JP2017062285A - ストロボ内蔵カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】組み立てを複雑化させることなく、ポップアップストロボ内蔵カメラの上面カバーを小型化する。
【解決手段】発光部と発光部ホルダと発光部ホルダを収納させるポップアップ部を有し、ポップアップ部は発光部ホルダに形成された回転軸穴とシャフトとシャフト固定部材とを備え、発光部ホルダをシャフト固定部材に組み立て、シャフトを夫々の回転軸穴に挿入しシャフト固定部材に固定することで、発光部ホルダは前記シャフト固定部材に対して回動可能に保持される。上面カバー部材77には発光部ホルダが発光位置に移動可能に開口された開口部77cが形成され、開口部を覆い発光部ホルダに固定される発光部カバー80を有し、シャフト固定部材は上面カバー部材の非外観面側から組み立てられ、上面カバー部材に対して位置決め固定され、発光部カバーは上面カバー部材の外観面側から組み立てられ、発光部ホルダに対して位置決め固定される。
【選択図】図5

Description

本発明は、ストロボ内蔵カメラに関し、特にストロボ装置が収納位置と発光位置との間で移動可能なポップアップストロボ内蔵カメラに関する。
カメラにおいて、被写体を照射するストロボ装置を内蔵したものが知られている。このようなストロボ装置では、レンズ鏡筒の先端でストロボ光が遮られて被写体に届かなくなる、所謂、「ケラレ」が問題となることがある。このため、撮影時にストロボ発光部をレンズ鏡筒から遠ざけて、ストロボ光の照射範囲内にレンズ鏡筒が入らないようにすることで、上記「ケラレ」を回避することが一般的に行われている。
ストロボ発光部のポップアップの方法は、ストロボ発光部をカメラ本体に対して軸回りに回転可能に支持し、ストロボ使用時にはカメラ上方の発光位置に移動させ、不使用時にはカメラの収納位置に移動する方式がある(特許文献1参照)。
具体的な構成としては、ストロボ発光部を支持する発光部ホルダを設け、この発光部ホルダには一対の回転軸穴が形成される。その一対の回転軸穴の間にはカメラ上面外観の一部を構成する第一の外装部材が設けられる。発光部カバーは、発光部ホルダに組み込まれたストロボ発光部を覆うように形成し、発光部ホルダに取り付けられる。発光部カバーと一体化された発光部ホルダは第一の外装部材に組み立てられ、回転軸となるシャフトを第一の外装部材を貫通し一対の回転軸穴に夫々挿入される。そうすることで、発光部ホルダは第一の外装部材に対して回動可能に保持される。
その後に、発光部ホルダの回転軸として使用される回転軸穴やシャフトはカメラ上面外観を構成する第二の外装部材(以降、上面カバー)で覆うように上面カバーの外観側から組み立てられる。上面カバーには、発光部ホルダと一体化された発光部カバーが発光位置に移動可能に開口された開口部が形成される。
特開2009−20188号公報
従来、このように構成されたポップアップストロボは、第一の外装部材がカメラの構造躯体となるメインシャーシに対して固定される。その後に、可動部である発光部ホルダの回転軸部を覆うように上面カバーが同じメインシャーシに対して固定される。このように、メインシャーシを介して夫々が固定されている為、寸法公差のばらつきを考慮して、可動する回転軸部と上面カバーの内壁には大きな隙間を確保する必要があり、上面カバーが大型化してしまうという問題があった。
また、発光部ホルダに発光部カバーを組み立てた後に、カメラ上面側から上面カバーを組み立てる為に、発光部カバーと上面カバーの合わせ部はインロー構成にできず、合わせ部の隙間から内部構造部材が見えてしまい、外観上の見栄えが低下するという問題があった。
上記の課題を解決するために、本発明に係る撮像装置は、
