JP2013224016A - 制御装置、画像形成装置、制御方法およびプログラム - Google Patents

制御装置、画像形成装置、制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】創電部に太陽電池を用い、明るさによる省エネの状態遷移を行う際に、装置が設置されている環境の明るさによる省エネの状態遷移の誤検出を減少させることで、より無駄な消費電力を抑える。
【解決手段】周囲の照度を異なる位置で検出する照度センサ115,太陽電池105と、照度センサ115,太陽電池105から出力される各電圧を調整する電圧調整回路116,117と、この回路から出力される電圧を加算する加算回路118と、加算された電圧値と閾値とを比較し、照度センサ115,太陽電池105の出力状態を判断する出力状態判断部125と、この判断結果から省エネルギー制御への移行および復帰を制御する省エネルギー化制御部126と、照度センサ115,太陽電池105の出力状態が異常であると判断された方を故障であるとして報知する報知制御部127と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、制御装置、画像形成装置、制御方法およびプログラムに関する。
従来、スキャナ、プロッタ、ファクシミリ装置を内蔵した画像形成装置において、環境問題に配慮し、省エネルギーに対応した装置が考えられている。その中で、太陽電池等の創エネデバイスによる創電と二次電池への蓄積で省エネ時の電力を賄うことにより、省エネルギー時の消費電力を下げる技術が既に知られている。
また、環境に対する配慮から省エネルギー化をより進める傾向が顕著になってきており、テレビやノートPC、携帯電話等では照度センサで周辺の明るさを検知し画面の輝度を調整することで、消費電力を低減する機能などが搭載されている。また、複写機やプリンタでも照度センサで周辺の明るさを検知し、暗くなったら機器を自動的に、動作機能を限定した省エネモードに移行して、消費電力を抑える技術も既に知られている。
このような照度センサは、明るさに対して出力する電圧が変わり、その電圧をアナログデジタル変換して、ソフトウェアによって観測することで閾値に到達したとき、画面の輝度を調節する機能や省エネモードに移行する技術も既に知られている。
MFP(多機能複写機)の照度センサの取り付け位置としては、操作部に配置する場合がある。この理由としては、圧版や機器上部に照度センサを配置すると、照度センサの上に紙等を置かれてしまい照度センサに入射される窓などが遮られてしまう恐れがあることや、照度センサは省エネ状態でも電力を供給しておく必要があるため、省エネ中であっても省エネ復帰要因の検知のための電力供給されている箇所が多い操作部に配置することが設計上好ましいといった点がある。
たとえば、車輌に搭載された太陽電池の故障検知機能の誤った動作を減少させる目的で、車輌に搭載された光センサの出力と太陽電池の出力を対比して、車輌走行時に太陽電池出力の故障検出をする構成が開示されている(たとえば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記に示されるような従来の技術にあっては、操作部上に照度センサを取り付けても、ユーザの手による遮光や画面を覗き込むような人の動作により電圧が閾値を下回り誤検知をしてしまう点や、センサ素子自体が故障する恐れがあった。すなわち、操作部の照度センサのみでは明るさに関する環境変化の検知には限界があり、誤検知による最適な省エネ状態の状態遷移ができなくなり、無駄に消費電力が増加するという問題点があった。
また、特許文献1に開示されている技術にあっては、太陽電池の出力、光センサの出力を用いて、太陽電池の故障検出を行うものの、照度センサの故障や外部要因による出力電圧の誤検知が生じるという問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、より無駄な消費電力を抑えることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御装置であって、前記制御装置の周囲の照度を検出する第1照度検出部と、前記第1照度検出部とは異なる位置に配置され、前記制御装置の周囲の照度を検出する第2照度検出部と、前記第1照度検出部から出力される電圧および前記第2照度検出部から出力される電圧を加算する電圧加算部と、前記電圧加算部により加算された電圧値とあらかじめ定めた閾値とを比較し、当該比較結果に基づいて前記第1照度検出部および前記第2照度検出部の出力状態を判断する出力状態判断部と、前記第1照度検出部から出力される電圧および前記第2照度検出部から出力される電圧に基づいて、通常制御モードより消費電力の少ない省エネルギー制御モードへの移行および前記通常制御モードへの復帰を制御する省エネルギー化制御部と、前記第1照度検出部または前記第2照度検出部のうち前記出力状態判断部により出力状態が異常であると判断された方を故障であるとして報知する制御を行う報知制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明は、より消費電力の低減を図ることができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかる画像形成装置の全体構成例を示すブロック図である。 