JP2012061998A - 鉄道信号cadシステムのシミュレータ、そのためのコンピュータプログラム、プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、及び鉄道信号cadシステムのシミュレーション方法 - Google Patents

鉄道信号cadシステムのシミュレータ、そのためのコンピュータプログラム、プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、及び鉄道信号cadシステムのシミュレーション方法 Download PDF

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Abstract

【課題】CAD画面上で作成された鉄道信号用線路図及び信号制御用結線図を用いて、該信号制御用結線図の作動をシミュレートする鉄道信号CADシステムのシミュレータにおいて、線路図上での列車位置に基づいて結線図のシミュレーションを行うことにより、煩雑な条件入力の手入力作業を不要とする。
【解決手段】鉄道信号用線路図上の信号機、列車検知器等の信号機類の線路に対する配置に基づいて、線路上での列車位置が検知されるエリアを、列車有無の判定エリアとして設定するエリア設定手段と、鉄道信号用線路図上の列車位置を列車速度に基づいて経時的に指定する列車位置指定手段と、判定エリア上の列車位置に応じて信号制御用結線図を作動させ、作動状態を表示する表示手段とを備える。線路図上での列車位置を指定し、その列車の判定エリア上での位置に応じて結線図を作動させてシミュレーションを行うので、上記課題を達成できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、CADシステムによって作図された鉄道信号制御用結線図の作動をシミュレートする鉄道信号CADシステムのシミュレータ、そのためのコンピュータプログラム、プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、及び鉄道信号CADシステムのシミュレーション方法に関する。
下記特許文献1には、鉄道の踏切動作のシミュレーションを行う装置が開示されている。この装置は、CADシステムによって作成された踏切結線図を論理式に自動変換し、また、列車速度に基づき結線図中の接点が動作するタイミング等の条件入力を手入力することによってシミュレーションを行っている。
特許第2766925号公報
しかし、上記従来の装置では、条件入力を手入力する必要があり、煩雑である。特に踏切結線図の量が多い場合にはそれが顕著である。
このような問題に鑑み、本発明の課題は、線路図上での列車位置に基づいて結線図のシミュレーションを行うことにより、煩雑な条件入力の手入力作業を不要とする。
本発明の第1発明は、CAD画面上で作成された鉄道信号用線路図及び信号制御用結線図を用いて、該信号制御用結線図の作動をシミュレートする鉄道信号CADシステムのシミュレータであって、
前記鉄道信号用線路図上の信号機、列車検知器等の信号機類の線路に対する配置に基づいて、線路上での列車位置が検知されるエリアを、列車有無の判定エリアとして設定するエリア設定手段と、
前記鉄道信号用線路図上の列車位置を列車速度に基づいて経時的に指定する列車位置指定手段と、
前記判定エリア上の列車位置に応じて前記信号制御用結線図を作動させ、作動状態を表示する表示手段と、
を備える鉄道信号CADシステムのシミュレータである。
第1発明によれば、線路図上での列車位置を指定し、その列車の判定エリア上での位置に応じて結線図を作動させてシミュレーションを行うので、上記の従来技術のような煩雑な条件入力の手入力作業を不要とすることができる。
本発明の第2発明は、上記第1発明の鉄道信号CADシステムのシミュレータにおいて、
前記信号制御用結線図はリレーシーケンス回路図であり、
前記列車位置指定手段は、指定している列車位置を前記鉄道信号用線路図に対応させて表示し、
前記表示手段は、信号機、遮断機等の制御対象機器を作動させている回路を、CAD画面上で他の部分とは識別可能に表示することを特徴とする鉄道信号CADシステムのシミュレータである。
第2発明によれば、シミュレーションの結果が作動中のシーケンス回路と作動していないシーケンス回路とを識別可能に表示するので、列車位置に対応させて回路の正常、異常を容易に判断することができる。
本発明の第3発明は、上記第1又は第2発明の鉄道信号CADシステムのシミュレータにおいて、前記列車位置指定手段は、指定している列車位置を前記鉄道信号用線路図に対応させて表示し、
