JP2012099910A - 撮像装置、放射線撮影システム、イメージセンサの制御方法 - Google Patents

撮像装置、放射線撮影システム、イメージセンサの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 非破壊読み出し型の光電変換素子の伝送回路において垂直走査回路や水平走査回路の出力は非選択時にオープンとなり、走査回路に接続される行信号線、画素回路の出力線となる列信号線はフローティングになる。特に行信号線、列信号線がフローティングになると不定電位が発生する。読み出し回路内に残留電荷や不定電位が存在した状態で画像の読み出しを行うと、それらがノイズとしてオフセットに重畳し、良好なオフセット補正が行えなかった。
【解決手段】 非破壊読み出し型の光電変換素子のサンプリング容量に基準電圧をサンプリングし、読み出し回路内部で簡易走査をすることにより、読み出し回路内のフローティング部にロジック電圧、サンプリングした基準電圧を初期電位として印可し、フローティング部の電位を固定化することにより画像読み出し時のオフセットを安定させ、良好なオフセット補正を可能にする。
【選択図】 図6

Description

本発明は、光電変換素子から信号を取得し画像を得る際の制御を行う撮像装置に関する。
近年デジタルX線撮像装置の分野では、イメージインテンシファイアに代わり、解像度の向上や体積の小型化、画像の歪みを押さえることを目的に光電変換素子を行列状に配置した大面積のイメージセンサが普及してきている。イメージセンサには、アモルファスシリコン型、CCD型やCMOS型がある。
上述のイメージセンサでは回路内の素子等にノイズが重畳するため、ノイズを除去しつつ受光量に応じた信号を取り出す必要がある。特許文献1に記載の技術では、画素の出力を保持するする回路と差動アンプとの間の光信号線及びノイズ信号線にリセット電位を印加する回路が設けられている。このリセット電位によるリセット状態を差動アンプの後段でクランプすることにより差動アンプのノイズを取り除くことができる。
特開平11−112015号公報
画素から信号を読み出していない期間では走査回路に接続される行信号線、画素回路の出力線となる列信号線はフローティングになる。素子基板上の伝送路である信号線は半導体素子よりも大きな容量を有しており、この容量の大きなフローティング部の影響でノイズが重畳し画質に影響する。さらにこのノイズは時間と共にある程度の範囲で変化するため、撮影の度に異なるノイズが重畳した画像となってしまう。特許文献1に記載の技術では、信号線にリセット電位を印加する回路や、信号線の後段のクランプ回路が別途必要になるため、回路構成が複雑化してしまうという問題がある。
そこで本発明に係る撮像装置は、電荷を蓄積する光電変換素子と、前記蓄積された電荷に対応する信号電圧を得る画素アンプと、前記画素アンプと接続し、入力された電圧を保持する保持手段と、前記保持された電圧が印加される信号線と、前記光電変換素子による電荷の蓄積中に前記保持された電圧を前記信号線に印加する第一の制御と、前記保持手段に保持された前記蓄積された電荷に対応する信号電圧を前記第一の制御の後に前記信号線に印加する第二の制御と、を行う制御手段と、前記第一の制御にて信号線に印加された電圧に基づく画像は生成せず、前記第二の制御にて信号線に印加された信号電圧に基づく画像を生成する生成手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、保持手段に保持された電圧を信号線に印加することで信号線に起因するノイズを減少させた後に本画像の撮像を行うため、効率的に本画像に重畳するノイズを安定化させることができる。
放射線撮影システム1の構成図である。 矩形半導体基板106に二次元に構成される画素回路を示す図である。 矩形半導体基板106の内部構造を模式的に示す図である 固定フレームレートでX線ウィンドウ制限のある動画撮影時の駆動制御を示すタイミングチャートである。 タイリングされた3枚の矩形半導体基板の画素データを1つのA/D変換器で読み出すためのタイムチャートである。 外部同期モードによる固定フレームレートでX線ウィンドウ制限のある動画撮影時のセンサの駆動制御を示すタイミングチャートである。 読み出し回路の内部走査による初期電位印可動作のタイムチャートである。 CMOS型撮像素子内の画素加算回路の回路図(a)および模式的構成図(b)である。 外部同期モードによる固定フレームレートでX線ウィンドウ制限のある動画撮影時のセンサの駆動制御のその他の例を示すタイミングチャートである。 サンプリング駆動S2のサンプリング駆動パターンを、読み出し回路の初期電位化処理に用いた例を示すタイムチャートである。 連続X線透視モードでの駆動制御を示すタイミングチャートである。 外部同期撮影モードでの駆動制御のその他の例を示すタイミングチャートである。 外部同期撮影モードでの駆動制御のその他の例を示すタイミングチャートである。 読み出し回路の内部走査による初期電位印可動作の、水平走査を垂直走査の途中で行う例を示すタイムチャートである。
以下、図を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
フラットパネルセンサ105A/D変換器108は、タイリングされた3枚の矩形半導体基板を1つのA/D変換器108の変換領域としてデジタル変換する。ここで、矩形半導体基板読み出しのA/D変換器108の変換クロックを20MHzとする。A/D変換108は、矩形半導体基板が3枚で構成される1つのA/D変換領域を、チップセレクトを切り換えながら領域内の矩形半導体基板を横方向に1ラインのA/D変換を行い、この変換を順次外側から中心部に向かって縦方向に繰り返す。
実施例1に係る放射線撮影システムの構成を図1に基づいて説明する。放射線撮影システム10は、放射線撮像装置100、画像処理及びシステム制御を行う情報処理装置101、画像表示装置102、X線発生装置103、X線管104を有する。
情報処理装置101は、撮影時に放射線撮像装置100とX線発生装置103を同期制御する。撮像装置100は、被写体を透過した放射線は不図示のシンチレータにより可視光に変換され、光電変換により生成された画像データが撮像装置100から情報処理装置101に転送される。情報処理装置101にて画像処理が行われた後、画像表示装置102に被写体の放射線画像が表示される。放射線の照射、画像の生成、画像の表示はリアルタイムで繰り返し行われるため、撮影をしながら被写体を放射線動画像で観察することができる。
撮像装置100内部のフラットパネルセンサ105は二次元のイメージセンサである。フラットパネルセンサ105は、シリコン半導体ウエハから二次元の光電変換素子を短冊状に切り出したCMOS型撮像素子である矩形半導体基板106が、不図示の平面基台上に12列×2行のマトリクス状にタイリングされている。横約20mm、縦約140mmの短冊状に切り出した矩形半導体基板106には、160μmピッチで、横方向に画素が128画素、縦方向に画素が896画素形成されている。矩形半導体基板106は、つなぎ用エリアセンサとして開発されており、矩形半導体基板106上に生成される光電変換画素は等ピッチで二次元に並んでいる。前記平面基台上で隣接する矩形半導体基板は、矩形半導体基板と矩形半導体基板の境界を挟んで光電変換画素が矩形半導体基板上と同じピッチになるようにタイリングされている。これによりフラットパネルセンサ105は画素が行列状に配置されることとなる。フラットパネルセンサ105の上辺と下辺部には、マトリクス状に並んだ矩形半導体基板の不図示の外部端子(電極パット)が一列に並んでいる。矩形半導体基板の電極パットは不図示のフライングリード式プリント配線板で外部の回路と接続される。矩形半導体基板上にはアナログ出力のイネーブル/ディセーブルを切り換えるアナログスイッチ素子等の切り換え素子が構成されている。アナログ出力用スイッチ素子を構成することにより、チップセレクト制御信号による矩形半導体基板の出力制御が可能で、矩形半導体基板のアナログ出力線同士をまとめて接続し直接増幅器に接続することができる。
