JP2012064827A - カセットアダプタ、及びアダプタ本体ロック装置 - Google Patents

カセットアダプタ、及びアダプタ本体ロック装置 Download PDF

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Abstract

【課題】300mmのウエハを収容する第1カセットに対応のロードポートを使用して、200mmのウエハを収容する第2カセットを設置してロック可能にするアダプタ本体ロック装置を提供する。
【解決手段】300mmのウエハを収容する第1カセットをキャリアベース5にロックするロック用エアシリンダ14を備えたロードポートPに、200mmのウエハを収容する第2カセットKを設置してロック可能にするために、キャリアベース5に取付けられるカセットアダプタは、キャリアベース5にセットされるアダプタベースVと、アダプタベースVを介して回動可能に装着されるL字形のアダプタ本体Dとから成り、アダプタ本体Dを構成するアダプタプレートEの裏面に、ロック用エアシリンダ14のロッド13の先端のロック爪12に対して解除可能に係合されて、キャリアベース5にアダプタ本体Dを固定可能とする被ロック部材35を一体に設ける。
【選択図】図9

Description

本発明は、300mmのウエハを収容する第1カセットに対応のロードポートを使用して、200mmのウエハを収容する第2カセットを設置可能にするためのカセットアダプタをキャリアベースに固定することにより、当該カセットアダプタにセットされた第2カセットがカセットカバーにより覆われた状態において、前記カセットアダプタを構成していて、当該カセットカバーの手前側の開口を閉塞するプレート体が開かないように同時にロック可能にするカセットアダプタ、及びアダプタ本体ロック装置に関するものである。なお、本明細書において、「300mmのウエハ」及び「200mmのウエハ」とは、それぞれ直径300mm及び直径200mmの円形のウエハを指す。
300mmのウエハの処理を主体にした処理装置においては、当該処理装置に対してウエハの搬入・搬出を行うために、多数枚のウエハを収容した第1カセットを設置するためのロードポートが、前記処理装置の外側におけるウエハの搬入・搬出を行う各部分にそれぞれ取付けられている。
このように、300mmのウエハの処理を主体にした処理装置において、200mmのウエハの処理を行う必要が生ずることがある。このような場合に、処理装置の外側に設置した各ロードポート自体を、200mmのウエハを収容する第2カセットに対応したロードポートに変更すれば問題はない。この方法では、300mmのウエハに比較して使用頻度の少ない200mmのウエハの処理のために、第2カセットに対応した専用のロードポートを多数製作・準備しておいて、ロードポート自体を取り替える必要がある。
上記の方法では、使用頻度の少ない第2カセット専用のロードポートの製作のみならず、ロードポートの取り替えのための作業をも必要とし、極めて不経済であると共に、ロードポートの交換のために、ウエハの処理能率も低下する。
そこで、本発明者は、300mmのウエハを収容可能な第1カセットに対応のロードポートに対して200mmのウエハを収容する第2カセットを設置可能にするためのカセットアダプタを使用する着想を得た。この着想の下では、300mmのウエハを収容する第1カセットのロードポートのキャリアベースに対して前記カセットアダプタがしっかりと固定され、しかも第2カセット全体が前記キャリアベースに対して固定されたカセットカバー内に収容されて、当該カセットカバーの手前側の開口は、前記カセットアダプタを構成するプレート体で覆われている。このため、処理装置に対してウエハの搬入・搬出を行っている動作中において、第2カセットを収容しているカセットカバーの手前側の開口を閉塞している前記プレート体を含めてカセットアダプタの全体をキャリアベースに対してロックする必要がある。なお、当業界では、300mmの第1ウエハを収容可能な第1カセットは、当業界でFOUP(Front Open Unified Pod)と称され、200mmの第2ウエハを収容可能な第2カセットは、オープンカセットと称されている。
上記の目的を達成するための先行技術としては、特許文献1,2があるが、特許文献1では、ドア自体のロック及び開閉のための専用のエアシリンダが不可欠であり、特許文献2では、カバーが開くのを防止するフィンガーの使用が不可欠である。
特許第438505号公報 特表2003−504887号公報
本発明は、300mmのウエハを収容する第1カセットに対応のロードポートを使用して、200mmのウエハを収容する第2カセットを設置可能にするためのカセットアダプタをキャリアベースに固定することにより、当該カセットアダプタにセットされた第2カセットがカセットカバーにより覆われた状態において、前記カセットアダプタを構成していて、当該カセットカバーの手前側の開口を閉塞するプレート体が開かないように同時にロック可能にすることを課題としている。
