JP2012087692A - 車載装置、車両および制御方法 - Google Patents

車載装置、車両および制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】駐車場における事故を防止すること。
【解決手段】車載装置110は、車両101に搭載される車載装置である。車載装置110は、判定部111と、制御部112と、を備えている。判定部111は、車両101が駐車場100に位置しているか否かを判定する。制御部112は、判定部111によって車両101が駐車場100に位置していると判定された場合に車両101の動力源の回転数を所定の回転数以下に制限することで、駐車場における事故を防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車載装置、車両および制御方法に関する。
昨今、駐車場での駐車時や発車時に、高齢者や女性ドライバなどによるブレーキとアクセルの踏み間違えなどの運転操作の誤りによる事故が多発している。ブレーキとアクセルの踏み間違えによる事故は、たとえば、本人はブレーキを踏んでいるつもりなのにアクセルを踏んでいることにより車両が加速され、運転者がパニックになることで発生する。
駐車場での事故は、隣接する建物への突入や、2階建て以上の駐車場では下の道路への落下など、巻き添えをともなう重大な事故にもつながる。一方、構内道路や駐車場などにおける車両の急発進や暴走を抑制するために、ブレーキなどによって車両の加速度や走行速度を制限する技術が知られている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開2005−196326号公報
しかしながら、上述した従来技術では、駐車場における事故を効果的に防止することができないという問題がある。たとえば、駐車時や発車時においては低速のギヤが用いられるため、ブレーキなどによって車両の加速度や走行速度を制限しても大きな動力が発生してしまう。そのため低速であっても、車止めを乗り超えるなどの事故が起きる。そして、駐車場は一般的に狭い空間であるため、車両が大きな動力で暴走すると、短距離の暴走であっても事故につながる。
たとえば、駐車場において車両が大きな動力で暴走すると、車両が車止めを乗り越えたり、車両が駐車場の外壁に衝突したり、車両が駐車場の外壁を突き破ったりするなどの事故につながる。このように車の加速度や走行速度を制限する方法では事故を防ぎきれない。また、ブレーキなどによって車両の加速度や走行速度を制限する技術では、構造が複雑になるという問題がある。
開示の車載装置、車両および制御方法は、上述した問題点を解消するものであり、駐車場における事故を防止することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、開示技術は、車両に搭載される車載装置において、前記車両が駐車場に位置しているか否かを判定し、前記車両が駐車場に位置していると判定された場合に前記車両の動力源の回転数を所定の回転数以下に制限する。
開示の車載装置、車両および制御方法によれば、駐車場における事故を防止することができるという効果を奏する。
実施の形態1にかかる車載装置を示す図である。 車載装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 車載装置に記憶される道路データの一例を示す図である。 車載装置に記憶される走行データの一例を示す図である。 実施の形態1にかかる車載装置の処理の一例を示すフローチャートである。 車両が駐車場に位置しているか否かの判定処理の一例を示すフローチャートである。 車載装置の処理の変形例を示すフローチャートである。 一定時間内の減速の判定処理の一例を示すフローチャートである。 実施の形態2にかかる車載装置を示す図である。 車載装置に記憶される傾斜角と上限回転数との対応情報の一例を示す図である。 実施の形態2にかかる車載装置の処理の一例を示すフローチャートである。 実施の形態3にかかる車載装置を示す図である。 実施の形態3にかかる車載装置の処理の一例を示すフローチャートである。 実施の形態4にかかる車載装置による車両が駐車場に位置しているか否かの判定処理の一例を示すフローチャートである。 一定時間の走行の継続の判定処理の一例を示すフローチャートである。 エンジンの回転数を制限する構成を示す図である。 モータの回転数を制限する構成を示す図である。
以下に添付図面を参照して、開示技術の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1にかかる車載装置を示す図である。図1において、車両101は駐車場100に駐車された車両を示している。車止め102は、駐車場100に設けられた車止めである。外壁103は、駐車場100の外壁103である。実施の形態1にかかる車載装置110は、車両101に搭載されている。
車載装置110は、判定部111と、制御部112と、を備えている。判定部111は、車両101が駐車場(たとえば駐車場100)に位置しているか否かを判定する。判定部111は、判定結果を制御部112へ出力する。制御部112は、判定部111から出力された判定結果に基づいて車両101の動力源の回転数を制御する。車両101の動力源は、たとえばエンジンである。または、車両101が電気自動車である場合は、車両101の動力源はモータなどであってもよい。
具体的には、制御部112は、車両101が駐車場に位置していないと判定された場合に、車両101の動力源の回転数を制限しない。また、制御部112は、車両101が駐車場に位置していると判定された場合に、車両101の動力源の回転数を所定の回転数以下に制限する。
