JP7119134B2 - 内視鏡の吸引制御装置及び内視鏡 - Google Patents

内視鏡の吸引制御装置及び内視鏡 Download PDF

Info

Publication number
JP7119134B2
JP7119134B2 JP2020571268A JP2020571268A JP7119134B2 JP 7119134 B2 JP7119134 B2 JP 7119134B2 JP 2020571268 A JP2020571268 A JP 2020571268A JP 2020571268 A JP2020571268 A JP 2020571268A JP 7119134 B2 JP7119134 B2 JP 7119134B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction
movable body
endoscope
connection hole
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020571268A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2020162565A1 (ja
Inventor
佳弘 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Publication of JPWO2020162565A1 publication Critical patent/JPWO2020162565A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7119134B2 publication Critical patent/JP7119134B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/012Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor characterised by internal passages or accessories therefor
    • A61B1/015Control of fluid supply or evacuation
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B23/00Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
    • G02B23/24Instruments or systems for viewing the inside of hollow bodies, e.g. fibrescopes

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Astronomy & Astrophysics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Description

本発明は、内視鏡の吸引制御装置及び内視鏡に関する。
一般に、内視鏡は吸引制御装置を備え、吸引制御装置が操作されることにより、内視鏡の挿入部の先端部に設けられている吸引口が吸引ポンプ等の吸引源に連通される。これにより、体腔内の体液等の吸引物が、吸引口から吸引され、体腔外に排出される。
特許文献1に記載された吸引制御装置は、内視鏡の操作部に設けられており、内視鏡の吸引管路は、吸引制御装置から吸引口に達する吸引チャンネルと、吸引制御装置から吸引ポンプに達する吸引チューブとによって構成されている。吸引制御装置は、吸引チャンネルと吸引チューブとを連通させるシリンダと、シリンダの内部に設けられた弁と、吸引位置と非吸引位置との間でシリンダの軸方向に進退自在な操作部材と、シリンダを非吸引位置に向けて付勢するカバーとを備え、カバーには、リーク孔が形成されている。
操作部材が非吸引位置にある場合に、弁は閉じており、吸引チャンネルと吸引チューブとの連通は切断されている。そして、リーク孔は開いており、吸引チューブは大気に開放されている。操作部材が吸引位置に移動された場合に、リーク孔は閉じられ、弁は開かれる。これにより、吸引チャンネルと吸引チューブとが連通し、吸引力が吸引口に生じる。
日本国特許第3187102号公報
特許文献1に記載された吸引制御装置では、操作部材が非吸引位置から吸引位置に移動される過程において、リーク孔は次第に閉じられ、逆に、弁は次第に開かれる。このため、弁が全開状態に至る以前に、体腔内の体液等の吸引物を吸引可能な程度の吸引力が吸引口に生じてしまい、吸引された吸引物が半開状態の弁に引っ掛かり、吸引管路が詰まる虞がある。
本発明は、上述した事情に鑑みなされたものであり、吸引管路の詰まりを抑制可能な吸引制御装置及び内視鏡を提供することを目的とする。
本発明の一態様の内視鏡の吸引制御装置は、ハウジングと、上記ハウジングに形成されている収容孔に移動可能に収容されている第1可動体と、上記第1可動体に移動可能に支持されている第2可動体と、上記第1可動体を付勢する第1付勢部材と、上記第2可動体を付勢する第2付勢部材と、を備え、上記第1可動体は、吸引源に連通される第1接続孔と、上記第1接続孔に連通しており且つ内視鏡の吸引口に連通される第2接続孔と、上記第1接続孔に連通している通気孔と、を有し、上記第1可動体は、上記内視鏡の吸引口と上記第2接続孔とを連通させる吸引位置と、上記内視鏡の吸引口と上記第2接続孔との連通を切断する非吸引位置との間で移動可能に上記収容孔に収容され、上記第1付勢部材によって上記吸引位置から上記非吸引位置に向けて付勢されており、上記第2可動体は、上記通気孔を大気に開放する開放位置と、上記通気孔を閉塞する閉塞位置との間で移動可能に上記第1可動体に支持され、上記第2付勢部材によって上記閉塞位置から上記開放位置に向けて付勢されており、上記第1可動体が上記非吸引位置に配置されている場合に、上記第2可動体は上記開放位置に配置されており、上記第1可動体が上記吸引位置に配置されている場合に、上記第2可動体は上記開放位置若しくは上記閉塞位置又は上記開放位置と上記閉塞位置との間の中間位置に配置可能である。
