JP5857536B2 - レンズ鏡筒のセンサ取付構造 - Google Patents

レンズ鏡筒のセンサ取付構造 Download PDF

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本発明は、レンズ交換式カメラに用いるレンズ鏡筒のセンサ取付構造に関する。
レンズ交換式カメラの小型化が進んでおり、これに伴い、レンズ鏡筒の小型化も進んでいる。通常、レンズ鏡筒内に設けられている撮影光学系を構成するレンズ群のうち、焦点調節に寄与するレンズ群を保持するレンズ支持枠は、レンズ鏡筒本体の内周側に、かつ光軸方向に移動可能に設けられており、レンズ支持枠を移動させることにより撮影光学系を介して入射する光束の焦点位置を変化させる。レンズ支持枠を撮影光学系による被写体像がカメラの撮像面に結像する位置に移動させるためには、カム環等の回転枠を鏡筒本体の内周側または外周側に回転可能に設け、鏡筒本体に対して回転枠を回転駆動させることにより、レンズ支持枠を光軸方向に移動させる。
このようなレンズ鏡筒において、手動操作により回転させた回転枠の回転量及び回転方向を検出するために、鏡筒本体に回転検出センサを設け、鏡筒本体の内周側に収容された回転枠の回転量と回転方向を検出することが知られている(特許文献1参照)。
国際公開第2009/028140号パンフレット
しかしながら、このようなレンズ鏡筒では、回転検出センサの固定位置がレンズ鏡筒の外形に影響を与え、鏡筒本体と回転枠の全周で回転検出センサを支持する形状となるため、レンズ鏡筒の更なる小径化は難しかった。
本発明は、回転検出センサの固定位置がレンズ鏡筒の外形に影響を与えることなく、レンズ鏡筒の小径化を図ることを課題としている。
本発明に係るレンズ鏡筒のセンサ取付構造は、レンズを保持する鏡筒本体と、鏡筒本体の外周側に配置され、鏡筒本体に対して周方向に回転可能に保持される操作環と、鏡筒本体の外周面に設けられ、操作環の操作状態を検知する検出センサと、検出センサを支持するセンサ支持部材とを備え、センサ支持部材は、鏡筒本体の外周面の円周方向において、検出センサが配置される円弧領域のみに設けられた円弧状の部材であり、検出センサを操作環の内周面に対向するように支持することを特徴とする。
本発明によれば、鏡筒本体の外周面の円周方向に円弧状のセンサ支持部材を設けることにより、レンズ鏡筒を径方向に小径化が図れる。また、センサ支持部材が、検出センサを操作環の内周面に対向するように支持することにより、組立が容易となる。
回転検出センサを鏡筒本体に安定して固定させるために、センサ支持部材は、検出センサが嵌合される第1のセンサ支持部材と、第1のセンサ支持部材に嵌合されることにより、鏡筒本体の外周面から操作環の内周面に向けて検出センサを付勢する第2のセンサ支持部材を備えることを好ましい。
回転検出センサの鏡筒本体への固定を安定させるために、検出センサはフレキシブル基板に接着されており、第1のセンサ支持部材と第2のセンサ支持部材は、フレキシブル基板を挟持することが好ましい。
鏡筒本体の外周面から被検出部の内周側端部までの距離をh1、鏡筒本体の外周面から検出センサの上端部までの距離をh2、鏡筒本体の外周面から第1のセンサ支持部材の内周側底部までの距離をh3としたときに、h1>h2>h3の関係となることが好ましい。
検出センサはフォトインタラプタであり、操作環の内周に等間隔で複数個形成された凸片状の被検出部の通過を検知することにより操作環の回転方向と回転量を検知しても構わない。
操作環は焦点調節のために手動操作されるフォーカスリングであり、フォトインタラプタによって検出される操作環の回転方向および回転量に応じてレンズが光軸方向に直進案内されることが好ましい。
本発明によれば、レンズ鏡筒を径方向に小径化を図ることができると共に、組立が容易となる。
