JP2012098406A - 画像形成装置および閾値設定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】省電力モードへの移行や電源遮断の基準となる照度の閾値を適切に設定し、より適切に消費電力の抑制を行うこと。
【解決手段】複合機1は、照度センサと、光源から複合機1までの距離に応じて、複合機1の一部のみに電力を供給する省エネモード移行または電源遮断のための照度に関する閾値を記憶するメモリ304と、検知された照度と閾値とを比較する比較部501と、検知された照度が閾値以下である場合に、省エネモードに移行する制御または電源遮断の制御を行う制御部502と、を備えた。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置および閾値設定方法に関する。
従来から、画像形成装置において、電源切り忘れ時の消費電力を抑制することを目的として、画像形成装置の周囲の明るさ、すなわち照度を検知して、検知した照度が予め定められた基準照度よりも暗くなった場合に、画像形成装置を省電力モードに移行したり、あるいは電源遮断をおこなう技術が開示されている。
しかしながら、この従来技術では、基準とする照度(閾値)をどのように設定するかまでは考慮されておらず、このため、適切に基準の照度を設定することが困難であるという問題がある。
すなわち、一般的に、画像形成装置の利用者は、それぞれ明るさに対する感覚が異なっており、また、基準となる明るさを数値化して照度閾値として定めても、照度に対しても知識や共通の感覚がないため、適切に基準の照度を設定することが困難となる。このため、照度の閾値を基準に省エネモード移行または電源遮断を行っても、すべての利用者が納得する明るさ(暗さ)で省エネモード移行または電源遮断を行うことは困難である。この結果、適切に消費電力の抑制を行うことが困難となる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、省電力モードへの移行や電源遮断の基準となる照度の閾値を適切に設定することができ、これにより、より適切に消費電力の抑制を行うことができる画像形成装置および閾値設定方法を提供することを主な目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる画像形成装置は、照度を検知する検知手段と、光源から前記画像形成装置までの距離に応じて、前記画像形成装置の一部のみに電力を供給する省エネモード移行または電源遮断のための照度に関する閾値を記憶する記憶手段と、検知された照度と前記閾値とを比較する比較手段と、前記検知された照度が前記閾値以下である場合に、前記省エネモードに移行する制御または電源遮断の制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる閾値設定方法は、画像形成装置で実行される閾値設定方法であって、光源から前記画像形成装置までの距離を計測する計測ステップと、前記画像形成装置の配置位置における照度を検知する検知ステップと、計測された距離に応じて、省エネモード移行または電源遮断のための照度に関する閾値を記憶手段に設定する設定ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、省電力モードへの移行や電源遮断の基準となる照度の閾値を適切に設定することができるという効果を奏する。また、本発明によれば、照度の閾値を適切に設定することができるため、より適切に消費電力の抑制を行うことができるという効果を奏する。
図1は、本実施の形態の複合機1の外観図である。 図2は、操作パネル2の外観図である。 図3は、本実施の形態の制御部分におけるハードウェア構成図である。 図4は、照度センサ基板312の構成図である。 図5は、本実施の形態の複合機1の電源制御に関する機能的構成を示すブロック図である。 図6は、照度と閾値との関係を説明するための図である。 図7は、閾値と距離との関係を示す模式図である。 図8は、本実施の形態の電源制御処理の手順を示すフローチャートである。 図9は、閾値の設定方法の手順を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置および閾値設定方法の実施の形態を詳細に説明する。以下に示す実施の形態では、画像形成装置を、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機に適用した例を挙げて説明するが、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置であればいずれにも適用することができる。
図1は、本実施の形態の複合機1の外観図である。図1に示すように、複合機1の筐体上面には、操作パネル2が設けられている。図2は、操作パネル2の外観図である。
