JPH08182186A - 直流地絡表示装置 - Google Patents

直流地絡表示装置

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JPH08182186A
JPH08182186A JP6335340A JP33534094A JPH08182186A JP H08182186 A JPH08182186 A JP H08182186A JP 6335340 A JP6335340 A JP 6335340A JP 33534094 A JP33534094 A JP 33534094A JP H08182186 A JPH08182186 A JP H08182186A
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screen
ground fault
feeder
display
alarm
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JP6335340A
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English (en)
Inventor
Masaichi Hirai
正市 平井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直流電源供給系統の地絡事故点を捜すための
必要なデータを表示装置あるいはプリンタに出力し、運
転員の地絡故障点の点検試験作業の負担を軽減できる直
流地絡表示装置を得ることである。 【構成】 本発明の直流地絡表示装置は、地絡発生時
は、表示器の画面上に地絡フィーダ部の色替え又はフリ
ッカ表示した分電盤の単線結線図を表示し、分電盤下流
のどの部分で地絡しているかを探すときは、制御盤の単
線結線図、制御盤の電源開閉器の配置図、制御盤電源開
閉器の開閉操作時における注意事項、制御盤の電源開閉
器単位のケーブル接続一覧表、制御盤のケーブル端子の
配置図、制御盤の開閉時における注意事項をその都度呼
び出して表示器に表示させる表示装置を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気所内の直流電源の
地絡事故時にそれを表示する直流地絡表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、電気所においては直流電源も必
要としている。すなわち、直流電源は、各種制御装置や
警報装置の制御電源として使用される。このような直流
電源の供給は、直流電源母線から供給される直流を分電
盤にて、電源開閉器を介して複数個のフィーダに分配供
給するようにしている。この分電盤からフィーダを介し
て供給される直流は、さらに複数の制御盤に分配され、
各々の制御盤からは、さらにまた電源開閉器を介して複
数のケーブルに供給される。
【0003】このような電気所において、直流電源系統
で地絡事故が発生した場合、直流電源を必要とする制御
装置の動作に支障を来すことが考えられる。したがっ
て、地絡事故点を迅速に発見し復旧する必要がある。ま
た、近年は大規模のプラントが増えていることから直流
電源の分割及び制御回路の量も増えており、保守員の負
担は大となっている。そのためにも直流電源の地絡事故
点を早く見つけるためのツールの向上策を取る必要があ
る。
【0004】図9は、従来の直流地絡表示装置の構成図
である。直流地絡表示装置は、直流漏電警報装置3と表
示装置17とから構成される。直流漏電警報装置3は、
直流電源が各々の電源開閉器1を介して各々のフィーダ
32に供給される分電盤31内に設けられている。この
直流漏電警報装置3は、分電盤31の各々のフィーダ3
2に設けられた零相変流器2の電流検出値が予め定めた
設定値を逸脱するときは警報と判断するものである。一
方、表示装置17は直流漏電警報装置3より出力される
警報情報及び分電盤31内の地絡フィーダを表示するも
のである。
【0005】直流電源の零相電流は、各々の零相変流器
2を介し直流漏電警報装置3に入力され、アナログフィ
ルタ4及びA/D変換器5を経由して演算部7に入力さ
れる。演算部7では、検出した電流値と整定機能部6に
設定された設定値と比較し、電流検出値が予め定めた設
定値を逸脱するときは警報と判断する。その判断結果
は、システムバス8を経由して入出力部9へ出力され
る。これにより、警報装置10が動作し、運転員に地絡
事故が発生したことを伝える。また、具体的にどのフィ
ーダで地絡事故が発生したかは、分電盤31内の直流漏