本発明の実施形態に係るレンズ鏡筒の固定環側から見た外観斜視図である。 本発明の実施形態に係るレンズ鏡筒のバヨネット側から見た外観斜視図である。 本発明の実施形態に係るレンズ鏡筒の固定環の正面図である。 本発明の実施形態に係るレンズ鏡筒の前飾板、固定環及びレンズを取り外した状態でのIV−IV線断面図である。 図4において、前飾板、固定環、基板及びレンズを取り付けた状態でのV−V線断面図である。 第2のセンサ支持部材を取り付ける前の第1のセンサ支持部材と回転検出センサの斜視図である。 第2のセンサ支持部材を取り付けた後の第1のセンサ支持部材と回転検出センサの斜視図である。 第1のセンサ支持部材に回転検出センサを取り付ける状態を示す部分断面図である。 第2のセンサ支持部材を取り付けた後の部分断面図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。この実施の形態では、レンズ交換式カメラに用いるレンズ鏡筒として、単焦点レンズの例をあげて説明する。本発明の実施形態に係るレンズ鏡筒は、図示しないデジタル一眼カメラ本体のレンズマウントに装着されて使用される。
図1〜図5を用いて本発明の実施形態に係るレンズ鏡筒の概要を説明する。図1は本発明の実施形態に係るレンズ鏡筒の固定環側から見た外観斜視図であり、図2はバヨネット側から見た外観斜視図である。図3はレンズ鏡筒の固定環の正面図である。図4は、レンズ鏡筒の前飾板、固定環、基板及びンズを取り外した状態でのIV−IV線断面図である。図5は、図4において、前飾板、固定環、基板及びレンズを取り付けた状態でのV−V線断面図である。図5には、光軸Lが一点鎖線で示される。以下、光軸Lに平行な方向を光軸方向、被写体を撮影する際の被写体側を前側、反対側を後方とする。なお、本実施形態において操作環はフォーカスリングであり、操作環の回転に応じてレンズが光軸方向に直進案内されることによりレンズ鏡筒のフォーカシング用のレンズが合焦位置に移動される。
図1〜図5に示すように、レンズ鏡筒10は、レンズL1〜L4を保持する鏡筒本体50と、鏡筒本体50に外装される外装環20と、鏡筒本体50の外周に遊嵌され、鏡筒本体50に対して周方向に回転可能に保持される操作環30と、鏡筒本体50に固定される固定環40と、鏡筒本体50に固定され、外装環20およびマウント部110を保持する継環120とを備える。
図5に示すように、操作環30において、後方の鏡筒本体50側の内周側寸法を拡大して第1段部30aが形成され、前方の固定環40側の内周側寸法を拡大して第2段部30bが形成され、さらに後方の鏡筒本体50側の外周側寸法を縮小して第3段部30fが形成されている。第1段部30aは鏡筒本体50の受部50aと当接し、第2段部30bは固定環40の後端部40aと当接している。すなわち、操作環30は、第1段部30aから第2段部30bまでの部分が、鏡筒本体50の受部50aと固定環40の後端部40aとの間に挟持されることにより周方向に回転可能に保持され、鏡筒本体50と操作環30と固定環40とは、光軸L方向において、隣接する環とのみ径方向で重なり合っている。すなわち操作環30は、第1段部30aから操作環30の後端部30cまでの部分が鏡筒本体50と重なりあう一方、第2段部30bから操作環30の前端部30dまでの部分が固定環40と重なり合っている。なお、鏡筒本体50のフランジ部50bと操作環30との間には、弾性を有するOリング200が設けられており、操作環30の安定保持と適度な摩擦擦動によって操作感覚の向上が図られている。また、継環120を介して鏡筒本体50に固定される外装環20は、光軸Lと平行方向において操作環30の第3段部30fまで延出し、操作環30の後端部30cからOリング200、鏡筒本体50の外周面までの部分を覆って保護及び外観向上の役割を果たしている。
本実施形態では、外装環20と操作環30と固定環40の3つの環が同時に重なり合う箇所がなく、図5において光軸Lに直交するIV−IV線においては、レンズ鏡筒10の外形は操作環30のみで形成される。操作環30は固定環40及び鏡筒本体50に接触しており、固定環40及び鏡筒本体50の外周面に対して摺動可能である。後述するように、操作環30を光軸L回りに回転操作することにより、フォーカシング用の第4のレンズ群L4を光軸Lに沿って進退させてフォーカス動作を行う。
