JP2012062766A - 内燃機関のバルブタイミング制御装置 - Google Patents

内燃機関のバルブタイミング制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ローラの軸長を大きくしても保持器の強度を確保できることから、交番トルクに十分に耐えられると共に、バルブタイミングの制御の安定化が図り得るバルブタイミング制御装置を提供する。
【解決手段】電動モータ12の構成要素を内部に収容すると共に、ハウジング本体5aの底部5bの端面に雌ねじ形成部6が軸方向へ突設されたハウジング5と、電動モータのモータ軸13から回転力が伝達される偏心軸部30と、筒部41aの周方向沿って等間隔に複数配置形成されたローラ保持孔41bにローラ34を転動自在に保持する保持器41と、を備え、前記底部内周の延出部5dと前記雌ねじ形成部との間の環状空間部44内に、前記筒部の突出した先端部41cを嵌入配置して延設可能として、ローラ保持孔を延設しても筒部の強度を確保できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の機関弁である吸気弁や排気弁の開閉タイミングを、電動モータを用いて可変制御する内燃機関のバルブタイミング制御装置に関する。
近時、内燃機関のバルブタイミング制御装置にあっては、電動モータの回転力を、減速機構を介してカムシャフトに伝達することによってクランクシャフトとカムシャフトの相対回転位相の制御応答性や制御性を向上させるものが提供されている。
例えば、以下の特許文献1に記載されたバルブタイミング制御装置は、減速機構が電動モータの出力軸に設けた偏心軸部と、該偏心軸部の外周に設けられたボールベアリングと、スプロケットと一体的に設けられたモータハウジングの円筒部に有する内歯歯車と、該内歯歯車とボールベアリングの外輪との間に介装された複数のローラと、を備えている。
そして、前記各ローラが前記内歯歯車と噛み合って偏心運動を行うことによって、カムシャフトに結合されたローラ保持器が前記内歯歯車に対して相対回転することによってクランクシャフトとカムシャフトとの相対回転位相を制御するようになっている。
特開2010−48233号公報
ところで、前記特許文献1に記載したバルブタイミング制御装置にあっては、バルブスプリングのばね力などに起因して発生してカムシャフトから伝達される交番トルクに耐えられるように、前記各ローラの軸長をある程度確保する必要がある。
しかし、前記各ローラの軸長を長くすると、前記ローラ保持器に形成されたローラ保持孔からローラ保持器の軸方向先端部の長さが十分に確保することができず、つまり、ローラ保持器の先端部の軸方向巾が小さくなって強度が低下する。この結果、各ローラの挙動が不安定になって、バルブタイミングの制御の不安定化を招くおそれがある。
本願請求項1に記載の発明は、とりわけ、減速機構は、前記電動モータの出力軸から回転が伝達される偏心軸部と、該偏心軸部の外周に複数設けられたローラと、有底筒状に形成されて、底部側がカムシャフトに固定されると共に、筒部の周方向に間欠的に配置されて径方向へ貫通形成された複数のローラ保持孔を有し、前記筒部の軸方向の先端部が前記電動モータ方向へ突出した保持器と、前記クランクシャフトから回転力が伝達され、内周に前記ローラが噛み合う内歯を有する環状部材と、を備え、
前記電動モータは、内周側に前記筒部の突出した先端部の一部が嵌入配置される凹部を有するハウジングを備えたことを特徴としている。
この発明によれば、前記減速機構の特異な構造によって、ローラの軸長を大きく設定しても保持器の強度を十分に確保できる。
本発明に係るバルブタイミング制御装置の第1の実施形態を示す縦断面図である。 本実施形態における主要な構成部材を示す分解斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 図1のC−C線断面図である。 本発明の第2の実施形態を示す縦断面図である。
以下、本発明に係る内燃機関のバルブタイミング制御装置の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、この実施形態では、内燃機関の吸気側の動弁装置に適用したものであるが、排気側の動弁装置に同様に適用することも可能である。
〔第1の実施形態〕
このバルブタイミング制御装置は、図1〜図3に示すように、内燃機関のクランクシャフトによって回転駆動する駆動回転体であるタイミングスプロケット1と、シリンダヘッド上に図外の軸受を介して回転自在に支持され、前記タイミングスプロケット1から伝達された回転力によって回転するカムシャフト2と、前記タイミングスプロケット1の前方位置に配置されて、チェーンカバー40にボルト47によって取り付け固定されたカバー部材3と、前記タイミングスプロケット1とカムシャフト2の間に配置されて、機関運転状態に応じて両者1,2の相対回転位相を変更する可変機構である位相変更機構4と、を備えている。
