JP2012089302A - レバー式コネクタ - Google Patents

レバー式コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2012089302A
JP2012089302A JP2010233821A JP2010233821A JP2012089302A JP 2012089302 A JP2012089302 A JP 2012089302A JP 2010233821 A JP2010233821 A JP 2010233821A JP 2010233821 A JP2010233821 A JP 2010233821A JP 2012089302 A JP2012089302 A JP 2012089302A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
lock
housing
type connector
peak
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010233821A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5679552B2 (ja
Inventor
Atsushi Kamiya
淳 神谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2010233821A priority Critical patent/JP5679552B2/ja
Priority to CN201180050313.2A priority patent/CN103168399B/zh
Priority to BR112013009399A priority patent/BR112013009399A2/pt
Priority to PCT/JP2011/072895 priority patent/WO2012053350A1/ja
Priority to RU2013122804/07A priority patent/RU2531509C1/ru
Publication of JP2012089302A publication Critical patent/JP2012089302A/ja
Priority to US13/865,028 priority patent/US9209562B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP5679552B2 publication Critical patent/JP5679552B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62933Comprising exclusively pivoting lever
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62933Comprising exclusively pivoting lever
    • H01R13/62955Pivoting lever comprising supplementary/additional locking means
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R2201/00Connectors or connections adapted for particular applications
    • H01R2201/26Connectors or connections adapted for particular applications for vehicles

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

【課題】低コストで接続信頼性を高めることが可能なレバー式コネクタを提供すること。
【解決手段】コネクタハウジングに、レバー51の回動方向と交差する方向へ突出するロック山47が形成され、レバー51に、ロック山47と反対側へ突出し、レバー51の接続ロック位置への回動によってロック山47に係合するロック突起57が形成され、ロック山47は、その頂点47aよりもレバー51のロック方向側に、ロック方向へ向かって次第にロック突起57の突出方向へ傾斜するテーパ面48を有し、レバー51は、ロック突起57がロック山47の頂点47aを超えてテーパ面48に沿って摺動してテーパ面48で係合することにより、ロック方向への回動力が付与され、レバー51の連結部53からなる操作部58がコネクタハウジングのレバー当接部45に当接される。
【選択図】図11