図2は、操作部のパネル構成例を示す説明図である。 図3は、画像形成装置の機能構成例を示すブロック図である。 図4は、図3に対応したそれぞれの照度−電圧の関係を示すグラフである。 図5は、操作部を用いて照度センサと太陽電池の不良箇所を判断し、通知する動作例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる制御装置、画像形成装置、制御方法およびプログラムの一実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
本発明は、照度センサによる省エネルギー制御モードへの移行の処理に際して、創電部の太陽電池を取り付けたときに、太陽電池を2つ目の照度センサとする。これにより、異なる位置に照度センサが2つの構成とすることで、照度センサと太陽電池のうち一方の出力が外部要因・故障で出力低下しても他方の出力状態によって誤検知であることが分かることが特徴になっている。以下、具体例をあげて説明する。
図1は、実施の形態にかかる画像形成装置の全体構成例を示すブロック図である。画像形成装置100は、大きくは、操作部110、エンジン部130、コントローラ部140を備える。
さらに、画像形成装置100は、PSU(Power Supply Unit)101、蓄電部102、電源制御部103、創電部104を備える。創電部104は、第2照度検出部としての太陽電池105、電圧測定部106を備える。
操作部110は、表示出力手段としての機能を有し、画像形成装置100のユーザI/F(インターフェイス)を担うブロックである。操作部110は、LCD(Liquid Crystal Display)111、操作部110の全体制御を行う操作制御部112、操作部ROM(Read Only Memory)114、操作部RAM(Ramdom Access Memory)113、第1照度検出部としての照度センサ115、第1電圧調整部としての電圧調整回路116、第2電圧調整部としての電圧調整回路117、加算回路118、A/Dコンバータ119を有する。また、操作部110は、後述するCPU(Central Processing Unit)120、RAM121、ROM122、を有する。また、操作部110は、RTC123、ハードキー124を有する。
LCD111は、操作制御部112にて描写された画像の画面表示を行なう。操作部ROM114は、操作制御部112の制御プログラムが保存されており、たとえば省エネルギー制御モードから復帰する際にそのつど操作部RAM113に制御プログラムを展開する。操作部RAM113は操作制御部112のワークメモリとして用いられる。なお、本例ではCPU120と操作制御部112を分けているがこれに限らず、両機能を1つの制御部にまとめた形態であってもよい。
なお、省エネルギー制御モードとは、所定部分(表示部や定着部など)のユニットなどに対して電源の供給を停止または供給電圧を低減して省電力化を図る目的で行う制御モードである。すなわち、省エネルギー制御モードは、通常制御モードより消費電力が少ない制御モードである。この省エネルギー制御モードへの移行は、ユーザによる操作や照度レベルの状態が所定時間続いた場合に行われ、省エネルギー制御モードから通常制御モードへの復帰は後述する照度レベル、ユーザの操作入力、データ通信などをトリガーとして行われる。
また、操作部110は、センサ電圧を監視するA/Dコンバータ119、ハードキー124、RTC(リアルタイムクロック)123等の入力を監視するI/Oポートなどを備える。その入力情報から省エネルギー制御モードへの移行、省エネルギー制御モードからの復帰にかかわる制御やLED(Light Emitting Diode)のPWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)制御などを行う。
RTC123は、時刻のカウントを行う。ハードキー124は、ユーザが機器の操作を行なうためのキーである。照度センサ115は、フォトダイオードなどを用いて装置が設置されている周囲の照度を電圧で出力する素子である。電圧調整回路116,117は、第1照度検出部としての照度センサ115、第2照度検出部としての太陽電池105で受光して得られる電圧を後述する特性に変更する回路であり、オペアンプやダイオードなどを用いて電圧の特性を調整する。加算回路118は、照度センサ115からと太陽電池105からの電圧調整をされた電圧を加算する回路であり、オペアンプ、抵抗などから構成される。
エンジン部130は、原稿の読み取りや印字等を行なうブロックである。スキャナ部131は、原稿を光学走査し、その光画像をCCD(Charge Coupled Device;固体撮像素子)に集光し、その原稿をRGBのデジタル画像データとして読み込み、シェーディング補正や、地肌除去、固定長符号化などの所定の画像処理を行う。プロッタ部132は、スキャナ部131やコントローラ部140で処理された画像データを作像プロセスにしたがって最終的に記録紙に印字する。