固定環40の被写体側である前端部には環状凹部41が凹設され、この環状凹部41には光軸Lを中心とする環状の前飾板43が固着される。前飾板43は固定環40と同じ材料により形成され、その前側端面には、光軸Lを中心とする環状の複数の溝44が形成される。固定環40の環状凹部41には、固定環40を鏡筒本体50に固定するための3つのビス穴42が形成される。各ビス穴42は周方向に均等に離間しており、本実施形態では、各ビス穴42は周方向に120°の間隔で配置されている。
本実施形態では後方から順に、外装環20と操作環30と固定環40とによってレンズ鏡筒10の筒状の外形が形成され、その内部には鏡筒本体50と、鏡筒本体50に取り付けられた4つのレンズ群L1〜L4やレンズ鏡筒10の制御のための各種の制御部品が収容される。操作環30の内周側に形成される筒状の内側の空間には、制御部品として、例えば、後述する第4のレンズ群L4を駆動するためのモータ100や、操作環30の回転を検出するための回転検出センサ60が収容され、回転検出センサ60に接続される第1のフレキシブル基板71及びその他の電子部品(図示せず)に接続される第2のフレキシブル基板72を操作環30の円周方向に配置してその他の電子部品を配置し、操作環30の内部に収容する。このように、本実施形態では操作環30の厚み方向(光軸Lと平行方向)及び内周側の空間を有効利用しており、外装環20と操作環30と固定環40とによってレンズ鏡筒10の外形を形成することにより、レンズ鏡筒10の小径化を図っている。
レンズ鏡筒10は、筒状の外形の内部に、鏡筒本体50と、バヨネット式のマウント部110と、継環120と、4つのレンズ群L1〜L4と、光軸Lを中心軸とする筒状の支持枠131〜133と、回転検出センサ60と、センサ支持部材80、90と、モータ100を備える。マウント部110は、図示しないカメラ本体のレンズマウントに着脱可能に設けられる。図4に示すように、センサ支持部材80、90は、鏡筒本体50の外周面の円周方向において、回転検出センサ60が配置される円弧領域のみに設けられた円弧状の部材であり、回転検出センサ60を操作環30の内周面に対向するように支持する。
モータ100は、鏡筒本体50の外周面に配設される。本実施の形態ではステッピングモータが用いられる。モータ100は、図4に示す第2のフレキシブル基板72に電気的に接続されている。モータ100にはシャフト101が直接接続される。シャフト101の他端側はリードスクリュ部102が形成されており、モータ100の回転軸心はねじ軸心となっている。リードスクリュ部102には、ナット103が噛合される。
回転検出センサ60は、操作環30の回転方向、回転量及び回転速度を検知するために用いられる。本実施形態では2つの透過型フォトインタラプタが用いられており、操作環30の内周に形成された凸状の被検出部31の通過を検知することにより操作環30の回転方向、回転量及び回転速度を検知する。
レンズ群L1〜L4は、レンズ鏡筒10の前方から後方にかけて光軸Lに沿って配設される。第1及び第2のレンズ群L1、L2は鏡筒本体50に支持される第1の支持枠131によって支持される。鏡筒本体50の内周側には絞りとシャッタ(いずれも図示せず)を制御するシャッタユニット134が配設される。鏡筒本体50の後端部には、第2の支持枠132が配設される。第2の支持枠132は、第3のレンズ群L3を支持する。第3のレンズ群L3は、継環120の内周側に位置し、鏡筒本体50に支持される。
マウント部110の内周側には、フォーカシング用の第4のレンズ群L4を支持する第3の支持枠133が配設される。第3の支持枠133は、モータ100に一体に設けられるリードスクリュ部102に噛合するナット103に接続される。
操作環30を回転操作すると、回転検出センサ60は凹部61を通過する操作環30の凸状の被検出部31の通過を検知することにより操作環30の回転方向、回転量及び回転速度を検知する。回転検出センサ60で検知された信号は、回路基板上に実装されたマイクロプロセッサ(いずれも図示せず)に入力され、操作環30の回転方向、回転量及び回転速度に応じてモータ100が駆動制御される。そして、モータ100のリードスクリュ部102によりモータ100の回転運動を光軸L方向の直線運動に変換する。モータ100の回転量に応じて、ナット103とナット103に接続された第3の支持枠133と第4のレンズ群L4は、光軸Lに沿って共に直進案内される。
