JP2012065767A - 内視鏡の吸引ボタン - Google Patents

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Abstract

【課題】プランジャとシリンダの管路内壁との摺動抵抗を抑える。
【解決手段】シリンダユニット24の弁ガイド部材30に、吸引通路17に通じる太径の第1管路40と、細径の第2管路41と、両管路40,41を接続する錐形管路42とを設ける。錐形管路42の内壁に、負圧源通路21に通じる負圧源連通口45を設ける。弁ガイド部材30内に負圧源連通口45を開閉するプランジャ25を収容する。プランジャ25の軸先端部52aと、弁ガイド部材30の先端とを弾性材料からなるキャップ26により連結する。プランジャ25とキャップ26との間の回転規制を行う。弁ガイド部材30とキャップ26との間の回転規制を行う。これにより、キャップ26を介して間接的にプランジャ25と弁ガイド部材30との間の回転規制を行うことができるので、両者にそれぞれ摺動抵抗の発生要因となる回転止めを設ける必要がなくなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、内視鏡挿入部の先端に開口した吸引口からの体液等の吸引を制御する内視鏡の吸引ボタンに関する。
一般に内視鏡の挿入部内には、その先端面の吸引口に通じる吸引通路が設けられている。この吸引通路は操作部に装着された吸引ボタンに接続している。このような吸引通路としては、鉗子等の処置具の挿通や洗浄水などの噴射に使用される鉗子チャネルがよく利用されており、この鉗子チャネルの途中から分岐した吸引通路が吸引ボタンに接続している。
吸引ボタンには、吸引通路の他に、吸引ポンプ等の負圧源に通じる負圧源通路が接続している。この吸引ボタンは、術者の押圧操作により吸引通路と負圧源通路とを連通して吸引口から吸引を行わせ、この押圧操作が解除されたときに吸引通路と負圧源通路との連通を遮断して吸引口からの吸引を停止させる(例えば、特許文献1参照)。
このような吸引ボタン108には、図14(A),(B)に示すように、内視鏡の操作部に設けられ、先端が操作部外で開口し後端が吸引通路109に接続したシリンダ110と、シリンダ110の管路111に移動自在に収容され、シリンダ開口113から突出した軸先端部114を有するプランジャ115と、プランジャ115の先端とシリンダ110の先端とを連結し、軸先端部114を図中上方向に付勢するキャップ116とで構成されているものが良く知られている。
管路111の途中には、負圧源通路117に連通する負圧源連通口118が開口している。また、プランジャ115には、その外周面に開口した側面開口119と、その底面に開口した底面開口120とを連通する内部管路121が形成されている
上記構成の吸引ボタン108は、図14(A)に示すように軸先端部114が押圧操作されていない非押圧操作状態時には、負圧源連通口118に対してプランジャ115の側面開口119の位置が上方にずれることでプランジャ115の外周面により負圧源連通口118を塞ぎ、吸引通路109と負圧源通路117との連通を遮断している。
逆に、吸引ボタン108は、図14(B)に示すように押圧操作により軸先端部114が所定量だけシリンダ開口113内に押し込まれる押圧操作状態時には、負圧源連通口118の前方に側面開口119が位置するため、内部管路121を介して吸引通路109と負圧源通路117とが連通する。これにより、吸引通路109から管路111内に流入した体液や固形物等の吸引物は内部管路121を通って側面開口119から負圧源連通口118に流入して、この負圧源通路117を通って内視鏡外に排出される。
上述の押圧操作状態時に、プランジャ115がその中心軸周りに回転して側面開口119が負圧源連通口118に対向していないと、側面開口119と負圧源連通口118との間で吸引物が流通可能な通路が狭くなるので、この通路を大きい固形の吸引物が通過できないおそれがある。そこで、特許文献2及び3の吸引ボタンでは、プランジャの外周に回転止め用の突起を設けるとともに、管路の内壁に、プランジャ軸方向に長く延びかつ回転止め用突起がスライド移動自在に係合する係合溝を形成している。これにより、側面開口が負圧源連通口に常に対向するようにシリンダとプランジャとの間の回転を規制することができるので、吸引ボタンの吸引能力(ここでは装置内の通過可能な吸引物の大きさを示す)を最大限高めることができる。
特開2007−252589号公報 特開2009−045126号公報 特開2007−190054号公報
特許文献2及び3の吸引ボタンでは、プランジャの外周に設けた回転止め用突起を管路の内壁の係合溝に係合させているため、プランジャが管路内で移動するときに回転止め用突起が係合溝の内壁と摺動して摺動抵抗が発生する。