たとえば、制御部112は、運転者が車両101のアクセルペダルを踏み込んでも、車両101の動力源の回転数が所定の回転数より高くならないように車両101の動力源を制御する。または、制御部112は、運転者が車両101のアクセルペダルを一定の深さ以上は踏み込めないようにアクセルペダルを制御することで、車両101の動力源の回転数を制限してもよい。
このように、車両101が駐車場に位置している場合に車両101の動力源の回転数を所定の回転数以下に制限することで、運転操作の誤りによる車両101の大きな動力の発生を抑制することができる。これにより、たとえば、ブレーキとアクセルの踏み間違えによって車両101が低速のギヤで後退し、車両101が車止め102を乗り越えたり、車両101が外壁103に衝突したり、車両101が外壁103を突き破ったりすることを回避することができる。このため、重大な事故を防止することができる。
また、制御部112は、車両101のギヤ状態に基づいて車両101の動力源の回転数の上限を設定してもよい。たとえば、車載装置110のメモリには、車両101のギヤ状態と回転数の上限とを対応付ける対応情報が記憶されている。対応情報においては、たとえば、低速なギヤほど低い上限が対応付けられている。
制御部112は、車両101のギヤ状態を取得し、取得したギヤ状態に対応する回転数の上限を対応情報から取得し、取得した上限により車両101の動力源の回転数を制限する。これにより、大きな動力が発生するギヤ状態(低速なギヤ)であるほど、車両101の動力源の回転数を低い回転数以下に制限することができる。このため、駐車場における事故をより効果的に防止することができる。
図2は、車載装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示すように、車載装置110は、CPU201と、メインメモリ202と、補助メモリ203と、ユーザインタフェース204と、通信インタフェース205と、GPSユニット206と、センサ207と、を備えている。CPU201、メインメモリ202、補助メモリ203、ユーザインタフェース204、通信インタフェース205、GPSユニット206およびセンサ207は、バス210によってそれぞれ接続されている。
CPU201(Central Processing Unit)は、車載装置110の全体の制御を司る。メインメモリ202は、たとえばRAM(Random Access Memory)である。メインメモリ202は、CPU201のワークエリアとして使用される。補助メモリ203は、たとえば、ハードディスクや光ディスクなどの不揮発メモリである。補助メモリ203には、車載装置110を動作させる各種のプログラムが記憶されている。補助メモリ203に記憶されたプログラムは、メインメモリ202にロードされてCPU201によって実行される。
また、補助メモリ203には、道路の範囲を示す道路データ(たとえば図3参照)や、走行データ(たとえば図4参照)を記憶している記憶部である。道路データは、たとえばあらかじめ補助メモリ203に記憶されている。または、道路データは、CPU201によって実行される情報収集プログラムによって、通信インタフェース205を介して外部から取得されて補助メモリ203に記憶されてもよい。走行データは、たとえば、CPU201によって実行される情報収集プログラムによって、通信インタフェース205を介して車両101から取得されて補助メモリ203に記憶されてもよい。
ユーザインタフェース204は、たとえば、ユーザからの操作入力を受け付ける入力デバイスや、ユーザへ情報を出力する出力デバイスなどを含む。入力デバイスは、たとえばキー(たとえばキーボード)やリモコンなどによって実現することができる。出力デバイスは、たとえばディスプレイやスピーカなどによって実現することができる。また、タッチパネルなどによって入力デバイスおよび出力デバイスを実現してもよい。ユーザインタフェース204は、CPU201によって制御される。
通信インタフェース205は、たとえば、無線によって車両101の外部との通信を行う通信インタフェースや、CAN(Controller Area Network)などによって車両101との通信を行う通信インタフェースなどを含む。通信インタフェース205は、CPU201によって制御される。
GPSユニット206は、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)衛星からの電波を受信し、車両101の現在位置を示す位置情報を取得する。GPSユニット206は、CPU201によって制御される。センサ207は、たとえば、車両101の各状態を示す情報を取得するセンサを含む。たとえば、センサ207は、車速センサ、加速度センサ(Gセンサ)、角速度センサなどを含む。センサ207は、CPU201によって制御される。
図3は、車載装置に記憶される道路データの一例を示す図である。図3に示す道路データ300は、たとえば車載装置110の補助メモリ203に記憶されている。道路データ300の各テーブルは道路を示している。道路データ300の各テーブルにおいては、緯度範囲と経度範囲との各組み合わせに地点名が対応付けられている。緯度範囲は、緯度の最小値[度.分.秒]および緯度の最大値[度.分.秒]を含む情報である。経度範囲は、経度の最小値[度.分.秒]および経度の最大値[度.分.秒]を含む情報である。