前記タイミングスプロケット1は、全体が鉄系金属によって一体に形成され、内周面が段差径状の円環状のスプロケット本体1aと、該スプロケット本体1aの外周に一体に設けられて、巻回されたタイミングチェーン42を介してクランクシャフトからの回転力を受けるギア部1bと、から構成されている。また、タイミングスプロケット1は、前記スプロケット本体1aの内周側に形成された円形溝1cと前記カムシャフト2の前端部に一体に設けられた肉厚なフランジ部2aの外周との間に介装された第3ボールベアリング43によってカムシャフト2に回転自在に支持されている。
前記スプロケット本体1aの前端部外周縁には、環状突起1dが一体に形成されている。このスプロケット本体1aの前端部には、図1及び図2に示すように、前記環状突起1dの前端側に同軸に位置決めされ、内周に波形状の内歯19aが形成された環状部材19が配置されていると共に、該環状部材19の前端側には、後述する電動モータ12のハウジング5の一部を構成する大径円環状の雌ねじ形成部6(外周突起部)が配置されている。
前記スプロケット本体1aと環状部材19の外周部には、ボルト挿通孔1e、19aが周方向のほぼ等間隔位置に6つ貫通形成されていると共に、前記雌ねじ形成部6には、各ボルト挿通孔1e、19aと対応した位置に6つの雌ねじ孔6aが形成されており、これらに挿通したボルト7によって前記三者1、19、6が共締め固定されている。前記雌ねじ形成部6の各雌ねじ孔6aは、軸方向から貫通形成されている。
なお、前記スプロケット本体1a及び環状部材19が、後述する減速機構8のケーシングとして構成されている。
また、前記スプロケット本体1aの環状突起1dと環状部材19及び雌ねじ形成部6は、それぞれの外径がほぼ同一に設定されている。
さらに、前記スプロケット本体1aの内周面の一部には、図4に示すように、扇状の係合部であるストッパ凸部1fが周方向に沿って所定長さ範囲まで形成されている。
前記ハウジング5は、鉄系金属材をプレス成形によって有底筒状に形成された筒状部であるハウジング本体5aと、該ハウジング本体5aの前端開口を封止する封止プレート11と、を備えている。
前記ハウジング本体5aは、後端側に円板状の底部5bを有し、該底部5bのほぼ中央に後述の偏心軸部30を挿通する大径な軸部挿通孔5cが形成されていると共に、該軸部挿通孔5cの孔縁には、カムシャフト2軸方向へ突出した円筒状の延出部5d(内周突起部)が一体に設けられている。また、前記底部5bの前端面外周側には、前記雌ねじ形成部6が溶接によって一体的に固定されている。
前記カムシャフト2は、外周に図外の吸気弁を開作動させる一気筒当たり2つの駆動カムを有していると共に、前端部に従動部材9がカムボルト10によって軸方向から結合されている。また、カムシャフト2の前記フランジ部2aには、図4に示すように、前記スプロケット本体1aのストッパ凸部1fが係入する係止部であるストッパ凹溝2bが円周方向に沿って形成されている。このストッパ凹溝2bは、円周方向へ所定長さの円弧状に形成されて、この長さ範囲で回動したストッパ凸部1fの両端縁が周方向の対向縁2c、2dにそれぞれ当接することによって、タイミングスプロケット1に対するカムシャフト2の最大進角側あるいは最大遅角側の相対回転位置を規制するようになっている。このストッパ凸部1fとストッパ凹溝2bによってストッパ機構が構成されている。
前記カムボルト10は、頭部10aの軸部10b側の端縁にフランジ状の座面部10cが一体に形成されていると共に、軸部10bの外周に前記カムシャフト2の端部から内部軸方向に形成された雌ねじ部に螺着する雄ねじ部が形成されている。
前記従動部材9は、鉄系金属材によって一体に形成され、図1に示すように、前端側に形成された円板部9aと、後端側に一体に形成された円筒状の円筒部9bとから構成されている。
前記円板部9aは、後端面の径方向ほぼ中央位置に前記カムシャフト2のフランジ部2aとほぼ同外径の環状段差突起9cが一体に設けられ、この段差突起9cの外周面と前記フランジ部2aの外周面が対峙しながら第3ボールベアリング43の内輪43aの内周に挿通配置されている。これによって、組付時におけるカムシャフト2と従動部材9との芯だし作業が容易になる。なお、前記第3ボールベアリング43の外輪43bは、前記スプロケット本体1aの円形溝1cの内周面に圧入固定されている。
