JP2012074110A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】正常な書込動作が実現できるセグメント書込み手法を用いた半導体装置を提供する。
【解決手段】第1および第2DLドライバ12a,12bは、それぞれ選択された1つのブロックのディジット線に磁化電流を流す。BLドライバ6は、データ信号の論理に応じた方向の書込電流を選択されたセグメント内の全ビット線に流して、選択されたブロックのメモリセルにデータ信号を書込む。セグメントデコーダ14は、外部から1個のセグメントのアドレスが入力されたときに、アドレスに対応する1個のセグメントを選択し、選択したセグメント第1DLドライバ12aへ接続し、外部から2個以上のセグメントのアドレスが入力されたときに、アドレスに対応する2個以上のセグメントを選択し、選択した2個のセグメントをそれぞれ第1DLドライバ12aと第2DLドライバ12bへ接続する。
【選択図】図16

Description

本発明は、半導体装置に関し、特に、半導体基板上に形成され、磁気的にデータ信号を記憶するメモリセルを備えた半導体装置に関する。
不揮発性半導体記憶装置は、電源電圧が遮断されても記憶データを保持することができ、待機状態時において電源電圧を供給する必要がない。このため、低消費電力であることが要求される携帯機器において広く用いられている。
このような不揮発性半導体記憶装置の1つに、磁気抵抗効果を利用してデータを記憶するMRAM(Magnetic Random Access Memory)がある。また、MRAMの1つに、磁気トンネル接合(MTJ:Magnetic Tunnel Junction)を有するトンネル磁気抵抗素子を用いたものがある。
トンネル磁気抵抗素子は、トンネル絶縁膜と、その上下に積層された2つの強磁性体膜とを含む。トンネル磁気抵抗素子の抵抗値は、2つの強磁性体膜の磁気モーメントの向きが同じである場合に最小値になり、それらの向きが反対である場合に最大値になる。トンネル磁気抵抗素子の抵抗値が最小値および最小値である場合をそれぞれデータ信号“0”および“1”に対応付けることにより、データ信号“0”および“1”を記憶することができる。トンネル磁気抵抗素子の2つの強磁性体膜の磁気モーメントの向きは、しきい値レベルを超えるレベルの反対向きの磁界が印加されるまで永久に維持される。
MRAMは、複数行複数列に配置された複数のトンネル磁気抵抗素子と、各行に対応して設けられたディジット線と、各列に対応して設けられたビット線とを備え、選択された行のディジット線に磁化電流を流すとともに、選択された列のビット線に書込データ信号に応じた方向の書込電流を流すことにより、選択されたトンネル磁気抵抗素子にデータ信号を書込む。
図22は、メモリセル(トンネル磁気抵抗措置)とビット線BLとディジット線DLの配置関係を表わす図である。
選択されたディジット線DLと選択されたビット線BLの交点にあるメモリセルが選択セルとなる。選択セルには、選択されたディジット線DLと選択されたビット線BLに電流が流れるため、磁場が集中し、データが書込まれる。
図23は、TRM素子のスイッチング特性を表わす図である。
図23では、データ書込時における磁化電流iDLおよび書込電流iBLの方向と磁界方向との関係を表わしている。
横軸で示される磁界Hxは、ディジット線DLを流れる磁化電流iDLによって生じる磁界H(DL)を示している。一方、縦軸に示される磁界Hyは、ビット線BLを流れる書込電流iBLによって生じる磁界H(BL)を示している。
トンネル磁気抵抗素子TMRに記憶される磁界方向は、磁界H(DL)とH(BL)の和が図中に示されるアステロイド特性線の外側の領域に達する場合においてのみ、新たに書込みが行なわれる。すなわち、アステロイド特性線の内側の領域に相当する磁界が印加された場合においては、トンネル磁気抵抗素子TMRに記憶される磁界方向は更新されない。したがって、トンネル磁気抵抗素子TMRの記憶データを書込動作によって更新するためには、ディジット線DLとビット線BLとの両方に電流を流す必要がある。ここでは、ディジット線DLには一方方向の磁化電流iDLを流し、ビット線BLにはデータ信号の論理(0または1)に応じた方向の書込電流iBLを流すものとする。トンネル磁気抵抗素子TMRに一旦記憶された磁界方向すなわち記憶データは、新たなデータ書込が実行されるまでの間不揮発的に保持される。
ところで、MRAMでは、選択されたトンネル磁気抵抗素子だけでなく、選択された行および列の他のトンネル磁気抵抗素子も磁界によってディスターブされ、データ信号の誤反転が発生する可能性がある。
図23に示すように、選択されたディジット線DL上の非選択メモリセルDDには、DL1軸のディスターブが発生する。また、選択されたビット線BL上の非選択メモリセルDBには、BL1軸のディスターブが発生する。
データ信号の誤反転の可能性(誤反転確率)は、トンネル磁気抵抗素子が受けているディスターブ磁界の大きさに比例して高くなる。データ信号の誤反転確率が高くなるとメモリデバイスとしての使用時の故障率が高くなり、信頼性が低下する。
このような問題に対して、たとえば、特許文献1(特開2003−45173号公報)に記載のMRAMでは、セグメント書込み手法を用いている。セグメント書込み手法では、セグメントに属する複数のメモリセルに同時にデータを書込むため、ディジット線DL上にデータを書込まないメモリセル(非選択セル)が存在しなくなり、DL1軸ディスターブをなくすことができる。
図24は、セグメント書込みをする場合のTRM素子のスイッチング特性を表わす図である。
図24に示すように、セグメント書込によって、書込み領域は拡大されている。さらに、磁化電流iDLのディスターブがなくなるため、磁化電流iDLを多く流すことができ、書込電流iBLを低減できる。これにより消費電流を全体として低減することができる。
特開2003−45173号公報