前記表示手段は、鉄道信号用線路図に表示された作動中の前記制御対象機器を、CAD画面上で他の部分とは識別可能に表示することを特徴とする鉄道信号CADシステムのシミュレータである。
第3発明によれば、シミュレーションの結果が作動中の制御対象機器と作動していない制御対象機器とを識別可能に表示するので、列車位置に対応させて回路の正常、異常を容易に判断することができる。
本発明の第4発明は、CAD画面上で作成された鉄道信号用線路図及び信号制御用結線図を用いて、該信号制御用結線図の作動をシミュレートする鉄道信号CADシステムのシミュレータ用コンピュータプログラムであって、
前記鉄道信号用線路図上の信号機、列車検知器等の信号機類の線路に対する配置に基づいて、線路上での列車位置が検知されるエリアを、列車有無の判定エリアとして設定するエリア設定手段、
前記鉄道信号用線路図上の列車位置を列車速度に基づいて経時的に指定する列車位置指定手段、
前記判定エリア上の列車位置に応じて前記信号制御用結線図を作動させ、作動状態を表示する表示手段、
としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
第4発明によれば、上記第1発明と同様、従来技術のような煩雑な条件入力の手入力作業を不要とする鉄道信号CADシステムのシミュレーション用プログラムを提供できる。
本発明の第5発明は、CAD画面上で作成された鉄道信号用線路図及び信号制御用結線図を用いて、該信号制御用結線図の作動をシミュレートする鉄道信号CADシステムのシミュレータ用コンピュータプログラムであって、
前記鉄道信号用線路図上の信号機、列車検知器等の信号機類の線路に対する配置に基づいて、線路上での列車位置が検知されるエリアを、列車有無の判定エリアとして設定するエリア設定手段、
前記鉄道信号用線路図上の列車位置を列車速度に基づいて経時的に指定する列車位置指定手段、
前記判定エリア上の列車位置に応じて前記信号制御用結線図を作動させ、作動状態を表示する表示手段、
としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
第5発明によれば、上記第1発明と同様、従来技術のような煩雑な条件入力の手入力作業を不要とする鉄道信号CADシステムのシミュレーション用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供できる。
本発明の第6発明は、CAD画面上で作成された鉄道信号用線路図及び信号制御用結線図を用いて、該信号制御用結線図の作動をシミュレートする鉄道信号CADシステムのシミュレーション方法であって、
前記鉄道信号用線路図上の信号機、列車検知器等の信号機類の線路に対する配置に基づいて、線路上での列車位置が検知されるエリアを、列車有無の判定エリアとして設定するエリア設定手順と、
前記鉄道信号用線路図上の列車位置を列車速度に基づいて経時的に指定する列車位置指定手順と、
前記判定エリア上の列車位置に応じて前記信号制御用結線図を作動させ、作動状態を表示する表示手順と、
を備える鉄道信号CADシステムのシミュレーション方法である。
第6発明によれば、上記第1発明と同様、従来技術のような煩雑な条件入力の手入力作業を不要とすることができる。
本発明の第1発明のクレーム対応図である。 本発明の一実施形態の鉄道信号用線路図及び信号制御用結線図である。 不適切な線路図を適切にする処理を説明する図である。 不適切な結線図を適切にする処理を説明する図である。 判定エリアの設定を説明するための鉄道信号用線路図である。 信号機における判定エリア設定の前処理を説明する図である。 AFOにおける判定エリア設定の前処理を説明する図である。 制御子における判定エリア設定の前処理を説明する図である。 絶縁における判定エリア設定の前処理を説明する図である。 判定エリア設定の前処理の完了を確認する画面を示す図である。 判定エリア設定の前処理として線路のルート情報の取得を説明する図である。 判定エリア設定処理を説明する図である。 線路の分岐点における判定エリア設定処理を説明する図である。 図3の判定エリア設定のためのコンピュータ画面を示す図である。 列車位置を指定するためのコンピュータ画面を示す図である。 リレーシーケンス回路におけるリレーのオン・オフ動作所要時間を設定するためのコンピュータ画面を示す図である。 本発明の一実施形態におけるシミュレーション動作のフローチャートである。 シミュレーション開始後の時間経過とリレーの動作の関係を説明する図である。 シミュレーション結果を表示するコンピュータ画面を示す図である。 シミュレーション結果を表示するタイムチャートである。
以下、本発明の一実施形態を図面を参照しながら説明する。