また、前記円板部9aの外周部には、図1〜図3に示すように、複数のローラ34を保持する保持器41が一体に設けられている。この保持器41は、前記円板部9aの外周部から前記円筒部9bと同方向へ突出した円筒状の筒部41aと、該筒部41aの周方向へほぼ等間隔の位置に穿設されて、前記複数のローラ34を転動自在に保持するほぼ長方形状のローラ保持孔41bと、から構成されている。
前記筒部41aは、先端部41cが前記雌ねじ形成部6と前記延出部5dとの間に形成された円環状の凹部である空間部44を介してハウジング5の底部5b方向へ延出している。
前記円筒部9bは、図1に示すように、中央に前記カムボルト10の軸部10bが挿通される挿通孔9dが貫通形成されていると共に、外周側にニードルベアリング28が設けられている。
前記カバー部材3は、図1、図2に示すように、比較的に肉厚な合成樹脂材によって一体に形成され、カップ状に膨出したカバー本体3aと、該カバー本体3aの後端部外周に一体に有する円環状のブラケット3bと、から構成されている。
前記カバー本体3aは、前記位相変更機構4の前端側、つまり前記ハウジング本体5aの前記封止プレート11を含めた前端側外周を、所定隙間をもって覆うように配置されている。一方、前記ブラケット3bには、外周に一体に形成された6つのボス部にそれぞれボルト挿通孔3cが貫通形成されている。
また、前記カバー部材3は、図1に示すように、前記ブラケット3bが前記ボルト挿通孔3cを挿通した複数の前記ボルト47によってチェーンカバー40に固定されていると共に、前記カバー本体3aの前端部の内周面に内外2重のスリップリング48a,48bが各内端面を露出した状態で埋設固定されている。さらにカバー部材3の上端部には、内部に前記スリップリング48a、48bと導電部材を介して接続されたコネクタ端子49aが固定されたコネクタ部49が設けられている。なお、前記コネクタ端子49aには、コントロールユニット21を介して図外のバッテリー電源から通電され、あるいは通電が遮断されるようになっている。
そして、前記カバー本体3aの後端部側の内周面と前記ハウジング5の外周面との間には、図1にも示すように、シール部材である大径なオイルシール50が介装されている。この大径オイルシール50は、横断面ほぼコ字形状に形成されて、合成ゴムの基材の内部に芯金が埋設されていると共に、外周側の円環状基部50aが前記カバー本体3aの内周面に設けられた円環部3dに嵌着固定されている。また、円環状基部50aの内周側には、前記ハウジング本体5aの外周面にバックアップスプリングのばね力を介して弾接する合成ゴム製の環状シール部50bが一体に形成されている。
前記位相変更機構4は、前記カムシャフト2のほぼ同軸上前端側に配置されたアクチュエータである電動モータ12と、該電動モータ12の回転速度を減速してカムシャフト2に伝達する前記減速機構8と、から構成されている。
前記電動モータ12は、図1及び図2に示すように、ブラシ付きのDCモータであって、前記タイミングスプロケット1と一体に回転するヨークである前記ハウジング5と、該ハウジング5の内部に回転自在に設けられた出力軸であるモータ軸13と、ハウジング5の内周面に固定された半円弧状の一対の永久磁石14,15と、前記封止プレート11の内底面側に固定された固定子16と、を備えている。
前記モータ軸13は、筒状に形成されてアーマチュアとして機能し、軸方向のほぼ中央位置の外周に、複数の極を持つ鉄心ロータ17が固定されていると共に、該鉄心ロータ17の外周には電磁コイル18が巻回されている。また、モータ軸13の前端小径部の外周には、コミュテータ20が圧入固定されており、このコミュテータ20には、前記鉄心ロータ17aの極数と同数に分割された各セグメントに前記電磁コイル18が電気的に接続されている。
前記固定子16は、図5に示すように、前記封止プレート11の内底壁に4本のビス22aによって固定された円板状の樹脂ホルダー22と、該樹脂ホルダー22と封止プレート11を軸方向に貫通配置されて、各先端面が前記一対のスリップリング48a、48bに摺接して給電される周方向内外2つの第1ブラシ23a,23bと、樹脂ホルダー22の内周側に内方へ進退自在に保持されて、円弧状の先端部が前記コミュテータ20の外周面に摺接する第2ブラシ24a、24bと、から主として構成されている。
前記樹脂ホルダー22と前記封止プレート11との中央位置には、モータ軸13の一端部などが挿通される軸挿通孔29が貫通形成されている。
前記第1ブラシ23a、23bと第2ブラシ24a、24bは、ピッグテールハーネス25a、25bによって接続されていると共に、それぞれに弾接した捩りばね26a、27aのばね力によって前記スリップリング48a、48b方向やコミュテータ20方向へそれぞれ付勢されている。
