高さは同等に設定されている。
また、幹線ガイド部12を構成する直線状の板壁の先端と特殊線分岐ガイド部13を構成する円弧状の板壁の湾曲方向の先端との間、及び左右の特殊線分岐ガイド部13を構成する円弧状の板壁の湾曲方向の先端間には、電線を通すための開口14a、14a、14bが確保されている。また、それらの開口14a、14a、14bの先には、幹線W1や分岐線W2をテープ巻き固定するための突片状のテープ巻き付け部15が、基板11を延長することで設けられている。
この保持具10を使用する場合は、基板11を例えば布線板の上に置き、その上で配索作業をする。
図1(b)に示すように、配索に当たっては、まず、ワイヤハーネスの幹線W1を、幹線ガイド部12を構成する直線状の板壁の内面に沿って配置する。その際、ワイヤハーネスの幹線W1の両端は、幹線ガイド部12を構成する直線状の板壁の先端と特殊線分岐ガイド部13を構成する左右の円弧状の板壁の湾曲方向の先端との間の開口14a、14aに通す。
次にその状態で、幹線W1から分岐させる分岐線W2の中の特殊線Wtを、特殊線分岐ガイド部13を構成する円弧状の板壁の内面に沿うように配索し、円弧状の板壁の先端間の開口14bから外に導に出す。ここでは、分岐線W2の中の通常線(最小曲げ半径の小さい柔軟性を有する普通の電線)については言及しないが、通常線がある場合は、適当に幹線W1から分岐させて、同じ開口14bから外に引き出す。
そして、その状態で、3つの開口14a、14a、14bの先のテープ巻き付け部15にテープTpを巻き付けることで、幹線W1と分岐線W2をそれぞれ保持具10に固定する。以上により、保持具10によって保持されたT字状のワイヤハーネス分岐部が完成する。
また、以上においては、ワイヤハーネスの幹線W1や分岐線W2を、幹線ガイド部12を構成する直線状の板壁の内面や特殊線分岐ガイド部13を構成する円弧状の板壁の内面に沿って配索する場合を説明したが、図1(c)に示すように、ワイヤハーネスの幹線W1や分岐線W2を、幹線ガイド部12を構成する直線状の板壁の外面や特殊線分岐ガイド部13を構成する円弧状の板壁の外面に沿って配索することもできる。その場合も、テープ巻き付け部15を利用してテープTpを巻き付けることで、ワイヤハーネス分岐部を保持具10に固定することができる。
このように、分岐線W2のうちの最小曲げ半径の制限された特殊線Wtを、特殊線分岐ガイド部13としての円弧状の板壁に沿って配索することにより、最小曲げ半径R(アール)を確保しながらの配索が可能となる。しかも、そのままテープTpを巻き付けることにより、配索したままの状態を、保持具10の大きさの範囲内の最小スペースで保持しておくことができる。従って、テープ巻きを含めた配索作業がしやすくなると共に、車両搭載までの間に配索時の状態が崩れる心配もなく、更に車両への搭載スペースも小さくすることができる。
また、この保持具10では、幹線ガイド部12に対して垂直な線の両側に左右対称に特殊線分岐ガイド部13が設けられているので、両方の特殊線分岐ガイド部13を用いて2系統の特殊線Wtの分岐が可能となる。
また、特殊線分岐ガイド部13を構成する円弧状の板壁の湾曲方向の各先端近傍に、特殊線Wtをテープ巻きするためのテープ巻き付け部15が設けられているので、テープ巻き作業を確実且つ容易に行うことができる。
また、この保持具10は、条件に応じて、特殊線分岐ガイド部13を構成する円弧状の板壁の内面か、外面か、内面と外面の両方か、をガイド面として使い分けることができるので、使い勝手がよい。
[第2実施形態]
図2は第2実施形態の保持具10Bの構成を示し、(a)は斜視図、(b)は円弧状の板壁の内面をガイド面として特殊線Wtを配索した状態を示す概略平面図である。
この第2実施形態の保持具10Bは、第1実施形態の保持具の基板11の中央に、別の円柱状の治具(部材)19を装着するための円孔16を形成したものである。この保持具10Bは、幹線ガイド部12を構成する直線状の板壁の内面と特殊線分岐ガイド部13を構成する円弧状の板壁の内面を電線配索時のガイド面とするものであり、円孔16に円柱状の治具19を装着することにより、直線状の板壁や円弧状の板壁の内面に沿って配索される電線が前記内面から離れる方向へ移動するのを防止することができるようになる。
従って、テープ巻きの際に、特殊線Wtが、特殊線分岐ガイド部13を構成する円弧状の板壁の内面から離れて最小曲げ半径が確保できなくなるのを防ぐことができる。円柱状の治具19は、テープ巻きが終了したら取り外す。そうすることにより、保持具10Bを軽量に保つことができる。