上記課題を解決するための請求項1の発明は、300mmの第1ウエハを収容可能な第1カセットを設置して、処理装置に対して当該第1ウエハを搬入・搬出させると共に、前記第1カセットの裏面部に設けられた被ロック部に対して解除可能に係合して、キャリアベースに対して前記第1カセットをロックするロック部材を備えたロードポートの前記キャリアベースに装着されて、200mmの第2ウエハを収容可能な第2カセットを設置可能とするためのカセットアダプタであって、前記カセットアダプタは、前記キャリアベースに固定されるアダプタベースと、二枚のプレート体が側面視でL字状となるように直交して一体化されて、当該アダプタベースに対して水平配置された回動軸を中心にして(90°−θ)の角度で回動可能に支持されるアダプタ本体とから成り、前記アダプタ本体は、前記回動軸心の側が低くなるように、水平面に対して僅かの角度(θ)だけ傾斜配置された状態で、前記ロードポートのカセットテーブルに対する第2カセットの設置及び取出しの双方が可能であるカセット受台と、傾斜姿勢から水平姿勢への移行により、前記カセット受台で支持されていた第2カセットの姿勢をほぼ反転させて、前記処理装置との間で第2ウエハの搬入・搬出が可能な姿勢で、当該第2カセットを載置可能なアダプタプレートとから成り、前記アダプタプレートの裏面には、当該アダプタプレートが水平配置された状態で、前記アダプタベースの下方に配置された前記ロック部材に対して解除可能に係合されて、前記キャリアベースに対して前記アダプタ本体を固定可能とする被ロック部材が一体に設けられて、前記ロック部材と前記被ロック部材とが係合した状態では、前記アダプタベースに固定されたカセットカバー内に前記第2カセットが収容された状態で、当該カセットカバーの手前側の開口を開口閉塞カバーのようにして覆っている前記カセット受台が開かないようにロックされる構成であることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、300mmの第1ウエハを収容する第1カセットをセットして、処理装置に対して第1ウエハの搬入・搬出を行うロードポートのキャリアベースにカセットアダプタがロックされる。即ち、カセット本体は、カセット受台とアダプタプレートとの二枚のプレート体が側面視でL字状となるように直交して一体化されたアダプタ本体がアダプタベースに対して水平な回動軸を介して(90°−θ)の角度で回動可能に支持された構成であって、前記アダプタプレートの下面に一体に設けられた被ロック部材は、第1カセット用の前記ロードポートのカセットテーブルのキャリアベースに設けられたロック部材に対してロックされて、当該アダプタプレートは、前記キャリアベースの上方に水平配置された状態で回動しないように固定される。キャリアベースに固定されたアダプタベースには、200mmの第2ウエハを収容する第2カセットを覆うためのカセットカバーが取付けられていて、当該カセットカバーは、回動によりアダプタ本体の全体を収容可能にすると共に、処理装置に対するウエハの搬入・搬出を可能にするために、手前側及び奥側が開口されている。
カセットアダプタが手前側に倒されて、カセットカバーの手前側の開口から当該カセット受台が飛び出て、回動軸の側が僅かに低くなるように水平線に対して角度(θ)だけ傾斜した状態で、収容された第2ウエハがほぼ垂直の状態で第2カセットが前記カセット受台に位置決めしてセットされる。当該カセット受台は、アダプタプレートの側が僅かに低くなるように傾斜配置されているので、当該カセット受台に位置決めされてセットされた第2カセットにおける第2ウエハの搬入・搬出時に底面となる面は、前記アダプタプレートに当接して、当該アダプタプレートに対しても位置決めされる。換言すると、水平面に対して僅かに傾斜配置されたカセット受台に対して第2カセットをセットすると、当該第2カセットは、当該カセット受台、及びアダプタプレートの双方に位置決めされる。その後に、手動操作によりカセットアダプタを(90°−θ)だけ回動させて、アダプタプレートを水平に配置させると共に、カセット受台を垂直に配置させると、当該第2カセットの全体は、アダプタベースに取付けられたカセットカバー内に収容されて、当該カセットカバーの手前側の開口は、カセットアダプタを構成するカセット受台により覆われる。
アダプタ本体が(90°−θ)だけ処理装置の側に向けて回動させることにより、アダプタ本体のアダプタプレートは、カセットカバー内に全体が収容されて、キャリアベースの上方に水平に配置される。この状態で、上記したように、当該アダプタプレートの裏面に固定された被ロック部材は、第1カセット用の前記ロードポートのカセットテーブルのキャリアベースに設けられたロック部材に対してロックされて、当該アダプタプレートは、前記キャリアベースの上方に回動しないように固定配置される。即ち、アダプタ本体の全体がキャリアベースに対して回動しないように固定配置される。この結果、第2カセットの全体を収容しているカセットカバーの手前側の開口を覆っているカセット受台は、当該カセットカバーの手前側の開口を覆った垂直姿勢を維持したまま固定配置されて、手前側に回動されて、前記カセットカバーの手前側の開口が開かれることはない。即ち、第1カセットをロードポートのキャリアベースに固定するためのロック部材をそのまま使用して、当該ロードポートに対して第2カセットをセット可能とするカセットアダプタを前記キャリアベースに固定できる。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記ロック部材は、先端にロック爪が設けられて、シリンダに対して出入りしながら回動を行うロッドを備えたエアシリンダで構成され、前記アダプタプレートの裏面に設けられた前記被ロック部材は、当該アダプタプレートが水平配置された状態で、前記キャリアベースにセットされた第1カセットの被ロック部と同一位置に配置される被ロック部を備え、前記エアシリンダのロッドの先端のロック爪と、前記被ロック部材の被ロック部とが係合する構成であることを特徴としている。
請求項2の発明によれば、カセットアダプタのアダプタ本体を構成するアダプタプレートの裏面に、第1カセットに設けられた被ロック部と同一構成の被ロック部を一体に設けることにより、エアシリンダで構成されたロック部材のロッドが出入りしながら回動して、当該ロッドの先端に一体に取付けたロック爪と、アダプタプレートの裏面に一体に取付けた被ロック部とが係合されて、第1カセットのロードポートのキャリアベースに対してカセットアダプタを固定配置できる。
