JP2012084389A - スパークプラグ用中心電極の製造方法及びスパークプラグの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】スパークプラグの中心電極を、電極材料からなるワークを押出成形して製造する際に、ワークの拡径を防いで寸法精度の低下を抑え、更には後段の押出工程でこれまでよりも小径化しできるようにして工程数の削減も可能にする。
【解決手段】a)ワークを準備する準備工程と、b)ワークが挿入される挿入部と、ワークを所定の外径に成型する成型部とを備える金型にワークを挿入する挿入工程と、c)金型に挿入したワークを押出し成型する押出工程とを備えるとともに、押出工程においてワークの未成型部の外径が拡がるのを抑制するための拡径抑制部が形成された挿入部を有する金型を用いてスパークプラグ用中心電極を製造する。
【選択図】図10

Description

本発明は、スパークプラグの中心電極を製造するための方法、並びに前記のスパークプラグ用中心電極の製造方法を含めたスパークプラグの製造方法に関する。
内燃機関には、点火のためのスパークプラグが用いられている。一般的なスパークプラグは、軸孔内の先端側に中心電極を保持し、後端側に接続端子を保持した絶縁碍子と、その絶縁碍子の胴部の周囲を取り囲んで保持する主体金具と、この主体金具の先端に一端が溶接され、他端が中心電極の先端に対向し火花放電ギャップを形成する接地電極とから構成されている。
このようなスパークプラグの中心電極を製造するには、従来では電極材料を切削加工していたが、本出願人は先に、電極材料からなるワークを金型に収容し、パンチで押し出して所定の電極形状に加工する方法を提案している(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−213150号公報
スパークプラグの中心電極は、接地電極側に向かって段状に径が細くなっており、そのため押出成形も多段に行われるが、後段の押出工程では、前段の押出工程で用いた金型よりも小径の成型部が形成された金型を用いて押し出しを行う。また、金型は、ワークを挿入させるために、ワークの外径よりも大径の挿入口を有する。そのため、後段の押出工程では、ワークはパンチで押圧されて変形し、金型の成型部よりも上の部分が拡径した状態で押出される。そして、ワークの拡径した部分がそのまま残り、最終製品の寸法精度を低下させることがある。このようなワークの拡径は、後段の押出工程で用いる金型の成型部の口径が、前段の押出工程で用いる金型の成型部の口径よりも小さくなるほど顕著になるため、一度の成形で余り大きな縮径ができない状況にある。
また、押出成形は、金型を加熱して行う熱間押出成形と、常温で行う冷間押出成形とがあり、製造コストの面では冷間押出成形が好ましいが、上記のようなワークの拡径は、冷間押出成形を行う際に特に顕著になる。
最近では、エンジンの小型軽量化のために、スパークプラグの小型化も余儀なくされており、中心電極のより細径化に対する要望が強い。一方で、寸法精度も要求されているが、上記のように後段の押出工程で極端に細径化するのは困難であるため、成型部の口径を徐々に小さくして多段に押し出したり、切削加工を別途行う必要があり、工程増によるコスト高を招くようになる。
そこで本発明は、スパークプラグの中心電極を、電極材料からなるワークを押出成形して製造する際に、ワークの拡径を防いで寸法精度の低下を抑え、更には後段の押出工程でこれまでよりも小径化できるようにして工程数の削減も可能にすることを目的とする。
上位目的を達成するために本発明は、下記のスパークプラグ用中心電極の製造方法を提供する。
(1)ワークを準備する準備工程と、
前記ワークが挿入される挿入部と、前記ワークを所定の外径に成型する成型部とを備える金型に前記ワークを挿入する挿入工程と、
前記金型に挿入した前記ワークを押出し成型する押出工程とを備えるスパークプラグ用の中心電極の製造方法であって、
前記挿入部は、前記押出工程において前記ワークの未成型部の外径が拡がるのを抑制するための拡径抑制部を有することを特徴とするスパークプラグ用の中心電極の製造方法。