図24に示すように、TMRの形状、TMRの固定層のゆがみがない場合には、磁化電流DLに対してスイッチング特性は対象となる。
しかしながら、セグメント書込み手法を用いた場合には、TRM素子のスイッチング特性にゆがみがある場合に、正常に書込むことができないという問題がある。
図25は、セグメント書込みをする場合のゆがみのあるTRM素子のスイッチング特性を表わす図である。
図25を参照して、TMRの形状、TMRの固定層にゆがみがある場合には、磁化電流iDLに対してスイッチング特性は対象とならない。図25では、書込み可能領域が右側にずれる場合を示すが、逆に左側にずれる場合もある。このような場合には、磁化電流iDLを多く流すとスイッチングできない領域で動作させることになり、正常に書込み動作ができなくなる。
また、セグメント書込み手法では、I/O数が可変の場合には、次のような問題が生じる。たとえば、セグメント内の列の数が32の場合に、32ビットの書込単位から16ビットに書込み単位を変えると、セグメント内に非選択セルが発生し、DL1軸ディスターブが発生し、正常に書込みができなくなるという問題がある。
それゆえに、本発明の目的は、正常な書込動作が実現できるセグメント書込み手法を用いた半導体装置を提供することである。
本発明の一実施形態の半導体装置は、磁気的にデータ信号を記憶するメモリセルが行列状に配置されたメモリアレイを備える。メモリアレイは、所定数の列ごとに複数のセグメントに分割され、さらに各セグメントは、1行ごとにブロックに分割される。この半導体装置は、ブロックごとに設けられたディジット線と、各列に対応して設けられた複数のビット線と、各々が、選択された1つのブロックのディジット線に磁化電流を流す複数のディジット線ドライバと、データ信号の論理に応じた方向の書込電流を選択されたセグメント内のビット線に流して、選択されたブロックのメモリセルにデータ信号を書込むビット線ドライバと、外部から1個のセグメントのアドレスが入力されたときに、アドレスに対応する1個のセグメントを選択し、選択したセグメントをいずれか1つのディジット線ドライバへ接続し、外部から2個以上のセグメントのアドレスが入力されたときに、アドレスに対応する2個以上のセグメントを選択し、選択した2個のセグメントを互いに異なるディジット線ドライバへ接続するデコーダとを備える。
本発明の一実施形態によれば、セグメント書込み手法を正常に実行することができる。
第1の実施形態の半導体チップの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態のMRAMの構成を示すブロック図である。 ゆがみのないメモリセルへのデータ書込時における、スイッチング特性を表わす図である。 ゆがみのないメモリセルへのデータ書込時における、磁化電流DLおよび書込電流iBLの時間変化を表わす図である。 ゆがみを有するメモリセルへのデータ書込時における、スイッチング特性を表わす図である。 ゆがみを有するメモリセルへのデータ書込時における、磁化電流DLおよび書込電流iBLの時間変化を表わす図である。 第1の実施形態のDLドライバの構成の一例を表わす図である。 第1の実施形態の信号および電流が変化するタイミングを表わす図である。 第2の実施形態のDLドライバの構成を表わす図である。 第3の実施形態の信号および電流が変化するタイミングを表わす図である。 ゆがみを有するメモリセルへのデータ書込時における、スイッチング特性を表わす図である。 ゆがみを有するメモリセルへのデータ書込時における、磁化電流DLおよび書込電流iBLの時間変化を表わす図である。 第4の実施形態のビット線の構造を表わす図である。 従来の磁化電流iDLと書込電流iBLの時間変化の一例を説明するための図である。 第4の実施形態の磁化電流iDLと書込電流iBLの時間変化の例を説明するための図である。 第5の実施形態のMRAMの構成を示すブロック図である。 (a)は、図2のブロックBK00の構造を半導体基板に垂直な方向から見た図である。(b)は、(a)でのトランジスタの拡散領域を説明するための図である。 図2のビット線BL0に接続されるメモリセルMC、およびDL選択ゲートSG00、SG01の構成の半導体基板に垂直な方向の断面図である。 図2のブロックBK00の構造を半導体基板に垂直な方向の第3層メタル層M3と第3層メタル層M3よりも上層の断面図である。 第7の実施形態のブロックBK00のメモリセルMCの構造を表わす図である。 (a)は、図2のブロックBK00の構造を半導体基板に垂直な方向から見た図である。(b)は、(a)でのトランジスタの拡散領域を説明するための図である。 メモリセル(トンネル磁気抵抗措置)とビット線BLとディジット線DLの配置関係を表わす図である。 TRM素子のスイッチング特性を表わす図である。 セグメント書込みをする場合のTRM素子のスイッチング特性を表わす図である。 セグメント書込みをする場合のゆがみのあるTRM素子のスイッチング特性を表わす図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
(半導体チップの構成)
図1は、第1の実施形態の半導体チップの構成を示すブロック図である。
図1において、この半導体チップ81は、半導体基板82と、その表面に形成された演算処理部83およびMRAM84とを備える。
演算処理部83は、所定の演算処理を行なうCPU(Central Processing Unit)、MRAM84を制御するメモリコントローラなどを含む。
MRAM84は、プログラムコードやデータの格納および読出のために使用される。
演算処理部83からMRAM84にアドレス信号などを含む制御信号CNTが与えられ、演算処理部83とMRAM84の間で多ビットのデータ信号D0〜Dn−1の授受が行なわれる。ここで、nは、自然数であり、たとえば、16,32,64,128である。
演算処理部83とMRAM84の間で並列に授受されるデータ信号D0〜Dn−1のビット数が多いほど、半導体チップ81の動作速度が速くなる。したがって、メモリ部と演算処理部を同一チップ上に形成するような半導体チップ1では、データ信号D0〜Dn−1の多ビット化が不可欠である。