電警報装置3のデータ表示部11、又はデータ伝送部1
2を介してその警報情報であるフィーダ名称を表示して
いる表示装置17の表示で判るようになっている。
【0006】このようにして、分電盤31内の地絡フィ
ーダ32が判ったら、運転員はそのフィーダが接続され
ている制御盤33の電源開閉器1を開閉試験して制御盤
33内の地絡フィーダ36を捜す。これは、地絡してい
るフィーダ36の制御盤33内の電源開閉器34を解放
すると地絡警報が復帰するので、そのことによりそのフ
ィーダ36で地絡事故が発生していることが判断でき
る。
【0007】制御盤33内の地絡フィーダ36がわかっ
たら、次にその地絡フィーダ36の制御回路のシーケン
ス図面により、制御盤33のケーブル35を端子台20
のところで開閉試験して地絡ケーブル36を捜す。地絡
しているフィーダ36のケーブル35を開放すると地絡
警報が復帰することにより判断できる。この場合、制御
盤33の電源開閉器34又はケーブル35の開閉試験を
する場合は、開閉操作したときのプラントの挙動をシー
ケンス図面により入念にチェックし開閉しても問題が無
いことを確認してから開閉試験を行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
直流地絡表示装置では、運転員がシーケンス図面を見な
がら、制御盤33につながるケーブル35を一個一個点
検していかなければならない。特に、大規模プラントで
はシーケンス図面の枚数も膨大で、制御盤33のケーブ
ルの本数も多いので、その点検作業は運転員にとってか
なりの負担になっている。また、地絡事故点を捜すに
は、シーケンス図面を見て点検位置を捜していく専門知
識を持つ熟練者が必要である。
【0009】本発明の目的は、地絡事故点を捜すための
必要なデータを表示装置に表示し、あるいはプリンタで
プリントアウトすることにより、運転員の点検試験作業
の負担を軽減し、地絡事故点を迅速に発見できる直流地
絡表示装置を得ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の直流地絡表示装
置は、直流電源母線から供給される直流を電源開閉器を
介して複数個のフィーダに供給する分電盤と、この分電
盤からフィーダを介して供給される直流を電源開閉器を
介して複数のケーブルに供給する制御盤とを有した電気
所内に設置され、フィーダに設けられた零相変流器の電
流検出値が予め定めた設定値を逸脱するときは警報と判
断する直流漏電警報装置と、直流漏電警報装置より出力
される警報情報及び分電盤の地絡フィーダを表示する表
示装置とを備え、その表示装置は、分電盤の単線結線図
と制御盤の単線結線図とケーブルの接続一覧表とを画面
情報として予め記憶した画面情報保存部と、直流漏電警
報装置からの警報情報があったときは画面情報保存部に
予め記憶されている分電盤の単線結線図のうち警報とな
った地絡フィーダを含む単線結線図をその警報情報と共
に表示器に表示する画面制御部と、分電盤の地絡フィー
ダの警報処理を行うための操作指令を表示器を介して画
面制御部に出力し画面情報保存部に予め記憶されている
画面情報のうち必要な画面情報及び警報処理の結果を表
示器に表示させるための画面操作入力部とを備えてい
る。また、必要に応じて、表示装置の表示器に表示され
た表示画面の内容を出力するプリンタを設ける。
【0011】一方、直流漏電警報装置から警報情報があ
ったとき、画面制御部は、分電盤の地絡フィーダを色替
え又はフリッカ表示するようにし、また、画面操作入力
部から行った警報処理の結果の表示は、画面操作入力部
からのリセット指令があるまで、色替え又はフリッカ表
示するようにしている。
【0012】画面情報保存部の画面情報として、制御盤
の電源開閉器の配置図、制御盤の電源開閉器の開閉操作
時における注意事項、ケーブル端子の配置図、ケーブル
端子の開閉操作時の注意事項を、必要に応じて追加して
予め記憶させている。
【0013】
【作用】地絡発生時は、画面制御部にて、表示器の画面
上に地絡フィーダ部の色替え又はフリッカ表示した分電
盤の単線結線図を表示することにより、運転員は分電盤
の地絡フィーダが判別できる。
【0014】また、画面操作入力部にて、制御盤の単線
結線図、制御盤の電源開閉器の配置図、制御盤電源開閉
器の開閉操作時における注意事項、制御盤の電源開閉器
単位のケーブル接続一覧表、制御盤のケーブル端子の配
置図、制御盤の開閉時における注意事項をその都度呼び
出して表示器に表示させ、必要情報を得ることにより分
電盤下流のどの部分で地絡しているかを探すときのデー
タとすることが出来る。この場合、警報処理の結果の表