なお、円柱状の治具19は、配索した後のテープ巻きの段階まで特殊線Wtが弛むのを阻止する機能を果たせばよいので、同じ機能を果たす他の形状の部材で代替することができる。その場合、部材の装着部である円孔16の形状も変えればよい。また、軽量化をある程度犠牲にすることにはなるが、円柱状の治具19やそれに代わる部材を基板11に固定的に設けておいてもよい。
[第3実施形態]
図3は第3実施形態の保持具10Cの構成を示し、(a)は斜視図、(b)は円弧状の板壁の外面をガイド面として特殊線Wtを配索した状態を示す概略平面図である。
この第3実施形態の保持具10Cは、第1実施形態の保持具の幹線ガイド部12を構成する直線状の板壁の上縁と特殊線分岐ガイド部13を構成する円弧状の板壁の上縁に、テープの引っ掛け部17としての切欠を形成したものである。これらのテープの引っ掛け部17は、板壁の上縁の長さ方向の中間部に設けられており、特殊線分岐ガイド部13を構成する円弧状の板壁の引っ掛け部17は、円弧状の板壁の湾曲方向の中央部に位置している。
この保持具10Cを用いる場合は、幹線ガイド部12を構成する直線状の板壁の外面と特殊線分岐ガイド部13を構成する円弧状の板壁の外面をガイド面として電線を配索する。そして、幹線W1と分岐線W2の開口14a、14a、14b部分でのテープ巻きに先立って、予め、特殊線Wtが円弧状の板壁の外面から離れないように、引っ掛け部17を利用して、保持具10CにたすきがけにテープTpを掛け回して、特殊線Wtの弛みを阻止しておき、その状態で、幹線W1と分岐線W2を開口14a、14a、14b部分でテープ巻き固定する。
このように、板壁の上縁に設けた引っ掛け部17にテープTpを引っ掛けながらテープ巻きを行うことにより、テープTpのずれを防ぎながら特殊線Wtを円弧状の板壁の外面に押え付けることができ、配索時に余計な弛みを生じないようにすることができる。
[第4実施形態]
図4は第4実施形態の保持具10Dの構成を示し、(a)は平面図、(b)は円弧状の板壁の外面をガイド面として特殊線Wtを配索した状態を示す概略平面図である。
前の実施形態の図面から分かるように、幹線ガイド部12を構成する直線状の板壁の外面と特殊線分岐ガイド部13を構成する円弧状の板壁の外面をガイド面として電線を配索する場合、保持具の内部空間は使用しない。そこで、その内部空間を無くしたのが、この第4実施形態の保持具10Dである。
この保持具10Dでは、厚板状の基板11Dを、第1実施形態の保持具の平面形状と同じ形状に形成し、その外周端面を、幹線ガイド部12を構成する直線壁とすると共に特殊線分岐ガイド部13を構成する円弧壁としている。そして、先端のテープ巻き付け部15だけを、テープを巻き付けやすいように薄板状に形成している。
この保持具10Dによれば、第1実施形態の保持具の板壁の外面に沿って配索した場合と同様の作用効果を得ることができる。
[第5実施形態]
図5は第5実施形態の保持具10Eの構成を示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。
この保持具10Eは、第4実施形態の保持具10Dの下面に、車体パネル(被取付部材)の固定孔に係合固定するためのクリップ(固定手段)18を突設したものであり、このクリップ18を車両搭載時に車体パネルの固定孔に係合させることにより、T字状のワイヤハーネス分岐部を保持した保持具10Eを、車体にがたつかないように固定することができる。
従って、車両への固定が不十分だと異音発生の原因となるが、その原因を取り除いて、異音発生の防止を図ることができる。
なお、クリップ(固定手段)18は、第1実施形態の保持具10や第2、第3実施形態の保持具10B、10Cにも同様に取り付けることができ、同様の効果を得ることができる。
[第6実施形態]
図6は第6実施形態の保持具100の構成を示し、(a)は平面図、(b)は同(a)のVIb−VIb矢視図、(c)は同(a)のVIc−VIc矢視図である。また、図7は図6の保持具100を構成する下面板110の構成を示し、(a)は平面図、(b)は同(a)のVIIb−VIIb矢視図、(c)は同(a)のVIIc−VIIc矢視図、(d)は同(a)のVIId−VIId矢視断面図、図8は図6の保持具100を構成する上面板120の構成を示し、(a)は平面図、(b)は同(a)のVIIIb−VIIIb矢視図、(c)は同(a)のVIIIc−VIIIc矢視図、(d)は同(a)のVIIId−VIIId矢視断面図である。また、図9は図6の保持具100を使用してワイヤハーネスの配索を行ってT字状の分岐部を構成した状態を示す平面図である。
このワイヤハーネス分岐部の保持具100は、図9に示すように、ワイヤハーネスの幹線W1から該幹線W1に交差する方向(図では直交する方向)に分岐線W2を分岐させたT字状のワイヤハーネス分岐部を作成し、且つ、作成した状態でワイヤハーネス分岐部を保持するための部材である。