(MRAMの構成)
図2は、第1の実施形態のMRAMの構成を示すブロック図である。
図2において、MRAM84は、メモリアレイMAと、制御回路2と、ロウデコーダ8と、センスアンプ4と、BLドライバ6と、DLドライバ12と、セグメントデコーダ14とを備える。
メモリアレイMAは、行列状にメモリセルMCが配置されている。
各行には、読出ワード線RWLと、書込ワード線WWLが配置されている。
メモリアレイMAは、M個のセグメントSEG0、SEG1、・・・からなる。
各セグメントSEGk(k=0〜M−1)には、N列のメモリセルMCを含む。各セグメントSEGkには、N本のビット線BLと、1本のメインディジット線MDLkと、1本のソース線SLkが配置されている。ここでは、M=32として説明する。
各セグメントSEGkは、1個の行からなるK個のブロックBKk0、BKk1、・・・と、セグメント選択ゲートSMkとからなる。
セグメント選択ゲートSMkは、PチャネルMOSトランジスタで構成される。セグメント選択ゲートSMkのゲートには選択信号SSが与えられる。選択信号SSが「L」レベルに活性化されると、セグメント選択ゲートSMkがオンとなり、DLドライバ12と、セグメントSEGk内のメインディジット線MDLkとが接続し、DLドライバ12からの磁化電流iDLがメインディジット線MDLkに供給される。
各ブロックBKks(k=0〜M−1,s=0〜K−1)は、N個のメモリセルMCと、DL選択ゲートSGksとを含む。各ブロックBKksに対応して、ディジット線DLksが配置されている。
DL選択ゲートSGksは、NチャネルMOSトランジスタで構成される。DL選択ゲートSGksのゲートは、書込ワード線WWLsが接続される。書込ワード線WWLsが「H」レベルに活性化されると、DL選択ゲートSGksがオンとなり、ディジット線DLksとソース線SLkとを接続し、ディジット線DLksに磁化電流iDLを流すことができる。
セグメント選択ゲートSMとDL選択ゲートSGによって、書込対象のブロックBKが選択される。
各メモリセルMCは、トンネル磁気抵抗素子TMRおよびアクセストランジスタ(NチャネルMOSトランジスタ)ATRを備える。
トンネル磁気抵抗素子TMRおよびアクセストランジスタATRは、対応のビット線BLと接地電圧VSSのラインとの間に直列接続され、アクセストランジスタATRのゲートは、対応の読出ワード線RWLに接続される。
トンネル磁気抵抗素子TMRは、ディジット線DLとビット線BLとの間に配置されている。トンネル磁気抵抗素子TMRの磁化容易軸はディジット線DLの延在方向に向けられ、その磁化困難軸はビット線BLの延在方向に向けられている。ディジット線DLに磁化電流iDLを流すとともにビット線BLに書込データ信号の論理に応じた方向の書込電流iBLを流すと、トンネル磁気抵抗素子TMRの磁化方向は、書込電流iBLの方向に応じて、磁化容易軸の正方向または負方向に向く。トンネル磁気抵抗素子TMRは、その磁化方向に応じて高抵抗状態または低抵抗状態になる。
データ書込時は、読出ワード線RWLが非選択レベルの「L」レベルにされてアクセストランジスタATRが非導通状態にされる。また、書込ワード線WWLが選択レベルの「H」レベルにされて、DL選択ゲートSGがオン状態となり、ブロック内のディジット線DLに磁化電流iDLが流される。また、ビット線BLにも書込電流iBLが流される。トンネル磁気抵抗素子TMRの磁化方向は、磁化電流iDLおよび書込電流iBLの方向の組合せによって決定される。
データ読出時は、読出ワード線RWLが選択レベルの「H」レベルにされてアクセストランジスタATRが導通し、ビット線BLからトンネル磁気抵抗素子TMRおよびアクセストランジスタATRを介してグランドへ電流Isが流れる。この電流Isの値は、トンネル磁気抵抗素子TMRの抵抗値に応じて変化する。センスアンプ4によって、この電流Isの値が検知されることによって、トンネル磁気抵抗素子TMRの記憶データを読出すことができる。
制御回路2は、MRAM84の全体を制御する。
センスアンプ4は、データ読出時に、ビット線BLに出力されたデータを増幅して外部へ出力する。
セグメントデコーダ14は、外部から与えられるセグメントのアドレスに従って、1つのセグメントを選択する。セグメントデコーダ14は、データ書込時には、選択したセグメントSEGkのセグメント選択ゲートSMkのゲートに与える選択信号SSkを「L」レベルに活性化して、セグメント選択ゲートSMkをオンにして、メインディジット線MDLkとDLドライバ12とを接続する。
DLドライバ12は、セグメント選択ゲートSMkを介して、選択されたセグメントSEGkのメインディジット線MDLへ磁化電流iDLを供給する。この磁化電流iDLは、DL選択ゲートSGksを介して、選択されたブロックBKksのディジット線DLksに供給されて、選択されたブロックBKks内のメモリセルMCを半選択状態にする。
BLドライバ6は、選択されたセグメントSEGk内のN本のビット線BLに接続されるとともに、書込データ信号WD0〜WDn−1を受けて、書込データ信号WD0〜WDn−1の値に対応する書込電流iBL0〜iBLn−1を出力する。書込データ信号WD0〜WDn−1は、演算処理部3から与えられたデータ信号D0〜Dn−1である。ここでは、nは1セグメント内の列の数である32とする。データ信号の論理に応じた方向の書込電流を選択されたセグメントSEGkのN本のビット線BLに流して、半選択状態にされたブロックBLksのメモリセルMCにデータ信号を書込む。
(ゆがみのないメモリセルへの書込み)
図3は、ゆがみのないメモリセルへのデータ書込時における、スイッチング特性を表わす図である。
図4は、ゆがみのないメモリセルへのデータ書込時における、磁化電流DLおよび書込電流iBLの時間変化を表わす図である。