図2は、CADにて作成される鉄道信号用線路図及び信号制御用結線図を示している。図中、上部が○○○号踏切を含む線路図であり、下部が、その踏切の信号機、警報機などを作動制御するリレーシーケンス回路である。
これらの図面のCAD上での作成は公知であり、ここでの説明は省略する。
上記線路図中の踏切警報機などの各シンボル記号は、図2の最下部に記載されたとおりのものであり、従来より一般的に用いられているものであるので、ここでの詳しい説明は省略する。
<線路図・結線図色分け/色戻し>
シミュレーションに先立って、まず作成された鉄道信号用線路図及び信号制御用結線図における線路、結線、シンボル記号が正しい画層に描かれているかを確認するために色分けを行う。CAD画面上で線路、結線、シンボル記号毎に予め決められた色で表示を行い、CAD上での認識違いがないか操作者が目で見て確認する。確認終了後は色戻し処理により元の色に戻す。
<線路化/結線化>
しかし、例えば線路であっても線路画層に入っていないなど、不適切な図形が見つかった場合は、本来の指定した図形へ変換する。「変換図形の指定」コマンドを実行すると、例えば、所定のプロンプトにより図3のように不適切な線路図形を正確に線路化する。結線図の場合は、図4のように結線化したい図形を指定し結線化を行う。
<線路・結線チェック>
次に、線路、結線チェックが行われる。線路図、結線図を自動認識するにあたり、線路や結線の接続個所が正確に接続されておらず、線分同士が少し離れていたり、線分の重複がある場合は、自動認識が正しくできない。そこでそれらの不具合を修復する。
(1)「許容誤差の入力」コマンドを実行して所定のプロンプトにより、端点がどれだけ離れていても接続とみなすかの許容誤差を入力する。
(2)「長さゼロ線分除去処理」コマンドを実行して図面内の全ての線路図及び結線図について始点と終点が同一(長さゼロ)のものを削除する処理を行う。これにより、何らかの原因で生じた点状のノイズ信号を除去している。
(3)「重複除去処理」コマンドを実行して図面内の全ての線路図及び結線図について線の重複(同じところを重なって通っている場所)をチェックし、重なっている部分を削除する。
(4)「端点接続処理」コマンドを実行して図面内の全ての線路図及び結線図について端点での検索を行い、許容誤差以下の距離にあるが完全に一致していない他の線路図及び結線図の端点が見つかった場合は、その全てに対し、色分け表示を行う。そして、所定のプロンプトにより、処理対象から除外したい線路図及び結線図として指定するか、端点同士を一致させる処理を行う。
(5)「統合処理」コマンドを実行して図面内の全ての線路図及び結線図について端点での検索を行い、他の線路図及び結線図の端点がない、即ち分岐ではないものが見つかった場合は、その全てに対し、色分け表示を行う。そして、所定のプロンプトにより、処理対象から除外したい線路図及び結線図として指定するか、二つの線路及び結線を一つに統合する処理を行う。
<継続線路 指定/解除>
次に継続線路の指定又は解除が行われる。作図上の都合で実際には繋がっている線路を便宜上分けて作図する場合がある。この場合、どことどこが繋がっているかを指定することで繋がっていると認識させる。
(1)「接続元の線路の指定」コマンドを実行して接続元の線路を指定する。
(2)「接続先の線路の指定」コマンドを実行して接続先の線路を指定する。
(3)「接続処理」コマンドを実行して指定した接続元と接続先の2つの線路に対して接続情報を内部的に保持し、シミュレーション上は繋がっていると認識させる。
(4)接続の解除は、「接続を解除する線路の指定」コマンドを実行して図面上の上記接続情報が自動で表示され、所定のプロンプトにて解除個所を指定し、次に「解除処理」コマンドを実行することにより内部的に保持していた接続情報を削除する。
図2の線路図の左右方向に延びる上り下りの線路に重なるように記載された四角形の枠は、本発明における判定エリアを示しており、図2の例では上下線で1〜9で示すように9個のエリアが設定されている。
次に、図5乃至図14に基づいて、判定エリアの設定の仕方について説明する。
かかる判定エリアの設定は、コンピュータ内で自動的に行われており、図5において、閉そく信号機378と388とで囲まれる線路が判定エリア6として設定される。同様に、閉そく信号機388と踏切制御子UE1とで囲まれる線路が判定エリア5として設定される。以下、同様に各判定エリアが設定される。これらの判定エリアは、列車が線路上を走行して来て各エリアに入ったときに各信号機などにより、踏切の警報機、遮断機などの作動を制御するために、列車が検知される領域毎に設定される。
なお、図5の例の場合、「002号」、「003号」で表示されている2号踏切、3号踏切には、警報機も遮断機も設定されていないものとする。
以下、判定エリアの設定の仕方について具体的に説明する。