その結果、この摺動抵抗により、例えばプランジャの押圧操作が解除されたときにキャップの付勢力だけではプランジャが元の位置に戻らないといった、プランジャの作動不良が発生するおそれがある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、プランジャの側面開口が負圧源連通口に略対向した状態を維持しつつ、プランジャと管路内壁との摺動抵抗の発生を抑えることができる内視鏡の吸引ボタンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、内視鏡の操作部に設けられるとともに、内視鏡挿入部の先端に開口した吸引口に通じる吸引通路と、負圧源に接続した負圧源通路とが接続されており、前記負圧源通路と前記吸引通路との連通/遮断を切り替える内視鏡の吸引ボタンにおいて、前記操作部に設けられたシリンダであって、その一端がシリンダ開口で開放され他端が前記吸引通路に接続されているとともに、シリンダ管路の一部に含まれ、シリンダ他端側からシリンダ一端側に向かうに従い次第に径が狭くなる錐形管路と、前記シリンダ管路内における前記錐形管路から前記シリンダ一端までの間で開口し、前記負圧源通路に連通する負圧源連通口とを有するシリンダと、前記シリンダ管路に移動自在に収容され、前記シリンダ開口から突出した軸先端部を有する本体軸部と、前記本体軸部の軸後端部に設けられ、前記錐形管路の内壁に沿う略錐形状の弁部とを備えるプランジャであって、前記軸先端部が押圧操作されていないときには、前記弁部が前記錐形管路の内壁に当接して前記負圧源通路と前記吸引通路とを遮断する遮断状態になり、押圧操作により前記軸先端部が前記シリンダ開口内に所定量押し込まれたときには、前記弁部と前記錐形管路の内壁との当接が解除されて前記負圧源通路と前記吸引通路とを連通する連通状態になるプランジャと、前記プランジャに形成され、前記プランジャが前記連通状態のときに、前記吸引通路から前記シリンダ管路内に流入した吸引物を前記負圧源連通口へ導く吸引物通路であり、当該連通状態時において、前記負圧源連通口よりも前記シリンダ他端側に位置する通路入口と、前記本体軸部における前記負圧源連通口に対向する部分の外周面に開口した通路出口とを有する吸引物通路と、前記軸先端部と前記シリンダ一端とにそれぞれ連結され、前記軸先端部の外周を囲むキャップと、前記プランジャと前記キャップとの間の回転を規制する第1回転規制手段と、前記第1回転規制手段により回転規制されている前記プランジャの前記通路出口が前記負圧源連通口に略対向するように、前記シリンダと前記キャップとの間の回転を規制する第2回転規制手段と、を備えることを特徴とする。
前記第1回転規制手段は、前記本体軸部の前記キャップとの連結部分に設けられた第1回転止めと、前記キャップの前記本体軸部との連結部分に設けられ、前記第1回転止めに係合する第2回転止めとを有することが好ましい。また、前記第2回転規制手段は、前記シリンダ一端の前記キャップとの連結部分に設けられた第3回転止めと、前記キャップの前記シリンダ一端との連結部分に設けられ、前記第3回転止めに係合する第4回転止めとを有することが好ましい。
前記負圧源連通口は前記錐形管路内で開口し、前記シリンダ管路は、前記吸引通路に通じている第1管路と、前記錐形管路を介して後端が前記第1管路と接続されるとともに、前記本体軸部がその軸方向に移動自在に取り付けられた第2管路であって、前記第1管路よりも細径でかつ先端が前記シリンダ開口で開放されている第2管路とを含んでおり、前記通路入口が前記弁部の前記シリンダ他端に対向する底面に開口しており、前記吸引物通路が前記プランジャの内部に形成されていることが好ましい。
前記弁部の最大外径は、前記第1管路の内径よりも小さいことが好ましい。また、前記弁部内での前記吸引物通路の径は、前記通路入口に近づくのに従って次第に増加することが好ましい。
前記負圧源連通口は、前記シリンダ管路内でかつ前記錐形管路よりも前記シリンダ一端側に位置する部分で開口し、前記シリンダ管路は略直管形状を有するとともに、前記錐形管路は前記シリンダ管路の前記シリンダ他端側の端部に設けられており、前記吸引物通路は、前記本体軸部の外周面にその軸方向に長く延びるように形成されていることが好ましい。
前記キャップは、弾性材料で形成されており、前記プランジャを前記遮断状態で維持することが好ましい。また、前記所定量は、前記軸先端部が前記シリンダ開口内に押し込まれたときに前記キャップの前記本体軸部との連結部分が前記シリンダに当接してさらなる押し込みが規制されるまでの押し込み量であることが好ましい。また、前記負圧源は吸引ポンプであることが好ましい。
本発明の内視鏡の吸引ボタンは、プランジャとシリンダとの間の回転規制を、キャップを介して間接的に行うようにしたので、プランジャとシリンダの管路内壁とに回転止めを設ける必要がなくなる。これにより、プランジャがシリンダの管路内で移動したときに、両者の間で回転止めに起因する摺動抵抗の発生が抑えられる。その結果、プランジャの押圧操作を解除したときに、プランジャが元の状態(負圧源通路と吸引通路との連通を遮断する遮断状態)に戻らないといった作動不良が発生することが防止される。
内視鏡の吸引機構の概略図である。 押圧解除時における、第1実施形態の吸引ボタンの断面図である。 押圧操作時における、第1実施形態の吸引ボタンの断面図である。 (A)は弁ガイド部材の断面図、(B)は弁ガイド部材の斜視図である。 (A)、(B)ともにプランジャの斜視図である。 錐形弁部の断面を拡大した拡大図である。 キャップの断面図である。 (A)は錐形弁部により負圧源連通口を塞いだ状態、(B)は負圧源連通口が開放された状態を説明するための説明図である。 (A)は非押圧操作時における、第2実施形態の吸引ボタンの断面図であり、(B)は(A)中の点線エリアの拡大図である。 押圧操作時における、第2実施形態の吸引ボタンの断面図である。 第2実施形態の弁ガイド部材の斜視図である。 (A)、(B)ともに、第2実施形態のプランジャの斜視図である。 (A)は第2実施形態のキャップを上面側から見た斜視図、(B)は同キャップを底面側から見た斜視図である。 従来の吸引ボタンの断面図であり、(A)は非押圧操作時の状態、(B)は押圧操作時の状態を示している。
