JP2012099871A - 送信装置、受信装置及び送受信システム - Google Patents

送信装置、受信装置及び送受信システム Download PDF

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Abstract

【課題】従来、画像データが確認されたことを通知するよう要求していたが、受信側のFAX装置が画像データの確認を行ったことを送信装置に通知できない場合、受信側から画像データが確認されたことが通知されるかわからなかった。そこで、本発明は、ユーザが受信側から画像データの確認されたことを通知されるかわかる技術を提供することを目的とする。
【解決手段】CPU101は、回線を閉結し(S101)、受信側のFAX装置1の標準能力通知と、開封確認能力通知とを受信し(S102)、開封確認の設定処理を行う(S103)。S103において受信側のFAX装置1に開封確認の設定内容を送信するか判断し(S104)、受信側のFAX装置1に開封確認の設定内容を送信する場合(S104:YES)、開封確認の設定内容を受信側のFAX装置1に送信する(S105)。そして、開封確認ができる旨の表示を行う(S106)。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像データを送信する送信装置、画像データを受信する受信装置及び画像データを送受信する送受信システム、例えば、ファクシミリ(FAX)装置に関する。
従来、ユーザが画像データの確認を行ったことを通知できるFAX装置が知られている。特許文献1によれば、送信側のFAX装置が送信した画像データを受信した受信側のFAX装置において、受信側のユーザが画像データの確認の入力をした場合、受信側のFAX装置において画像データを確認したことが送信側のFAX装置に通知される。
特開平8−289111号公報
しかしながら、従来技術の欄に示した送信装置では、画像データが確認されたことを通知するよう要求していたが、受信側のFAX装置が画像データの確認を行ったことを送信側のFAX装置に通知できない場合、送信側のユーザは、受信側から画像データが確認されたことが通知されるかがわからなかった。
そこで、本発明は、受信側のユーザが画像データの確認を行ったことが、送信側のユーザに通知されるかがわかる送信装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明の送信装置は、画像データを送信側から受信側に送信する送信部と、受信側のユーザが画像データを確認したことを、受信側から送信側に通知できるか判断する判断部と、判断部が通知をできると判断した場合に、受信側から通知がされることを報知する報知部と、を備えることを特徴とする。このように構成された送信装置によれば、受信側において画像データが確認されたことを通知できることが報知されることとなり、送信側のユーザは、受信側から画像データが確認されたことが通知されるかがわかる。
また、受信側における通知の通知方法を受信側から取得する取得部を備え、報知部は、受信側における通知の通知方法を報知するようにしてもよい。このように構成された送信装置によれば、送信側のユーザは、受信側から画像データが確認されたことが通知される場合、その通知方法を知ることができるようになり、送信側のユーザ所望の通知方法で通知が確認できるかがわかるから、送信側のユーザの利便性が増す。
また、通知の通知方法を指定する指定部を備えるようにしてもよい。このように構成された送信装置によれば、受信側から画像データの確認されたことの通知を指定した通知方法で受け取ることができるようになり、送信側のユーザの利便性が増す。
また、指定部は、受信側の相手方を特定する受信側情報と、受信側に応じた通知方法を示す通知方法情報とを有するデータベースに基づいて、通知方法を指定するようにしてもよい。このように構成された送信装置によれば、送信側のユーザの手を煩わせることなく、受信側において画像データが確認されたことを通知する通知方法を指定することとなり、送信側のユーザの利便性が増す。
また、指定部は、予め定められた優先順位に基づいて、通知方法を指定するようにしてもよい。このように構成された送信装置によれば、例えば、送信側のユーザが予め通知して欲しい通知方法の順序で通知方法に優先順位をつけておくことで、受信側の通知方法のうち送信側のユーザ所望の通知方法で指定される可能性が高くなり、送信側のユーザの利便性が増す。
また、送信部は、判断部が通知をできると判断した場合、画像データを受信側に送信するようにしてもよい。このように構成された送信装置によれば、送信側のユーザが再度画像データの送信を指示する必要がなくなり、送信側のユーザの利便性が増す。