<線路図指定>
「線路図の指示」コマンドを実行して所定のプロンプトによりシミュレート対象となる線路図を指定する。ここでは、線路図上の図形を選択した後に「図形認識処理」を行う。「図形認識処理」では、選択図形から線路、信号機、信号機名称、AFO、制御子、絶縁、軌道回路名を抽出し、振り分けを行う。以下、(1)〜(4)の手順にて各図形の情報を取得する。
ここで、AFOとは、AFO送信器及びAFO受信器を指し、AFO送信器は列車検知用信号を送信するものであり、AFO受信器は列車検知用信号を受信し受信しているときは同名称のリレーをオンにするものである。AFO送信器とAFO受信器との間に列車が入ると、列車検知用信号が遮断され、AFO受信器に列車検知用信号が届かなくなり、リレーがオフとなる。制御子とは、踏切に列車が来たことを検知するため、当該制御子が取り付けられたレールの前後約10mの範囲に列車がいるとき動作する。絶縁とは、連続する線路中で電気的に絶縁されている部分を指す。かかる絶縁を設定することにより列車検知のための軌道回路を所定領域毎に構成している。軌道回路名とは、絶縁により構成された軌道回路の名称である。
(1)信号機について
・図6のとおり、各シンボル11の基準点13から選択された全ての線路12に対して最も近い点14及びその線路12を求める。
・選択された信号機名称のうち最も近くにあるものを、その信号機の名称とみなす。
・信号機の配置角度から進行方向を判定する(例えば、0°は右、180°は左)。図6の例では、信号機11の配置角度は180°で進行方向は左と判定する。
以上の処理によって、信号機に関する図形ID、名称、方向、分断点14、線路IDが求められる。
(2)AFOについて
・図7のとおり、各シンボル17a,17bの基準点17c,17dから選択された全ての線路12に対して最も近い点18a,18b及びその線路12を求める。
・選択された各AFOの属性情報から名称を取得する。
・シンボルコードから送受信の種別、上り下り、信号方向を判断する。
以上の処理によって、AFOに関する図形ID、名称、送受信の種別、上り下りの方向、信号方向、分断点18a,18b、線路IDが求められる。
(3)制御子について
・図8のとおり、各シンボル15の基準点から選択された全ての線路12に対して最も近い点及びその線路12を求める。
・選択された各制御子の属性情報から名称を取得する。
・シンボルコードから常時オン又は常時オフのタイプ区別を判断する。
・線路上の点から一定の距離だけ離れた点を両側にそれぞれ求め、分断点16とする。
以上の処理によって、制御子に関する図形ID、名称、オン、オフの区別、分断点16、線路IDが求められる。
(4)絶縁について
・図9のとおり、各シンボル21の基準点から選択された全ての線路12に対して最も近い点22及びその線路12を求める(通常、絶縁は線路の端点上にある)。
以上の処理によって、絶縁に関する図形ID、分断点22、線路IDが求められる。
上記(1)〜(4)で求めた全ての分断点で線路を分断する。例えば、図10の×印が分断点になる。
次に以下の手順で判定エリアが設定される。
(1)図11のとおり、分岐を含めた線路のつながりを検索し、ルート情報を取得する。例えば、図11(A)、(B)の場合、次のようになる。
ルート1:線路A→線路B→線路C(図11(A)参照)
ルート2:線路D→線路B→線路C(図11(A)参照)
ルート3:線路E→線路F(図11(B)参照)
(2)上記分断点により分断された線路を一つ一つのエリアとし、そこにエリア番号を付す(図12参照)。なお、線路の分岐点については、分岐点でエリアが分けられる(図13参照)。また、駅の発着番線、軌道回路名で分断された線路は同一エリアとする。
以上のようにして判定エリアが自動認識され、その結果が図14のようにCAD画面上に表示される。この画面上では手動により内容の追加、変更、削除が可能とされている。変更の場合は、画面の右側に並んだ「変更」ボタンにカーソルを合わせてクリックすることにより変更用画面に切り替わり、判定エリアの変更を行うことができる。追加の場合も同様に、画面の右側に並んだ「追加」ボタンにカーソルを合わせてクリックすることにより追加用画面に切り替わり、判定エリアの追加を行うことができる。
<エリア距離設定>
エリア距離設定処理は、シミュレーション条件として列車をあるスピードで走らせる場合に必要となる。「エリア距離設定」のコマンドを実行すると、所定のプロンプトが表示され、それに従ってエリアを指定し、距離を入力する。
<シンボル表示関連付け>
