JP2012103969A - 運転支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自車両と障害物との衝突の危険性を察知した場合、ドライバに対して、煩わしさを感じさせず、状況に応じた適切な情報提供をし、当該障害物との衝突を未然に回避するように促す運転支援装置を提供する。
【解決手段】本発明の運転支援装置は、ドライバに提示するためのドライバ提示情報を生成する提示情報生成手段と、提示情報生成手段によって複数のドライバ提示情報が生成された場合には、当該複数のドライバ提示情報に基づいて、障害物と衝突する危険性を示すリスクレベルを算出し、当該リスクレベルに応じて、当該複数のドライバ提示情報の優先度を判定する調停手段と、調停手段によって判定された複数のドライバ提示情報の優先度に応じて、ドライバ提示情報をドライバに提示する情報提示手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、自車両周辺における障害物と衝突する危険性をドライバに情報提供する運転支援装置に関し、より特定的には、当該障害物と衝突する危険性に応じて、ドライバに情報提供する運転支援装置に関する。
従来、車両には、プリクラッシュセーフティシステム(PCS)が装備され、自車両周辺の障害物を検知して、当該障害物との衝突を未然に回避または被害軽減する技術が普及している。そして、PCSには、運転支援装置が適用され、当該運転支援装置は、自車両と障害物との衝突の危険性を察知すれば、例えば、警報音等によってドライバに注意喚起して、当該障害物との衝突を未然に回避するように促している。
また、特許文献1に記載の運転支援装置では、自車両と障害物との衝突の危険性を察知し、警報音等によってドライバに注意喚起する際、同時に、例えば、ハイビーム等を点灯させている。これにより、特許文献1に記載の運転支援装置では、警報音に加えて、ドライバの視認性を向上させて、自車両と障害物との衝突の危険性を確実にドライバに通知している。
また、特許文献1に記載の運転支援装置では、警報音等によってドライバに注意喚起する際には、当該警報音をドライバに確実に認識させるために、例えば、カーステレオ等による音量を低下またはオフしている。
特開2005−47383号公報
しかしながら、従来の運転支援装置では、自車両と障害物との衝突の危険性を察知した場合、警報音に加えて、ハイビームを点灯させる等、ドライバへの注意喚起を強化させたり、カーステレオ等の音量を低下またはオフされたりすれば、ドライバにとっては煩わしいと感じる場合がある。
それ故に、本発明の目的は、自車両と障害物との衝突の危険性を察知した場合、ドライバに対して、煩わしさを感じさせず、状況に応じた適切な情報提供をし、当該障害物との衝突を未然に回避するように促す運転支援装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の運転支援装置は、自車両周辺における障害物と衝突する危険性をドライバに情報提供する運転支援装置であって、ドライバに提示するためのドライバ提示情報を生成する提示情報生成手段と、提示情報生成手段によって複数のドライバ提示情報が生成された場合には、当該複数のドライバ提示情報それぞれに対応する障害物と衝突する危険性を示すリスクレベルを算出し、当該リスクレベルに応じて、当該複数のドライバ提示情報のうち、いずれのドライバ提示情報を優先させるかを判定する調停手段と、調停手段によって判定された結果に基づいて、ドライバ提示情報をドライバに提示する情報提示手段とを備える。
かかる構成により、調停手段は、複数のドライバ提示情報それぞれに対応する障害物と衝突する危険性を示すリスクレベルを算出し、情報提示手段は、状況に応じた適切な注意喚起をドライバに対して確実に認識させるため、当該障害物との衝突を未然に回避することができる。
さらに、情報提示手段は、リスクレベルに応じて適切な注意喚起をするため、ドライバに対して煩わしさを感じさせない。
また、好ましい情報提示手段は、リスクレベルが高いドライバ提示情報を、リスクレベルが低いドライバ提示情報よりも強調してドライバに提示することを特徴とする。
かかる構成により、情報提示手段は、リスクレベルが高いドライバ提示情報を、確実にドライバに認識させることができる。
さらに、好ましい情報提示手段は、リスクレベルが低いドライバ提示情報を、抑制してドライバに提示する、またはドライバに提示しないことを特徴とする。
かかる構成により、情報提示手段は、リスクレベルが低いドライバ提示情報を、抑制してドライバに提示する、またはドライバに提示しないため、リスクレベルが高いドライバ提示情報を、より確実にドライバに認識させることができる。