示は色替え又はフリッカ表示するので、運転員の操作は
やり易くなる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は、
本発明の直流地絡表示装置を電気所の直流供給系統に適
用したブロック構成図である。図9に示した従来例と同
一ものには同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0016】従来の直流地絡表示装置においては、その
表示装置17は、単に、警報情報であるフィーダ名称を
表示器に表示するだけのものであったが、本発明におい
ては、地絡発生時は、表示器の画面上に地絡フィーダ部
の色替え又はフリッカ表示した分電盤の単線結線図を表
示し、分電盤下流のどの部分で地絡しているかを探すと
きは、制御盤の単線結線図、制御盤の電源開閉器の配置
図、制御盤電源開閉器の開閉操作時における注意事項、
制御盤の電源開閉器単位のケーブル接続一覧表、制御盤
のケーブル端子の配置図、ケーブル端子の開閉時におけ
る注意事項等を、その都度呼び出して表示器に表示させ
るようにしたものである。この場合、警報処理の結果の
表示は色替え又はフリッカ表示する。
【0017】すなわち、本発明の表示装置17は、画面
制御部15にて、直流漏電警報装置3からの警報情報を
表示器18に表示すると共に、画面操作入力部14から
の各種操作指令に基づき画面情報保存部13に保存され
た画面情報を表示器18に表示し、その表示器18に表
示された内容をプリンタ制御部19にてプリンタ16に
出力するように構成されている。
【0018】画面情報保存部13には、分電盤31の単
線結線図、制御盤33の単線結線図、ケーブル35の接
続一覧表、制御盤33の電源開閉器34の配置図、制御
盤電源開閉器34の開閉操作時における注意事項、制御
盤33のケーブル端子の配置図、ケーブル端子の開閉時
における注意事項等が、画面情報として予め記憶されて
いる。
【0019】また、画面制御部15は、直流漏電警報装
置3からの警報情報があったときは、画面情報保存部1
3に予め記憶されている分電盤31の単線結線図のう
ち、警報となった地絡フィーダ32を含む単線結線図を
表示器18に表示する。その際に、警報情報の表示とし
て、警報となった分電盤31の地絡フィーダ32を色替
え又はフリッカ表示する。
【0020】一方、画面操作入力部14は、分電盤31
の地絡フィーダ32の警報処理を行うための操作指令を
表示器18を介して画面制御部15に出力する。つま
り、運転員が分電盤31下流のどの部分で地絡事故が発
生しているのかを探す際に、その操作指令を画面制御部
15に対し出力するものである。この操作指令に基づ
き、画面制御部15は、画面情報保存部13に予め記憶
されている画面情報のうち必要な画面情報を表示器18
に表示する。そして、その際の運転員の操作内容を警報
処理の結果として表示器18に表示させる。
【0021】画面操作入力部14から行った操作内容、
つまり警報処理の結果の表示は、画面操作入力部14か
らのリセット指令があるまで、色替え又はフリッカ表示
させるようにしている。
【0022】いま、分電盤31のフィーダ32aに地絡
が発生したとする。この場合、警報状態となった分電盤
31の地絡フィーダ名称は、直流漏電警報器3のデータ
伝送部12を通して表示装置17の画面制御部15に取
り込まれる。画面制御部15では、画面情報保存部13
の分電盤単線結線図の中から地絡フィーダ32aが含ま
れる分電盤単線結線図を呼び出し、地絡フィーダ32a
の表示色を健全なフィーダの表示色と色替えして表示器
18に表示する。
【0023】図2は分電盤の単線結線図の表示画面21
である。分電盤31の電源開閉器1a乃至1eとフィー
ダ32a乃至32eを表示し、地絡フィーダ1aは色替
えにより表示し、他のフィーダ32b乃至32eと区別
できるようにしている。色替えされた地絡フィーダ1a
は、地絡が復帰して画面操作入力部14によりリセット
操作をするまで、色替えされた状態を保持する。この場
合、地絡フィーダ1aの色替えでなく地絡フィーダ1a
のフリッカ表示により他のフィーダと区別するようにし
ても良い。このように、直流漏電警報装置3で警報が検
出されると、自動的に分電盤31の地絡フィーダ32a
が表示される。従って、運転員はどのフィーダで地絡が
発生したかはすぐに判る。
【0024】次に、この分電盤単線結線図の表示画面2
1を介して、画面操作入力部14により地絡フィーダ1
aを選択する。この選択操作は、地絡フィーダ1aが表
示されている表示位置を指示するか、または操作エリア
21aの操作指令を選択するかで行われる。この選択操