発光部と、前記発光部を収容する発光部ホルダと、前記発光部ホルダを撮像装置本体に対して収納される収納位置と撮像装置本体に対して突出する発光位置との間で移動させるポップアップ部と、前記ポップアップ部は前記発光部ホルダに形成された一対の回転軸穴と、回転軸であるシャフトと、前記シャフトを固定するシャフト固定部材とを備え、前記発光部ホルダを前記シャフト固定部材に組み立て、前記シャフトを夫々の回転軸穴に挿入しシャフト固定部材に固定することで、前記発光部ホルダは前記シャフト固定部材に対して回動可能に保持され、撮像装置本体の上面の外観を構成し、前記発光部ホルダを覆う上面カバー部材を有し、前記上面カバー部材には、前記発光部ホルダが発光位置に移動可能に開口された開口部が形成され、前記開口部を覆い前記発光部ホルダに固定される発光部カバーを有し、前記シャフト固定部材は前記上面カバー部材の非外観面側から組み立てられ、上面カバー部材に対して位置決め固定され、前記発光部カバーは前記上面カバー部材の外観面側から組み立てられ、発光部ホルダに対して位置決め固定されることを特徴とする。
本発明に係る撮像装置によれば、ポップアップストロボ内蔵カメラにおいて、ストロボのポップアップ部は上面カバーの非外観面側から組み立てられ、上面カバーに対して直接位置決めし固定される。上面カバーにはポップアップ部が発光位置に移動可能に開口された開口部が形成される。この開口部を覆う発光部カバーは、上面カバーの外観面側から組み立てられ、発光部ホルダに位置決めし固定される。このような構成にすることで、ポップアップ部と上面カバーの内壁に設ける隙間を最小限に抑えられ、上面カバーを小型化することができる。更に、発光部カバーと上面カバーの合わせ部をインロー構成にすることができる為、内部構造部材が部品間の隙間から見えなくなり、外観品位を向上することができる。
本発明に係る撮像装置の斜視図である。 本発明に係る発光部ユニットの正面図、側面図、A−A線に沿う断面図、B−B線に沿う断面図である。 本発明に係るポップアップ発光部ユニットの構成を示す分解斜視図、ストロボユニットの構成を示す分解斜視図である。 本発明に係るトップストロボユニットの構成を示す分解斜視図である。 本発明に係る撮像装置の上面図、C−C線に沿う断面図、D−D線に沿う断面図、ポップアップストロボが発光位置にある状態を示す側面図である。
以下に、本発明の好ましい実施形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本実施形態に係る撮像装置(以下、カメラ)の外観を示す斜視図である。図1(a)はストロボユニットの収容状態を示す正面斜視図、図1(b)はストロボユニットのポップアップ状態を示す正面斜視図、図1(c)はストロボユニットの収容状態を示す背面斜視図である。
図1において、カメラ1には、被写体像を撮像素子に結像する撮影レンズ鏡筒2が固定されている。撮影レンズ鏡筒2は、沈胴式のズームレンズ鏡筒で撮影レンズおよびズーム機構、シャッタ機構、及びフォーカス機構等を搭載した、公知の鏡筒である。撮影レンズ鏡筒2は、カメラ背面側に配置されているカメラ全体の構造躯体となるメインシャーシにビスを用いて締結されている。撮影レンズ鏡筒2の後方には、光学像を光電変換して画像データを生成するCCDやCMOSイメージセンサ等の撮像素子(不図示)が実装されている。
カメラ1の内部には、中央処理装置であるCPUや各々のフレキシブル配線基板を電気的に接続するためのコネクタを備えるメイン基板が配置されている。カメラ1の正面は、フロントカバーユニット3によって覆われている。フロントカバーユニット3は、主にカメラ正面を覆う外装部材である金属製のフロントカバー31、ユーザがカメラを把持した際に指掛りとなるグリップ部材として機能するフロントグリップ32等で構成されている。カメラ1の背面は、リアカバーユニット4によって覆われている。
リアカバーユニット4は、カメラ背面を覆う外装部材である金属製のリアカバー41、各種操作ボタン42、ユーザがカメラを把持した際に指掛りとなるグリップ部材として機能するリアグリップ43等で構成されている。また、カメラ1の背面には、撮影画像の表示手段として公知のバリアングル型LCD表示部5が設けられている。バリアングル型LCD表示部5は、ヒンジ部51によってカメラ本体に支持され、撮影者は撮影を行う姿勢に応じて表示部の角度を自由に変えることができ、ハイアングルやローアングルでも被写体をLCD表示部52で確認しながら撮影を行うことができる。