また、請求項3の発明は、請求項2の発明において、ロック部材である前記エアシリンダのロッドは、垂直線に対して傾斜した方向に出入りすることを特徴としている。
請求項3の発明によれば、300mmの第1ウエハを収容する第1カセットをロック用のエアシリンダによりロードポートのキャリアベースに対してロックする際に、当該エアシリンダのロッドの全体の必要可動長を確保したうえで、上下方向に沿った必要可動長を短くできるので、第1カセットの底面との干渉を回避して、当該第1カセットをキャリアベースにロックできる。
また、請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかの発明において、前記カセット受台は、透明体で構成されていることを特徴としている。
請求項4の発明によれば、第2カセットの全体がカセットカバー内に収容されて、当該カセットカバーの手前側の開口が、アダプタ本体のカセット受台により覆われている状態、即ち、処理装置内に配置されたロボットのハンドにより、第2カセットに収容された第2ウエハが当該処理装置に搬入されたり、処理済の第2ウエハが当該第2カセットに搬入される状態を透明なカセット受台を通して視認可能となる。この結果、ロボットのハンドによる第2ウエハの搬入・搬出時において不具合が発生した場合には、当該不具合を即座に検出できる。
請求項5の発明は、300mmの第1ウエハを収容可能な第1カセットを設置して、処理装置に対して当該第1ウエハを搬入・搬出させると共に、前記第1カセットの裏面部に設けられた被ロック部に対して解除可能に係合して、キャリアベースに対して前記第1カセットをロックするロック部材を備えたロードポートの前記キャリアベースに装着されて、200mmの第2ウエハを収容可能な第2カセットを設置可能とするためのカセットアダプタであって、請求項1ないし4のいずれかに記載のアダプタ本体ロック装置を備えていることを特徴としており、それぞれ請求項1ないし4に記載の各発明と同一の作用効果が奏される。
本発明によれば、300mmのウエハを収容する第1カセットに対応のロードポートを使用して、200mmのウエハを収容する第2カセットを設置可能にするためのカセットアダプタをキャリアベースに固定することにより、当該カセットアダプタにセットされた第2カセットがカセットカバーにより覆われた状態において、前記カセットアダプタを構成していて、当該カセットカバーの手前側の開口を閉塞するプレート体が開かないように同時にロックすることができる。このため、第2カセットと処理装置との間で第2ウエハを搬入・搬出している作業中において、第2カセットが人手等により設定位置から移動される等の不具合を未然に防止できる。
ロードポートPのカセットテーブル4のキャリアベース5に対するカセットアダプタAの固定位置の関係を示す斜視図である。 キャリアベース5にカセットアダプタAが固定された状態の斜視図である。 カセットアダプタAの斜視図である。 カセットアダプタAとカセットカバーCとの分離状態の斜視図である。 異なる方向から見たカセットアダプタAとカセットカバーCとの分離状態の斜視図である。 アダプタ本体Dを手前側に倒して、カセット受台Bで第2カセットK2 を受ける状態の斜視図である。 同様の側面図である。 カセット受台Bで第2カセットK2 を受けた状態で、アダプタ本体Dを(90°−θ)だけ回動させて、アダプタベースV上にアダプタ本体Dを配置した状態の側面断面図である。 同様の状態において、キャリアベース5に対してアダプタ本体Dがロックされた状態を主体に示す側面断面図である。 (a)は、ロック時及び非ロック時におけるロック用エアシリンダ14のロック爪12と、アダプタプレートEの裏面に取付けられた被ロック部材35との関係を示す平面図であり、(b)は、同じく側面断面図である。 第2カセットK2 を下側から見た斜視図である。 アダプタ本体Dに設けられた第1及び第2の各位置決め機構F1 ,F2 と、第2カセットK2 の被位置決め部となる各リブの関係を示す図である。 (a),(b)は、それぞれロードポートPのキャリアベース5にセットされた第1カセットK1 の異なる部分の断面図である。
以下、最良の実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。最初に、図1、図2及び図13を参照して、300mmの第1ウエハを収容する第1カセットK1 をセットして、処理装置100に対して当該300mmのウエハの搬入・搬出を行うロードポートPに関して、本発明の理解に必要な部分についてのみ説明し、その後に、本発明に係るカセットカバーCを備えたカセットアダプタAについて説明する。ロードポートPは、処理装置100の特定位置の外壁面に接した状態で垂直に配置されるロードポート本体1と、当該ロードポート本体1の背面側に配置されて、第1カセットK1 の蓋体(図示せず)を着脱するために、当該蓋体を保持する蓋体保持板2を備えた蓋体着脱装置3と、前記ロードポート本体1の手前側に水平に設けられて、第1カセットK1 をセットするためのカセットテーブル4とを備えている。前記蓋体保持板2の手前側には、第1カセットK1 の蓋体(図示せず)のロック及びその解除をロック爪、並びに当該蓋体保持板2の吸着を行う吸盤が設けられているが、これらは、いずれも図示されていない。ロードポート本体1におけるカセットテーブル4よりも上方の部分には、処理装置100に対するウエハの搬入・搬出を行う方形状のウエハ移載窓1aが設けられている。当該カセットテーブル4には、処理装置100に対するウエハを搬入・搬出方向である第1水平方向Xと、当該第1水平方向Xと直交する水平方向である第2水平方向Yとの双方に対する位置決めを行った状態で、前記第1カセットK1 をセットするためのキャリアベース5が前記第1水平方向Xに沿って前進・後退可能に配置されている。キャリアベース5は、キャリアカバー6で全体が覆われていて、第1カセットK1 の裏面に形成された3個の位置決め孔7に対応する位置にそれぞれ位置決め突起8が設けられている。前記位置決め孔7は、第1カセットK1 の裏面に下方に突出して一体に形成された各凸部9の下面に形成されている。また、計3個の各位置決め突起8の近傍には、キャリアベース5に位置決め状態で第1カセットK1 をセット(着座)することにより、当該カセットK1 の裏面に設けられた各凸部9により下方に押圧されて下動することにより、前記キャリアベース5に対して当該第1カセットK1 がセット(着座)されたことを検出する計3つの第1〜第3の各着座センサS1 〜S3 がそれぞれキャリアベース5の上面から突出して設けられている。