撮影制御部109は、情報処理装置101と制御コマンドの通信、同期信号の通信、情報処理装置101への画像データの送信を行う。また撮影制御部109は、イメージセンサであるフラットパネルセンサ105の制御機能も兼ね備えており、フラットパネルセンサの駆動制御、撮影モード制御を行う。また撮影制御部109は放射線撮像装置100内の複数のA/D変換装置からA/D変換されたブロックごとのデジタル画像データをフレームデータに合成し放射線画像を生成する。撮影制御部109はこの放射線画像を情報処理装置101に転送する。
情報処理装置101及び撮影制御部109の制御に基づき、コマンド制御用インターフェース110を介して情報処理装置101と撮影制御部109との間で情報がやり取りされる。情報処理装置101からは撮影制御部109への撮影モードの設定、各種パラメータの設定、撮影開始設定、撮影終了設定などが、撮影制御部109からは情報処理装置101へ放射線撮像装置の状態などが通信される。主なデータを以下列挙する。画像データは撮影制御部109から情報処理装置101へと撮影された画像データが送られる。READY信号112は放射線撮像装置100が撮影可能状態になったことを撮影制御部109から情報処理装置101へ伝える信号である。外部同期信号113は、情報処理装置101が撮影制御部109のREADY信号112を受け、撮影制御部109にX線曝射のタイミングを知らせる信号である。曝射許可信号114は、撮像装置100の撮像準備が完了していることを示す信号である。曝射許可信号114がイネーブルの間に情報処理装置101からX線発生装置103に曝射信号が送信され、X線管104から曝謝されたX線が有効なX線として蓄積され、X線画像が生成される。
上述の撮像装置100における、フラットパネルセンサ105の画素回路の構成を図2に基づいて説明する。図2において、フォトダイオードPDは光を電気に変換する。リセットスイッチM2はフローティングディフュージョンCfdに蓄積された電荷を放電させるためのリセットMOSトランジスタ(リセット回路)である。フローティングディフュージョンCfdは電荷を蓄積するフローティングディフュージョン(浮遊拡散領域)の容量である。フォトダイオードPDと、フォトダイオードPDの寄生容量と、フローティングディフュージョンCfdにより電荷を蓄積する光電変換素子が形成される。感度スイッチM1は高ダイナミックレンジモードと高感度モードを切り換えるための感度切り換え用MOSトランジスタである。容量C1はダイナミックレンジ拡大用の容量であり、感度スイッチM1をオンすると電荷の蓄積が可能となる。感度スイッチM1をオンするとフローティングノード部の容量が実質増え、感度は低くなるがダイナミックレンジを拡大することができる。よって例えば高感度が必要な透視撮影時には感度スイッチM1をオフし、高ダイナミックレンジが必要なDSA撮影時などには感度スイッチM1をオンする。画素アンプM4はソースフォロアとして動作する増幅MOSトランジスタである。選択スイッチM3は画素アンプM4を動作状態とさせるための選択MOSトランジスタである。画素アンプM4により、Cfdに蓄積した信号電荷に応じた信号電圧が得られる。
画素アンプM4の後段は光電変換部で発生するkTCノイズを除去するクランプ回路が設けられている。クランプ回路は、クランプ容量Cclと、クランプスイッチM5で構成され、電源によりクランプ回路には基準電圧またはクランプ電圧が印加される。画素アンプM7はソースフォロアとして動作する増幅MOSトランジスタである。選択スイッチM6は画素アンプM7を動作状態とするための選択MOSトランジスタである。クランプ回路は画素アンプM4とサンプルホールド回路との間に設けられる。
画素アンプM7の後段には2つのサンプルホールド回路が設けられている。これら2つのサンプルホールド回路は、受光量に応じた電荷に対応する光信号電圧とノイズ信号電圧とをそれぞれサンプルホールドする。第一のサンプルホールド回路は信号スイッチM8、信号容量CS、信号アンプM10で構成され、第二のサンプルホールド回路はノイズスイッチM11、ノイズ容量CN、ノイズアンプM13で構成される。これらサンプルホールド回路は画素アンプM4と間接的に接続されており、入力される電圧を保持する保持手段として機能する。信号スイッチM8は光信号蓄積用のサンプルホールド回路を構成する、サンプルホールド用MOSトランジスタである。信号容量CSは光信号をホールドする容量である。ノイズスイッチM11はノイズ信号蓄積用のサンプルホールド回路を構成する、サンプルホールドMOSトランジスタである。ノイズ容量CNはノイズ信号をホールドする容量である。信号アンプM10はソースフォロアとして動作する光信号の増幅MOSトランジスタである。信号読み出しスイッチM9は信号アンプM10で増幅された光信号を光信号線を介して読み出すためのアナログスイッチである。ノイズアンプM13はソースフォロアとしての動作するノイズ信号の増幅MOSトランジスタである。ノイズ読み出しスイッチM12はノイズアンプM13で増幅されたノイズ信号をノイズ信号線を介して読み出すためのアナログスイッチである。これらサンプルホールド回路に入力される電圧としてはクランプ電圧及び信号電圧がある。信号読み出しスイッチM9、ノイズ読み出しスイッチM12によりそれぞれサンプルされた電圧が信号線に印加される。信号読み出しスイッチM9とノイズ読み出しスイッチM12はサンプルホールドされた電圧を列信号線に印加するか否かを制御する読み出しスイッチである。これによりサンプルされた電圧がフラットパネルセンサ105外の増幅器107およびA/D変換器108と入力されることとなる。
EN信号は、選択スイッチM3、選択スイッチM6のゲートに接続され、画素アンプM4、画素アンプM7を動作状態とさせるための制御信号である。EN信号がハイレベルの時、画素アンプM4、画素アンプM7は同時に動作状態となる。WIDE信号は、感度スイッチM1のゲートに接続され感度の切換を制御する。WIDE信号がローレベルの時は、感度切り換えスイッチがオフし高感度モードとなる。PRES信号は、リセットスイッチM2をオンしてフォトダイオードPDに蓄積された電荷を放電させるリセット信号である。PCL信号はクランプスイッチM5を制御する信号で、PCL信号がハイレベルのときクランプスイッチM5がオンし、クランプ容量Cclを基準電圧VCLにセットする。TS信号は光信号サンプルホールド制御信号で、TS信号をハイレベルとし、信号スイッチM8をオンすることで光信号が信号アンプM7を通して信号容量CSに一括転送される。次いで、全画一括で信号TSをローレベルとし、信号スイッチM8をオフすることで、サンプルホールド回路への光信号電荷の保持が完了する。TN信号はノイズ信号サンプルホールド制御信号で、TN信号をハイレベルとし、ノイズスイッチM11をオンすることでノイズ信号がノイズアンプM7を通してノイズ容量CNに一括転送される。次いで、全画一括で信号TNをローレベルとし、ノイズスイッチM11をオフすることで、サンプルホールド回路へのノイズ信号電荷の保持が完了する。信号容量CS、信号容量CNのサンプルホールド後は、信号スイッチM8、ノイズスイッチM11がオフとなり、信号容量CS、ノイズ容量CNは前段の蓄積回路と切り離される。これにより再度サンプルホールドされるまで蓄積した光信号を非破壊で読み出すことが可能となる。
図3はCMOS矩形半導体基板の内部構造の一例を模式的に示す図である。