また、好ましい調停手段は、障害物との衝突を未然に回避または被害軽減するシステムに関するドライバ提示情報を、リスクレベルが高いドライバ提示情報として優先させると判定することを特徴とする。
かかる構成により、調停手段は、障害物との衝突を未然に回避または被害軽減するシステムに関するドライバ提示情報を、リスクレベルが高いものとして優先させて、より確実にドライバに認識させるため、当該障害物との衝突を未然に回避することができる。
なお、典型的には、障害物との衝突を未然に回避または被害軽減するシステムに関するドライバ提示情報は、障害物と衝突するまでの衝突予測時間が小さい程、リスクレベルが高いドライバ提示情報であることを特徴とする。
かかる構成により、障害物と衝突するまでの衝突予測時間が小さいドライバ提示情報を、リスクレベルが高いものとして優先させて、より確実にドライバに認識させるため、当該障害物との衝突を未然に回避することができる。
また、好ましくは、本発明の運転支援装置は、調停手段は、複数のドライバ提示情報それぞれに基づいて、リスクレベルを評価する評価点を算出する評価点算出手段と、評価点算出手段によって算出された評価点に基づいて、複数のドライバ提示情報それぞれの優先度を算出する優先度算出手段と、優先度算出手段によって算出された複数のドライバ提示情報それぞれの優先度を比較する提示情報比較手段とを備えることを特徴とする。
かかる構成により、優先度算出手段は、リスクレベルを評価する評価点に基づいて、複数のドライバ提示情報それぞれの優先度を算出し、提示情報比較手段は、算出された優先度を比較するため、高精度にリスクレベルを判定できる。
さらに、好ましい評価点算出手段は、リスク回避の緊急性を示す緊急性評価点、リスク事象の重大性を示す重大性評価点、およびリスク事象の遭遇度を示す遭遇度評価点に基づいて、リスクレベルを評価する評価点を算出することを特徴とする。
かかる構成により、評価点算出手段は、リスク回避の緊急性を示す緊急性評価点、リスク事象の重大性を示す重大性評価点、およびリスク事象の遭遇度を示す遭遇度評価点に基づいて、リスクレベルを評価する評価点を算出するため、高精度にリスクレベルを判定できる。
さらに、好ましい遭遇度評価点は、リスク事象の検知精度、およびリスク事象までの到達予測精度に基づいて設定されることを特徴とする。
かかる構成により、遭遇度評価点は、リスク事象の検知精度、およびリスク事象までの到達予測精度に基づいて設定されるため、高精度な遭遇度評価点に基づいてリスクレベルを判定できる。
上記目的を達成するために、本発明の運転支援方法は、自車両周辺における障害物と衝突する危険性をドライバに情報提供する運転支援装置が実行する運転支援方法であって、ドライバに提示するためのドライバ提示情報を生成する提示情報生成ステップと、提示情報生成ステップで複数のドライバ提示情報が生成された場合には、当該複数のドライバ提示情報それぞれに対応する障害物と衝突する危険性を示すリスクレベルを算出するリスクレベル算出ステップと、リスクレベル算出ステップで算出されたリスクレベルに応じて、当該複数のドライバ提示情報のうち、いずれのドライバ提示情報を優先させるかを判定する優先判定ステップと、優先判定ステップで判定された結果に基づいて、ドライバ提示情報をドライバに提示する情報提示ステップとを含む。
かかる構成により、リスクレベル算出ステップでは、複数のドライバ提示情報それぞれに対応する障害物と衝突する危険性を示すリスクレベルを算出し、情報提示ステップでは、状況に応じた適切な注意喚起をドライバに対して確実に認識させるため、当該障害物との衝突を未然に回避することができる。
さらに、情報提示ステップでは、リスクレベルに応じて適切な注意喚起をするため、ドライバに対して煩わしさを感じさせない。
また、上記目的を達成するために、上述した本発明の運転支援装置の各構成が行うそれぞれの処理は、一連の処理手順を与える運転支援方法として捉えることができる。この方法は、一連の処理手順をコンピュータに実行させるためのプログラムの形式で提供される。このプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された形態で、コンピュータに導入されてもよい。
上述のように、本発明の運転支援装置によれば、車両と障害物との衝突の危険性を察知した場合、ドライバに対して、煩わしさを感じさせず、状況に応じた適切な情報提供をし、当該障害物との衝突を未然に回避するように促すことができる。