作が行われると、画面制御部15は画面情報保存部13
に記憶されている分電盤31下流の制御盤33の単線結
線図の中から地絡フィーダ1aに接続されている制御盤
33の画面情報を呼び出して表示器18に表示する。
【0025】図3はその制御盤単線結線図の表示画面2
2である。制御盤33の電源開閉器34a乃至34eと
フィーダ36a乃至36eを表示する。運転員は、この
表示画面22の制御盤電源開閉器34を順次開閉試験し
て地絡警報が復帰する地絡フィーダを捜すことになる。
【0026】この制御盤単線結線図が1画面に全てのフ
ィーダが入らない場合には、数枚の画面に分けて画面情
報保存部13に記憶されているので、画面操作入力部1
4の操作により次画面にスクロール又は任意の画面を切
り換て表示する。この画面の切り換えは表示画面22の
上部の操作エリア22aの操作指令を選択することによ
り行われる。
【0027】制御盤電源開閉器34の点検が終了したフ
ィーダ36を画面操作入力部14で指示し、制御盤単線
結線図の表示画面22上で点検の終了したフィーダ36
の色替えを行う。この画面操作入力部14からの指示
は、点検が終了したフィーダが表示されている表示位置
を指示するか、または操作エリア22aの操作指令を選
択するかで行われる。この表示画面22上での色替え
は、画面操作入力14によりリセット操作をするまで色
替えされた状態を保持する。これによって、各々の制御
盤電源開閉器34について点検済みかどうかの管理が、
表示画面22の中で出来る。
【0028】この制御盤電源開閉器34の点検を実施す
るにあたり、制御盤電源開閉器34の配置図が欲しい場
合は、画面操作入力部14より制御盤電源開閉器34の
配置図を選択する。この選択は操作エリア22aの操作
指令を選択指示することによって行われる。画面制御部
15は画面情報保存部13に記憶されている制御盤電源
開閉器の配置図の画面情報を呼び出して表示器18に表
示する。
【0029】図4はその制御盤電源開閉器の配置図の表
示画面23である。この表示画面23は、制御盤電源開
閉器34の配列を示し、図4中では制御盤電源開閉器3
4が24個ある場合を示している。この場合、各々の制
御盤電源開閉器34の名称とフィーダ名称とを合わせて
表示する。この表示画面23により、運転員は、各々の
制御盤電源開閉器34について制御盤33のどの電源開
閉器位置かを知ることが出来る。
【0030】制御盤電源開閉器34の点検が終了したフ
ィーダ名称を画面操作入力部14で指示し、表示画面2
3上のフィーダ部分の色替えを行う。この画面操作入力
部14からの指示は、点検が終了したフィーダが表示さ
れている表示位置を指示するか、または操作エリア23
aの操作指令を選択するかで行われる。この表示画面2
3上での色替えは、画面操作入力14によりリセット操
作をするまで色替えされた状態を保持する。これによっ
て、各々の制御盤電源開閉器34について点検済みかど
うかの管理が、表示画面23の中で出来る。
【0031】図3に示した制御盤単線結線図の表示画面
22中の制御盤電源開閉器34の開閉試験を行うとき
は、予めプラントにどのような影響をもたらすかを運転
員が知っておく必要がある。その場合に、画面操作入力
部14により表示画面22中の制御盤電源開閉器34の
名称を選択操作するか、又は操作エリア23aの操作指
令を指示すると、画面制御部15は画面情報保存部13
に記憶された画面情報である制御盤電源開閉器の開閉操
作時における注意事項を表示器18に表示する。
【0032】図5は、その制御盤電源開閉器の開閉操作
時における注意事項の表示画面24である。図5から判
るように、制御盤電源開閉器34の開閉試験を行った場
合に、予めプラントにどのような影響をもたらすかのメ
ッセージが表示される。電源開閉器を介したときのプラ
ントの挙動、電源開閉器を再度閉したときのプラントの
挙動、電源開閉器の開閉時の注意点等が表示される。こ
れにより、このメッセージを予め運転員に知らせること
が出来るので、安全な開閉試験を行うことが出来る。な
お、操作エリア24aは他の画面に移動するときやメッ
セージを確認するときに使用する。このようにして、制
御盤33の地絡フィーダ34aは、図3に示した制御盤
単線結線図の表示画面22の開閉試験で捜し出すことが
出来る。
【0033】制御盤33の地絡フィーダ34aが判った
ら、画面操作入力部14により制御盤33aの地絡フィ
ーダ34aのケーブル接続端子一覧表を操作エリア22
aで選択操作する。そうすると、画面制御部15は画面
情報保存部13に記憶されている制御盤33aのフィー
ダ36a下流に接続されたケーブル接続一覧表の画面情
