JP6047507B2 - 鉄道保安システムおよび鉄道保安システムにおける操作方法 - Google Patents
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Description
本発明は、この連動装置の保守作業等に対してGUIを活用して、簡素で操作性と保守性に優れた鉄道保安システムを提供するものである。
連動装置(11)は、例えば、駅構内の機器室等に設置され、地上機器(例えば、信号機、転てつ機、軌道回路等)を制御することにより、列車進路の構成処理等を行う装置である。
ここで、模擬モードとは、連動装置(11)や地上機器の試験のために、連動装置(11)内部における地上機器の状態データを連動装置(11)の制御に従い動作(シミュレーション)したように、連動装置(11)自身が編集を行うモードである。
停電エリアとは、駅構内の停電等による警報および進路設定を抑止するエリアのことである。
通信手段(101)は、連動装置(11)に対して地上機器の選択データや通信状態などのデータ授受を行う。例えば、Ethernet(登録商標)を用いればよい。
重複機器抽出手段(103)は、連動機器抽出手段(102)で抽出した紐付けされた地上機器と入力手段(105)で指定した範囲内の地上機器とから重複した地上機器を抽出する。
図6は、図5で強調表示させた信号機1Rとそれに紐付けられた地上機器に対して、模擬モードでシミュレーション等のテストのために、GUIを介してテスト範囲を指定する例である。テスト範囲の指定は、入力手段(105)により、表示手段(106)に表示された路線図上で行う。
保守装置(12)は、テストとして用いたい地上機器を表示させ、実際に選択した地上機器に対して連動装置によるテストを行うところ、以上のような選択および表示の態様を採用することにより、簡便で誤りを回避させる優れた操作性を提供することができる。
例えば、図7に示すように、信号機1Rに関しては、転てつ機11イおよび11ロ、軌道回路11イT、11ロT、1RATおよび2RBTが紐付けられ、また、信号機2Rに関しては、転てつ機11ロ、軌道回路11ロTおよび2RBTが紐付けられることになる。
まず、ステップ(71)で、GUIを介してシミュレーション等のテスト対象とする地上機器を選択する。選択方法は、入力手段(105)を用いて、表示手段(106)上の少なくとも1つの地上機器を選択すればよい。
ステップ(73)で、ステップ(72)で抽出した地上機器を、GUIを介して表示手段(106)の画面上に選択した地上機器と共に表示する。
ステップ(75)で、抽出した地上機器を連動装置(11)へ通知する。
図9は、地上機器のリストから、GUIを介してカーソル(81)で所要の地上機器を選択した例である。
まず、ステップ(91)で、地上機器のリストからシミュレーション等のテストをする地上機器を選択する。
ステップ(93)で、ステップ(92)で抽出した地上機器を、GUIを介して表示手段(106)の画面上に選択した地上機器と共に表示する。
ステップ(95)で、抽出した地上機器を連動装置(11)へ通知する。
12 保守装置
21、41、81 カーソル
31 信号機記号
32 転てつ機記号
33 軌道回路記号
51 指定範囲
61 紐付けデータ
100 処理部
101 通信手段
102 連動機器抽出手段
103 重複機器抽出手段
104 地上機器リスト情報テーブル
105 入力手段
106 表示手段
107 GUI
Claims (11)
- 少なくとも軌道回路、転てつ機および信号機の各地上機器を制御する連動装置と、
前記連動装置の保守操作を行うために、処理手段、入力手段、表示手段および情報テーブルを有する保守装置と、を備え、
前記情報テーブルは、前記各地上機器名および該各地上機器間の連動関係に基づく紐付け情報を格納し、
前記表示手段は、前記地上機器を含む路線図および前記各地上機器のリストの少なくとも一方を表示し、
前記入力手段は、前記表示手段が表示した各地上機器を選択して入力し、
前記処理手段は、前記選択入力した地上機器と前記情報テーブルとを照合して前記選択入力した地上機器に紐付けられた地上機器を抽出し、前記選択入力した地上機器および該紐付けられた地上機器を前記表示した路線図上で異なる表示態様により表示させる