本発明の一実施形態に係る運転支援装置100の概略構成を示す機能ブロック図 リスク回避の緊急性の観点に基づくドライバ提示情報の通知レベルを示す図 リスク事象の検知精度、およびリスク事象までの到達予測精度に基づいて設定されるリスク事象の遭遇度を示す一例 リスク事象の遭遇度に基づく競合情報の対応を示す図 本発明の一実施形態に係る運転支援装置100が実行する運転支援方法200の処理の流れを示すフローチャート 障害物と衝突する危険性を示すリスクレベルを評価する評価点を示す一例 緊急性評価点Pn、重大性評価点Sn、および遭遇度評価点Fnに基づくリスクレベルを評価する評価点を示す一例
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る運転支援装置100の概略構成を示す機能ブロック図である。図1において、運転支援装置100は、情報取得手段110と、提示情報生成ユニット120と、調停手段130と、情報提示手段140とを備える。なお、提示情報生成ユニット120は、複数の提示情報生成手段から構成されており、図1では、第1の提示情報生成手段121と、第2の提示情報生成手段122と、第3の提示情報生成手段123とを示している。調停手段130は、評価点算出手段131と、優先度算出手段132と、提示情報比較手段133とを含む。
情報取得手段110は、自車両周辺における障害物の情報である障害物情報を取得する。具体的には、情報取得手段110は、自車両に搭載されるレーザレーダおよびミリ波レーダ等を用いて、自車両周辺の障害物からの反射波を検知し、自車両と当該障害物との距離、および相対速度等を取得する。また、情報取得手段110が障害物情報を取得する手法は、レーザレーダおよびミリ波レーダ等に限定されるものではなく、例えば、自車両に搭載されるカメラによって自車両周辺の画像を撮像し、当該撮像された画像から障害物情報を取得しても構わないし、情報通信(インフラ系)等を介して自車両周辺の障害物情報を取得しても構わない。
提示情報生成ユニット120は、情報取得手段110によって取得された障害物情報に基づいて、ドライバに提示するためのドライバ提示情報を生成する。なお、提示情報生成ユニット120は、複数の提示情報生成手段によって構成され、当該複数の提示情報生成手段は、それぞれ提示情報生成ECU(Electronic Control Unit)であって、それぞれのドライバ提示情報を生成する。図1では、一例として、第1の提示情報生成手段121、第2の提示情報生成手段122、および第3の提示情報生成手段123を示しているが、提示情報生成ユニット120を構成する提示情報生成手段は、3つに限定されるものではない。
提示情報生成ユニット120は、例えば、情報取得手段110によって取得された障害物情報に基づいて、当該障害物との衝突を回避するためにドライバに警報するPCS警報を生成したり、安全運転を維持するためにドライバに警報する警報(ACC(Auto Cruise Control)接近警報、LDW(Lane Departure Warning:車線逸脱警報))を生成したりする。また、提示情報生成ユニット120は、例えば、車速センサ、操舵角センサ、ヨーレートセンサ、およびGPS(Global Positioning System)機能等を介して、自車両の情報である自車両情報を取得し、当該自車両情報と、カーナビゲーションシステムを介して案内される道路情報とに基づいて、経路案内情報を生成する。さらには、提示情報生成ユニット120は、例えば、ドライバの操作を介して、ラジオおよび音楽プレーヤー等によって再生されるオーディオ再生情報等を生成する。
また、提示情報生成ユニット120における各提示情報生成手段が生成するドライバ提示情報は、これらに限定されるものではなく、スピーカーを介してドライバに通知する情報であれば、その他の情報であっても構わない。例えば、その他の情報として、インフラを利用した道路交流案内情報、およびブラインドサイドモニタに連動する音声案内情報等が挙げられる。
調停手段130は、提示情報生成ユニット120における複数の提示情報生成手段によって複数のドライバ提示情報が生成された場合には、当該複数のドライバ提示情報それぞれに対応するリスクレベルを算出する。そして、調停手段130は、算出したリスクレベルに応じて、当該複数のドライバ提示情報のうち、いずれのドライバ提示情報を優先させるかを判定する。
なお、リスクレベルは、リスク回避の緊急性、リスク事象の重大性、およびリスク事象の遭遇度を考慮して算出される。以下、リスクレベルを算出する手法について詳細に説明する。