図4は、車載装置に記憶される走行データの一例を示す図である。図4に示す走行データ400は、たとえば車載装置110の補助メモリ203に記憶されている。走行データ400の各テーブルは車両101の走行履歴を示している。走行データ400の各テーブルは、時間[時.分.秒.ミリ秒]と、緯度[度.分.秒]と、経度[度.分.秒]と、走行速度[km/h]と、ギヤ状態[B,5,4,3,2,1]と、を含んでいる。ギヤ状態の5は最も高速なギヤを示し、ギヤ状態の1は最も低速なギヤを示している。ギヤ状態のBはバックギヤを示している。
車載装置110は、一定の時間ごとに、緯度、経度、走行速度およびギヤ状態を取得し、取得した情報をテーブルとして走行データ400に追加する。緯度および経度は、たとえばGPSユニット206によって取得することができる。走行速度およびギヤ状態は、たとえば通信インタフェース205によってCANから取得することができる。
図5は、実施の形態1にかかる車載装置の処理の一例を示すフローチャートである。実施の形態1にかかる車載装置110は、たとえばエンジンの起動時に、図5に示す処理を開始する。また、図5に示す処理は、たとえば車両101のエンジンの停止時に終了される。まず、車載装置110は、自装置が搭載された車両101が駐車場(たとえば図1の駐車場100)に位置しているか否かを判定する(ステップS501)。
ステップS501において、車両101が駐車場に位置していないと判定した場合(ステップS501:No)は、車載装置110は、現在の車両101の走行速度がゼロであるか否かを判定する(ステップS502)。すなわち、車載装置110は、車両101が走行中であるか否かを判定する。走行速度は、たとえば通信インタフェース205によってCANから取得することができる。そして、車載装置110は、走行速度がゼロでなくなるまで待つ(ステップS502:Yesのループ)。
ステップS502において、車両101の走行速度がゼロでなくなると(ステップS502:No)、車載装置110は、車両101が駐車場に位置しているか否かを判定する(ステップS503)。車両101が駐車場に位置していない場合(ステップS503:No)は、車載装置110は、ステップS502へ戻る。
ステップS503において、車両101が駐車場に位置している場合(ステップS503:Yes)は、車載装置110は、車両101のエンジンの回転数を所定の回転数以下に制限する(ステップS504)。ステップS502〜S504により、走行している車両101が駐車場に入った場合に、車両101のエンジンの回転数を制限することができる。これにより、車両101の駐車時の事故を防止することができる。
つぎに、車載装置110は、車両101が駐車場に位置しているか否かを判定し(ステップS505)、車両101が駐車場に位置していないと判定するまで待つ(ステップS505:Yesのループ)。車両101が駐車場に位置していないと判定されると(ステップS505:No)、車載装置110は、ステップS504による車両101のエンジンの回転数の制限を解除し(ステップS506)、ステップS502へ戻る。ステップS505,S506により、車両101が駐車場から出た場合にエンジンの回転数の制限を解除することができる。
ステップS501において、車両101が駐車場に位置していると判定した場合(ステップS501:Yes)は、車載装置110は、ステップS504へ移行する。これにより、車両101がエンジンの起動の直後に駐車場に位置している場合は、車両101のエンジンの回転数を制限するようにすることができる。このため、車両101の発車時の事故を防止することができる。
図6は、車両が駐車場に位置しているか否かの判定処理の一例を示すフローチャートである。車載装置110は、たとえば図5に示したステップS501,S503,S505において、たとえば図6に示す処理を実行することによって、車両101が駐車場に位置しているか否かを判定する。まず、車載装置110は、道路データ300をメインメモリ202から取得する(ステップS601)。つぎに、車載装置110は、車両101の位置を示す位置情報をGPSユニット206から取得する(ステップS602)。
つぎに、車載装置110は、ステップS601によって取得された道路データに、ステップS602によって取得された位置情報に該当するテーブルがあるか否かを判定する(ステップS603)。具体的には、車載装置110は、位置情報が示す緯度を緯度範囲に含み、かつ位置情報が示す経度を経度範囲に含むテーブルがあるか否かを判定する。
ステップS603において、位置情報に該当するテーブルがない場合(ステップS603:No)は、車載装置110は、車両101が駐車場に位置していると判定し(ステップS604)、一連の処理を終了する。位置情報に該当するテーブルがある場合(ステップS603:Yes)は、車載装置110は、車両101が駐車場に位置していないと判定し(ステップS605)、一連の処理を終了する。
このように、車載装置110は、道路データおよび車両101の位置情報に基づいて、車両101が駐車場に位置しているか否かを判定する。具体的には、車載装置110は、車両101が道路上に位置していない場合は車両101が駐車場に位置していると判定する。また、車載装置110は、車両101が道路上に位置している場合は車両101が駐車場に位置していないと判定する。
図7は、車載装置の処理の変形例を示すフローチャートである。車載装置110は、たとえばエンジンの起動時に、図7に示す処理を開始してもよい。また、図7に示す処理は、たとえば車両101のエンジンの停止時に終了される。図7に示すステップS701〜S703は、図5に示したステップS501〜S503と同様である。