矩形半導体基板301は、チップセレクト端子CS、光信号出力端子S、ノイズ信号出力端子N、垂直走査回路スタート信号VST、垂直走査回路クロック端子CLKV、水平走査回路スタート信号端子HST、水平走査回路クロック端子CLKHを有する。
垂直走査回路303は横方向の画素群を選択し、垂直走査クロックCLKVに同期して画素群を順次副走査方向である垂直方向に走査する。水平走査回路304は垂直走査回路により選択された主査方向である横方向の画素群の列信号線を水平走査クロックCLKHに同期して順次1画素ずつ選択する。画素回路302は図1に示した画素回路で、垂直走査回路303の出力線である行選択線305がイネーブルになることにより、列信号線306、307にサンプルホールドされた光信号電圧信号S、ノイズ電圧信号Nを出力する。
行選択線305は画素を行毎に選択するための信号を伝送する信号伝送路であり、行と並行に複数配置されている。列信号線306、307は選択された画素の信号を列毎に読み出すための信号伝送路であり、列と並行に複数配置されている。
列信号線306、307に出力された電圧信号を水平走査回路304が順次選択することにより、アナログ出力信号線308,309に各画素の電圧信号が順次出力される。アナログ出力信号線308、309は列信号線306,307の信号をA/D変換器へと出力する。
以上のように、矩形半導体基板では、垂直走査回路303、水平走査回路304を使用したXYアドレス方式によるスイッチング動作によって画素選択が行われる。トランジスタで増幅された各画素の光信号S、ノイズ信号Nの電圧信号は、列信号線306、307、アナログ出力信号線308,309を通してアナログ出力端子S、Nに出力される。
端子CSはチップセレクト信号入力端子で、端子CSをオンすることにより内部走査に従った撮像素子の光電圧信号S、ノイズ電圧信号Nがアナログ出力端子S、Nから出力される。S信号出力切り換えアナログスイッチ(転送スイッチS)、N信号出力切り換えアナログスイッチ(転送スイッチN)、列信号線306、307、列信号線を切り換えるスイッチングトランジスタは、読み出し走査の伝送回路を構成している。
端子CLKVは垂直走査回路のクロック、端子VSTは垂直走査回路のスタート信号である。垂直走査スタート信号VSTをハイにした後、垂直走査クロックCLKVを入力することにより、V1,V2,・・・Vmと行選択信号が順次イネーブルに入れ替わる。垂直走査が開始されたら垂直走査スタート信号VSTをローにする。端子CLKHは水平走査回路のクロック、端子HSTは水平走査回路のスタート信号である。水平走査スタート信号HSTをハイにし、水平走査クロックCLKHを入力することにより、H1,H2,・・・Hnと列選択信号が順次イネーブルに入れ替わる。水平走査が開始されたら水平走査スタート信号HSTをローにする。
垂直走査回路303の行選択信号V1出力がイネーブルになると行選択信号V1に接続する横1行の画素群(1,1)から(n、1)が選択され、横1行の各画素からそれぞれの列信号線306、307にS,N電圧信号が出力される。水平走査回路304の列選択信号のイネーブルをH1,H2,・・・Hnと順次切り換えることにより、列信号線毎に設けられた信号出力スイッチ及びノイズ出力スイッチが順にオンされる。これにより横1行の画素のS,N電圧信号が順次アナログ出力信号線308、309を経由してアナログ出力端子S、Nに出力される。行選択信号Vmまで同様な水平走査を行うことにより、全画素の画素出力が得られる。
図4は図2の画素回路における、固定フレームレートでX線ウィンドウ制限のある動画撮影時の駆動制御の一例を示すタイミングチャートである。以下、動画像撮影において、信号容量CSおよびノイズ容量CNに電荷がサンプルホールドされるまでの制御信号のタイミングについて図2を用いて説明する。
図4のタイムチャートにおいて、(t50)で撮影モードが設定され、(t51)から撮影のための駆動が開始される。
(t51)で始まるリセット駆動R1について説明する。リセット駆動R1は、リセットとクランプを行う駆動である。まず、(t51)で信号ENをハイレベルにし、画素アンプM4、画素アンプM7を動作状態にする。次に(t52)で信号PRESをハイレベルにし、フォトダイオードPDを基準電圧VRESに接続する。次に(t53)で信号PCLをハイレベルにすることによりクランプスイッチM5をオンし、クランプ容量(Ccl)の画素アンプM7側に基準電圧VCLが接続される。(t54)で信号PRESをローレベルにしてリセットを終了し、クランプ容量Cclの画素アンプM4側にリセット電圧がセットされる。(t55)でクランプスイッチM5をオフし、基準電圧VCLと基準電圧VRESの差分の電圧に応じた電荷がクランプ容量Cclに蓄積されクランプが終了。リセット駆動R1を終了し、(t55)からフォトダイオードPD、フローティングディフュージョン容量Cfdの光電変換部の蓄積が開始される。(t56)で信号ENをローレベルとし、画素アンプM4、画素アンプ2M7を非動作状態にする。蓄積状態になったので曝射許可信号をイネーブルにしX線の曝射を要求する。後に続くリセット駆動もこのタイミングで制御される。
タイリングされた矩形半導体基板は、動画撮影時に撮像素子間、走査線間の時間的スイッチングのずれにより発生する画像ズレを防止するために、タイリングされた各撮像素子の全ての画素を一括して同一のタイミング、同一の期間でリセット駆動が行われる。その後一括露光による蓄積が行われ各画素回路のフォトダイオードPDで発生した光電荷が容量Cfdに蓄積される。リセット駆動の(t52)から(t54)のフォトダイオードPDへの基準電圧VRESの印可において光電変換部でリセットノイズ(kTCノイズ)が発生する。これに対して、クランプ回路のクランプ容量Cclの画素アンプM7側に基準電圧VCLをセットすることによりリセットノイズが除去される。
(t60)で始まるサンプリング駆動S1について説明する。(t60)で信号ENをハイレベルにし選択スイッチM3、選択スイッチM6をオンすることで、容量Cfdに蓄積されている電荷は電荷/電圧変換されソースフォロアとして動作する画素アンプM4により電圧としてクランプ容量Cclに出力される。画素アンプM4の出力はリセットノイズを含むが、クランプ回路によりリセット時に画素アンプM7側を基準電圧VCLにセットしているので、リセットノイズが除去された光信号となって画素アンプM7に出力される。次に(t61)でサンプルホールド制御信号TSをハイレベルとし、信号スイッチM8をオンすることで、光信号は画素アンプM7を通して光信号用ホールド容量CSに一括転送される。サンプルホールドを開始したので、(t62)で曝射許可信号をディセーブルとしX線曝射は禁止される。(t63)で信号TSをローレベルとし、信号スイッチM8をオフすることで、光信号用ホールド容量CSに光電荷信号がサンプルホールドされる。次に(t64)でリセット信号PRESをハイレベルとし、リセットスイッチM2をオンし、容量Cfdを基準電圧VRESにリセットする。次に(t65)で信号PCLをハイレベルとする。クランプ容量Cclには電圧VCLと電圧VRESの差分の電圧にリセットノイズが重畳した電荷が蓄積される。(t66)でリセット信号PRESをローレベルとしリセットを完了する。(t67)で信号TNをハイレベルとし、ノイズスイッチM11をオンすることで、基準電圧VCLにセットされた時のノイズ信号をノイズ信号用ホールド容量CNに転送する。続いて(t68)で、信号TNをローレベルとし、ノイズスイッチM11をオフすることで、ノイズ信号のノイズ信号用ホールド用容量CNにノイズ信号がサンプルホールドされる。(t69)で信号PCLをローレベル、(t70)で信号ENをローレベルとし、サンプリング駆動S1を終了する。サンプリング駆動S1は全画素を一括して行う。後に続くサンプリング駆動もこのタイミングで制御される。サンプリング駆動S1の後、(t91)にて再びリセット駆動R1が行われ、次のフレームのフォトダイオードPDでの蓄積を開始させる。
