JP2005222197A - プロセス監視制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 系統図画面上にポップアップ画面が表示されることによる監視範囲の制約をなくし、操作性に優れ信頼度の高いプロセス監視制御装置を提供することである。
【解決手段】 監視画面表示処理手段17は、2台の表示装置13のうちの一方の表示装置13aには複数台の監視制御対象機器が機器(開閉器)で接続されて構成される系統の系統図画面を表示し、他方の表示装置13bには系統の主機共通監視制御画面を表示する。入力ポイント処理手段19は、系統図画面と主機共通監視制御画面とを跨って入力装置4の入力ポイントを移動させ、ポップアップ画面表示処理手段22は系統図画面上で入力装置4から操作指令が入力されたときその操作指令に関連するポップアップ画面を主機共通監視制御画面上の所定の非表示領域に表示する。制御手段23はポップアップ画面上で入力装置4により系統の機器への操作指令が入力されたときその機器に操作指令を出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プラントプロセスを構成する複数台の監視制御対象機器に機器が接続されて構成される系統の監視制御を行うプロセス監視制御装置に関する。
プラントプロセスの監視制御は表示装置に監視制御画面を表示して、運転員はその監視制御画面を通して警報処理をしたり制御指令を出力したりしている。例えば、火力発電プラントや原子力発電プラントのような大規模なプラントでは監視制御項目も多いことから、あるプラント状態においては1枚の監視制御画面では対応しきれない。そこで、複数台の表示装置を用意し、そのプラント状態において監視制御しなければならない項目に関連する監視制御画面を複数台の表示装置に個別に表示し同時に視認できるようにしたプラント監視制御装置がある(例えば特許文献1参照)。
また、各種のプロセス量をシンボル化して表示するための第1画面と、第1画面に表示されシンボル化されたプロセス量が選択されたとき当該プロセス量をバーチャートやインジケータ表示で詳細に表示する第2画面を設けたプロセス監視制御装置がある(例えば特許文献2参照)。
一方、水力発電プラントのように比較的小規模なプラントプロセスの監視制御では、1台の表示装置を用意し、その1台の表示装置に監視制御画面を切り替えて表示したり、監視画面上にポップアップ画面を表示して監視制御を行うようにしている。
特開平11−305828号公報 特開2001−175322号公報
しかし、複数台の表示装置を用意し個別に監視制御画面を表示するようにしたものでは、監視制御画面がそれぞれ個別に表示されるので、運転員は複数台の表示装置間を行き来しなければならない。また、各種のプロセス量をシンボル化して第1画面に表示しその詳細を第2画面に表示するようにしたものでは、第1画面と第2画面との切換が必要となる。
また、監視制御画面上にホップアップ画面を表示するようにしたものでは、ホップアップ画面の背面の監視制御画面が隠れてしまう。例えば、水力発電所の監視制御において、断路器及び遮断器を開閉操作する場合には制御する開閉器を監視制御画面上でクリックして、主機系統図の画面上に制御用ポップアップ画面210を表示するので、主機系統図の表示が一部隠れてしまい、運転員は全体の状況を把握することができなくなる。なお、水力発電所においての主機は、水車及び水車発電機である。
本発明の目的は、系統図画面上にポップアップ画面が表示されることによる監視範囲の制約をなくし、操作性に優れ信頼度の高いプロセス監視制御装置を提供することである。