また、本発明の一態様の内視鏡は、上記吸引制御装置を操作部に備える。
本発明によれば、吸引管路の詰まりを抑制可能な吸引制御装置及び内視鏡を提供することができる。
本発明の実施形態を説明するための、内視鏡の一例の斜視図である。 図1の内視鏡を含む内視鏡システムの一例の模式図である。 図1の内視鏡の吸引制御装置の断面図である。 図3の吸引制御装置の変形例の断面図である。 図3の吸引制御装置の動作を示す模式図である。 図3の吸引制御装置の動作を示す模式図である。 図3の吸引制御装置の動作を示す模式図である。 図3の吸引制御装置の動作を示す模式図である。 図5から図8の吸引制御装置の動作における吸引力の変化を示すグラフである。 図3の吸引制御装置の他の変形例の断面図である。 本発明の実施形態を説明するための、内視鏡の吸引制御装置の他の例の断面図である。 図11の吸引制御装置の動作を示す模式図である。 図11の吸引制御装置の動作を示す模式図である。 図11の吸引制御装置の動作を示す模式図である。 図11の吸引制御装置の動作を示す模式図である。 図11の吸引制御装置の変形例の断面図である。
図1は、本発明の実施形態を説明するための、内視鏡の一例を示し、図2は、図1の内視鏡を含む内視鏡システムの一例を示す。
内視鏡システム1は、内視鏡2と、光源装置3と、プロセッサユニット4と、吸引源である吸引ポンプ5とを備える。内視鏡2は軟性鏡であり、被検体内に挿入される挿入部10と、挿入部10に連なる操作部11と、操作部11から延びるユニバーサルコード12とを有し、ユニバーサルコード12の末端には、光源装置3に接続されるコネクタ13が設けられている。
挿入部10は、先端部14と、先端部14に連なる湾曲部15と、湾曲部15と操作部11とを接続している軟性部16とで構成されている。先端部14には、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の撮像素子を含む撮像部17が搭載されている。なお、内視鏡2が超音波内視鏡である場合に、先端部14には、撮像部17に替えて、又は撮像部17に加えて超音波を発信及び受信する超音波振動子が搭載される。湾曲部15は湾曲可能に構成されており、湾曲部15の湾曲は操作部11によって操作される。また、軟性部16は、被検体内の挿入経路の形状に倣って変形可能な程に可撓に構成されている。
操作部11には、湾曲部15の湾曲を操作する操作ノブ18、撮像部17を用いた撮像を操作する操作ボタン19が設けられている。また、操作部11には、処置具が挿通される処置具挿通チャンネル23の入口部分24が設けられている。
挿入部10及び操作部11の内部には、複数の操作ワイヤ22と、処置具挿通チャンネル23とが設けられている。操作ワイヤ22は、操作部11から挿入部10の先端部14に達しており、操作ノブ18の操作に応じて先端部14側に押し出され、又は操作部11側に引っ張られる。挿入部10の湾曲部15は、操作ワイヤ22の押し引きに応じて湾曲される。処置具挿通チャンネル23は、操作部11に設けられている入口部分24から挿入部10の先端部14まで延びており、処置具挿通チャンネル23の出口部分25は先端部14の先端面に開口している。
挿入部10及び操作部11並びにユニバーサルコード12の内部には、ライトガイド20と、電気ケーブル21とが設けられている。ライトガイド20は、光源装置3によって生成される照明光を先端部14に導く。電気ケーブル21は、撮像部17の動作電力、制御信号、及び撮影画像信号を、撮像部17とプロセッサユニット4との間で伝送する。プロセッサユニット4は、入力された撮影画像信号から撮影画像データを生成し、生成した撮影画像データをモニタ6に表示させ、記録する。
また、挿入部10及び操作部11並びにユニバーサルコード12の内部には、吸引管路30が設けられている。吸引管路30は、操作部11からユニバーサルコード12を経てコネクタ13まで延びる吸引源側管路31と、操作部11から挿入部10の先端部14まで延びる吸引口側管路32とによって構成されている。吸引源側管路31は、コネクタ13の口金26に接続された接続チューブ33を介して吸引ポンプ5に通じている。吸引口側管路32は、操作部11において処置具挿通チャンネル23と合流しており、処置具挿通チャンネル23に合流した吸引口側管路32は、処置具挿通チャンネル23の出口部分25に通じている。処置具挿通チャンネル23の出口部分25の開口は吸引口34としても機能し、体液等の吸引物は吸引口34から吸引される。なお、処置具挿通チャンネル23の入口部分24の開口には、開閉弁を有する鉗子栓27が装着されており、吸引時には、入口部分24の開口が鉗子栓27によって閉じられる。これにより、処置具挿通チャンネル23及び吸引管路の30の内圧が負圧に保たれる。
そして、操作部11には、吸引を制御する吸引制御装置100が設けられており、吸引制御装置100は、吸引源側管路31と吸引口側管路32との間に介在している。吸引制御装置100は、操作ボタン101を有し、操作ボタン101の操作に応じて吸引源側管路31と吸引口側管路32とを連通させる。吸引源側管路31と吸引口側管路32とが連通することにより、体液等の吸引物が吸引口34から吸引される。
図3は、吸引制御装置100を示す。
吸引制御装置100は、ハウジング102と、ハウジング102に形成されている収容孔103に移動可能に収容されている第1可動体104と、第1可動体104に移動可能に支持されている第2可動体105と、第1可動体104を付勢する第1付勢部材106と、第2可動体105を付勢する第2付勢部材107とを備える。吸引制御装置100の操作ボタン101は、第1可動体104及び第2可動体105によって構成される。
