JP6215592B2 - 障子紙 - Google Patents

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本発明は障子紙に関し、特に遮熱性を有する障子紙に関する。
障子紙は、もともと手すき紙から生産していたが、現在は手すき紙の供給不足となったこと、長繊維原料の楮の生産が少なくなり高価になったこと、及びレーヨンなどの化学繊維を原料とした製造方法が発達したことによってほとんどが機械すきに代わり、障子紙の量産が可能となった。
かかる機械すきの障子紙については、JIS S 3102に規定されているように、その物理特性が所定の破裂強さ、白色度及び透気度に適合することを前提として、腰の強さ、地合い及び風合いなどの品質・性能が要求される。特に風合いに関して、感覚的なもので、長繊維のもつ独特な乱反射があることが必要であり、印刷紙のように平滑であっては良くないし、光線をよく透し、ミラー反射しないことが条件とされている。
一方で障子紙に強度、耐汚染性、耐紫外線性等の付加価値を付けるために、例えば特許文献1〜3に開示されているように、紙とプラスチックフィルムとを貼り合わせた障子紙が知られている。そこで、本発明が主眼とする遮熱性についても、紙とプラスチックフィルムとを貼り合わせることにより向上させるというアプローチが考えられる。
しかしながら、従来のプラスチックフィルムを貼り合わせた障子紙は、いずれも障子紙の採光性を考慮し、透明フィルムと紙を貼り合せて通気性をなくすことで断熱性(暖房効率)を上げる効果を持たせただけであり、夏場の窓から入る日射熱を防ぐ効果(遮熱性)は期待できなかった。
特開2004−114653号公報 特開2005−139668号公報 特開2007−8100号公報
本発明が解決しようとする課題は、採光性、断熱性及び遮熱性をバランスよく備え、適度な光を取り入れつつ、夏場の日射熱による室内の温度上昇を抑えることができ、しかも障子紙としての風合いも備える障子紙を提供することにある。
本発明の障子紙は、接着剤層を介して紙又は不織布のみを貼り合わせたものである。発泡プラスチックフィルムは、ポリエステル、セロファン又はポリオレフィン系樹脂からなり、かつ、可視光透過率が10%以上、日射カット率が60%以上の性能を持つ。紙は、天然靭皮繊維、セルロース系繊維、無機質繊維及び合成繊維から選択される1種又は2種以上を原料として含む。
また、紙の原料に赤外線反射材料を配合、含浸又は塗布して遮熱性能を付与することができる。
接着剤層は、ポリエチレン、ポリプロピレン、アイオノマー又はエチレン共重合体からなる構成することができる。
(1)発泡プラスチックフィルムの両面に紙又は不織布のみを貼り合わせたことにより、障子紙としての風合い及び持つ強度を持たせつつ、透光性、断熱性及び遮熱性をバランスよく持たせることができる。すなわち、発泡プラスチックフィルムにより遮熱効果を上げることで、障子紙の標準的な厚さを維持でき、障子紙の持つ採光性や風合いを損なうことがなく、強度及び断熱性も持たせることができる。特に、可視光透過率が10%以上、日射カット率が60%以上の性能を持つ発泡プラスチックフィルムを使用することで、採光性を持ちつつ、その遮熱効果により室内の温度上昇をより顕著に抑えることができる。そして、紙又は不織布と発泡プラスチックフィルムとをポリエチレン等からなる接着剤層を介して貼り合せるようにしたことで、層間剥離の問題も解消できる。
(2)発泡プラスチックフィルムの両面ともに紙又は不織布のみが貼り合わされているため、貼り合わせの際に生じる多少の弛みも、通常の障子紙と同様霧吹き作業により無くすことができ、仕上がりを綺麗にみせることができる。
本発明に係る障子紙の一実施例を示す概念的な断面図である。 障子紙の遮熱性の評価方法を示す説明図である。
本発明の障子紙は、発泡プラスチックフィルムの両面に、接着剤層を介して紙又は不織布のみを貼り合わせてなる。