この保持具100は、平面視略T字形状の基板101と、この基板101に設けられて幹線W1をガイドする幹線ガイド部102と、基板101に設けられて分岐線W2のうちの最小曲げ半径の制限された特殊線Wtを幹線W1に対し交差する方向に円弧状に湾曲させながらガイドする特殊線分岐ガイド部103と、基板101に設けられて分岐線W2のうちの特殊線以外の通常線Wsをガイドする通常線分岐ガイド部104と、を有している。特殊線分岐ガイド部103は、幹線ガイド部102に対して垂直な線の両側に左右対称に設けられており、通常線分岐ガイド部104は、前記垂直な線上に設けられている。幹線ガイド部102の両端開口の近傍と通常線分岐ガイド部104の開口の近傍には、テープ巻きが必要な場合に備えて、テープ巻き付け部105が設けられている。
この場合の保持具100は、図6〜図8に示すように、互いに板面を合わせることで基板101を構成する下面板110と上面板120とで構成されている。下面板110の基板111と上面板120の基板121には、下面板110と上面板120を合わせた際に、幹線ガイド部102としての経路を構成する直線状の幹線ガイド溝112、122と、特殊線分岐ガイド部103としての経路を構成する円弧状の特殊線分岐ガイド溝113、123と、通常線分岐ガイド部104としての経路を構成する直線状の通常分岐線ガイド溝114、124と、がそれぞれ形成されている。
ここで、図7に示すように、下面板110の特殊線分岐ガイド溝113は、該特殊線分岐ガイド溝113に沿って形成されたV字状凹部115の最低部に形成されている。また、図8に示すように、上面板120の特殊線分岐ガイド溝123は、該特殊線分岐ガイド溝123に沿って形成され、且つ、下面板110と上面板120を合わせたときに前記V字状凹部115に嵌合する山形凸部125の最高部に形成されている。
また、上面板110と下面板120の基板111、121には、ワイヤハーネスの布線治具の複数の支柱207、208(図9参照)にそれぞれ嵌まることで、布線板上に保持具100を位置決めする貫通孔107、108が設けられている。
次にこの保持具100の使い方を述べる。
まず、配索工程前に保持具100の下面板110の貫通孔107、108を布線治具の支柱207、208に嵌めて、保持具100を布線治具にセットする。そして、分岐部の配索作業では、ワイヤハーネスの幹線W1を幹線ガイド溝112の上に置き、分岐線W2のうちの通常線Wsを通常線分岐ガイド溝114の上に置き、特殊線Wtを最小曲げ半径が確保された特殊線分岐ガイド溝113の上に置く。配索終了後、上面板120を下面板110の上に被せる。
このとき、特殊線Wtは、下面板110のV字状凹部115に上面板120の山形凸部125が嵌まる際の斜面の作用で、自然に最小曲げ半径が確保された特殊線分岐ガイド溝113、123に納まる。この状態で、上面板120と下面板110を、周囲に配置したロック機構もしくは結束バンドで固定する。こうすることにより、保持具100に保持されたT字状のワイヤハーネス分岐部が完成する。
このワイヤハーネス分岐部の保持具100によれば、分岐線W2のうちの最小曲げ半径の制限された特殊線Wtを、特殊線分岐ガイド溝113、123に沿ってガイドすることができるので、最小曲げ半径R(アール)を確保しながらの配索が可能とある。しかも、そのまま上面板120と下面板110をテープ巻き等により固定することにより、配索した状態を最小スペースで保持しておくことができる。従って、配索作業がしやすくなると共に、車両搭載までの間に配索時の状態が崩れる心配もなく、更に車両への搭載スペースも小さくすることができる。
また、分岐線W2のうちの特殊線Wt以外の通常線Wsをガイドする通常線分岐ガイド部104が設けられているので、通常線Wsの分岐も同時に無理なく行うことができる。
また、下面板110の上でワイヤハーネスを配索し、配索後に、上面板120を下面板110の上に被せて、上面板120と下面板110を固定することにより、ワイヤハーネス分岐部を安定して保持することができる。また、下面板110の特殊線分岐ガイド溝113をV字状凹部115の最低部に形成し、上面板120の特殊線分岐ガイド溝123を前記下面板のV字状凹部115に嵌合する山形凸部125の最高部に形成しているので、下面板110の上でワイヤハーネスを配索し、配索後に上面板120を被せることにより、特殊線WtをV字状凹部115の斜面に沿って特殊線分岐ガイド溝113に自然に嵌め込むことができ、特殊線Wtの配索作業がやりやすくなる。