請求項1の発明に係わるプロセス監視制御装置は、2台の表示装置のうちの一方の表示装置には複数台の監視制御対象機器に機器が接続されて構成される系統の系統図画面を表示し他方の表示装置には前記系統の主機共通監視制御画面を表示する監視画面表示処理手段と、2台の表示装置にそれぞれ表示された前記系統図画面と前記主機共通監視制御画面とを跨って入力装置の入力ポイントを移動させ入力装置からの操作指令を入力処理する入力ポイント処理手段と、前記系統図画面上で前記入力装置から操作指令が入力されたときその操作指令に関連するポップアップ画面を前記主機共通監視制御画面上の所定の非表示領域に表示するポップアップ画面表示処理手段と、前記ポップアップ画面上で前記入力装置により前記系統を構成する機器への操作指令が入力されたときはその機器に操作指令を出力する制御手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明に係わるプロセス監視制御装置は、2台の表示装置のうちの一方の表示装置には複数台の監視制御対象機器に機器が接続されて構成される系統の系統図画面を表示し他方の表示装置には前記監視制御対象機器ごとの号機監視制御画面を表示する監視画面表示処理手段と、2台の表示装置にそれぞれ表示された前記系統図画面と前記号機監視制御画面とを跨って入力装置の入力ポイントを移動させ入力装置からの操作指令を入力処理する入力ポイント処理手段と、前記系統図画面上または前記号機監視制御画面上で前記入力装置から操作指令が入力されたときその操作指令に関連するポップアップ画面を前記号機監視制御画面上の所定の非表示領域に表示するポップアップ画面表示処理手段と、前記ポップアップ画面上で前記入力装置により前記系統を構成する機器への操作指令が入力されたときはその機器に操作指令を出力すると共に前記ポップアップ画面上で前記入力装置により前記監視制御対象機器への制御指令が入力されたときはその監視制御対象機器に制御指令を出力する制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、2台の表示装置に系統図画面と監視制御画面とを同時に表示するので、系統図を見ながら監視制御対象機器の制御を実施することが可能となり、また、監視制御画面上の所定の非表示部分にポップアップ画面を表示するので、プラントプロセスの系統図画面上にポップアップ画面が表示されることによる監視範囲の制約がなくなる。また、入力装置の入力ポイントは系統図画面と監視制御画面とを跨って移動するので、オペレータの操作ステップが少なくなり、操作性に優れた信頼度の高いプロセス監視制御装置を提供できる。
図1は本発明の実施の形態に係わるプロセス監視制御装置1の構成図である。図1では6台の水車及び水車発電機を有する水力発電所にプロセス監視制御装置1を適用した場合を示しており、プロセス監視制御装置1による監視制御対象機器は水車または水車発電機である。すなわち、複数台の監視制御対象機器(6台の水車発電機)が機器(開閉器)で接続されて構成される系統を監視制御する場合を示している。
プロセス監視制御装置1は水力発電所の構内LAN6に接続され、その構内LAN6には主機である6台の水車発電機をそれぞれ制御する1号機から6号機までの号機制御用シーケンサ2a〜2fが接続され、また、これら各号機の共通機器を制御するための共通機器制御用シーケンサ3が接続されている。
プロセス監視制御装置1は、2台の表示装置13a、13b、演算制御装置11、入力装置4から構成され、入力装置4はキーボード14及びマウス15を備えている。演算制御装置11は、ネットワークインターフェース基板16を介して構内LAN6に接続され、構内LAN6に接続された共通機器制御用シーケンサ3及び各号機制御用シーケンサ2a〜2fからプラントデータを監視画面表示処理手段17に入力する。
監視画面表示処理手段17は、複数台の監視制御対象機器(6台の水車発電機)が開閉器で接続されて構成される系統の系統図画面及び主機共通監視制御画面を画面記憶部18から取り出し、マルチグラフィック基板12を介して、2台の表示装置13a、13bのうちの一方の表示装置13aに系統図画面を表示し、他方の表示装置13bに主機共通監視制御画面を表示する。マルチグラフィック基板12は、アナログRGBの出力コネクタを2セット有するグラフィック基板である。