また、画像データの送信に関する問い合わせに対して、返答を入力可能な入力部を備え、送信部は、判断部が通知をできないと判断した場合、入力部からの返答に基づいて画像データを受信側に送信するようにしてもよい。このように構成された送信装置によれば、送信側のユーザが画像データに問い合わせに対してする返答に基づいて画像データを受信側に送信することとなり、送信側のユーザの利便性が増す。
上記目的を達成するために、本発明の送受信システムは、画像データを送信する送信機と、画像データを受信する受信機とが、電気通信回線を介して画像データを送受信する送受信システムであって、受信機において受信側のユーザが画像データを確認したことを通知できるか判断する判断部と、判断部が通知をできると判断した場合に、受信機から通知がされることを報知する報知部と、を備えることを特徴とする。このように構成された送受信システムによれば、受信側において画像データが確認されたことを通知されることが報知されることとなり、送信側のユーザは、受信側において画像データが確認されたことが通知されるかわかる。
上記目的を達成するために、本発明の受信装置は、画像データを送信側から受信する受信部と、送信側にユーザが画像データを確認したことを通知する通知方法を伝達する伝達部と、を備えることを特徴とする。このように構成された受信装置によれば、送信側に画像データが確認されたことを通知する通知方法が伝達されることとなり、送信側のユーザは画像データが確認されたことが通知されるかわかる。
本発明の一実施形態のFAX装置の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態の開封確認処理の流れを示すフローチャートである。 開封確認の通知ができる場合に表示するメッセージの一例である。 開封確認の通知ができない場合に表示するメッセージの一例である。 本発明の設定処理の流れを示すフローチャートである。 設定テーブル200の一例を示す図面である。 開封確認処理における受信側のFAX装置1の受信処理の流れを示すフローチャートである。 電話帳300の一例を示す図面である。
(送信機の構成)
図1は、本発明の一実施形態の送信側のFAX装置100の電気的構成を示す図であり、CPU101と、ROM102と、RAM103と、不揮発性メモリ(以下、「NVRAM」とする)104と、FAXインターフェース105と、ネットワークインターフェース106と、画像形成部120と、スピーカー130と、操作部140と、表示部150と、スキャナ部160と、を備えている。
CPU101(本発明の判断部の一例)は、FAX装置100におけるスキャン機能、プリント機能、FAX通信機能等の各種機能を実現するための演算を実行し、制御の中枢となるものである。ROM102は、FAX装置100を制御するための各種制御プログラムや各種設定、初期値等を記憶するものである。RAM103は,各種制御プログラムが読み出される作業領域として、あるいは画像等を一時的に記憶する記憶領域として利用される。NVRAM104は、不揮発性を有する記憶手段(Non Volatile RAM)であって、各種設定ないし画像等を記憶するものであり、電話帳等のデータベースが記憶されている。
FAXインターフェース105は、FAX通信を行うためのものであり、電話回線に接続される。具体的にFAXインターフェース105は、NCUやモデム等によって構成される。また、CPU101とFAXインターフェース105とが、本発明の送信部、取得部の一例である。
ネットワークインターフェース106には、パーソナルコンピュータ(PC)等の情報機器(不図示)が接続され、このネットワークインターフェース106を介して情報機器との相互のデータ通信が可能になっている。
FAX装置100は、FAXインターフェース105によって受信したFAXデータ(本発明の画像データの一例)に基づく画像を、画像形成部102によって記録用紙上に形成する処理を行う。また、スキャナ部160が原稿から読み取ったFAXデータや、ネットワークインターフェース106によって入力される画像等を基にFAXデータを作成し、FAXインターフェース105を介して相手先に送信する処理を行う。
画像形成部120は、スキャナ部160で光学的に読み取られたFAXデータもしくはPC等の外部装置から取り込んだFAXデータに基づいて、周知の帯電―露光―現像―転写―定着の電子写真プロセスによって記録用紙上に画像を形成する。
スピーカー130(本発明の報知部の一例)は、ROM102記憶された警報音を処理プログラムに従って報知する。