また、第1カセットK1 の裏面における前面(蓋体の側)に近い部分には、側面視で逆L字状をした被ロック部11が一体に設けられている。一方、キャリアベース5の側には、第1カセットK1 の被ロック部11に係合可能なロック爪12が先端に取付けられたロッド13を有するロック用エアシリンダ14が垂直線に対して傾斜して配置され、当該ロック爪12は、キャリアベース5に設けられた貫通孔17を通って当該キャリアベース5の上面から上方に突出して配置されている。ロック用エアシリンダ14を上記のように傾斜配置したのは、第1カセットK1 の底面と干渉することなく、当該ロック用エアシリンダ14のロッド13の必要可動長を確保するためである。ロック用エアシリンダ14のロッド13は、進退と90°の範囲内での回動とを行うことにより、当該ロック用エアシリンダ14のロッド13の先端のロック爪12と、第1カセットK1 の被ロック部11とが解除可能に係合して、キャリアベース5に位置決めされてセット(着座)された第1カセットK1 は、当該キャリアベース5に対する浮き上がりを防止された状態でロックされる。この状態で、駆動手段(図示せず)によりキャリアベース5がウエハ移載窓1aの側に向けて前進すると、当該キャリアベース5にセットされた第1カセットK1 の前面の開口の周縁に設けられたフランジ15(図13参照)が、ロードポート本体1のウエハ移載窓1aの周縁に密着して、前記蓋体着脱装置3の蓋体保持板2による処理装置100の側からのロードポート本体1のウエハ移載窓1aの閉塞状態が解除されても、ウエハ移載窓1aの部分の気密は保持されて、エアークリーン度の高い処理装置100内の気密が保持される。また、キャリアベース5には、計3個の位置決め突起8を利用して、当該キャリアベース5の上面に第1カセットK1 をセットする際に、第1カセットK1 の位置が正規の位置より大きくずれている場合には、当該第1カセットK1 の底面と干渉してその旨を知らしめれるための計3本のノックアウトピン(図示せず)を螺合させるねじ孔16が形成されている。
次に、図1ないし図10を参照して、本発明に係るカセットアダプタAについて説明する。図1は、ロードポートPのカセットテーブル4のキャリアベース5に対するカセットアダプタAの固定位置の関係を示す斜視図であり、図2は、キャリアベース5にカセットアダプタAが固定された状態の斜視図であり、図3は、カセットアダプタAの斜視図であり、図4は、カセットアダプタAとカセットカバーCとの分離状態の斜視図であり、図5は、異なる方向から見たカセットアダプタAとカセットカバーCとの分離状態の斜視図であり、図6は、アダプタ本体Dを手前側に倒して、カセット受台Bで第2カセットK2 を受ける状態の斜視図であり、図7は、同様の側面図であり、図8は、カセット受台Bで第2カセットK2 を受けた状態で、アダプタ本体Dを(90°−θ)だけ回動させて、アダプタベースV上にアダプタ本体Dを配置した状態の側面断面図であり、図9は、同様の状態において、キャリアベース5に対してアダプタ本体Dがロックされた状態を主体に示す側面断面図であり、図10(a)は、ロック時及び非ロック時におけるロック用エアシリンダ14のロック爪12と、アダプタプレートEの裏面に取付けられた被ロック部材35との関係を示す平面図であり、同(b)は、同じく側面断面図である。なお、以下の説明において、アダプタ本体Dを構成するカセット受台B及びアダプタプレートEには、種々の部材がボルトを介して固定されているが、当該ボルトによる固定自体には何の特徴もないので、図面を簡略化して本発明に必要な部分の理解を容易にするために、本発明において必要なボルトを除いて、全図においてボルトの図示を略す。
図4ないし図7に示されるように、カセットアダプタAは、前記キャリアベース5に固定されるプレート状のアダプタベースVと、二枚のプレート体が側面視でL字状となるように直交して一体化されて、当該アダプタベースVに対して回動軸21を中心にして、(90°−θ)の角度内において手動により回動されるアダプタ本体Dとから成る。前記アダプタベースVにおける第1水平方向Xに沿った後端部であって、その両端部には、ディスクダンパー22を支持するための左右一対のダンパー支持ブラケット23が固定され、各ダンパー支持ブラケット23の外側には、前記回動軸21を支持するための軸支持ブラケット24がそれぞれ固定されている。回動軸21の両端部は、ダンパー支持ブラケット23及びディスクダンパー22をそれぞれ貫通して軸支持ブラケット24に支持され、当該回動軸21における左右の各ダンパー支持ブラケット23の間には、プレート取付けブラケット25が外側に一体に嵌め込まれていて、当該回動軸21とプレート取付けブラケット25とは、一体となって回動する構造となっている。