ハウジング102は、内視鏡2の操作部11の筐体と一体に形成され、又は操作部11の筐体に組み付けられている。ハウジング102は、円柱状の収容孔103と、吸引源側管路31が接続される吸引源側接続孔108と、吸引口側管路32が接続される吸引口側接続孔109とを有する。吸引源側接続孔108は収容孔103の底面に開口しており、吸引口側接続孔109は収容孔103の内周面に開口している。
第1可動体104は、円柱状に形成されており、収容孔103の軸方向に移動可能に収容孔103に嵌合している。第1付勢部材106は、収容孔103の底面と、収容孔103の底面に対向する第1可動体104の基端面との間に挟み込まれている。第1付勢部材106は、例えばコイルばね、ゴム等の弾性体である。ハウジング102及び第1可動体104には、第1可動体104の抜け止めを行う適宜な係合部(不図示)が設けられている。第1可動体104は、上記係合部によって抜け止めされる非吸引位置と、この非吸引位置から収容孔103の底面側に押し込まれた吸引位置との間で移動可能であり、第1付勢部材106によって吸引位置から非吸引位置に向けて付勢されている。図3には、第1可動体104が非吸引位置に配置されている状態が示されている。なお、図4に示すように、第1付勢部材106は、収容孔103の外に配置され、ハウジング102と第1可動体104との間に挟み込まれてもよい。
第1可動体104が非吸引位置に配置されている状態で、第1可動体104の基端側の下部110は収容孔103に収容されている。第1可動体104が吸引位置に配置されている状態で、第1可動体104の先端側の上部111は収容孔103から突出する。そして、下部110と上部111との間の中間部112は、第1可動体104が非吸引位置に配置されている状態では収容孔103から突出し、第1可動体104が吸引位置に配置されている状態では収容孔103に収容される。
第1可動体104は、第1接続孔113と、第2接続孔114と、通気孔115とを有する。第1接続孔113は、第1可動体104の下部110から上部111に亘って第1可動体104の軸方向に延びており、第1可動体104の基端面に開口している。第1可動体104の基端面に開口している第1接続孔113は、吸引源側管路31を介して吸引ポンプ5に連通している。第2接続孔114は、第1可動体104の中間部112において第1可動体104の径方向に延びており、第2接続孔114の少なくとも一端は、中間部112の外周面に開口している。第2接続孔114は、第1接続孔113と交差し、第1接続孔113に連通している。通気孔115は、第1可動体104の上部111において第1可動体104の径方向に延びており、通気孔115の少なくとも一端は、上部111の外周面に開口している。通気孔115は、第1接続孔113と交差し、第1接続孔113に連通している。
第2可動体105は、円筒形のキャップ状に形成されており、第1可動体104の軸方向に移動可能に第1可動体104の上部111に嵌合している。第2付勢部材107は、第1可動体104の先端面と、第1可動体104の先端面に対向する第2可動体105の天面との間に挟み込まれている。第2付勢部材107は、例えばコイルばね、ゴム等の弾性体である。第1可動体104及び第2可動体105には、第2可動体105の抜け止めを行う適宜な係合部(不図示)が設けられている。第2可動体105は、上記係合部によって抜け止めされる開放位置と、この開放位置から第1可動体104の先端面側に押し込まれた閉塞位置との間で移動可能であり、第2付勢部材107によって閉塞位置から開放位置に向けて付勢されている。図3には、第2可動体105が開放位置に配置されている状態が示されている。
本例では、非吸引位置から吸引位置に向かう第1可動体104の移動方向と、開放位置から閉塞位置に向かう第2可動体105の移動方向とが同一方向であり、第2付勢部材107の付勢力は、第1付勢部材106の付勢力よりも大きく設定されている。換言すれば、第1付勢部材106及び第2付勢部材107が、いずれもコイルばねであるものとして、第2付勢部材107のばね定数は、第1付勢部材106のばね定数よりも大きく設定されている。
図5から図8は、吸引制御装置100の動作を示す。
図5では、第1可動体104及び第2可動体105が操作されておらず、第1可動体104は非吸引位置に配置されており、第2可動体105は開放位置に配置されている。吸引口側接続孔109は、第1可動体104の下部110によって閉塞されている。第1可動体104の中間部112に設けられている第2接続孔114と、上部111に設けられている通気孔115とは、いずれも大気に開放されている。この場合、外気が、第2接続孔114及び通気孔115を通して吸引源側管路31に吸い込まれるだけであり、吸引口側管路32は減圧されず、吸引力が吸引口34に生じることもない。したがって、内視鏡先端部の出口部分25から体内の空気や体液が漏れることを防ぐことができる。
図6から図8は、第1可動体104及び第2可動体105が操作された場合を示している。操作によって、第1可動体104及び第2可動体105が収容孔103の底面側に押し込まれる。ここで、第2可動体105を付勢している第2付勢部材107の付勢力が、第1可動体104を付勢している第1付勢部材106の付勢力よりも大きく設定されているため、まず、図6に示すように、第1可動体104が非吸引位置から吸引位置に移動される。次いで、図7及び図8に示すように、第2可動体105が開放位置から閉塞位置に移動される。