リスク回避の緊急性とは、障害物との衝突等の危険事象をドライバが回避するために対応する時間的余裕を示すものである。図2は、リスク回避の緊急性の観点に基づくドライバ提示情報の通知レベルを示す図である。図2において、ドライバ提示情報の通知レベルは、警報レベル、注意告知レベル、報知レベル、および単純情報レベル(オーディオ、および電話など)に分類されている。
警報レベルとは、例えば、障害物との衝突を未然に回避または被害軽減させるためのPCS警報であって、ドライバに通知するべき情報として、最も緊急性の高い情報として取り扱われる。注意告知レベルとは、例えば、安全運転を維持するためのACC接近警報およびLDW(車線逸脱警報)であって、ドライバに通知するべき情報として、警報レベルに次いで緊急性の高い情報として取り扱われる。報知レベルとは、例えば、自車両および自車両周辺情報をドライバに把握させるための経路案内およびブラインドサイドモニタ案内であって、上述した警報レベルおよび注意告知レベルよりも緊急性の低い情報として取り扱われる。最後に、単純情報レベルとは、例えば、ドライバの操作を介して再生される音楽等であって、ドライバに通知するべき情報として、最も緊急性の低い情報として取り扱われる。
なお、自車両と、自車両周辺の障害物との衝突については、障害物と衝突するまでの衝突予測時間(TTC:Time To Collision)に基づいて、緊急性を判定しても構わない。
リスク事象の重大性とは、障害物との衝突等の危険事象の被害の大きさを示すものである。具体的には、例えば、自車両が通常の走行中である場合であって、対向車両と衝突する事象について、当該事象が発生すると被害が大きい。このため、当該事象は、ドライバに通知するべき情報として、重大性の高い情報として取り扱われる。また、自車両を後退させて駐車場に停止させる場合おける停止している前後左右の障害物と衝突する事象については、上述したような対向車両と衝突する場合に比べて被害インパクトは大きくないと考え、当該事象は、ドライバに通知するべき情報として、上述のケースと比較し、重大性が低い情報として取り扱われる。
リスク事象の遭遇度とは、障害物との衝突等の危険事象に至る確率を示すものである。リスク事象の遭遇度は、リスク事象の検知精度、およびリスク事象までの到達予測精度に基づいて設定される。
図3Aは、リスク事象の検知精度、およびリスク事象までの到達予測精度に基づいて設定されるリスク事象の遭遇度を示す一例である。図3Aにおいて、リスク事象検知精度αとは、検知したリスク事象の信頼度である。例えば、自車両におけるレーザレーダおよびミリ波レーダ等を介して自車両周辺の障害物情報を取得した場合、または自車両に搭載されるカメラによって撮像された画像から障害物情報を取得した場合には、当該取得された結果に基づいて検知されたリスク事象の検知精度は、比較的、高いものと判定される。一方、GPS機能等および/または情報通信(インフラ系)等を介して取得された情報に基づいて検知されたリスク事象の検知精度は、比較的、低いものと判定される。
また、図3Aにおいて、リスク事象までの到達予測精度βとは、検知されたリスク事象に到達する信頼度(確率)である。例えば、自車両と近距離に存在する障害物情報に基づいて、当該障害物との衝突(リスク事象)を予測した場合には、当該リスク事象までの到達予測精度は、比較的、高いものと判定される。この場合であって、自車両がリスク事象に移動しているならば、当該リスク事象までの到達予測精度は、さらに、高いものと判定される。一方、自車両と遠距離に存在する障害物情報に基づいて、当該障害物との衝突(リスク事象)を予測した場合には、当該リスク事象までの到達予測精度は、比較的、低いものと判定される。また、GPS機能等および/または情報通信(インフラ系)等を介して案内される道路の分岐情報等は、比較的、低いものと判定される。
このように、リスク事象の検知精度およびリスク事象までの到達予測精度に基づいてリスク事象の遭遇度が設定され、図3Aに示すように、リスク事象の検知精度およびリスク事象までの到達予測精度に応じて、各システムにおけるドライバ提示情報(PCS警報、ACC接近警報、および経路案内等)が設定されている。ここでは、リスク事象の検知精度およびリスク事象までの到達予測精度が高く、換言すれば、リスク事象の遭遇度が最も高いものとして、PCS警報が設定されている。
さらに、調停手段130は、当該複数のドライバ提示情報のうち、いずれのドライバ提示情報を優先させるかを判定するが、この場合、優先するドライバ提示情報以外のドライバ提示情報(競合情報)をどのように処理するかを判定しても構わない。