アダプタ本体Dは、前記回動軸21の側が僅かに低くなるように、角度(θ)(図7参照)だけ傾斜した状態で、200mmのウエハを収容可能な第2カセットK2 の設置、及び取出しを行うためのカセット受台Bと、傾斜姿勢から水平姿勢への移行により、前記カセット受台Bで支持されていた第2カセットK2 の姿勢をほぼ90°変更して、前記処理装置100との間でウエハの搬入・搬出が可能な姿勢に変更して、載置し直すためのアダプタプレートEとから成って、当該カセット受台B及びアダプタプレートEが互いに直交するようにして、前記プレート取付けブラケット25に一体に取付けられている。カセット受台Bの背面には、二枚のプレート体が側面視でL字状となるように直交して一体化された前記アダプタ本体Dを手動操作により回動させる際に、作業者の一方の手で掴むことの可能なグリップ20が設けられている。
また、前記カセット受台BとアダプタプレートEの各内面には、それぞれ異なる姿勢で第2カセットK2 を位置決めした状態で支持可能とするための第1及び第2の各位置決め機構F1 ,F2 が取付けられており、当該第1及び第2の各位置決め機構F1 ,F2 は、第2カセットK2 の形状に依拠している。従って、図3、図11及び図12を参照して、第1及び第2の各位置決め機構F1 ,F2 との関係において、第2カセットK2 の形状について簡単に説明する。図11は、第2カセットK2 を下側から見た斜視図であり、図12は、アダプタ本体Dに設けられた第1及び第2の各位置決め機構F1 ,F2 と、第2カセットK2 の被位置決め部となる各リブの関係を示す図である。200mmのウエハを収容する第2カセットK2 は、一対の対向側壁部110が上板部111、下板部112及び下側連結板部113とで連結されて、各対向側壁部110の内側面にウエハの周縁部を挿入して支持するためのウエハ挿入溝114が上下方向に一定ピッチをおいて多数設けられ、前記下側連結板部113の下面に一対の対向側壁部110の対向方向に沿って位置決め突条115が設けられている。当該位置決め突条115の両端の形成端には、当該位置決め突条115と直交し、しかも当該突条115よりも僅かに突出するようにして、一対のセンサ作動リブ116が互いに平行に形成されている。一方、挿入されたウエハを垂直にして支持可能なように、ウエハ挿脱開口117と反対の側には、一対のセンサ作動リブ116が前記一対のセンサ作動リブ116と直交し、しかも互いに平行に形成されている。また、上板部111には、当該第2キャリアK2 を手で持ち上げるための把手119(図6参照)が設けられている。
そして、回動軸21の側が僅かに低くなるように傾斜配置されたカセット受台B及び水平配置されたアダプタプレートEの双方に対して前記第2カセットK2 を位置決めしてセットできるように、カセット受台B及びアダプタプレートEには、それぞれ第1及び第2の各位置決め機構F1 ,F2 が設けられている。カセット受台Bに設けられた第1位置決め機構F1 は、第2カセットK2 の一対の起立板部118の各位置を外側から規制するための細長ブロック状の一対の第1位置決め部材26と、第2カセットK2 の一対のセンサ作動リブ116がアダプタプレートEの上面に当接した状態で、前記一対の起立板部118におけるアダプタプレートEから離れた側の端面を規制するための細長ブロック状の第2位置決め部材27とから成る。一方、アダプタプレートEに対して第2カセットK2 を位置決めするための第2位置決め機構F2 は、上記のようにして、カセット受台Bに対して第1位置決め機構F1 により第2カセットK2 が位置決めされた状態において、当該第2カセットK2 の位置決め突条115が挿入される位置決め挿入溝28を形成するための細長ブロック状の一対の第3位置決め部材29により構成される。これにより、回動軸21の側が僅かに低くなるように配置されたカセット受台Bに対して、収容されたウエハがほぼ垂直姿勢となったままで第2カセットK2 をカセット受台Bに載せて、そのままアダプタプレートEの側に僅かにスライドさせると、第2カセットK2 の一対の起立板部118がカセット受台Bの一対の第1位置決め部材26と第2位置決め部材27の間に入り込むと共に、第2カセットK2 の位置決め突条115が一対の第3位置決め部材29の間の位置決め挿入溝28に挿入されて、第2カセットK2 は、カセット受台B及びアダプタプレートEの双方に対して位置決めされる。このため、カセット受台Bの第2カセットK2 に載せられた状態で、アダプタ本体Dを(90°−θ)だけ回動させて、アダプタプレートEを水平にした状態においても、ほぼ90°反転された第2カセットK2 は、当該アダプタプレートEに対して第1及び第2の各水平方向X,Yの双方向に位置決めされた状態を保持する。なお、図3、図12等において、31は、一対の第3位置決め部材29のそれぞれ外側に平行に配置されていて、当該第3位置決め部材29よりも大きな厚さを有していて、第2位置決め機構F2 に対する第2カセットK2 の位置決めの案内、及び位置決めされた状態において第2カセットK2 が第1水平方向Xに移動するのを防止する案内・規制部材を示す。
また、第2カセットK2 においても、アダプタプレートEに対して当該第2カセットK2 が正しい平行姿勢でセット(着座)されたことを検出する必要があり、図3及び図4に示されるように、アダプタプレートEに対して第2カセットK2 が第2位置決め機構F2 により位置決めされてセットされた状態で、当該第2カセットK2 の下板部112の裏面を当接させて前記水平姿勢を検出する第4及び第5の各着座センサS4 ,S5 が当該アダプタプレートEの一方の対角線方向に沿って出入り可能に配置されている。第4及び第5の各着座センサS4 ,S5 は、アダプタプレートEに第2カセットK2 を位置決めしてセットすることにより、センサ作動リブ116により作動される。なお、図4において、32は、第4及び第5の各着座センサS4 ,S5 を出入り可能に支持するためのセンサホルダーを示す。