光信号およびノイズ信号の走査は画素ごとに行われる。信号読み出しスイッチM9、ノイズ読み出しスイッチM12をオンすることで、光信号用ホールド容量CSの電圧、ノイズ信号用ホールド用容量CNの電圧が、信号アンプM10、ノイズアンプM13を通して、それぞれ光信号出力線とノイズ信号出力線に転送される。ノイズ信号出力線と光信号出力線に転送された信号は、ノイズ信号出力線と光信号出力線に接続された不図示の作動入力アンプで減算される。これにより、画素アンプでの熱ノイズ、1/fノイズ、温度差、プロセスばらつきによるFPNを除去している。なお、センサからの読み出しが可能な期間は、(t68)のサンプルホールド終了時から、光信号用ホールド容量CS、ノイズ信号用ホールド容量CNに、次フレームの光電荷信号のサンプルホールドが再び開始される(t91)までの間である。サンプリング駆動S1終了後に画素の読み出し処理RD1が行われる。読み出し処理は画像表示までのディレイをできる限り短くするよう、サンプルホールド直後に行われる。
図2の画素回路において、フォトダイオードPDの蓄積開始のタイミングは、図4に示すリセット完了後に信号PCLをローレベルにしてクランプが完了した時点(t55)や(t69)である。また蓄積終了のタイミングは信号TSをローレベルにして光信号をサンプルホールドした時点(t63)である。これにより、光信号およびノイズ信号をサンプルホールドするサンプリング駆動S1とサンプリング駆動S1の間に、蓄積時間開始のためのリセット駆動R1またはサンプリング駆動S1を挿入することにより、蓄積時間を制限している。図4においては、(t60)で始まるサンプリング駆動S1と(t90)で始まるサンプリング駆動S1の間に(t81)で始まるリセット駆動R1を挿入することにより、実質的な蓄積時間であるX線ウィンドウを(t85)から(t93)の期間Tに制限している。
図5は、タイリングされた3枚の矩形半導体基板の画素データを1つのA/Dで読み出すためのタイムチャートである。
信号CS0〜CS3は矩形半導体基板のアナログ信号の出力を制御するチップセレクト信号である。図4の矩形半導体基板のアナログ出力信号に振られている番号は、タイムチャートのチップセレクト信号CSの数字と1対1で対応している。たとえば、CS0が“H”の間は矩形半導体基板のアナログ出力信号番号“0”のアナログ出力が有効になり、次段の増幅器107に出力される。CS1が“H”の時はアナログ出力信号番号“1”のアナログ出力が有効になり、次段の増幅器107に出力される。CS0はアナログ出力信号番号“0”の矩形半導体基板に接続される。CS1はアナログ出力信号番号“1”の矩形半導体基板に接続される。CS2はアナログ出力信号番号“2”の矩形半導体基板に接続される。CS3はアナログ出力信号番号“3”の矩形半導体基板に接続されている。
画像の読み出しは、まずチップセレクトC0が選択される。
垂直走査スタート信号VSTがハイの状態で、垂直走査クロックCLKVが立ち上がると、図3の垂直走査回路の行信号線V1がイネーブルとなる。行信号V1で選択される画素群(1,1)から(n,1)の出力が有効になり、列信号線に画素群(1,1)から(n,1)の各画素の画素電圧信号が出力される。
水平走査スタート信号HSTがハイの状態で、水平走査クロックCLKHが立ち上がると、水平走査回路の列選択行信号H1がイネーブルとなる。CLKHの立ち上がりに同期して、水平走査回路の列選択行信号がH2,・・Hnと切り換わり、画素を(1,1)から順番に(n,1)まで選択し、水平方向のチップセレクトC0で選択された矩形半導体基板の横方向画素群の走査を終了する。A/D変換はCLKHに同期して行われる。次にチップセレクトをC1に切り換え同様に水平走査を行い、C2も同様に水平走査を行うことにより、3枚の矩形半導体基板の、横1ラインに配列した画像群の読み出しを終了する。
以降、CLKVにより垂直走査回路の行信号線を順次切り換えながら、同様に水平走査をVmまで行うことにより、矩形半導体基板3枚の全画素の読み出しが完了する。
A/D変換を行う画素のラインを切り換えるCLKV信号で制御される帰線時間を1μsec、チップセレクト信号CS0,CS1,CS2の切り換え時間を1μsec、帰線時間にチップセレクトの切り換えを同時に行うとする。
以上の条件下で、1ラインを読み出す時間は、22.2μsecとなり、矩形半導体基板3枚の領域、横方向384画素、縦方向画素896画素を1つのA/D変換器でA/D変換するための時間は、約20msecである。センサパネルの全A/D変換器のA/D変換を同時に行うことにより、約20msecでセンサパネルの画像の読み出しが完了する。
図6は、本発明による第一の実施例の、外部同期モードによる固定フレームレートでX線ウィンドウ制限のある動画撮影時のセンサの駆動制御を示すタイミングチャートである。撮影モードは画素加算なし、高感度モードの例である。R1はリセット駆動、S1はサンプリング駆動である。図4の駆動制御のタイミングチャートで記載したように、サンプリング駆動S1の間にリセット駆動R1を挿入することにより、有効な光信号の蓄積時間であるX線ウィンドウはリセット駆動R1からサンプリング駆動S1の期間Tとなる。フラットパネルセンサ105は、リセット駆動R1により全画素同時リセットが、サンプリング駆動S1により全画素同時サンプリングが行われる。本制御の特徴は、光電変換素子による電荷の蓄積中にサンプルホールドされた電圧を列信号線に印加する内部走査IS(第一の制御)を行う点である。また、サンプルホールドされた信号電圧を内部走査ISの後に信号線に印加する読み出し駆動RD(第二の制御)を行う点である。
第一の実施形態では、撮影フレームレートが15fpsである場合を例として説明する。
フレームレートが15fpsであることから、動画撮影の周期は約66msecである。画像の読み出しは図4で説明したように約20msec。サンプリング駆動S1の期間、リセット駆動R1の期間ともに約1msec、X線ウィンドウは50msecであるとする。矩形半導体基板106の画素回路は、図2に示した非破壊読み出しが可能な画素回路を用いる。
図6において、矩形半導体基板のEN,TS,PRES,PCL,TN信号の制御における信号のタイミングは、リセット駆動R1は背景技術で説明した図4のリセット駆動R1と、サンプリング駆動S1は図4のサンプリング駆動S1と同等である。
図6のタイムチャートにおいて、情報処理装置101と撮影制御部109の間でコマンド制御用インターフェース110によりコマンド通信が行われ(t100)で撮影モードが設定される。撮影モード設定直後の(t101)から、読み出し回路内のXYアドレス方式走査回路内でフローティングとなっている行信号線、列信号線に信号電圧を印可し、不定電位を初期電位にする処理を行う。
まず、(t101)から(t102)でリセット駆動R1を行い、リセット駆動R1終了後にフォトダイオードPDの蓄積を待たず(t103)から(t104)でサンプリング駆動S1を行う。サンプル駆動S1が終了した時点(t104)では、図2の画素回路の光信号用ホールド容量CS、ノイズ信号用ホールド容量CNには基準電圧VCLがサンプルホールドされる。(t105)から(t106)の期間のISは読み出し回路の内部走査で、読み出し回路内のライン電位初期化走査を行う。この内部走査ISは、容量Cfdへの電荷の蓄積中にサンプルホールドされた電圧を列信号線およびアナログ出力信号線に印加する工程である。
図7は、読み出し回路の内部走査ISである初期電位印可動作のタイムチャートである。