入力ポイント処理手段19は、2台の表示装置13a、13bにそれぞれ表示された系統図画面と主機共通監視制御画面とを跨って入力装置4の入力ポイントを移動させ、入力装置4からの操作指令を入力処理するものである。また、ポップアップ画面表示処理手段22は、一方の表示装置13aに表示された系統図画面上で入力装置4から操作指令が入力されたとき、その操作指令に関連するポップアップ画面を画面記憶部18から取り出し、マルチグラフィック基板12を介して他方の表示装置13bに表示された主機共通監視制御画面上の所定の非表示領域にポップアップ画面を表示する。そして、運転員によりそのポップアップ画面上で入力装置4により系統の開閉器への開閉指令(操作指令)が入力されたときは、制御手段23は該当の開閉器に対してネットワークインターフェース基板16及び構内LAN6を介して開閉指令を出力する。
図2は、解像度が2560×1024ピクセルの画面で作成した系統図画面20及び主機共通監視制御画面50の平面図である。図2において、系統図画面20は一方の表示装置13aに表示され、主機共通監視制御画面50は他方の表示装置13bに表示される。
系統図画面20には系統構成が表示され、○印は断路器、□印は遮断器を示している。そして、○印の横には断路器を識別するための機器番号が記入され、同様に、□印の横には遮断器を識別するための機器番号が記入されている。また、大きな○印は監視制御対象である水車発電機を示しており、大きな○印の中には各号機の番号1G〜6Gが記入されている。断路器及び遮断器のシンボルは該当の断路器または遮断器が閉状態の場合は赤色で、開状態の場合は緑色で表示され、水車発電機のシンボルは起動中の場合は赤色で停止中の場合は緑色で表示される。また、系統図画面20の下部には共通メニュー領域40aが設けられている。この共通メニュー領域40aには共通画面表示ボタン41及び主機画面表示ボタン42が表示されており、共通画面表示ボタン41は各号機を共通に監視制御するための共通監視制御画面を表示する際に選択されクリックされ、主機画面表示ボタン42は主機に関する監視制御するための主機共通監視制御画面50を表示する際に選択されクリックされる。
主機共通監視制御画面50は、6台の監視制御対象機器に関する故障表示部を有する。すなわち、1号機の故障を表示する1号機故障表示部51、2号機の故障を表示する2号機故障表示部52、3号機の故障を表示する3号機故障表示部53、4号機の故障を表示する4号機故障表示部54、5号機の故障を表示する5号機故障表示部55、6号機の故障を表示する5号機故障表示部56を有し、各々の故障表示部51〜56は故障項目ごとに表示器を備えている。そして、号機の故障が発生したとき該当の故障項目の表示器が例えば赤色フリッカ表示となり、運転員が故障確認をしてフリッカ停止ボタン58をクリックすると赤色連続表示となる。さらに、故障が復帰かつ運転員が表示復帰ボタン59をクリックしたときに例えば灰色表示となる。制御スイッチ部57には後述のポップアップ画面が表示され、このポップアップ画面を通して断路器や遮断器等の開閉器の開閉指令を出力することになる。また、主機共通監視制御画面50の下部には共通メニュー領域40bが設けられている。
図3はポップアップ画面210の説明図である。図3では、断路器の制御用のポップアップ画面210を示しており、系統図画面20上で断路器527を選択しクリックした場合を示している。系統図画面20上で断路器527を選択しクリックすると、主機共通監視制御画面50の制御スイッチ部57にこのポップアップ画面210が表示される。制御する機器名211(図3では断路器527)、閉ボタン212(断路器527が閉状態であれば開ボタンが表示される)及びキャンセルボタン213が表示される。運転員はこの閉ボタン212をクリックして断路器の開閉を行うことになる。なお、キャンセルボタン213をクリックするとポップアップ画面210が消去される。
次に、このように構成されたプロセス監視制御装置1の動作を説明する。演算制御装置11はプロセス監視制御装置1におけるすべての処理を実施するCPUであり、構内LAN6からネットワークインターフェース基板16を経由して入力したプラント情報をマルチグラフィック基板12を経由して、一方の表示装置13aに系統図画面20を表示し、他方の表示装置13bに主機共通監視制御画面50を表示する。また、キーボード14やマウス15等の入力装置4にて制御した制御情報をネットワークインターフェース基板16を経由して構内LAN6へ出力する。