また、第4及び第5の各着座センサS4 ,S5 のいずれもが作動して、アダプタ本体Dを構成するアダプタプレートEに対して第2カセットK2 が正しく水平に設置されても、当該アダプタプレートEが水平に設置されていない場合には、結果として、アダプタプレートEに載せられた第2カセットK2 は、水平に設置されていないことになって、処理前に、当該第2カセットK2 からウエハを取り出したり、処理後においてウエハを当該第2カセットK2 に収容するのに支障を来す。このため、図4及び図8に示されるように、アダプタプレートEの裏面における自由端側の両コーナー部に近い部分に、前記アダプタプレートEが水平の状態でアダプタベースVに当接する左右一対のストッパボルト33がそれぞれ設けられていると共に、アダプタベースVが水平の状態で、当該アダプタベースVの下方に配置された前記第1着座センサS1 を作動させるためのセンサ作動ボルト34が、前記アダプタプレートEの裏面における第1着座センサS1 の配置位置に対応した位置に取付けられている。この構成により、アダプタプレートEに対して第2カセットK2 が正しく水平に設置されたこと、及び当該アダプタプレートEが水平に設置されたことの双方を検出可能となる。また、アダプタプレートEが水平に配置された状態において、当該アダプタプレートEの裏面における第1カセットK1 に設けられた被ロック部11に対応する位置には、同じく上下方向に長いL字形をした被ロック部材35が取付けられており、図9及び図10に示されるように、当該被ロック部材35の先端の被ロック部35aとロック用エアシリンダ14のロッド13の先端のロック爪12と係合して、キャリアベース5に対してアダプタ本体Dがロックされる構成になっている。なお、図4及び図8において、36は、ロック用エアシリンダ14のロッド13の先端のロック爪12及び前記被ロック部材35とアダプタベースVとの干渉を回避するための逃げ孔を示し、37は、キャリアベース5に設けられた第1〜第3の各着座センサS1 〜S3 と、アダプタベースVとの干渉を避けるために、当該アダプタベースVに設けられた逃げ孔を示す。
また、アダプタベースVには、第1カセットK1 のロードポートPのキャリアベース5に設けられた計3個の位置決め突起8をそれぞれ嵌合させて、当該キャリアベース5に対してアダプタベースVを位置決めしてセットするための計3つのセット孔38が形成されている。
次に、図2ないし図5を参照して、アダプタ本体DのアダプタプレートEにセットされた状態で、当該アダプタ本体D及び第2カセットK2 の双方を収容するために、アダプタベースVに取付けられるカセットカバーCについて説明する。第1カセットK2 は、アダプタ本体DのアダプタプレートEに対しては第1及び第2の各水平方向X,Yに位置決めされた状態で載せられているのみであって、ロックされていない。そこで、処理装置100に対する第2ウエハW2 の搬入及び搬出時、即ち、処理装置100内に配置されたウエハ移載用のロボットの作動中、及びその前後において、アダプタプレートEに位置決め状態で載せられている第2カセットK2 を周囲から触れられないように保護するために、当該第2カセットK2 の全体がカセットカバーCで覆われる。カセットカバーCは、内部が透視可能なように透明樹脂で形成されて、第2カセットK2 を操作する作業者からみて手前側面、奥側面、及び底面の計3面が開口されて、それぞれ手前側開口41、奥側開口42及び底面開口43となっていて、全体が略立方体状となっている。カセットカバーCの各側板部44の先端面には、天板部45の先端面と同一面となるように、それぞれフランジ部46が外側方に一体に設けられていて、第2カセットK2 が前進端まで前進されて、第2ウエハの搬入・搬出位置に位置した状態において、ロードポートPのウエハ移載窓1aの周縁に当接して、当該ウエハ移載窓1aを閉塞可能なようになっている。このフランジ部46は、フランジ板部46aの周縁部に枠体部46bが嵌め込まれ、ウエハ移載窓1aの両側縁部では、左右の各枠体部46bが当接する構成となっている。また、各側板部44の下端部であって、手前側の略半分の部分には、アダプタベースVに固定されたディスクダンパー22、ダンパー支持及び軸支持の各ブラケット23,24を覆うための突出カバー部47が側方に突出して設けられている。天板部45は、起立したカセット受台Bを収容可能なように、手前側が高くなるような段差状に形成されている。前記カセットカバーCは、各側板部44の下端に外側に水平に受けられた取付けフランジ部44a及び前記突出カバー部47の側板部47aが、それぞれアダプタベースVの上面周縁部、及び側端面にそれぞれ複数本のビス48を介して着脱可能に取付けられる。
また、図6及び図7に示されるように、第2ウエハW2 がほぼ垂直に収容された第2カセットK2 をカセット受台Bにセットする場合には、当該カセット受台Bは、回動軸21の側が僅かに低くなるように、傾斜配置させるために、アダプタベースVにおける前記回動軸21が配置される部分には、当該回動軸21の外側に嵌合されたプレート取付けブラケット25を当接させるための左右一対の当接体39が取付けられている。カセット受台Bの傾斜角度(θ)は、5〜10°である。なお、図3〜図5において、S6 は、第2カセットK2 内から第2ウエハW2 の搬出(取出し)の開始時において、当該第2カセットK2 から一定量を超えて突出している第2ウエハW2 を検出するための一対一組のウエハ飛出検出センサの一方を示し、アダプタプレートEの先端部中央の裏面にブラケットを介して突出状態で取付けられている。
