JP2012095031A - 撮像装置のフランジバック調整機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】背面に開口部を設けたカメラケースに入れて使用する撮像装置において、カメラケースに入れたままの状態でフランジバック調整が可能なフランジバック調整機構を提供することを目的とする。
【解決手段】 背面に開口部を設けたカメラケースに入れて使用する撮像装置のフランジバック調整機構であって、その外周に第1歯車を成す歯を有するフランジバック調整用のリングと、前記リングの歯に噛合する第2歯車と、前記第2歯車に連結され、前記第2歯車を回転するための軸を成し、カメラケースの開口部側の撮像装置後方に向かって延出した連結棒と、前記連結棒を回転可能に支持するガイドと、前記連結棒の撮像装置後方に位置する端部に設けられた調整ツマミと、を備えたことを特徴とするフランジバック調整機構。
【選択図】図1
【解決手段】 背面に開口部を設けたカメラケースに入れて使用する撮像装置のフランジバック調整機構であって、その外周に第1歯車を成す歯を有するフランジバック調整用のリングと、前記リングの歯に噛合する第2歯車と、前記第2歯車に連結され、前記第2歯車を回転するための軸を成し、カメラケースの開口部側の撮像装置後方に向かって延出した連結棒と、前記連結棒を回転可能に支持するガイドと、前記連結棒の撮像装置後方に位置する端部に設けられた調整ツマミと、を備えたことを特徴とするフランジバック調整機構。
【選択図】図1
Description
本発明は、背面に開口部を設けたカメラケースに入れて使用する撮像装置においてレンズ交換に伴うフランジバック調整を行うためのフランジバック調整機構に関するものである。
撮像装置に使用されるレンズには、各種マウント方式のレンズがあり、レンズマウントの取付面から撮像素子面(あるいは、光学像の結像面)までの距離(以下、フランジバックと称する)は、規格によって厳密に決まっている。このようなフランジバックには高い精度が要求されており、種々のフランジバック調整機構が提案されている。
例えば、特許文献1は、フランジバック調整機構の操作部がレンズマウント部から後方に離れたカメラシャーシの側壁面に配備されたフランジバック調整機構付カメラを開示している。また、特許文献2には、フランジバック調整リングのツマミ部をフロントパネルの前面に配置したフランジバック調整機構が開示されている。
特許文献3には、固体撮像素子の位置調整装置が開示されている。これによれば、フロントフレームの側面には、環状調整部材の外周ローレット部の一部が露出するような窓部が設けられており、環状調整部材を回転させることによって移動案内体及び分光プリズムアクセサリが光軸方向に移動し、固体撮像素子が所定のフランジバックに調整される。
ところで、上述したようなフランジバック調整機構を備えた撮像装置が背面に開口部を設けたカメラケースに入れられて使用する場合、以下のような不具合がある。すなわち、フランジバック調整のために操作される部材が撮像装置の前方、あるいは、側壁面に配置されている場合、撮像装置をカメラケースに入れた状態では、フランジバック調整のための操作がしにくい。このため、フランジバック調整時には、撮像装置とレンズをカメラケースの外に出して調整操作を行うか、もしくは、カメラケースの前方あるいは側面にフランジバック調整が可能な開口部を設ける必要がある。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、背面に開口部を設けたカメラケースに入れて使用する撮像装置において、カメラケースに入れたままの状態でフランジバック調整が可能なフランジバック調整機構を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の1つの観点は、以下のような構成要素を備えている。すなわち、背面に開口部を設けたカメラケースに入れて使用する撮像装置のフランジバック調整機構であって、その外周に第1歯車を成す歯を有するフランジバック調整用のリングと、前記リングの歯に噛合する第2歯車と、前記第2歯車に連結され、前記第2歯車を回転するための軸を成し、カメラケースの開口部側の撮像装置後方に向かって延出した連結棒と、前記連結棒を回転可能に支持するガイドと、前記連結棒の撮像装置後方に位置する端部に設けられた調整ツマミと、を備えたことを特徴とするものである。
すなわち、この発明の1つの観点によれば、フランジバック調整用のリングの歯に噛合する第2歯車には、回転可能に支持された連結棒が連結されている。この連結棒は、カメラケースの開口部側の撮像装置後方に向かって延出しており、撮像装置後方に位置する端部に調整ツマミが設けられている。このため、背面に開口部を設けたカメラケースに撮像装置を入れたままの状態で調整ツマミを回転させることができ、これにより、連結棒及び第2歯車を介してフランジバック調整用のリングが回転するため、フランジバック調整が可能となる。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
図1は、本実施形態の撮像装置及びこの撮像装置のフランジバック調整機構を概略的に示す斜視図である。
すなわち、撮像装置1は、フレーム2を備えている。このフレーム2の内部には、固体撮像素子などが備えられ、また、撮像装置1の前方には、レンズマウントが取り付けられるが、ここでは説明を省略する。
フレーム2の前方には、レンズマウントを取り付けるための大径孔2Hが設けられている。フレーム2の一側面には、窓部2Wが設けられている。この窓部2Wは、フレーム2の前方に形成されている。
フレーム2の前方には、レンズマウントを取り付けるための大径孔2Hが設けられている。フレーム2の一側面には、窓部2Wが設けられている。この窓部2Wは、フレーム2の前方に形成されている。
レンズ交換に伴うフランジバック調整を行うフランジバック調整用のリング3は、撮像装置1の前方に設けられている。このリング3は、フレーム2の内部に備えられ、その一部が窓部2Wから露出している。また、このリング3は、その外周の全面に第1歯車を成す歯3Tを有している。