次に、図6〜9を用いて回転検出センサ60と、回転検出センサ60を支持するセンサ支持部材80、90について説明する。図6は、第2のセンサ支持部材90を取り付ける前の第1のセンサ支持部材80と回転検出センサ60の斜視図である。図7は、第2のセンサ支持部材90を取り付けた後の第1のセンサ支持部材80と回転検出センサ60の斜視図である。図8は、第1のセンサ支持部材80に回転検出センサ60を取り付ける状態を示す部分断面図である。図9は、第2のセンサ支持部材90を取り付けた後の部分断面図である。
回転検出センサ60は、はんだ付けにより第1のフレキシブル基板71に直接取り付けられる。第1のフレキシブル基板71において、回転検出センサ60を取り付ける取付位置71aは、回転検出センサ60を第1のセンサ支持部材80に嵌め込んだ後、押さえ易くするために他よりも厚く形成されている。
図6に示すように、第1のセンサ支持部材80は円弧状の部材であり、ビス止めにより鏡筒本体50に固定される(図4参照)。第1及び第2の端部81、82にビス止め用の孔部81a、82aおよび嵌合溝81b、82bが形成される。第1のセンサ支持部材80の中央部には突部83が形成され、突部83には回転検出センサ60を嵌め込むための貫通孔84が形成される。
図7に示すように、第2のセンサ支持部材90は円弧状の部材であり、突起91a、92bを第1のセンサ支持部材80の嵌合溝81b、82bに挿入させて、第1のセンサ支持部材80に取り付け、第1のセンサ支持部材80との間で第1のフレキシブル基板71を挟持する。第2のセンサ支持部材90の第1の端部91はビス止め用の孔部が形成されておらず、第1のセンサ支持部材80の第1の端部81に重ならない。これに対し、第2のセンサ支持部材90の第2の端部92はビス止め用の孔部92aが形成されており、第1のセンサ支持部材80の第2の端部82に重なり、ビスによって固定される(図4参照)。第2のセンサ支持部材90には第1のフレキシブル基板71を押さえるための押さえ部90aが形成される。
回転検出センサ60を鏡筒本体50に取り付けるためには、まず、第1のセンサ支持部材80の貫通孔84に、第1のフレキシブル基板71に取り付けた回転検出センサ60をそれぞれ挿入して遊嵌させた状態とし、次に第1のセンサ支持部材80を図8のX方向、つまり鏡筒本体50の前方側から後方に向かうように挿入し、鏡筒本体50の壁面に当て付け、孔部81aをビス52によって固定する。
鏡筒本体50に第1のセンサ支持部材を取り付けた後、操作環30を鏡筒本体50の前方から嵌め込む。図8、9に示すように、本実施形態では、径方向で、鏡筒本体50のシャッタユニット134が収容される部分の周壁面50c、つまり、鏡筒本体50の外周面であって操作環30の内周面に対向する面から被検出部31の内周側端部までの距離h1、周壁面50cから回転検出センサ60上端部60bまでの距離h2、周壁面50cから第1のセンサ指示部材80の内周側底部までの距離h3としたときに、h1>h2>h3の関係となっている。また、回転検出センサ60の凹部の深さl1は、被検出部31の長さl2よりも若干短い(l1<l2)。このため、操作環30の内周側に突出している被検出部31が回転検出センサ60に干渉しないので、操作環30を容易鏡筒本体にはめ込むことができる。また、h2>h3の関係から、回転検出センサ60は、第1のセンサ支持部材80から外れずに貫通孔84に案内されて、径方向に進退可能な状態に保持される。