Description

本発明は、接続相手に対してレバーを回動させて接続されるレバー式コネクタに関する。
従来より、接続相手側のコネクタ等に対して、レバーを回動させることにより、その回動力によって、低挿入力で接続または取り外しされるレバー式コネクタが用いられており、このレバー式コネクタには、接続相手側のコネクタ等と接続した状態で、レバーをロックし、接続状態を維持させるロック手段を備えている(例えば、特許文献1から3参照)。
特開2007−193998号公報 特開2008−226535号公報 特開2003−297481号公報
ところで、レバー式コネクタは、ロック手段によってレバーをロックした状態で、ハウジングとの間にクリアランスが生じる。このため、このレバー式コネクタを自動車等の車両のワイヤハーネスの接続用として用いた場合、車両の走行時等の振動や熱ストレスによってレバーがガタついてしまい、ロック部分が摩耗・損傷してロックが解除され、接続不良が生じるおそれがある。
特許文献3に記載のコネクタは、バネによってレバーを一方向へ付勢しているため、レバーのガタつきが防がれ、レバーのガタつきによるロック部分の摩耗・損傷を抑えることができるが、高価なスプリングを用いるため、コストアップを招いてしまう。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、低コストで接続信頼性を高めることが可能なレバー式コネクタを提供することにある。
本発明の前述した目的は、下記の構成により達成される。
(1) 被接続部に接続されるハウジングと、前記ハウジングに回動可能に設けられ、一方向であるロック方向へ回動されて接続ロック位置に配置されることにより、前記被接続部と前記ハウジングとを互いに引き寄せて前記被接続部及び前記ハウジングに設けられた端子同士を接続させるレバーとを備えたレバー式コネクタであって、
前記レバーは、前記ハウジングの両側面に回動可能に支持された支持板部と、これらの支持板部同士を連結する連結部とを備え、
前記ハウジングには、前記レバーの回動方向と交差する方向へ突出する山部が形成され、
前記レバーには、前記山部と反対側へ突出し、前記レバーの前記接続ロック位置への回動によって前記山部に係合する突起部が形成され、
前記山部は、その頂点よりも前記レバーの前記ロック方向側に、前記ロック方向へ向かって次第に前記突起部の突出方向へ傾斜するテーパ面を有し、
前記レバーは、前記突起部が前記山部の頂点を超えて前記テーパ面に沿って摺動して前記テーパ面で係合することにより、前記ロック方向への回動力が付与され、前記連結部が前記ハウジングに当接されることを特徴とするレバー式コネクタ。
上記(1)の構成のレバー式コネクタでは、レバーの突起部が山部の頂点を超えてテーパ面に沿って摺動し、常にテーパ面上に配置されてテーパ面で係合することにより、レバーにロック方向への回動力が付与され続ける。これにより、レバーの連結部がハウジングに当接され、レバーをハウジングへロックさせた状態でレバーとハウジングとの間のクリアランスをなくすことができる。
したがって、自動車等の車両のワイヤハーネスの接続用として用いたとしても、車両の走行時等の振動や熱ストレスによるレバーのガタつきを防止することができ、ガタつきによるロック部分の摩耗・損傷を抑え、端子同士の良好な接続状態を維持させることができる。
つまり、ガタつきを防ぐために高価なスプリングを用いたものと比較して、低コストで接続信頼性を高めることができる。
本発明によれば、低コストで接続信頼性を高めることが可能なレバー式コネクタを提供できる。
実施形態に係るレバー式コネクタの外観を示すレバー式コネクタの前方側から視た斜視図である。 実施形態に係るレバー式コネクタの外観を示すレバー式コネクタの後方側から視た斜視図である。 実施形態に係るレバー式コネクタの構成を示すレバー式コネクタの分解斜視図である。 実施形態に係るレバー式コネクタの内部構造を示すレバー式コネクタの断面図である。 レバー式コネクタを構成するコネクタハウジングの構造を説明するコネクタハウジングの後方側から視た斜視図及び一部の拡大斜視図である。 レバー式コネクタを構成するレバーの構造を説明するレバーの後方側から視た斜視図及び一部の拡大斜視図である。 ロック状態におけるレバー式コネクタを示すレバー式コネクタの後方側から視た斜視図である。 ロック山とロック突起との係合開始直前におけるレバー式コネクタの裏面図である。 ロック山とロック突起との係合開始直前におけるロック部分の側面図である。 ロック山とロック突起との係合開始時におけるロック部分の側面図である。 ロック山とロック突起との係合状態におけるロック部分の側面図である。 コネクタハウジングのレバー当接部とレバーの操作部との位置関係を示す側面図である。 コネクタハウジングのレバー当接部とレバーの操作部との位置関係を示す側面図である。
以下、本発明に係る実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は実施形態に係るレバー式コネクタの外観を示すレバー式コネクタの前方側から視た斜視図、図2は実施形態に係るレバー式コネクタの外観を示すレバー式コネクタの後方側から視た斜視図、図3は実施形態に係るレバー式コネクタの構成を示すレバー式コネクタの分解斜視図、図4は実施形態に係るレバー式コネクタの内部構造を示すレバー式コネクタの断面図、図5はレバー式コネクタを構成するコネクタハウジングの構造を説明するコネクタハウジングの後方側から視た斜視図及び一部の拡大斜視図、図6はレバー式コネクタを構成するレバーの構造を説明するレバーの後方側から視た斜視図及び一部の拡大斜視図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係るレバー式コネクタ11は、被接続部であるレセプタクル12に接続される。
