JP2021164491A - 内視鏡用流体制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】予め定められた機能を備える口金に該機能とは異なる機能を実行する流体チューブが誤接続される不具合を解消した内視鏡用流体制御装置を提供する。【解決手段】送気吸引バルブ10は、内視鏡1の操作部3に取り付けられて流体管路2chに連通する管路開口部27mを有する係入部20a及び流体源と接続されるチューブ連結部21a、22aを有し、連結部21a、22aと管路開口部27mとを連通させるシャフト保持孔25を有するシリンダ本体20bを備えるシリンダ部20と、シャフト保持孔25に摺動自在に配置されるシャフト31を有する操作部材30と、を具備し、シリンダ本体20bには、シャフト保持孔25をシリンダ本体20bの外部に連通させる吸気口21e、凹部開口23bが形成され、流体源が駆動されて発生した流体の流れる方向と逆方向に流体が流れるときに警告音を発生する発音部40を吸気口21e、凹部開口23b近傍に有する。【選択図】図6D

Description

本発明は、内視鏡の操作部に設けられた装着部に着脱自在な内視鏡用流体制御装置に関する。
医療用の内視鏡は一般に、体腔内に挿入される挿入部と、挿入部の基端側に設けられた操作部と、を有している。内視鏡には挿入部内に送気、送水又は吸引のための流体管路(チャンネル)を設けたものがある。
このようなチャンネルを設けた内視鏡では、操作部に設けられた装着部に流体制御装置を配設することによって、操作部を把持する手の指で送気の制御、送水の制御、吸引の制御が可能になる。
近年、内視鏡操作部に設けられた1つの装着部に送気口金及び吸引口金を備えた送気送水流体制御装置を配設することにより、挿入部に設けられた管路を通じて送気と吸引とを行える内視鏡が利用されている。
特許文献1には内視鏡本体に対して着脱自在なシリンダが流体チューブから負荷を受けても不用意に外れないようにした内視鏡用流体制御装置が示されている。
この内視鏡用流体制御装置によれば操作部を把持する手の例えば人差指によって、内視鏡用流体制御装置の送気リーク孔を閉じることによって、圧縮空気がチャンネル開口部から体腔内へ流れるようになっている。一方、内視鏡用流体制御装置の操作ボタン押し込むことによって、体腔内の液体等をチャンネル開口部から挿通用チャンネルと管路とを通じて吸引できるようになっている。
この内視鏡用流体制御装置では、送気チューブが吸引口金に誤接続されて体腔内に過度の送気が行われる不具合を解消するため、吸引路を閉塞する弁体部を設けて吸引路を介した送気を回避している。
WO2010/116562号公報
しかしながら、作業者にとって吸引路を介した送気を回避する弁体部を組付ける作業は繁雑であった。また、組付作業後には、弁体部の異常の有無を確認する検査が必要であった。加えて、内視鏡観察前には医療従事者によって、吸引路を介して送気が行われないことを確認した上で内視鏡検査等に使用される。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、予め定められた機能を備える口金に該機能とは異なる機能を実行する流体チューブが誤接続される不具合を解消した内視鏡用流体制御装置を提供することを目的にしている。
本発明の一態様の内視鏡用流体制御装置は、内視鏡の装着部内に取り付けられて、前記内視鏡の挿入部内に設けられた流体管路に連通する管路開口部を有する係入部及び前記係入部に連設し、予め定めた機能を実行するための流体源と接続される連結部を有し、該連結部の開口と前記管路開口部とを連通させる流体路と成る空間部を有する本体部を備えるシリンダ部と、前記シリンダ部の空間部に摺動自在に配置されるシャフトを有する操作部材と、を具備し、前記本体部には、前記流体路を前記本体部の外部に連通させる通気口が形成され、前記流体源が駆動されることによって発生した流体の流れる方向と逆方向に流体が流れるときに警告音を発生する発音部を前記通気口近傍に有している。
本発明によれば、予め定められた機能を備える口金に該機能とは異なる機能を実行する流体チューブが誤接続される不具合を解消した内視鏡用流体制御装置を実現できる。