内部走査IS(第一の制御)では、読み出しスイッチM9、M12および前記出力スイッチを順にオンすることで列信号線及びアナログ出力信号線にサンプルホールドされた電圧を印加する。容量CSに蓄積された光信号電圧および容量CNに蓄積されたノイズ信号電圧をそれぞれ信号線に印加する。
読み出し回路内の不定電位をロジック電位、サンプルホールド電位に初期電位化するためには、矩形半導体基板の読み出し系の内部走査を行えば良く、A/D変換器へ内部画素の電圧信号を出力する必要はない。また、XYアドレス方式走査による読み出し回路の行選択線305、列信号線306、307、アナログ出力信号線308,309が初期電位になるよう制御されればよい。よって各矩形半導体基板制御用信号線EN,TS,PRES,PCL,TN、VST,CLKV,HST,CLKHが共通の駆動回路から駆動される本実施例では、読み出し回路が実質垂直方向1回、水平方向に少なくとも1回の走査を行えば良い。
図3で矩形半導体基板のHST,CLKH.VST,CLKVは全て同期して動作するように構成されており全チップ共通で内部回路が作動する。このため初期電位化のための読み出し系の走査は、矩形半導体基板1枚分の走査を行えば良い。
初期電位印可動作は読み出し回路内の走査であり、画素の読み出しを行うわけではないので、チップセレクトCS0,CS1,CS2はディセーブルのままで、A/D変換器への出力は行わない。図7の(t150)で垂直走査スタート信号VSTをハイにした後、垂直走査クロックCLKVを連続して入力し、内部の行選択線305を順次ロジック電位に初期電位化する。行選択線305の順次初期電位化に伴い、列信号線306、307は基準電圧VCLに初期電位化される。CLKVにより垂直方向の操作が終了する(t151)まで水平方向の走査は行わない。水平方向の走査を行わない分、垂直方向の走査が高速で行われる。図7では、CLKVのクロック周期は1μsecであるので、垂直方向走査は、896μsecで終了する。垂直走査完了後の(t152)から水平走査を行い、アナログ出力信号線308,309を基準電圧VCLに初期電位化する。水平走査はピクセルクロック20MHzで行うので128画素を約6.4μsecで完了する。以上により、読み出し回路内の走査による初期電位化は約0.9msecで完了する。
リセット駆動R1、サンプリング駆動S1、内部走査ISを行うことにより、1フレーム撮影を行ったと同等の駆動シーケンスが行われる。このシーケンスは1フレーム読み捨て同等のシーケンスであり、通常撮影のリセット駆動の1msec、サンプリング駆動の1msec、蓄積時間の50msecと読み出し時間の20msecを加えた約72msecを約3msecに短縮することが可能である。この(t101)から(106)約3msecの駆動を行うことで読み出し回路の不定電位を初期電位化でき、初期フレームのオフセットの不安定により良好なオフセット補正ができない問題が解消する。内部走査ISには増幅器107による信号電圧の増幅、A/D変換器108によるA/D変換、撮影制御部109による画像の生成が行われないため、処理時間や処理負荷が軽減され、読み出し駆動RDを実行する場合に比べて消費電力を低減できる。
内部走査ISは、読み出し駆動RDを実行していないタイミングであればいつでも実行可能である。ただ、フォトダイオードPDおよび容量Cfdに受光に応じた電荷を蓄積させているタイミングに行うことで、画素内にサンプルホールド回路を有し非破壊読み出しが可能であるメリットを生かし効率的な駆動とすることができる。
内部走査IS(第一の制御)にて信号線に印加された電圧に基づく画像は生成されず、A/D変換も実行されない。当然ながらサンプリング駆動S1および読み出し駆動RD(第二の制御)により得られた信号電圧に基づいて撮影制御部109により被写体の画像が生成される。
図6に戻り初期電位化以降の制御について説明する。
読み出し回路の初期電位化が(t106)で完了後、撮影制御部109から情報処理装置101に出力されるREADY信号112がイネーブル状態になる。READY信号112がイネーブルの状態で情報処理装置101は不図示のX線曝射スイッチがオンになると、設定された撮影フレームレートに合った周期で同期パルスを外部同期信号線113に約66msecの周期で出力する。外部同期信号パルスの出力の条件は、放射線撮像装置100が撮影可能なREADY状態であることが条件となる。撮影制御部109は、がREADY状態で外部同期パルス信号の立ち上がり(t106)を検出するとセンサの蓄積を開始するためのリセット駆動R1を行う。(t108)でリセット駆動R1が完了すると、撮影制御部109から情報処理装置101に向けて曝射許可信号114をイネーブルにする。情報処理装置101は曝射許可信号114のイネーブルを確認するとX線発生装置に曝射信号を出力し、X線ウィンドウが開いている期間内にパルスX線を曝射する。
撮影制御部109は、設定された50msecの蓄積時間となるように(t109)からサンプリング駆動S1を開始する。X線ウィンドウが閉じるのと同時に曝射許可信号114をディセーブルにする。(t110)でサンプリング駆動S1を終了すると共に、READY信号112をイネーブルにし、次のフレーム撮影に備えて外部同期信号の立ち上がりを待つ。その後の読み出し駆動RD1にて撮影制御部109により、サンプルホールドされた信号電圧を前記信号線に印加する制御が行われる。
図6のRD1、RD2で示す撮影された画像の読み出しは、図5のタイムチャートで示されたシーケンスで行われ、1フレームの読み出しに約20msecかかる。読み出された信号電圧値はA/D変換器108によりA/D変換され、撮影制御部109により撮影画像データが生成される。画像データは、撮影制御部109から情報処理装置101に画像データインターフェース111により転送される。
なお、この本画像の読み出しとまったく同一の駆動を実行し、フラットパネルセンサ105を受光させずに暗電流画像を生成する。この暗電流画像は本画像の暗電流補正に用いられる。具体的にはフォトダイオードPDを受光させずに本画像の読み出し駆動RDと実質的に同一の読み出し駆動を行って得られた信号電圧に基づき暗電流画像を生成する。
図6では、画像読み出しRD1、RD2の期間にリセット駆動R1が行われるが、非破壊読み出しを行うため、読み出し中のデータが破壊されることはない。
読み出し回路内のXYアドレス方式走査回路内でフローティングとなっている行信号線、列信号線に信号電圧を印可し、不定電位を初期電位にする処理は、撮影モード設定後の動画撮影の前に限られない。撮像素子電源投入後最初の動画撮影の前、モード切り換え後の動画撮影の前、前撮影から時間が経過した後の動画撮影の前に行っても良い。
このように、撮影の開始前に列信号線および出力信号線に対してクランプ回路の基準電圧に対応する電圧を印加することで、信号線の不定電位を安定化させることができるため、光信号電圧またはノイズ電圧に重畳する不安定なノイズ成分を減少させることができる。
実施例1では、読み出し回路の初期電位化処理を1回行ったが、初期電位化処理を複数回行っても良い。
また、実施例2では、画素加算回路を有するイメージセンサ日本発明を適用した例を説明する。