レセプタクル12は、合成樹脂から成形されたハウジング21を備え、このハウジング21には、その内部に、雄端子(図示略)が幅方向に間隔をあけて収容されている。ハウジング21には、レバー式コネクタ11との接続側に嵌合穴22を有するフード部23が形成されている。ハウジング21には、レバー式コネクタ11との接続側と反対側に、複数の挿通孔24が形成されており、これらの挿通孔24には、ハウジング21内に収容された雄端子に接続された電線が通される。また、このレセプタクル12のハウジング21には、フード部23の両側部に、円柱状のガイドボス25が形成されている。
図3及び図4に示すように、レバー式コネクタ11は、合成樹脂から成形されたコネクタハウジング(ハウジング)31を有しており、このコネクタハウジング31に、合成樹脂から成形されたレバー51が装着されている。
コネクタハウジング31には、先端側に開口部30が形成されており、この開口部30にレセプタクル12が挿し込まれる。このコネクタハウジング31は、インナハウジング32と、このインナハウジング32の周囲を囲うように一体的に設けられたアウタカバー33とを有しており、これらのインナハウジング32とアウタカバー33とはレセプタクル12との接続側と反対側である後端側で連結されている。
インナハウジング32には、幅方向に間隔をあけて複数のキャビティ35が形成されており、これらのキャビティ35には、雌端子(端子)36が収容されている。
図5に示すように、コネクタハウジング31には、後端側に、複数の挿通孔37が形成されており、これらの挿通孔37には、コネクタハウジング31内に収容された雌端子36に接続された電線が通される。
コネクタハウジング31には、インナハウジング32とアウタカバー33との間に隙間38が形成されており、この隙間38に、レセプタクル12のフード部23が挿し込まれる。
また、コネクタハウジング31には、インナハウジング32とアウタカバー33との隙間38の奥に、パッキン39が装着されており、レセプタクル12のフード部23が隙間38へ挿し込まれた際に、フード部23と隙間38との間がパッキン39によってシールされる。
コネクタハウジング31には、その両側部に、レバー支持軸41が設けられている。これらのレバー支持軸41は、コネクタハウジング31の外面から突出されたもので、略円柱状に形成されており、その先端部には、それぞれ径方向外方へ向かって互いに反対方向へ突出された爪部41aが形成されている。
また、コネクタハウジング31には、その両側部に、開口部30側からスリット43が前後方向に沿ってレバー支持軸41の近傍の中間部まで形成されており、これらのスリット43には、レセプタクル12に形成されたガイドボス25が挿入されてスライドされる。
また、コネクタハウジング31の上面側における後端には、レバー当接部45が設けられており、このレバー当接部45に、レバー51の後述する操作部58が当接可能とされている。
また、コネクタハウジング31には、レバー当接部45が上端に形成された壁部46を有しており、これらの壁部46の外面側に、レバー51の回動方向と交差する外方へ突出するロック山(山部)47が形成されている。
このロック山47には、その頂点47aよりも、後述するレバー51のロック方向である下方側にテーパ面48が形成されている。このテーパ面48は、レバー51のロック方向である下方へ向かって、後述するレバー51のロック突起(突起部)57の突出方向であるコネクタハウジング31の内側へ次第に傾斜されている。
図6に示すように、上記のコネクタハウジング31に装着されるレバー51は、互いに間隔あけて配置された板状の一対の支持板部52と、支持板部52の周囲の一部同士を連結する連結部53とを有し、全体として略コ字状に形成されている。
それぞれの支持板部52には、支点孔54が形成されており、この支点孔54には、互いに対向する位置に凹部54aが形成されている。この支点孔54には、その凹部54aに爪部41aを合わせた状態でレバー支持軸41が挿通される。これにより、レバー51は、支点孔54に挿通されたレバー支持軸41の軸線を中心として回動可能にコネクタハウジング31に装着される。
なお、レバー支持軸41の爪部41aは、支点孔54よりも支持板部52の外面側に配置され、よって、爪部41aが支持板部52の外面側を係止することにより、レバー51が回動される際にレバー51の支点孔54からのレバー支持軸41の抜け出しが防止される。
また、レバー51のそれぞれの支持板部52には、その対向面側に、ガイド溝55が形成されている。このガイド溝55は、一端が支点孔54の下方近傍に配置され、他端が、コネクタハウジング31の先端側へ向かって緩やかに湾曲しながら延在されている。このガイド溝55は、その幅寸法がレセプタクル12のガイドボス25の径よりも僅かに大きくされており、これにより、ガイド溝55内には、コネクタハウジング31のスリット43へ挿入されたガイドボス25が収容可能とされている。
このガイド溝55は、他端側が開放されており、この開放された他端部分が挿入口55aとされている。そして、レバー51がコネクタハウジング31の先端側へ回動された状態で、ガイド溝55の挿入口55aがコネクタハウジング31のスリット43と重なる位置に配置され、スリット43に挿入されるレセプタクル12のガイドボス25が挿入口55aからガイド溝55にも挿入される。
また、レバー51の連結部53には、レバー51の回動方向に沿う一対の支持壁56が形成されている。これら支持壁56は、互いに対向する側面に、ロック山47と反対側へそれぞれ突出するロック突起57が形成されている。これらのロック突起57は、コネクタハウジング31のロック山47へ係合可能とされている。
上記のレバー51は、その連結部53が、操作部58とされており、コネクタハウジング31に対して操作部58を把持して回動させることができるようになっている。
このレバー51は、その操作部58がコネクタハウジング31の先端側へ配置されてガイド溝55の挿入口55aがスリット43と重なる位置に配置された位置が接続可能位置(図1及び図2に示す位置)とされ、操作部58がコネクタハウジング31の後端側へ配置されてロック突起57がロック山47へ係合された位置が接続ロック位置(図4及び図7に示す位置)とされている。
次に、上記のレバー式コネクタ11をレセプタクル12へ接続する場合について説明する。