内視鏡及び内視鏡用流体制御装置を説明する図 内視鏡用流体制御装置を説明する図 図2Aの矢印Y2B方向から内視鏡用流体制御装置を見た図 図2BのY3A−Y3A線断面におけるシリンダ部のシャフト保持孔と吸引口金貫通孔とを主に説明する図 図2AのY3B−Y3B線断面におけるシリンダ部のシャフト保持孔と送気口金貫通孔とリーク凸部とを説明する図 図3BのY3C−Y3C線断面におけるシリンダ部のシャフト保持孔とリーク凸部とを主に説明する図 図3BのY3C−Y3C線断面におけるピストン部のシャフトを説明する図 図4Aの矢印Y4B方向からシャフトを見た図 図2BのY3A−Y3A線断面におけるシリンダ部とピストン部との非操作状態時の関係を説明する図 図3BのY3C−Y3C線断面におけるシリンダ部とピストン部との非操作状態時の関係を説明する図 内視鏡観察前の内視鏡に取り付けられた送気吸引バルブ示す図 送気源から送気されたガスが開口から噴出している状態及び送気用穴に向かってガスが供給される状態を説明する図 吸引チューブが吸引口金に通常に接続された状態を説明する図 送気チューブが吸引口金に誤接続された状態を説明する図 吸引チューブが送気口金に誤接続された状態を説明する図 吸引孔に設けられた発音部を説明する図 凹部に設けられた発音部を説明する図 吸引操作状態における吸引孔と吸引口金貫通孔との関係及び吸引口金貫通孔、吸引連絡凹部、挿入部管路側凹部で構成される吸引用の流体路を説明する図 吸引操作状態における送気用貫通孔と凹部連絡孔との関係を説明する図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
なお、以下の説明に用いる各図において、各構成要素を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、構成要素毎に縮尺を異ならせてあるものもある。即ち、本発明は、これらの図に記載された構成要素の数量、構成要素の形状、構成要素の大きさの比率、及び各構成要素の相対的な位置関係のみに限定されるものではない。
図1に示すように内視鏡1は、挿入部2と、操作部3と、ユニバーサルケーブル4と、を有している。符号10は内視鏡用流体制御装置(以下、送気吸引バルブと記載する)である。
挿入部2は、観察対象部位である被検体内に向けて挿入される細長で長尺な部材である。挿入部2は、先端側から順に先端部2aと、湾曲部2bと、可撓管部2cと、を連設している。湾曲部2bは、例えば上下の二方向に湾曲自在に構成されている。可撓管部2cは、長尺で可撓性を有する管状部材である。
なお、湾曲部2bは、上下左右の四方向に湾曲自在な構成であってもよい。また、挿入部2は、湾曲部2bの基端側に可撓管部2cの代わりに硬質管部を連設する構成であってもよい。
操作部3には、湾曲操作部5、各種スイッチ6、装着部7、処置具挿入口8等が設けられている。湾曲操作部5は、湾曲部2bを湾曲動作させる際に操作される。各種スイッチ6は、例えば、レリーズスイッチ、フリーズスイッチ、あるいは、通常観察と蛍光観察との切替等を行うための観察モード切替スイッチ等である。
装着部7には送気吸引バルブ10の係入部20aが着脱自在に取り付けられる。処置具挿入口8からは処置具が挿入される。処置具は、処置具挿通用チャンネルチューブ(不図示)を通過して先端部2aの処置具チャンネル用開口(不図示)から外部に導出される。
ユニバーサルケーブル4は、操作部3の側部より延出している。ユニバーサルケーブル4の端部には図示しない内視鏡コネクタが設けられている。内視鏡コネクタは、外部装置である例えば光源装置を備えたカメラコントロールユニットに着脱自在である。
送気吸引バルブ10は、内部空間を有する筒状のシリンダ部20と、操作部材(図4Aの符号30参照)と、を備えている。符号21は吸引口金、符号22は送気口金、符号23は発音部を兼用するリーク凸部であり、シリンダ部20の外周面に対して突出して設けられている。符号11は操作釦である。操作釦11は、操作部材30を構成するシャフト(図4Aの符号31参照)の一端側に取り付けられている。操作釦11の外方側は操作面であって押し込み操作時に手指が触れる。
図2A−図3Cを参照してシリンダ部20を説明する。
図2Aに示すようにシリンダ部20は、係入部20aとシリンダ本体20bとを有している。係入部20aは、装着部7内に取り付けられる部分である。シリンダ本体20bは、操作部3の外装から外方に突出する部分である。
符号20cは当接フランジである。当接フランジ20cは、装着部7の端面(図6Aの符号7b参照)に当接するシリンダ当接面20dを備えている。符号20eは位置決め部である。位置決め部20eは、装着部7の係合部(図1の符号7a参照)に配設されて送気吸引バルブ10の装着部7に対する向きを規定する。