図3Bは、リスク事象の遭遇度に基づく競合情報の対応を示す図である。図3Bにおいて、PCS警報は、リスク事象の検知精度およびリスク事象までの到達予測精度が高く、リスク事象の遭遇度は最も高い情報であるため、ドライバに確実に認識させる必要がある。したがって、PCS警報をドライバに確実に認識させるために、競合情報の音をミュートする(太破線で示すエリア)。また、ACC接近警報は、リスク事象までの到達予測精度がPCS警報よりも高くないため、競合情報の音量を下げることによって、当該ACC接近警報をドライバに確実に認識させる(二重線で示すエリア)。同様に、LDW、経路案内、およびナビ協調一時停止案内も、リスク事象の検知精度および/またはリスク事象までの到達予測精度がPCS警報よりも高くないため、競合情報の音量を下げることによって、当該LDW、経路案内、およびナビ協調一時停止案内をドライバに確実に認識させる(二重線で示すエリア)。
上述のように、リスク回避の緊急性、リスク事象の重大性、およびリスク事象の遭遇度を考慮して、調停手段130はリスクレベルを算出する。
具体的に、評価点算出手段131は、複数のドライバ提示情報それぞれに基づいて、リスクレベルを評価する評価点を算出する。より詳細には、評価点算出手段131は、複数のドライバ提示情報それぞれについて、リスク回避の緊急性を示す緊急性評価点Pn、リスク事象の重大性を示す重大性評価点Sn、およびリスク事象の遭遇度を示す遭遇度評価点Fnを算出する。
そして、優先度算出手段132は、評価点算出手段131によって算出されたリスクレベルの評価に基づいて、複数のドライバ提示情報それぞれの優先度Dnを算出する。優先度Dnは、緊急性評価点Pn、重大性評価点Sn、および遭遇度評価点Fnを用いて、以下の(数1)で算出される。
Dn=Pn+Sn+Fn ・・・(数1)
なお、優先度Dnについて、上述した(数1)によって算出されることに限定されるものでなく、例えば、緊急性評価点Pn、重大性評価点Sn、および遭遇度評価点Fnのうち、いずれかに係数を掛けることによって、重要視する項目にバイアスを掛けても構わない。
提示情報比較手段133は、優先度算出手段132によって算出された複数のドライバ提示情報それぞれの優先度Dnを比較する。その結果、例えば、障害物との衝突を未然に回避または被害軽減するシステムに関するドライバ提示情報であるPCS警報は、最も優先度(リスクレベル)の高いドライバ提示情報として判定されることになる。
情報提示手段140は、調停手段130によって判定された結果に基づいて、ドライバ提示情報をドライバに提示する。具体的には、例えば、複数のドライバ提示情報のうちPCS警報があれば、最も優先度(リスクレベル)の高いドライバ提示情報として、PCS警報がドライバに通知される。一方、それ以外のPCS警報よりも優先度(リスクレベル)の低いドライバ提示情報(競合情報)は、ミュートされる。
このように、リスク回避の緊急性、リスク事象の重大性、およびリスク事象の遭遇度を考慮して、最も優先度(リスクレベル)の高いドライバ提示情報を確実にドライバに認識させる。
次に、本発明の一実施形態に係る運転支援装置100が実行する運転支援方法について、処理の流れを詳しく説明する。図4は、本発明の一実施形態に係る運転支援装置100が実行する運転支援方法200の処理の流れを示すフローチャートである。図4において、運転支援方法200は、情報取得ステップS210と、提示情報生成ステップS220と、リスクレベル算出ステップS230と、優先判定ステップS240と、情報提示ステップS250とを含む。なお、リスクレベル算出ステップS230は、評価点算出ステップS231と、優先度算出ステップS232と、終了条件判定ステップS233とを含む。
情報取得ステップS210において、情報取得手段110は、自車両周辺における障害物の情報である障害物情報を取得する。ここでは、情報取得手段110は、自車両に搭載されるレーザレーダおよびミリ波レーダ等を用いて、自車両と自車両周辺における障害物との距離、および相対速度等を取得する。さらに、情報通信(インフラ系)等を介して自車両周辺の障害物情報を取得し、GPS機能等を介して自車両の情報である自車両情報を取得する。
提示情報生成ステップS220において、提示情報生成ユニット120は、少なくとも情報取得ステップS210で取得された障害物情報に基づいて、ドライバに提示するためのドライバ提示情報を生成する。ここでは、図1に示したように、提示情報生成ユニット120は、第1の提示情報生成手段121、第2の提示情報生成手段122、および第3の提示情報生成手段123で構成されており、第1の提示情報生成手段121はPCS警報を生成し、第2の提示情報生成手段122はACC接近警報を生成し、第3の提示情報生成手段123は経路案内情報を生成するものとする。