まず、接続可能位置にレバー51を配置させた状態で、レセプタクル12をレバー式コネクタ11のコネクタハウジング31の開口部30に挿入させる。
このようにすると、レセプタクル12のフード部23がインナハウジング32に被せられるとともに、レセプタクル12のガイドボス25が、コネクタハウジング31のスリット43へ挿入される。また、このレセプタクル12のガイドボス25は、挿入口55aからガイド溝55にも挿入される。
この状態において、レバー51の操作部58を把持し、操作部58をコネクタハウジング31の後端側であるロック方向へ移動させる。このようにすると、レバー51がレバー支持軸41を中心として回動される。すると、ガイド溝55がスリット43と重なる位置がレバー支持軸41に向かって移動され、これにより、スリット43及びガイド溝55の両方に挿入されているレセプタクル12のガイドボス25が、コネクタハウジング31の長手方向に沿ってレバー支持軸41側であるコネクタハウジング31の後端側へ移動される。これにともない、レセプタクル12がレバー式コネクタ11へ引き込まれる。
図7に示すように、レバー51の操作部58を接続ロック位置まで移動させると、レセプタクル12の嵌合穴22にインナハウジング32が嵌合されてフード部23が隙間38へ挿し込まれ、よって、インナハウジング32の雌端子36とレセプタクル12の雄端子とが接続されて電線同士が導通される。また、レセプタクル12のフード部23と隙間38との間がパッキン39によってシールされ、雌端子36と雄端子との接続箇所がシールされる。
また、図8及び図9に示すように、レバー51の操作部58を接続ロック位置へ移動させると、レバー51のロック突起57が、コネクタハウジング31側のロック山47に当接する。
この状態からレバー51を、ロック方向へさらに回動させることにより、図10に示すように、ロック突起57の中心がロック山47の頂点47aを超えてロック方向へ移動すると、ロック突起57がロック山47に係合し、よって、レバー51がコネクタハウジング31にロックされた状態となる。これにより、レバー式コネクタ11は、レセプタクル12に確実に接続された状態に維持される。
また、ロック突起57がロック山47の頂点47aを超えてロック方向側へ移動すると、図11に示すように、ロック突起57がロック山47のテーパ面48に押し付けられる。これにより、ロック突起57には、テーパ面48への押し付け力FAが分散し、その分力FBが、レバー51をロック方向へさらに回動させる回動力として作用する。したがって、レバー51は、さらにロック方向へ回動され、これにより、このレバー51の操作部58がコネクタハウジング31のレバー当接部45に押し付けられた状態に当接する。
つまり、レバー51の操作部58は、ロック突起57のロック山47への係合開始時では、図12に示すように、レバー当接部45に対してクリアランスCを有しているが、ロック突起57がロック山47の頂点47aを超えてロック方向へ移動すると、ロック突起57がテーパ面48に当接して摺動し、テーパ面48で係合することにより、図13に示すように、クリアランスCがなくレバー当接部45に押し付けられることとなる。
上記のようにレセプタクル12へ接続したレバー式コネクタ11の接続を解除するには、ロック状態のレバー51の操作部58を把持し、このレバー51をコネクタハウジング31の先端側へ移動させる。このようにすると、レバー51は、そのロック突起57がロック山47から外れてロックが解除される。
さらに、レバー支持軸41を中心としてコネクタハウジング31の前方側であるアンロック方向へレバー51を回動させると、ガイド溝55がスリット43と重なる位置がレバー支持軸41から離間する方向へ移動され、これにより、スリット43及びガイド溝55の両方に挿入されているレセプタクル12のガイドボス25が、コネクタハウジング31の長手方向に沿ってレバー支持軸41と反対側であるコネクタハウジング31の先端側へ移動される。これにともない、レセプタクル12がレバー式コネクタ11から引き抜かれ、インナハウジング32の雌端子36とレセプタクル12の雄端子との接続が解除される。
このように、上記実施形態に係るレバー式コネクタによれば、レバー51のロック突起57が、コネクタハウジング31のロック山47のテーパ面48に沿って摺動し、常にテーパ面48上に配置されてテーパ面48で係合することにより、レバー51にロック方向への回動力が付与され続ける。これにより、レバー51の連結部53からなる操作部58がコネクタハウジング31のレバー当接部45に当接され、レバー51をコネクタハウジング31へロックさせた状態でレバー51の操作部58とコネクタハウジング31のレバー当接部45との間のクリアランスCをなくすことができる。
したがって、自動車等の車両のワイヤハーネスの接続用として用いたとしても、車両の走行時等の振動や熱ストレスによるレバー51のガタつきを防止することができ、ガタつきによるロック突起57とロック山47とからなるロック部分の摩耗・損傷を抑え、端子同士の良好な接続状態を維持させることができる。
つまり、ガタつきを防ぐために高価なスプリングを用いたものと比較して、低コストで接続信頼性を高めることができる。
また、ロック山47とロック突起57とからなるロック部分が、レバー51の回動軸となるレバー支持軸41から離れた位置に配置されているので、振動が作用した際のレバー51の動きをより良好に抑えることができる。
なお、ロック山47のテーパ面48に窪みを設け、この窪みにロック突起57を係合させても良い。このように、窪みにロック突起57を係合させれば、振動の作用時におけるレバー51のガタつきを、さらに良好に抑えることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明の目的を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
11 レバー式コネクタ
12 レセプタクル(被接続部)
31 コネクタハウジング(ハウジング)
36 雌端子(端子)
47 ロック山(山部)
47a 頂点
48 テーパ面
51 レバー
52 支持板部
53 連結部
57 ロック突起(突起部)