操作部140(本発明の指定部、入力部の一例)は、スキャナ部160で取り込んだFAXデータを送信するための送信キーと、表示部150にメニューを表示するためのメニューキーと、そのメニューを操作するための十字キーと、各種動作をキャンセルするためのキャンセルキー等と、を備えている。
表示部150(本発明の表示部の一例)は、FAX装置100の状態やメッセージ等を表示するための表示をする。スキャナ部160は、イメージセンサによって原稿上の画像を読み取る既知の構成である。
(受信装置の構成)
また、図1は、本発明の一実施形態の受信側のFAX装置1の電気的構成を示す図でもあり、CPU11(本発明の受信部、伝達部の一例)と、ROM12と、RAM13と、NVRAM14と、FAXインターフェース15と、ネットワークインターフェース16と、画像形成部20と、スピーカー30と、操作部40と、表示部50と、スキャナ部60と、を備えている。各々の構成の詳細は、上記CPU101と、ROM102と、RAM103と、NVRAM104と、FAXインターフェース105と、ネットワークインターフェース106と、画像形成部120と、スピーカー130と、操作部140と、表示部150と、スキャナ部160と、同様である。
なお、送信側のFAX装置100と受信側のFAX装置1とは、FAXインターフェース150とFAXインターフェース15とを介して、電話回線と接続されている。
(開封能力確認処理)
図2は、本発明の一実施形態の開封確認処理の流れを示すフローチャートである。図2〜4を参照しながら、本発明の開封確認処理について説明する。なお、開封能力確認処理は、FAXデータの送信キーを押下する度に実行される。
まず、CPU101は、回線を閉結し(S101)、受信側のFAX装置1が送信側のFAX装置100とFAXデータのやり取りをする標準的な機能(カラー/モノクロ、通信速度、解像度等)を示す標準能力通知と、FAXデータが受信側のFAX装置1において確認されたことを送信側のFAX装置100に通知する開封確認能力通知とを受信する(S102)。CPU101は、RAM103に標準能力通知の内容と、開封確認能力通知の内容とを記憶させた後、開封確認の設定処理を行う(S103)。なお、設定処理について後述にて詳細に説明する。
ここで、開封確認能力通知とは、受信側のFAX装置1において、例えば送信側のFAX装置100が送信したFAXデータが表示部50に表示された場合、FAXデータが画像形成部20に印刷された場合、及びユーザが操作部40からFAXデータを確認した旨の入力を行った場合の少なくともひとつに該当した場合、FAXデータが開封されたことを送信側のFAX装置100に通知をいう。
また、受信側のFAX装置1が送信側のFAX装置100と開封確認能力通知のやり取りは、ITU−Tの規定するFAX通信手順に従い、フェーズB(FAXデータ送受信前の準備確認)を利用して、送受信される。フェーズBでは、標準能力通知と、拡張能力通知とが行われており、開封確認能力通知は、拡張能力通知のひとつとして行われている。例えば、開封確認能力通知において送受信されるのは、受信側のFAX装置1が通知する開封確認能力は、開封確認の通知の可・不可状態や、「e−mail」、「FAX」、「音声メッセージ」等の開封確認の通知方法等である。
なお、開封確認の通知の可状態は、受信側のFAX装置1が開封確認の通知のできる場合である。また、開封確認の通知の不可状態は、例えば、受信側のユーザが開封確認の通知を許可していないために受信側のFAX装置1が開封確認の通知のできない場合や受信側のFAX装置1に開封確認能力がない場合である。
次に、CPU101は、S103における設定に基づいて、受信側のFAX装置1に開封確認の設定内容を送信するか判断し(S104)、受信側のFAX装置1に開封確認の設定内容を送信する場合(S104:YES)、開封確認の設定内容を受信側のFAX装置1に送信する(S105)。
次に、CPU101は、図3に示すように「FAXデータが開封されたことが通知されます。通知方法:FAX」というメッセージを表示し、開封確認ができる旨と開封確認の通知方法との表示を行い(S106)、FAXデータを送信する(S107)。
一方、CPU101は、受信側のFAX装置1に開封確認の設定内容を送信しない場合(S104:NO)、例えば、図4に示すように「開封確認の通知はできません。」というメッセージを表示部150に表示し、開封確認ができない旨の表示を行う(S108)。
次に、CPU101は、FAXデータの送信要求があるか判断する(S109)。具体的には、CPU101は、図4に示すように「送信しますか?」というメッセージを表示部150に表示すると共に、送信側のユーザが操作部140の操作により「はい」または「いいえ」を選択する。送信側のユーザが「はい」を選択した場合、CPU101は、送信要求があったと判断し(S109:YES)、受信側のFAX装置1にFAXデータを送信する(S107)。