更に、撮影画像の表示手段としてビューファインダー部6が設けられている。ビューファインダー部6は、本体電源がオンの状態でバリアングル型LCD表示部5を消灯させている際にライブビュー画像等を表示することで、撮影者が覗いて被写体や構図を確認することができる。
カメラ1の上面中央は樹脂製のトップベース77で覆われ、カメラ上面のグリップ側と非グリップ側は金属製のトップカバー711、712で覆われている。トップカバーユニット7は、電源操作を行うための電源ボタン71、撮影動作を開始するためのレリーズボタン72、変倍操作のためのズームレバー73、撮影モードを切替るためのモードダイアル74、露出を変更するための露出補正ダイアル75が設けられている。
カメラ1の上面中央部には、外部ストロボ等のアクセサリ部品を取り付け可能とするアクセサリシュー76、および撮影時に被写体の明るさが足りない時に発光するストロボユニット8、ストロボユニット8に取り付けられる発光部カバー80が設けられている。ストロボユニット8を発光位置まで手動で移動させる指掛りとして、発光部カバー80の両側面には突起形状80aが形成されている。ストロボユニット8は、不使用時にはカメラ本体1内に収納されており、使用時には、手動で移動させることでカメラ本体1内からポップアップし、図1(b)の状態になる。
つまり、ストロボユニット8は、使用形態に応じて、図1(a)に示される収納位置にある状態と、図1(b)に示される発光位置にある状態とがある。
カメラ1のグリップ側(正面から見て左側)の側面部には、外部接続コネクタを覆い隠すためのコネクタカバー81が配置されている。コネクタカバー81の上側には、ストラップ紐を通すためのストラップ取付部材82が配置され、反対側の側面部にもストラップ取付部材83が配置されている。ストラップ紐を取り付けることで、ストラップ紐を首や手首等にかけて携帯することが出来、携帯性の向上や脱落防止に役立っている。
カメラ1の非グリップ側(正面から見て右側)の側面部は、樹脂製のサイドカバー84が配置されている。
図2は本発明の実施例に係る発光部ユニット810を説明する図である。図2(a)は発光部ユニット810の上面図である。
発光部ユニット810は、発光部811、発光部ホルダ812、発光部811とストロボ基板819(図3参照)を電気的に接続するリード線群813で構成されている。発光部811は、Xe管811a、反射傘811b、発光部窓811c、トリガーコイル811dで構成される公知の発光部である。反射傘811bと発光部窓811cは、撮像の対象となる領域にストロボ光が集光するように配光角度を決めている。
すなわち、撮影画角外に照射されてしまう光を撮影画角に集めることにより、集光効率を高めることが出来る。
発光部ホルダ812の前側には、発光部811を収容する発光部収容部812aが形成され、発光部ホルダ812の後側には、一対の回動軸穴812b、812cが形成され、収容部と夫々の回動軸穴を結ぶように右アーム部812d、左アーム部812eが形成されている。リード線群813は、Xe管811aとトリガーコイル811dをストロボ基板819(図3参照)に電気的に接続しており、4本のリード線が引き出されている。
図2(b)は右アーム部812dの外側を示す側面図である。
右アーム部812dには、発光部ユニット810を収納位置と発光位置に付勢する付勢バネ816(図3参照)が組み立てられる。右アーム部812dには、一方の付勢バネ腕部816aを固定する取付軸812daと、他方の付勢バネ腕部816bを固定するガイド軸817(図3参照)をシャフトホルダ814(図3参照)に取り付けるための開口部812dbが形成されている。開口部812dbは、発光部ホルダ812の回動軌跡に合わせて長穴で形成されている。
また、回動軸穴812b周辺には、上面操作フレキシブル基板700に実装された検出SW(不図示)を押すための延設部812baが一体に形成されている。