[第1実施形態]
図1に示すように、内視鏡10は、例えば気管に挿入する気管支鏡であり、気管内に挿入される挿入部11と、挿入部11の後端部分に連設された操作部12と、図示しないプロセッサ装置や光源装置などに接続されるユニバーサルコード13とを備えている。
挿入部11には、鉗子等の処置具を挿入するための鉗子チャネル14が設けられている。この鉗子チャネル14の一端は、挿入部11の先端面に設けられた吸引/鉗子口(以下、単に吸引口という)15に接続し、他端は操作部12に設けられた鉗子入口16に接続している。この鉗子入口16は、処置具を挿入するとき以外は鉗子栓(図示せず)により閉塞されている。なお、鉗子入口16にシリンジ(図示せず)を接続し、このシリンジから生理食塩水等の洗浄水を注入した場合には、この洗浄水は鉗子チャネル14を通って吸引口15から噴出する。
また、挿入部の先端には、吸引口15の他に、観察窓や照明窓(図示せず)が設けられている。観察窓の奥には固体撮像素子(図示せず)などが取り付けられている。照明窓の奥には光ファイバケーブル(図示せず)が配置されている。固体撮像素子の信号線や光ファイバケーブルは、挿入部11やユニーバルコード13などを経て、上述のプロセッサ装置、光源装置にそれぞれ接続される。
鉗子チャネル14は、吸引口15から血液等の体液や体内汚物等の固形物などを吸引するための経路として用いられる。操作部12内には、鉗子チャネル14から分岐した吸引通路17が設けられている。この吸引通路17は、操作部12に設けられた吸引ボタン18に接続している。
吸引ボタン18は、吸引通路17の他に操作部12外において、吸引ポンプ(負圧源)20に通じる負圧源通路21に接続している。吸引ボタン18は、押圧操作またはその押圧操作の解除により、吸引通路17と負圧源通路21との連通/遮断を切り替える。吸引ポンプ20は、内視鏡検査中は吸引を常時行う。
押圧解除時の状態を示す図2、及び押圧操作時の状態を示す図3において、吸引ボタン18は、大別して操作部12に固定されたシリンダユニット24と、このシリンダユニット24内に収容されたプランジャ25と、シリンダユニット24及びプランジャ25を連結するキャップ26とで構成される。
シリンダユニット24は、操作部12の筐体28に固定された略管状の弁ケーシング29と、この弁ケーシング29に連結された略管状の弁ガイド部材30とで構成される。なお、以下の説明では、図中上方側を先端側、図中下方側を後端側という。
弁ケーシング29は、その先端部が筐体28の外側に突出し、その後端部が筐体28の内側に突出した状態で筐体28に固定されている。弁ケーシング29内には、その軸方向に長く延びた管路31が形成されている。弁ケーシング29の後端部には、吸引通路17に接続する吸引接続口32が設けられており、この吸引接続口32を介して管路31と吸引通路17とが連通する。また、管路31の先端側の開口には弁ガイド部材30が連結される。
弁ガイド部材30は、その後端部に設けられた略筒状の挿嵌部34が弁ケーシング29の先端側の開口に嵌合して連結されており、管路31と同心の管路を有している。弁ガイド部材30の先端部には、プランジャ25の軸先端部を突出させるためのシリンダ開口35(図4参照)が開口している。
シリンダ先端の端面(以下、シリンダ端面という、図4参照)30a上には、キャップ26と連結する円筒部37が設けられている。円筒部37の先端面(以下、筒先端面という、図4参照)37aには上述のシリンダ開口35が開口している。円筒部37の先端の外周面にはフランジ38が形成されている。フランジ38には、その一部を平面状に切り欠かくことにより、キャップ26との回転止めに用いられる第1キャップ回転止め面(図4(B)参照、第3回転止め)38aが形成されている。また、フランジ38の底面と、円筒部37の外周面と、シリンダ端面30aとにより、キャップ26が連結する略環状のシリンダ用キャップ取付溝39(図4(A)参照)が形成されている。
図4(A)に示すように、弁ガイド部材30内には、管路31等を介して吸引通路17に接続し、管路31に対して平行に長く延びた第1管路40と、第1管路40の先端側で第1管路40と同軸に延び、かつ先端が上述のシリンダ開口35として解放されるとともに、第1管路40よりも細径の第2管路41と、第2管路41の後端と第1管路40の先端を接続する略錐形状の錐形管路42とが設けられている。
図4(B)に示すように、弁ガイド部材30における錐形管路42の側方に位置する部分には、負圧源通路21に接続する接続パイプ44が設けられている。この接続パイプ44は、各管路40〜42に対して略直交する方向に長く延びており、負圧源通路21の一部を構成している。錐形管路42の内壁には、接続パイプ44に通じる負圧源連通口45が開口している。
また、弁ガイド部材30には、その先端面におけるキャップ26と対向する部分に開口した先端面開口47と、接続パイプ44の内壁面に開口した内壁面開口48とを接続する大気連通路50が設けられている。これにより、大気連通路50を介して、負圧源通路21が大気と連通する。
図2及び図3に戻って、プランジャ25は、弁ガイド部材30にその軸方向に移動自在に収容されており、押圧操作または押圧解除により、吸引通路17と負圧源通路21との連通/遮断を切り替える。このプランジャ25は、弁ガイド部材30の各管路40〜42の軸方向に長く延びた略円柱状の本体軸部52と、略錐形状の弁部(以下、錐形弁部という)53とが一体形成されてなる。本体軸部52は、第2管路41にその軸方向に移動自在に装着され、かつ軸先端部52aがシリンダ開口35から突出している。