第2歯車4は、撮像装置1の前方に設けられ、フレーム2の外に配置されている。この第2歯車4は、リング3の歯3Tに噛合する。この第2歯車4には、連結棒5が連結されている。この連結棒5は、第2歯車4を回転するための軸を成し、フレーム2の一側面に沿って撮像装置1の前方から撮像装置1の後方に向かって直線的に延出している。ガイド6は、フレーム2の側面に設けられ、連結棒5を回転可能に支持している。調整ツマミ7は、連結棒5の撮像装置後方に位置する端部に設けられている。
図示した例では、連結棒5の一端は、撮像装置1の前方に位置し、第2歯車4と連結されている。また、連結棒5の他端は、撮像装置1の後方、より具体的には、フレーム2の後面2Bよりもさらに後方に位置し、調整ツマミ7と連結されている。
図2は、本実施形態の撮像装置1が背面に開口部を設けたカメラケース10に入れられた状態を概略的に示す斜視図である。図3は、カメラケース10の開口部に蓋11が設置された状態を概略的に示す斜視図である。
すなわち、カメラケース10の背面には、開口部10Hが設けられている。撮像装置1は、その前方からカメラケース10の内部に収納される。撮像装置1の後方は、開口部10Hの側に位置する。つまり、フレーム2の後面2Bは、開口部10Hの側に位置している。連結棒5は、開口部10Hの側に向かって延出している。調整ツマミ7は、後面2Bよりもさらに開口部10Hの側に位置している。
カメラケース10の開口部10Hは、蓋11によって塞がれている。
カメラケース10の開口部10Hは、蓋11によって塞がれている。
このような構成によれば、フランジバック調整用のリング3の歯3Tに噛合する第2歯車4には、回転可能に支持された連結棒5が連結され、この連結棒5は、撮像装置1の後方に向かって延出しており、撮像装置1の後方に位置する端部に調整ツマミ7が設けられている。このような撮像装置1が背面に開口部10Hを設けたカメラケース10に入れられた状態では、撮像装置1の後方がカメラケース10の開口部10Hの側に位置する。
このような構成により、フランジバック調整を行う際に、カメラケース10に撮像装置1を入れたままの状態で、フランジバック調整のリング3と連動した調整ツマミ7を回転させることができる。すなわち、調整ツマミ7の回転により、連結棒5及び第2歯車4を介してフランジバック調整用のリング3が回転するため、フランジバック調整が可能となる。
以上説明したように、本実施形態によれば、背面に開口部を設けたカメラケースに入れて使用する撮像装置において、カメラケースに入れたままの状態で(つまり、カメラケースから撮像装置を取り出すことなく)フランジバック調整が可能なフランジバック調整機構を提供することができる。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1…撮像装置
2…フレーム
3…リング(第1歯車) 3T…歯
4…第2歯車
5…連結棒
6…ガイド
7…調整ツマミ
10…カメラケース 10H…開口部
11…蓋
2…フレーム
3…リング(第1歯車) 3T…歯
4…第2歯車
5…連結棒
6…ガイド
7…調整ツマミ
10…カメラケース 10H…開口部
11…蓋
Claims (1)
- 背面に開口部を設けたカメラケースに入れて使用する撮像装置のフランジバック調整機構であって、
その外周に第1歯車を成す歯を有するフランジバック調整用のリングと、
前記リングの歯に噛合する第2歯車と、
前記第2歯車に連結され、前記第2歯車を回転するための軸を成し、カメラケースの開口部側の撮像装置後方に向かって延出した連結棒と、
前記連結棒を回転可能に支持するガイドと、
前記連結棒の撮像装置後方に位置する端部に設けられた調整ツマミと、
を備えたことを特徴とするフランジバック調整機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010239663A JP2012095031A (ja) | 2010-10-26 | 2010-10-26 | 撮像装置のフランジバック調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010239663A JP2012095031A (ja) | 2010-10-26 | 2010-10-26 | 撮像装置のフランジバック調整機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012095031A true JP2012095031A (ja) | 2012-05-17 |
Family
ID=46387920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010239663A Withdrawn JP2012095031A (ja) | 2010-10-26 | 2010-10-26 | 撮像装置のフランジバック調整機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2012095031A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5878259B1 (ja) * | 2015-06-11 | 2016-03-08 | 武蔵オプティカルシステム株式会社 | フランジバック調整機構 |
-
2010
- 2010-10-26 JP JP2010239663A patent/JP2012095031A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5878259B1 (ja) * | 2015-06-11 | 2016-03-08 | 武蔵オプティカルシステム株式会社 | フランジバック調整機構 |
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Legal Events
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