図2(c)、(d)は各アーム部の内側を示す発光部中心のA―A、B−B断面図である。
各アーム部の内側には、発光部ユニット810が発光位置に回動した時に位置を規制する第一のストッパ面812dc、812eaが形成されている。また、各アーム部の内側には、発光部ユニット810が収納位置に回動した時に位置を規制する第二のストッパ812de、812ebが形成されている。
図2(e)は左アーム部812cの外側を示す側面図である。
このリード線群715は、左アーム部に形成されたリード線収容部812ecを通り、カメラ本体内部へ配線される。リード線収容部には、リード線圧入部812edが形成され、そこで4本のリード線を2本ずつ圧入固定され、更に4本のリード線は発光部ホルダ812に対してボンド固定される。このようにすることで、発光部ユニット810の取り扱い時に、リード線群813が引っ張られたとしても、Xe管811a、トリガーコイル811dとリード線群を電気的に接続する半田部に負荷がかからないように配慮している。
また、図2(b)、(d)に示す通り、発光部ホルダ812には、後述する発光部カバー80をビス締結するためのビス螺合部812f、812gが形成されている。
図3は本発明の実施例に関わるストロボユニット8を説明する分解斜視図である。図3(a)を参照して、ポップアップ発光部ユニット820の構成を組立順序に沿って説明する。まず、ポップアップ機構部の土台となるシャフトホルダ814を説明する。
シャフトホルダ814には、発光部ユニット810の回転軸となる段付きビス815を取り付ける為のビス座814aと、付勢バネ816用のガイド軸817を取り付ける為のビス座814bが形成されている。
また、発光部ユニット810がポップアップ位置に移動した時に、発光部ホルダに設けられたストッパ面812dc、812ea(図2参照)と当接して位置を規制するストッパ面814cが形成されている。組み立て手順は、シャフトホルダのビス座814a中心と発光部ホルダの回転軸穴812b、812c中心を合わせた状態で、回転軸となる段付きビス815を取り付ける。次に、ガイド軸817に付勢バネ腕部816bを通した状態で、ガイド軸817をシャフトホルダのビス座814bに取り付ける。その後に、他方の付勢バネ腕部816aを発光部ホルダの取付軸812daに取り付けることにより、発光部ユニット810のポップアップ機構部が完成する。
ストロボベース818には、前側に発光部用のメインコンデンサ818a、後側にはストロボ基板819が取り付けられている。2本のリード線群818bは、メインコンデンサ818aとストロボ基板819を電気的に接続している。
発光部ユニット810から引き出されたリード線群813は、発光部ホルダのリード線圧入部811ed(図2参照)から規定された位置でマーキングする。次に、ストロボベース818に形成された圧入部818cにそのマーキング位置を合わせて4本のリード線を2本ずつ圧入固定し、更に4本のリード線はストロボベース818に対してボンド固定する。こうしてポップアップ発光部ユニット820が完成する。
このように、リード線群813に規定された位置でマーキングしてストロボベース側に備えた圧入部に固定することで、発光部ユニット810がポップアップ動作時に必要なリード線の余長を一定長さに管理することが可能となる。余長を管理することで、ポップアップ時にリード線の長さが足りず発光位置に移動できない場合や、収納時にリード線が余り過ぎて内部構成部品と干渉するといった場合の発生を防いでいる。
図3(b)に示す通り、ポップアップ発光部ユニット820は、ストロボユニット8の構造躯体であるトップシャーシ821に対して取り付けられる。シャフトホルダ814は、トップシャーシの中央上面821aで位置決めとビス822固定される。また、ストロボベース818は、トップシャーシの左下面821bで位置決めとビス823固定される。トップシャーシ821は、左下面821bと右下面821cから曲げて形成した締結部821baと821caを備えられ、トップシャーシの剛性を高める為に、フロントシャーシ823がビス824固定される。こうして、ストロボユニット8が完成する。ストロボユニット8の状態では、後述する発光部カバー80は発光部ホルダ812に組まれていない。