図6に示すように、第1可動体104が吸引位置に移動された状態で、第1可動体104の中間部112は収容孔103に収容されている。中間部112に設けられている第2接続孔114の全部が吸引口側接続孔109に重なっており、吸引口側管路32は、第1接続孔113及び第2接続孔114を介して吸引源側管路31に連通している。しかし、第1可動体104の上部111は収容孔103から突出しており、且つ第2可動体105は開放位置に配置されており、上部111に設けられている通気孔115が、依然として大気に開放されている。したがって、吸引口側管路32がいくらか減圧され、僅かな吸引力が吸引口34に生じるが、主として、外気が、通気孔115を通して吸引源側管路31に吸い込まれる。また、この状態で体液が逆流してきた場合には、吸引源側管路31に吸引されるため、操作者に飛散することはない。
図7及び図8に示すように、第2可動体105が閉塞位置に向けて移動されると、第1可動体104の上部111に設けられている通気孔115が、第2可動体105によって次第に閉じられる。通気孔115の縮小に伴い、通気孔115を通して吸引源側管路31に吸い込まれる外気の流量が減少する。通気孔115を流れる外気の流量の減少に応じ、吸引口側管路32の圧力の減少量が大きくなり、吸引口34に生じる吸引力が上昇する。
図9は、図5から図8に示した吸引制御装置100の動作において、吸引口34に生じる吸引力の変化を示す。横軸は、第1可動体104が非吸引位置に配置され且つ第2可動体105が開放位置に配置されている際の第2可動体105の位置を原点とし、ハウジング102に対する第2可動体105の変位量Dである。また、縦軸は、吸引口34における吸引力Pである。なお、吸引力Pは、大気圧と吸引口34の内圧との差とする。
変位量D1は、第1可動体104が吸引位置に移動された際の、第2可動体105の変位量である(図6参照)。変位量D2は、第1可動体104が吸引位置に移動され、さらに、第2可動体105が開放位置との閉塞位置との間の中間位置に移動された際の、第2可動体105の変位量である(図7参照)。そして、変位量D3は、第1可動体104が吸引位置に移動され、さらに、第2可動体105が閉塞位置に移動された際の、第2可動体105の変位量である(図8参照)。
変位量D3において、吸引力Pは最大値P3となる。変位量D1における吸引力P1は、吸引力Pの最大値P3に対して極めて小さく、吸引口34から体液等の吸引物を吸引するには不足である。吸引口34から体液等の吸引物を吸引するのに必要な吸引力が、例えば変位量D2における吸引力P2であるものとして、変位量D1において、第2接続孔114の全部が吸引口側接続孔109に重なっており、第2接続孔114と吸引口側接続孔109との接続箇所が完全に開通している。これにより、変位量D2において吸引がなされた際に、吸引物が、第2接続孔114と吸引口側接続孔109との接続箇所に引っ掛かることが抑制され、吸引管路30の詰まりが抑制される。
図10は、吸引制御装置100の変形例を示す。
図10に示す例では、第1可動体104の上部111に設けられる通気孔115が、第1可動体104の径方向に延びており、通気孔115の一端が、上部111の外周面に開口している。そして、第2可動体105が、通気孔115と平行な第1可動体104の径方向に移動可能に上部111に被さっている。第2可動体105は、通気孔115の開口側において上部111の外周面と第2可動体105の内周面との間に適宜な隙間がおかれる開放位置と、上部111の外周面と第2可動体105の内周面とが密接する閉塞位置との間で移動可能であり、第2付勢部材107によって閉塞位置から開放位置に向けて付勢されている。図10には、第2可動体105が開放位置に配置されている状態が示されている。
第1可動体104及び第2可動体105が収容孔103の底面側に押し込まれ、第1可動体104が吸引位置に移動された場合に、吸引口側管路32は、第1接続孔113及び第2接続孔114を介して吸引源側管路31に連通する。しかし、第1可動体104の上部111は収容孔103から突出しており、且つ第2可動体105は開放位置に配置されており、上部111に設けられている通気孔115が、依然として大気に開放される。したがって、吸引口側管路32がいくらか減圧され、僅かな吸引力が吸引口34に生じるが、主として、外気が、通気孔115を通して吸引源側管路31に吸い込まれる。
第1可動体104が吸引位置に配置されている状態で、第2可動体105が閉塞位置に向けて移動されると、通気孔115の開口側における第1可動体104の上部111の外周面と第2可動体105の内周面との隙間が次第に狭められる。通気孔115に通じる隙間の縮小に伴い、通気孔115を通して吸引源側管路31に吸い込まれる外気の流量が減少する。通気孔115を流れる外気の流量の減少に応じ、吸引口側管路32の圧力の減少量が大きくなり、吸引口34に生じる吸引力が上昇する。吸引力が上昇に転じるタイミングでは、第2接続孔114の全部が吸引口側接続孔109に重なっており、第2接続孔114と吸引口側接続孔109との接続箇所が完全に開通している。これにより、吸引物が、第2接続孔114と吸引口側接続孔109との接続箇所に引っ掛かることが抑制され、吸引管路30の詰まりが抑制される。
本例では、非吸引位置から吸引位置に向かう第1可動体104の移動方向と、開放位置から閉塞位置に向かう第2可動体105の移動方向とが交差しており、第1可動体104の吸引位置に向けた移動と、第2可動体105の閉塞位置に向けた移動とは、互いに独立である。したがって、第2付勢部材107の付勢力を、第1付勢部材106の付勢力以下に設定でき、第2可動体105の移動に要する操作力を低減できる。
図11は、本発明の実施形態を説明するための、内視鏡の吸引制御装置の他の例を示す。なお、図11に示す吸引制御装置を備える内視鏡は、基本的に図1及び図2に示した内視鏡2と同一であるが、内視鏡内に吸引源側管路31が内蔵されていない。ただし、吸引源側管路31が内蔵されている場合でも実施可能である。
吸引制御装置200は、ハウジング202と、ハウジング202に形成されている収容孔203に移動可能に収容されている第1可動体204と、第1可動体204に移動可能に支持されている第2可動体205と、第1可動体204を付勢する第1付勢部材206と、第2可動体205を付勢する第2付勢部材207とを備える。