図3および図4を参照し、まず、(1)に示すように、DLドライバ12によって、磁化電流iDLが「0」から最大値MAX_DLまで増加する。次に、(2)に示すように、BLドライバ6によって、書込電流iBLがMAX_BLまで増加する。その後、(3)に示すように、DLドライバ12によって、磁化電流iDLが最大値MAX_DLから「0」まで減少する。最後に、(4)に示すように、BLドライバ6によって、書込電流iBLがMAX_BLから「0」まで減少する。
ここで、磁化電流iDLおよび書込電流iBLがアステロイド曲線の外側にある場合に、メモリセルにデータが書込まれるので、メモリセルにデータが書込まれるのは、磁化電流iDLの大きさが、A(=MAX_DL)からBまでの間である。磁化電流iDLおよび書込電流iBLがアステロイド曲線の外側にある時間が長いほど確実に書込みが行なわれるので、磁化電流iDLの大きさが、AからBまでの間にある時間Δt1が長いほど望ましい。
(ゆがみを有するメモリセルへの書込み)
図5は、ゆがみを有するメモリセルへのデータ書込時における、スイッチング特性を表わす図である。
図6は、ゆがみを有するメモリセルへのデータ書込時における、磁化電流DLおよび書込電流iBLの時間変化を表わす図である。
図5および図6を参照して、磁化電流iDLおよび書込電流iBLがアステロイド曲線の外側にある場合に、メモリセルにデータが書込まれるので、メモリセルにデータが書込まれるのは、磁化電流iDLの大きさが、CからDまでの間である。磁化電流iDLおよび書込電流iBLがアステロイド曲線の外側にある時間が長いほど確実に書込みが行なわれるので、磁化電流iDLの大きさが、CからDまでの間にある時間Δt2が長いほど望ましい。Δt2は、Δt1よりも小さくなる。
本発明の実施形態では、ゆがみを有するメモリセルへのデータ書込みも確実に行なえるようにするために、Δt2が書込みが正常に行なうのに十分な値以上となるように、磁化電流iDLを緩やかに立ち下げる。具体的には、DLドライバ12は、磁化電流iDLの立ち下げ時には立ち上げ時よりも緩やかな速度で減少させる。
(DLドライバ12の構成の具体例)
図7は、第1の実施形態のDLドライバ12の構成の一例を表わす図である。
図7を参照して、このDLドライバ12は、バンドギャップレファレンス回路51と、定電流源52と、引抜電流源53とを備える。
バンドギャップレファレンス回路51は、基準電圧iBIAS_Nを生成する。
定電流源52は、一定量の電流を供給する。定電流源52は、NチャネルMOSトランジスタN1と、PチャネルMOSトランジスタP1,P2とを備える。
VCC電源とグランドGNDとの間に直列にPチャネルMOSトランジスタP1とチャネルMOSトランジスタN1が設けられる。
VCC電源とノードND1の間にPチャネルMOSトランジスタP2が設けられる。
PチャネルMOSトランジスタP1のゲートとPチャネルMOSトランジスタP2のゲートとは、互いに接続されるとともに、NチャネルMOSトランジスタN1のドレインに接続される。
NチャネルMOSトランジスタN1のゲートは、バンドギャップレファレンス回路51から出力される基準電圧iBIAS_Nを受ける。
引抜電流源53は、PチャネルMOSトランジスタP3とNチャネルMOSトランジスタN2とで構成されるインバータIV100と、VCC電源とPチャネルMOSトランジスタP3との間に設けられた抵抗素子Rとを含む。さらに、引抜電流源53は、NチャネルMOSトランジスタN3と、容量素子C1を含む。抵抗素子Rおよび容量素子C1は、RC回路を構成する。容量素子C1は、インバータIV100の出力とグランドGNDとの間に設けられる。NチャネルMOSトランジスタN3は、定電流源52の出力ノードND1から磁化電流iDLが流れる経路と並列に存在し、出力ノードND1とグランドGNDとの間の引抜電流経路RTに設けられ、ゲートがインバータIV100の出力と接続される。
(動作タイミング)
図8は、第1の実施形態の信号および電流が変化するタイミングを表わす図である。
ここでは、第0セグメントのブロックBK00に対して、データを書込む場合について説明する。
図8を参照して、バンドギャップレファレンス回路51は、「H」レベルの基準電圧iBIAS_Nを生成する。
t0の時点で、ロウデコーダ8は、外部から入力されるロウアドレス(第0行目のアドレス)で指定される書込ワード線WWL0を「H」レベルに活性化する。これによって、第0行目に存在するDL選択ゲートSG00がオンとなる。
次に、t1の時点で、セグメントデコーダ14は、選択信号SS0を「L」レベルに設定する。これによって、第0セグメントに存在するセグメント選択ゲートSM0がオンとなる。
セグメント選択ゲートSM0がオンとなり、DL選択ゲートSG00がオンとなると、第0セグメントのブロックBK00に存在するディジット線DL00を流れる磁化電流iDLが「0」から増加する。
次に、t2の時点で、制御回路2は、制御信号DL_Fを「L」レベルに設定する。制御信号DL_Fを「L」レベルになると、t2の時点移行、インバータIV100によってノードF_TMの電位が増加するが、インバータIV100は抵抗素子Rおよび容量素子C1と接続されているため、RC遅延によってノードF_TMの電位の増加は緩やかである。ノードF_TMの電位の緩やかな増加によって、NチャネルMOSトランジスタN3に流れる引き抜き電流ISBが緩やかに増加するため、磁化電流iDLの大きさが緩やかに減少する。
次に、t3の時点で、制御回路2は、選択信号SS0を「H」レベルに設定する。これによって、第0セグメントに存在するセグメント選択ゲートSM0がオフとなり、第0セグメントのブロックBK00に存在するディジット線DL00への電流の供給は停止する。
(まとめ)
以上のように、本実施の形態では、磁化電流iDLをスロープを付けて立ち下げることによって、トンネル磁気抵抗素子TMRのスイッチング特性にあった最適な書込みを実現できる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態のMRAMは、第1の実施形態のMRAMとは異なるDLドライバを備える。
