JP2012077432A - 透光性シート及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】湿熱接着性繊維を含み、この湿熱接着性繊維の融着により繊維が固定された不織繊維構造体で構成された透光性シートであって、見掛け密度が10〜200kg/m3である低密度層と、この低密度層の少なくとも一方の面に積層され、かつ見掛け密度が前記低密度層よりも大きい高密度層との積層構造を有する透光性シートを作製する。前記高密度層の見掛け密度は100〜1000kg/m3であり、両層の密度比は、低密度層/高密度層=1/1.1〜1/5程度であってもよい。前記低密度層と前記高密度層との厚み比は、低密度層/高密度層=2/1〜20/1であってもよい。このような透光性シートは、障子、ブラインド又はランプシェードに適している。
【選択図】なし
Description
本発明の透光性シートは、湿熱接着性繊維を含む不織繊維構造体で構成されている。不織繊維構造体は、湿熱接着性繊維を含み、かつ不織繊維構造を有する成形体である。さらに、本発明における不織繊維構造体は、前記湿熱接着性繊維の融着により三次元的に絡み合った繊維が固定されており、繊維構造に特有の高い吸音断熱性、衝撃吸収性を有している。また、繊維構造体に照射された光は、構造体を構成する繊維による反射と繊維間の間隙による内部への透過が起こる。さらに、この現象が繊維内部で繰り返されることにより、構造体を透過した光は、拡散されて柔らかな光となる。また、不織繊維構造を構成する繊維の配列と、この繊維同士の接着状態を調整することにより、通常の不織布では得られない曲げ挙動と軽量性とを両立し、さらに折れ難く、形態保持性及び通気性をも同時に確保している。
このような不織繊維構造体で構成された透光性シートは、低密度層と高密度層とで構成された積層構造を有している。本発明では、不織繊維構造体が積層構造を有することにより、高密度層による高い反射散乱効果と、低密度層による高い透過散乱効果とが組み合わされるためか、光の拡散効果を向上でき、柔らかい透過光を得ることができる。さらに、低密度層で軽量性、断熱性を確保するとともに、高密度層により強度を向上できるため、軽量性、機械的特性、断熱性及び形態安定性(積層構造体としての強力や曲げ剛性、表面形態の安定性向上による毛羽立ちの抑制)も同時に充足できる。さらに、両層を組み合わせるため、吸音性も向上できる。特に、高周波数域の吸音性に効果を有し、1000Hzよりも高い周波数域で有効である。一般的に成人は4000Hz前後の周波数の音に対して最も耳の感度が高く、小さい音でもよく聞こえることが実証されている。本願発明の透光性シートは、これらの周波数域の吸音性に非常に有効に働く。
低密度層の見掛け密度は10〜200kg/m3であり、好ましくは20〜150kg/m3、さらに好ましくは30〜130kg/m3(特に40〜120kg/m3)程度である。本発明では、低密度層がこのような密度を有することにより、軽量性及び断熱性を確保できるとともに、適度な透光性及び高周波数域での吸音性も有している。さらに、低密度層では、このような範囲にある見掛け密度の分布(特に厚み方向における分布)は、後述する繊維接着率とともに、均一であるのが好ましい。
高密度層は、低密度層の少なくとも一方の面に積層されていればよく、低密度層の一方の面に積層されていてもよく、両面に積層されていてもよい。これらのうち、強度や散乱特性を向上できる点などから、高密度層を両面に積層するのが好ましい。さらに、高密度層は、人間や他の物体などの移動接触体の接触による毛羽立ちの発生も抑制できるため、高密度層を表面に配置させて使用するのが好ましく、高密度層を両面に積層するのが特に好ましい。すなわち、片面のみ高密度層を有する積層体において、毛羽立ちを抑制する必要がある場合は、高密度層側を移動接触体と接触する面側に配置して使用するのが好ましい。透光性シートと接触(摺接)して毛羽立ちを発生させる原因となる移動接触体としては、人間の他、動物、布(カーテンなどの織物、編物など)、掃除用具、子供の遊具など、室内で使用する各種物体などが挙げられる。
本発明の透光性シートは、低密度層と高密度層とで構成された積層構造を有するため、軽量であるにも拘わらず、高い強度を有するとともに、透光性及び透過光の散乱効果も高く、断熱性にも優れている。特に、厚み方向に均一な繊維接着率及び密度分布を有する低密度層と、高密度層とが積層されていると、層間の剥離も抑制される上に、光の拡散効果も高く、柔らかい透過光を得ることができる。