ステップS703において車両101が駐車場に位置していると判定された場合に、車載装置110は、一定時間(たとえば5秒)内に車両101の減速があったか否かを判定する(ステップS704)。一定時間内に車両101の減速があったか否かの判定処理は後述する(たとえば図8参照)。一定時間内に減速がなかった場合(ステップS704:No)は、車載装置110は、ステップS702へ戻る。
ステップS704において、一定時間内に減速があった場合(ステップS704:Yes)は、車載装置110は、一定時間内に車両101のギヤのダウンがあったか否かを判定する(ステップS705)。一定時間内に車両101のギヤのダウンがあったか否かの判定は、たとえば、一定時間前から現在までの各ギヤ状態を走行データ400から取得し、取得した各ギヤ状態を比較することで行われる。
ステップS705において、一定時間内にギヤのダウンがなかった場合(ステップS705:No)は、車載装置110は、ステップS702へ戻る。一定時間内に車両101のギヤのダウンがあった場合(ステップS705:Yes)は、車載装置110は、ステップS706へ移行する。ステップS706〜S708は、図5に示したステップS504〜S506と同様である。
このように、ステップS704によって、車両101が走行中に駐車場へ入った場合においても、一定時間内に車両101の減速がない場合は車両101のエンジンの回転数の制限を行わない。これにより、たとえば車両101が広い駐車場へ入った場合に、車両101が駐車場所に近づいて減速するまではエンジンの回転数を制限しないようにすることができる。このため、駐車場内の走行が困難になることを回避することができる。
また、ステップS705によって、車両101が走行中に駐車場へ入った場合においても、一定時間内に車両101のギヤダウンがない場合は車両101のエンジンの回転数の制限を行わない。これにより、たとえば車両101が広い駐車場へ入った場合に、車両101が駐車場所に近づいてギヤダウンするまではエンジンの回転数を制限しないようにすることができる。このため、駐車場内の走行が困難になることを回避することができる。
また、車両101が走行中に駐車場へ入り、減速し、ギヤをダウンさせた場合は車両101のエンジンの回転数の制限を行う。これにより、車両101が駐車場所に近づいて駐車行為に入った場合にエンジンの回転数を制限することができる。このため、車両101の駐車時における事故を防止することができる。なお、ステップS704,S705のいずれかを省いた処理にしてもよい。
図8は、一定時間内の減速の判定処理の一例を示すフローチャートである。車載装置110は、図7に示したステップS704において、たとえば図8に示す処理を実行することによって、一定時間内に車両101の減速があったか否かを判定する。まず、車載装置110は、一定時間前から現在までの走行距離を走行データ400から取得する(ステップS801)。たとえば、車載装置110は、走行データ400の時間の間隔(テーブルを追加する間隔)と、走行データ400の一定時間前から現在までの各走行速度と、に基づいて走行距離を算出する。具体的には、走行データ400の時間の間隔を各走行速度に乗算し、各乗算結果の合計を算出することによって走行距離を取得する。
つぎに、車載装置110は、ステップS801によって取得された走行距離および一定時間の長さに基づいて、一定時間前から現在までの車両101の平均速度を算出する(ステップS802)。つぎに、車載装置110は、現在から一定時間前の走行速度を走行データ400から取得する(ステップS803)。
つぎに、車載装置110は、ステップS803によって取得された一定時間前の走行速度から、ステップS802によって算出された平均速度を減算した速度が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS804)。一定時間前の走行速度から平均速度を減算した速度が閾値以上である場合(ステップS804:Yes)は、車載装置110は、一定時間内に減速があったと判定し(ステップS805)、一連の処理を終了する。
ステップS804において、一定時間前の走行速度から平均速度を減算した速度が閾値以上でない場合(ステップS804:No)は、車載装置110は、一定時間内に減速がなかったと判定し(ステップS806)、一連の処理を終了する。ここでは走行距離および一定時間の長さに基づいて車両101の平均速度を算出する処理について説明したが、走行データ400に記憶された一定時間前から現在までの各走行速度に基づいて車両101の平均速度を算出してもよい。
このように、実施の形態1にかかる車載装置110によれば、車両101が駐車場に位置している場合に車両101の動力源の回転数を所定の回転数以下に制限することができる。これにより、運転操作の誤りによる大きな動力の発生を抑制することができる。したがって、たとえば、ブレーキとアクセルの踏み間違えによって車両101が低速のギヤで後退し、車両101が車止め102を乗り越えたり、車両101が外壁103に衝突したり、車両101が外壁103を突き破ったりすることを回避することができる。このため、重大な事故を防止することができる。また、動力源の回転数を制限する構成であるため、簡単な構成によって実現することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2にかかる車載装置110において、実施の形態1にかかる車載装置110と同様の部分については説明を省略する。