図2A、図2Bに示すようにシリンダ本体20bの外周面からは、管状の吸引口金21及び送気口金22と、リーク凸部23と、が突出している。図2Aの符号40は後述する発音部であって、吸引孔(図3Aの符号24h参照)に設けられている。
吸引口金21の端部は吸引チューブ連結部21aである。吸引チューブ連結部21aには、流体源の1つであって吸引機能を有する吸引源から延出される、吸引チューブ(図6Aの符号51参照)が接続される。送気口金22の端部は送気チューブ連結部22aである。送気チューブ連結部22aには、流体源の1つであって送気機能を有する送気源から延出される送気チューブ(図6Aの符号52参照)が接続される。
図3Aを参照してシリンダ部20の構成及び吸引口金21とシャフト保持孔25との関係を説明する。
図3Aに示すようにシリンダ部20にはシリンダ長手軸a20に沿った貫通孔であるシャフト保持孔25が備えられている。シャフト保持孔25は、シリンダ長手軸a20の一方側開口である外方側開口26mと他方側開口である管路開口部27mとを有している。
外方側開口26mは、付勢部材用凹部26の開口である。付勢部材用凹部26内には例えば圧縮コイルバネ(図5Aの符号12参照)が配設される。圧縮コイルバネ12は、予め定めた弾性力を有し、予め定めた高さに設定されている。符号26dはバネ設置面である。
管路開口部27mは、挿入部管路側凹部27の開口であって、挿入部2内に設けられた流体管路(図6Aの符号2ch参照)に通じる管路開口部である。符号27dはフランジ当接面である。
符号21hは吸引口金貫通孔である。吸引口金貫通孔21hは、吸引チューブ連結部21a端に一方の開口であって外部に通じる吸引口21bを有している。吸引口金貫通孔21hの他方の開口は保持孔第1側孔21cであって、シャフト保持孔25の予め定めた位置に設けられている。
そして、吸引口21bと管路開口部27mとは吸引口金貫通孔21hと、シャフト保持孔25と、挿入部管路側凹部27と、によって連通している。
符号24hは吸引孔であって、シャフト保持孔25に通じる第2側孔21dと、外部に通じる通気口である吸気口21eと、を有している。吸気口21e近傍に発音部40が設けられている。
第2側孔21dは、シャフト保持孔25の予め定めた位置であって、第1側孔21cより図中上側に予め定めた距離離間して設けられている。そして、吸引口21bと吸気口21eとは吸引孔24hと、シャフト保持孔25と、によって連通している。
図3B、図3Cを参照してリーク凸部23の構成と、リーク凸部23と送気口金22及びシャフト保持孔25との関係を説明する。
まず、リーク凸部23の構成を説明する。
図3B、図3Cに示すようにリーク凸部23には凹部23aが設けられている。符号23mは凹部開口であり外部に向かって開口する通気口である。符号23bは凹部底面である。凹部底面23bには噴出口としての凹部第1開口23cと導入口としての凹部第2開口23dとが設けられている。凹部第1開口23cと凹部第2開口23dとは凹部底面23bに隣設している。
次に、送気口金22とリーク凸部23との関係を説明する。
図3Bに示すように送気口金22は、送気口金貫通孔22hを備えている。送気口金貫通孔22hは、送気チューブ連結部22a端に一方の開口であって外部に通じる送気口22bを有している。送気口金貫通孔22hの他方の開口は、凹部23aに通じる凹部第1開口23cである。凹部第1開口23c近傍には発音部(図7Bの符号40参照)が設けられている。
次いで、リーク凸部23とシャフト保持孔25との関係を説明する。
図3B、図3Cに示す符号23hは送気用貫通孔である。送気用貫通孔23hは、リーク凸部23の凹部23aに設けられた凹部第2開口23dが一方の開口であって導入口である。送気用貫通孔23hの他方の開口は、シャフト保持孔25に通じる送気連絡口23eである。
そして、送気口22bと管路開口部27mとは凹部開口23mが塞がれている状態で、送気口金貫通孔22hと、凹部23aと、送気用貫通孔23hと、シャフト保持孔25と、挿入部管路側凹部27と、によって連通している。
なお、送気口22bと凹部開口23mとは送気口金貫通孔22hと、凹部23aとによって外部に通じる送気用の通気路である。また、符号23fは庇部であり、凹部開口23mの端面23gより突出している。