ハウジング202は、円柱状の収容孔203と、吸引口側管路32が接続される吸引口側接続孔209とを有する。吸引口側接続孔209は収容孔103の周面に開口している。
第1可動体204は、円柱状に形成されており、収容孔203の軸方向に移動可能に収容孔203に嵌合している。第1付勢部材206は、収容孔203の底面と、収容孔203の底面に対向する第1可動体204の基端面との間に挟み込まれている。ハウジング202及び第1可動体204には、第1可動体204の抜け止めを行う適宜な係合部(不図示)が設けられている。第1可動体204は、上記係合部によって抜け止めされる非吸引位置と、この非吸引位置から収容孔203の底面側に押し込まれた吸引位置との間で移動可能であり、第1付勢部材206によって吸引位置から非吸引位置に向けて付勢されている。図11には、第1可動体204が非吸引位置に配置されている状態が示されている。なお、図4に示した吸引制御装置100と同様、第1付勢部材206は、収容孔203の外に配置され、ハウジング202と第1可動体204との間に挟み込まれてもよい。
第1可動体204が非吸引位置に配置されている状態で、第1可動体204の基端側の下部210は収容孔203に収容されている。第1可動体204が吸引位置に配置されている状態で、第1可動体204の先端側の上部211は収容孔203から突出する。そして、下部210と上部211との間の中間部212は、第1可動体204が非吸引位置に配置されている状態では収容孔203から突出し、第1可動体204が吸引位置に配置されている状態では収容孔203に収容される。
第1可動体204は、吸引チューブ33が接続される吸引源側接続孔208と、第1接続孔213と、第2接続孔214と、通気孔215とを有する。吸引源側接続孔208は、第1可動体204の上部211に設けられており、吸引チューブ33を介して直接吸引ポンプ5に接続される。第1接続孔213は、第1可動体204の上部211において、吸引源側接続孔208から第1可動体104の径方向に延びている。第1接続孔213は、吸引チューブ33を介して吸引ポンプ5に連通している。第2接続孔214は、第1可動体204の中間部212において第1可動体204の径方向に延びており、第2接続孔214の少なくとも一端は、中間部212の外周面に開口している。第2接続孔214は、第1可動体104の軸方向に延びる接続孔216を介して第1接続孔213に連通している。通気孔215は、第1可動体204の上部211において第1可動体204の径方向に延びており、通気孔215の一端は、上部211の外周面に開口している。通気孔215は、第1接続孔213と交差し、第1接続孔213に連通している。
第2可動体205は、円筒形のキャップ状に形成されており、第1可動体204の軸方向に移動可能に第1可動体204の上部211に嵌合している。第2付勢部材207は、第1可動体204の先端面と、第1可動体204の先端面に対向する第2可動体205の天面との間に挟み込まれている。第1可動体204及び第2可動体205には、第2可動体205の抜け止めを行う適宜な係合部(不図示)が設けられている。第2可動体205は、上記係合部によって抜け止めされる開放位置と、この開放位置から第1可動体204の先端面側に押し込まれた閉塞位置との間で移動可能であり、第2付勢部材207によって閉塞位置から開放位置に向けて付勢されている。図11には、第2可動体205が開放位置に配置されている状態が示されている。
本例では、非吸引位置から吸引位置に向かう第1可動体204の移動方向と、開放位置から閉塞位置に向かう第2可動体205の移動方向とが同一方向であり、第2付勢部材207の付勢力は、第1付勢部材206の付勢力よりも大きく設定されている。
図12から図15は、吸引制御装置200の動作を示す。
図12では、第1可動体204及び第2可動体205が操作されておらず、第1可動体204は非吸引位置に配置されており、第2可動体205は開放位置に配置されている。吸引口側管路32が接続されている吸引口側接続孔209は、第1可動体204の下部210によって閉塞されている。第1可動体204の中間部212に設けられている第2接続孔214と、上部211に設けられている通気孔215とは、いずれも大気に開放されている。この場合、外気が、第2接続孔214及び通気孔215を通して吸引チューブ33に吸い込まれるだけであり、吸引口側管路32は減圧されず、吸引力が吸引口34に生じることもない。
図13から図15は、第1可動体204及び第2可動体205が操作された場合を示している。操作によって、第1可動体204及び第2可動体205が収容孔203の底面側に押し込まれる。ここで、第2可動体205を付勢している第2付勢部材207の付勢力が、第1可動体204を付勢している第1付勢部材206の付勢力よりも大きく設定されているため、まず、図13に示すように、第1可動体204が非吸引位置から吸引位置に移動される。次いで、図14及び図15に示すように、第2可動体205が開放位置から閉塞位置に移動される。
図13に示すように、第1可動体204が吸引位置に移動された状態で、第1可動体204の中間部212は収容孔203に収容されている。中間部212に設けられている第2接続孔214の全部が吸引口側接続孔209に重なっており、吸引口側管路32は、第1接続孔213及び第2接続孔214を介して吸引チューブ33に連通している。しかし、第1可動体204の上部211は収容孔203から突出しており、且つ第2可動体205は開放位置に配置されており、上部211に設けられている通気孔215が、依然として大気に開放されている。したがって、吸引口側管路32がいくらか減圧され、僅かな吸引力が吸引口34に生じるが、主として、外気が、通気孔215を通して吸引チューブ33に吸い込まれる。