この操作パネル2には、液晶表示部5と、各種ボタン7と、受光窓3とが設けられている。液晶表示部5は、複合機1の利用者に対して各種画面を表示する。各種ボタンは、利用者による押下によって各種指示を受け付ける。受光窓3は、光源からの光を取り込む。
図3は、本実施の形態の制御部分におけるハードウェア構成図である。図3に示すように、本実施の形態の複合機は、操作パネル2とメイン基板300とが接続された構成となっている。
操作パネル2の内部には、操作部制御基板311と照度センサ基板312が設けられている。操作部制御基板311は、液晶表示部5に対する入出力を制御するモジュールと、各種ボタン7からの入力を制御するモジュールとが搭載されている。
照度センサ基板312は、照度センサ(不図示)を搭載している。この照度センサは、受光窓3で取り込んだ光を受光して、光強度を電気信号に変換して、この電気信号をメイン基板300に送出する。図4は、照度センサ基板312の構成図である。照度センサ基板312は、照度センサを備える照度センサIC401と、変換手段としてのA/D変換部402と、コネクタ403とを備えている。
照度センサIC401は、照度センサで受光した光の強度を照度として検知し、照度に応じたアナログ電圧値をA/D変換部402に出力する。
A/D変換部402は、照度センサIC401から照度に応じたアナログ電圧値を入力し、このアナログ電圧値をデジタル信号のA/D値に変換する。A/D変換部402は、さらに、このA/D値を16階調の4bit照度信号(第1デジタル値)に変換して、コネクタ403を介してメイン基板300に出力する。ここで、コネクタ403は、6pinの端子を有し、メイン基板300と接続される。
ここで、一般的に用いられている照度センサはアナログ出力であるため、メイン基板側で照度の出力であるアナログ電圧値を処理するアナログ信号処理が必要となり、メイン基板を汎用的に製造することができなかった。
このため、本実施の形態では、照度センサ基板312内で、照度センサの出力であるアナログ電圧値を多値デジタル信号である4bit照度信号に変換してメイン基板300に出力している。これにより、本実施のメイン基板300では、アナログ信号処理が必要なくなり、汎用ポート1〜5等の汎用入力端子を設ければよいので、メイン基板300の構成に汎用性を持たせることができる。また、照度センサ基板312においては、アナログ値を閾値として扱わないので、そのためのアナログ−デジタル変換手段なども省略することができる。
図3に戻り、メイン基板300は電源321と接続され、電源321から電力供給を受ける。また。メイン基板300は、AC電源スイッチ(以下、「AC SW」という。)322が接続される。AC SW322は、電源321の電源遮断、電源投入を切り替えるスイッチである。
メイン基板300は、図3に示すように、コネクタ301と、CPU(Central Processing Unit)302と、記憶手段としてのメモリ304と、ドライバ303と、ROM(Read Only Memory)305とを主に備えている。コネクタ301は、操作部制御基板311と照度センサ基板312とを接続するものである。ここで、コネクタ301は、照度センサ基板312のコネクタ403と接続される。
CPU302は、汎用ポート1〜5を有し、汎用ポート2〜5で、コネクタ301を介して、照度センサ基板312から4bit照度信号を受信する。
メモリ304は、照度に関する閾値を記憶する。この閾値の詳細については後述する。CPU302は、受信した4bit照度信号を、照度に関する閾値と比較して、その比較結果に基づいて、電源遮断または前記画像形成装置の一部のみに電力を供給する省エネモード移行への指令を汎用ポート1から出力する。ここで、本実施の形態では、省エネモードとして、スタンバイモードやスリープモード等がある。
また、CPU302は、操作部制御基板311から入力信号を受信して複合機1の全体の制御を行い、さらに、操作パネル2の液晶表示部5に表示する各種画像データや信号等を操作部制御基板311に送出する。
ドライバ303は、CPU302からの指令を受けて、AC SW322を駆動する。ROM305は、CPU302により実行される・電源制御プログラムやその他、複合機1の制御を行うプログラムが格納される。
次に、CPU302が電源制御プログラムにより実行する機能について説明する。図5は、本実施の形態の複合機1の電源制御に関する機能的構成を示すブロック図である。図5に示すように、本実施の形態の複合機1の電源制御に関する部分は、比較部501と、制御部502と、タイマー504と、上述のメモリ304とを主に備えている。
比較部501は、4bit照度信号とメモリ304に記憶された閾値(第2デジタル値)とを比較する。制御部502は、4bit制御信号が閾値以下である場合に、省エネモードに移行する指令または電源遮断の指令をドライバ303へ出力することにより、省エネモードへの移行、電源遮断を制御する。タイマー504は、予め定められた時間を計時する。
なお、本実施の形態の複合機1で実行される電源制御プログラムは、ROM305等に予め組み込まれて提供される。