前記モータ軸13は、前記カムボルト10の頭部10a側の軸部10bの外周面に、前記第2ボールベアリング35と該第2ボールベアリング35の軸方向の側部に配置された前記ニードルベアリング28とによって回転自在に支持されている。また、前記モータ軸13のカムシャフト2側の後端部には、減速機構8の一部を構成する円筒状の偏心軸部30が一体に設けられている。
前記ニードルベアリング28は、偏心軸部30の内周面に圧入された円筒状のリテーナ28aと、該リテーナ28aの内部に回転自在に保持された複数の転動体であるニードルローラ28bとから構成されている。このニードルローラ28bは、前記従動部材9の円筒部9bの外周面を転動している。
前記第2ボールベアリング35は、内輪35aが前記従動部材9の円筒部9bの前端縁とカムボルト10のワッシャ10cとの間に挟持状態に固定されている一方、外輪35bがモータ軸13の内周に形成された段差部と抜け止めリングであるスナップリング36との間で軸方向の位置決め支持されている。
また、前記モータ軸13(偏心軸部30)の外周面と前記ハウジング5の延出部5dの内周面との間には、減速機構8の内部から電動モータ12内への潤滑油のリークを阻止する小径オイルシール32が設けられている。この小径オイルシール32は、内周部が前記モータ軸13の外周面に弾接していることによって、該モータ軸13の回転に対して摩擦抵抗を付与するようになっている。
前記コントロールユニット21は、図外のクランク角センサやエアーフローメータ、水温センサ、アクセル開度センサなど各種のセンサ類から情報信号に基づいて現在の機関運転状態を検出して、機関制御を行うと共に、前記電磁コイル18に通電してモータ軸13の回転制御を行い、減速機構8を介してカムシャフト2のタイミングスプロケット1に対する相対回転位相を制御するようになっている。
前記減速機構8は、図1、図2に示すように、偏心回転運動を行う前記偏心軸部30と、該偏心軸部30の外周に設けられた第2軸受である大径な第1ボールベアリング33と、該第1ボールベアリング33の外周に設けられた前記ローラ34と、該ローラ34を転動方向に保持しつつ径方向の移動を許容する前記保持器41と、該保持器41と一体の前記従動部材9と、から主として構成されている。
前記偏心軸部30は、外周面に形成されたカム面の軸心Yがモータ軸13の軸心Xから径方向へ僅かに偏心している。なお、前記第1ボールベアリング33とローラ34などが遊星噛み合い部として構成されている。
前記1ボールベアリング33は、大径状に形成されて、前記ニードルベアリング28の径方向位置で全体がほぼオーバラップする状態に配置され、内輪33aが前記偏心軸部30の外周面に圧入固定されていると共に、外輪33bの外周面には前記ローラ34が常時当接している。また、外輪33bの外周側には円環状の隙間Cが形成されて、この隙間Cによって第1ボールベアリング33全体が前記偏心軸部30の偏心回転に伴って径方向へ移動可能、つまり偏心動可能になっている。
前記各ローラ34は、前記第1ボールベアリング33の偏心動に伴って径方向へ移動しつつ前記環状部材19の内歯19aに嵌入すると共に、保持器41のローラ保持孔41bの両側縁によって周方向にガイドされつつ径方向に揺動運動させるようになっている。
前記減速機構8の内部には、潤滑油供給手段によって潤滑油が供給されるようになっている。この潤滑油供給手段は、図1に示すように、前記シリンダヘッドの軸受の内部に形成されて、図外のメインオイルギャラリーから潤滑油が供給される油供給通路と、前記カムシャフト2の内部軸方向に形成されて、前記油供給通路にグルーブ溝を介して連通した油供給孔と、前記従動部材9の内部軸方向に貫通形成されて、一端が該油供給孔に開口し、他端が前記ニードルベアリング28と第1ボールベアリング33の付近に開口した前記小径なオイル供給孔45と、同じく従動部材9に貫通形成された前記大径な3つの図外のオイル排出孔と、から構成されている。
この潤滑油供給手段によって、前記空間部44に潤滑油が供給されて滞留し、ここから第1ボールベアリング33や各ローラ34などの可動部へ十分に潤滑油が供給されるようになっている。なお、この空間部44内に滞留した潤滑油は、前記小径オイルシール32によってハウジング5内にはリークしないようになっている。
なお、前記モータ軸13の前端内部には、図1に示すように、カムボルト10側の空間部を閉止する断面ほぼコ字形状の第1キャップ51が圧入固定されている。また、前記カバー本体3aのほぼ中央に形成された作業用の貫通孔3eの孔縁には、該貫通孔3eを閉止する断面ほぼコ字形状の第2キャップ52が圧入固定されている。