(2)前記押出工程において、前記ワークの押し出し方向と直交する前記成型部の断面積をS1、前記ワークの断面積をS2としたとき、(S2−S1)/S2が25%以上であることを特徴とする上記(1)に記載のスパークプラグ用の中心電極の製造方法。
(3)前記拡径抑制部の長さ(L)が前記ワークの外径以上であることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のスパークプラグ用の中心電極の製造方法。
(4)前記金型の前記挿入部の開口側を前記金型の後端側としたとき、
前記挿入部の開口から前記拡径抑制部の後端までの長さが、前記ワークの長さの1/4〜1倍であることを特徴とする上記(1)〜(3)の何れか1項に記載のスパークプラグ用の中心電極の製造方法。
(5)前記中心電極は、スパークプラグの絶縁体の内孔に設けられた段部と当接するために鍔状に拡径した係止部と、前記係止部に隣接する第1の円柱部と、前記第1の円柱部に隣接して縮径する縮径部と、前記縮径部に隣接する第2の円柱部とを有し、前記縮径部及び前記第2の円柱部を形成するための押出工程において、
前記係止部が位置する側を中心電極の後端側としたとき、
前記拡径抑制部の長さ(L)が、前記第1の円柱部の後端から前記第2の円柱部の先端までの長さよりも短い金型を用いることを特徴とする上記(1)〜(4)の何れか1項に記載のスパークプラグ用の中心電極の製造方法。
本発明によれば、押出成形時におけるワークの拡径を抑えることができ、寸法精度の高い中心電極を得ることができる。また、一度の成形でこれまでよりも小径に押し出すことが可能であり、押し出し回数を削減することができ、製造コストを下げることができる。このような効果は、熱間での押出成形に比べてコスト面で有利な冷間押出成形において顕著となる。
スパークプラグの一例を示す断面図である。 中心電極の製造工程を示す工程図である。 第1製造工程を示す断面図である。 第2製造工程を示す断面図である。 第3製造工程を示す断面図である。 第5製造工程を示す断面図である。 第6製造工程を示す断面図である。 第8製造工程を示す断面図である。 第9製造工程を示す断面図である。 本発明で用いる金型の一例を示す断面図である。 中心電極の各部の寸法を説明するための図である。
以下、本発明に関して、中心電極の製造方法を例示して説明する。
図1はスパークプラグの一例を示す断面図である。図示されるように、スパークプラグ100は、筒状の主体金具111と、この主体金具111の軸方向に沿って貫通孔116が内部に形成され、且つ両端部112a,112bが主体金具111から露出されるようにこの主体金具111の内部に嵌め込まれて保持された絶縁体112と、先端部113aが露出されるように貫通孔116の一端部(図中下方)116aに挿入固定された中心電極113と、後端部117aが露出されるように貫通孔116の他端部(図中上方)116bに挿入固定された端子金具117と、貫通孔116内において中心電極113と端子金具117との間に設けられ、且つ中心電極113及び端子金具117のそれぞれに対し軸方向で離間配置された抵抗体118と、貫通孔116内において抵抗体118と中心電極113との間に隙間なく設けられた第1の導電性ガラスシール層119と、貫通孔116内において抵抗体118と端子金具117との間に隙間なく設けられた第2の導電性ガラスシール層120と、主体金具111に一端部(基部)114aが抵抗溶接等により結合され、且つ中間部114cが曲げられて他端部114bが中心電極113の先端部113aに対向配置された略L字形の接地電極114と、を備えている。また、主体金具111の外周面には、エンジン等の内燃機関のシリンダヘッド(相手部材)に取り付けられるための取付け用の雄ねじ115が周方向にわたって形成されている。更に、中心電極113の先端には、貴金属チップ121がレーザ溶接等により固着されており、接地電極114にも貴金属チップ122が固着され、両基金毒チップの間には火花放電ギャップgが形成される。
上記の中心電極113を製造するには、図2〜9に示す工程に従うことができる。
(第1製造工程)