図8はCMOS型矩形半導体基板内の画素加算回路の回路図および模式的構成図である。図8(a)は図1の画素回路を2回路分簡略した回路に画素加算回路を挿入した回路例である。実際の回路はS信号、N信号それぞれ画素加算回路が構成されているが、図8ではS信号、N信号のサンプルホールド回路は説明簡略化のため片方のみ記載している。160、161は、それぞれの回路のフォトダイオードであり、図2のフォトダイオードPDにあたる。162、163、166、167、172、173はそれぞれの回路のソースフォロアとして動作する増幅MOSトランジスタ(画素アンプ)である。162、163は図1の画素アンプ1(M4)にあたり、166、167は図2の画素アンプ2(M7)にあたり、172、173は図2の画素アンプS(M10)もしくは画素アンプN(M13)にあたる。164、165はそれぞれの回路のクランプ容量であり、図2のクランプ容量(Ccl)にあたる。168、169は、それぞれの回路の光信号もしくはノイズ信号蓄積用のサンプルホールド回路を構成する、サンプルMOSトランジスタ(サンプルスイッチ)である。168、169は図2のサンプルホールドスイッチS(M8)もしくはサンプルホールドスイッチN(M11)にあたる。170、171は光信号用もしくはノイズ信号用ホールド容量であり、図2の光信号用ホールド容量(CS)もしくはノイズ信号用ホールド容量(CN)にあたる。150および151は画素加算回路を構成する加算用MOSトランジスタ(ビニングスイッチ)である。図8(b)は矩形半導体基板の1画素分の画素回路を“□”で表した画素加算回路を示す。図8(a)の点線で囲まれた部分と図8(b)の点線で囲まれた部分は同じ回路部を示している。図8(b)に示すように、隣り合う画素ごとの光信号もしくはノイズ信号用ホールド容量を導通し、画素加算を行う。これにより画素情報を捨てることなく走査する画素を減らし、より高速なフレームレートでの信号の読み出しを可能としている。図8(b)では、信号ADD0をハイレベル、信号ADD1をローレベルにすると、2×2の画素加算を行う。信号ADD0をハイレベル、信号ADD1をハイレベルにすると4×4の画素加算を行う。
CMOS型撮像素子においては、撮影のための光が照射されていない期間においても暗電流が発生する。このため、CMOS型撮像素子は蓄積後の出力にオフセット値を持ち、光を照射しなくともゼロでない値を各画素が光信号として出力する。ある蓄積期間に光を照射しないで取得した光信号データをCMOS型撮像素子のオフセットパターンとして取得する。この蓄積期間と同じ蓄積期間の動画像を取得する際に得た光信号データから、事前に取得した前記蓄積期間のオフセットパターンを減算しオフセット補正をする方法がある。
図9は、本発明による第二の実施形態の、外部同期モードによる固定フレームレートでX線ウィンドウ制限のある動画撮影時のセンサの駆動制御を示すタイミングチャートである。撮影モードは4×4の画素加算あり、高ダイナミックレンジモードの例である。
図9は、読み出し回路の初期電位化処理を(t111)、(t112)、(t113)で始まる3回行う例を示す。初期電位化処理シーケンスの内、リセット駆動R1、サンプリング駆動S1の期間はADD0、ADD1を共にローレベルとし、画素加算用のスイッチングトランジスタはオフのままとしている。内部走査ISの期間は、ADD0、ADD1を共にハイレベルとし、画素加算用のスイッチングトランジスタをオンし、4×4の画素加算モードで内部走査ISを行う。内部走査IS終了後、ADD0、ADD1を共にローレベルとし、画素加算用のスイッチングトランジスタはオフにする。このように、撮影制御部109は、読み出し駆動RD(第二の制御)にてビニング読み出しを行う場合には、読み出し駆動(第二の制御)に先立つ内部走査IS(第一の制御)にてビニングスイッチをオンした状態でサンプルホールドされた電圧を信号線に印加する。
第二の実施形態では、第一の実施形態と同様に撮影フレームレートが15fpsである場合を例として説明する。
フレームレートが15fpsであることから、動画撮影の周期は約66msecである。4×4の画素加算モードの読み出しの走査は、垂直走査回路が3本飛ばし走査を行うため1/4の走査本数となる。このため、読み出し時間は約4分の1の約5msecとなる。
サンプリング駆動S1の期間、リセット駆動R1の期間ともに約1msec、X線ウィンドウは50msecであるとする。矩形半導体基板106の画素回路は、図2に示した非破壊読み出しが可能な画素回路を用いる。
図9では、(t114)から外部同期信号パルスの立ち上がりに同期して動画撮影が開始される。
撮影された画像の読み出しは、読み出しRDの期間に行われるが、この読み出しの期間中は、画素加算用のスイッチングトランジスタをオンし、4×4の画素加算モードで内部走査を行う。また、撮影のサンプリング駆動期間中は、ADD0、ADD1を共にローレベルとし、画素加算用のスイッチングトランジスタをオフにする。
第二の実施形態では、X線ウィンドウが開く前に蓄積画像の読み出しが完了する。
図9に示すサンプリング駆動S2の信号パターンは、フォトダイオードPDのリセットとともに、PCL信号がハイとなり基準電圧VCLがクランプ回路に印可されている。このPCL信号がハイの間にST信号、TN信号により光信号用ホールド容量CS、ノイズ信号用ホールド容量CNに基準電圧VCLをサンプルホールドさせている。
第一の実施形態では、ウィンドウが開くリセット駆動R1は図2のリセット駆動R1の信号パターンで行っているが、第二の実施形態では、サンプリング駆動S2の信号パターンで行っている。図9のタイムチャートでは読み出しが完了しているので、光信号用ホールド容量CS、ノイズ信号用ホールド容量CNの電位が基準電圧VCLとなっても問題はない。ウィンドウが開くための駆動は、ウィンドウの開くタイミングで読み出しが完了しているか、いないかで、リセット駆動R1とサンプリング駆動S2を自動で切り換えることも可能である。
本第二の実施例では、3回初期電位化処理を行ったが、3回に限定するものではなく3回以上行っても良く、動画撮影開始まで連続して初期電位化処理を続けても良い。
このように複数回にわたって初期電位化処理を行うことで、1回の場合に比べて信号線における不定電位の影響をより低減させることができる。
また、内部走査ISをビニングスイッチがオンされた状態で行うことにより、ビニングスイッチ間の信号線などビニング時にのみ利用される信号線の不定電位を安定化させることができる。
なお初期電位化処理は、撮影モード設定後の動画撮影の前だけでなく、撮像素子電源投入後最初の動画撮影の前、モード切り換え後の動画撮影の前、前撮影から時間が経過した後の動画撮影の前に行っても良い。
図10はサンプリング駆動S2のサンプリング駆動パターンを、読み出し回路の初期電位化処理に用いた例である。サンプリング駆動S2はサンプリング駆動S1を兼ねるので図9で行っていた読み出し回路の初期電位化処理のサンプリング駆動S1を省略することができる。読み出し駆動RD(第二の制御)後、サンプルホールドされている信号電圧を信号線に印加する内部走査IS(第一の制御)を行う。
図9は、読み出し回路の初期電位化処理を(t121)、(t122)、(t123)で始まる3回行う例を示す。(t121)、(t122)、(t123)のそれぞれでサンプリング駆動S2を開始し、サンプリング駆動S2終了後、読み出し回路の内部走査ISを行い、読み出し回路内の不定電位をロジック電位、サンプルホールド電位である基準電位VCLに初期電位化する。
第三の実施形態では、非破壊読み出しセンサの特徴を生かし、放射線発生装置103に対して曝射許可信号が出力されている間に内部走査IS(第一の制御)を行う。つまりはX線ウィンドウが開いている蓄積期間中の(t125)、(t126)で読み出し回路の内部走査ISを行っている。読み出し回路の内部走査ISはサンプリング駆動S1の開始前までに内部走査が完了する。第三の実施形態では、X線ウィンドウが開く時のリセット駆動は、サンプリング駆動S2の信号パターンを使用する。(t125)、(t126)での内部走査ISにより、読み出し回路内の不定電位はロジック電位、サンプルホールド電位である基準電位VCLに初期電位化される。読み出し走査の直前で内部走査ISを行うことにより、読み出し回路内の電位は安定しオフセット補正が良好に行われる。