Claims (1)

  1. 被接続部に接続されるハウジングと、前記ハウジングに回動可能に設けられ、一方向であるロック方向へ回動されて接続ロック位置に配置されることにより、前記被接続部と前記ハウジングとを互いに引き寄せて前記被接続部及び前記ハウジングに設けられた端子同士を接続させるレバーとを備えたレバー式コネクタであって、
    前記レバーは、前記ハウジングの両側面に回動可能に支持された支持板部と、これらの支持板部同士を連結する連結部とを備え、
    前記ハウジングには、前記レバーの回動方向と交差する方向へ突出する山部が形成され、
    前記レバーには、前記山部と反対側へ突出し、前記レバーの前記接続ロック位置への回動によって前記山部に係合する突起部が形成され、
    前記山部は、その頂点よりも前記レバーの前記ロック方向側に、前記ロック方向へ向かって次第に前記突起部の突出方向へ傾斜するテーパ面を有し、
    前記レバーは、前記突起部が前記山部の頂点を超えて前記テーパ面に沿って摺動して前記テーパ面で係合することにより、前記ロック方向への回動力が付与され、前記連結部が前記ハウジングに当接されることを特徴とするレバー式コネクタ。
JP2010233821A 2010-10-18 2010-10-18 レバー式コネクタ Expired - Fee Related JP5679552B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010233821A JP5679552B2 (ja) 2010-10-18 2010-10-18 レバー式コネクタ
CN201180050313.2A CN103168399B (zh) 2010-10-18 2011-10-04 杠杆式连接器
BR112013009399A BR112013009399A2 (pt) 2010-10-18 2011-10-04 conector de alavanca
PCT/JP2011/072895 WO2012053350A1 (ja) 2010-10-18 2011-10-04 レバー式コネクタ
RU2013122804/07A RU2531509C1 (ru) 2010-10-18 2011-10-04 Соединительный разъем рычажного типа
US13/865,028 US9209562B2 (en) 2010-10-18 2013-04-17 Lever connector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010233821A JP5679552B2 (ja) 2010-10-18 2010-10-18 レバー式コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012089302A true JP2012089302A (ja) 2012-05-10
JP5679552B2 JP5679552B2 (ja) 2015-03-04

Family

ID=45975069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010233821A Expired - Fee Related JP5679552B2 (ja) 2010-10-18 2010-10-18 レバー式コネクタ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9209562B2 (ja)
JP (1) JP5679552B2 (ja)
CN (1) CN103168399B (ja)
BR (1) BR112013009399A2 (ja)
RU (1) RU2531509C1 (ja)
WO (1) WO2012053350A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018041627A (ja) * 2016-09-07 2018-03-15 矢崎総業株式会社 レバー式コネクタ
JP2018041626A (ja) * 2016-09-07 2018-03-15 矢崎総業株式会社 レバー式コネクタ

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6874015B2 (ja) 2016-09-29 2021-05-19 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 コネクタ組立体