報を呼び出して表示器18に表示する。
【0034】図6は、その制御盤33aのフィーダ36
a下流のケーブル接続一覧表の表示画面25である。ケ
ーブル番号No、発信盤名称と端子番号No、受信盤名
称と端子番号Noを表示する。運転員はこの表示画面2
5の発信盤の端子番号Noのところでケーブル配線を開
閉試験して地絡警報が復帰するところを捜すことにな
る。そして地絡警報が復帰した地絡ケーブルが地絡事故
を起こしているケーブルであることを見つけることが出
来る。
【0035】ケーブル接続一覧表は、表示器18の1画
面に全てのフィーダが入らない場合があるので、その場
合は、数枚の画面に分けて画面情報保存部13に記憶す
る。この場合、画面操作入力部14で操作エリア25a
の操作指令を指示することにより、次画面にスクロール
又は任意の画面に切り換え表示する。
【0036】次に、ケーブル35の点検が終了したケー
ブル番号Noを画面操作入力部14で指示し、表示画面
25上のケーブル端子20の色替えを行う。この画面操
作入力部14からの指示は、点検が終了したケーブル端
子20が表示されている表示位置を指示するか、または
操作エリア25aの操作指令を選択するかで行われる。
この表示画面25上での色替えは、画面操作入力14に
よりリセット操作をするまで色替えされた状態を保持す
る。これによって、各々のケーブル端子20について点
検済みかどうかの管理が、表示画面23の中で出来る。
【0037】図6に示したケーブル接続一覧表の表示画
面25のケーブル35の点検を実施するにあたり、端子
台の配置図が欲しい場合は、画面操作入力部14よりケ
ーブル端子の配置図を選択する。この選択は操作エリア
25aの操作指令を選択指示することによって行われ
る。画面制御部15は画面情報保存部13に記憶されて
いるケーブル端子の配置図の画面情報を呼び出して表示
器18に表示する。
【0038】図7は、そのケーブル端子の配置図の表示
画面26で、制御盤33の平面図上での端子番号Noの
位置を表示している。これにより、運転員は制御盤33
のケーブル端子の端子台位置を知ることが出来る。
【0039】表示画面26の操作エリア26aの入力エ
リアに、画面操作入力部14から制御盤33の端子番号
Noを入力して、表示画面6のケーブル端子番号Noの
色替えを行う。これによって、点検操作したケーブル端
子の位置をすぐ捜し出すことが出来る。また、同一の端
子台内の地絡該当ケーブルの点検が全て終了するまで色
替え表示は保持する。この場合、色替え表示に代えて、
フリッカ表示するようにしても良い。
【0040】ケーブル35の開閉試験を行うときは、予
めプラントにどのような影響をもたらすかを運転員は知
っておく必要がある。そこで、画面操作入力部14によ
りケーブル端子番号Noを選択すると、画面制御部15
は画面情報保存部13に記憶されたケーブル端子の開閉
操作時の注意事項の画面情報を表示器18に表示する。
この場合のケーブル端子番号Noの選択は、表示画面2
5や表示画面26の操作エリア25aや操作エリア26
aの入力エリアに、画面操作入力部14から制御盤33
の端子番号Noを入力して行う。
【0041】図8は、そのケーブル端子の開閉操作時の
注意事項の表示画面27である。ケーブル35を外した
ときのプラントの挙動、ケーブルを再度接続したときの
プラント挙動、ケーブル開閉時の注意点等を表示する。
これにより、ケーブル35の安全な開閉試験を行うこと
が出来る。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、分電盤の
単線結線図上で地絡フィーダの表示を行うことが出来る
ので、運転員に迅速に地絡事故を知らせることが出来
る。また、運転員が分電盤下流の地絡事故点の位置を見
つける際に必要とする情報を表示器に順次表示すること
が出来るので、運転員は、迅速かつ安全に地絡位置を発
見できる。
【0043】また、各々の画面情報のプリントアウトが
欲しい場合には、画面操作入力部からの指令で画面情報
保存部に記憶されている画面情報を、プリンタによりプ
リントアウトすることが出来る。したがって、運転員
は、プリントアウトされた画面情報を持って該当制御盤
に行くことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の直流地絡表示装置を電気所の直流供給
系統に適用したブロック構成図
【図2】本発明における分電盤単線結線図の表示画面の
説明図
【図3】本発明における制御盤単線結線図の表示画面の
説明図
【図4】本発明における制御盤電源開閉器配置図の表示
画面の説明図