図9は、第2の実施形態のDLドライバの構成を表わす図である。
図9のDLドライバが、図2の第1の実施形態のDLドライバ12と相違する点は、引抜電流源54である。
図9の引抜電流源54は、タイミング発生回路55と、複数のNチャネルMOSトランジスタを備える。
タイミング発生回路55は、互いに異なるタイミングで活性化されるn個のタイミング信号F_TM<0>〜F_TM<n−1>を出力する。タイミング発生回路55は、複数個の直列接続されたインバータを備える。第1段のインバータIVには、第1の実施形態で説明した制御信号DL_Fが入力される。
第1段のインバータIV(1)からタイミング信号F_TM<0>が出力される。第3段のインバータIV(3)からタイミング信号F_TM<1>が出力される。第(2n+1)段のインバータIV(2n+1)からタイミング信号F_TM<n−1>が出力される。
第0経路RT(0)〜第(n−1)経路RT(n−1)のn個の引込電流経路の各々は、定電流源52の出力ノードND1から磁化電流iDLが流れる経路と並列に存在する。各経路RT(0)〜RT(n−1)には、2個のNチャネルMOSトランジスタが直列に接続されて、引込電流ISB0〜ISB(n−1)の大きさを制御する。
たとえば、第0経路RT0には、ノードND1とグランドGNDとの間に存在し、NチャネルMOSトランジスタN4と、NチャネルMOPトランジスタN6とが設けられる。
NチャネルMOSトランジスタN4のゲートには、タイミング発生回路55で生成されたタイミング信号F_TM<0>が入力される。NチャネルMOSトランジスタN6のゲートには、バンドギャップレファレンス回路51で生成された基準電圧iBIAS_Nが入力される。
また、第(n−1)経路RT(n−1)には、ノードND1とグランドGNDとの間に存在し、NチャネルMOSトランジスタN5と、NチャネルMOPトランジスタN7とが設けられる。NチャネルMOSトランジスタN5のゲートには、タイミング発生回路55で生成されたタイミング信号F_TM<n−1>が入力される。NチャネルMOSトランジスタN7のゲートには、バンドギャップレファレンス回路51で生成された基準電圧iBIAS_Nが入力される。
(動作タイミング)
図10は、第3の実施形態の信号および電流が変化するタイミングを表わす図である。
ここでは、第0セグメントのブロックBK00に対して、データを書込む場合について説明する。
図10を参照して、バンドギャップレファレンス回路51は、「H」レベルの基準電圧iBIAS_Nが生成される。
t0の時点で、ロウデコーダ8は、外部から入力されるロウアドレス(第0行目のアドレス)で指定される書込ワード線WWL0を「H」レベルに活性化する。これによって、第0行目に存在するDL選択ゲートSG00がオンとなる。
次に、t1の時点で、セグメントデコーダ14は、選択信号SS0を「L」レベルに設定する。これによって、第0セグメントに存在するセグメント選択ゲートSM0がオンとなる。
セグメント選択ゲートSM0がオンとなり、DL選択ゲートSG00がオンとなると、第0セグメントのブロックBK00に存在するディジット線DL00を流れる磁化電流iDLが「0」から増加する。
次に、t2の時点で、制御回路2は、制御信号DL_Fを「L」レベルに設定する。制御信号DL_Fを「L」レベルになると、t2の時点移行、所定の時間間隔(2個のインバータによる遅延時間)で制御信号F_TM<k>(k=0〜n−1)が1つずつ順番に「H」レベルに立ち上がる。制御信号F_TM<k>が「H」レベルに立ち上がると、第k経路RT(k)に電流ISB(k)が流れる。したがって、t2の時点以降、磁化電流iDLの大きさがステップ状に緩やかに減少する。
次に、t3の時点で、制御回路2は、選択信号SS0を「H」レベルに設定する。これによって、第0セグメントに存在するセグメント選択ゲートSM0がオフとなり、第0セグメントのブロックBK00に存在するディジット線DL00への電流の供給は停止する。
なお、基準電圧iBIAS_Nの値を調整することによって、1ステップでの磁化電流iDLの減少量をチューニングすることもできる。
(まとめ)
以上のように、本実施の形態によれば、第1の実施形態と同様に、本実施の形態では、磁化電流iDLをステップ状にスロープを付けて立ち下げることによって、トンネル磁気抵抗素子TMRのスイッチング特性にあった最適な書込みを実現できる。
[第3の実施形態]
第1および第2の実施形態では、記憶したデータと同じデータを書込むときに、磁化電流iDLを立ち上げると反転動作が起こり、その後、書込電流iBLを立ち上げると、再度反転動作が起こり書込みデータと同じ状態になる。このような反転を繰り返すことによって、磁化の向きが不安定な状態(中間状態)になり、大きなエネルギーを加えなければ、データ書込みができない。
そこで、第3の実施形態では、書込電流iBLを立ち上げるタイミングを磁化電流iDLを立ち上げるタイミングよりも早くする。
図11は、ゆがみを有するメモリセルへのデータ書込時における、スイッチング特性を表わす図である。
図12は、ゆがみを有するメモリセルへのデータ書込時における、磁化電流DLおよび書込電流iBLの時間変化を表わす図である。
図11および図12を参照して、まず、(1)に示すように、BLドライバ6によって、書込電流iBLがMAX_BLまで増加する。次に、(2)に示すように、DLドライバ12によって、磁化電流iDLが「0」から最大値MAX_DLまで増加する。その後、(3)に示すように、DLドライバ12によって、磁化電流DLが最大値MAX_DLから「0」まで減少する。最後に、(4)に示すように、BLドライバ6によって、書込電流iBLがMAX_BLから「0」まで減少する。このように変化させることにより、磁化電流iDLおよび書込電流iBLの立ち上げ経路と立ち下げ経路が同じになる。
(まとめ)