軸先端部52aには、その外周にキャップ26を連結するための略環状のプランジャ用キャップ取付溝54が形成されている(図5(A),(B)参照)。また、この軸先端部52aのプランジャ用キャップ取付溝54よりも先端側部分には、その一部を平面状に切り欠かくことによって、キャップ26との回転止めに用いられる第2キャップ回転止め面(図5(B)参照、第1回転止め)55が形成されている。さらに、軸先端部52aの先端面は、押圧操作を受ける押圧操作面56となる。
錐形弁部53は、本体軸部52の軸後端部52bに設けられており、外周壁が錐形管路42の内壁に沿う形状を有している。この錐形弁部53は、本体軸部52の移動に応じて第2管路41及び錐形管路42内を移動する。
プランジャ25は、押圧解除時に、錐形弁部53が錐形管路42の内壁に当接して負圧源連通口45を塞ぐことにより、吸引通路17と負圧源通路21との連通を遮断する遮断状態になる。また、プランジャ25は、その軸先端部52aが押圧操作によりシリンダ開口35内に所定量押し込まれたときに、錐形弁部53が錐形管路42の内壁から離れて負圧源連通口45を開放することで、吸引通路17と負圧源通路21とを連通する連通状態になる。なお、ここでいう所定量とは、例えば、キャップ26が筒先端面37aに当接してさらなる押し込みが規制されるまでの押し込み量である。
図5(A)、(B)に示すように、プランジャ25には、本体軸部52の側面に開口した側面開口(通路出口)58と、錐形弁部53の底面に開口した底面開口(通路入口)59とを連通する内部管路(吸引物通路)60が設けられている。側面開口58は、プランジャ25が連通状態にあるときに、本体軸部52における負圧源連通口45に対向する軸部分の外周面上に開口している。内部管路60は、プランジャ25が連通状態にあるときに、底面開口59に流入した各種体液や固形物を側面開口58へ案内する。この内部管路60の径は、本体軸部52内では一定であるが、錐形弁部53内では底面開口59に近づくのに従って次第に増加する。
図6に示すように、錐形弁部53の最大外径d1は、第1管路40の内径d2よりも1回り小さく形成されている。これにより、プランジャ25を弁ガイド部材30内で移動させたときに、錐形弁部53が第1管路40の内壁と摺動することが防止される。なお、本体軸部52は、その直径が第2管路41の内径よりも僅かに小さく形成されており、第2管路41によりガイドされる。
図2及び図3に戻って、キャップ26は、例えばゴムなどの弾性材料で形成されている。キャップ26は、軸先端部52aの先端に連結される略円板状の蓋部62と、蓋部62、軸先端部52a、及び弁ガイド部材30の先端部を囲む略筒形状を有し、弁ガイド部材30の先端部に連結されるスカート部63とが一体形成されてなる。
図7に示すように、蓋部62には、その中心にプランジャ25が貫通する貫通穴65が形成されている。貫通穴65は、蓋部62の上面に開口しており、軸先端部52aの先端(プランジャ用キャップ取付溝54よりも先端側)が嵌合する嵌合穴66と、この嵌合穴66の底面と蓋部62の底面を貫通し、軸先端部52aにおけるプランジャ用キャップ取付溝54の形成部分が挿通する挿通穴67が形成されている。
嵌合穴66の側壁面には、軸先端部52aの第2キャップ回転止め面55に当接して係合する略平面状のプランジャ回転止め面(第2回転止め)69が形成されている。これにより、プランジャ25とキャップ26とが回転規制される。また、蓋部62における、挿通穴67の内壁を構成する第1環状凸部70は、軸先端部52aのプランジャ用キャップ取付溝54に嵌合する。これにより、蓋部62と軸先端部52aとが連結する。
スカート部63は、その先端部が蓋部62の外周と一体化しており、後端部にはその内側に向かって突出した第2環状凸部71が設けられている。第2環状凸部71は、シリンダ用キャップ取付溝39に嵌合する。これにより、キャップ26と弁ガイド部材30とが連結する。また、第2環状凸部71のシリンダ端面30aに対向する対向面71aは、その先端面開口47に対向する部分が、プランジャ25からその径方向に遠ざかるのに従い次第にシリンダ端面30aから離れるような傾斜面71bに形成されている。
第2環状凸部71の上面には、その開口周縁部を切り欠くことにより、フランジ38が嵌合するフランジ嵌合穴72が形成されている。このフランジ嵌合穴72の内壁には、フランジ38の第1キャップ回転止め面38aに当接して係合する略平面状のガイド部材回転止め面(第4回転止め)73が形成されている。これにより、弁ガイド部材30とキャップ26とが回転規制される。さらに、このキャップ26を介して、弁ガイド部材30とプランジャ25とが間接的に回転規制される。これにより、プランジャ25が連通状態に切り替えられたときに、その側面開口58を負圧源連通口45に略対向させることができる。
図2及び図3に戻って、キャップ26は、プランジャ25をシリンダ開口35の上方向に向けて付勢することで、このプランジャ25を遮断状態で維持する。また、キャップ26は、押圧操作により軸先端部52aがシリンダ開口35内に押し込まれたときに、蓋部62がシリンダ開口35に向けて移動し、さらにこの移動に伴いスカート部63がプランジャ25の径方向に拡径するとともにその軸方向に収縮(以下、適宜弾性変形という)する。さらに、キャップ26は、押圧操作が解除されたときに、スカート部63の弾性復元力により、元の形状に復元する。