また、基板101に、ワイヤハーネスの布線治具の複数の支柱207、208にそれぞれ嵌まることで、布線板上に基板101を位置決めする貫通孔107、108が設けられているので、既存の布線治具を利用しながら、保持具100を用いて特殊線Wtを含むワイヤハーネスの配索を行うことができる。
また、幹線ガイド部102に対して垂直な線の両側に左右対称に前記特殊線分岐ガイド部103が設けられているので、両方の特殊線分岐ガイド部103を用いて2系統の特殊線Wtの分岐が可能となる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上記実施形態は、幹線ガイド部に対して垂直な方向に特殊線をT字状に分岐するものであるが、幹線ガイド部に対して垂直でない方向に特殊線を分岐する構成であってもよい。この場合も、特殊線を、幹線ガイド部に対して交差する分岐方向の線の両側に、最小曲げ半径が等しくなるように分岐することができる。
W1 幹線
W2 分岐線
Ws 通常線
Wt 特殊線
10,10B,10C,10D,10E 保持具
11 基板
12 幹線ガイド部
13 特殊線分岐ガイド部
15 テープ巻き付け部
16 円孔(部材の装着部)
17 引っ掛け部
18 クリップ(固定手段)
19 治具(部材)
100 保持具
101,111,121 基板
102 幹線ガイド部
103 特殊線分岐ガイド部
104 通常線分岐ガイド部
112,122 幹線ガイド溝
113,123 特殊線分岐ガイド溝
114,124 通常線分岐ガイド溝
107,108 貫通孔

Claims (8)

  1. ワイヤハーネスの幹線から該幹線に交差する方向に分岐線を分岐させたワイヤハーネス分岐部の保持具であって、
    前記幹線をガイドする幹線ガイド部と、前記分岐線のうちの最小曲げ半径の制限された特殊線を前記幹線に対し交差する方向に湾曲させながらガイドする特殊線分岐ガイド部と、を有し、
    前記特殊線分岐ガイド部が、前記特殊線を所定の曲率半径で湾曲させながらガイドする、外から見て凹状の円弧壁によって構成されていることを特徴とするワイヤハーネス分岐部の保持具。
  2. 前記幹線ガイド部に対して交差する線の両側に、最小曲げ半径が等しくなるように前記特殊線をガイドする前記特殊線分岐ガイド部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネス分岐部の保持具。
  3. 前記円弧壁が、基板の上面に垂設された円弧状の板壁の内面又は外面の少なくとも一方により構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のワイヤハーネス分岐部の保持具。
  4. 前記円弧壁が、基板の上面に垂設された円弧状の板壁の内面により構成され、前記基板に、前記円弧状の板壁の内面に沿って配索される前記特殊線の前記内面から離れる方向への移動を防止する部材又はその部材の装着部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のワイヤハーネス分岐部の保持具。
  5. 前記幹線ガイド部と、前記特殊線分岐ガイド部と、を有する基板を備え、
    前記特殊線分岐ガイド部の前記円弧壁は、前記基板に設けられて円弧状の経路に沿って延びる溝の壁面により構成されていることを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネス分岐部の保持具。
  6. 前記基板に、前記分岐線のうちの特殊線以外の通常線をガイドする通常線分岐ガイド部としての直線状の溝が設けられていることを特徴とする請求項5に記載のワイヤハーネス分岐部の保持具。
  7. 互いに板面を合わせることで前記基板を構成する下面板と上面板とを有し、
    前記下面板と上面板には、該下面板と上面板を合わせた際に、前記幹線ガイド部としての経路を構成する幹線ガイド溝と、前記特殊線分岐ガイド部としての経路を構成する特殊線分岐ガイド溝とがそれぞれ形成されており、
    前記下面板の特殊線分岐ガイド溝は、該特殊線分岐ガイド溝に沿って形成されたV字状凹部の最低部に形成され、
    前記上面板の特殊線分岐ガイド溝は、該特殊線分岐ガイド溝に沿って形成され、且つ、前記下面板と上面板を合わせたときに前記V字状凹部に嵌合する山形凸部の最高部に形成されていることを特徴とする請求項5又は6に記載のワイヤハーネス分岐部の保持具。
  8. 前記基板に、ワイヤハーネスの布線治具の複数の支柱にそれぞれ嵌まることで、布線板上に前記基板を位置決めする貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載のワイヤハーネス分岐部の保持具。
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