コントローラ部140は、画像形成装置100全体の制御を行うブロックである。コントローラCPU141は、コントローラ部140全体の制御やホストPC(Personal Computer)150から送信されたプリントデータの描画処理、画像形成装置100の部品のメンテナンス情報や部品故障時のリモート通知送信等を行う。コントローラASIC(Application Specific Integrated Circuit)142は、スキャナ部131から送信された画像に対して、圧縮伸長、回転、編集等の画像処理や、コントローラRAM144やHDD(Hard Disk Drive)143の制御を行う。
HDD143は、画像データの蓄積やジャム(紙詰まりなどのエラー)用バックアップ、その他機器データの蓄積を行なう。コントローラRAM144は、コントローラCPU141、コントローラASIC142のワークメモリである。コントローラROM145は、コントローラCPU141用の制御プログラムが保存されているROMである。省エネルギー制御モードから復帰する際に毎度、コントローラROM145からコントローラRAM144にプログラムを展開する。
サブ制御部146は、USB(Universal Serial Bus)147やEthernet(登録商標、LANの一種)148といった機器のIO制御を担う。省エネ時には、コントローラASIC142やコントローラCPU141の電源をOFFし、サブSoCでネットワーク監視を行い、Ethernet148のパケット応答などを行なう。Ethernet148は、Ethernet I/F(インターフェイス)であり、ネットワークに接続されホストPC150,リモートサービス端末160と接続される。
PSU101は、AC(交流)電源からDC(直流)に変換し電源制御部103へ電力を供給する。蓄電部102は、太陽電池105により発電された電力を蓄電または直接に電源制御部103に供給する。電源制御部103は、蓄電部102、PSU101から供給される電力を状態により切替え、各ブロックに電力を供給する。
創電部104は、太陽電池105による発電を行う。なお、図1では第2照度検出部としての太陽電池105は、第1照度検出部としての照度センサ115と離れた位置に配置することが好ましく、画像形成装置100と分離しているが、一体となっているか分離しているかはいずれの構成であってもよい。太陽電池105は、光エネルギーを電力に変換して発電する。電圧測定部106は、太陽電池105の電圧を測定する。太陽電池105は、昼間時あるいは室内照明時において太陽光/照明光の強度に応じた電力を発電し、この発電された電力が結果として、蓄電部102に蓄電され、さらに第2の照度センサの機能を備える。
ホストPC150は、画像形成装置100へのプリント指示やスキャン指示などを行なう。リモートサービス端末160は、画像形成装置100のリモート通知を受信できる端末であり、サービスセンターなどに設置され、サービスマンが画像形成装置100の故障箇所やユニット、部品を把握することが可能な端末である。
図2は、操作部110のパネル構成例を示す説明図である。LCD111は、前述したように操作画面の表示を行なうものであり、タッチパネルによるソフトキー操作も可能な構成となっている。ハードキー124は、ユーザが機器の操作を行なうためのハードキーであり、テンキー、スタートボタン128、クリアストップキー、各種の機能ボタンなどが含まれる。主電源LED129は、機器の動作状態をユーザに通知するためのLEDである。照度センサ115は、前述したように明るさの検知を行うセンサであり、フォトダイオードなどが用いられる。照度センサ115は常時明るさの監視を行なうため、常時給電されている必要がある。そのため、省エネルギー制御モード中であってもキー入力の監視やLED表示等で電源が供給されている操作部110に照度センサ115を配置すると設計上都合がよい場合が多い。また、画像形成装置100の上部に照度センサ115を配置した場合、ユーザが印刷対象の原稿等を機器上部に置いてしまい、照度センサ115が遮られる恐れもあるため、照度センサ115は操作部110付近に配置することが望ましい。
図3は、画像形成装置100の機能構成例を示すブロック図である。上述したCPU120は、出力状態判断部125、省エネルギー化制御部126、報知制御部127の各機能を有する。なお、出力状態判断部125、省エネルギー化制御部126、および、報知制御部127の一部または全部をCPU120以外のハードウェア回路により実現してもよい。
出力状態判断部125は、照度センサ115と太陽電池105の各出力電圧値とあらかじめ定めた閾値とを比較し、当該比較結果に基づいて照度センサ115と太陽電池105の出力状態、すなわち照度センサ115と太陽電池105の出力電圧値からセンサ故障の有無を判断する。省エネルギー化制御部126は、照度センサ115と太陽電池105の出力電圧値に応じて、操作部110、画像形成装置100のあらかじめ決められた電力供給を低減する省エネルギー制御モード、および通常の電力を供給して所定の動作を行う通常モード(省エネルギー制御モードからの復帰)の制御を行う。報知制御部127は、出力状態判断部125によりセンサ故障があると判断された場合に、操作部110のLCD111に故障である旨のメッセージを表示したり、LANを介して接続されているリモートサービス端末160に照度センサ115、太陽電池105が故障である旨を知らせるなどの制御を実行する。以下、照度センサ115と太陽電池105の故障判断例について詳述する。