本発明の透光性シートの製造方法としては、予め低密度層と高密度層とを各々作製し、両層を一体化させる方法であってもよく、低密度層を単層として形成した後、この低密度層に密度勾配を形成して高密度層を形成する方法であってもよい。
JIS L1913「一般短繊維不織布試験方法」に準じて測定した。
JIS L1913「一般短繊維不織布試験方法」に準じて厚みを測定し、この値と目付けの値とから見かけ密度を算出した。
JIS L1096に記載の一般織物試験方法のうち、A法(フラジール形法)に準じ、布帛の通気性測定機((株)東洋精機製作所製、フラジール・パーミヤメーター)を用いて、圧力125Paの条件下、100cm2の大きさのサンプルについて通気度を測定した。
走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて、構造体断面を100倍に拡大した写真を撮影した。撮影した構造体の厚み方向における断面写真を厚み方向に三等分し、三等分した各領域(表面、内部(中央)、裏面)において、そこに見出せる繊維切断面(繊維端面)の数に対して繊維同士が接着している切断面の数の割合を求めた。各領域に見出せる全繊維断面数のうち、2本以上の繊維が接着した状態の断面の数の占める割合を以下の式に基づいて百分率で表わした。なお、繊維同士が接触する部分には、融着することなく単に接触している部分と、融着により接着している部分とがある。但し、顕微鏡撮影のために構造体を切断することにより、構造体の切断面においては、各繊維が有する応力によって、単に接触している繊維同士は分離する。従って、断面写真において、接触している繊維同士は、接着していると判断できる。
但し、各写真について、断面の見える繊維は全て計数し、繊維断面数100以下の場合は、観察する写真を追加して全繊維断面数が100を超えるようにした。なお、三等分した各領域についてそれぞれ繊維接着率を求め、その最大値に対する最小値の割合(最小値/最大値)も併せて求めた。
JIS L1913「一般短繊維不織布試験方法」に準じて測定した。
JIS L1913「一般短繊維不織布試験方法」に準じて測定した。
JIS L1913「一般短繊維不織布試験方法」に準じて、定速伸長形引張試験機((株)島津製作所製)を用いて測定した。なお、破断伸度は不織布の流れ(MD)方向及び幅(CD)方向について測定した。
JIS P8113「紙及び板紙−引張特性の試験方法」に準じて測定した。なお、裂断長は不織布の流れ(MD)方向及び幅(CD)方向について測定した。
JIS K7017に記載の方法のうちA法(3点曲げ法)に準じて測定した。このとき、測定サンプルは30mm幅×200mm長のサンプルを用い、支点間距離を160mmとし、試験速度を10mm/分として測定を行った。本発明では、この測定結果チャートにおける最大荷重を曲げ破壊荷重とした。なお、曲げ荷重の測定は、MD方向及びCD方向について測定した。すなわち、MD方向の測定では、測定サンプルの長辺に対しウェブ流れ方向(MD)が平行となるように測定サンプルを採取して測定し、一方、CD方向の測定では、測定サンプルの長辺に対しウェブ幅方向(CD)が平行となるように測定サンプルを採取して測定した。
JIS K7017に記載の方法のうちA法(3点曲げ法)に準じて測定した。たわみは、曲げ最大応力時のたわみ(試験片の上面又は下面の初期位置からの移動距離)を測定した。なお、たわみは不織布の流れ(MD)方向及び幅(CD)方向について測定した。
JIS K7017に記載の方法のうちA法(3点曲げ法)に準じて測定した。このとき、測定サンプルは30mm幅×200mm長のサンプルを用い、支点間距離を160mmとし、試験速度を10mm/分として測定を行った。本発明では、この測定結果チャートにおける最大応力(ピーク応力)を最大曲げ応力とした。なお、曲げ応力の測定は、MD方向およびCD方向について測定した。ここで、MD方向とは、測定サンプルの長辺に対しウェブ流れ方向(MD)が平行となるように測定サンプルを採取した状態をいい、一方、CD方向とは、測定サンプルの長辺に対しウェブ幅方向(CD)が平行となるように測定サンプルを採取した状態をいう。
密閉可能な箱に電球を設置し、中央部に置いた測定サンプルを通過した光量をサンプル下部に置いた照度計で測定して求めた。
ゴニオメーター((株)村上色彩技術研究所製「GP200」)を用いて、サンプルの一方の面に対して垂直に入射し、他方の面から透過する光において、他方の面の法線に対して平行な方向における透過光強度(法線とのなす角が0°における透過光強度)と、前記法線に対して45°の方向における透過光強度(法線とのなす角が45°における透過光強度)とを測定し、両者の比率(45°透過光強度/平行透過光強度)を求めた。