このように本実施例では、画素から電荷を読み出す読み出し駆動RDの前にサンプリング駆動S2を実行することで、光信号を保持する第一のサンプルホールド回路にクランプ回路の基準電圧を保持させた後、光信号を保持させることができる。これにより、サンプルホールド回路に起因するノイズを取り除くことができる。
X線ウィンドウが開いている蓄積期間中の(t125)、(t126)で読み出し回路の内部走査ISは、特に低フレームレートの動画撮影時に有効である。
図11は、本発明による第四の実施形態の、連続X線透視モードでの駆動制御を示すタイミングチャートである。連続X線を使用するため、X線ウィンドウはフルオープンとなる。第四の実施形態の撮影モードは2×2の画素加算あり、高感度モードの例である。
(t131)、(t132)、(t133)のそれぞれでサンプリング駆動S2を開始し、サンプリング駆動S2終了後、読み出し回路の内部走査ISを行う。これにより読み出し回路内の不定電位をロジック電位、サンプルホールド電位である基準電位VCLに初期電位化する。
読み出し回路の初期電位化が(t134)で完了後、撮影制御部109から情報処理装置101に出力されるREADY信号112がイネーブル状態になる。READY信号112がイネーブルの状態で情報処理装置101は不図示のX線透視スイッチがオンになると、外部同期信号がイネーブルになる。
撮影制御部109は、外部同期信号がイネーブルを検出すると、READY信号をディセーブルにし、リセット駆動を含むサンプリング駆動S1を行う。サンプリング駆動S1が完了すると撮影制御部109は曝射許可信号をイネーブルにし、設定されたフレームレートの周期で出力される不図示の内部同期パルス信号によりサンプリング駆動S1を繰り返す。情報処理装置101は曝射許可信号のイネーブルを検出し、連続X線の照射をX線発生装置に指令し、連続X線の照射が開始される。
X線画像蓄積後のサンプリング駆動S1の直後に読み出し動作RDを周期的に行い透視撮影が行われる。
実施例3と同様にサンプリング駆動S1の直前に読み出し回路の内部走査ISを開始し、サンプリング駆動S1の開始前までに内部走査ISが完了する。
(t138)で開始される内部走査ISの前の駆動はサンプリング駆動S1である。このため光信号用ホールド容量CSには、光電変換素子の出力がサンプリングされている。内部走査ISにより、読み出し回路内の光信号伝送路の不定電位は、画素回路の出力範囲の電圧に初期電位化される。光信号伝送路の電位は画素回路の出力範囲の電圧となるので、他の実施例同様オフセットが安定化する。
通常、読み出し駆動RDにより光信号線に光信号電圧が印加され、ノイズ信号線に基準電圧が印加されることになるため、動画撮影駆動をする場合に2フレーム目移行の画像には信号線に起因するノイズが乗らない。しかしながら、低フレームレート撮影など読み出し駆動RDから次の読み出し駆動RDまでの間の時間間隔が長い場合がある。特に信号線に起因するノイズの影響が大きい特性を有するイメージセンサの場合、この時間間隔で信号線に無視できないノイズが蓄積する場合がありうる。そのため、サンプリング駆動S1の直前に内部走査ISを実行することで、蓄積時間中に発生した信号線のノイズを除去することができる。本実施例のように画素内にサンプルホールド回路を有し非破壊読み出し駆動が可能な撮像装置の場合内部走査ISは蓄積時間中に行うことが可能である。よってサンプリング駆動S1および読み出し駆動RDを変更することなく内部走査ISの制御を挿入することが可能である。
図12は、本発明による第五の実施形態の、外部同期撮影モードでの駆動制御を示すタイミングチャートである。撮影モードは4×4の画素加算であり、高ダイナミックレンジモードの例である。
本実施例では、撮影制御部109は、信号電圧をサンプルホールドさせ、この信号電圧を列信号線に印加する内部走査IS(第一の制御)を行った後、この信号電圧を列信号線に印加する読み出し駆動RD(第二の制御)を行う。つまり、信号線に読み出そうとする信号電圧を印加する内部走査ISを実行した後、当該信号電圧を読み出す制御を行う。また撮影制御部109は読み出し駆動(第二の制御)が終了後所定時間の間読み出し駆動RD(第二の制御)が行われない場合に、内部走査IS(第一の制御)を実行する。
図12は、上記モードでの撮影が(t164)で一時中断し、(t168)で撮影が再開される場合の駆動について説明する。
(t164)で終了した撮影画像の読み出し終了後、動画フレーム撮影の間隔以下の周期で、(t165)、(t166)、(t167)と読み出し回路の不定電位の初期電位化駆動を挿入した例である。
たとえば、15fpsの撮影であったならば、フレーム撮影周期は66msecであるので、不定電位の初期電位化駆動の周期は66msec以下とし、フローティング部の不定電位かを防止する。
(t165)、(t166)、(t167)のそれぞれでサンプリング駆動S2を開始し、サンプリング駆動S2終了後、読み出し回路の内部走査ISを行い、読み出し回路内の不定電位をロジック電位、サンプルホールド電位である基準電位VCLに初期電位化する。
読み出し回路の不定電位の初期電位化駆動は、当然の事ながら画像の読み出し処理中は行わない。また、不定電位の初期電位化駆動中の、サンプリング駆動S2の期間、読み出し回路の内部走査ISの期間に外部同期信号が入力された場合は、不定電位の初期電位化駆動を中断し、たとえば(t168)のサンプリング駆動S2から開始される撮影駆動を開始すればよい。
このように、信号線に読み出そうとする信号電圧を印加した後に当該信号電圧を読み出す制御を行うことで、信号線における不定電位の影響をより小さく抑えることができる。
図13は、本発明による第六の実施形態の、外部同期撮影モードでの駆動制御を示すタイミングチャートである。撮影モードは4×4の画素加算であり、高ダイナミックレンジモードの例である。実施例1と同様の構成及び処理については説明を割愛する。
この例では、蓄積された画像の読み出しの前に内部走査ISを行い、読み出し回路内のフローティング部の不定電位、特に画像データの伝送ラインを実際に読み出す画像データの電圧に固定する。内部走査ISの後、通常の画像読み出しを行う。
信号線の容量に起因するノイズは時間に応じて増大する傾向があるため、信号線に重畳するノイズを常に一定のレベル以下に抑えることができる。また、信号電圧を信号線に印加する前に当該信号電圧と同じ電圧によって内部走査ISを行うため、信号線に印加される電圧の変化に起因するノイズを減少させることができる。
図14は、読み出し回路の内部走査による初期電位印可動作の、水平走査を垂直走査の途中で行う例を示すタイムチャートである。本実施例では内部走査IS(第一の制御)は、少なくとも1つの読み出しスイッチM9(M12)を順にオン状態とした後に全ての出力スイッチを順にオン状態とし、残りの読み出しスイッチM9(M12)を順にオン状態とする。図14に示すように、水平方向の走査は任意のラインの途中で行う。実施例1と同様の構成及び処理については説明を割愛する。
一般に矩形半導体基板の端部の列の画素はその他の画素と特性が異なることがある。図14のように、水平方向の走査を任意の垂直方向の走査の途中で行うことにより、特性の悪い画素からの信号を出力信号線に印加することによるノイズを防ぐことができる。
PD フォトダイオード
M4 画素アンプ
M5 クランプスイッチ
M8 信号スイッチ
M9 信号読み出しスイッチ
Cfd フローティングディフュージョン容量
Ccl クランプ容量
CS 光信号用ホールド容量
CN ノイズ用ホールド容量
100 放射線撮像装置
101 情報処理装置
105 フラットパネルセンサ
106 矩形半導体基板
108 A/D変換器
109 撮影制御部
306、307 列信号線
308、309 アナログ出力信号線
IS 内部走査駆動

Claims (17)

  1. 受光量に応じた電荷を蓄積する光電変換素子と、