スカート部63は、上述の弾性変形時に、その第2環状凸部71がシリンダ端面30aに向けて押圧される。これにより、傾斜面71bが先端面開口47に圧接することにより大気連通路50を閉塞する(図3参照)。また、スカート部63は、元の形状に復元したときに、その傾斜面71bが先端面開口47から離れることにより、大気連通路50を開放して負圧源通路21を大気と連通させる(図2参照)。
次に、上記構成の吸引ボタン18の作用について説明を行う。内視鏡検査時には、吸引ポンプ20による吸引が常時行われる。このとき、吸引を行わない通常時においては、図8(A)に示すように、キャップ26によりプランジャ25が遮断状態で維持されるので、錐形弁部53の外周壁が錐形管路42の内壁に押し付けられた状態となる。錐形弁部53の外周壁は錐形管路42の錐形の内壁にフィットする形状であるので、この外周壁は負圧源連通口45の周縁に隙間なく密着する。
特にこれら外周壁と内壁を錐形にした場合には、負圧源連通口45の形成位置や開口形状の誤差、及びプランジャ25の多少のがたつきが発生した場合でも、外周壁のいずれかの部分で負圧源連通口45を塞ぐことができるので、負圧源連通口45が隙間なく遮断される。これにより、Oリング等のシール部材をプランジャ25の外周あるいは負圧源連通口45の周縁部に装着することなく、吸引通路17と負圧源通路21との連通を遮断して吸引口15からの吸引を停止させることができる。
また、プランジャ25が遮断状態のときは、スカート部63の傾斜面71bが先端面開口47に圧接しておらず両者の間には隙間が形成されているため、大気連通路50は開放されている。これにより、負圧源通路21が大気と連通するため、負圧源連通口45が錐形弁部53で塞がれている場合でも、吸引ポンプ20に負荷がかかることが防止される。
吸引を行う場合には、図8(B)に示すように、押圧操作面56が押圧操作されて、キャップ26の弾性力に抗して軸先端部52aがシリンダ開口35内に押し込まれるとともに、キャップ26のスカート部63が上述したような拡径・収縮する弾性変形して、蓋部62が弁ガイド部材30の先端面に当接する。これにより、プランジャ25が遮断状態から連通状態に切り替わり、錐形弁部53が錐形管路42の内壁から離れることにより、負圧源連通口45が開放される。
吸引を行う場合には、図8(B)に示すように、押圧操作面56が押圧操作されて、キャップ26の弾性力に抗して軸先端部52aがシリンダ開口35内に押し込まれるとともに、キャップ26のスカート部63が上述したような拡径・収縮する弾性変形して、蓋部62が筒先端面37aに当接する。これにより、プランジャ25が遮断状態から連通状態に切り替わり、錐形弁部53が錐形管路42の内壁から離れることにより、負圧源連通口45が開放される。
なお、スカート部63が弾性変形した際は、その傾斜面71bが先端面開口47に圧接することで、大気連通路50が閉塞される。これにより、負圧源通路21と大気との連通が遮断されて、負圧源通路21内の負圧吸引力が増加する。
負圧源連通口45が開放されると、負圧源通路21と吸引通路17とが連通することにより、吸引口15から各種体液や固形物(以下、吸引物という)が吸引される。吸引物は、吸引通路17、吸引接続口32、及び管路31を経て、図中の矢印で示すように、弁ガイド部材30の第1管路40内に流入した後、内部管路60内を通って負圧源連通口45に流入する。負圧源連通口45内に流入した吸引物は、負圧源通路21を通って内視鏡10の外部へ吸引される。
吸引を停止する場合には、押圧操作面56に対する押圧操作が解除される。この押圧操作解除により、スカート部63が弾性復元力によって元の形状に復元するため、蓋部62及びプランジャ25が引き上げられる。これにより、プランジャ25が連通状態から遮断状態に切り替わるため、上述の図8(A)で説明したように負圧源通路21と吸引通路17との連通が遮断されて、吸引口15からの吸引が停止される。
以下、吸引を行う場合には押圧操作によりプランジャ25を連通状態に切り替え、逆に吸引を停止する場合には押圧操作を解除してプランジャ25を遮断状態に切り替える。プランジャ25が連通状態に切り替えられた場合に、プランジャ25と弁ガイド部材30との間がキャップ26を介して間接的に回転規制されているので、プランジャ25の側面開口58が負圧源連通口45に対して常に略対向する。これにより、側面開口58と負圧源連通口45との間で吸引物が流通可能な流路の大きさが最大になるので、吸引ボタン18の吸引能力を最大限に高めることができる。
この際に、吸引ボタン18では、プランジャ25と弁ガイド部材30との間を、キャップ26を介して間接的に回転規制しているので、プランジャ25と弁ガイド部材30の管路内壁とに回転止めを設ける必要が無くなる。これにより、プランジャ25が弁ガイド部材30内で移動する際に、プランジャ25の回転止めと弁ガイド部材30の回転止めとの摺動による摺動抵抗の発生が抑えられる。その結果、この摺動抵抗により、押圧操作解除時にプランジャ25が遮断状態に戻らないといった作動不良の発生が防止される。
さらに、錐形弁部53は、その最大外径d1が第1管路40の内径d2よりも小さく形成されているので、遮断状態時に錐形管路42の内壁に押し付けられるものの、この遮断状態時以外では第2管路41及び錐形管路42の内壁に接しない。その結果、錐形弁部53は、第2管路41及び錐形管路42の内壁と摺動することなく移動する。これにより、プランジャ25と弁ガイド部材30の管路内壁との摺動抵抗の発生がより抑えられるので、作動不良の発生を確実に防止することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態の吸引ボタン80について説明を行う。上記第1実施形態の吸引ボタン18では、弁ガイド部材30内の錐形管路42に負圧源連通口45が開口しているが、吸引ボタン80では、弁ガイド部材内の錐形管路よりもシリンダ開口35側に位置する部分に負圧源連通口が開口している。