以下、本実施形態の作動について説明すると、まず、機関のクランクシャフトが回転駆動するとタイミングチェーン42を介してタイミングスプロケット1が回転して、その回転力が環状部材19と雌ねじ形成部6を介してハウジング5、つまり電動モータ12が同期回転する。一方、前記環状部材19の回転力が、ローラ34から保持器41及び従動部材9を経由してカムシャフト2に伝達される。これによって、カムシャフト2のカムが吸気弁を開閉作動させる。
そして、機関始動後の所定の機関運転時には、前記コントロールユニット21からスリップリング48a、48bなどを介して電動モータ12の電磁コイル17に通電される。これによって、モータ軸13が回転駆動され、この回転力が減速機構8を介してカムシャフト2に減速された回転力が伝達される。
すなわち、前記モータ軸13の回転に伴い偏心軸部30が偏心回転すると、各ローラ34がモータ軸13の1回転毎に保持器41の各ローラ保持孔41bで径方向へガイドされながら前記環状部材19の一の内歯19aを乗り越えて隣接する他の内歯19aに転動しながら移動し、これを順次繰り返しながら円周方向へ転接する。この各ローラ34の転接によって前記モータ軸13の回転が減速されつつ前記従動部材9に回転力が伝達される。このときの減速比は、前記ローラ34の個数などによって任意に設定することが可能である。
これにより、カムシャフト2がタイミングスプロケット1に対して正逆相対回転して相対回転位相が変換されて、吸気弁の開閉タイミングを進角側あるいは遅角側に変換制御するのである。
そして、前記タイミングスプロケット1に対するカムシャフト2の正逆相対回転の最大位置規制(角度位置規制)は、前記ストッパ凸部1fの各側面が前記ストッパ凹溝2bの各対向面2c、2dのいずれか一方に当接することによって行われる。
すなわち、前記従動部材9が、前記偏心軸部30の偏心回動に伴ってタイミングスプロケット1の回転方向と同方向に回転することによって、ストッパ凸部1fの一側面がストッパ凹溝2bの一方側の対向面1cに当接してそれ以上の同方向の回転が規制される。これにより、カムシャフト2は、タイミングスプロケット1に対する相対回転位相が進角側へ最大に変更される。
一方、従動部材9が、タイミングスプロケット1の回転方向と逆方向に回転することによって、ストッパ凸部1fの他側面がストッパ凹溝2bの他方側の対向面2dに当接してそれ以上の同方向の回転が規制される。これにより、カムシャフト2は、タイミングスプロケット1に対する相対回転位相が遅角側へ最大に変更される。
この結果、吸気弁の開閉タイミングが進角側あるいは遅角側へ最大に変換されて、機関の燃費や出力の向上が図れる。
そして、本実施形態は、前記保持器41の筒部41aの先端部41cが、雌ねじ形成部6と延出部5dとの間に形成された空間部44を介してハウジング5方向へ十分に延設することができるため、前記各ローラ34の軸長を大きく設定しても、つまりローラ保持孔41cの軸方向の長さを大きくしても、保持器41の筒部41aの強度を十分に確保することができる。
この結果、カムシャフト2から伝達される交番トルクに十分に耐えられると共に、各ローラ34の挙動が常時安定化することから、前記バルブタイミングの制御の安定化と制御応答性の向上が図れる。
また、前記スプロケット本体1aの環状突起1dと環状部材19及び雌ねじ形成部6のそれぞれの外径がほぼ同一に形成されていることから、これらの構成部材を各ボルト7によって組み付ける際の芯だしがきわめて容易になる。このため、かかる組み付け作業が容易になり、かかる作業能率が向上する。
さらに、前記雌ねじ形成部6に対して雌ねじ孔6aを貫通形成することにより、底付きの雌ねじ孔の場合に比較して雌ねじ孔6aの形成作業が容易になる。
また、前記減速機構8のニードルベアリング28と第1ボールベアリング33を径方向のほぼ同一位置に配置し、特に、ニードルベアリング28と同じ径方向位置に前記環状部材19とローラ34を配置したことから、装置の軸方向の長さを十分に短くすることが可能になる。この結果、装置の小型化と軽量化が図れる。
しかも、前記減速機構8の構造が簡素化されるため、製造作業や組立作業が容易になり、これらのコストを十分の低減することができる。
また、前記環状部材19の内歯19aの歯面とローラ34が噛み合う位置の径方向内周側に前記ニードルベアリング28が配置されていることから、環状部材19側から径方向内側へ作用する大きな荷重を前記ニードルベアリング28によって受けることができる。このため、前記荷重による曲げモーメントが前記モータ軸13に殆ど作用しない。したがって、モータ軸13の常時スムーズな回転が得られる。