S107に続いて、CPU101は、回線を切断して(S110)、開封確認処理を終了する。なお、S109において、送信側のユーザが「いいえ」を選択した場合も、CPU101は、送信要求がなかったと判断し(S109:NO)、回線を切断して(S110)、開封確認処理を終了する。
(設定処理)
図5は、本発明の設定処理の流れを示すフローチャートである。図5と図6とを参照しながら、本発明の設定処理について説明する。
まず、CPU101は、図6に示す設定テーブル200(本発明のデータベースの一例)から一番目の項目かつ優先順位が一番の設定要求を読み出してRAM103に記憶させ(S201)、RAM103に記憶させている受信側のFAX装置1の開封確認能力通知の内容と比較して、受信側のFAX装置1に設定要求と一致するか判断する(S202)。ここで、受信側のFAX装置1の開封確認能力通知の内容とは、S102において受信した開封確認の通知の可・不可状態や「e−mail」、「FAX」、「音声メッセージ」等の開封確認の通知方法等である。
具体的に、設定テーブル200は、設定テーブル200の縦の列に項目欄を有し、項目の欄には、開封確認通知と、開封確認の通知方法との設定要求を行う項目がある。一方、設定テーブル200の横列に項目ごとの優先順位を有し、開封確認通知と、開封確認の通知の設定と、それぞれの項目ごとに設定要求の内容に優先順位が付けられている。例えば、図6において、まず、CPU101は、設定テーブル200から設定要求が開封確認の通知が「可」であることを読み出してRAM103に記憶させる。
S102において受信した受信側のFAX装置1の開封確認能力通知と、S201において設定テーブル200から読み出した設定要求とが一致した場合、CPU101は、受信側のFAX装置1に設定要求が設定できると判断し(S202:YES)、当該設定要求を受信側のFAX装置1に設定要求する設定内容に決定する(S203)。
次に、CPU101は、設定テーブル200に次の項目があるか判断し(S204)、設定テーブル200に次の項目がない場合(S204:NO)、S204において決定した設定内容を受信側のFAX装置1に送信するよう設定し(S205)、設定処理を終了する。
なお、CPU101は、設定テーブル200に次の項目がある場合(S204:YES)、S201に戻り、設定テーブル200の次の項目における優先順位の最も高い設定要求を読み出す。
例えば、図6において、開封確認の通知の次の項目は通知方法の項目である。S201に戻り、設定テーブル200の次の項目における優先順位の最も高い設定要求を読み出す場合、CPU101は、設定テーブル200に次の項目があると判断して、次の通知方法の項目において優先順位が1番目の設定要求「e−mail」を参照する。
一方、CPU101は、S102において受信した受信側のFAX装置1の開封確認能力通知と、S201において設定テーブル200から読み出した設定要求とが一致しなかった場合、受信側のFAX装置1に設定要求が設定できないと判断し(S202:NO)、設定テーブル200の同じ項目について次の優先順位の設定要求があるか判断する(S206)。
設定テーブル200の同じ項目について次の優先順位の設定要求があると判断した場合(S206:YES)、CPU101は、S201に戻り、設定テーブル200の同じ項目における優先順位の最も高い設定要求を読み出す。
例えば、S102において、受信側のFAX装置1の開封確認能力通知は、開封確認の通知が「可」であり、開封確認の通知方法が「FAX」であることがわかっているとする。また、図6のように、優先順位が一番高い1番目の通知方法に「e−mail」が指定されており、優先順位が2番目の通知方法に「FAX」が指定されており、優先順位が3番目の通知方法には設定要求がされていないとする。
上記の場合、CPU101は、まず通知方法として「e−mail」が要求できるか判断するが、受信側のFAX装置1の開封確認の通知方法に「e−mail」がないことから、通知方法として「e−mail」が要求できないと判断する。次に、CPU101は、優先順位が2番目の通知方法の「FAX」が要求できるか判断し、受信側のFAX装置1の開封確認の通知方法に「FAX」があるので、通知方法として「FAX」が要求できると判断する。そして、受信側のFAX装置1に設定要求する設定内容に決定する。