次に、図4A、図4Bを参照して操作部材30を説明する。
図4A、図4Bに示すように操作部材30はピストン部であって、シャフト31にはシール部材32a、32bが配設されている。シール部材32a、32bは、それぞれ予め定めた弾性力を備えている。
また、シャフト31には吸引用の流体路を形成する際の連絡路として機能する吸引連絡凹部33と、送気用の流体路を形成する際の連絡路として機能する凹部連絡孔35及び送気用穴36と、を備えている。
吸引連絡用凹部33は、シャフト31の外周面に予め定めた深さで形成された窪みである。吸引連絡用凹部33の一端側33aは外フランジ部37近傍の予め定めた位置に設けられ、他端側33bは第2の周溝34b近傍の予め定めた位置に設けられている。
シャフト31は、シリンダ部20の内部空間であるシャフト保持孔25内に配置されて摺動自在である。シャフト31の外径は、シャフト保持孔25の内径より小径である。したがって、シャフト31の外周面とシャフト保持孔25の内周面との間に隙間(図5Aの符号13参照)が形成される。
シャフト31には第1シール部材32aが配設される第1の周溝34aと、第2シール部材32bがそれぞれ配設される第2の周溝34b及び第3の周溝34cが形成されている。
符号37は外フランジ部であり、外フランジ部37の外径はシャフト保持孔25の内径に対しては大径で、挿入部管路側凹部27の内径に対しては小径に設定されている。符号38は釦係止用周溝であって、操作釦11に設けられた内フランジ部(図5Aの符号11a参照)が係入される。
第1の周溝34aは、外フランジ部37側に形成されている。第1シール部材32aは、挿入部管路側凹部27の底面27bに対して密着する。第2の周溝34b及び第3の周溝34cは凹部連絡口35aを挟んで予め定めた距離、離間して設けられている。第2シール部材32bは、シャフト保持孔25の内周面に対して密着する。
送気用穴36は、シャフト中心軸a31に沿って形成された穴である。送気用穴36は、外フランジ部37の端面から予め定めた深さに設定してある。送気用穴36は、外フランジ部37の端面に開口を有している。
これに対して、凹部連絡孔35は、凹部連絡口35aと送気口35bとを有している。凹部連絡口35aは一方の開口であって、シャフト31の外周面に開口している。送気口35bは他方の開口であって、送気用穴36の内周面に底部側で開口している。
図5A、図5Bを参照して送気吸引バルブ10を説明する。
図5A及び図5Bに示すように送気吸引バルブ10は、シリンダ部20と操作部材30とが一体である。操作部材30のシャフト31は、シリンダ部20のシャフト保持孔25内に摺動自在に配置されている。したがって、シャフト31の外周面とシャフト保持孔25の内周面との間に隙間13が形成される。
シャフト31には操作釦11が一体に設けられている。操作釦11の操作面とは反対面とシリンダ部20のバネ設置面26dとの間には圧縮状態の圧縮コイルバネ12が配置されている。したがって、シャフト31は、圧縮コイルバネ12の付勢力によって図中上方向に移動されている。
この移動状態はバルブ初期状態であって非操作状態である。この状態において、外フランジ部37に設けられた第1シール部材32aは、挿入部開口27のフランジ当接面27dに密着している。一方、第2の周溝34b及び第3の周溝34cに設けられた第2シール部材32bは、シャフト保持孔25の内周面の予め定めた位置に密着している。
これらの結果、隙間13は、第1シール部材32aと第2の周溝34bの第2シール部材32bとで区切られた第1密閉空間13aと、2つの第2シール部材32bで区切られた第2密閉空間13bと、を有する。そして、第1密閉空間13aに吸引連絡用凹部33が配置され、第2密閉空間13bに凹部連絡口35aが配置されている。
図5Aで示すバルブ初期状態において第2の周溝34bに設けられた第2シール部材32bは、第2側孔21dよりも操作釦11側に離間した位置でシャフト保持孔25の内周面に密着している。そして、第1密閉空間13aに位置する吸引連絡凹部33は、吸引口金21の吸引口金貫通孔21hに連通すると共に、吸引孔24hに連通している。
したがって、バルブ初期状態時において、送気吸引バルブ10の吸引口21bと外部に通じる吸気口21eとが吸引口金貫通孔21h、吸引連絡凹部33、吸引孔24hとで構成される吸引用の通気路によって連通状態になる。