ことを特徴とする鉄道保安システム。 - 請求項1に記載の鉄道保安システムであって、
前記入力手段は、前記表示した路線図上で指定した範囲を入力し、
前記処理手段は、前記選択入力した地上機器および前記紐付けられた地上機器と前記指定した範囲内に含まれる地上機器とから重複する地上機器を抽出し、該重複する地上機器を前記表示した路線図上で異なる表示態様により表示させる
ことを特徴とする鉄道保安システム。 - 請求項2に記載の鉄道保安システムであって、
前記処理手段は、前記連動装置から前記重複する地上機器に対するテスト結果を受け取り、異常と判断された地上機器を前記表示した路線図上で異なる表示態様により表示させる
ことを特徴とする鉄道保安システム。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の鉄道保安システムであって、
前記異なる表示態様とは、該異なる表示態様の対象となる地上機器を、それ以外の地上機器とは異なる色、異なる線種、異なる線の太さまたはアニメーション表示、文字を伴う場合には異なるフォント、の少なくとも一つを用いて表示する
ことを特徴とする鉄道保安システム。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の鉄道保安システムであって、
前記異なる表示態様とは、該異なる表示態様の対象となる地上機器以外の地上機器を薄くまたは暗く表示して明暗で区別する
ことを特徴とする鉄道保安システム。 - 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の鉄道保安システムであって、
前記入力手段および前記表示手段は、GUIを介して機能させる
ことを特徴とする鉄道保安システム。 - 少なくとも軌道回路、転てつ機および信号機の各地上機器を制御する連動装置と、
前記連動装置の保守操作を行う保守装置と、
前記各地上機器名および該各地上機器間の連動関係に基づく紐付け情報を格納した情報テーブルと、備え、
前記保守装置は、
前記地上機器を含む路線図および前記各地上機器のリストの少なくとも一方を表示する第1のステップと、
表示した各地上機器を選択入力する第2のステップと、
前記選択入力した地上機器と前記情報テーブルとを照合して前記選択入力した地上機器に紐付けられた地上機器を抽出する第3のステップと、
前記選択入力した地上機器および前記紐付けられた地上機器を前記表示した路線図上で異なる表示態様により表示する第4のステップと、
を実行することを特徴とする鉄道保安システムにおける操作方法。 - 請求項7に記載の鉄道保安システムにおける操作方法であって、
前記保守装置は、
前記表示した路線図上で指定した範囲を入力する第5のステップと、
前記選択入力した地上機器および前記紐付けられた地上機器と前記指定した範囲内に含まれる地上機器とから重複する地上機器を抽出する第6のステップと、
前記重複する地上機器を前記表示した路線図上で異なる表示態様により表示する第7のステップと、
を実行することを特徴とする鉄道保安システムにおける操作方法。 - 請求項8に記載の鉄道保安システムにおける操作方法であって、
前記保守装置は、
前記連動装置へテスト対象となる前記重複する地上機器を通知する第8のステップと、
前記連動装置から前記テスト結果を受け取り、異常と判断された地上機器を前記表示した路線図上で異なる表示態様により表示させる第9のステップと、
を実行することを特徴とする鉄道保安システムにおける操作方法。 - 請求項7ないし請求項9のいずれか1項に記載の鉄道保安システムにおける操作方法であって、
前記異なる表示態様とは、該異なる表示態様の対象となる地上機器を、それ以外の地上機器とは異なる色、異なる線種、異なる線の太さまたはアニメーション表示、文字を伴う場合には異なるフォント、の少なくとも一つを用いて表示する
ことを特徴とする鉄道保安システムにおける操作方法。 - 請求項7ないし請求項9のいずれか1項に記載の鉄道保安システムにおける操作方法であって、
前記異なる表示態様とは、該異なる表示態様の対象となる地上機器以外の地上機器を薄くまたは暗く表示して明暗で区別する
ことを特徴とする鉄道保安システムにおける操作方法。
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