本発明において発泡プラスチックフィルムは、遮熱性の向上、通気性の遮断及び強度の向上を目的として使用し、採光性の点から可視光透過率が10%以上、遮熱性の点から日射カット率が60%以上の性能を持つことが好ましい。発泡プラスチックフィルムの厚みは、紙又は不織布との貼合せ加工(ラミネート加工)時の成膜性と製品加工(小巻加工)時の作業性の点から、12〜100μmが好ましく、12〜50μmがより好ましい。発泡プラスチックフィルムの材質としては、ポリエステル、セロファン、ポリオレフィン系樹脂等が挙げられる。
発泡プラスチックフィルムの両面に貼り合せる紙としては、楮(コウゾ)、三椏(ミツマタ)、雁皮、麻等の天然靭皮繊維、木材パルプ、コットンリンターパルプ、レーヨン等のセルロース系繊維、無機質繊維及び合成繊維から選択される1種又は2種以上を原料とした紙を使用できるが、貼り付け後の剥がれの原因となる紙の水分放出(乾燥)に伴う紙の収縮力を小さくするため、紙を構成する繊維としては、親水性繊維はなるべく少なくし、疎水性繊維を5〜100質量%配合し、温度変化、湿度変化に対する寸法安定性を向上させることが好ましい。疎水性繊維としては、例えば特公平5−77800公報に開示されている「疎水性感熱収縮繊維」、「無機質繊維」、「アクリル繊維」、「ビニロン繊維」等の中から任意に選択して使用できる。
更に、遮熱性を向上させる点からは、上記の紙を構成する繊維の一部又は全部に遮熱性能を付与することができる。具体的には、酸化チタン、炭酸カルシウム等の赤外線反射材料を配合、含浸、塗布することにより、赤外線を反射する遮熱性能を付与することができる。
紙の坪量は、半透光性を維持する障子紙の性質の点から、発泡プラスチックフィルムの両面に貼り合せる紙2枚の合計で40〜120g/mとすることが好ましく、これを2分して使用する。
発泡プラスチックフィルムの両面に貼り合せるものとしては不織布も使用できる。使用する不織布として好ましいものは、空気層を多く有する繊維、伸び縮みも少ない繊維、引っ張りに強い繊維を使用したものである。ただし、不織布は紙と比べて、単価が高く、接着剤が限られ、また、熱収縮が大きいなどのデメリットがあることから、発泡プラスチックフィルムの両面に貼り合せるものとしては紙を使用することが好ましい。
発泡プラスチックフィルムと紙又は不織布との貼合せ(ラミネート)の方法としては、エキストルージョンラミネート、ホットメルトラミネート、ドライラミネート、ウェットラミネート等があり、いずれの方法を用いてもよい。この貼合せ(ラミネート)の際に使用する接着剤としては、発泡プラスチックフィルムと紙又は不織布の両方への親和性の点から、ポリエチレン、ポリプロピレン、アイオノマー、エチレン共重合体等が好ましく、ポリエチレンが最も好ましい。
図1は本発明に係る障子紙の一実施例を示す概念的な断面図である。同図に示す障子紙Aは、発泡プラスチックフィルムとしての発泡させた二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)1の上下両面に、接着剤層としてのポリエチレン層(PE層)2a,2bを介して紙3a,3bを貼り合わせてなる。以下、具体的な実施例を示す。
(具体例)
可視光透過率が16%、日射カット率が65%の性能を有する厚さ35μmの発泡OPPフィルム1(例えば、東洋紡績株式会社製のポリプロピレン系白色二軸延伸フィルム)の片面に、パルプ75質量%、レーヨン20質量%及びバインダー5質量%を配合した坪量25g/mの紙3aを、エキストルージョンラミネートにより積層した。このとき、押し出し機で加熱溶融したポリエチレン樹脂(PE層2a)をTダイのスリットから15μmで押し出し、発泡OPPフィルム1と紙3aとで挟み込んだ。その後、もう片方の面にも同様にエキストルージョンラミネートによりポリエチレン樹脂(PE層2b)を介して、パルプ75質量%、レーヨン20質量%及びバインダー5質量%を配合した坪量25g/mの紙3bを積層して障子紙Aを作製した。
上記実施例の障子紙につき、外観(「紙の風合い」及び「シワ、弛みが無いこと」)を検査するとともに、障子紙としての評価を行った。また、比較例として、一般障子紙(比較例1)、特許第4160583号(上記特許文献3)による障子紙(比較例2)及び特許第4842404号による障子紙(比較例3)についても、同様の検査及び評価を行った。
各比較例の具体的な構成は以下のとおりである。
・比較例1:厚み約0.10mm程度の機械すき和紙。
・比較例2:紙層の両面にポリプロピレンフィルムをポリエチレン接着剤で貼り合わせたもの。
・比較例3:光反射性の繊維が三次元的に配置されて形成された繊維構造体。
障子紙としての評価項目と評価方法は以下のとおりである。
[破裂強度]
破裂強度はJIS P 8112に準じて測定した。この破裂強度は250kPaを基準値とし、これ以上を合格とした。この基準値は、JIS S3102の破裂強さ:78.45kPaの3倍(235.35kPa)以上から設定した。
[透気度]
透気度はJIS P 8117に準じて測定した。透気度は300秒以上を合格とした。この透気度は、断熱性を示す指標である。
[白色度]
白色度はJIS P 8212に準じて測定した。白色度は85%以上を合格とした。この基準値は、障子紙として一般的に好まれる紙の白さより設定した。
[採光性]
採光性は以下の方法で透過光を測定することにより評価した。すなわち、150Wの白熱球を光源とし、試料を透過した光を照度計により測定した。採光性は400Lx以上を合格とした。400Lx未満になると暗く感じすぎてしまうためである。
[遮熱性]
遮熱性は以下の方法で温度上昇を測定することにより評価した。
図2に示すように。壁面4面のうち1面をガラスとした箱を作製し、その中に評価対象となる障子紙を差し込み、ガラス面の外側からハロゲンランプ(熱源)を照射し、障子紙で仕切られた箱の内側の30分後の温度上昇を測定した。
表1に本発明の実施例及び比較例の障子紙の評価結果、並びに外観の検査結果を示す。なお、表1において「ブランク」とは、上記採光性及び遮熱性の評価において障子紙なしとした場合である。また、表1において外観の検査結果は、仕上がり状態が極めて良好を◎、良好を○、不良を△と表記した。
表1に示すように、本発明の実施例と比較例2及び3について、遮熱性(温度上昇)及び採光性(透過光)を比較すると、遮熱性に関しては、実施例は比較例2より優れ比較例3と同等であった。また、採光性に関しては、実施例は比較例2には及ばないが、比較例3と同等であった。
外観においては、実施例は両面が紙のため風合いを損なわず、施工時に弛みが発生した場合でも、通常の障子紙と同様に霧吹き作業を行うことにより弛みを無くすことができた。一方、比較例2の障子紙は表面がプラスチックフィルムであるため、紙の風合いがない。また、比較例3の障子紙(不織布)は、シートの厚みが厚く、また、両面テープで貼るため、施工時にシワや弛みが発生し、美観を損ねる。
以上のとおり、本発明の実施例による障子紙は、採光性、断熱性及び遮熱性をバランスよく備え、かつ障子紙としての優れた風合いも備えることがわかる。
A 障子紙
1 発泡プラスチックフィルム(発泡OPPフィルム)
2a,2b 接着剤層(ポリエチレン)
3a,3b 紙

Claims (3)

  1. 発泡プラスチックフィルムの両面に、接着剤層を介して紙又は不織布のみを貼り合わせた障子紙であって、
    前記発泡プラスチックフィルムは、ポリエステル、セロファン又はポリオレフィン系樹脂からなり、かつ、可視光透過率が10%以上、日射カット率が60%以上の性能を持ち、
    前記紙は、天然靭皮繊維、セルロース系繊維、無機質繊維及び合成繊維から選択される1種又は2種以上を原料として含む障子紙。
  2. 前記紙の原料に赤外線反射材料を配合、含浸又は塗布して遮熱性能を付与している請求項に記載の障子紙。
  3. 前記接着剤層は、ポリエチレン、ポリプロピレン、アイオノマー又はエチレン共重合体からなる請求項1又は2に記載の障子紙。
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