図14及び図15に示すように、第2可動体205が閉塞位置に向けて移動されると、第1可動体204の上部211に設けられている通気孔215が、第2可動体205によって次第に閉じられる。通気孔215の縮小に伴い、通気孔215を通して吸引チューブ33に吸い込まれる外気の流量が減少する。通気孔215を流れる外気の流量の減少に応じ、吸引口側管路32の圧力の減少量が大きくなり、吸引口34に生じる吸引力が上昇する。吸引力が上昇に転じるタイミングでは、第2接続孔214の全部が吸引口側接続孔209に重なっており、第2接続孔214と吸引口側接続孔209との接続箇所が完全に開通しており、吸引物が、第2接続孔214と吸引口側接続孔209との接続箇所に引っ掛かることが抑制され、吸引管路30の詰まりが抑制される。
なお、図16に示すように、第2可動体105は、通気孔215と平行な第1可動体204の径方向に移動可能に第1可動体204の上部211に被さってもよい。この場合、非吸引位置から吸引位置に向かう第1可動体204の移動方向と、開放位置から閉塞位置に向かう第2可動体205の移動方向とが交差し、第1可動体104の吸引位置に向けた移動と、第2可動体105の閉塞位置に向けた移動とが、互いに独立となる。したがって、第2付勢部材207の付勢力を、第1付勢部材206の付勢力以下に設定でき、第2可動体205の移動に要する操作力を低減できる。
以上説明したとおり、本明細書に開示された内視鏡の吸引制御装置は、ハウジングと、上記ハウジングに形成されている収容孔に移動可能に収容されている第1可動体と、上記第1可動体に移動可能に支持されている第2可動体と、上記第1可動体を付勢する第1付勢部材と、上記第2可動体を付勢する第2付勢部材と、を備え、上記第1可動体は、吸引源に連通される第1接続孔と、上記第1接続孔に連通しており且つ内視鏡の吸引口に連通される第2接続孔と、上記第1接続孔に連通している通気孔と、を有し、上記第1可動体は、上記内視鏡の吸引口と上記第2接続孔とを連通させる吸引位置と、上記内視鏡の吸引口と上記第2接続孔との連通を切断する非吸引位置との間で移動可能に上記収容孔に収容され、上記第1付勢部材によって上記吸引位置から上記非吸引位置に向けて付勢されており、上記第2可動体は、上記通気孔を大気に開放する開放位置と、上記通気孔を閉塞する閉塞位置との間で移動可能に上記第1可動体に支持され、上記第2付勢部材によって上記閉塞位置から上記開放位置に向けて付勢されており、上記第1可動体が上記非吸引位置に配置されている場合に、上記第2可動体は上記開放位置に配置されており、上記第1可動体が上記吸引位置に配置されている場合に、上記第2可動体は上記開放位置若しくは上記閉塞位置又は上記開放位置と上記閉塞位置との間の中間位置に配置可能である。
また、本明細書に開示された内視鏡の吸引制御装置は、上記非吸引位置から上記吸引位置に向かう上記第1可動体の移動方向と、上記開放位置から上記閉塞位置に向かう上記第2可動体の移動方向とが同一方向であり、上記第2付勢部材の付勢力は、上記第1付勢部材の付勢力よりも大きい。
また、本明細書に開示された内視鏡の吸引制御装置は、上記非吸引位置から上記吸引位置に向かう上記第1可動体の移動方向と、上記開放位置から上記閉塞位置に向かう上記第2可動体の移動方向とが交差している。
また、本明細書に開示された内視鏡の吸引制御装置は、上記第1可動体は、上記収容孔に押し込まれることによって上記非吸引位置から上記吸引位置に移動し、上記非吸引位置において上記収容孔に収容される下部と、上記非吸引位置において上記収容から突出し、且つ上記吸引位置において上記収容孔に収容される中間部と、上記吸引位置において上記収容孔から突出する上部と、を有し、上記ハウジングは、上記吸引口に連通される吸引口側接続孔を有し、上記吸引口側接続孔は、上記収容孔の内周面において、上記非吸引位置に配置されている上記第1可動体の上記下部及び上記吸引位置に配置されている上記第1可動体の上記中間部と対向する領域に開口しており、上記第2接続孔は、上記中間部に設けられており、上記通気孔は、上記上部に設けられている。
また、本明細書に開示された内視鏡は、上記吸引制御装置を操作部に備える。
以上、図面を参照しながら各種の実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上記実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
なお、本出願は、2019年2月8日出願の日本特許出願(特願2019-021684)に基づくものであり、その内容は本出願の中に参照として援用される。
1 内視鏡システム
2 内視鏡
3 光源装置
4 プロセッサユニット
5 吸引ポンプ(吸引源)
6 モニタ
10 挿入部
11 操作部
12 ユニバーサルコード
13 コネクタ
14 挿入部の先端部
15 湾曲部
16 軟性部
17 撮像部
18 操作ノブ
19 操作ボタン
20 ライトガイド
21 電気ケーブル
22 操作ワイヤ
23 処置具挿通チャンネル
24 処置具挿通チャンネルの入口部分
25 処置具挿通チャンネルの出口部分
26 口金
27 鉗子栓
30 吸引管路
31 吸引源側管路
32 吸引口側管路
33 接続チューブ
34 吸引口
100 吸引制御装置
101 操作ボタン
102 ハウジング
103 収容孔
104 第1可動体
105 第2可動体
106 第1付勢部材
107 第2付勢部材
108 吸引源側接続孔
109 吸引口側接続孔
110 第1可動体の下部
111 第1可動体の上部
112 第1可動体の中間部
113 第1接続孔
114 第2接続孔
115 通気孔
200 吸引制御装置
202 ハウジング
203 収容孔
204 第1可動体
205 第2可動体
206 第1付勢部材
207 第2付勢部材
208 吸引源側接続孔
209 吸引口側接続孔
210 第1可動体の下部
211 第1可動体の上部
212 第1可動体の中間部
213 第1接続孔
214 第2接続孔
215 通気孔
216 接続孔
D 変位量
P 吸引力