ここで、開封確認の通知方法が「e−mail」の場合、CPU101は、受信側のFAX装置1に送信側のFAX装置100のe−mailアドレスを送信する。また、音声メッセージの場合、CPU101は、受信側のFAX装置1に送信側のFAX装置100のFAX番号の他に電話番号を送信する。そして、CPU101は、受信側のFAX装置1において表示部50にFAXデータを表示させた場合、受信側のFAX装置1に送信側のFAX装置100に対して回線を閉結させ、例えば「×××‐△△△‐○○○○は、FAXデータを開封しました。」というようなメッセージを出力させる。そして、回線を切断させるよう設定するよう受信側のFAX装置1に要求する。
一方、CPU101は、設定テーブル200に同じ項目について次の優先順位の設定要求がないと判断した場合(S206:NO)、S204において決定した設定内容を受信側のFAX装置1に送信しないよう設定し(S207)、設定処理を終了する。
例えば、S102において、受信側のFAX装置1の開封確認能力通知は、開封確認の通知が「可」であり、開封確認の通知方法が「音声メッセージ」であることがわかっているとする。図6において、開封確認の通知方法が「e−mail」「FAX」のどちらにも該当しないので、CPU101は、優先順位が3番目の通知方法について設定要求があるか判断することになる。しかし、図6には、優先順位が3番目の通知方法について設定要求がないので、CPU101は、設定テーブル200に同じ項目について次の優先順位の設定要求がないと判断する。そして、S203において決定した設定内容、例えば開封確認通知が「可」を受信側のFAX装置1に送信しないよう設定する。
なお、S203において例えば開封確認通知が「可」を、設定内容を決定していない場合も同様である。例えば、S102において、受信側のFAX装置1の開封確認能力通知は、開封確認の通知が「不可」であるとする。図6において、開封確認通知が「可」でなく、さらに次の優先順位の設定要求もないので、CPU101は、設定テーブル200に同じ項目について次の優先順位の設定要求がないと判断する。
(受信処理)
図7は、開封確認処理における受信側のFAX装置1の受信処理の流れを示すフローチャートである。図7を参照しながら、本発明の開封確認処理における受信側のFAX装置1の受信処理について説明する。
まず、CPU11は、送信側のFAX装置100から送出される呼出信号を検出し、回線を閉結して(S301)、送信側のFAX装置100に、受信側のFAX装置1の送信側のFAX装置100とFAXデータのやり取りをする標準的な機能を示す標準能力と、FAXデータが確認されたことを送信側のFAX装置100に通知する開封確認能力とを通知する(S302)。なお、送信側のFAX装置100に通知する開封確認能力は、開封確認の通知の可・不可状態や、「e−mail」、「FAX」、「音声メッセージ」等の開封確認の通知方法等である。
次に、CPU11は、送信側のFAX装置100から標準能力と開封確認能力とについて標準の設定と開封確認の設定とを受信し(S303)、送信側のFAX装置100から開封確認の設定を受信したか判断する(S304)。
送信側のFAX装置100から開封確認の設定を受信したと判断した場合(S304:YES)、CPU11は、開封確認の設定内容をRAM13に記憶する(S305)。例えば、S105(図2参照)において、送信側のFAX装置100が開封確認の設定内容を送信した場合である。そして、CPU11は、FAXデータを受信して(S306)、FAXデータをNVRAM14に記憶し、回線を切断し(S306)、処理を終了する。
なお、受信側のFAX装置1においてFAXデータが読み出された場合、例えば送信側のFAX装置100が送信したFAXデータが表示部50に表示された場合、FAXデータが画像形成部20に印刷された場合、及びユーザが操作部40からFAXデータを確認した旨の入力を行った場合の少なくともひとつに該当した場合、CPU11は、RAM13に記憶された開封確認の設定内容に従って、例えば、「×××‐△△△‐○○○○は、FAXデータを開封しました。」というFAXデータを送信側のFAX装置100に送信することで、送信側のFAX装置100において画像形成部120がFAXデータに基づいて記録用紙に画像を形成して、開封確認の通知を行う。
一方、送信側のFAX装置100から開封確認の設定を受信していないと判断した場合(S304:NO)、CPU11は、FAXデータを受信して(S306)、FAXデータをNVRAM14に記憶し、回線を切断し(S307)、処理を終了する。
(本実施形態の効果)