図4は本発明の実施例に係るトップカバーユニット7とストロボユニット8、発光部カバー80の組立を説明する分解斜視部である。
はじめに、ストロボユニット8に各操作部材のスイッチやパターン等が実装された操作フレキシブル基板700を取り付ける。操作フレキシブル基板700は、トップシャーシの中央上面821a、左下面821b、右下面821cが夫々位置決めされ、両面テープで固定される。
次に、ストロボユニット8はトップベース77(7)の非外観面側から真っ直ぐに組み立てられ、トップベース77に対してトップシャーシの中央上面821a、左下面821b、右下面821cが夫々位置決めされる。トップシャーシの中央上面と左下面をつなぐ左側面821dと中央上面と右下面をつなぐ右側面821eは多少弾性変形するように形成され、各面を夫々位置決めしても位置決め部が入りきらないといった場合は発生しない。
ここで、トップベース77には、発光部ユニット810が発光位置に移動する為の上側開口部73aが備えられている。次に、ストロボユニット8の組立用に開口した下側開口部77b(図5参照)を塞ぐように形成されたアンダーカバー79がトップベース77に組み立てられる。その後に、ストロボユニット8の組立方向と同じ方向から、ビス781、782、783締めすることで、トップシャーシの左下面821b、右下面821cとアンダーカバー79はトップベース77に固定される。
次に、アクセサリシュー76はトップベース77に対して外観面側から組み立てられ、トップシャーシの中央上面821aにビス784固定される。さらに、発光部カバー80は発光部811を覆うようにトップベースの外観面側から発光部ホルダ812に対して組み立てられ、ポップアップ状態で上面カバーから露呈された発光部ホルダのネジ螺合部にネジ785締結される。
図5(a)は本実施形に係るカメラの上面図である。図5(b)、(c)は図5(a)におけるC−C線とD−D線に沿った断面図であり、ストロボユニットは収納状態を示している。図5(d)は本実施形に係るカメラの側面図であり、ストロボユニットはポップアップ状態を示している。
図5(b)、(c)に示す通り、発光部カバー80には、全周に廂部80bが形成され、発光部ユニット810が収納位置に移動した時に、トップベース77の合わせ面77cと全周がインロー構成になっている。また、発光部ユニット810は、発光部カバーの廂部80bがトップベースの前側合わせ面77caで当接することで、収納位置に規制される。
ストロボユニット8(図4参照)の状態においては、発光部ユニット810は、発光部ホルダに備えた第二のストッパ812de、812ebとシャフトホルダに備えたストッパ面814cが当接することによって仮の収納位置に規制されている。つまり、発光部ユニット810は、カメラ組立完成状態よりも収納位置方向に回転した状態となっている。
カメラ組立完成状態においては、発光部カバー80とトップベースの前側合わせ面77caに当接することで、正規の収納位置に規制されている。つまり、発光部ユニット810の収納位置を規制していた第二のストッパ812de、812ebは当接しないようにしている。
この様にすることで、カメラ正面から見た時の発光部カバー80とトップベース77の合わせ部に隙間を設ける必要が無く、外観の品位を高めることができる。
図5(c)に示す通り、トップベース77には、ストロボユニット8をトップベースの非外観面側から真っ直ぐ組み立てる際に、発光部ユニット810が通過する為の下側開口部77bが設けられている。そのトップベースの下側開口部77bを塞ぐようにアンダーカバー79が組み立てられる。アンダーカバー79には、発光部ユニット810の背面を覆い隠すように立ち壁部79aが形成されている。この立ち壁部79aがあることによって、発光部ユニット810が発光位置に移動した際にできるトップベース77との隙間からカメラ本体9の内部構成部材が見えないように構成している。