Claims (5)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジングに形成されている収容孔に移動可能に収容されている第1可動体と、
    前記第1可動体に移動可能に支持されている第2可動体と、
    前記第1可動体を付勢する第1付勢部材と、
    前記第2可動体を付勢する第2付勢部材と、
    を備え、
    前記第1可動体は、
    吸引源に連通される第1接続孔と、
    前記第1接続孔に連通しており且つ内視鏡の吸引口に連通される第2接続孔と、
    前記第1接続孔に連通している通気孔と、
    を有し、
    前記第1可動体は、前記内視鏡の吸引口と前記第2接続孔とを連通させる吸引位置と、前記内視鏡の吸引口と前記第2接続孔との連通を切断する非吸引位置との間で移動可能に前記収容孔に収容され、前記第1付勢部材によって前記吸引位置から前記非吸引位置に向けて付勢されており、
    前記第2可動体は、前記通気孔を大気に開放する開放位置と、前記通気孔を閉塞する閉塞位置との間で移動可能に前記第1可動体に支持され、前記第2付勢部材によって前記閉塞位置から前記開放位置に向けて付勢されており、
    前記第1可動体が前記非吸引位置に配置されている場合に、前記第2可動体は前記開放位置に配置されており、
    前記第1可動体が前記吸引位置に配置されている場合に、前記第2可動体は前記開放位置若しくは前記閉塞位置又は前記開放位置と前記閉塞位置との間の中間位置に配置可能である内視鏡の吸引制御装置。
  2. 請求項1記載の内視鏡の吸引制御装置であって、
    前記非吸引位置から前記吸引位置に向かう前記第1可動体の移動方向と、前記開放位置から前記閉塞位置に向かう前記第2可動体の移動方向とが同一方向であり、
    前記第2付勢部材の付勢力は、前記第1付勢部材の付勢力よりも大きい内視鏡の吸引制御装置。
  3. 請求項1記載の内視鏡の吸引制御装置であって、
    前記非吸引位置から前記吸引位置に向かう前記第1可動体の移動方向と、前記開放位置から前記閉塞位置に向かう前記第2可動体の移動方向とが交差している内視鏡の吸引制御装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項記載の内視鏡の吸引制御装置であって、
    前記第1可動体は、
    前記収容孔に押し込まれることによって前記非吸引位置から前記吸引位置に移動し、
    前記非吸引位置において前記収容孔に収容される下部と、
    前記非吸引位置において前記収容から突出し、且つ前記吸引位置において前記収容孔に収容される中間部と、
    前記吸引位置において前記収容孔から突出する上部と、
    を有し、
    前記ハウジングは、前記吸引口に連通される吸引口側接続孔を有し、
    前記吸引口側接続孔は、前記収容孔の内周面において、前記非吸引位置に配置されている前記第1可動体の前記下部及び前記吸引位置に配置されている前記第1可動体の前記中間部と対向する領域に開口しており、
    前記第2接続孔は、前記中間部に設けられており、
    前記通気孔は、前記上部に設けられている内視鏡の吸引制御装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項記載の内視鏡の吸引制御装置を操作部に備える内視鏡。
JP2020571268A 2019-02-08 2020-02-06 内視鏡の吸引制御装置及び内視鏡 Active JP7119134B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019021684 2019-02-08
JP2019021684 2019-02-08
PCT/JP2020/004660 WO2020162565A1 (ja) 2019-02-08 2020-02-06 内視鏡の吸引制御装置及び内視鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2020162565A1 JPWO2020162565A1 (ja) 2021-12-02
JP7119134B2 true JP7119134B2 (ja) 2022-08-16