以上のように、本実施の形態によれば、記憶したデータと同じデータを書込むとき、記憶したデータの反転動作が繰り返されるのを防止することができる。
[第4の実施形態]
第4の実施形態は、第1〜第3の実施形態とビット線の構造が相違する。第4の実施形態では、磁束をメモリセルに集中させるために、グラッド配線構造のビット線を用いる。
図13は、第4の実施形態のビット線の構造を表わす図である。
図13に示すように、ビット線BLは、紙面に垂直な方向に伸びている。導体92の周囲のうち、トンネル磁気抵抗素子TMRの存在する方向を除いた3面が軟磁性薄膜91で覆われる。このようなグラッド配線構造を有するビット線BLを用いた場合に、インダクタ成分が大きくなり、書込電流iBLの立ち上げ時と立ち下げ時に逆電流が発生するという問題となる。
図14は、従来の磁化電流iDLと書込電流iBLの時間変化の一例を説明するための図である。
この例では、PK1およびPK2に示すように、書込電流iBLの立ち上げ時と立ち下げ時に逆電流が発生する。
図15は、第4の実施形態の磁化電流iDLと書込電流iBLの時間変化の例を説明するための図である。
この例では、L1に示すように書込電流iBLを緩やかに立ち上げ、かつL2に示すように、緩やかに立ち下げている。これによって、インダクタ成分によって生じる逆電流成分の発生を緩和または防止することができる。
具体的には、本発明の実施形態では、BLドライバ6は、DLドライバ12によって磁化電流iDLが立ち上がるときの速度よりも緩やかな速度で書込電流iBLを立ち上げ、かつ立ち下げる。
(まとめ)
以上のように、本実施の形態によれば、グラッド配線構造のビット線を有しているが、書込電流iBLを緩やかに立ち上げ、緩やかに立ち下げることによって、インダクタ成分によって生じる逆電流成分の発生を緩和または防止することができる。
[第5の実施形態]
本発明の実施形態では、1個のセグメントへの書込みと、2個のセグメントへの書込みのいずれかをユーザが選択可能とする。
図16は、第5の実施形態のMRAMの構成を示すブロック図である。
第5の実施形態では、第1DLドライバ12aと、第2DLドライバ12bとを備える。
第1DLドライバ12aおよび第2DLドライバ12bは、第1の実施形態または第2の実施形態で説明したDLドライバと同じである。
ユーザが32ビット書込みを指定する場合には、セグメントデコーダ14には、1個のセグメントのアドレスが与えられる。セグメントデコーダ14は、外部から与えられた1つのセグメントのアドレスに従って、1つのセグメントを選択する。セグメントデコーダ14は、データ書込時には、選択したセグメントSEGkのセグメント選択ゲートSMkのゲートに与える選択信号SSkを「L」レベルに活性化して、セグメント選択ゲートSMkをオンにして、メインディジット線MDLkと第1DLドライバ12aとを接続する。第1DLドライバ12aは、メインディジット線MDLkを介して、選択されたブロックのディジット線DLksに磁化電流iDL1を供給する。
ユーザが64ビット書込みを指定する場合には、セグメントデコーダ14には、2個のセグメントのアドレスが与えられる。セグメントデコーダ14は、外部から与えられた2個のセグメントのアドレスに従って、2個のセグメントを選択する。セグメントデコーダ14は、データ書込時には、選択したセグメントSEGk、SEGjのセグメント選択ゲートSMk、SMjのゲートに与える選択信号SSk、SSjを「L」レベルに活性化して、セグメント選択ゲートSMk、SMjをオンにして、メインディジット線MDLkと第1DLドライバ12aとを接続するとともに、メインディジット線MDLjと第2DLドライバ12bとを接続する。第1DLドライバ12aは、メインディジット線MDLkを介して、選択されたブロックのディジット線DLksに磁化電流iDL1を供給する。第2DLドライバ12bは、メインディジット線MDLjを介して、選択されたブロックのディジット線DLjsに磁化電流iDL2を供給する。
(まとめ)
以上のように、本実施の形態によれば、セグメント内の列数を最小にし、書込みビット数が増えた場合は、選択するセグメント数を増加させることによって、1軸ディスターブを受けることなく、I/O数を可変にすることができる。
[第5の実施形態の変形例]
この変形例では、ディスターブをより避けるために、ユーザが64ビット書込みを指定する場合には、セグメントデコーダ14には、2個の互いに離れたセグメントのアドレスが与えられる。たとえば、第0〜第(M−1)のM個のセグメントがこの順序で連続して並んでいる場合には、第kセグメントと、第(k+M/2)が与えられるものとしてもよい。
セグメントデコーダ14は、外部から与えられた2個の互いに離れたセグメントのアドレスに従って、2個の互いに離れたセグメントを選択する。セグメントデコーダ14は、データ書込時には、選択したセグメントSEGk、SEGjのセグメント選択ゲートSMk、SMjのゲートに与える選択信号SSk、SSjを「L」レベルに活性化して、セグメント選択ゲートSMk、SMjをオンにして、メインディジット線MDLkと第1DLドライバ12aとを接続するとともに、メインディジット線MDLjと第2DLドライバ12bとを接続する。第1DLドライバ12aは、メインディジット線MDLkを介して、選択されたブロックのディジット線DLksに磁化電流iDL1を供給する。第1DLドライバ12aは、メインディジット線MDLjを介して、選択されたブロックのディジット線DLjsに磁化電流iDL2を供給する。
(まとめ)
本変形例によれば、選択するセグメントを分散させることによって、書込み電流が集中して、電圧ドロップ等が発生を防止または緩和でき、より確実な書込み動作が実現できる。
[第6の実施形態]
図17(a)は、図2のブロックBK00の構造を半導体基板に垂直な方向から見た図である。図17(b)は、図17(a)でのトランジスタの拡散領域を説明するための図である。
図18は、図2のビット線BL0に接続されるメモリセルMC、およびDL選択ゲートSG00、SG01の構成の半導体基板に垂直な方向の断面図である。