一方、図5Bに示すようにバルブ初期状態時において、第2密閉空間13bに送気連絡口23eと凹部連絡口35aとが配置している。このため、凹部23a内と挿入部管路側凹部27内とが送気用貫通孔23h、凹部連絡孔35、送気用穴36によって連通状態になっている。
つまり、バルブ初期状態時において、送気吸引バルブ10の送気口22bと管路開口部27mとは、凹部開口23mを塞ぐことによって、送気口金貫通孔22hと、凹部23aと、送気用貫通孔23hと、凹部連絡孔35、送気用穴36と、挿入部管路側凹部27と、で構成される送気用の流体路によって連通した状態になる。
なお、バルブ初期状態において、図3B等で示した開口23mが指で塞がれることによって、送気口金貫通孔22hと送気用貫通孔23hとが凹部23a内の空間を通じて連通状態になる。
ここで、送気吸引バルブ10の作用を説明する。
図6Aに示すように送気吸引バルブ10は、装着部7に取り付けられる。送気吸引バルブ10の当接フランジ20cのシリンダ当接面20dが装着部7の端面である位置決め面7bに当接した状態になる。符号2chは流体管路であって、一端部が装着部7に固設され、他端部は先端部2aに設けられた図示されていない口金に固設されている。
送気吸引バルブ10は、例えば内視鏡検査前に医療従事者によって内視鏡1に取り付けられる。その際、医療従事者は、送気吸引バルブ10に設けられた吸引口金21の吸引チューブ連結部21aに吸引源(不図示)から延出された吸引チューブ51を接続する。また、送気口金22の送気チューブ連結部22aに送気源(不図示)から延出された送気チューブ52を接続する。
送気チューブ52が送気チューブ連結部22aに接続された通常接続時、送気源が駆動状態において送気される例えば二酸化炭素ガス(以下、ガスと略記する)が図6Bの矢印Y6Bに示すように送気口金貫通孔22hと、凹部23aとによって構成された送気用の通気路を通過して凹部開口23mから外部に噴出され続ける。
一方、吸引チューブ51が吸引チューブ連結部21aに接続された通常接続時、吸気源が駆動状態において外部の空気が図6Cの矢印Y6Cに示すように示すように吸引孔24hと、吸引連絡凹部33と、吸引口金貫通孔21hと、で構成された吸気用の通気路をこの順に通過して吸引チューブ51によって吸引され続ける。
これに対して、図6Dに示すように送気チューブ52を誤って吸引チューブ連結部21aに接続した誤接続時、送気源から送気されるガスが吸気用の通気路中を通常接続時の空気の流れとは逆方向に流れる。
つまり、ガスは、矢印Y6Dに示すように吸引口金貫通孔21h、吸引連絡凹部33、吸引孔24hの順に流れて吸気口21eから外部に噴出される。
吸気口21e近傍には発音部40が設けられている。誤接続時においては吸引孔24h内を逆方向にガスが流れている。このため、逆方向に流れるガスによって発音部40から不快感を与える警告音が発せられる。
医療従事者は、警告音を確認することによって送気チューブ52を吸引口金21に誤接続したことを認識できる。認識後、医療従事者は、誤接続した送気チューブ52を吸引チューブ連結部21aから取り外し、送気口金22の送気チューブ連結部22aに接続し直す。
この結果、送気チューブ52の送気チューブ連結部22aへの接続が完了する。
一方、図6Eに示すように送気チューブ連結部22aに吸引チューブ51を誤って接続した誤接続時、吸引源の吸気作用によって外部の空気が矢印Y6E方向に流れる。つまり、空気が凹部23a、送気口金貫通孔22hの順に流れて吸引チューブ51によって吸引され続ける。
図7Bに示すように凹部第1開口23c近傍には発音部40が設けられている。誤接続時においては、凹部第1開口23cから逆方向に空気が流れている。このため、逆方に流れる空気によって発音部40から不快感を与える警告音が発せられる。
医療従事者は、警告音を確認することによって吸引チューブ51を送気口金22に誤接続したことを認識できる。確認後、医療従事者は、誤接続した吸引チューブ51を送気チューブ連結部22aから取り外し、吸引口金21の吸引チューブ連結部21aに接続し直す。
この結果、吸引チューブ51の吸引チューブ連結部21aへの接続が完了する。
図7A及び図7Bを参照して発音部40を説明する。
発音部は、リコーダーの唄口と同様な構成であって、空気がエッジに向かって流れ、エッジに当たって2つの流れに変化することによって音が鳴るように構成されている。