また、前記減速機構8内には、オイル供給孔45から潤滑油が強制的に供給されることから、減速機構8の各部の潤滑性が向上すると共に、内歯19aとローラ34との間や、ニードルベアリング28、第1ボールベアリング33に潤滑油が供給されて、各ローラ、28b、34や各ボールとの間の潤滑性も向上して減速機構8による常時滑らかな位相変換が行われることは勿論のこと、この潤滑油が緩衝機能を発揮するため、前記打音の発生をより効果的に抑制することが可能になる。
特に、機関の駆動中はオイルポンプから圧送された潤滑油が前記潤滑油供給手段を介して空間部44内に常時供給されて浸漬された状態になるため、前記ボールベアリング33などの各転動体や摺動部の油膜切れの発生が抑制できる。これにより、電動モータ12の初期駆動負荷を十分に低減でき、バルブタイミングの制御応答性の向上と消費エネルギーの減少化が図れる。
また、前記減速機構8の内部から前記各オイル排出孔を介して外部に排出された潤滑油は、遠心力によってタイミングスプロケット1の各ギア部1bに付着して、これらの部位を効率良く潤滑する。その後、前記各ギア部1bの回転遠心力によって外方へ飛散し、この飛散した潤滑油がハウジング5の後端側外周面に付着して前記大径オイルシール50のシール面50bに接触する。このため、ハウジング5の回転に伴うシール面50bの摩耗の発生などが抑制されて、大径オイルシール50の耐久性を向上させることができる。
さらに、前記モータ軸13と偏心軸部30とを、ニードルベアリング28と第2ボールベアリング35を介してカムボルト10に支持したため、別途支持軸を設ける必要がなくなり、部品点数の削減が図れると共に、カムシャフト2に軸方向から直接結合されているので、カムシャフト2に対して径方向の倒れが抑制されて高い同軸性が得られる。
また、ハウジング5によって減速機構8と電動モータ12との一体化が図れると共に、スプロケット本体1aを介してタイミングスプロケット1との一体化も図れることから、これら各構成部品全体のユニット化が図れる。したがって、装置の軸方向の他に径方向の小型化が図れると共に、製品管理が容易になる。
さらに、前記カバー部材3を合成樹脂材によって形成したことから、機関の全体の軽量化が図れると共に、前記各スリップリング48a、48bやコネクタ端子49aなどを一体的に設けることができるので、これらの製造作業が容易になる。
また、前記小径オイルシール32は、前記モータ軸13に摩擦抵抗を付与することから、バルブスプリングのばね力などによって前記カムシャフト2に発生する交番トルクを吸収して電動モータ12の負荷を抑制することができる。
また、前記モータ軸13と偏心軸部30とを一体化したことによって、分割した場合に比較して部品点数の削減が図れると共に、組付、製造作業が容易になり、この点でもコストの低減化が図れる。
〔第2の実施形態〕
図6は本発明の第2の実施形態を示し、基本構成は第1の実施形態と同様であるが、異なるところは、前記雌ねじ形成部6を、第1実施形態のように、ハウジング本体5aと別体に形成するのではなく、ハウジング本体5aの底部5bに一体に形成したものである。
すなわち、前記ハウジング本体5aの底部5bの外周部を肉厚に形成して円環状のボス部とし、このボス部を雌ねじ形成部6として構成したものである。また、この雌ねじ形成部6には、6つの雌ねじ孔6aが
周方向のほぼ等間隔位置に穿設されている。
したがって、この実施形態によれば、第1実施形態と同様な作用効果が得られることは勿論のこと、雌ねじ形成部6をハウジング本体5aと一体に形成したことから、第1実施形態と比較して製造作業や組立作業が容易になると共に、部品を削減できるのでコストの低減化が図れる。
前記実施形態から把握される前記請求項以外の発明の技術的思想について以下に説明する。
〔請求項a〕請求項1に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記偏心軸部は、外周側にボールベアリングが設けられていると共に、該ボールベアリングの外輪に前記ローラが当接していることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
〔請求項b〕請求項2に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記ハウジングの雌ねじ形成部は、円周方向の所定位置に雌ねじ孔が貫通形成された部材を前記ハウジングの本体に固定してなることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
前記部材に雌ねじ孔を貫通形成することによって底付きの場合に比較して雌ねじ孔の形成作業が容易になる。