「JIS R2618、耐火断熱れんがの熱線法による熱伝導率の試験方法」に準拠して、非定常熱線法によって測定した。
温水を40℃に調整したバットを用いて、サンプルの熱伝導度を測定した。詳しくは、前記温水バットの下側に、カウンタークロス2枚を介してサンプルを配設し、さらにサンプルの表面及び裏面に測温体を設置して、サンプルの表面側及び裏面側の温度を測定し、表面側の温度が40℃に達した時点の裏面側の温度を熱伝達温度とした。なお、サンプルの裏側には、熱が逃げないように断熱材を敷設するとともに、温湿度の影響が少なくなるように、検定室で試験を行った。さらに、サンプルが高密度層と低密度層との二層構造で形成されている場合、表面側を高密度層として測定した。
サンプルの表面を、エチケットブラシ(ポリアミド製ブラシ)を用いて同一の方向に10回擦った後、擦った表面に幅15mmのセロハンテープ(コクヨマーケティング(株)製「品番:PB−TP−1535)を貼り付け、長さ50mmのセロハンテープに付着した個数を測定した。新たなセロハンテープを用いて、この操作を2回繰り返した総数を毛羽立ち数とした。なお、二層構造体については、高密度層の毛羽立ち性を測定した。
音響インピーダンス管を用いた吸音率測定システム(ブリューエル&ケアー社製、2マイクロフォンインピーダンス管4206型の測定管)を用いて、小型測定管に直径29mmの円柱型サンプルを設置し、JIS A−1405法に準じて、500〜6300Hzの垂直入射吸音率による吸音性を評価し、4000Hz、5000Hz及び6300Hzの垂直入射吸音率を測定した。
湿熱接着性繊維として、芯成分がポリエチレンテレフタレート、鞘成分がエチレン−ビニルアルコール共重合体(エチレン含有量44モル%、ケン化度98.4モル%)である芯鞘型複合ステープル繊維((株)クラレ製、「ソフィスタ」、繊度3.3dtex、繊維長51mm、芯鞘質量比=50/50、捲縮数21個/25mm、捲縮率13.5%)を準備した。
比較例1の不織繊維構造体の製造方法において、カードウェブを15枚重ねて合計目付約450g/m2のカードウェブとを作製し、コンベア間の距離を厚み5.0mmの構造体が得られるように調整して、低密度層を構成する硬質の不織繊維構造体を製造した。
比較例1の不織繊維構造体の製造方法において、カードウェブを12枚重ねて合計目付約350g/m2のカードウェブとを作製し、コンベア間の距離を厚み5mmの構造体が得られるように調整して、低密度層を構成する硬質の不織繊維構造体を製造した。
比較例1の不織繊維構造体の製造方法において、カードウェブを14枚重ねて合計目付約400g/m2のカードウェブとを作製し、コンベア間の距離を厚み5mmの構造体が得られるように調整して、低密度層を構成する硬質の不織繊維構造体を製造した。
比較例1の不織繊維構造体の製造方法において、カードウェブを13枚重ねて合計目付約390g/m2のカードウェブとを作製し、コンベア間の距離を厚み5mmの構造体が得られるように調整して、低密度層を構成する硬質の不織繊維構造体を製造した。
比較例1の不織繊維構造体の製造方法において、カードウェブを12枚重ねて合計目付約360g/m2のカードウェブとを作製し、コンベア間の距離を厚み4mmの構造体が得られるように調整して、低密度層を構成する硬質の不織繊維構造体を製造した。
比較例1の不織繊維構造体の製造方法において、カードウェブを8枚重ねて合計目付約240g/m2のカードウェブとを作製し、コンベア間の距離を厚み4mmの構造体が得られるように調整して、低密度層を構成する硬質の不織繊維構造体を製造した。
比較例1の不織繊維構造体の製造方法において、カードウェブを6枚重ねて合計目付約180g/m2のカードウェブとを作製し、コンベア間の距離を厚み2.5mmの構造体が得られるように調整して、低密度層を構成する硬質の不織繊維構造体を製造した。
比較例1の不織繊維構造体の製造方法において、カードウェブを16枚重ねて合計目付約500g/m2のカードウェブとを作製し、コンベア間の距離を厚み10mmの構造体が得られるように調整して、低密度層を構成する硬質の不織繊維構造体を製造した。
比較例1の不織繊維構造体の製造方法において、カードウェブを8枚重ねて合計目付約200g/m2のカードウェブとを作製し、コンベア間の距離を厚み2mmの構造体が得られるように調整して、低密度層を構成する硬質の不織繊維構造体を製造した。この不織構造体を両面から、130℃、0.2MPaの条件で、60秒間熱プレスして、厚み1.5mmの透光性シート(三層構造体)を得た。得られた透光性シートの特性及び評価結果を表1〜4に示す。