リスクレベル算出ステップS230において、調停手段130は、提示情報生成ステップS220で複数のドライバ提示情報が生成された場合には、当該複数のドライバ提示情報それぞれに対応する障害物と衝突する危険性を示すリスクレベルを算出する。ここでは、提示情報生成ステップS220で、PCS警報、ACC接近警報、および経路案内情報の3つのドライバ提示情報が生成されているため、ドライバ提示情報それぞれに対応するリスクレベルが算出される。
リスクレベルを算出する手法について詳細に説明する。
先ず、評価点算出ステップS231において、評価点算出手段131は、複数のドライバ提示情報それぞれについて、リスク回避の緊急性を示す緊急性評価点Pn、リスク事象の重大性を示す重大性評価点Sn、およびリスク事象の遭遇度を示す遭遇度評価点Fnを算出する。ここで、緊急性評価点Pn、重大性評価点Sn、および遭遇度評価点Fnは、それぞれの状況に応じた評価点が設定されている。
図5は、障害物と衝突する危険性を示すリスクレベルを評価する評価点を示す一例である。図5において、緊急性評価点Pnは、「0:回避要求なし」〜「4:回避操作困難」の5段階で定められており、例えば、ドライバ提示情報がPCS警報である場合、図2に示したように、当該PCS警報は緊急性が高い情報として評価されるため、緊急性評価点P1(n=1)は「3」と算出される。
重大性評価点Snは、「0:損壊なし」〜「3:重大な被害」の4段階で定められており、PCS警報は重大性が高い情報として評価されるため、重大性評価点S1(n=1)は「3」と算出される。
遭遇度評価点Fnは、「0:可能性殆どなし」〜「3:確実」の4段階で定められており、PCS警報は、図3Aに示したように、遭遇度が高い情報として評価されるため、遭遇度評価点F1(n=1)は「3」と算出される。
優先度算出ステップS232において、優先度算出手段132は、評価点算出ステップS231で算出された緊急性評価点Pn、重大性評価点Sn、および遭遇度評価点Fnに基づいて、当該ドライバ提示情報の優先度Dnを算出する。ドライバ提示情報がPCS警報である場合には、緊急性評価点P1=「3」、重大性評価点S1=「3」、および遭遇度評価点F1=「3」であって、上述した(数1)より、優先度D1=「9」と算出される。
終了条件判定ステップS233において、調停手段130は、提示情報生成ステップS220で生成された複数のドライバ提示情報のすべてについて、それぞれリスクレベル(優先度)が算出されたか否かを判定する。提示情報生成ステップS220で、PCS警報、ACC接近警報、および経路案内情報の3つのドライバ提示情報が生成されており、ここでは、PCS警報に対応するリスクレベル(優先度D1)が算出されている状態であるため、評価点算出ステップS231の処理に戻る(終了条件判定ステップS233のNo)。そして、評価点算出ステップS231および優先度算出ステップS232の処理を繰り返すことになる。
ドライバ提示情報がACC接近警報である場合、図2に示したように、当該ACC接近警報は、PCS警報に比べて緊急性は低い情報として評価されるため、緊急性評価点P2(n=2)は「2」と算出される。そして、ACC接近警報は、PCS警報と同様に重大性が高い情報として評価されるため、重大性評価点S2(n=2)は「3」と算出される。さらに、図3Aに示したように、当該ACC接近警報は、PCS警報に比べて遭遇度は同等の情報として評価されるため、遭遇度評価点F2(n=2)は「3」と算出される。そして、上述した(数1)より、優先度D2=「8」と算出される。
同様に、ドライバ提示情報が経路案内情報である場合、図2に示したように、当該経路案内情報は、PCS警報およびACC接近警報に比べて緊急性は低い情報として評価されるため、緊急性評価点P3(n=3)は「1」と算出される。そして、経路案内情報は、障害物との衝突等の危険事象の被害は発生しないと考えられ、重大性が低い情報として評価されるため、重大性評価点S3(n=3)は「1」と算出される。さらに、図3Aに示したように、当該経路案内情報は、PCS警報およびACC接近警報に比べて遭遇度は低い情報として評価されるため、遭遇度評価点F3(n=3)は「1」と算出される。そして、上述した(数1)より、優先度D3=「3」と算出される。
このように、PCS警報、ACC接近警報、および経路案内情報に対応する緊急性評価点Pn、重大性評価点Sn、および遭遇度評価点Fnがそれぞれ算出される(n=1〜3)。図6は、緊急性評価点Pn、重大性評価点Sn、および遭遇度評価点Fnに基づくリスクレベルを評価する評価点を示す一例である。図6において、PCS警報のリスクレベル評価510(実線で示す)、ACC接近警報のリスクレベル評価520(点線で示す)、経路案内情報のリスクレベル評価530(一点鎖線で示す)が示されている。