〔請求項c〕請求項bに記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記雌ねじ形成部を、前記ハウジング本体に溶接によって固定したことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
〔請求項d〕請求項2に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記ハウジング本体と雌ねじ形成部を、一体に形成したことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
この発明によれば、前記両者の一体化によって製造作業が容易になると共に、全体の組立作業性も向上する。
〔請求項e〕請求項cまたはdに記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記ハウジングは、プレス成形によって形成された有底筒状の筒状部と、該筒状部の一端開口部を封止する封止プレートとによって構成され、
前記筒状部の底部及び封止プレートには、前記電動モータの出力軸が挿通される挿通孔がそれぞれ形成されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
〔請求項f〕請求項eに記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記封止プレートには、前記第1ブラシが設けられていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
〔請求項g〕請求項fに記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記電動モータは、前記ハウジングの内周面に固定された永久磁石と、前記出力軸に固定されてコイルが巻回されたロータとを有し、
前記コイルには、前記封止プレートに設けられた第2ブラシと、前記出力軸に設けられ、前記第2ブラシが当接するコミュテータと、によって給電されることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
〔請求項h〕請求項2またはbに記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記雌ねじ形成部の外径は、前記減速機構のケーシングの外径とほぼ同一に形成されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
これによって、組立作業時における雌ねじ形成部とケーシングとの芯だしが容易になる。
〔請求項i〕請求項hに記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記雌ねじ形成部は、前記ハウジング本体の一端面から円環状に突出し、該円環部材に複数の雌ねじ孔が円周方向の所定位置に形成されていると共に、前記ケーシングの外径も前記円環部材の外径とほぼ同一に形成されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
〔請求項j〕請求項hに記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記ケーシングは、クランクシャフトから回転力が伝達されるスプロケットを有するスプロケット部と、前記内歯を有する内歯部とから構成され、前記雌ねじ形成部とスプロケット部及び内歯部の各外径がほぼ同一に形成されて、前記スプロケット部と内歯部がボルトによって前記雌ねじ形成部に共締め固定されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
この発明によれば、前記3部材の組み付け時における芯だしが容易になることから、かかる組み付け作業性が良好になる。
〔請求項k〕請求項hに記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記ケーシングは、前記雌ねじ形成部と同心上に配置されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
〔請求項l〕請求項hに記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記ハウジング本体の雌ねじ形成部の内周側には、軸方向に突出した延出部が形成されていると共に、該延出部の内周面と前記電動モータの出力軸との間をシールするシール部材が設けられ、前記延出部の中心と雌ねじ形成部の中心が同心上に配置されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