    前記蓄積された電荷に対応する信号電圧を得る画素アンプと、
    前記画素アンプと接続し、入力された電圧を保持する保持手段と、
    前記保持された電圧が印加される信号線と、
    前記光電変換素子による電荷の蓄積中に前記保持された電圧を前記信号線に印加する第一の制御と、前記保持手段に保持された前記蓄積された電荷に対応する信号電圧を前記第一の制御の後に前記信号線に印加する第二の制御と、を行う制御手段と、
    前記第一の制御にて信号線に印加された電圧に基づく画像は生成せず、前記第二の制御にて信号線に印加された信号電圧に基づく画像を生成する生成手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記画素アンプと前記保持手段との間に設けられたクランプ回路を更に有し、
    前記第一の制御にて前記信号線に印加された電圧は、前記クランプ回路に印加される基準電圧であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記第一の制御および前記第二の制御を繰り返し行い、前記第二の制御が終了した後に前記保持手段に保持されている信号電圧を前記信号線に印加する前記第一の制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、前記光電変換素子を受光させて得られた信号電圧を前記保持手段により保持し、該保持された信号電圧を前記信号線に印加する前記第一の制御と、該信号電圧を前記第一の制御の後に前記信号線に印加する第二の制御と、を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記光電変換素子に蓄積された電荷をリセットするリセット回路を更に有し、
    前記制御手段は前記電荷をリセットし前記画素アンプを非動作状態とすることで前記光電変換素子を電荷の蓄積状態へと移行させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記光電変換素子、画素アンプおよび保持手段を有する画素回路が行列状に複数配置され、該画素を行毎に選択するための信号を伝送する行選択線が行と並行に複数配置され、選択された画素の信号を列毎に読み出すための列信号線が列と並行に複数配置され、
    前記列信号線の信号をA/D変換器へと出力する出力信号線が配置されたイメージセンサを有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  7. 前記保持手段に保持された電圧を前記列信号線に印加するか否かを制御する読み出しスイッチと、
    前記列信号線に印加された電圧を前記出力信号線に印加するか否かを制御する出力スイッチと、を有し、
    前記第一の制御は前記読み出しスイッチおよび前記出力スイッチを順にオンすることで前記信号線としての前記列信号線および前記出力信号線に前記保持された電圧を印加することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記第一の制御は、少なくとも1つの前記読み出しスイッチを順にオン状態とした後に全ての前記出力スイッチを順にオン状態とし、残りの前記読み出しスイッチを順にオン状態とすることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記保持手段は、受光量に応じた電荷に対応する光信号電圧とノイズ信号電圧とをそれぞれサンプルホールドするサンプルホールド回路であり、
    前記制御手段は前記第一の制御にて前記光信号電圧と前記ノイズ信号電圧をそれぞれ信号線に印加することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  10. 前記生成手段は、前記光電変換素子を受光させながら前記第二の制御を行って得られた信号電圧に基づき画像を生成し、前記光電変換素子を受光させずに該第二の制御と実質的に同一の制御を行って得られた信号電圧に基づき暗電流画像を生成する
    を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  11. 複数の光電変換素子のそれぞれに対応する複数の保持手段を導通させるビニングスイッチを有し、
    前記制御手段は、前記第二の制御にて前記ビニングスイッチをオンしてビニング読み出しを行う場合には、前記第二の制御に先立つ前記第一の制御にて前記ビニングスイッチをオンした状態で前記保持手段に保持された電圧を印加する制御を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  12. 前記制御手段は、前記第一の制御の終了に応じて撮像準備が完了したことを示す信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  13. 前記制御手段は、放射線発生装置に対して曝射許可信号が出力されている間に前記第一の制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  14. 前記制御手段は、前記第二の制御が終了した後所定時間の間に前記第二の制御が行われない場合に、前記第一の制御を実行することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  15. 電荷を蓄積する光電変換素子と、
    前記蓄積された電荷に対応する信号電圧を得る画素アンプと、
    前記画素アンプと接続し、信号電圧をクランプするクランプ回路と、
    前記保持された電圧が印加される信号線と、
    前記クランプ回路に印加された基準電圧に対応する電圧を前記信号線に印加する第一の制御と、前記第一の制御の後に信号電圧を前記信号線に印加する第二の制御と、を行う制御手段と、
    前記第二の制御にて信号線に印加された信号電圧に基づく画像を生成する生成手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  16. 放射線発生装置と、
    電荷を蓄積する光電変換素子と、
    前記蓄積された電荷に対応する信号電圧を得る画素アンプと、
    前記画素アンプと接続し入力された電圧を保持する保持手段と、
    前記保持された電圧が印加される信号線と、
    前記光電変換素子による電荷の蓄積中に前記保持された電圧を前記信号線に印加する第一の制御と、前記保持手段に保持された前記蓄積された電荷に対応する信号電圧を前記第一の制御の後に前記信号線に印加する第二の制御と、を行う制御手段と、
    前記第一の制御にて信号線に印加された電圧に基づく画像は生成せず、前記第二の制御にて信号線に印加された信号電圧に基づく画像を生成する生成手段と、
    前記生成された画像を表示する表示手段と、
    を有することを特徴とする放射線撮影システム。
  17. 電荷を蓄積する光電変換素子と、前記蓄積された電荷に対応する信号電圧を得る画素アンプと、前記画素アンプと接続し入力された電圧を保持する保持手段と、前記保持された電圧が印加される信号線と、を有するイメージセンサの制御方法であって、
    前記光電変換素子による電荷の蓄積中に前記保持された電圧を前記信号線に印加するリセット工程と、前記保持手段に保持された前記蓄積された電荷に対応する信号電圧を前記信号線に印加する読み出し工程と、
    前記読み出し工程にて信号線に印加された信号電圧に基づく画像を生成するステップとを有し、
    前記リセット工程にて信号線に印加された電圧に基づく画像は生成する制御は実行しないことを特徴とする制御方法。


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