図9は、実施の形態2にかかる車載装置を示す図である。図9において、図1に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図9に示す坂道901は、駐車場100(たとえば立体駐車場)の坂道である。坂道901の傾斜角を傾斜角θとする。したがって、坂道901を走行する車両101の傾斜角も傾斜角θとなる。
図9に示すように、実施の形態2にかかる車載装置110は、図1に示した構成に加えて傾斜取得部911を備えている。傾斜取得部911は、車両101の上りの傾斜角θを取得する。傾斜取得部911は、取得した車両101の傾斜角θを制御部112へ出力する。傾斜取得部911は、たとえば図2に示したセンサ207に含まれる加速度センサ(Gセンサ)によって実現することができる。
制御部112は、傾斜取得部911から出力された傾斜角θに基づいて車両101の動力源(たとえばエンジン)の回転数を制限する。たとえば、車載装置110の補助メモリ203には、傾斜角θと上限回転数とを対応付ける対応情報が記憶されている。制御部112は、傾斜角θに対応する上限回転数を対応情報から取得する。そして、制御部112は、車両101の動力源の回転数を、取得した上限回転数以下に制限する。
図10は、車載装置に記憶される傾斜角と上限回転数との対応情報の一例を示す図である。図10に示す対応情報1000は、車両101の傾斜角θおよびギヤ状態の組み合わせと、上限回転数[rpm]と、を対応付けている。対応情報1000は、たとえば上限記憶部としての補助メモリ203に記憶されている。
対応情報1000のように、車載装置110の傾斜角θと上限回転数との対応情報を、車両101のギヤ状態ごとに記憶してもよい。また、対応情報1000においては、傾斜角θが大きいほど大きな上限回転数が対応付けられている。これにより、傾斜角θが大きいほど車両101のエンジンの回転数の制限を緩めることができる。
図11は、実施の形態2にかかる車載装置の処理の一例を示すフローチャートである。実施の形態2にかかる車載装置110は、たとえばエンジンの起動時に、図11に示す処理を開始する。また、図11に示す処理は、たとえば車両101のエンジンの停止時に終了される。図11に示すステップS1101〜S1103は、図5に示したステップS501〜S503と同様である。ステップS1103において車両101が駐車場に位置していると判定された場合に、車載装置110は、車両101の傾斜角θを取得する(ステップS1104)。
つぎに、車載装置110は、車両101のギヤ状態を通信インタフェース205を介してCANから取得する(ステップS1105)。つぎに、車載装置110は、ステップS1104,1105によって取得された傾斜角θおよびギヤ状態の組み合わせに対応する上限回転数を対応情報1000から取得する(ステップS1106)。つぎに、車載装置110は、ステップS1106によって取得された上限回転数により車両101のエンジンの回転数を制限し(ステップS1107)、ステップS1108へ移行する。ステップS1108,S1109は、図5に示したステップS505,S506と同様である。
このように、実施の形態2にかかる車載装置110によれば、車両101の傾斜角θに基づいて車両101のエンジンの回転数を制御することができる。これにより、たとえば傾斜角θが大きい場合は車両101のエンジンの回転数の制限を緩めることができる。このため、車両101のエンジンの回転数の制限によって動力が足りなくなり、たとえば坂道901を登ることが困難になることを回避することができる。
(実施の形態3)
実施の形態3にかかる車載装置110において、実施の形態1にかかる車載装置110と同様の部分については説明を省略する。
図12は、実施の形態3にかかる車載装置を示す図である。図12において、図1に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図12に示すように、実施の形態3にかかる車載装置110は、図1に示した構成に加えて精度取得部1211を備えている。精度取得部1211は、車両101の位置情報を取得する位置取得部(たとえばGPSユニット206)における位置情報の精度を示す精度情報を取得する。
精度情報は、たとえばドップ値(DOP:Dilution Of Precision)である。ドップ値は、GPS衛星の配置状態によって決まる値であり、GPSユニット206によって取得する位置情報の精度劣化を示す。また、ドップ値は、値が大きいほど位置情報の精度が低いことを示す。精度取得部1211は、取得した精度情報を制御部112へ出力する。精度取得部1211は、たとえばGPSユニット206によって実現することができる。
制御部112は、精度取得部1211から出力された精度情報が示す精度が閾値以下である場合は、車両101が駐車場に位置していても車両101のエンジンの回転数を制限しない。また、制御部112は、精度情報が示す精度が閾値より大きい場合は、車両101が駐車場に位置している場合に車両101のエンジンの回転数を制限する。たとえば、精度情報がドップ値である場合は、制御部112は、ドップ値が閾値以上(精度が閾値以下)であるときは、車両101のエンジンの回転数を制限しない。また、制御部112は、ドップ値が閾値未満であるときは、車両101のエンジンの回転数を制限する。
図13は、実施の形態3にかかる車載装置の処理の一例を示すフローチャートである。実施の形態3にかかる車載装置110は、たとえばエンジンの起動時に、図13に示す処理を開始する。また、図13に示す処理は、たとえば車両101のエンジンの停止時に終了される。図13に示すステップS1301〜S1303は、図5に示したステップS501〜S503と同様である。