ここでは、例として、A/Dコンバータ119の入力電圧範囲が0〜5[V]、省エネルギー制御モード状態の遷移・復帰する照度の閾値を50[lx]とした場合について説明する。また、下記Va,Vb,Viの特性も一例である。
図3より照度センサ115から第1電圧調整部としての電圧調整回路116を通って加算回路118に入力される電圧をセンサ側電圧Va、電圧測定部106から第2電圧調整部としての電圧調整回路117を通って加算回路118に入力される電圧を太陽電池105側の電圧Vb、加算回路118からA/Dコンバータ119に入力される電圧をVi(Vi=Va+Vb)とする。
図4は、図3に対応したそれぞれの照度−電圧の関係を示すグラフである。電圧調整回路116,117にて照度センサ115からの電圧Va、太陽電池105からの電圧Vbが共に同じ特性が出るように調整を行う。具体的な特性は、例えば以下の(1)、(2)の2つである。なお、同じ特性とは、厳密に一致する必要はなく、例えば、誤差が所定の許容値以内であれば同じ特性とみなしてもよい。
(1)閾値である照度50[lx]を境に0[V]⇒1.3[V]と急峻な立ち上がりをする。
(2)素子の最大電圧は、本例ではA/Dコンバータ119の入力電圧範囲0〜5[V]の半分の2.5[V]である。
ViはVi=Va+Vbであるため、照度50[lx]で2.6[V]に上昇し、MAX5Vまで線形に照度に対応して電圧が上昇する。このような特性を電圧調整回路116,117で調整することで、図4に示すように[i],[ii],[iii]の3種類の状態に分けることができる。
[i]:2.6≦Vi<5.0[V]のとき、電圧の入力があるため照度は閾値(本例では50lx)を下回っていない。
[ii]:0.0<Vi<2.6[V]のとき、電圧の入力があるため照度は閾値(本例では50lx)を下回っていない。しかし、照度センサ115からの電圧Vaまたは太陽電池105からの電圧Vbどちらか一方が正常な状態ではない。
[iii]:0.0[V]のとき、電圧が0.0[V]のため照度は閾値(本例では50lx)を下回っている。
[i],[ii]のときは照度が閾値を上回っていて、[iii]のときは照度が閾値を下回っているので[iii]のときに省エネルギー制御モードに移行をすれば、1つのセンサ(照度センサ115)使用時より精度が高い制御が可能となる。また、[ii]の場合は照度センサ115、太陽電池105どちらか一方のセンサ感度の低下、故障が原因となり電圧が、照度センサ115と太陽電池105のうち一方とは異なるためViの電圧が[ii]の領域になる。このとき、報知制御部127は、操作部110のLCD111にその旨を表示するなどしてユーザに照度センサ115あるいは太陽電池105が故障である、というように不良箇所を知らせる。
図5は、操作部110を用いて照度センサ115と太陽電池105の不良箇所を判断し、通知する動作例を示すフローチャートである。本動作は、照度センサ115の電圧値Vaと太陽電池105の電圧値Vbの加算値であるViが上記[ii]の領域時に開始する。操作制御部112は、LCD111に、照度センサ115、太陽電池105が遮光されていないかの注意を促す表示を行う(ステップS101)。たとえば、LCD111に、「照度センサ、又は太陽電池が遮光されていませんか。遮光されていない場合はスタートボタンを押下してください。」といったユーザ操作を促す表示を出力する。このとき、照度センサ115が遮光されていれば遮光物を退かすことで、電圧が上昇するため終了となる。ステップS101において遮光されていない場合は、ユーザに操作部110のスタートボタン128(図2参照)を押下してもらう。
続いて、操作制御部112は、スタートボタン128が押下されたか否かを判断する(ステップS102)。スタートボタン128が押下された場合(ステップS102、YES)、操作制御部112は、LCD111に照度センサ115を遮光してスタートボタン128を押すようコメントを表示する(ステップS103)。このコメントとしてたとえば「照度センサを遮光してスタートボタンを押下してください。」といったユーザ操作を促す表示を出力する。操作制御部112は、照度センサ115の遮光状態でのスタートボタン128の押下を受付ける(ステップS104)。一方、ステップS102においてスタートボタン128が押下されていない場合(ステップS102:NO)、出力状態判断部125は、上述した[i]の領域まで電圧が上昇したかを判断する(ステップS108)。上昇していない場合(ステップS108:NO)、ステップS101に戻り処理が繰り返される。上昇した場合(ステップS108:YES)、本動作を終了する。