本発明の送信側のFAX装置100によれば、CPU101は、受信側のFAX装置1が開封確認の通知をできると判断した場合に、受信側のFAX装置1が開封確認の通知をできることを表示部150にメッセージを表示して報知するので、受信側のFAX装置1において開封確認の通知ができることが表示されることとなり、送信側のユーザは、受信側のFAX装置1において開封確認の通知ができることがわかる。
また、CPU101は、受信側のFAX装置1の有する開封確認の通知方法を受信するので、受信側のFAX装置1から開封確認の通知をする際の通知方法を知ることができるようになり、送信側のユーザの利便性が増す。
また、CPU101は、開封確認の通知方法を指定するので、受信側のFAX装置1から受信する開封確認の通知を、送信側のユーザの意図した通知方法で受信できるようになり、送信側のユーザの利便性が増す。
また、CPU101は、受信側のFAX装置1に対して要求する開封確認の通知方法を記憶した電話帳に基づいて、受信側のFAX装置1から開封確認の通知を受信する際の通知方法を指定するので、送信側のユーザの手を煩わせることなく、受信側のFAX装置1に開封確認の通知方法を指定することとなり、送信側のユーザの利便性が増す。
また、CPU101は、設定テーブル200に記憶された通知方法の優先順位に基づいて、受信側のFAX装置1に開封確認の通知方法を指定するので、例えば、送信側のユーザが予め通知して欲しい開封確認の通知方法に優先順位をつけて並べておくことで、受信側のFAX装置1にある開封確認の通知方法のうち送信側のユーザ所望の通知方法が指定される可能性が高くなり、送信側のユーザの利便性が増す。
また、CPU101は、受信側のFAX装置1が開封確認の通知ができると判断した場合、FAXデータを受信側のFAX装置1に送信するので、送信側のユーザが再度FAXデータの送信を指示する必要がなくなり、送信側のユーザの利便性が増す。
また、CPU101は、FAXデータの送信に関する問い合わせに対して、FAXデータの送信を選択した場合、FAXデータを受信側のFAX装置1に送信するので、送信側のユーザがFAXデータの送信を選択することによってFAXデータを受信側のFAX装置1に送信することとなり、送信側のユーザの利便性が増す。
本発明の受信側のFAX装置1によれば、CPU11は、送信側のFAX装置100に開封確認の通知方法を伝達するので、送信側のFAX装置100に開封確認の通知方法が伝達されることとなり、送信側のユーザは開封確認の通知がされるかわかる。
また、CPU11は、電子メールを開封確認の通知方法として送信側のFAX装置100に通知する場合、送信側のFAX装置100に電子メールのアドレスを送信することを要求するので、電子メールにて開封確認の通知することを伝達する場合、送信側のFAX装置100の電子メールのアドレスを知らなくても、電子メールにて開封確認の通知することができることとなり、送信側のユーザの利便性が増す。
(その他の実施形態)
(1)本実施形態では、開封確認の設定内容を受信側のFAX装置1に送信し(S105)、「FAXでFAXデータが開封されたことが通知されます。」というメッセージを表示して、開封確認ができる旨と開封確認の通知方法との表示を行う(S106)実施形態であったが、メッセージを表示部150に表示する代わりに、スピーカー130にて「FAXでFAXデータが開封されたことが通知されます。」というメッセージを音声で送信側のユーザに通知してもよい。また、画像形成部120に「FAXでFAXデータが開封されたことが通知されます。」というメッセージを記録用紙に印刷させる実施形態であってもよい。
(2)本実施形態では、受信側のFAX装置1に開封確認の設定内容を送信しない場合(S104:NO)、例えば、図4に示すように「開封確認の通知はできません。」というメッセージを表示部150に表示していたが(S108)、メッセージを表示部150に表示する代わりに、スピーカー130にて「開封確認の通知はできません。」というメッセージを音声で送信側のユーザに通知してもよい。また、画像形成部120に「開封確認の通知はできません。」というメッセージを記録用紙に印刷させてもよい。
(3)本実施形態では、設定テーブル200がNVRAM104に記憶されている実施形態であったが、外部装置が設定テーブル200を記憶している実施形態であってもよく、例えば、サーバーが設定テーブルを記憶している実施形態であってもよい。