本実施の形態の複合機1で実行される電源制御プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施の形態の複合機1で実行される電源制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態の複合機1で実行される電源制御プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施の形態の複合機1で実行される電源制御プログラムは、上述した各部(比較部、制御部、タイマー)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU302が上記ROM305から電源制御プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、比較部、制御部、タイマーが主記憶装置上に生成されるようになっている。
次に、メモリ304に格納された閾値について説明する。本実施の形態では、閾値として、照度そのものを用いず、照度に関する値、具体的には、上述の4bit照度信号の値に対応する値としている。
図6は、照度と閾値との関係を説明するための図である。図6および上述したように、照度センサで検知される照度は、照度センサIC401から照度に応じたアナログ電圧値で出力され、A/D変換部402でアナログ電圧値がA/D値、さらに4bit照度信号に変換されてメイン基板300に送出される。本実施の形態では、照度そのものではなく、この16段階の4bit照度信号(第1デジタル値)に対して、閾値を定めている。
また、本実施の形態では、この照度に関する閾値を、光源から複合機1までの距離に応じて定めている。図7は、閾値と距離との関係を示す模式図である。より具体的には、図7に示すように、照度の閾値を、光源(図7では蛍光灯)から複合機1までの距離が遠い程、低い値に定めている。
言い換えると、本実施の形態では、省エネモード移行または電源遮断のための閾値の値を決定するために、照度を光源からの水平距離に置き換えて考える。このようにする理由は、複合機1の利用者の明るさに対する感覚が異なり、また、明るさを照度として数値化した場合でも、照度の知識や共通の感覚がないため、閾値を照度そのもので考えて複合機1に対して省エネモード移行または電源遮断を行うとすると、すべての利用者が納得する明るさ(暗さ)で省エネモード移行または電源遮断を行うことは困難であるからである。これに対して、本実施の形態では、光源から複合機1までの距離に基づき閾値を決定することにより、距離という直感的に把握可能なものに基づいて明るさの判断が行われ、大多数の利用者が納得する明るさ(暗さ)で省エネモード移行または電源遮断を行うことが可能となる。
例えば、図6,7の例において、予め、閾値1を、月明かり程度の明るさを目安とし、閾値3を、映画上映中の映画館内部の明るさを目安とし、閾値5を、太陽が沈んだ夕刻の室内の明るさを目安として定められているものとする。
この場合、図7に示すように、閾値3が設定された複合機1の場合を考えると、光源からの水平距離で8m以上離れると自動的に電源遮断されるのが適切だと考えれば、8mの位置で実測した照度に対応する4bit照度信号を閾値3に設定すればよい。
このように、各閾値を設定する場合、直接照度で考えることは難しいが、光源からの水平距離で考えると判断しやすくなるという利点がある。
このため、本実施の形態では、複合機1を設置した位置における光源からの距離が遠い程、低い値となる閾値を4bit照度信号に対応する値として決定し、メモリ304に設定している。
ここで、本実施の形態では、図6に示すように、光源から複合機1までの水平距離が遠い程、低い値の閾値が対応づけられたテーブルをメモリ304に保存しており、このテーブルの中で自己の複合機1で使用する閾値をマーキングなどで設定している。ただし、これに限定されるものではなく、自己の複合機1が使用する閾値のみをメモリ304に記憶するように構成してもよい。
また、図6に示すテーブルの例では、照度信号が4bitであることに対応して16段階の4bit照度信号の中から閾値を設定できるようにしているが、照度センサ基板312から入力される照度信号のbit数に応じて段階の数を任意に定めることができる。
また、図6に示すテーブルの例では、16段階の4bit照度信号の中から、水平距離が遠い程低い値となるように、任意の閾値を設定しているが、これに限定されるものではなく、水平距離が遠い程、閾値が低い値となるように設定すれば、16段階の4bit照度信号から均等な間隔で閾値を設定することもできる。さらに、4bit照度信号に対して線形関数、非線形関数により閾値を設定するように構成してもよい。
なお、複合機1の運用中に、閾値が不適当であると判断した場合には、閾値を変更することも可能である。
次に、以上のように構成された本実施の形態の複合機1による電源制御処理について説明する。図8は、本実施の形態の電源制御処理の手順を示すフローチャートである。なお、図8では、電源遮断を行う場合を例にあげて説明するが、省エネモードに移行するように構成することもできる。