ここで、マルチグラフィック基板12は、前述したようにアナログRGBの出力コネクタを2セット有するグラフィック基板であり、例えば解像度が2560×1024ピクセルの画面を作成する場合に、1280×1024ピクセルの2つの画面に分割して、左側の画面データを一方の表示装置13aの出力コネクタへ出力し、右側の画面データを他方の表示装置13bの出力コネクタへ出力する機能を持つ。
図2に示した系統図画像20及び主機共通監視制御画面50は、解像度が2560×1024ピクセルの一つの画面として作成され、一方の表示装置13aと他方の表示装置13bとに表示される。すなわち、左側半分は系統図画面20であり、右側半分は6台の監視制御対象機器に共通の主機共通監視制御画面50である。
主機共通監視制御画面50においては、号機の故障が発生したときに故障表示部51〜56が赤色フリッカ表示となり、運転員がフリッカ停止ボタン58をクリックすることにより赤色連続表示となり、故障が復帰かつ運転員が表示復帰ボタン59をクリックしたときに灰色表示となる。
制御スイッチ部57は断路器または遮断器の開閉を実施するための制御スイッチがポップアップ画面210として表示されるエリアであり、開閉する機器を系統図画面20上にてクリックした場合に制御スイッチがポップアップ画面210として表示され、系統図画面20にて選択した機器の制御を実行する。
すなわち、断路器または遮断器の開閉制御を実施する場合は、共通メニュー画面40aの主機画面表示ボタン42をクリックする。これにより、一方の表示装置13aに開閉する断路器または遮断器の表示されている系統図画面20が表示され、他方の表示装置13bに主機共通監視制御画面50が表示される。そして、開閉する断路器または遮断器をクリック(例では断路器527を選択)して、図3に示すような断路器の制御用のポップアップ画面210を主機共通監視制御画面50の制御スイッチ部57に表示する。
図3の断路器の制御用のポップアップ画面210には、制御する機器名211(例では断路器527)、閉ボタン212(断路器527が閉状態であれば開ボタンが表示される)及びキャンセルボタン213が表示されるので、閉ボタン212をクリックすると断路器527が閉し、キャンセルボタン213をクリックすると断路器527の選択が解除される。ポップアップ画面210は、閉ボタン212またはキャンセルボタン213のどちらかをクリックしたときに消去される。
このように、断路器または遮断器の開閉制御を実施する場合は、系統図画面20上で開閉する断路器または遮断器をクリックしてポップアップ画面210を主機共通監視制御画面50の制御スイッチ部57に表示するので、系統図画面20の一部が断路器のポップアップ画面210の背面に隠れることがない。従って、断路器または遮断器の制御中でも全体の状況を把握することができる。また、系統図画面20と主機共通監視制御画面50を同時に表示装置13a、13bに表示できるので、監視制御対象機器の故障状態を確認しながら断路器及び遮断器の制御が実施できる。
図4は、解像度が2560×1024ピクセルの画面で作成した系統図画面20及び号機監視制御画面30の平面図である。図4において、号機監視制御画面30は系統図画面20の該当するn号機の水車発電機のシンボルをクリックすることにより他方の表示装置13bに表示される。他方の表示装置13bに号機監視制御画面30を表示している状態で、主機共通監視制御画面50への表示に切り替える場合は、共通メニュー領域40aの主機画面表示ボタン42をクリックすることになる。これにより、図2の系統図画面20及び主機共通監視制御画面50の表示にすることができる。系統図画面20は図2に示した系統図画面20と同じであるので説明は省略する。