Family

ID=71947717

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020571268A Active JP7119134B2 (ja) 2019-02-08 2020-02-06 内視鏡の吸引制御装置及び内視鏡

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7119134B2 (ja)
CN (1) CN113473898B (ja)
WO (1) WO2020162565A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230110096A (ko) * 2022-01-14 2023-07-21 (주) 태웅메디칼 개폐유닛과 이를 포함하는 내시경 및 내시경 시스템

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012254136A (ja) 2011-06-08 2012-12-27 Fujifilm Corp 管路切換装置及び内視鏡
JP2014117338A (ja) 2012-12-13 2014-06-30 Hoya Corp 内視鏡用バルブ及び内視鏡
JP2015146926A (ja) 2014-02-06 2015-08-20 富士フイルム株式会社 内視鏡用吸引管路切換装置及び内視鏡

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008029527A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡システム
JP4608606B2 (ja) * 2009-03-30 2011-01-12 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡用流体制御装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012254136A (ja) 2011-06-08 2012-12-27 Fujifilm Corp 管路切換装置及び内視鏡
JP2014117338A (ja) 2012-12-13 2014-06-30 Hoya Corp 内視鏡用バルブ及び内視鏡
JP2015146926A (ja) 2014-02-06 2015-08-20 富士フイルム株式会社 内視鏡用吸引管路切換装置及び内視鏡

Also Published As

Publication number Publication date
WO2020162565A1 (ja) 2020-08-13
CN113473898A (zh) 2021-10-01
JPWO2020162565A1 (ja) 2021-12-02
CN113473898B (zh) 2023-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5250601B2 (ja) 内視鏡用管路切換装置
JP4841278B2 (ja) 内視鏡の吸引装置
JP5192528B2 (ja) 内視鏡用管路切換装置
JP5349561B2 (ja) 内視鏡用管路切換装置
JP5404569B2 (ja) 内視鏡の吸引ボタン
JP4608606B2 (ja) 内視鏡用流体制御装置
US20160270634A1 (en) Endoscope
JP5602712B2 (ja) 内視鏡の吸引管路切り替え装置
JP5409570B2 (ja) 内視鏡の吸引ボタン
US9615724B2 (en) Fluid control apparatus for endoscope
JP2013070702A (ja) 流体管路切換装置および内視鏡
JP5290482B1 (ja) 内視鏡装置
CN110248587B (zh) 内窥镜用阀及内窥镜
JP7119134B2 (ja) 内視鏡の吸引制御装置及び内視鏡
JP2021164491A (ja) 内視鏡用流体制御装置
CN112074224A (zh) 内窥镜用流体控制装置
JP4608605B2 (ja) 内視鏡用流体制御装置
JP5460542B2 (ja) 内視鏡の吸引ボタン
JP5409569B2 (ja) 内視鏡の吸引ボタン
US11925314B2 (en) Ultrasound endoscope
JP6655429B2 (ja) 医療機器及びこれを用いる医療システム
JP4217487B2 (ja) 内視鏡の管路切換装置
JPH0710723Y2 (ja) 内視鏡用送気送水切換装置
JP2012071021A (ja) 内視鏡の吸引ボタン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210726

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220712

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220803

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7119134

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150