図7Aに示すように吸引孔24hに設けられた発音部40は、吸引孔24hの吸気口21e側に切欠41を設けてエッジ42が形成してある。
この発音部40では、送気源からのガスが矢印Y7aに示すように第2側孔21側から吸気口21e側に流れることよって、ガスがエッジ42付近で矢印Y7b、矢印Y7cに示す流れに変化して警告音を発する。
図7Bに示すように凹部23aに設けられる発音部40は、凹部第1開口23cと凹部第2開口23dとの間に凹部43を設けてエッジ42を形成してある。
この発音部40では、吸引される空気が矢印Y7dに示すように凹部開口23aから凹部第1開口23cに向かって流れることよって、空気がエッジ42に当たって矢印Y7eに示すように送気口金貫通孔22h内を進む流れと矢印7fに示すように凹部43内を進む流れとになって警告音を発する。
なお、空気が矢印とは反対方向に流れる通常接続時には警告音の発生はない。また、警告音の音色は切欠41、凹部43の形状、大きさを調整して決定される。また、エッジ42に当たる空気の向きを調整する目的で、吸引連絡凹部33の底面、凹部43の内面に、ガスの流れを変化させる調整部を設けて警告音の音色を調整するようにしてもよい。
このように、シリンダ本体20bに、吸引源が動作状態において外部の空気を吸引する吸引孔24hと、送気源が動作状態において外部に空気を噴出する凹部開口23mを有する凹部23aを設ける。そして、吸引孔24hの吸気口21e近傍及び凹部23a内の凹部第1開口23c近傍に発音部40を設ける。
このことによって、吸引口金21に送気源から延出される送気チューブ52が誤接続された送気状態時、及び送気口金22に吸引源から延出される吸引チューブ51が誤接続された吸引状態時、吸気口21e及び凹部第1開口23cに通常接続時とは逆方向に空気が流れ込むことにより、発音部40が警告音を発してチューブの誤接続を瞬時に判断できる。
なお、送気チューブ52を吸引口金21の吸引チューブ連結部21aに接続する際、送気源を予め駆動させおくことによって、送気チューブ52の端部が吸引チューブ連結部21aに配置された状態で警告音を発せられて接続完了前に誤接続を判断できる。
同様に、吸気源を駆動させた状態で吸引チューブ51を送気口金22の送気チューブ連結部22aに配置した場合においても接続完了前に誤接続を判断できる。この結果、チューブの口金への誤接続が解消される。
また、発音部40を設けたことによって吸引路を介した送気を回避する弁体部が不要になる。このため、構成部品の削減及び弁体部の組付け作業を不要にして安価な内視鏡用流体制御装置を実現できる。
ここで、送気の確認、及び、吸引の確認を説明する。
医療従事者は、吸引チューブ51及び送気チューブ52の吸引口金21及び送気口金22への通常接続を完了した後、管路開口部27mから送気されるか、管路開口部27mから吸引されるかを確認する作業を行う。
まず、送気確認作業について説明する。
医療従事者は、凹部開口23mを指で塞ぐ。すると、送気源から送気されているガスの噴出圧によって指腹が押される。ここで、医療従事者は、噴出圧に抗して凹部開口23mを塞ぎ続ける。この結果、ガスが図6Bの破線矢印Y6Baで示すように送気用貫通孔23hに流れていく。この後、ガスは、図5B等で示した凹部連絡孔35、送気用穴36、挿入部管路側凹部27を通過して管路開口部27mから噴出される。
このことによって、医療従事者は、送気機能が正常に働いていると判断する。これに対して、管路開口部27mから噴出されるガスの噴出力が弱い場合、あるいは、噴出を確認できなかった場合には不良品と判定する。この場合には、他の送気吸引バルブ10を用意してチューブ51、52の再接続作業を行う。
次に、吸引確認作業について説明する。
医療従事者は、バルブ初期状態に位置する操作釦11を圧縮コイルバネ12の付勢力に抗して指で押し下げて、図8A、図8Bに示す吸引操作状態に切り換える。
すると、外フランジ部37が移動されて挿入部管路側凹部27の管路開口部27mより外方に配置される。この結果、挿入部管路側凹部27と吸引連絡凹部33とが連通状態に変化する。また、第2の周溝34bに設けられていた第2シール部材32bが第2側孔21dと第1側孔21cとの間に配置される。この結果、吸引孔24hと吸引口金貫通孔21hとの連通状態が解除される。
また、第3の周溝34cに設けられていた第2シール部材32bが送気連絡口23eよりも図中下側に移動される。この結果、送気用貫通孔23hと凹部連絡孔35との連通状態が解除される。