(4)本実施形態では、設定テーブル200を記憶している実施形態であったが、設定テーブル200の代わりに図8に示すような電話帳300を持つ実施形態であってもよい。また、電話帳300が設定テーブル200を持つ実施形態であってもよい。例えば、CPU101は、受信側のFAX装置1の標準能力通知と、開封確認能力通知とを受信し(S102)、表示部150に開封確認の通知方法を表示させ、送信側のユーザに選択させる。次に、送信側のユーザが選択した通知方法を電話帳に記憶させる。そして、受信側のFAX装置1に開封確認の通知方法として前回に指定した通知方法を、今回も開封確認の通知方法として指定する。なお、電話帳300は、図8に示すように少なくとも氏名欄と、FAX番号欄と、開封確認の通知方法欄とを関連付けて記憶するデータベース300を、NVRAM104に記憶していてもよい。この場合、開封確認の通知方法には、前回使用した開封確認の通知方法を記憶しており、開封確認の通知を行ったことのない場合は空欄となっている。
(5)本発明の実施形態では、設定テーブル200は、開封確認の通知方法の設定要求を行う項目に「開封確認の通知」「通知方法」を有しているが他の項目を有していてもよい。例えば、開封確認の通知の「時間指定」が挙げられる。具体的には、FAXデータを受信してから3時間以内に開封確認の通知が必要な場合に、FAXデータを受信してから3時間以内であれば、CPU11は送信側のFAX装置100に開封確認の通知をするが、AXデータを受信してから3時間以上経つと、送信側のFAX装置100に開封確認の通知をしない設定である。
また、開封確認の通知の「時間帯指定」が挙げられる。具体的には、18時から翌日の8時までは、受信側のFAX装置1においてFAXデータが読み出された場合であっても、開封確認の通知を行わない設定である。
以上、本実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。また、FAX装置に限られず、例えば、PC-FAX、I-FAX等であってもよい。この場合、FAXデータはインターネット回線を介して送受信される。
1 受信側のFAX装置
11 CPU
13 RAM
14 NVRAM
100 送信側のFAX装置
101 CPU
103 RAM
104 NVRAM
200 設定テーブル

Claims (9)

  1. 画像データを送信側から受信側に送信する送信部と、
    受信側のユーザが画像データの確認を行ったことを、受信側から送信側に通知できるか判断する判断部と、
    前記判断部が通知をできると判断した場合に、受信側から通知がされることを報知する報知部と、
    を備えることを特徴とする送信装置。
  2. 受信側における通知の通知方法を受信側から取得する取得部を備え、
    前記報知部は、受信側における通知の通知方法を報知することを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  3. 通知の通知方法を指定する指定部を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の送信装置。
  4. 前記指定部は、受信側を特定する受信側情報と、受信側に応じた通知方法を示す通知方法情報とを有するデータベースに基づいて、受信側に応じた通知方法を指定することを特徴とする請求項3に記載の送信装置。
  5. 前記指定部は、予め定められた優先順位に基づいて、通知方法を指定することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の送信装置。
  6. 前記送信部は、前記判断部が前記通知をできると判断した場合、画像データを受信側に送信することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の送信装置。
  7. 画像データの送信に関する問い合わせに対して、返答を入力可能な入力部を備え、
    前記送信部は、前記判断部が前記通知をできないと判断した場合、前記入力部からの返答に基づいて画像データを受信側に送信することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の送信装置。
  8. 画像データを送信する送信機と、画像データを受信する受信機とが、通信回線を介して送受信する送受信システムであって、
    前記受信機において受信側のユーザが前記画像データの確認を行ったことを通知できるか判断する判断部と、
    前記判断部が通知をできると判断した場合に、受信機から通知がされることを報知する報知部と、
    を備えることを特徴とする送受信システム。
  9. 画像データを送信側から受信する受信部と、
    送信側にユーザが画像データを確認したことを通知する通知方法を伝達する伝達部と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
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