続いて、出力状態判断部125は、照度センサ115を遮光して、スタートボタン128を押下したときViの電圧が0[V]であるか否かを判断し(ステップS105)、Viの電圧で分岐する。出力状態判断部125による判断においてViの電圧が0[V]であれば(ステップS105、YES)、報知制御部127は、太陽電池105に故障があるため、太陽電池105が故障していることをLCD111に、たとえば「太陽電池が故障しています」といった表示を行うように制御する(ステップS106)。続いて、省エネルギー化制御部126は、A/Dコンバータ119の電圧を用いた省エネルギー制御モードを停止する(ステップS107)。一方、出力状態判断部125による判断においてViの電圧が0[V]でなければ(ステップS105、NO)、太陽電池105が正常であることから、照度センサ115の故障と分かり、報知制御部127は、LCD111に照度センサ115が故障していることを、たとえば「照度センサが故障しています」という表示の制御を行う(ステップS109)。
このように、故障したと判断し、報知したセンサ(照度センサ115、太陽電池105)について修理が行われるまでの間は、画像形成装置100の設置場所の周囲の明るさを判断する素子が1つとなってしまい、誤検知を行う可能性が増えるため、明るさによる省エネ移行・復帰制御の機能を停止させ、誤検知を行わせないようにする。省エネルギー化制御部126が、複数のセンサ(照度センサ115、太陽電池105)のうち、故障したと判断されたセンサの出力電圧値を除外して、省エネ移行・復帰制御を行うように構成してもよい。また、上記図5の処理により、故障している不良箇所が分かる。また、この故障した箇所をリモートサービス端末160にリモート通知を発信することで、通知を受けたサービスマンが画像形成装置100の交換部品を手配し、交換部品を用意してユーザ先に修理訪問することで、早急な対応を行うことができる。
このように、本実施の形態によれば、創エネの太陽電池を取り付けたときに、太陽電池を2つ目の照度センサの機能(第2照度検出部)とすることで、異なる位置に照度を検出する照度検出部が2つの構成となる。これにより一方の出力が外部要因・故障で出力低下しても他方の出力により誤検知であることが分かる。従って、省エネルギー制御モードの状態遷移の誤検知による誤った状態遷移が減少し、より消費電力の低減を図ることができる。
ところで、本実施の形態で実行されるプログラムは、ROM122に予め組み込まれて提供するものとしているが、これに限定されるものではない。本実施の形態で実行されるプログラムを、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録してコンピュータプログラムプロダクトとして提供してもよい。
また、本実施の形態で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施の形態で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
本実施の形態で実行されるプログラムは、上述した出力状態判断部125、省エネルギー化制御部126、報知制御部127を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU120(プロセッサ)が上記記録媒体からプログラムを読み出して実行することにより上記各部がRAM121等の主記憶装置上にロードされ、出力状態判断部125、省エネルギー化制御部126、報知制御部127が主記憶装置上に生成されるようになっている。
100 画像形成装置
104 創電部
105 太陽電池
110 操作部
115 照度センサ
116,117 電圧調整回路
118 加算回路
120 CPU
121 RAM
122 ROM
125 出力状態判断部
126 省エネルギー化制御部
127 報知制御部
160 リモートサービス端末
特許第4635684号公報

Claims (9)

  1. 制御装置であって、
    前記制御装置の周囲の照度を検出する第1照度検出部と、
    前記第1照度検出部とは異なる位置に配置され、前記制御装置の周囲の照度を検出する第2照度検出部と、
    前記第1照度検出部から出力される電圧および前記第2照度検出部から出力される電圧を加算する電圧加算部と、
    前記電圧加算部により加算された電圧値とあらかじめ定めた閾値とを比較し、当該比較結果に基づいて前記第1照度検出部および前記第2照度検出部の出力状態を判断する出力状態判断部と、
    前記第1照度検出部から出力される電圧および前記第2照度検出部から出力される電圧に基づいて、通常制御モードより消費電力の少ない省エネルギー制御モードへの移行および前記通常制御モードへの復帰を制御する省エネルギー化制御部と、
    前記第1照度検出部または前記第2照度検出部のうち前記出力状態判断部により出力状態が異常であると判断された方を故障であるとして報知する制御を行う報知制御部と、
    を備えることを特徴とする制御装置。
  2. 前記省エネルギー化制御部は、前記第1照度検出部または前記第2照度検出部のうち前記出力状態判断部により出力状態が異常であると判断された方から出力される電圧を除外して、省エネルギー制御モードへの移行および通常制御モードへの復帰を制御することを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. さらに、画面に表示情報を出力する表示出力部を有し、