シミュレーションの結果表示では、通電状態によってリレー上のシンボルの色分けが行われる。また、線路上のシンボルも連動して色分けが行われる。そのため、リレー上のシンボルと線路図上のシンボルとの関連付けを行う。「シンボル表示関連付け」のコマンドを実行すると、所定のプロンプトが表示され、それに従ってリレー上のシンボルを指定し、次いで関連付けを行う線路上のシンボルを指定する。そして表示色を選択する。
<シミュレーションの実行>
図15は、シミュレーションの入力条件として、上記線路図上における列車位置を指示するためのCADコンピュータの列車位置自動計算画面であり、画面上にあるとおり列車長さ、通過エリア、進入時刻、及び速度を入力するようになっている。これらの条件を入力することにより、上記線路図上における列車位置が指示され、図19の20で示されるように列車位置が線路図上に表示される。
図16は、リレーシーケンス回路のリレーのオン・オフ動作所要時間を設定するためのCADコンピュータのシミュレーション条件設定画面であり、リレーの型式により予め設定された時間に自動で設定される。ただし、リレーによっては動作所要時間に幅を持ったものもあるため、シミュレーション実行の際にどの値を採用するかを、画面下部にある「最小」、「中間」、「最大」からラジオボタンにより選択するようになっている。
図17は、シミュレーション動作のフローチャートであり、上述のように設定された条件に基づきシミュレーションが実行される。
シミュレーションの実行に先立って、コマンド実行の間隔を設定する。つまり、線路上を走る列車の位置を更新する時間間隔を任意に設定する。
かかる設定を完了後、ステップS1では、初期状態の表示が行われる。このときは図19の20で示した列車マークはスタート位置にあり、リレーシーケンス回路の各リレーは全て初期状態に表示される。次にステップS2では、列車が予め設定された経路を予め設定された速度で走行を開始し、ステップS3では、かかる列車の走行に伴ってリレーが動作を開始する。ステップS4では、列車の走行位置とリレーの動作状態が図19の如く表示される。ステップS2〜ステップS4の処理は、シミュレーションの実行周期と列車の速度によって、各時刻毎の各リレーのオン、オフが図18のように決定される。
ステップS5では、列車が踏切制御区間の判定エリアに進入したか否かが判定され、踏切制御区間の判定エリアに進入した場合は、ステップS5が肯定判断され、ステップS6において、上記線路図の踏切警報機や閉そく信号機が作動される。列車が踏切制御区間の判定エリアに進入していない場合は、ステップS5が否定判断され、ステップS7において、上記線路図の踏切警報機や閉そく信号機は作動されない。次のステップS8では、シミュレーション区間内にあるか否か判断され、未だシミュレーション区間内にある場合は、ステップS8が肯定判断されてステップS2の処理に戻って、それ以降の処理を繰り返し、シミュレーション区間を終了した場合は、ステップS8は否定判断され、シミュレーションを終了する。
シミュレーションの結果は、図19に示されるように表示され、図19の状態は、列車が20で示されるように判定エリアAの位置にあり、踏切警報機19が作動している。そのためのリレーシーケンス回路は「D」で示される範囲の回路が作動状態とされ、他の回路とは違う色で表示されている。例えば、線路図の列車を検知した判定エリアAは、緑色から桃色に表示色が変化し、作動状態の「D」で示される範囲のリレーシーケンス回路は、白色から赤色に表示色が変化する。
図20は、シミュレーション結果をタイムチャートにて表示する例を示している。ここでは、リレーの時刻毎のオン・オフ情報をCSV形式でファイル出力し、チャート出力用のXLSファイルを使用すれば、出力されたCSVファイルを基にチャート形式に表示できる。表示はシミュレーション結果としての各リレーのオン・オフ状態を、各行を一つのリレーの振る舞いとして、シミュレーションの実行時間間隔毎になされている。
以上説明した実施形態では、線路図上での列車位置を指定し、その列車の判定エリア上での位置に応じてリレーシーケンス回路図を作動させてシミュレーションを行うので、上記の従来技術のような煩雑な条件入力の手入力作業を不要とすることができる。また、シミュレーションの結果が作動中のリレーシーケンス回路と作動していないリレーシーケンス回路とを識別可能に表示し、且つ作動中の踏切警報機などの制御対象機器と作動していない制御対象機器とを識別可能に表示するので、列車位置に対応させて回路の正常、異常を容易に判断することができる。