号機監視制御画面30は6台の監視制御対象機器のうち選択された号機の監視制御画面であり、図4ではn号機の号機監視制御画面を示している。故障表示部31はn号機の故障が発生したときに該当の故障項目の表示器が例えば赤色フリッカ表示となり、運転員がフリッカ停止ボタン36をクリックすることにより赤色連続表示となり、故障が復帰かつ運転員が表示復帰ボタン37をクリックしたときに灰色表示となる。状態表示部32はn号機の状態を表示し、当該号機が動作しているときに例えば黄色表示し、動作していないときに例えば灰色表示する。
メータ表示部33はn号機のアナログデータ、例えば有効電力、無効電力、ガイドベーン開度等をメータのシンボルで表示する。機器選択スイッチ部34はn号機の制御を実施する機器を選択するための機器選択スイッチを表示しており、制御を実施する機器を選択する。制御スイッチ部35はn号機の制御を実施するための制御スイッチが表示されるエリアであり、制御する機器を機器選択スイッチ部34にて選択した場合に制御スイッチが表示され、機器選択スイッチ部34にて選択した機器を制御する。
図5は機器選択スイッチ部34の一例の説明図である。機器選択スイッチ部34には監視制御対象機器である水車発電機を制御するためのスイッチを有し、例えば、主幹制御スイッチ341、負荷調整スイッチ342、電圧調整スイッチ343、ALR切換スイッチ344を有する。主幹制御スイッチ341は主機の起動停止を実施するスイッチ、負荷調整スイッチ342は負荷の増減を行うスイッチ、電圧調整スイッチ343は電圧の増減を行うスイッチ、ALR切換スイッチ344は自動負荷調整制御装置の使用/除外を切り替えるスイッチである。
図6は、主幹制御スイッチ341の制御用のポップアップ画面350であり、n号機の機器選択スイッチ部34の主幹制御スイッチ341をクリックしたときに、号機監視制御画面30の制御スイッチ部35に表示される。主幹制御スイッチ341の制御用のポップアップ画面350には、制御する機器名351(図6では主幹制御スイッチ341の機器番号である“1”を表示)、起動ボタン352(監視制御対象機器が起動中であれば停止ボタンが表示される)、キャンセルボタン353が表示される。運転員はこの起動ボタン352をクリックして監視制御対象機器(水車発電機)の起動を行うことになる。なお、キャンセルボタン353をクリックするとポップアップ画面350が消去される。
次に、動作を説明する。図4のn号機監視制御画面30において、故障表示部31はn号機の故障が発生したときに該当の故障項目の表示器を赤色フリッカ表示し、運転員がフリッカ停止ボタン36をクリックすることにより赤色連続表示となり、故障が復帰かつ運転員が表示復帰ボタン37をクリックしたときに灰色表示となる。状態表示部32はn号機の状態を表示し、監視制御対象機器が動作しているときに黄色表示し、動作していないときに灰色表示する。メータ表示部33にはn号機のアナログデータ、例えば有効電力、無効電力、ガイドベーン開度等がメータのシンボルで表示されている。
機器選択スイッチ部34はn号機の制御を実施する機器を選択するための機器選択スイッチが表示されており、制御を実施する機器の選択が可能となっている。いま、機器選択スイッチ部34の主幹制御スイッチ341をクリックしたとすると、制御スイッチ部35に主幹制御スイッチ341の制御用のポップアップ画面350が表示される。
主幹制御スイッチ341の制御用のポップアップ画面350には、図6に示すように、制御する機器名351、起動ボタン352(監視制御対象機器が起動中であれば停止ボタン)、キャンセルボタン353が表示されるので、起動ボタン352をクリックすると監視制御対象機器が起動し、キャンセルボタン353をクリックすると主幹制御スイッチ341の選択が解除される。これにより、ポップアップ画面350は、起動ボタン352またはキャンセルボタン353をクリックすることで消去される。