初めに、耐熱性および耐食性に優れたニッケルまたはニッケル合金等の第1金属材製の線材から円柱状の素材を切断する。そして、図3に示すように、この素材を金型1の挿入口1a内に挿入してパンチ2で平行打ちすることによって、断面形状が円柱形状のビレット3を形成する。このとき、ビレット3の先端部の外周には円弧状のコーナー4が成形され、ビレット3の後端面には平坦面5が成形される。ここで、2aは成形後のビレット3を金型1の挿入口1a内から突き出すためのキックアウトピンである。
(第2製造工程)
次に、図4に示すように、このビレット3を金型6の挿入口6a内に挿入してパンチ7で強く押して、断面形状が円柱形状のビレット8を形成する。このとき、ビレット8の後端面には略円形状の下孔9が成形される。ここで、7aは成形後のビレット8を金型6の挿入口6a内から突き出すためのキックアウトピンである。
(第3製造工程)
次に、図5に示すように、このビレット8を金型10の挿入口10a内に挿入して下孔9をパンチ11でさらに強く打つことによって、図2(b)に示すように、断面形状が円筒形状のカップ12を形成する。このとき、カップ12の内部には、先端が閉塞され、後端が開口した軸方向穴(凹部)13が成形される。ここで、11aは成形後のカップ12を金型10の挿入口10a内から突き出すためのキックアウトピンである。
(第4製造工程)
一方、熱伝導性に優れた銅または銅合金等の第2金属材に塑性加工を施すことにより、図2(a)に示すように、断面形状が円柱形状の軸芯14を形成する。この軸芯14には、先端側にカップ12の軸方向穴13の深さよりやや長い軸方向寸法で、且つ軸方向穴13の内径とほぼ同じ外径を持つ軸状の円柱部15、および後端側に円柱部15より外径が大きい円板部15aが成形される。
(第5製造工程)
次に、図6に示したように、カップ12の軸方向穴13内に軸芯14の円柱部15を挿入した複合体を、金型17の挿入口17a内に挿入してパンチ16で平行打ちすることによって、図2(c)に示すように、ワーク18を形成する。このとき、軸芯14は、円板部15aが軸方向穴13の後端面より突出した状態でカップ12内に緊密的に保持される。ここで、16aは成形後のワーク18を金型17の挿入口17a内から突き出すためのキックアウトピンである。
(第6製造工程)
次に、図7に示すように、ワーク18を金型19の挿入口19a内に挿入してパンチ20で押し込んで前方押出し成形することによって、ワーク18の先端側を細径化して、図2(d)に示すように、丸棒状の押出し成形体21を形成する。この押出し成形体21の先端側にはワーク18より外径が小さい丸軸状の棒状部(φd1)22が成形され、後端側には前方押出し成形が施されない残部23が成形される。
(第7製造工程)
次に、押出し成形体21の後端側の残部23を含む部分24を切断することにより、図2(e)に示すように、ワーク18を細径化した第1の柱状部材25を形成する。
(第8製造工程)
次に、図8に示すように、第1の柱状部材25を金型26の挿入口26a内に挿入してパンチ27で押し込んで前方押出し成形することによって、第1の柱状部材25の先端側をさらに細径化して、図2(f)に示すように、段付の第2の柱状部材28を形成する。この第2の柱状部材28の棒状部22の先端側には、棒状部22よりも外径が小さい丸軸状の径小部(φd3)29が成形される。
(第9製造工程)
次に、図9に示したように、第2の柱状部材28を金型30の挿入口30a内に挿入してパンチ31で押し込んで押通し成形することによって、第2の柱状部材28の棒状部22の先端側をさらに細径化して、図2(g)に示すように、2段付の第3の柱状部材32を形成する。この第3の柱状部材32の棒状部22と径小部29との間には、棒状部22よりも外径が小さく、径小部29よりも外径が大きい段部としての丸軸状の径中部(φd2)33が成形される。また、第3の柱状部材32の後端側(挿入口30aの端面側)には、スパークプラグ100の絶縁体112の内孔に設けられた段部112bに当接するために鍔状に拡径した係止部34が成形される。第3の柱状部材32は中心電極113(図1参照)として使用される。ここで、31aは成形後の第3の柱状部材32を金型30の待つ穴30aから突き出すためのキックアウトピンである。