図19は、図2のブロックBK00の構造を半導体基板に垂直な方向の第3層メタル層M3と第3層メタル層M3よりも上層の断面図である。
図18に示すように、半導体基板のP型ウェルPWの表面にゲート電極G1、G2が所定のピッチで形成される。
ゲート電極G1は、アクセストランジスタATRのゲート電極である。ゲート電極G1には、読出ワード線RWL0が接続される。ゲート電極G1の両側にN型不純物が拡散されてアクセストランジスタATRのソースSおよびドレインD1が形成される。
ゲート電極G2は、DL選択ゲートSG00またはSG01のゲート電極である。ゲート電極G2の両側にN型不純物が拡散されてDL選択ゲートSG00またはSG01のソースSおよびドレインD2が形成される。アクセストランジスタATRのソースSとDL選択ゲートSG00またはSG01のソースSとは互いに共有される。このようなソースを共有することによって、レイアウト面積を小さくすることができる。
図17(a)に示すように、DL選択ゲートSG00のゲートは、書込ワード線WWL0が接続される。また、図17(a)に示すように、アクセストランジスタATRのゲートは、読出ワード線RWL0に接続される。
図17(a)および図18に示されるように、第3層メタル層M3で形成されるメインディジット線MDL0は、スルーホールTHおよび金属配線L1を介して第2層メタル層M2で形成されるディジット線DL00およびディジット線DL01に接続される。ディジット線DL00、DL01は、第3層メタル層M3で形成された接続電極EL5と接続される。接続電極EL5は、スルーホールTHを介して第2層メタル層M2で形成される接続電極EL6と接続される。接続電極EL5は、スルーホールTHを介して第1層メタル層M1で形成される接続電極EL7と接続される。接続電極EL7は、コンタクトホールCHを介してDL選択ゲートSG00、SG01のドレインD2に接続される。
アクセストランジスタATRおよびDL選択ゲートSG00またはSG00のソースS上にコンタクトホールCHを介して第1層メタル層M1で形成されたソース電極ESLが配置される。図17(a)に示すように、ソース電極ESLは、ソース線SL0またはソース線SL1が接続される。ソース電極ESLは、グランドへ接続される。
アクセストランジスタATRのドレインD1上にコンタクトホールCHを介して、第1層メタル層M1で形成されるドレイン電極EL4が配置される。ドレイン電極EL4上にスルーホールTHを介して第2層メタル層M2で形成される接続電極EL3が形成される。さらに、接続電極EL3上にスルーホールTHを介して第3層メタル層M3で形成される接続電極EL2が形成される。さらに、接続電極EL2上にスルーホールTHを介して第4層メタル層M4で形成される接続電極EL1が形成される。さらに、接続電極EL1上にスルーホールTHを介して接続電極EL0が形成される。電極EL0は、ディジット線DL00またはDL01の上方まで延在している。電極EL0の上面のうちのディジット線DL00の上方の領域にトンネル磁気抵抗素子TMRが形成される。トンネル磁気抵抗素子TMRの表面に第5層メタル層M5によってビット線BLが形成される。
図17(b)に示されるように、DL選択ゲートSG00およびアクセストランジスタATRを構成する拡散領域DFLは、櫛状に形成されている。このような櫛状の拡散領域DFLによって、DL選択ゲートSG00の幅Wが大きくなり、多量の磁化電流iDLを流すことができる。
[第7の実施形態]
図20は、第7の実施形態のブロックBK00のメモリセルMCの構造を表わす図である。他のブロックのメモリセルもこれと同様である。
第7の実施形態では、メモリセルMCごとに、ディジット線DL00とソース(グランド)とを接続するためのDL選択ゲートDGを有する。
図21(a)は、図2のブロックBK00の構造を半導体基板に垂直な方向から見た図である。図21(b)は、図21(a)でのトランジスタの拡散領域を説明するための図である。
図21(b)に示されるように、DL選択ゲートDGとアクセストランジスタATRを構成する拡散領域DFL1,DFL2、DFL3、DFL4がメモリセルごとに分離して存在する。MRAM内に、このような各拡散領域が一定の間隔で連続して存在し、メモリセルのパターンが均一化するので、製造工程でのパターンの露光が容易になるという利点を有する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 制御回路、4 センスアンプ、6 BLドライバ、8 ロウデコーダ、12,12a,12b DLドライバ、14 セグメントデコーダ、51 バンドギャップレファレンス回路、52 定電流源、53,54 引抜電流源、55 タイミング発生回路、81 半導体チップ、82 半導体基板、83 演算処理部、84 MRAM、91 軟磁性薄膜、92 導体、DFL,DFL1,DFL2,DFL3,DFL4 拡散領域、TMR トンネル磁気抵抗素子、BL0,BL1,BL32,BL33 ビット線、CH コンタクトホール、TH スルーホール、EL0〜EL7,ESL 電極、DG DL選択ゲート、DB,DD 非選択メモリセル、P1〜P3 PチャネルMOSトランジスタ、N1〜N3 NチャネルMOSトランジスタ、IV100,IV(1)〜IV(2n+1) インバータ、R 抵抗素子、C1 容量素子、SEG0,SEG1 セグメント、SM0,SM1 セグメント選択ゲート、BK00,BK01,BK10,BK11 ブロック、SG00,SG01,SG10,SG11 DL選択ゲート、DL00,DL01,DL10,DL11 ディジット線、MDL0,MDL1 メインディジット線、SL0,SL1 ソース線、MC メモリセル、ATR アクセストランジスタ。

Claims (10)

  1. 半導体装置であって、
    磁気的にデータ信号を記憶するメモリセルが行列状に配置されたメモリアレイを備え、前記メモリアレイは、所定数の列ごとに複数のセグメントに分割され、さらに各セグメントは、1行ごとにブロックに分割され、前記半導体装置は、