まず、比較部501は、照度センサ基板312から4bit照度信号を取得する(ステップS11)。また、比較部501は、メモリ304から、自己の複合機1の光源からの距離に応じて設定された閾値を取得する(ステップS12)。
次に、比較部501は、4bit照度信号と閾値とを比較し、4bit照度信号が閾値以下であるか否かを判断する(ステップS13)。そして、4bit照度信号が閾値より大きい場合には(ステップS13:No)、ステップS11に戻る。
一方、4bit照度信号が閾値以下である場合には(ステップS13:Yes)、制御部502はタイマー504を起動する(ステップS14)。
そして、再度、比較部501は、照度センサ基板312から4bit照度信号を取得し(ステップS15)、4bit照度信号と閾値とを比較し、4bit照度信号が閾値以下であるか否かを判断する(ステップS16)。そして、4bit照度信号が閾値より大きい場合には(ステップS16:No)、ステップS11に戻る。
一方、4bit照度信号が閾値以下である場合には(ステップS16:Yes)、制御部502はタイマー504により設定されたタイマー時間が経過したか否かを判断する(ステップS17)。そして、タイマー時間を経過していない場合には(ステップS17:No)、ステップS15に戻る。
一方、タイマー時間を経過した場合には(ステップS17:Yes)、制御部502は、複合機1が現在、スタンバイモードあるいはスリープモードなどの省エネモードであるか否かを、メモリ304に設定されている現在のモードを参照することにより判断する(ステップS18)。そして、複合機1が省エネモードでない場合には(ステップS18:No)、ステップS11に戻る。
一方、複合機1が省エネモードである場合には(ステップS18:Yes)、制御部502は、電源遮断の指令をドライバ303に送出する(ステップS19)。これにより、ドライバ303は、AC SW322をOFFに切り替え、電源321が遮断される。
次に、閾値の設定方法について説明する。図9は、閾値の設定方法の手順を示すフローチャートである。ここで、閾値設定処理は、複合機1の設置段階で行う他、設置後の複合機1の運用中に、閾値が妥当でないと判断した場合に、閾値設定処理を再度実行して、変更してもよい。
まず、光源から複合機1までの距離を計測する(ステップS31)。次に、照度センサにより照度を測定する(ステップS32)。測定された照度は、上述のようにデジタル値である4bit照度信号に変換されてメイン基板300に入力される。
ここで、距離が遠い程、低い値となる4bit照度信号を距離に対応させて段階的に予め定めておき、図6に示すようなテーブルとして、メモリ304等に保存しておく。そして、このテーブルを参照して、計測された距離に応じた4bit照度信号を、閾値として決定し、メモリ304に設定する(ステップS33)。
上記の閾値設定方法は、システム管理者が行う他、複合機1のCPU302が実行することにより実現してもよい。この場合、ステップS31の距離の計測は、予め複合機1に距離センサを設けておき、この距離センサによって光源からの距離を計測するように構成すればよい。
この場合に、図6に示すテーブルの例のように、16段階の4bit照度信号の中から、水平距離が遠い程低い値となるように、任意の閾値を設定する他、水平距離が遠い程、閾値が低い値となるように設定すれば、16段階の4bit照度信号から均等な間隔で閾値を設定することもできる。さらに、4bit照度信号に対して線形関数、非線形関数により閾値を設定するように構成してもよい。
このように本実施の形態では、省エネモード移行または電源遮断のための閾値を、照度そのものの値ではなく、光源から複合機1までの距離に変換し、この距離が遠い程、低い値に定めている。このため、本実施の形態によれば、適切に照度の基準の設定が可能となり、距離という直感的に把握可能なものに基づいて明るさの判断が行われるので、大多数の利用者が納得する明るさ(暗さ)で省エネモード移行または電源遮断を行うことが可能となり、より適切に消費電力の抑制を行うことができる。
また、本実施の形態では、照度センサ基板312内で、照度センサの出力であるアナログ電圧値を多値デジタル信号である4bit照度信号に変換してメイン基板300に出力しているので、メイン基板300では、アナログ信号処理が必要なくなり、メイン基板300の構成に汎用性を持たせることができる。
(変形例)
本実施の形態では、単一の光源から複合機1までの水平距離に応じて閾値を設定したが、複数の光源のそれぞれから複合機1までの水平距離に応じて、閾値を設定するように構成することもできる。
また、本実施の形態では、光源から複合機1までの水平距離のみに応じて閾値を設定したが、さらに、他の要素を加えて閾値を設定してもよい。例えば、このような要素として、複合機1の有する機能があげられる。