【図5】本発明における制御盤電源開閉器の開閉操作時
の注意事項に関する表示画面の説明図
【図6】本発明におけるケーブル接続一覧表の表示画面
の説明図
【図7】本発明におけるケーブル端子配置図の表示画面
の説明図
【図8】本発明のおけるケーブル端子の開閉操作時の注
意事項に関する表示画面の説明図
【図9】従来の直流地絡表示装置を電気所の直流供給系
統に適用したブロック構成図
【符号の説明】
1 分電盤電源開閉器 2 零相電流検出器 3 直流漏電警報装置 13 画面情報保存部 14 画面操作入力部 15 画面制御部 16 プリンタ 17 表示装置 18 表示器 19 プリンタ制御部 20 ケーブル端子 31 分電盤 32 分電盤フィーダ 33 制御盤 34 制御盤電源開閉器 35 ケーブル 36 制御盤フィーダ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源母線から供給される直流を電源
    開閉器を介して複数個のフィーダに供給する分電盤と、
    この分電盤から前記フィーダを介して供給される直流を
    電源開閉器を介して複数のケーブルに供給する制御盤と
    を有した電気所内に設置され、前記フィーダに設けられ
    た零相変流器の電流検出値が予め定めた設定値を逸脱す
    るときは警報と判断する直流漏電警報装置と、前記直流
    漏電警報装置より出力される警報情報及び前記分電盤の
    地絡フィーダを表示する表示装置とを備えた直流地絡表
    示装置において、前記表示装置は、前記分電盤の単線結
    線図と前記制御盤の単線結線図と前記ケーブルの接続一
    覧表とを画面情報として予め記憶した画面情報保存部
    と、前記直流漏電警報装置からの警報情報があったとき
    は前記画面情報保存部に予め記憶されている前記分電盤
    の単線結線図のうち警報となった地絡フィーダを含む単
    線結線図をその警報情報と共に表示器に表示する画面制
    御部と、前記分電盤の地絡フィーダの警報処理を行うた
    めの操作指令を前記表示器を介して前記画面制御部に出
    力し前記画面情報保存部に予め記憶されている前記画面
    情報のうち必要な画面情報及び前記警報処理の結果を前
    記表示器に表示させるための画面操作入力部とを備えた
    ことを特徴とする直流地絡表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示装置の前記表示器に表示された
    表示画面の内容を出力するプリンタを備えたことを特徴
    とする請求項1に記載の直流地絡表示装置。
  3. 【請求項3】 前記直流漏電警報装置から警報情報があ
    ったとき、前記画面制御部は、前記分電盤の地絡フィー
    ダを色替え又はフリッカ表示するようにしたことを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載の直流地絡表示装
    置。
  4. 【請求項4】 前記画面操作入力部から行った前記警報
    処理の結果の表示は、前記画面操作入力部からのリセッ
    ト指令があるまで、色替え又はフリッカ表示するように
    したことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の直
    流地絡表示装置。
  5. 【請求項5】 前記画面情報保存部の前記画面情報とし
    て、前記制御盤の電源開閉器の配置図を追加して予め記
    憶させたことを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載
    の直流地絡表示装置。
  6. 【請求項6】 前記画面情報保存部の前記画面情報とし
    て、前記制御盤の電源開閉器の開閉操作時における注意
    事項を追加して予め記憶させたことを特徴とする請求項
    1乃至請求項5に記載の直流地絡表示装置。
  7. 【請求項7】 前記画面情報保存部の前記画面情報とし
    て、前記ケーブル端子の配置図を追加して予め記憶させ
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項6に記載の直流
    地絡表示装置。
  8. 【請求項8】 前記画面情報保存部の前記画面情報とし
    て、前記ケーブル端子の開閉操作時の注意事項を追加し
    て予め記憶させたことを特徴とする請求項1乃至請求項
    7に記載の直流地絡表示装置。
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