また、断路器または遮断器の開閉制御を実施する場合は、系統図画面20上で開閉する断路器または遮断器をクリックする。これにより、図3に示す断路器の制御用のポップアップ画面210がn号機監視制御画面30の制御スイッチ部35に表示される。図3の断路器の制御用のポップアップ画面210には、制御する機器名211、閉ボタン212(断路器が閉状態であれば開ボタン)及びキャンセルボタン213が表示されるので、閉ボタン212をクリックすると断路器が閉し、キャンセルボタン213をクリックすると断路器の選択が解除される。制御用のポップアップ画面210は、閉ボタン212またはキャンセルボタン213のどちらかをクリックしたときに消去される。
このように、系統図画面20の該当するn号機の水車発電機のシンボルをクリックすることにより、系統図画面20及びn号機監視制御画面30を表示することができ、また、主機共通監視制御画面50への表示の切り替えは、共通メニュー40aの主機画面表示ボタン42をクリックすることにより行える。従って、表示画面を切替える際に、サブメニュー画面を表示して表示したい画面を選択する必要がないため、一時的に系統図画面20の一部がサブメニュー画面の下に隠れてしまうということを防止できる。また、系統図画面20とn号機監視制御画面30とを同時に表示できるため、系統図の状態を確認しながらn号機の制御ができる。
図7は、構内LAN6に各々の監視制御対象機器の映像を撮影する号機Webカメラ7a〜7fを追加して設け、プロセス監視制御装置1の監視画面表示処理手段17は、入力装置4からの操作指令に基づき一方の表示装置13aの系統図画面20の前面に監視制御対象機器の映像を表示するようにしたものである。ここでの監視制御対象機器は水車であり、各々の号機Webカメラ7a〜7fは各号機の水車の映像を撮影しプロセス監視制御装置1に入力する。
すなわち、号機Webカメラ7a〜7fは構内LAN6にネットワーク接続できるWebカメラであり、1号機〜6号機の水車の近辺に設置され、水車の動画を構内LAN6を経由して、プロセス監視制御装置1へ出力する。また、プロセス監視制御装置1では、号機Webカメラ7a〜7fから出力された動画をネットワークインターフェース基板16より監視画面表示処理手段17に入力し、マルチグラフィック基板12を介して一方の表示装置13aに表示する。
図8は、n号機Webカメラ7nにて入力したn号機の水車画像60を一方の表示装置13aに表示した場合の平面図である。なお、他方の表示装置13bには号機監視制御画面30が表示され、共通メニュー領域40bには画像表示ボタン43が設けられている。画像表示ボタン43は水車画像60を表示する際に選択してクリックする。
すなわち、共通メニュー領域40bの画像表示ボタン43をクリックすることにより、系統図画面20の前面にn号機の水車の画像を表示する。また、再度画像表示ボタン43をクリックすることにより、系統図画面20を画像の前面に表示することができる。
このように、系統図画面20の表示中に、系統図画面20の前面にn号機の水車画像を表示できるため、号機監視制御画面30にてn号機の制御操作を実施する前に水車画像を表示して、n号機の制御操作を実施しながら水車の動作状況を把握することができる。これにより、n号機シーケンサ2nから入力し、n号機監視制御画面30の状態表示部32及びメータ表示部33に表示している情報と併せて、水車の実際の動作状態が把握できるため、水車に異常があった場合に迅速な対応が可能となり、安定した制御操作が実施できる。
図9は、一方の表示装置13aの表示画面と他方の表示装置13bの表示画面とを交換して表示した場合の表示画面の平面図である。監視画面表示手段17は、入力装置4からの操作指令に基づき一方の表示装置13aの表示画面と他方の表示装置13bの表示画面とを交換して表示する。
すなわち、解像度が2560×1024ピクセルの画面で作成した系統図画面20と号機監視制御画面30との画面の左半分と右半分とを入れ替えて表示する。左半分の系統図画面20及び共通メニュー領域40a、右半分の号機監視制御画面30及び共通メニュー領域40bを各々1280×1024ピクセルの別々の画面として作成し、表示装置13a、13bに表示する際に画面の表示位置を一方の表示装置13aに表示するか他方の表示装置13bに表示するかを指定する。