押圧解除時の状態を示す図9(A),(B)、及び押圧操作時の状態を示す図10において、吸引ボタン80は、大別してシリンダユニット81と、このシリンダユニット81内に収容されたプランジャ82と、シリンダユニット81及びプランジャ82を連結するキャップ83とで構成される。なお、第1実施形態の吸引ボタン18と機能・構成上同一のものについては、同一符号を付してその説明は省略する。
シリンダユニット81は、上述の弁ケーシング29と、この弁ケーシング29に連結された略管状の弁ガイド部材85とからなる。弁ガイド部材85は、基本的には第1実施形態の弁ガイド部材30と同じ構造である。ただし、弁ガイド部材85内には、管路31と同軸に延び、先端がシリンダ開口35として開放されている直管状の直管管路86と、この直管管路86の後端に接続した管状の弁受け部87とが形成されている。また、弁ガイド部材85には、第1実施形態で説明した大気連通路50は形成されていない。
直管管路86には、負圧源通路21に連通する負圧源連通口88が開口している。弁受け部87には、後端がシリンダ開口89として開放されており、シリンダ開口35に向かうに従って次第に径が狭くなる第1錐形管路87aと、シリンダ開口35に向かうに従って次第に径が広くなり、第1錐形管路87aの先端と直管管路86の後端とを接続する第2錐形管路87bとが形成されている。
図11に示すように、弁ガイド部材85の円筒部37の先端には、第1実施形態の弁ガイド部材30と同様にフランジ38が設けられており、さらに、このフランジ38には第1キャップ回転止め面38aが形成されている。
図9(A),(B)及び図10に戻って、プランジャ82は、直管管路86内に収納され、その軸方向に長く延びかつ直管管路86よりも一回り細径である略円柱状の本体軸部91と、本体軸部91の後端部に設けられた略錐形状の弁部(以下、錐形弁部という)92と、シリンダ開口35から突出した本体軸部91の軸先端部91aの先端に設けられた略円盤状の頭部93とが一体形成されてなる。錐形弁部92は、第1錐形管路87aの内壁に沿う形状を有している。
軸先端部91aには、押圧操作によりシリンダ開口35内に押し込まれたときに、シリンダ開口35に嵌合する略環状の嵌合部材94が取り付けられている。嵌合部材94は、シリンダ開口35から遠ざかるに従いに次第に径が大きくなる略錐形状を有している。頭部93の上面は、押圧操作を受ける押圧操作面93aとなる。
上記構成のプランジャ82は、押圧解除時に、錐形弁部92が第1錐形管路87aの内壁に当接してシリンダ開口89を閉塞することにより、吸引通路17と負圧源通路21との連通を遮断する遮断状態になる(図9(B)参照)。また、プランジャ82は、その軸先端部52aが押圧操作によりシリンダ開口35内に所定量押し込まれたときに、錐形弁部92が第1錐形管路87aの内壁から離れてシリンダ開口89を開放することで、吸引通路17と負圧源通路21とを連通する連通状態になる(図10参照)。なお、ここでいう所定量とは、例えば、嵌合部材94がシリンダ開口35に嵌合してさらなる押し込みが規制されるまでの押し込み量である。
図12(A),(B)に示すように、本体軸部91の外周面には、その軸方向に長く延びた周面通路(吸引物通路)95が形成されている。この周面通路95は、本体軸部91の外周面上に開口した通路開口96を有している。周面通路95の長さは、プランジャ82が連通状態に切り替えられたときに、通路開口96の先端部(以下、単に開口先端部という)96aが負圧源連通口88の略前方に位置し、かつ通路開口96の後端部(以下、単に開口後端部という)96bが弁受け部87よりも吸引通路17側に位置するような長さに調整されている。
開口後端部96bは、上述の連通状態時に管路31内の吸引物を周面通路95に導く本発明の通路入口に相当する。また、開口先端部96aは、上述の連通状態時に、周面通路95内を通過した吸引物が流出する本発明の通路出口に相当する。
頭部93には、その外周部の一部を切り欠くことにより、キャップ83との回転止めに用いられるキャップ回転止め溝97(第1回転止め)が形成されている。また、頭部93と嵌合部材94との間には、キャップ83を連結するための略環状のプランジャ用キャップ取付溝98(図9、図10参照)が形成されている。
図13(A),(B)に示すように、キャップ83は、基本的には第1実施形態のキャップ26と同じ構造であり、頭部93に連結される略円板状の蓋部99と、蓋部99及び軸先端部91aなどを囲む略筒形状を有し、弁ガイド部材85の先端に連結されるスカート部100とが一体形成されてなる。
蓋部99には、頭部93が嵌合する嵌合穴101と、軸先端部91aが挿通する挿通穴102とが形成されている。嵌合穴101の内周壁には、頭部93のキャップ回転止め溝97に係合する回転止め用突起(第2回転止め)103が設けられている。また、挿通穴102の内壁を構成する第1環状凸部104は、軸先端部91aのプランジャ用キャップ取付溝98に嵌合する。