ステップS1303において車両101が駐車場に位置していると判定された場合に、車載装置110は、ドップ値を取得する(ステップS1304)。つぎに、車載装置110は、ステップS1304によって取得されたドップ値が閾値以上か否かを判定する(ステップS1305)。ドップ値が閾値未満である場合(ステップS1305:No)は、車載装置110は、ステップS1306へ移行する。これにより、位置情報の精度が閾値より大きい場合は車両101のエンジンの回転数を制限することができる。
ステップS1305において、ドップ値が閾値以上である場合(ステップS1305:Yes)は、ステップS1302へ戻る。これにより、位置情報の精度が閾値以下である場合は、車両101のエンジンの回転数を制限しないようにすることができる。ステップS1306〜S1308は、図5に示したステップS504〜S506と同様である。
このように、実施の形態3にかかる車載装置110によれば、位置情報の精度が閾値以下である場合は車両101のエンジンの回転数を制限しないようにすることができる。これにより、たとえば、道路を走行中の車両101が、精度の低い位置情報に基づいて駐車場に位置していると判定されることを回避することができる。このため、走行中の車両101がエンジンの回転数を制限され、走行が困難になることを回避することができる。
(実施の形態4)
実施の形態4にかかる車載装置110において、実施の形態1にかかる車載装置110と同様の部分については説明を省略する。
図14は、実施の形態4にかかる車載装置による車両が駐車場に位置しているか否かの判定処理の一例を示すフローチャートである。実施の形態4にかかる車載装置110は、たとえば図5に示したステップS501,S503,S505において、たとえば図14に示す処理を実行することによって、車両101が駐車場に位置しているか否かを判定する。図14に示すステップS1401〜S1404は、図6に示したステップS601〜S604と同様である。
ステップS1403において、位置情報に該当するテーブルがないと判定された場合に、車載装置110は、一定時間内に車両101の減速があったか否かを判定する(ステップS1405)。ステップS1405の判定は、たとえば図8に示した処理を実行することによって行うことができる。
ステップS1405において、一定時間内に車両101の減速があった場合(ステップS1405:Yes)は、車載装置110はステップS1407へ移行する。この場合は、車両101が駐車場に位置していると判定される。一定時間内に車両101の減速がなかった場合(ステップS1405:No)は、車載装置110は、一定時間、車両101の走行が継続しているか否かを判定する(ステップS1406)。一定時間走行が継続しているか否かの判定については後述する(たとえば図15参照)。
ステップS1406において、一定時間走行が継続していない場合(ステップS1406:No)、すなわち一定時間内に停止があった場合は、車載装置110はステップS1407へ移行する。この場合は、車両101が駐車場に位置していると判定される。一定時間走行が継続している場合(ステップS1406:Yes)、すなわち一定時間内に停止がなかった場合は、車載装置110は、ステップS1404へ移行する。この場合は、車両101が駐車場に位置していないと判定される。ステップS1407は、図6に示したステップS605と同様である。
このように、道路データ300に基づいて車両101が道路に位置していないと判定されても、一定時間内に減速がなく、一定時間走行が継続していた場合は、車両101が駐車場に位置していないと判定する。これにより、たとえば道路データ300に反映されていない新しい道路を走行している場合に、車両101が駐車場に位置していると誤判定することを回避することができる。このため、道路を走行中に車両101のエンジンの回転数を制限してしまうことを回避することができる。
また、図14に示した処理において、ステップS1405,S1406のいずれかを省いてもよい。この場合も、たとえば道路データ300に反映されていない新しい道路を走行している場合に、車両101が駐車場に位置していると誤判定することを回避することができる。このため、道路を走行中に車両101のエンジンの回転数を制限してしまうことを回避することができる。
図15は、一定時間の走行の継続の判定処理の一例を示すフローチャートである。車載装置110は、図14に示したステップS1406において、たとえば図15に示す処理を実行することによって、一定時間走行が継続しているか否かを判定する。まず、車載装置110は、一定時間前から現在までの各期間(各テーブル)の走行速度を走行データ400から取得する(ステップS1501)。
つぎに、車載装置110は、ステップS1501によって取得された走行速度に速度ゼロが存在するか否かを判定する(ステップS1502)。走行速度に速度ゼロが存在する場合(ステップS1502:Yes)は、車載装置110は、一定時間走行が継続していると判定し(ステップS1503)、一連の処理を終了する。走行速度に速度ゼロが存在しない場合(ステップS1502:No)は、車載装置110は、一定時間走行が継続していないと判定し(ステップS1504)、一連の処理を終了する。
このように、実施の形態4にかかる車載装置110によれば、道路データ300に基づいて車両101が道路に位置していないと判定されても、一定時間内に減速がない場合は車両101が駐車場に位置していないと判定することができる。これにより、たとえば道路データ300に反映されていない新しい道路を走行している場合に、車両101が駐車場に位置していると誤判定することを回避することができる。このため、道路を走行中に車両101のエンジンの回転数を制限してしまうことを回避することができる。