図9に示すように、第2のセンサ支持部材90を図9のX方向に挿入する。第2のセンサ支持部材90の挿入に伴って、第1のフレキシブル基板71及び回転検出センサ60がY方向、つまり、鏡筒本体50の周壁面50cから操作環30の内周面へ向けて貫通孔84に案内されて押し上げられ、回転検出センサ60の凹部61が被検出部31と対向して、被検出部31の通過を検出可能な位置まで進出する。そして、第2のセンサ支持部材90の突起91a、92bが第1のセンサ支持部材80の嵌合溝81b、82bに嵌合し、第1のセンサ支持部材60との間に第1のフレキシブル基板71を挟持する。このようにして、第2のセンサ支持部材90は、鏡筒本体50の外周面から操作環30の内周面に向けて、回転検出センサ60を付勢して固定する。その後、第1のセンサ支持部材80と、第2のセンサ支持部材90とを、図4に示すようにビス51によってビス止めする。基板35を取り付けた後に固定枠40を取り付け、図示しないビスによりビス止めする。その後、固定枠40に前飾板43を貼付け、外装環20も取り付ける。
以上示したように、本実施形態に係るレンズ鏡筒のセンサ取付構造によれば、鏡筒本体の外周面の円周方向に円弧状のセンサ支持部材を一部にのみ設ける構成であるため、レンズ鏡筒の小径化を図ることが可能となる。また、回転検出センサを外周の一部にのみ設けるため、回転検出センサがレンズ鏡筒の外形に影響を与えることなく、レンズ鏡筒の小径化を図ることが可能となる。
また、センサ支持部材が、回転検出センサが操作環の内周面に対向するように支持することにより、回転検出センサの支持が容易である。更に、鏡筒本体に回転検出センサ等の電子部品が全て取り付けられた形状であるため、レンズ鏡筒の外形を構成する固定枠等を外すと全ての電子部品が露出する。このため、レンズ鏡筒が小径であっても組立てが容易となる。
更に、本実施形態では、外装環と操作環と固定環とによってレンズ鏡筒の筒状の外形が形成され、その内部には鏡筒本体と、鏡筒本体に取り付けられたレンズ群やレンズ鏡筒の制御のための各種の制御部品が収容される空間が確保される。このように、本実施形態では操作環等の外形を形成する環の厚み方向及び内周側の空間の有効利用により、レンズ鏡筒の小径化が可能となる。
10 レンズ鏡筒
20 外装環
30 操作環
40 固定環
50 鏡筒本体
60 回転検出センサ(検出センサ)
71 第1のフレキシブル基板
80 第1のセンサ支持部材
90 第2のセンサ支持部材
100 モータ
110 マウント部
L 光軸
L1〜L4 レンズ群

Claims (4)

  1. レンズを保持する鏡筒本体と、
    前記鏡筒本体の外周側に配置され、前記鏡筒本体に対して周方向に回転可能に保持される操作環と、
    前記鏡筒本体の外周面に設けられ、前記操作環の操作状態を検知する検出センサと、
    前記検出センサを支持するセンサ支持部材とを備え、
    前記センサ支持部材は、前記鏡筒本体の外周面の円周方向において、前記検出センサが配置される円弧領域のみに設けられた円弧状の部材であり、前記検出センサを前記操作環の内周面に対向するように支持し、前記検出センサが嵌合される第1のセンサ支持部材と、前記第1のセンサ支持部材に嵌合されることにより、前記鏡筒本体の外周面から前記操作環の内周面に向けて前記検出センサを付勢する第2のセンサ支持部材を備える
    ことを特徴とするレンズ鏡筒のセンサ取付構造。
  2. 前記検出センサはフレキシブル基板に接着されており、
    前記第1のセンサ支持部材と前記第2のセンサ支持部材は、前記フレキシブル基板を挟持することを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒のセンサ取付構造。
  3. 前記検出センサはフォトインタラプタであり、
    前記操作環の内周に等間隔で複数個形成された凸片状の被検出部の通過を検知することにより前記操作環の回転方向と回転量を検知することを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒のセンサ取付構造。
  4. 前記操作環は焦点調節のために手動操作されるフォーカスリングであり、前記フォトインタラプタによって検出される前記操作環の回転方向および回転量に応じて前記レンズが光軸方向に直進案内されることを特徴とする請求項3に記載のレンズ鏡筒のセンサ取付構造。

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