上記実施形態において、段落番号[0017]及び[0018]に記載の内容は、本発明のエリア設定手段に相当し、段落番号[0020]に記載の内容は、本発明の列車位置指定手段に相当し、段落番号[0022]、[0023]及び[0024]に記載の内容、並びに図17のフローチャートに記載の処理は、本発明の表示手段に相当する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の表示手段としては、上述したように鉄道信号用線路図を用いて表示するものと、信号制御用結線図を用いて表示するものと、タイムチャートを用いて表示するものとを適宜組合せて、或いは単独で用いることができる。また、上記実施形態では、踏切を含む線路に対応する結線図のシミュレーションについて説明したが、踏切を含まない結線図、例えば、信号、継電連動装置(駅構内の複数の線路のポイント切替え装置)などに対応する結線図のシミュレーションに適用することもできる。
その他、本発明は、その発明思想の範囲内で各種形態で実施可能である。
19 踏切警報機
20 列車
A 判定エリア

Claims (6)

  1. CAD画面上で作成された鉄道信号用線路図及び信号制御用結線図を用いて、該信号制御用結線図の作動をシミュレートする鉄道信号CADシステムのシミュレータであって、
    前記鉄道信号用線路図上の信号機、列車検知器等の信号機類の線路に対する配置に基づいて、線路上での列車位置が検知されるエリアを、列車有無の判定エリアとして設定するエリア設定手段と、
    前記鉄道信号用線路図上の列車位置を列車速度に基づいて経時的に指定する列車位置指定手段と、
    前記判定エリア上の列車位置に応じて前記信号制御用結線図を作動させ、作動状態を表示する表示手段と、
    を備える鉄道信号CADシステムのシミュレータ。
  2. 請求項1の鉄道信号CADシステムのシミュレータにおいて、
    前記信号制御用結線図はリレーシーケンス回路図であり、
    前記列車位置指定手段は、指定している列車位置を前記鉄道信号用線路図に対応させて表示し、
    前記表示手段は、信号機、遮断機等の制御対象機器を作動させている回路を、CAD画面上で他の部分とは識別可能に表示することを特徴とする鉄道信号CADシステムのシミュレータ。
  3. 請求項1又は2の鉄道信号CADシステムのシミュレータにおいて、
    前記列車位置指定手段は、指定している列車位置を前記鉄道信号用線路図に対応させて表示し、
    前記表示手段は、鉄道信号用線路図に表示された作動中の前記制御対象機器を、CAD画面上で他の部分とは識別可能に表示することを特徴とする鉄道信号CADシステムのシミュレータ。
  4. CAD画面上で作成された鉄道信号用線路図及び信号制御用結線図を用いて、該信号制御用結線図の作動をシミュレートする鉄道信号CADシステムのシミュレータ用コンピュータプログラムであって、
    前記鉄道信号用線路図上の信号機、列車検知器等の信号機類の線路に対する配置に基づいて、線路上での列車位置が検知されるエリアを、列車有無の判定エリアとして設定するエリア設定手段、
    前記鉄道信号用線路図上の列車位置を列車速度に基づいて経時的に指定する列車位置指定手段、
    前記判定エリア上の列車位置に応じて前記信号制御用結線図を作動させ、作動状態を表示する表示手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  5. CAD画面上で作成された鉄道信号用線路図及び信号制御用結線図を用いて、該信号制御用結線図の作動をシミュレートする鉄道信号CADシステムのシミュレータ用コンピュータプログラムであって、
    前記鉄道信号用線路図上の信号機、列車検知器等の信号機類の線路に対する配置に基づいて、線路上での列車位置が検知されるエリアを、列車有無の判定エリアとして設定するエリア設定手段、
    前記鉄道信号用線路図上の列車位置を列車速度に基づいて経時的に指定する列車位置指定手段、
    前記判定エリア上の列車位置に応じて前記信号制御用結線図を作動させ、作動状態を表示する表示手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. CAD画面上で作成された鉄道信号用線路図及び信号制御用結線図を用いて、該信号制御用結線図の作動をシミュレートする鉄道信号CADシステムのシミュレーション方法であって、
    前記鉄道信号用線路図上の信号機、列車検知器等の信号機類の線路に対する配置に基づいて、線路上での列車位置が検知されるエリアを、列車有無の判定エリアとして設定するエリア設定手順と、
    前記鉄道信号用線路図上の列車位置を列車速度に基づいて経時的に指定する列車位置指定手順と、
    前記判定エリア上の列車位置に応じて前記信号制御用結線図を作動させ、作動状態を表示する表示手順と、
    を備える鉄道信号CADシステムのシミュレーション方法。
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