本発明では、上記の何れかの押出工程、あるいは全ての押出工程において、押出しの際にワークが拡径しないように、挿入部に拡径抑制部が形成された金型を用いる。例えば、図8に示す第8製造工程において、図10に示すような拡径抑制部50を有する金型26Aを用いる。
拡径抑制部50は、挿入口26aの挿入側の端面26bから所定の位置にて内方に突出した段状部であり、成型部60まで連続して形成されている。拡径抑制部50の口径は、棒状部22が摺動できる程度に、棒状部22の外径よりも若干大径に設定されている。更に、拡径抑制部50の挿入口26a側の端部は、挿入口26aの内壁に向かって順次拡径する傾斜面51であってもよい。
拡径抑制部50の無い金型を用いると、押し出しの際に、棒状部22の成型部60より上の部分が拡径し、押し出し後も拡径した部分が残って棒状部22の寸法精度が低下することがある。これに対し、拡径抑制部50があると、押し出しの際に棒状部22は拡径抑制部50の口径以上には拡径せず、押し出し後の寸法精度が低下することがない。
また、金型26Aにおいて、端面26bから拡径抑制部50と成型部60との境界までの部分(以下「挿入部」)の長さLAは、棒状部22の長さAの1/4〜1倍とすることが好ましい。挿入部の長さLAがこれより長くなりすぎると、パンチ(図8:符号27)の移動距離が長くなり、パンチの寿命を低下させるおそれがある。
また、拡径抑制部50の長さL(案内部51含まず)を、棒状部22の外径以上にすることが好ましい。
このような拡径抑制部50を有する金型26Aは、後述する実施例にも示すように、断面減少率εを25%以上にする場合に特に有効になる。
また、上記工程で得られる第3の柱状部材32は、図2(g)に示すように、係止部34と、係止部34に連続する棒状部22と、棒状部22に連続する径中部33と、径中部33に連続する径小部29を有するが、図11に示すように棒状部22の長さをL1とするとき、金型26Aにおける拡径抑制部50の長さLをL1以下にすることが好ましい。拡径抑制部50の長さLをL1よりも長くしても拡径を抑制する効果の更なる向上は見込めないばかりでなく、パンチの移動距離が長くなる結果、パンチの寿命を低下させるおそれがある。
上記の工程は、熱間で行ってもよく、冷間で行ってもよいが、金型を加熱する必要がないことから製造コスト上有利な冷間で行うことが好ましい。
このようにして中心電極113が製造され、図1に示すようなスパークプラグを組み立てる。尚、接地電極114は、図示される単極の他、多極接地電極のスパークプラグとすることもできる。
以下に試験例を挙げて本発明を更に説明するが、本発明はこれにより何ら制限されるものではない。
(試験1:拡径抑制部の長さ(L)の検証)
クロム含有量が10質量%のニッケル合金でカップを作製し、銅合金からなる軸芯と複合化して図2(c)に示すようなワーク18を作製した。
そして、ワーク18を押出成形して図2(f)示すような第2の柱状部材28を成形した。次いで、図10に示すような拡径抑制部を有する金型を用い、図2(g)に示すような第3の柱状部材32を押出成形した。その際、拡径抑制部の長さ(L)を、第3の柱状部材32における棒状部22の外径(D=3mm)の1倍、2倍、5倍並びに棒状部22の長さ(L1)に変更した。また、第3の柱状部材32の棒状部22の外径と、径小部29の外径との比、即ち断面減少率εが10%、20%、25%、30%。50%または70%になるように成型部60の口径を設定した。これらの押出成形は冷間で行った。
第3の柱状部材32への押出成形を、拡径抑制部の長さ(L)及び断面減少率εを変えて各100回行い、金型への挿入不良または寸法不良が発生した回数を求めた。結果を表1に示す。
Figure 2012084389
D×0は、拡径抑制部の無い金型を用いた場合を示すが、押出成形して縮径すると成形不良を起こしやすく、断面減少率εが大きくなるほど成形不良が顕著になることがわかる。これに対し、棒状部22の外径以上(D×1)の口径を有する拡径抑制部を有する金型を用いることにより、成形不良を少なくすることができる。また、断面減少率εを大きくするほど拡径抑制部の長さ(L)を長くすることが有効になる。但し、拡径抑制部の長さ(L)を、棒状部22の長さ(L1)以上にする必要がないことがわかる。