これらの結果、送気吸引バルブ10の吸引口21bと管路開口部27mとが吸引口金貫通孔21h、吸引連絡凹部33、挿入部管路側凹部27で構成される吸引用の流体路によって連通されて吸引状態を得られる。
このことによって、医療従事者は吸引機能が正常に働いていると判断する。これに対して、管路開口部27mを介しての吸引量が弱い場合、あるいは、吸引を確認できなかった場合には不良品と判定する。この場合には、上述したように他の送気吸引バルブ10を用意してチューブ51、52の再接続を行う。
医療従事者は、送気機能及び吸引機能が正常であると判定した送気吸引バルブ10を上述したように操作部3の装着部7に取り付ける。
なお、上述した実施形態においては、発音部40を吸引孔24hの吸気口21e近傍及び凹部23a内の凹部第1開口23c近傍に設けている。しかし、発音部40を吸引孔24hの吸気口21e近傍、又は、凹部23a内の凹部第1開口23c近傍の一方だけに設けるようにしてもよい。
発音部40を凹部23a内の凹部第1開口23c近傍だけに設けた場合、吸引チューブ51が送気口金22に誤接続された場合には上述したように発音部40が警告音を発して誤接続を確認できる。
これに対して、送気チューブ52が吸引口金21に誤接続された場合には警告音を発生する代わりに吸気口21eから空気が噴出される。このため、医療従事者は、吸気口21eに手指を近づけて噴出を確認することで誤接続を認識できる。
一方、発音部40を吸気口21e近傍だけに設けた場合、送気チューブ52が吸引口金21に誤接続された場合には上述したように発音部40が警告音を発して誤接続を確認できる。
これに対して、吸引チューブ51が送気口金22に誤接続された場合には警告音を発生する代わりに凹部第1開口23cから送気口金貫通孔22h内に空気が取り込まれていく。医療従事者は、送気しようとして指で凹部開口23mを塞ぐ。すると、吸気源の吸引力によって指腹が凹部23a内に引き込まれることで誤接続を認識できる。
このように、発音部40を吸引孔24hの吸気口21e近傍、又は、凹部23a内の凹部第1開口23c近傍の一方だけに設けた場合でも誤接続を防止することができる。
なお、上述した実施形態においては、内視鏡用流体制御装置を送気吸引バルブ10としていた。しかし、内視鏡用流体制御装置を専用の吸引バルブとしてもよい。
吸引バルブにおいて、シリンダ部20の外周面から突出する送気口金貫通孔22hを有する送気口金22及びリーク凸部23、操作部材30のシャフト31の凹部連絡孔35、送気用穴36と及び周溝34b、34cが不要である。その他の構成は上述した実施形態と同様である。
この吸引バルブにおいては送気チューブ52が吸引口金21に接続した誤接続時に発音部40から警告音が発生する。そして、正常な吸引操作状態において、上述したように挿入部管路側凹部27と吸引連絡凹部33とが連通状態に変化して上述した吸引状態を得られる。
尚、本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
1…内視鏡 2…挿入部 2a…先端部 2b…湾曲部 2c…可撓管部 2ch…流体管路 3…操作部 4…ユニバーサルケーブル 5…湾曲操作部 7…装着部 10…送気吸引バルブ 11…操作釦 12…圧縮コイルバネ 13…隙間 13a…第1密閉空間 13b…第2密閉空間 20…シリンダ部 20a…係入部 20b…シリンダ本体 20c…当接フランジ 20d…シリンダ当接面 20e…位置決め部 21d…第2側孔 21h…吸引口金貫通孔 21…吸引口金 21a…吸引チューブ連結部 21b…吸引口 21c…第1側孔 21e…吸気口 22…送気口金 52…送気チューブ 22a…送気チューブ連結部 35b…送気口 22h…送気口金貫通孔 23…リーク凸部 23a…凹部 23m…凹部開口 23b…凹部底面 23c…凹部第1開口 23d…凹部第2開口 23e…送気連絡口 23f…庇部 23g…端面 23h…送気用貫通孔 23m…凹部開口 24h…吸引孔 25…シャフト保持孔 26…付勢部材用凹部 26d…バネ設置面 26m…外方側開口 27…挿入部管路側凹部 27b…底面 27d…フランジ当接面 27m…挿入部側開口 30…操作部材 31…シャフト 32a…第1シール部材 32b…第2の周溝 33…吸引連絡凹部 33a…一端側 3b…他端側 34a…第1周溝 34b…第2周溝 34c…第3周溝 35…凹部連絡孔 35a…凹部連絡口 36…送気用穴 37…外フランジ部 40…発音部 41…貫通孔 42…エッジ 43…凹部 51…吸引チューブ 52…送気チューブ