    ブロックごとに設けられたディジット線と、
    各列に対応して設けられた複数のビット線と、
    各々が、選択された1つのブロックのディジット線に磁化電流を流す複数のディジット線ドライバと、
    データ信号の論理に応じた方向の書込電流を選択されたセグメント内のビット線に流して、前記選択されたブロックのメモリセルに前記データ信号を書込むビット線ドライバと、
    外部から1個のセグメントのアドレスが入力されたときに、前記アドレスに対応する1個のセグメントを選択し、前記選択したセグメントをいずれか1つのディジット線ドライバへ接続し、外部から2個以上のセグメントのアドレスが入力されたときに、前記アドレスに対応する2個以上のセグメントを選択し、前記選択した2個のセグメントを互いに異なるディジット線ドライバへ接続するデコーダとを備えた、半導体装置。
  2. 前記デコーダは、外部から2個以上の隣接しないセグメントのアドレスが入力され、前記アドレスに対応する2個以上の隣接しないセグメントを選択し、前記選択した複数のセグメントを互いに異なるディジット線ドライバへ接続する、請求項1記載の半導体装置。
  3. 半導体装置であって、
    磁気的にデータ信号を記憶するメモリセルが行列状に配置されたメモリアレイを備え、前記メモリアレイは、所定数の列ごとに複数のセグメントに分割され、さらに各セグメントは、1行ごとにブロックに分割され、前記半導体装置は、
    ブロックごとに設けられたディジット線と、
    各列に対応して設けられた複数のビット線と、
    選択されたブロックのディジット線に磁化電流を流すディジット線ドライバと、
    データ信号の論理に応じた方向の書込電流を選択されたセグメントのビット線に流して、前記選択されたブロックのメモリセルに前記データ信号を書込むビット線ドライバとを備え、
    前記ディジット線ドライバは、前記磁化電流の立下げ時には立上げ時よりも緩やかな速度で減少させる、半導体装置。
  4. 前記ディジット線ドライバは、
    一定量の電流を出力する定電流源と、
    前記定電流源の出力ノードから前記磁化電流が流れる経路と並列に存在し、前記定電流源の出力ノードとグランドとの間の経路に設けられたトランジスタと、
    前記トランジスタのゲートの電位を緩やかに減少させるためのRC回路とを含む、請求項3記載の半導体装置。
  5. 前記ディジット線ドライバは、
    一定量の電流を出力する定電流源と、
    各々が、前記定電流源の出力ノードから前記磁化電流が流れる経路と並列に存在し、前記定電流源の出力ノードとグランドとの間の経路に設けられた所定数のトランジスタと、
    互いに異なるタイミングで活性化される前記所定数のタイミング信号を出力するタイミング信号発生回路とを含み、
    各トランジスタのゲートは、対応するタイミング信号を受ける、請求項3記載の半導体装置。
  6. 半導体装置であって、
    磁気的にデータ信号を記憶するメモリセルが行列状に配置されたメモリアレイを備え、前記メモリアレイは、所定数の列ごとに複数のセグメントに分割され、さらに各セグメントは、1行ごとにブロックに分割され、前記半導体装置は、
    ブロックごとに設けられたディジット線と、
    各列に対応して設けられた複数のビット線と、
    選択されたブロックのディジット線に磁化電流を流すディジット線ドライバと、
    データ信号の論理に応じた方向の書込電流を選択されたセグメントのビット線に流して、前記選択されたブロックのメモリセルに前記データ信号を書込むビット線ドライバとを備え、
    前記ビット線ドライバが前記書込電流を立上げ、
    その後、前記ディジット線ドライバが前記磁化電流を立上げ、
    その後、前記ディジット線ドライバが前記磁化電流を立下げ、
    その後、前記ビット線ドライバが前記書込電流を立下げる、半導体装置。
  7. 半導体装置であって、
    磁気的にデータ信号を記憶するメモリセルが行列状に配置されたメモリアレイを備え、前記メモリアレイは、所定数の列ごとに複数のセグメントに分割され、さらに各セグメントは、1行ごとにブロックに分割され、前記半導体装置は、
    ブロックごとに設けられたディジット線と、
    各列に対応して設けられた複数のビット線と、
    選択されたブロックのディジット線に磁化電流を流すディジット線ドライバと、
    データ信号の論理に応じた方向の書込電流を選択されたセグメントのビット線に流して、前記選択されたブロックのメモリセルに前記データ信号を書込むビット線ドライバとを備え、
    前記ビット線は、クラッド配線構造で形成され、
    前記ビット線ドライバは、前記磁化電流が立ち上がるときの速度よりも緩やかな速度で前記書込電流を立上げおよび立下げる、半導体装置。
  8. 前記メモリセルは、トンネル磁気抵抗素子と、
    読出し時に前記トンネル磁気抵抗素子からの電流をソースへ流すアクセスゲートとを含み、
    前記ブロックは、ブロック内のディジット線とソースとを接続する選択ゲートとを含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載の半導体装置。
  9. 前記メモリセルは、トンネル磁気抵抗素子と、
    読出し時に前記トンネル磁気抵抗素子からの電流をソースへ流すアクセスゲートと、
    前記メモリセル内のディジット線とソースとを接続する選択ゲートを含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載の半導体装置。
  10. 前記選択ゲートのソースと、前記アクセスゲートのソースとが共有化される、請求項8または9記載の半導体装置。
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