〔請求項m〕請求項3に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記外周突出部の内周と内周突出部の外周との間の空間部には、オイルが滞留するように構成されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
前記滞留オイルによってボールベアリングなどの各可動部の潤滑性を向上させることができる。
1…タイミングスプロケット
1a…スプロケット本体
1b…環状突起
2…カムシャフト
3…カバー部材
3a…カバー本体
4…位相変更機構
5…ハウジング
5a…ハウジング本体
5b…底部
5c…軸部挿通孔
5d…延出部
6…雌ねじ形成部
6a…雌ねじ孔
7…ボルト
8…減速機構
9…従動部材
10…カムボルト
12…電動モータ
13…モータ軸(出力軸)
19…環状部材
19a…内歯
23a、23b…ブラシ
30…偏心軸部
32…小径オイルシール
33…ボールベアリング
34…ローラ
35…ボールベアリング
41…保持器
41a…筒部
41b…ローラ保持孔
41c…先端部
43…ボールベアリング
44…空間部(凹部)
48a、48b…スリップリング

Claims (3)

  1. 電動モータの出力軸の回転を、減速機構を介してカムシャフトに伝達することによってクランクシャフトに対するカムシャフトの相対回転位相を変更する内燃機関バルブタイミング制御装置であって、
    前記減速機構は、
    前記電動モータの出力軸から回転が伝達される偏心軸部と、
    該偏心軸部の外周に複数設けられたローラと、
    有底筒状に形成されて、底部側がカムシャフトに固定されると共に、筒部の周方向に間欠的に配置されて径方向へ貫通形成された複数のローラ保持孔を有し、前記筒部の軸方向の先端部が前記電動モータ方向へ突出した保持器と、
    前記クランクシャフトから回転力が伝達され、内周に前記ローラが噛み合う内歯を有する環状部材と、を備え、
    前記電動モータは、内周側に前記筒部の突出した先端部が嵌入配置される凹部を有するハウジングを備えたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  2. スリップリングに摺接する第1ブラシを介して給電されることにより出力軸を回転させる電動モータと、
    該電動モータの構成要素を内部に収容すると共に、軸方向の一端面に雌ねじ形成部が軸方向へ突設されたハウジングと、
    前記電動モータの出力軸から回転力が伝達される偏心軸部と、
    該偏心軸部の外周側に複数設けられたローラと、
    有底筒状に形成され、底部側がカムシャフトに固定されると共に、筒部の周方向に複数配置されて径方向へ貫通形成されたローラ保持孔を有し、前記筒部の軸方向の先端部が前記電動モータ方向へ突出した保持器と、
    前記クランクシャフトから回転力が伝達され、内周に前記ローラが噛み合う内歯を有すると共に、前記雌ねじ形成部に締結されるボルトによって前記ハウジングに固定される前記減速機構のケーシングと、を備え、
    前記ハウジングの雌ねじ形成部の内周側に、前記筒部の突出した先端部を嵌入配置したことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  3. スリップリングに摺接する第1ブラシを介して給電されることにより出力軸を回転させる電動モータと、
    該電動モータの構成要素を内部に収容すると共に、軸方向の一端面に軸方向へ突設された外周突出部と、該外周突出部の内周側に設けられた内周突出部と、を有するハウジングと、
    該ハウジングの内周突出部と前記電動モータの出力軸との間に配置されたシール部材と、
    前記電動モータの出力軸から回転力が伝達される偏心軸部と、
    該偏心軸部の外周側に複数設けられたローラと、
    有底筒状に形成され、底部側がカムシャフトに固定されると共に、筒部の周方向に複数配置されて径方向へ貫通形成されたローラ保持孔を有し、前記筒部の軸方向の先端部が前記ハウジング方向へ突出した保持器と、
    前記クランクシャフトから回転力が伝達され、内周に前記ローラが噛み合う内歯を有すると共に、前記外周突出部に形成された雌ねじ部に締結されるボルトによって前記ハウジングに固定される前記減速機構のケーシングと、を備え、
    前記筒部の突出した先端部を、前記外周突出部の内周側と内周突出部の外周側との間に嵌入配置したことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
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