そして、終了条件判定ステップS233において、調停手段130は、提示情報生成ステップS220で生成されたPCS警報、ACC接近警報、および経路案内情報の3つのドライバ提示情報のそれぞれに対応するリスクレベル(優先度D1、D2、D3)が算出されている状態であるため、優先判定ステップS240の処理に進む(終了条件判定ステップS233のYes)。
優先判定ステップS240において、提示情報比較手段133は、リスクレベル算出ステップS230で算出されたリスクレベル(優先度Dn)に応じて、当該複数のドライバ提示情報のうち、いずれのドライバ提示情報を優先させるかを判定する。ここでは、提示情報比較手段133は、PCS警報に対応するリスクレベル(優先度D1)が最も高いため、PCS警報を優先させると判定する。
情報提示ステップS250において、情報提示手段140は、優先判定ステップS240で判定された結果に基づいて、ドライバ提示情報をドライバに提示する。ここでは、情報提示手段140は、PCS警報をドライバに提示する。
ここでは、リスクレベル(優先度)が最も高いPCS警報をドライバに対して、より確実に認識させるために、情報提示手段140は、PCS警報の競合情報であるACC接近警報および経路案内情報については、図3Bに示したように、ミュートする。
以上のように、本発明の一実施形態に係る運転支援装置100および運転支援方法200によれば、複数のドライバ提示情報それぞれに対応する障害物と衝突する危険性を示すリスクレベルを算出することによって、ドライバに対して、状況に応じた適切な情報提供をし、ドライバ提示情報を確実に認識させるため、当該障害物との衝突を未然に回避することができる。
また、本実施形態では、リスクレベル(優先度)が最も高いドライバ提示情報がPCS警報であったため、情報提示手段140は、PCS警報の競合情報であるACC接近警報および経路案内情報については、図3Bに示したように、ミュートする構成であった。しかし、例えば、リスクレベル(優先度)が最も高いドライバ提示情報がACC接近警報である場合、図3Bに示したように、競合情報となるドライバ提示情報については、図3Bに示したように、ACC接近警報が聞こえるレベルまで音量を下げる。
遭遇度が高くない事象について、競合情報となるドライバ提示情報を毎回ミュートすることは、反ってドライバに煩わしさを感じさせることがある。したがって、この場合、情報提示手段140は、競合情報となるドライバ提示情報の音量を下げてドライバに提示することによって、リスクレベル(優先度)が最も高いACC接近警報をドライバに確実に認識させる。これにより、ドライバに対して、煩わしさを感じさせず、状況に応じた適切な注意喚起をドライバに対して確実に認識させることができる。
さらに、本実施形態では、リスクレベル(優先度)が最も高いドライバ提示情報のみを確実にドライバに提示するために、競合情報となるドライバ提示情報を、音量を下げてドライバに提示する、またはミュートしてドライバに提示しない構成としていた。しかし、リスクレベル(優先度)が最も高いドライバ提示情報でなくても、リスクレベル(優先度)が高いドライバ提示情報は、ドライバに提示する構成としても構わない。
例えば、リスクレベル(優先度)が同じであるドライバ提示情報である場合について、情報提示手段140は、推奨される提示手段で一方のドライバ提示情報をドライバに提示し、他方のドライバ提示情報(複数ある場合は、その他のドライバ提示情報)は、他の手段、例えばモニタ表示および/または座席振動を用いて、ドライバに提示しても構わない。さらに、同時に、複数のドライバ提示情報をドライバに提示することになる場合には、リスクレベル(優先度)が最も高いドライバ提示情報(ここでは、PCS警報)については、より強調するように、所定の音量よりも大きな音量を用いたりして、ドライバに提示しても良い。
なお、本発明の一実施形態に係る運転支援装置100および運転支援方法200は、自車両周辺の障害物を検知して、当該障害物との衝突を未然に回避または被害軽減するシステムにおいて、自車両と障害物との衝突の危険性を察知すれば、例えば、警報表示、警報、および振動等によってドライバに情報提供して、当該障害物との衝突を未然に回避するように促す場面に適用することができる。
また、本発明の一実施形態に係る運転支援装置100および運転支援方法200は、自車両が走行する走行車線の白線を認識し、自車両が当該走行車線から逸脱することを検知した場合に、例えば、警報表示、警報音、および振動等によって、ドライバに情報提供するシステムに適用しても構わない。