スカート部100には、大気と連通する通気穴105が形成されている。また、スカート部100の後端部には、シリンダ用キャップ取付溝39内側に嵌合する第2環状凸部106が設けられている。この第2環状凸部106の上面には第1実施形態で説明したフランジ嵌合穴72(図7参照)が形成されており、さらにフランジ嵌合穴101の内壁にはガイド部材回転止め面73が形成されている。これにより、弁ガイド部材85とキャップ83とが回転規制される。さらに、このキャップ83を介して、弁ガイド部材85とプランジャ82とが間接的に回転規制される。これら両者の間接的な回転規制により、プランジャ82が連通状態に切り替えられたときに、その開口先端部96aを負圧源連通口88に略対向させることができる。
次に、上記構成の吸引ボタン80の作用について説明を行う。吸引を行わない通常時においては、図9(A)、(B)に示すように、キャップ83によりプランジャ82が遮断状態で維持されるので、錐形弁部92の外周壁が第1錐形管路87aの内周壁に押し付けられてシリンダ開口89が塞がれる。錐形弁部92の外周壁は第1錐形管路87aの錐形の内壁にフィットする形状であるので、第1実施形態と同様に、Oリング等のシール部材をプランジャ82の外周あるいは第1錐形管路87aの内壁に装着することなく、シリンダ開口89を確実に塞ぐことができる。これにより、吸引通路17と負圧源通路21との連通を遮断して吸引口15からの吸引を停止させることができる。
なお、プランジャ82が遮断状態のときは、シリンダ開口35と本体軸部91の外周との間に隙間が形成されるため、この隙間を介して、負圧源連通口88とキャップ83の通気穴105とが連通する。これにより、負圧源通路21が大気と連通するため、吸引ポンプ20に負荷がかかることが防止される。
吸引を行う場合には、図10に示すように、押圧操作面93aが押圧操作されて、軸先端部91aがシリンダ開口35内に押し込まれるとともに、キャップ83のスカート部100が弾性変形して、嵌合部材94がシリンダ開口35に嵌合する。これにより、プランジャ82が遮断状態から連通状態に切り替わり、錐形弁部92が第1錐形管路87aの内壁から離れることで、シリンダ開口89が開放される。なお、シリンダ開口35が嵌合部材94により塞がれて負圧源通路21と大気との連通が遮断されているので、負圧源通路21内の負圧吸引力が増加する。
シリンダ開口89が開放されると、吸引通路17と負圧源通路21とが連通することにより、吸引口15から吸引された吸引物が、吸引通路17及び管路31等を経て、開口後端部96bから周面通路95及び直管管路86内に流入した後、これら両路86,95内を通って負圧源連通口88に流入する。負圧源連通口88内に流入した吸引物は、負圧源通路21を通って内視鏡10の外部へ吸引される。
プランジャ82を連通状態に切り替えたときに、プランジャ82と弁ガイド部材85との間がキャップ83を介して間接的に回転規制されているので、プランジャ82の開口後端部96bが負圧源連通口88に対して常に略対向する。その結果、シリンダ開口89から負圧源連通口88に至る吸引物の流路の径が最大になるので、第1実施形態と同様に吸引ボタン80の吸引能力を最大限に高めることができる。
吸引を停止する場合には、押圧操作面93aに対する押圧操作を解除することにより、スカート部100の復元力によりプランジャ82が遮断状態に切り替わるため、吸引口15からの吸引が停止される。
このように第2実施形態においても、プランジャ82と弁ガイド部材85との間を間接的に回転規制することにより、プランジャ82と弁ガイド部材85の管路内壁とに回転止めを設ける必要が無くなり、プランジャ82の移動時に回転止めに起因する摺動抵抗の発生が抑えられる。その結果、上述の作動不良の発生が防止される。
上記各実施形態では、プランジャ25,82に設ける本発明の第1回転止めとして第2キャップ回転止め面55、キャップ回転止め溝97を例に挙げるとともに、キャップ26,83に設ける本発明の第2回転止めとしてプランジャ回転止め面69、回転止め用突起103を例に挙げたが、プランジャとキャップとの間の回転規制が可能であれば回転止めの種類は特に限定されない。
また、上記各実施形態では、弁ガイド部材30,85に設ける本発明の第3回転止めとして第1キャップ回転止め面38aを例に挙げるとともに、キャップ26,83に設ける本発明の第4回転止めとしてガイド部材回転止め面73を例に挙げたが、弁ガイド部材とキャップの間の回転規制が可能であれば回転止めの種類は特に限定されない。
上記各実施形態では、弁ガイド部材30,85内に本発明の錐形管路としてそれぞれ錐形管路42、第1錐形管路87aを形成した場合を例に挙げたが、錐形管路の形成位置及び形状は特に限定されない。また、この錐形管路の形成位置や形状の変更に伴い、プランジャ25,82の錐形弁部の形成位置や形状を変更してもよい。
上記各実施形態では、キャップ26,83のスカート部63,100の弾性復元力により、プランジャ25,82を遮断状態で維持しているが、例えば、蓋部62,99と弁ガイド部材30,85との間にコイルバネ等を装着して、このコイルバネの付勢力によりプランジャ25,82を遮断状態で維持してもよい。
上記各実施形態では、シリンダユニット24,81を構成する弁ケーシング29と弁ガイド部材30,85とが別体であるが、これらが一体であってもよい。
上記各実施形態では、気管に挿入する内視鏡10に設けられた吸引ボタン18,80を例に挙げて説明を行ったが、例えば大腸に挿入される大腸内視鏡等の各種内視鏡に設けられている吸引ON/OFF切替用の吸引ボタンにも本発明を適用することができる。
10 内視鏡
15 吸引口
17 吸引通路