また、実施の形態4にかかる車載装置110によれば、道路データ300に基づいて車両101が道路に位置していないと判定されても、一定時間走行が継続している場合は車両101が駐車場に位置していないと判定することができる。これにより、たとえば道路データ300に反映されていない新しい道路を走行している場合に、車両101が駐車場に位置していると誤判定することを回避することができる。このため、道路を走行中に車両101のエンジンの回転数を制限してしまうことを回避することができる。
また、車載装置110は、道路データ300に基づいて車両101が道路に位置していないと判定されても、一定距離走行が継続している場合は車両101が駐車場に位置していないと判定してもよい。この場合も、たとえば道路データ300に反映されていない新しい道路を走行している場合に、車両101が駐車場に位置していると誤判定することを回避することができる。
(動力源の回転数の制限)
つぎに、上述した各実施の形態において、車両101の動力源(エンジンやモータ)の回転数を制限する構成について説明する。
図16は、エンジンの回転数を制限する構成を示す図である。車両101は、たとえば、図16に示すエンジン1610と、アクセルペダル1620と、車載装置110と、を備えている。ここでは、エンジン1610の回転数を制限する構成について説明する。車載装置110には、上述した各実施の形態にかかる車載装置110を適用できる。アクセルペダル1620は、車両101の運転者によって踏み込まれるアクセルペダルである。
エンジン1610は、ピストン1611と、シリンダ1612と、シリンダヘッド1613と、インジェクタ1614と、フィルタポンプ1615と、フィルタ1616と、スロットルバルブ1617と、スロットル駆動カム1618と、空気取得口1619と、を備えている。また、スロットル駆動カム1618にはステッピングモータ1618aが設けられている。
ピストン1611は、車両101のクランクシャフトに接続されている。シリンダ1612はピストン1611を収容している。シリンダヘッド1613はシリンダ1612に設けられている。インジェクタ1614は、フィルタポンプ1615からフィルタ1616を介して供給される燃料をシリンダ1612へ噴射する。
スロットルバルブ1617およびスロットル駆動カム1618は、アクセルペダル1620が踏み込まれた力(G)に応じて、空気取得口1619からシリンダ1612への空気の流入量を調節する。具体的には、スロットル駆動カム1618のステッピングモータ1618aは、スロットル駆動カム1618を引く力(G)に応じて、スロットルバルブ1617の位置決め(開閉角度の調整)を行う。これにより、シリンダ1612への空気の流入量を調節し、エンジン1610の回転数を制御することができる。
また、ステッピングモータ1618aは、車載装置110からのパルス信号による制御にしたがって、スロットルバルブ1617の開閉角度を制限することで、シリンダ1612への空気の流入量を制限し、エンジン1610の回転数を制限する。たとえば、車載装置110は、エンジン1610の回転数をCANなどによって取得し、エンジン1610の回転数が所定の回転数より高くならないようにスロットルバルブ1617を制御する。これにより、車両101が駐車場に位置している場合に車両101のエンジン1610の回転数を所定の回転数以下に制限することができる。
また、エンジン1610の回転数を制限する構成としては、ステッピングモータ1618aに限らず、ECU(Engine Control Unit)などを用いてもよい。ECUを用いることで、シリンダ1612に対する燃料の噴射量を調節し、エンジン1610の回転数を所定の回転数以下に制限することができる。
図17は、モータの回転数を制限する構成を示す図である。ここでは、車両101がモータを動力源とする車両である場合にモータの回転数を制限する構成について説明する。図17に示すように、車両101は、駆動モータ1711と、トランスミッション1712と、シャフト1713と、アクセルペダル1714と、モータコントローラ1715と、バッテリ1716と、車載装置110と、を備えている。車載装置110には、上述した各実施の形態にかかる車載装置110を適用することができる。
駆動モータ1711は、モータコントローラ1715から供給される電流によって自身の回転軸を回転させる。駆動モータ1711の回転軸はトランスミッション1712に接続されている。トランスミッション1712は、駆動モータ1711の回転軸の回転を、回転数、速度、トルクなどを変換してシャフト1713へ伝える。アクセルペダル1714は、車両101の運転者によって踏み込まれるアクセルペダルである。
モータコントローラ1715は、駆動モータ1711の回転数を制御する。具体的には、モータコントローラ1715は、バッテリ1716からの電流を駆動モータ1711に供給するとともに、アクセルペダル1714が踏み込まれた力に応じて駆動モータ1711に供給する電流を調節する。
また、モータコントローラ1715は、車載装置110の制御により、駆動モータ1711に供給する電流を制限することで駆動モータ1711の回転数を制限する。たとえば、車載装置110は、駆動モータ1711の回転数をCANなどによって取得し、駆動モータ1711の回転数が所定の回転数より高くならないようにモータコントローラ1715を制御する。これにより、車両101が駐車場に位置している場合に車両101の駆動モータ1711の回転数を所定の回転数以下に制限することができる。