すなわち、光源から複合機1までの距離の他、複合機1の機能に応じた閾値を設定するように構成することができる。例えば、複合機1の機能が高い程、低い値の閾値を設定してメモリ304に設定してもよい。
図7の例では、光源からの水平距離が遠い程、閾値5、閾値4、・・・、閾値1と閾値が低く設定されているが、例えば、光源からの水平距離が4.5mの位置に設置された複合機1が、カラー印刷可能、両面印刷可能、多数の用紙後処理が可能という高い機能を有するものであり、他の複合機がこのような機能を有していない場合には、設置場所が暗くなった場合でも、水平距離4.5mの位置に設置された複合機1を電源ONとしておくことが利用者の便宜となる。
このような場合には、水平距離に応じて閾値を定める他、このような高機能の複合機1の閾値を水平距離がより遠い複合機よりも低く設定する。上記例では、水平距離4.5mの位置の複合機1に対しては、最も低い値である閾値1等を設定する。これにより、高機能の複合機1については、周囲の明るさが暗くなった場合でも電源遮断または省エネモードへの移行が行われなくなるので、利用者の便宜となるという利点がある。
この場合、図9で説明した閾値設定方法のステップS33において、複合機1の機能に応じて閾値を決定し、すなわち、複合機1の機能が高い程、低い値の閾値を決定し、決定した閾値をメモリ304に設定するように構成すればよい。
1 複合機
2 操作パネル
3 受光窓
5 液晶表示部
7 各種ボタン
300 メイン基板
301,403 コネクタ
302 CPU
303 ドライバ
304 メモリ
305 ROM
311 操作部制御基板
312 照度センサ基板
321 電源
322 AC SW
401 照度センサIC
402 A/D変換部
501 比較部
502 制御部
504 タイマー
特開2006−184346号公報

Claims (10)

  1. 画像形成装置であって、
    照度を検知する検知手段と、
    光源から前記画像形成装置までの距離に応じて、前記画像形成装置の一部のみに電力を供給する省エネモード移行または電源遮断のための照度に関する閾値を記憶する記憶手段と、
    検知された照度と前記閾値とを比較する比較手段と、
    前記検知された照度が前記閾値以下である場合に、前記省エネモードに移行する制御または電源遮断の制御を行う制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記検知された照度を、第1デジタル値に変換する変換手段をさらに備え、
    前記記憶手段は、前記閾値として、前記距離に応じて、前記照度に対応する第2デジタル値を記憶し、
    前記比較手段は、前記第1デジタル値と前記第2デジタル値とを比較し、
    前記制御手段は、前記第1デジタル値が前記第2デジタル値以下である場合に、前記省エネモードに移行する制御または前記電源遮断の制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 第1基板と
    前記第1基板に接続される第2基板とを備え、
    前記第1基板は、前記検知手段と、前記変換手段と、を備え、
    前記第2基板は、前記比較手段と、前記制御手段と、を備えたことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記記憶手段は、前記距離が遠い程、低い値の前記閾値を記憶することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記記憶手段は、さらに、前記画像形成装置の機能に応じた前記閾値を記憶することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記記憶手段は、前記画像形成装置の機能が高い程、低い値の前記閾値を記憶することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 画像形成装置で実行される閾値設定方法であって、
    光源から前記画像形成装置までの距離を計測する計測ステップと、
    前記画像形成装置の配置位置における照度を検知する検知ステップと、
    計測された距離に応じて、省エネモード移行または電源遮断のための照度に関する閾値を記憶手段に設定する設定ステップと、
    を含むことを特徴とする閾値設定方法。
  8. 前記設定ステップは、前記距離が遠い程、低い値の前記閾値を前記記憶手段に設定することを特徴とする請求項7に記載の閾値設定方法。
  9. 前記設定ステップは、さらに、前記画像形成装置の機能に応じて前記閾値を前記記憶手段に設定することを特徴とする請求項8に記載の閾値設定方法。
  10. 前記設定ステップは、前記画像形成装置の機能が高い程、低い値の前記閾値を前記記憶
    手段に設定することを特徴とする請求項8に記載の閾値設定方法。
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