比較例1の不織繊維構造体の製造方法において、カードウェブを12枚重ねて合計目付約380g/m2のカードウェブとを作製し、コンベア間の距離を厚み4mmの構造体が得られるように調整して、低密度層を構成する硬質の不織繊維構造体を製造した。この不織構造体を両面から、130℃、0.2MPaの条件で、60秒間熱プレスして、厚み3mmの透光性シート(三層構造体)を得た。得られた透光性シートの特性及び評価結果を表1〜4に示す。
比較例1の不織繊維構造体の製造方法において、カードウェブを16枚重ねて合計目付約500g/m2のカードウェブとを作製し、コンベア間の距離を厚み5mmの構造体が得られるように調整して、低密度層を構成する硬質の不織繊維構造体を製造した。この不織構造体を両面から、130℃、0.2MPaの条件で、70秒間熱プレスして、厚み4mmの透光性シート(三層構造体)を得た。得られた透光性シートの特性及び評価結果を表1〜4に示す。
比較例1の不織繊維構造体の製造方法において、カードウェブを18枚重ねて合計目付約750g/m2のカードウェブとを作製し、コンベア間の距離を厚み10mmの構造体が得られるように調整して、低密度層を構成する硬質の不織繊維構造体を製造した。この不織構造体を両面から、130℃、0.2MPaの条件で、90秒間熱プレスして、厚み8mmの透光性シート(三層構造体)を得た。得られた透光性シートの特性及び評価結果を表1〜4に示す。
比較例1の不織繊維構造体の製造方法において、カードウェブを8枚重ねて合計目付約250g/m2のカードウェブとを作製し、コンベア間の距離を厚み2.5mmの構造体が得られるように調整して、低密度層を構成する硬質の不織繊維構造体を製造した。この不織構造体を両面から、100℃、0.6MPaの条件で、2分間熱プレスして、厚み1.9mmの透光性シート(三層構造体)を得た。得られた透光性シートの特性及び評価結果を表1〜4に示す。
比較例1の不織繊維構造体の製造方法において、カードウェブを8枚重ねて合計目付約250g/m2のカードウェブとを作製し、コンベア間の距離を厚み1.9mmの構造体が得られるように調整して、硬質の不織繊維構造体を製造した。得られた透光性シートの特性及び評価結果を表1〜4に示す。
Claims (13)
- 湿熱接着性繊維を含み、この湿熱接着性繊維の融着により繊維が固定された不織繊維構造体で構成された透光性シートであって、見掛け密度が10〜200kg/m3である低密度層と、この低密度層の少なくとも一方の面に積層され、かつ見掛け密度が前記低密度層よりも大きい高密度層との積層構造を有する透光性シート。
- 高密度層の見掛け密度が100〜1000kg/m3であり、両層の見掛け密度比が、低密度層/高密度層=1/1.1〜1/20である請求項1記載の透光性シート。
- 低密度層と高密度層との厚み比が、低密度層/高密度層=1.5/1〜60/1である請求項1又は2記載の透光性シート。
- 目付が100〜2000g/m2である請求項1〜3のいずれかに記載の透光性シート。
- 低密度層が、厚み方向の断面において、厚み方向に三等分した各々の領域における繊維接着率がいずれも3〜85%であり、かつ各領域における繊維接着率の最大値に対する最小値の割合が50%以上である請求項1〜4のいずれかに記載の透光性シート。
- 高密度層が、厚み方向において、表面から中央部の方向に向かって密度が漸減する請求項1〜5のいずれかに記載の透光性シート。
- 高密度層が熱プレスで形成された層である請求項1〜6のいずれかに記載の透光性シート。
- 両層を構成する湿熱接着性繊維の融着により両層が一体化している請求項1〜7のいずれかに記載の透光性シート。
- 低密度層の両面に高密度層が形成されている請求項1〜8のいずれかに記載の透光性シート。
- 一方の面から垂直に入射し、他方の面を透過する光において、他方の面の法線に対して平行な方向における透過光強度をI0とし、前記法線に対して45°の方向における透過光強度をI1としたとき、両透過光強度の比I1/I0が50%以上である請求項1〜9のいずれかに記載の透光性シート。
- 障子、ブラインド、ランプシェード、間仕切りの採光部材、欄間、衝立、屏風又は飾り窓として用いられる請求項1〜10のいずれかに記載の透光性シート。
- 湿熱接着性繊維を含み、この湿熱接着性繊維の融着により繊維が固定された不織繊維構造体の少なくとも一方の面を熱プレスして請求項1記載の透光性シートを製造する方法。
- 低密度層を形成するための不織繊維構造体と高密度層を形成するための不織繊維構造体とを湿熱接着して請求項1記載の透光性シートを製造する方法。
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