以上説明したように、車載装置、車両および制御方法によれば、駐車場における事故を防止することができる。上述した各実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)車両に搭載される車載装置において、
前記車両が駐車場に位置しているか否かを判定する判定部と、
前記判定部によって前記車両が駐車場に位置していると判定された場合に前記車両の動力源の回転数を所定の回転数以下に制限する制御部と、
を備えることを特徴とする車載装置。
(付記2)前記車両の傾斜角を取得する傾斜取得部を備え、
前記制御部は、前記傾斜取得部によって取得された傾斜角に基づいて前記回転数を制御することを特徴とする付記1に記載の車載装置。
(付記3)前記傾斜角と前記回転数の上限とを対応付ける対応情報を記憶する上限記憶部を備え、
前記制御部は、前記傾斜角に対応する前記回転数の上限を前記対応情報から取得し、取得した上限により前記回転数を制限することを特徴とする付記2に記載の車載装置。
(付記4)前記車両の位置を取得する位置取得部と、
道路の範囲を記憶する記憶部と、
を備え、
前記判定部は、前記位置取得部によって取得された位置が、前記記憶部に記憶された範囲に含まれていない場合に、前記車両が駐車場に位置していると判定することを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の車載装置。
(付記5)前記位置取得部によって取得される位置の精度を取得する精度取得部を備え、
前記制御部は、前記精度取得部によって取得された精度が閾値以下である場合は前記回転数を制限しないことを特徴とする付記4に記載の車載装置。
(付記6)前記判定部は、前記車両が一定時間走行を継続している場合は前記車両が前記駐車場に位置していないと判定することを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の車載装置。
(付記7)前記判定部は、前記車両が一定時間内に減速していない場合は前記車両が前記駐車場に位置していないと判定することを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載の車載装置。
(付記8)前記制御部は、前記車両が一定時間内に減速していない場合は前記回転数を制限しないことを特徴とする付記1〜7のいずれか一つに記載の車載装置。
(付記9)前記制御部は、前記車両が一定時間内にギヤダウンしていない場合は前記回転数を制限しないことを特徴とする付記1〜8のいずれか一つに記載の車載装置。
(付記10)前記制御部は、前記車両のギヤ状態に基づく回転数の上限により前記回転数を制限することを特徴とする付記1〜9のいずれか一つに記載の車載装置。
(付記11)付記1〜10のいずれか一つに記載の車載装置を備えることを特徴とする車両。
(付記12)車両に搭載される車載装置による制御方法において、
前記車両が駐車場に位置しているか否かを判定し、
前記車両が駐車場に位置していると判定された場合に前記車両の動力源の回転数を所定の回転数以下に制限することを特徴とする制御方法。
100 駐車場
101 車両
102 車止め
103 外壁
110 車載装置
210 バス
300 道路データ
400 走行データ
901 坂道
1000 対応情報
1610 エンジン
1611 ピストン
1612 シリンダ
1613 シリンダヘッド
1614 インジェクタ
1617 スロットルバルブ
1618 スロットル駆動カム
1618a ステッピングモータ
1619 空気取得口
1620,1714 アクセルペダル
1713 シャフト

Claims (6)

  1. 車両に搭載される車載装置において、
    前記車両が駐車場に位置しているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって前記車両が駐車場に位置していると判定された場合に前記車両の動力源の回転数を所定の回転数以下に制限する制御部と、
    を備えることを特徴とする車載装置。
  2. 前記車両の傾斜角を取得する傾斜取得部を備え、
    前記制御部は、前記傾斜取得部によって取得された傾斜角に基づいて前記回転数を制御することを特徴とする請求項1に記載の車載装置。
  3. 前記車両の位置を取得する位置取得部と、
    道路の範囲を記憶する記憶部と、
    を備え、
    前記判定部は、前記位置取得部によって取得された位置が、前記記憶部に記憶された範囲に含まれていない場合に、前記車両が駐車場に位置していると判定することを特徴とする請求項1または2に記載の車載装置。
  4. 前記位置取得部によって取得される位置の精度を取得する精度取得部を備え、
    前記制御部は、前記精度取得部によって取得された精度が閾値以下である場合は前記回転数を制限しないことを特徴とする請求項3に記載の車載装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一つに記載の車載装置を備えることを特徴とする車両。
  6. 車両に搭載される車載装置による制御方法において、
    前記車両が駐車場に位置しているか否かを判定し、
    前記車両が駐車場に位置していると判定された場合に前記車両の動力源の回転数を所定の回転数以下に制限することを特徴とする制御方法。
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