    前記報知制御部は、前記第1照度検出部または前記第2照度検出部のうち出力状態が異常であると判断された方についての表示情報を前記表示出力部に出力することを特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
  4. さらに、ネットワークを介して接続された外部端末装置を有し、
    前記報知制御部は、前記第1照度検出部または前記第2照度検出部のうち出力状態が異常であると判断された方についての情報を前記外部端末装置に出力することを特徴とする請求項1、2または3に記載の制御装置。
  5. 画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の周囲の照度を検出する第1照度検出部と、
    前記第1照度検出部とは異なる位置に配置され、前記画像形成装置の周囲の照度を検出する第2照度検出部と、
    前記第1照度検出部から出力される電圧および前記照度検出部から出力される電圧を加算する電圧加算部と、
    前記電圧加算部により加算された電圧値とあらかじめ定めた閾値とを比較し、当該比較結果に基づいて前記第1照度検出部および前記第2照度検出部の出力状態を判断する出力状態判断部と、
    前記第1照度検出部から出力される電圧および前記第2照度検出部から出力される電圧に基づいて、通常制御モードより消費電力の少ない省エネルギー制御モードへの移行および前記通常制御モードへの復帰を制御する省エネルギー化制御部と、
    前記第1照度検出部または前記第2照度検出部のうち前記出力状態判断部により出力状態が異常であると判断された方を故障であるとして報知する制御を行う報知制御部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記報知制御部は、前記第1照度検出部または前記第2照度検出部のうち出力状態が異常であると判断された方についての表示情報を表示出力部に出力することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. さらに、ネットワークを介して接続された外部端末装置を有し、
    前記報知制御部は、前記第1照度検出部または前記第2照度検出部のうち出力状態が異常であると判断された方についての情報を前記外部端末装置に出力することを特徴とする請求項5または6に記載の画像形成装置。
  8. 制御装置で実行される制御方法であって、
    前記制御装置の周囲の照度を検出する第1照度検出部と、前記第1照度検出部とは異なる位置に配置され、前記制御装置の周囲の照度を検出する第2照度検出部と、前記第1照度検出部から出力される電圧および前記第2照度検出部から出力される電圧を加算する電圧加算部と、を有する制御回路で実行させる制御方法であって、
    前記電圧加算部により加算された電圧値とあらかじめ定めた閾値とを比較し、当該比較結果に基づいて前記第1照度検出部および前記第2照度検出部の出力状態を判断する出力状態判断工程と、
    前記第1照度検出部から出力される電圧および前記第2照度検出部から出力される電圧に基づいて、通常制御モードより消費電力の少ない省エネルギー制御モードへの移行および前記通常制御モードへの復帰を制御する省エネルギー化制御工程と、
    前記第1照度検出部または前記第2照度検出部のうち前記出力状態判断工程により出力状態が異常であると判断された方を故障であるとして報知する制御を行う報知制御工程と、
    を含むことを特徴とする制御方法。
  9. コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータの周囲の照度を検出する第1照度検出部と、前記第1照度検出部とは異なる位置に配置され、前記コンピュータの周囲の照度を検出する第2照度検出部と、前記第1照度検出部から出力される電圧および前記第2照度検出部から出力される電圧を加算する電圧加算部と、を有する前記コンピュータで実行させるプログラムであって、
    前記電圧加算部により加算された電圧値とあらかじめ定めた閾値とを比較し、当該比較結果に基づいて前記第1照度検出部および前記第2照度検出部の出力状態を判断する出力状態判断ステップと、
    前記第1照度検出部から出力される電圧および前記第2照度検出部から出力される電圧に基づいて、通常制御モードより消費電力の少ない省エネルギー制御モードへの移行および前記通常制御モードへの復帰を制御する省エネルギー化制御ステップと、
    前記第1照度検出部または前記第2照度検出部のうち出力状態が異常であると判断された方を故障であるとして報知する制御を行う報知制御ステップと、
    を前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017076109A (ja) * 2015-10-15 2017-04-20 キヤノン株式会社 開閉判断装置及び画像形成装置

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