また、ストロボユニット8の構造躯体であるトップシャーシ821(図4参照)とトップベース77を直接位置決め固定している為、可動部である発光部ユニット810とトップベース77の内壁の隙間X1、X2を最小に抑えることができる。この構成にすることにより、トップベース77を小型化することが可能となっている。
図5(d)に示す通り、発光部ユニット810はポップアップ状態で、発光部ホルダのネジ螺合部812f、811gがトップベースの合わせ面77cから露呈することで、発光部カバー80を発光部ホルダとビス締結785することが可能となっている。
上記の実施形態によれば、ポップアップストロボ内蔵カメラにおいて、ストロボのポップアップ部は上面カバーの非外観面側から組み立てられ、上面カバーに対して直接位置決めし固定される。上面カバーにはポップアップ部が発光位置に移動可能に開口された開口部が形成される。この開口部を覆う発光部カバーは、上面カバーの外観面側から組み立てられ、発光部ホルダに位置決めし固定される。このような構成にすることで、ポップアップ部と上面カバーの内壁に設ける隙間を最小限に抑えられ、上面カバーを小型化することができる。
更に、発光部カバーと上面カバーの合わせ部をインロー構成にすることができる為、内部構造部材が部品間の隙間から見えなくなり、外観品位を向上することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨を範囲内で種々の変形および変更が可能である。
1 撮像装置本体、7 トップカバーユニット、8 ストロボユニット、
77 上面カバー(トップベース)、77a 開口部、77c 合わせ面、
80 発光部カバー(ストロボカバー)、80b 廂部、810 発光部ユニット、
811 発光部、812 発光部ホルダ、812f,812g ネジ螺合部、
820 ポップアップ発光部ユニット

Claims (3)

  1. 発光部(811)と、
    前記発光部を収容する発光部ホルダ(812)と、
    前記発光部ホルダを撮像装置本体(1)に対して収納される収納位置と撮像装置本体に対して突出する発光位置との間で移動させるポップアップ部(820)と、
    前記ポップアップ部は、前記発光部ホルダに形成された一対の回転軸穴(812c、812d)と、回転軸であるシャフト(815)と、前記シャフトを固定するシャフト固定部材(814)とを備え、
    前記発光部ホルダを前記シャフト固定部材に組み立て、前記シャフトを夫々の回転軸穴に挿入しシャフト固定部材に固定することで、前記発光部ホルダは前記シャフト固定部材に対して回動可能に保持され、
    撮像装置本体の上面の外観を構成し、前記発光部ホルダを覆う上面カバー部材(77)を有し、
    前記上面カバー部材には、前記発光部ホルダが発光位置に移動可能に開口された開口部(77a)が形成され、
    前記開口部を覆い、前記発光部ホルダに固定される発光部カバー(80)を有し、
    前記シャフト固定部材は、前記上面カバー部材の非外観面側から組み立てられ、上面カバー部材に対して位置決め、固定され、
    前記発光部カバーは、前記上面カバー部材の外観面側から組み立てられ、発光部ホルダに対して位置決め、固定されることを特徴とする撮像装置。
  2. 発光位置に移動した前記発光部ホルダは、前記開口部から突出して発光部ホルダに形成したネジ螺合部(812f、811g)が露呈し、
    前記発光部カバーは前記ネジ螺合部を使って、発光部ホルダに対してネジ締結されることを特徴とする請求項第1に記載の撮像装置。
  3. 前記発光部カバーには、全周に廂部(80b)が形成され、前記上面カバー部材の合わせ部(77c)とインロー構成になることを特徴とする請求項第2に記載の撮像装置。
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