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0462772A (ja) * 1990-06-29 1992-02-27 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタの結合構造
JPH08213102A (ja) * 1995-02-02 1996-08-20 Amp Japan Ltd レバー式コネクタ
JP2009135071A (ja) * 2007-11-09 2009-06-18 Yazaki Corp レバー嵌合式コネクタ

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3002940B2 (ja) * 1994-02-18 2000-01-24 矢崎総業株式会社 レバー式コネクタ
DE69626706T2 (de) * 1995-10-24 2003-12-04 Sumitomo Wiring Systems Steckverbinder mit Verriegelungshebel
JP3152155B2 (ja) * 1996-10-03 2001-04-03 住友電装株式会社 レバー式コネクタ
JP3436181B2 (ja) * 1999-04-19 2003-08-11 住友電装株式会社 レバー式コネクタ
JP2003036927A (ja) * 2001-07-25 2003-02-07 Yazaki Corp レバー式コネクタ
JP3911142B2 (ja) * 2001-09-19 2007-05-09 矢崎総業株式会社 レバー嵌合式コネクタ
JP2003297481A (ja) 2002-04-01 2003-10-17 Sumitomo Wiring Syst Ltd レバー式コネクタ
RU2266593C1 (ru) * 2004-05-27 2005-12-20 Донецкий Юрий Игоревич Штепсельное соединение
US7090518B1 (en) * 2005-05-17 2006-08-15 J.S.T. Corporation Electrical connector with a locking mechanism
RU2295182C1 (ru) * 2005-07-29 2007-03-10 Юрий Игоревич Донецкий Штепсельный разъем
JP4598681B2 (ja) 2006-01-17 2010-12-15 矢崎総業株式会社 レバー嵌合式コネクタ
JP4830920B2 (ja) 2007-03-09 2011-12-07 住友電装株式会社 レバー式コネクタ
RU2343607C1 (ru) * 2007-08-17 2009-01-10 Юрий Игоревич Донецкий Штепсельный разъем

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0462772A (ja) * 1990-06-29 1992-02-27 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタの結合構造
JPH08213102A (ja) * 1995-02-02 1996-08-20 Amp Japan Ltd レバー式コネクタ
JP2009135071A (ja) * 2007-11-09 2009-06-18 Yazaki Corp レバー嵌合式コネクタ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018041627A (ja) * 2016-09-07 2018-03-15 矢崎総業株式会社 レバー式コネクタ
JP2018041626A (ja) * 2016-09-07 2018-03-15 矢崎総業株式会社 レバー式コネクタ
US10109954B2 (en) 2016-09-07 2018-10-23 Yazaki Corporation Lever-type connector
US11031732B2 (en) 2016-09-07 2021-06-08 Yazaki Corporation Lever-type connector

Also Published As

Publication number Publication date
RU2531509C1 (ru) 2014-10-20
CN103168399B (zh) 2015-11-25
US20130230994A1 (en) 2013-09-05
BR112013009399A2 (pt) 2016-07-26
CN103168399A (zh) 2013-06-19
WO2012053350A1 (ja) 2012-04-26
US9209562B2 (en) 2015-12-08
JP5679552B2 (ja) 2015-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2276123A1 (en) Lever type connector
JP6492030B2 (ja) コネクタ
JP6755148B2 (ja) レバー式コネクタ
JP2003036927A (ja) レバー式コネクタ
JP3987736B2 (ja) レバー式コネクタ
JP3987737B2 (ja) レバー式コネクタ
JP5722565B2 (ja) ワイヤカバー、電線の配線方法、電気コネクタ
JP2008288052A (ja) レバー式コネクタ
US20120034812A1 (en) Lever type connector
JP2001237026A (ja) レバー付コネクタ
JP5679552B2 (ja) レバー式コネクタ
JP5622316B2 (ja) レバー式コネクタ
JP5035359B2 (ja) レバー式コネクタ
JP3337008B2 (ja) コネクタ
JP3467388B2 (ja) スライド嵌合型コネクタ
JP5370862B2 (ja) コネクタ
JP6618509B2 (ja) レバー式コネクタ
JP5606089B2 (ja) コネクタ
WO2021131637A1 (ja) レバー式コネクタ
JP6916040B2 (ja) レバー式コネクタ
JP2011081951A (ja) レバー嵌合式コネクタ
JP2020126714A (ja) レバー式コネクタ
JP4689628B2 (ja) レバー式コネクタ
JP6892328B2 (ja) レバー式コネクタ
JP6101495B2 (ja) レバー付コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140819

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141009

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141209

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5679552

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20150122

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees