JP2012076530A - 車両のペダル後退抑制構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ニーエアバッグモジュールの搭載位置が高い車両に対しても適用することができると共に、部品点数、コスト及び質量が増加することを回避できる車両のペダル後退抑制構造を得る。
【解決手段】ペダル後退抑制構造10では、前面衝突の衝撃によって後退するクラッチペダル76の中間部76Aが、ニーパネル24Lの前端部と当接することにより、クラッチペダル76が車両前方側へ回動されてクラッチペダル76の後退量が低減される。このように、ニーパネル24Lの前端部がクラッチペダル76と当接するため、ニーエアバッグモジュール50の搭載位置が高い車両に対して本構造を適用した場合でも、ニーパネル24Lの前端部をクラッチペダル76の中間部76Aと同等の高さに配置させることにより対応することができる。しかも、乗員の膝部を保護するためのニーパネル24Lを、ペダル後退抑制用の部品として共用することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の前面衝突時におけるペダルの後退を抑制するペダル後退抑制構造に関する。
下記特許文献1に示されたニーエアバッグ装置では、衝突時にブレーキペダルと当接して同ペダルの後退移動を阻止するニーパネルが、ニーエアバッグモジュールの前方側に一体的に設けられている。
一方、下記特許文献2に示されたペダルの後退防止構造では、電動パワステユニットにクラッチペダルの後方近傍まで延びる後退防止ブラケットが設けられており、衝突時に後退するペダルが後退抑制ブラケットと干渉することにより、ペダル後退を抑制するようにしている。
特開2004−098868号公報 特開2007−084009号公報
ところで、近年、ニーエアバッグの小型・軽量化を図るために、ニーエアバッグモジュールの搭載位置が高くなる傾向がある。しかしながら、上記特許文献1に示されたニーエアバッグ装置では、後退するペダルをニーパネルの上下方向中間部に当接させる構成であるため、ニーエアバッグモジュールの搭載位置が高い車両には適用することができない。
一方、上記特許文献2に示されたニーエアバッグ装置では、衝突時にブレーキペダルの後退移動を阻止する専用の後退防止ブラケットが必要であるため、部品点数が多くなってしまう。また、衝突時における車体床部の加速度が大きい車両にあっては後退防止ブラケットを補強する必要があるため、コスト増加や質量増加の原因となる。
本発明は上記事実を考慮し、ニーエアバッグモジュールの搭載位置が高い車両に対しても適用することができると共に、部品点数、コスト及び質量が増加することを回避できる車両のペダル後退抑制構造を得ることを目的としている。
請求項1に記載の発明に係る車両のペダル後退抑制構造は、車両の前面衝突時に乗員の膝部を保護するためのニーパネルがブラケットを介してインパネリインフォースメントに取り付けられると共に、前面衝突の衝撃によって後退するペダルをその回転中心よりも下方側の中間部において前記ニーパネルの前端部と当接させることにより前記ペダルを車両前方側へ回動させるように構成されている。
請求項1に記載の車両のペダル後退抑制構造では、前面衝突の衝撃によって後退するペダルの中間部が、ニーパネルの前端部と当接する。これにより、ペダルが車両前方側へ回動されてペダルの後退量が低減される。このように、ニーパネルの前端部がペダルと当接するため、ニーエアバッグモジュールの搭載位置が高い車両に対して本発明を適用した場合でも、ニーパネルの前端部をペダルの中間部と同等の高さに配置させることにより対応することができる。しかも、車両の前面衝突時に乗員の膝部を保護するためのニーパネルが、ペダル後退抑制用の部品として共用されるため、部品点数、コスト及び質量が増加することを回避できる。
請求項2に記載の発明に係る車両のペダル後退抑制構造は、請求項1に記載の車両のペダル後退抑制構造において、前記ニーパネルには、ニーエアバッグモジュールが取り付けられると共に、前記ブラケットは、乗員の膝部から前記ニーパネルに入力される荷重によって塑性変形可能なアッパブラケットと、ニーエアバッグの展開反力を支持可能なロアブラケットとを有し、当該ロアブラケットが前記ニーパネルの前端側に固定されている。
請求項2に記載の車両のペダル後退抑制構造では、アッパブラケットは、乗員の膝部からニーパネルに入力される荷重によって塑性変形可能とされている。これに対し、ロアブラケットは、ニーエアバッグの展開反力を支持可能とされている。つまり、このロアブラケットは、アッパブラケットよりも変形し難くされており、このロアブラケットがニーパネルの前端側(ペダルの中間部と当接する側)に固定されている。これにより、ペダルの中間部からニーパネルの前端部に入力される荷重を、変形し難いロアブラケットによって良好に支持することができるので、効果的にペダルの後退を抑制することができる。
請求項3に記載の発明に係る車両のペダル後退抑制構造は、請求項2に記載の車両のペダル後退抑制構造において、前記ペダルの中間部と当接する前記ニーパネルの前端部には、前記ニーエアバッグモジュールと前記ニーパネルとの締結固定部が設けられている。
請求項3に記載の車両のペダル後退抑制構造では、ニーエアバッグモジュールとニーパネルとの固定部がニーパネルの前端部に設けられることにより、ニーパネルの前端部の剛性が向上する。これにより、ニーパネルの前端部にペダルの中間部が当接した際のニーパネルの変形を抑制することができるので、効果的にペダルの後退を抑制することができる。
請求項4に記載の発明に係る車両のペダル後退抑制構造は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両のペダル後退抑制構造において、前記ペダルの中間部と当接する前記ニーパネルの前端部は、乗員が着座したシートの幅方向中央側へ向けて湾曲又は傾斜している。
請求項4に記載の車両のペダル後退抑制構造では、車両の前面衝突時に後退するペダルの中間部とニーパネルの前端部との当接位置がずれた場合などには、ペダルの中間部がニーパネルの前端部の湾曲又は傾斜に沿ってシート幅方向外側へ変位される。これにより、ペダルが乗員に接近することを回避できる。
請求項5に記載の発明に係る車両のペダル後退抑制構造は、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の車両のペダル後退抑制構造において、前記ニーパネルは、前記ブラケットを介して前記インパネリインフォースメントに取り付けられたパネル本体と、前記パネル本体の前端部に固定され、前記パネル本体の前端部から車両幅方向に延びる延長部とを有し、前記ペダルの中間部は、前面衝突時に前記延長部と当接する位置に配置されている。
請求項5に記載の車両のペダル後退抑制構造では、ニーパネルのパネル本体の前端部には、車両幅方向に延びる延長部が固定されており、前面衝突時には、この延長部がペダルの中間部と当接する。これにより、ペダルが前方側に回動されてペダルの後退量が低減される。このように、車両幅方向に延びる延長部がパネル本体の前端部に固定されるため、パネル本体とペダルとが車両幅方向に離れている場合でも、延長部によってペダルの後退を良好に抑制することができる。
請求項6に記載の発明に係る車両のペダル後退抑制構造は、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の車両のペダル後退抑制構造において、前記ペダルは、上端部が車体に固定されたペダルブラケットに回転可能に支持されると共に、前記ニーパネルの前端部には、車両前方斜め下方側へ向けて延出され、先端が前記ペダルブラケットよりも下方側で前記ペダルの中間部と対向した延出部が設けられている。
請求項6に記載の車両のペダル後退抑制構造では、ニーパネルの前端部には、車両前方斜め下方側へ向けて延出された延出部が設けられており、この延出部の先端がペダルブラケットよりも下方側でペダルの中間部と対向して配置される。これにより、車両の前面衝突時にペダルブラケットがニーパネルの前端部(延出部)に当接した場合でも、延出部の先端がペダルの中間部と当接することにより、ペダルの後退を抑制することができる。
以上説明したように、本発明に係る車両のペダル後退抑制構造では、ニーエアバッグモジュールの搭載位置が高い車両に対しても適用することができると共に、部品点数、コスト及び質量が増加することを回避できる。
本発明の第1実施形態に係る車両のペダル後退抑制構造を構成する車両用乗員膝保護装置を含む周辺部材の構成を示す斜視図である。 図1の2−2線に沿った切断面を示す拡大断面図である。 図1の3−3線に沿った切断面を示す拡大断面図である。 図2及び図3に示される構成の一部を車両上方側から見た状態で示す概略的な平面図である。 クラッチペダルがニーパネルの前端部と当接して車両前方側へ回動した状態を示す概略的な縦断面図である。 クラッチペダルがニーパネルの湾曲部に沿ってシート幅方向外側へ変位した状態を説明するための図4の一部を拡大した拡大平面図である。 本発明の第2実施形態に係る車両のペダル後退抑制構造の部分的な構成を示す概略的な縦断面図である。 本発明の第3実施形態に係る車両のペダル後退抑制構造の部分的な構成を示す概略的な平面図である。 本発明の第4実施形態に係る車両のペダル後退抑制構造の部分的な構成を示す概略的な縦断面図である。
<第1実施形態>
以下、図1〜図6を参照して、本発明の第1実施形態に係る車両のペダル後退抑制構造10について説明する。なお、各図中矢印FRは車両前方向を示し、矢印UPは車両上方向を示し、矢印OUTは車幅外側方向を示している。
本第1実施形態に係る車両のペダル後退抑制構造10は、車両用乗員膝保護装置11を備えている。この車両用乗員膝保護装置11は、右ハンドルの車両の運転席に着座した乗員の膝部を保護するための保護装置であり、図1〜図3に示されるように、インパネリインフォースメント12に取り付けられている。インパネリインフォースメント12は、車室内の前部に設けられたインストルメントパネル14の内側に配置されており、車両幅方向に延びて左右の車体パネル間を連結している(なお、図1では、インパネリインフォースメント12の一部のみが図示されている)。
このインパネリインフォースメント12は、金属製の長尺なパイプ材で構成されており、強度を必要とする運転席側の部分が太く、強度をあまり必要としない助手席側の部分が細く形成されている。インパネリインフォースメント12の長手方向中央部には、フロアブレース16の上端部が固定されており、このフロアブレース16の下端部は、フロアパネルに固定されている。また、インパネリインフォースメント12の運転席側の部分には、ステアリングコラムを取り付けるためのコラムブラケット18が取り付けられている。このコラムブラケット18の左右両側には、車両用乗員膝保護装置11を構成する左右一対のアッパブラケット20R、20L、左右一対のロアブラケット22R、22L、及び左右一対のニーパネル24R、24Lが配置されている。
左右一対のアッパブラケット20R、20Lは、金属板によって長尺状に形成されたものであり、長手方向一端部(前端部)が溶接によってインパネリインフォースメント12に固定され、インパネリインフォースメント12から車両後方側へ延びている。これらのアッパブラケット20R、20Lは、下方側へ開口した断面コ字状(断面略U字状)に形成されている。
左右一対のロアブラケット22R、22Lは、金属板によって長尺状に形成されたものであり、インパネリインフォースメント12の下方側に配置されている。右側のロアブラケット22Rは、アッパブラケット20R、20Lを構成する金属板よりも板厚が厚い金属板によって、車両前方側が開口した断面略U字状に形成されており、アッパブラケット20R、20Lよりも高剛性に形成されている。このロアブラケット22Rは、上端部が溶接によってアッパブラケット20Rの前端側に固定されており、アッパブラケット20Rから下方へ延びている。
一方、左側に配置されたロアブラケット22Lは、上端部が溶接によって左側のアッパブラケット20Lの前端側に固定されており、当該アッパブラケット20Lから下方へ延びている。このロアブラケット22Lは、図1に示されるように、連結ブラケット32を介してフロアブレース16と連結固定されており、フロアブレース16によって支持(補強)されている。このため、このロアブラケット22Lは、ロアブラケット22Rよりも全体的に細く形成されると共に複数の貫通孔34が形成されることで軽量化されているが、車両前後方向の衝撃荷重に対してアッパブラケット20R、20Lよりも変形し難くされている。これらのロアブラケット22R、22Lは、後述するニーエアバッグ52(図2及び図3参照)の展開反力を支持可能とされている。
左右一対のニーパネル24R、24Lは、金属板によって長尺状に形成されており、上方側へ開口した断面コ字状(断面略U字状)に形成されている。これらのニーパネル24R、24Lは、アッパブラケット20R、20L及びロアブラケット22R、22Lに対してインパネリインフォースメント12とは反対側に配置されている。右側のニーパネル24Rは、上端部に設けられた上側固定部36が溶接によってアッパブラケット20Rの後端部に固定されると共に、下端側(前端側)に設けられた下側固定部38が溶接によってロアブラケット22Rの下端部に固定されている。一方、左側のニーパネル24Lは、上端部に設けられた上側固定部40が溶接によってアッパブラケット20Lの後端部に固定されると共に、下端側(前端側)に設けられた下側固定部42が溶接によってロアブラケット22Lの下端部に固定されている。
これらのニーパネル24R、24Lは、運転席に着座した乗員の膝部に対して車両前方から対向する位置に配置されている。具体的には、運転席に着座した乗員が標準体格又は標準体格よりも大柄の場合(例えば、米国成人男性の体格の小さい方から50%をカバーする体形(AM50)である場合)には、ニーパネル24R、24Lの上端部(上側固定部36、40)が、同乗員の膝部に対して車両前方から対向する。一方、運転席に着座した乗員が標準体格よりも小柄な場合(例えば、米国成人女性の体格の小さい方から5%をカバーする体形(AF05)である場合)には、ニーパネル24R、24Lの上下方向中間部が、同乗員の膝部に対して車両前方から対向する。
ここで、上述の車両用乗員膝保護装置11では、図2及び図3に示されるように、アッパブラケット20R、20Lの長手方向中間部には、第1屈曲予定部46及び第2屈曲予定部48(何れも脆弱部)が設けられている。第1屈曲予定部46及び第2屈曲予定部48は前後に並んで配置されており、第2屈曲予定部48は、第1屈曲予定部46よりもインパネリインフォースメント12側に配置されている。
これらのアッパブラケット20R、20Lは、ニーパネル24R、24Lから第1屈曲予定部46へ向かうに従い上下幅(断面係数)が漸減している。また、アッパブラケット20R、20Lは、第1屈曲予定部46と第2屈曲予定部48との間で上下幅(断面係数)が一定に設定されており、細幅に形成されている。さらに、アッパブラケット20R、20Lは、インパネリインフォースメント12から第2屈曲予定部48へ向かうに従い上下幅(断面係数)が漸減している。
このため、車両の衝突時に乗員の膝部がニーパネル24R、24Lに衝突することにより、ニーパネル24R、24Lを介してアッパブラケット20R、20Lの後端部に車両前方側へ向いた衝撃荷重が作用した際には、第1屈曲予定部46及び第2屈曲予定部48に応力が集中する。これにより、アッパブラケット20R、20Lが第1屈曲予定部46及び第2屈曲予定部48にて折れ曲る(塑性変形する)ようになっている。
また、本第1実施形態では、図2及び図3に示されるように、上述したニーパネル24R、24Lにおけるロアブラケット22R、22L側(ここではロアブラケット22R、22Lの下方側)には、ニーエアバッグモジュール50(図1では図示省略)が配置されている。このニーエアバッグモジュール50は、インストルメントパネル14における破断可能な下方部位14Aを破断して乗員の膝部の前方へ膨張展開可能なニーエアバッグ52と、このニーエアバッグ52に車両衝突時にガスを供給するインフレータ54と、これらを収容する金属製のモジュールケース56とを備えている。
モジュールケース56の車両前後方向中間部には、車両後方斜め上方側へ延びる左右一対の締結片58、60が設けられている。右側の締結片58は、右側のニーパネル24Rの上下方向中間部(固定部36と固定部38との中間)に設けられた締結部62にボルト及びナットにより締結固定されている。左側の締結片60は、左側のニーパネル24Lの上下方向中間部(固定部40と固定部42との中間部)に設けられた締結部64にボルト及びナットにより締結固定されている。
また、モジュールケース56の前端部には、車両前方側へ延びる左右一対の締結片66、68が設けられている。右側の締結片66は、右側のニーパネル24Rの前端部(下端部)に設けられた締結部70にボルト及びナットにより締結固定されている。左側の締結片68は、左側のニーパネル24Lの前端部(下端部)に設けられた締結部72にボルト及びナットにより締結固定されている。
これにより、ニーエアバッグモジュール50は、ロアブラケット22R、22Lの下端部に対して上下両側に設けられた締結部62、64、70、72において4箇所でニーパネル24R、24Lに締結固定されている。そして、ロアブラケット22Rの下端部は、締結部62と締結部70との中間に配置され、ロアブラケット22Lの下端部は、締結部64と締結部72との中間に配置されている。
ここで、本実施形態に係る車両のペダル後退抑制構造10では、図2に示されるように、ニーパネル24Lの車両前方には、クラッチペダル76が配置されている。このクラッチペダル76の上端部は、ダッシュパネル78に固定されたペダルブラケット80に連結軸82を介して連結されている。これにより、クラッチペダル76は、連結軸82周りに回転(揺動)可能とされている。このクラッチペダル76は、その回転中心Sよりも下方側の中間部76Aが、ニーパネル24Lの前端部に対して車両前方側から対向している。
図4に示されるように、ニーパネル24Lの前端部には、車両幅方向外側、つまり乗員が着座する図示しないシートの幅方向中央側へ向けて円弧状(R形状)に湾曲した湾曲部24L1が設けられている。この湾曲部24L1は、先端側へ向かうに従い車両幅方向に沿うように形成されている。なお、図4に示される一点鎖線Xは、上記シートの幅方向中央を通り車両前後方向に延びる仮想線である。
湾曲部24L1の先端部には、モジュールケース56の締結片68と締結固定された締結部72が設けられている(以下、締結片68と締結部72との締結固定部を「締結固定部84」という)。そして、この締結固定部84が、クラッチペダル76の中間部76Aに対し、所定の間隙を隔てて車両後方側から対向して配置されている。
次に、本第1実施形態の作用及び効果について説明する。
上記構成の車両のペダル後退抑制構造10では、ニーエアバッグ52が車両の衝突時に乗員の膝部へ向けて膨張展開することで乗員の膝部の衝撃荷重を受け止めることができる。また、ニーエアバッグ52にて受け止めきれなかった衝撃荷重については、標準体格及び標準体格よりも大柄な乗員の場合には、同乗員の膝部の前方に配置されているアッパブラケット20R、20Lが第1屈曲予定部46及び第2屈曲予定部48にて折れ曲ることにより吸収することができる。また、標準体格よりも小柄な乗員の場合には、同乗員の膝部の前方に配置されているニーパネル24R、24Lが変形することにより吸収することができる。これにより、乗員の膝部を車両衝突時の衝撃から保護することができる。
しかも、このペダル後退抑制構造10では、前面衝突の衝撃によってクラッチペダル76が後退してきた際には、クラッチペダル76の回転中心Sよりも下方側の中間部76Aがニーパネル24Lの前端部と当接する。これにより、図5に示されるように、クラッチペダル76が車両前方側へ回動されてペダルの後退量が低減される。このように、ニーパネル24Lの前端部がクラッチペダル76と当接するため、ニーエアバッグモジュール50の搭載位置が高い車両に対して本構造を適用した場合でも、ニーパネル24Lの前端部をクラッチペダル76の中間部76Aと同等の高さに配置させることにより対応することができる。しかも、車両の前面衝突時に乗員の膝部を保護するためのニーパネル24Lが、ペダル後退抑制用の部品として共用されるため、部品点数、コスト及び質量が増加することを回避できる。
また、このペダル後退抑制構造10では、ニーエアバッグ52の展開反力を支持可能なロアブラケット22Lの下端部がニーパネル24Lの前端側に固定されている。このロアブラケット22Lは、連結ブラケット32を介してフロアブレース16に支持されており、車両前後方向の衝撃荷重に対してアッパブラケット20R、20Lよりも変形し難くされている。このため、クラッチペダル76の中間部76Aからニーパネル24Lの前端部に入力される荷重を、変形し難いロアブラケット22Lによって良好に支持することができる。これにより、効果的にクラッチペダル76の後退を抑制することができる。しかも、ニーパネル24Lの前端部の剛性を向上させるための専用の構成が不要であるため、質量増加を抑制することができる。
さらに、このペダル後退抑制構造10では、モジュールケース56とニーパネル24Lとの締結固定部84がニーパネル24Lの前端部に設けられることにより、ニーパネル24Lの前端部の剛性が向上する。これにより、ニーパネル24Lの前端部にクラッチペダル76の中間部76Aが当接した際のニーパネル24Lの変形を抑制することができるので、効果的にクラッチペダル76の後退を抑制することができる。しかも、前の段落で述べたのと同様に、ニーパネル24Lの前端部の剛性を向上させるための専用の構成が不要であるため、質量増加を抑制することができる。
また、このペダル後退抑制構造10では、クラッチペダル76の中間部76Aと当接するニーパネル24Lの前端部は、シート幅方向中央側(図4の一点鎖線X側)へ向けて湾曲した湾曲部24L1とされている。このため、図6に示されるように、ニーパネル24L側へ後退するクラッチペダル76の中間部76Aとニーパネル24Lの前端部(湾曲部24L1)との当接位置がずれた場合には、クラッチペダル76の中間部76Aが湾曲部24L1のR形状に沿ってシート幅方向外側へ変位される(図6の矢印D参照)。これにより、クラッチペダル76が乗員に接近することを回避できる。しかも、この湾曲部24L1は、先端側へ向かうに従い車両幅方向に沿うように形成されているため、クラッチペダル76の中間部76Aが湾曲部24L1の先端側に適正に当接した場合には、クラッチペダル76に対して車両幅方向の分力が作用することを防止又は抑制できる。これにより、クラッチペダル76を良好に車両前方側へ回動させることができる。
なお、上記第1実施形態では、ニーパネル24Lの前端部に湾曲部24L1が設けられた構成にしたが、請求項4に係る発明はこれに限らず、ニーパネルの前端部に、シート幅方向中央側(一点鎖線X側)へ向けて傾斜した傾斜部が設けられた構成にしてもよい。この場合でも、クラッチペダルの中間部とニーパネルの前端部との当接位置がずれた際には、クラッチペダルの中間部が上記傾斜部の傾斜に沿ってシート幅方向外側へ変位される。
また、上記第1実施形態では、クラッチペダル76の中間部76Aと当接するニーパネル24Lの前端部に、モジュールケース56とニーパネル24Lとの締結固定部84が設けられた構成にしたが、請求項1及び請求項2に係る発明はこれに限らず、締結固定部84が省略された構成(ニーパネル24Lの前端部だけがクラッチペダル76の中間部76Aと当接する構成)にしてもよい。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。なお、前記第1実施形態と基本的に同様の構成・作用については、前記第1実施形態と同符号を付与しその説明を省略する。
<第2の実施形態>
図7には、本発明の第2の実施形態に係る車両のペダル後退抑制構造90の構成が概略的な縦断面図にて示されている。この実施形態は、前記第1実施形態と基本的に同様の構成とされているが、ニーパネル24Lの下方には、樹脂製の化粧板であるアンダーカバー92が配置されている(なお、図7では、説明の都合上、ニーエアバッグモジュール50の図示を省略してある)。
アンダーカバー92は、インスツルメントパネル14(図2及び図3参照)に固定されており、このアンダーカバー92の下方側には、乗員がクラッチペダル76を操作するためのワークスペース(クラッチペダル76の先端から半径R(例えば100mm)の領域。図7の一点鎖線参照)が確保されている。このアンダーカバー92は、ニーパネル24Lの前端部の下方側に配置された前端部がクラッチペダル76の中間部76Aに対して車両後方側から対向して配置されている。
この実施形態では、前面衝突の衝撃によってクラッチペダル76が後退してきた際には、クラッチペダル76の中間部76Aがニーパネル24Lの前端部及びアンダーカバー92の前端部と当接する。これにより、クラッチペダル76が車両前方側へ回動されてペダルの後退量が低減される。このように、後退するクラッチペダル76からの荷重を、ニーパネル24Lだけでなくアンダーカバー92にも負担させることにより、クラッチペダル76の後退をより効果的に抑制することができる。
<第3の実施形態>
図8には、本発明の第3の実施形態に係る車両のペダル後退抑制構造100の構成が概略的な平面図にて示されている。この実施形態は、前記第1実施形態と基本的に同様の構成とされている(なお、図8では説明の都合上、ニーエアバッグモジュール50の図示を省略してある)。但し、この実施形態では、ニーパネル24Lがパネル本体102と、パネル本体102の前端部に溶接等により固定された延長部104とによって構成されており、前記第1実施形態に係る湾曲部24L1が省略されている。パネル本体102は、アッパブラケット20L及びロアブラケット22Lを介してインパネリインフォースメント12に取り付けられている。延長部104は、パネル本体102の前端部から車両幅方向外側(一点鎖線X側。乗員が着座するシートの幅方向中央側)へ延びており、先端側がクラッチペダル76の中間部76Aに対して車両後方側から対向している。
この実施形態では、前面衝突時には、ニーパネル24Lの延長部104がクラッチペダル76の中間部76Aと当接する。これにより、クラッチペダル76が前方側に回動されてクラッチペダル76の後退量が低減される。このように、車両幅方向に延びる延長部104がパネル本体102の前端部に固定されるため、パネル本体102とクラッチペダル76とが車両幅方向に離れている場合でも、延長部104によってクラッチペダル76の後退を良好に抑制することができる。
<第4の実施形態>
図9には、本発明の第4の実施形態に係る車両のペダル後退抑制構造110の構成が概略的な縦断面図にて示されている。この実施形態は、前記第1実施形態と基本的に同様の構成とされている(なお、図9では説明の都合上、ニーエアバッグモジュール50の図示を省略してある)。但し、この実施形態では、ニーパネル24Lが前記第1実施形態よりも上方側に配置されている。また、ニーパネル24Lの前端部には、車両前方斜め下方側へ向けて延出され、先端がペダルブラケット80よりも下方側でクラッチペダル76の中間部76Aと対向した延出部112が設けられている。この延出部112の上面である傾斜面114は、ペダルブラケット80の下端部に対して車両後方側から対向している。
この実施形態では、車両の前面衝突時にペダルブラケット80がニーパネル24Lの前端部(延出部112)に当接した場合でも、延出部112の先端がクラッチペダル76の中間部76Aと当接することにより、クラッチペダル76の後退を抑制することができる。しかも、ペダルブラケット80は、延出部112の傾斜面114と当接するため、ペダルブラケット80の下端部が傾斜面114からの反力によって上方側へ変形する。これにより、クラッチペダル76の後退抑制がペダルブラケット80によって阻害されることを回避できる。
なお、上記各実施形態では、ロアブラケット22Rの板厚がアッパブラケット20R、20Lのそれよりも大きく設定されることで、ロアブラケット22Rがアッパブラケット20R、20Lよりも高剛性に形成された構成にしたが、請求項1〜請求項5に係る発明はこれに限るものではない。例えば、ロアブラケットの材料とアッパブラケットの材料を異ならせることで、ロアブラケットをアッパブラケットよりも高剛性に形成する構成にしてもよい。
また、上記各実施形態では、ロアブラケット22Lが連結ブラケット32を介してフロアブレース16に連結固定された構成にしたが、請求項1〜請求項5に係る発明はこれに限らず、連結ブラケット32を省略すると共に、ロアブラケット22Lの代わりにロアブラケット22Rと同様のロアブラケットを用いる構成にしてもよい。
また、上記各実施形態では、アッパブラケット20R、20Lが第1屈曲予定部46及び第2屈曲予定部48の二点で折れ曲る構成にしたが、請求項1〜請求項1及び請求項2に係る発明はこれに限らず、アッパブラケットの変形モードは適宜変更することができる。
また、上記各実施形態では、ニーパネル24Lをインパネリインフォースメント12に取り付けるブラケットがアッパブラケット20L及びロアブラケット22Lを備えた構成にしたが、請求項1に係る発明はこれに限らず、当該ブラケットの構成は適宜変更することができる。
また、上記各実施形態では、ニーエアバッグモジュール50を備えた構成にしたが、請求項1に係る発明はこれに限らず、ニーエアバッグモジュール50が省略された構成にしてもよい。
また、上記各実施形態では、クラッチペダル76の後退抑制構造に対して本発明が適用された場合について説明したが、請求項1〜請求項6に係る発明はこれに限らず、本発明はクラッチペダル以外のペダル(パーキングブレーキペダルなど)の後退抑制構造に対しても適用することができる。
また、上記各実施形態では、右ハンドルの車両に対して本発明が適用された場合について説明したが、請求項1〜請求項6に係る発明はこれに限らず、本発明は左ハンドルの車両に対しても適用することができる。
その他、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記各実施形態に限定されないことはいうでもない。
10 車両のペダル後退抑制構造
12 インパネリインフォースメント
20L アッパブラケット
22L ロアブラケット
24L ニーパネル
24L1 湾曲部
50 ニーエアバッグモジュール
76 クラッチペダル
76A 中間部
80 ペダルブラケット
84 締結固定部
90 車両のクラッチ後退抑制構造
100 車両のクラッチ後退抑制構造
102 パネル本体
104 延長部
110 車両のクラッチ後退抑制構造
112 延出部

Claims (6)

  1. 車両の前面衝突時に乗員の膝部を保護するためのニーパネルがブラケットを介してインパネリインフォースメントに取り付けられると共に、前面衝突の衝撃によって後退するペダルをその回転中心よりも下方側の中間部において前記ニーパネルの前端部と当接させることにより前記ペダルを車両前方側へ回動させるように構成された車両のペダル後退抑制構造。
  2. 前記ニーパネルには、ニーエアバッグモジュールが取り付けられると共に、前記ブラケットは、乗員の膝部から前記ニーパネルに入力される荷重によって塑性変形可能なアッパブラケットと、ニーエアバッグの展開反力を支持可能なロアブラケットとを有し、当該ロアブラケットが前記ニーパネルの前端側に固定されている請求項1に記載の車両のペダル後退抑制構造。
  3. 前記ペダルの中間部と当接する前記ニーパネルの前端部には、前記ニーエアバッグモジュールと前記ニーパネルとの締結固定部が設けられている請求項2に記載の車両のペダル後退抑制構造。
  4. 前記ペダルの中間部と当接する前記ニーパネルの前端部は、乗員が着座したシートの幅方向中央側へ向けて湾曲又は傾斜している請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両のペダル後退抑制構造。
  5. 前記ニーパネルは、前記ブラケットを介して前記インパネリインフォースメントに取り付けられたパネル本体と、前記パネル本体の前端部に固定され、前記パネル本体の前端部から車両幅方向に延びる延長部とを有し、前記ペダルの中間部は、前面衝突時に前記延長部と当接する位置に配置されている請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の車両のペダル後退抑制構造。
  6. 前記ペダルは、上端部が車体に固定されたペダルブラケットに回転可能に支持されると共に、前記ニーパネルの前端部には、車両前方斜め下方側へ向けて延出され、先端が前記ペダルブラケットよりも下方側で前記ペダルの中間部と対向した延出部が設けられている請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の車両のペダル後退抑制構造。
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