さらに、本発明の一実施形態に係る運転支援装置100および運転支援方法200は、運転中のドライバの視線および顔の向き等を監視し、脇見運転および居眠り運転を検知した場合に、例えば、警報表示、警報音、および振動等によって、ドライバに情報提供するシステムに適用しても構わない。
本発明は、自車両周辺における障害物と衝突する危険性をドライバに注意喚起/警報する運転支援装置等に適用可能であって、特に、ドライバに対して注意喚起/警報を、より確実に認識させる場合等に有用である。
100 運転支援装置
110 情報取得手段
120 提示情報生成ユニット
121、122、123 提示情報生成手段
130 調停手段
131 評価点算出手段
132 優先度算出手段
133 提示情報比較手段
140 情報提示手段
200 運転支援方法
510、520、530 リスクレベル評価

Claims (9)

  1. 自車両周辺における障害物と衝突する危険性をドライバに情報提供する運転支援装置であって、
    前記ドライバに提示するためのドライバ提示情報を生成する提示情報生成手段と、
    前記提示情報生成手段によって複数のドライバ提示情報が生成された場合には、当該複数のドライバ提示情報それぞれに対応する前記障害物と衝突する危険性を示すリスクレベルを算出し、当該リスクレベルに応じて、当該複数のドライバ提示情報のうち、いずれのドライバ提示情報を優先させるかを判定する調停手段と、
    前記調停手段によって判定された結果に基づいて、前記ドライバ提示情報をドライバに提示する情報提示手段とを備える、運転支援装置。
  2. 前記情報提示手段は、前記リスクレベルが高いドライバ提示情報を、前記リスクレベルが低いドライバ提示情報よりも強調してドライバに提示することを特徴とする、請求項1に記載の運転支援装置。
  3. 前記情報提示手段は、前記リスクレベルが低いドライバ提示情報を、抑制してドライバに提示する、またはドライバに提示しないことを特徴とする、請求項2に記載の運転支援装置。
  4. 前記調停手段は、前記障害物との衝突を未然に回避または被害軽減するシステムに関するドライバ提示情報を、前記リスクレベルが高いドライバ提示情報として優先させると判定することを特徴とする、請求項1に記載の運転支援装置。
  5. 前記障害物との衝突を未然に回避または被害軽減するシステムに関するドライバ提示情報は、前記障害物と衝突するまでの衝突予測時間が小さい程、前記リスクレベルが高いドライバ提示情報であることを特徴とする、請求項4に記載の運転支援装置。
  6. 前記調停手段は、
    前記複数のドライバ提示情報それぞれに基づいて、前記リスクレベルを評価する評価点を算出する評価点算出手段と、
    前記評価点算出手段によって算出された評価点に基づいて、前記複数のドライバ提示情報それぞれの優先度を算出する優先度算出手段と、
    前記優先度算出手段によって算出された前記複数のドライバ提示情報それぞれの優先度を比較する提示情報比較手段とを備えることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の運転支援装置。
  7. 前記評価点算出手段は、リスク回避の緊急性を示す緊急性評価点、リスク事象の重大性を示す重大性評価点、およびリスク事象の遭遇度を示す遭遇度評価点に基づいて、前記リスクレベルを評価する評価点を算出することを特徴とする、請求項6に記載の運転支援装置。
  8. 前記遭遇度評価点は、リスク事象の検知精度、およびリスク事象までの到達予測精度に基づいて設定されることを特徴とする、請求項7に記載の運転支援装置。
  9. 自車両周辺における障害物と衝突する危険性をドライバに情報提供する運転支援装置が実行する運転支援方法であって、
    前記ドライバに提示するためのドライバ提示情報を生成する提示情報生成ステップと、
    前記提示情報生成ステップで複数のドライバ提示情報が生成された場合には、当該複数のドライバ提示情報それぞれに対応する前記障害物と衝突する危険性を示すリスクレベルを算出するリスクレベル算出ステップと、
    前記リスクレベル算出ステップで算出されたリスクレベルに応じて、当該複数のドライバ提示情報のうち、いずれのドライバ提示情報を優先させるかを判定する優先判定ステップと、
    前記優先判定ステップで判定された結果に基づいて、前記ドライバ提示情報をドライバに提示する情報提示ステップとを含む、運転支援方法。
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