18,80 吸引ボタン
20 吸引ポンプ
21 負圧源通路
24 シリンダユニット
25,82 プランジャ
26,83 キャップ
30 弁ガイド部材
35 シリンダ開口
38a 第1キャップ回転止め面
40 第1管路
41 第2管路
42 錐形管路
45 負圧源連通口
55 第2キャップ回転止め面
69 プランジャ回転止め面
73 ガイド部材回転止め面
97 キャップ回転止め溝
103 回転止め用突起

Claims (10)

  1. 内視鏡の操作部に設けられるとともに、内視鏡挿入部の先端に開口した吸引口に通じる吸引通路と、負圧源に接続した負圧源通路とが接続されており、前記負圧源通路と前記吸引通路との連通/遮断を切り替える内視鏡の吸引ボタンにおいて、
    前記操作部に設けられたシリンダであって、その一端がシリンダ開口で開放され他端が前記吸引通路に接続されているとともに、シリンダ管路の一部に含まれ、シリンダ他端側からシリンダ一端側に向かうに従い次第に径が狭くなる錐形管路と、前記シリンダ管路内における前記錐形管路から前記シリンダ一端までの間で開口し、前記負圧源通路に連通する負圧源連通口とを有するシリンダと、
    前記シリンダ管路に移動自在に収容され、前記シリンダ開口から突出した軸先端部を有する本体軸部と、前記本体軸部の軸後端部に設けられ、前記錐形管路の内壁に沿う略錐形状の弁部とを備えるプランジャであって、前記軸先端部が押圧操作されていないときには、前記弁部が前記錐形管路の内壁に当接して前記負圧源通路と前記吸引通路とを遮断する遮断状態になり、押圧操作により前記軸先端部が前記シリンダ開口内に所定量押し込まれたときには、前記弁部と前記錐形管路の内壁との当接が解除されて前記負圧源通路と前記吸引通路とを連通する連通状態になるプランジャと、
    前記プランジャに形成され、前記プランジャが前記連通状態のときに、前記吸引通路から前記シリンダ管路内に流入した吸引物を前記負圧源連通口へ導く吸引物通路であり、当該連通状態時において、前記負圧源連通口よりも前記シリンダ他端側に位置する通路入口と、前記本体軸部における前記負圧源連通口に対向する部分の外周面に開口した通路出口とを有する吸引物通路と、
    前記軸先端部と前記シリンダ一端とにそれぞれ連結され、前記軸先端部の外周を囲むキャップと、
    前記プランジャと前記キャップとの間の回転を規制する第1回転規制手段と、
    前記第1回転規制手段により回転規制されている前記プランジャの前記通路出口が前記負圧源連通口に略対向するように、前記シリンダと前記キャップとの間の回転を規制する第2回転規制手段と、
    を備えることを特徴とする内視鏡の吸引ボタン。
  2. 前記第1回転規制手段は、前記本体軸部の前記キャップとの連結部分に設けられた第1回転止めと、前記キャップの前記本体軸部との連結部分に設けられ、前記第1回転止めに係合する第2回転止めとを有することを特徴とする請求項1記載の内視鏡の吸引ボタン。
  3. 前記第2回転規制手段は、前記シリンダ一端の前記キャップとの連結部分に設けられた第3回転止めと、前記キャップの前記シリンダ一端との連結部分に設けられ、前記第3回転止めに係合する第4回転止めとを有することを特徴とする請求項1または2記載の内視鏡の吸引ボタン。
  4. 前記負圧源連通口は前記錐形管路内で開口し、
    前記シリンダ管路は、前記吸引通路に通じている第1管路と、前記錐形管路を介して後端が前記第1管路と接続されるとともに、前記本体軸部がその軸方向に移動自在に取り付けられた第2管路であって、前記第1管路よりも細径でかつ先端が前記シリンダ開口で開放されている第2管路とを含んでおり、
    前記通路入口が前記弁部の前記シリンダ他端に対向する底面に開口しており、前記吸引物通路が前記プランジャの内部に形成されていることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1項記載の内視鏡の吸引ボタン。
  5. 前記弁部の最大外径は、前記第1管路の内径よりも小さいことを特徴とする請求項4記載の内視鏡の吸引ボタン。
  6. 前記弁部内での前記吸引物通路の径は、前記通路入口に近づくのに従って次第に増加することを特徴とする請求項4または5記載の内視鏡の吸引ボタン。
  7. 前記負圧源連通口は、前記シリンダ管路内でかつ前記錐形管路よりも前記シリンダ一端側に位置する部分で開口し、
    前記シリンダ管路は略直管形状を有するとともに、前記錐形管路は前記シリンダ管路の前記シリンダ他端側の端部に設けられており、
    前記吸引物通路は、前記本体軸部の外周面にその軸方向に長く延びるように形成されていることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1項記載の内視鏡の吸引ボタン。
  8. 前記キャップは、弾性材料で形成されており、前記プランジャを前記遮断状態で維持することを特徴とする請求項1ないし7いずれか1項記載の内視鏡の吸引ボタン。
  9. 前記所定量は、前記軸先端部が前記シリンダ開口内に押し込まれたときに前記キャップの前記本体軸部との連結部分が前記シリンダに当接してさらなる押し込みが規制されるまでの押し込み量であることを特徴とする請求項1ないし8いずれか1項記載の内視鏡の吸引ボタン。
  10. 前記負圧源は吸引ポンプであることを特徴とする請求項1ないし9いずれか1項記載の吸引ボタン。
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