Claims (10)

  1. 内視鏡の操作部に取り付けられて、前記内視鏡の挿入部内に設けられた流体管路に連通する管路開口部を有する係入部及び前記係入部に連設し、予め定めた機能を実行するための流体源と接続される連結部を有し、該連結部の開口と前記管路開口部とを連通させる流体路と成る空間部を有する本体部を備えるシリンダ部と、
    前記シリンダ部の空間部に摺動自在に配置されるシャフトを有する操作部材と、を具備し、
    前記本体部には、前記流体路を前記本体部の外部に連通させる通気口が形成され、
    前記流体源が駆動されることによって発生した流体の流れる方向と逆方向に流体が流れるときに警告音を発生する発音部を前記通気口近傍に有する
    ことを特徴とする内視鏡用流体制御装置。
  2. 前記流体路が吸引用の流体路であって、前記通気口が吸引口であるとき、
    前記本体部は、前記流体源である吸引源が接続される吸引口金を備え、
    前記発音部は、前記吸引口金に前記流体源である送気源が誤接続されて前記吸引口から送気流体が噴出したときに警告音を発生することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用流体制御装置。
  3. 前記シャフトには非操作状態時には前記吸引口と前記吸引口金とを連通状態にし、操作状態時には前記吸引口と前記吸引口金との連通を遮断する複数のシール部材が設けられることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡用流体制御装置。
  4. 前記シャフトの外周面には、操作状態時に前記吸引口金と前記管路開口部とを連通させる吸引用の流体路の一部となる連絡路が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の内視鏡用流体制御装置。
  5. 前記本体部はさらに、
    前記送気源が接続される送気口金と、
    前記送気口金に接続された前記送気源から送気用の流体路に供給される送気流体を前記本体部の外部に噴出させる前記通気口としての噴出口を内面に有する凹部と、
    前記凹部の内面に前記噴出口に隣設して設けられ前記空間に通じる流体路の開口である導入口と、
    前記噴出口近傍に設けられ、前記送気口金に前記吸引源が誤接続されて該噴出口から空気が流れ込むときに警告音を発生する発音部と、を有し、
    前記シャフトには、前記非操作状態時に前記凹部内と前記管路開口部とを連通させる送気用の流体路の一部となる連絡路を具備することを特徴とする請求項4に記載の内視鏡用流体制御装置。
  6. 前記シャフトには、前記シール部材が配設される3つの周溝を有し、
    前記非操作状態時において第1周溝に配置されたシール部材は、前記管路開口部と前記吸引用の流体路の一部となる連絡路との間を遮断することを特徴とする請求項5に記載の内視鏡用流体制御装置。
  7. 前記非操作状態時において第2周溝に配置されたシール部材と第3周溝に配置されたシール部材とは前記導入口の他端の開口である送気連絡口を挟んで配置されて前記凹部内と前記管路開口部とを連通状態にすることを特徴とする請求項6に記載の内視鏡用流体制御装置。
  8. 前記操作状態時において、前記第3周溝に配置されたシール部材は、前記凹部内と前記管路開口部とを非連通状態にする位置に移動されることを特徴とする請求項6に記載の内視鏡用流体制御装置。
  9. 前記操作状態の時において、前記第2周溝に配置されたシール部材は、前記吸引口と前記吸引口金との間を遮断する位置に移動されることを特徴とする請求項6に記載の内視鏡用流体制御装置。
  10. 前記凹部は、前記本体部の外周面側に開口する凹部開口を備え、
    前記送気源から送気された流体が前記噴出口から噴出された噴出状態において、
    前記凹部開口を閉塞することによって、前記送気源から送気された流体が前記導入口から前記空間に通じる送気用貫通孔に流れることを特徴とする請求項5に記載の内視鏡用流体制御装置。
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