そして、第1カセットK1 のロードポートPのキャリアベース5に対してカセットアダプタAを取付けるには、図1に示されるように、当該キャリアベース5に形成されたロックアウトピン(図示)の複数本のねじ孔16と、同数の固定ボルト52を用いて、カセットカバーCが取付けられていない状態のアダプタベースVを前記キャリアベース5に固定する。アダプタベースVにおける前記複数本のねじ孔16に対応する部分には、それぞれボルト挿通孔53(図1及び図9参照)が貫通されていて、キャリアベース5の直上にカセットアダプタAのアダプタベースVを配置して下降させて、当該アダプタベースVの複数のセット孔38に対してキャリアベース5に設けられた各位置決め突起8を嵌合させ、この状態において、アダプタベースVのボルト挿通孔53に挿通された各固定ボルト52をキャリアベース5の各ねじ孔16に螺合させると、当該キャリアベース5に対してアダプタベースVが第1及び第2の各水平方向X,Yにそれぞれ位置決めされた状態で、当該キャリアベース5に対してアダプタベースVが固定される(図9参照)。これにより、第1カセットK1 のロードポートPのキャリアベース5にカセットアダプタAを構成するアダプタ本体Dが回動軸21を回動中心として、(90°−θ)の角度で回動可能に装着される。この状態で、複数本のビス48を用いて、アダプタベースVにカセットカバーCを取付けると、カセット受台Bが垂直となった姿勢で、アダプタ本体Dの全体がカセットカバーCにより覆われる(図2参照)。
次に、図6ないし図10を参照して、第2ウエハW2 が収容された第2カセットK2 を傾斜配置されたカセット受台Bにセットした後に、アダプタ本体Dを(90°−θ)だけ回動させて、全体がカセットカバーCで覆われた状態において、当該アダプタ本体DのアダプタプレートEを、ロードポートPのキャリアベース5にロックさせるまでの作用について順次説明する。第1カセットK1 のロードポートPのキャリアベース5にカセットアダプタAを装着して、第2カセットK2 をセット可能にするためのカセットアダプタAを使用するには、ロードポートPのキャリアベース5に設けられた第1〜第3の各着座センサS1 〜S3 のうち、第1着座センサS1 のみを有効にして、残りの第2及び第3の着座センサS2 ,S3 を無効にしておくと共に、カセットアダプタAのアダプタプレートEに取付けられた第4及び第5の各着座センサS4 ,S5 を有効にしておく。
まず、図6及び図7に示されるようにして、アダプタ本体Dを手動により手前側に倒すと、プレート取付けブラケット25の両端ブラケットが、アダプタベースVに取付けられた左右一対の当接体39に当接して、当該アダプタ本体Dのカセット受台Bは、回動軸21の側が低くなるようにして、水平面に対して角度(θ)だけ傾斜して配置される。このように、手動によりアダプタ本体Dを回動させる際は、回動軸21の両端部に配置された各ディスクダンパー22が回動抵抗となるため、自重により速い速度で回動するのが防止されて、ゆっくりと回動するために、アダプタ本体Dが回動停止する際に、第2カセットK2 に支持されている第2ウエハW2 がウエハ挿入溝114から突出するのが防止される。この状態で、収容された第2ウエハW2 がほぼ垂直にして、第2カセットK2 の左右一対の起立板部118を、第1位置決め機構F1 を構成する左右一対の第1位置決め部材26と、別の第2位置決め部材27との間に挿入すると、カセット受台Bが傾斜配置されているために、当該第2カセットK2 は、起立姿勢のアダプタプレートEの側に押し付けられて、下側連結板部113の裏面に設けられた位置決め突条115は、第2位置決め機構F2 を構成する2本の第3位置決め部材29の間に形成された位置決め挿入溝28に挿入される。これにより、アダプタ本体Dを(90°−θ)だけ回動させて、図8及び図9に示されるように、ほぼ反転された当該第2カセットK2 がアダプタプレートEの上に載せられた状態において、当該第2カセットK2 は、第1及び第2の各水平方向X,Yに対して位置決めされる。
アダプタ本体Dの(90°−θ)の回動により、傾斜配置されたカセット受台Bから水平配置されたアダプタプレートEに移載せられた第2カセットK2 の各センサ作動リブ116により、当該アダプタプレートEに設けられた第4及び第5の各着座センサS4 ,S5 の双方が「ON」となると、当該アダプタプレートEに対して第2カセットK2 が正しい姿勢でセット(着座)されたことが検出される。また、アダプタ本体Dの(90°−θ)の回動により、アダプタプレートEの裏面に設けられた左右一対のストッパボルト33がアダプタベースVに当接して、当該アダプタプレートEが水平に配置されると、当該アダプタプレートEの裏面に取付けられたセンサ作動ボルト34が、当該アダプタプレートEの逃げ孔37を通ってキャリアベース5に取付けられた第1着座センサS1 を「ON」にすると、当該アダプタプレートEが水平に配置されたことが検出される。
上記のようにして、アダプタプレートEに対して第2カセットK2 が正しい姿勢で着座されたこと、及び当該アダプタプレートEが水平に配置されたことの双方が確認された後に、ロック用エアシリンダ14のロッド13を突出端まで突出させて、図10(a)に示されるように、当該ロッド13の先端のロック爪12が第2水平方向Yに沿って配置された状態で、当該ロッド13を90°だけ回転させた後に引っ込めると、図9及び図10(b)に示されるように、アダプタベースVの逃げ孔37に入り込んでいるアダプタプレートEの裏面の被ロック部材35の被ロック部35aは、前記ロック爪12によりロックされる。これにより、アダプタ本体Dは、ロードポートPのキャリアベース5に対してロックされて、回動できなくなる。このように、第1カセットK1 のロードポートPのキャリアベース5に設けられたロック部材であるロック用エアシリンダ14を利用して、第2カセットK2 を操作させるためのカセットアダプタAを前記キャリアベース5に対してロック可能となる。