また、拡径抑制部の長さ(L)を、棒状部22の外径(D×1)以上にすれば、断面減少率εを20%以下において、確実に成形不良を防ぐことができる。
(試験2:挿入部の長さ(LA)の検証)
試験1と同様の第3の柱状部材32を押出成形した。その際、棒状部22には、長さ(A)が30mm、15mm、10mmのものを用いた。また、金型には、図10に示すような拡径抑制部を有し、挿入部の長さ(LA)が前記の棒状部22の長さ(A)に対し1/5倍、1/4倍、1/3倍、1/2倍、2/3倍または1倍のものを用いた。
第3の柱状部材32への押出成形を、棒状部22の長さ(A)及び挿入部の長さ(LA)を変えて各100回行い、金型への挿入不良回数を求めた。結果を表2に示す。
Figure 2012084389
表2に示すように、棒状部22の長さ(A)に関わらず、挿入部の長さ(LA)を棒状部22の長さ(A)より長くする必要がないことがわかる。また、棒状部22が短くなるほど挿入部の長さ(LA)を短くすることができ、棒状部22の長さ(A)にもよるが、棒状部22の長さ(A)の1/4倍から効果が現れている。
12 カップ
14 軸芯
18 ワーク
22 棒状部
25 第1の柱状部材
26、26A 金型
26a 挿入口
28 第2の柱状部材
29 径小部
32 第3の柱状部材
33 径中部
34 係止部
50 拡径抑制部
60 成型部
100 スパークプラグ
111 主体金具
112 絶縁体
113 中心電極
114 接地電極
121、122 貴金属チップ

Claims (6)

  1. ワークを準備する準備工程と、
    前記ワークが挿入される挿入部と、前記ワークを所定の外径に成型する成型部とを備える金型に前記ワークを挿入する挿入工程と、
    前記金型に挿入した前記ワークを押出し成型する押出工程とを備えるスパークプラグ用の中心電極の製造方法であって、
    前記挿入部は、前記押出工程において前記ワークの未成型部の外径が拡がるのを抑制するための拡径抑制部を有することを特徴とするスパークプラグ用の中心電極の製造方法。
  2. 前記押出工程において、前記ワークの押し出し方向と直交する前記成型部の断面積をS1、前記ワークの断面積をS2としたとき、(S2−S1)/S2が25%以上であることを特徴とする請求項1に記載のスパークプラグ用の中心電極の製造方法。
  3. 前記拡径抑制部の長さ(L)が前記ワークの外径以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載のスパークプラグ用の中心電極の製造方法。
  4. 前記金型の前記挿入部の開口側を前記金型の後端側としたとき、
    前記挿入部の開口から前記拡径抑制部の後端までの長さが、前記ワークの長さの1/4〜1倍であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のスパークプラグ用の中心電極の製造方法。
  5. 前記中心電極は、スパークプラグの絶縁体の内孔に設けられた段部と当接するために鍔状に拡径した係止部と、前記係止部に隣接する第1の円柱部と、前記第1の円柱部に隣接して縮径する縮径部と、前記縮径部に隣接する第2の円柱部とを有し、前記縮径部及び前記第2の円柱部を形成するための押出工程において、
    前記係止部が位置する側を中心電極の後端側としたとき、
    前記拡径抑制部の長さ(L)が、前記第1の円柱部の後端から前記第2の円柱部の先端までの長さよりも短い金型を用いることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のスパークプラグ用の中心電極の製造方法。
  6. 軸線方向に延びる軸孔を有する絶縁体と、
    前記軸孔に保持される中心電極と、
    前記絶縁体の外周に設けられた主体金具と、
    基端部が前記主体金具に接合され、その先端部と前記中心電極の先端部との間に間隙を形成する接地電極とを備えたスパークプラグの製造方法であって、
    前記中心電極を、請求項1〜5の何れか1項に記載の方法で製造する工程を有することを特徴とするスパークプラグの製造方法。
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