そして、処理装置100の内部のロボットのハンドにより第2カセットK2 内の第2ウエハW2 の搬出及び搬入が可能な位置まで、キャリアベース5を前進させると、第2カセットK2 の全体を覆っているカセットカバーCの前端の左右一対のフランジ部を含めて当該カセットカバーCの前端面が、ロードポートPのウエハ移載窓1aの周縁に密着することにより、当該ウエハ移載窓1aを処理装置100の側から覆っている蓋体保持板2を取り外して、第2ウエハW2 の移載が可能な状態にしても、当該ウエハ移載窓1aの部分の気密が保持されて、処理装置100内のエアクリーン度が維持される。
また、第2カセットK2 は、第1及び第2の各水平方向X,Yの双方に位置決めされた状態で、水平配置されたアダプタプレートEにセットされているのみであって、固定されてはいないが、当該第2カセットK2 の全体がカセットカバーCにより覆われ、しかも当該カセットカバーCの手前側開口41は、起立姿勢のカセット受台Bにより覆われているので、誤って人手が第2カセットK2 に触れて、当該第2カセットK2 がセット位置からずらされる恐れはない。また、カセット受台Bが透明体で構成されているため、当該カセット受台Bを透視して第2ウエハの搬入・搬出の状態が目視できるため、第2ウエハの搬入・搬出に係る何らかの不具合が発生した場合には、即座に分かる。
なお、処理を終えた第2ウエハW2 は、第2カセットK2 の各ウエハ挿入溝114に戻された後に、アダプタ本体DがカセットカバーCの外部に向けて(90°−θ)だけ回動させ(図6及び図7参照)、この状態で、アダプタ本体Dから第2カセットK2 を取り出して、次の工程に搬送する。
A:カセットアダプタ
B:カセット受台
C:カセットカバー
D:アダプタ本体
E:アダプタプレート
1 :第1カセット
2 :第2カセット
1 〜S3 :第1カセットのロードポートの着座センサ
4 ,S5 :第2カセットのカセットアダプタの着座センサ
2 :第2ウエハ
X:第1水平方向
Y:第2水平方向
θ:カセット受台の傾斜配置角度
5:キャリアベース
12:ロック爪
13:ロック用エアシリンダのロッド
14:ロック用エアシリンダ
33:ストッパボルト
34:センサ作動ボルト
35:被ロック部材
35a:被ロック部

Claims (5)

  1. 直径300mmの円形の第1ウエハを収容可能な第1カセットを設置して、処理装置に対して当該第1ウエハを搬入・搬出させると共に、前記第1カセットの裏面部に設けられた被ロック部に対して解除可能に係合して、キャリアベースに対して前記第1カセットをロックするロック部材を備えたロードポートの前記キャリアベースに装着されて、直径200mmの円形の第2ウエハを収容可能な第2カセットを設置可能とするためのカセットアダプタであって、
    前記カセットアダプタは、前記キャリアベースに固定されるアダプタベースと、二枚のプレート体が側面視でL字状となるように直交して一体化されて、当該アダプタベースに対して水平配置された回動軸を中心にして(90°−θ)の角度で回動可能に支持されるアダプタ本体とから成り、
    前記アダプタ本体は、前記回動軸心の側が低くなるように、水平面に対して僅かの角度(θ)だけ傾斜配置された状態で、前記ロードポートのカセットテーブルに対する第2カセットの設置及び取出しの双方が可能であるカセット受台と、傾斜姿勢から水平姿勢への移行により、前記カセット受台で支持されていた第2カセットの姿勢をほぼ反転させて、前記処理装置との間で第2ウエハの搬入・搬出が可能な姿勢で、当該第2カセットを載置可能なアダプタプレートとから成り、
    前記アダプタプレートの裏面には、当該アダプタプレートが水平配置された状態で、前記アダプタベースの下方に配置された前記ロック部材に対して解除可能に係合されて、前記キャリアベースに対して前記アダプタ本体を固定可能とする被ロック部材が一体に設けられて、
    前記ロック部材と前記被ロック部材とが係合した状態では、前記アダプタベースに固定されたカセットカバー内に前記第2カセットが収容された状態で、当該カセットカバーの手前側の開口を開口閉塞カバーのようにして覆っている前記カセット受台が開かないようにロックされる構成であることを特徴とするカセットアダプタのアダプタ本体ロック装置。
  2. 前記ロック部材は、先端にロック爪が設けられて、シリンダに対して出入りしながら回動を行うロッドを備えたエアシリンダで構成され、前記アダプタプレートの裏面に設けられた前記被ロック部材は、当該アダプタプレートが水平配置された状態で、前記キャリアベースにセットされた第1カセットの被ロック部と同一位置に配置される被ロック部を備え、前記エアシリンダのロッドの先端のロック爪と、前記被ロック部材の被ロック部とが係合する構成であることを特徴とする請求項1に記載のカセットアダプタのアダプタ本体ロック装置。
  3. ロック部材である前記エアシリンダのロッドは、垂直線に対して傾斜した方向に出入りすることを特徴とする請求項2に記載のカセットアダプタのアダプタ本体ロック装置。
  4. 前記カセット受台は、透明体で構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のカセットアダプタのアダプタ本体ロック装置。
  5. 直径300mmの円形の第1ウエハを収容可能な第1カセットを設置して、処理装置に対して当該第1ウエハを搬入・搬出させると共に、前記第1カセットの裏面部に設けられた被ロック部に対して解除可能に係合して、キャリアベースに対して前記第1カセットをロックするロック部材を備えたロードポートの前記キャリアベースに装着されて、直径200mmの円形の第2ウエハを収容可能な第2カセットを設置可能とするためのカセットアダプタであって、
    請求項1ないし4のいずれかに記載のアダプタ本体ロック装置を備えていることを特徴とするカセットアダプタ。
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