この表示位置の指定は、通常は系統図画面20及び共通メニュー領域40aが一方の表示装置13aに、号機監視制御画面30及び共通メニュー領域40bが他方の表示装置13bに表示されるが、例えば入力装置4であるキーボード14のファンクションキーのF1キー(図示しないがキーボード14に標準的についているキー)を押すことにより、一方の表示装置13aと他方の表示装置13bとの画面が交換される。
なお、キーボード14のファンクションキーF1により表示画面を交換する場合について説明したが、他のキーにその表示交換の機能を割り当てたり、表示装置13a、13bの画面上の共通メニュー領域40a、40bに画面交換用ボタンを付加して表示交換をするようにしても良い。
このように、表示装置13a、13bの画面の表示を交換できるようにしたので、系統図画面20及び号機監視制御画面30を用いて監視制御中に、他方の表示装置13bが故障した場合には、例えば、キーボード14のファンクションキーのF1キーを押すことにより、他方の表示装置13bに表示していた号機監視制御画面30及び共通メニュー領域40bが一方の表示装置13aに表示できるため、他方の表示装置13bが故障した場合でも号機の制御操作が実施できる。
また、一方の表示装置13aが故障した場合には、例えばキーボード14のファンクションキーのF1キーを押すことにより、一方の表示装置13aに表示していた系統図画面20及び共通メニュー領域40aが他方の表示装置13bに表示できるため、一方の表示装置13aが故障した場合でも断路器及び遮断器の開閉制御が実施できる。したがって、一方の表示装置13aまたは他方の表示装置13bのどちらか1台が故障した場合であっても、号機の監視制御操作が実施できる。
本発明の実施の形態によれば、断路器または遮断器の開閉制御を実施する場合は、系統図画面20上で開閉する断路器または遮断器をクリックしてポップアップ画面210を主機共通監視制御画面50の制御スイッチ部57に表示するので、系統図画面20の一部が断路器のポップアップ画面210の背面に隠れることがない。また、系統図画面20の該当するn号機の水車発電機のシンボルをクリックすることにより、系統図画面20及びn号機監視制御画面30を表示することができ、また、主機共通監視制御画面50への表示の切り替えは、共通メニュー40aの主機画面表示ボタン42をクリックすることにより行える。
また、系統図画面20の表示中に、系統図画面20の前面にn号機の水車画像を表示できるため、号機監視制御画面30にてn号機の制御操作を実施する前に水車画像を表示して、n号機の制御操作を実施しながら水車の動作状況を把握することができる。さらに、表示装置13a、13bの画面の表示を交換できるようにしたので、系統図画面20及び号機監視制御画面30を用いて監視制御中に、いずれかの表示装置13a、13bが故障した場合には、故障した表示装置の表示画面を正常な表示装置で表示できるので、いずれかの表示装置が故障した場合であっても号機の制御操作が実施できる。
本発明の実施の形態に係わるプロセス監視制御装置の構成図。 本発明の実施の形態における系統図画面及び主機共通監視制御画面の平面図。 本発明の実施の形態におけるポップアップ画面の説明図。 本発明の実施の形態における系統図画面及び号機監視制御画面の平面図。 本発明の実施の形態における機器選択スイッチ部の一例の説明図。 本発明の実施の形態における主幹制御スイッチの制御用のポップアップ画面の説明図。 本発明の実施の形態における構内LANに各々の監視制御対象機器の映像を撮影する号機Webカメラを追加して設けた場合の説明図。 本発明の実施の形態における号機Webカメラにて入力した号機の水車画像を一方の表示装置に表示した場合の平面図。 本発明の実施の形態における一方の表示装置の表示画面と他方の表示装置の表示画面とを交換して表示した場合の表示画面の平面図。
符号の説明
1…プロセス監視制御装置、2…号機制御用シーケンサ、3…共通機器制御用シーケンサ、4…入力装置、6…構内LAN、7…号機Webカメラ、11…演算制御装置、12…マルチグラフィック基板、13…表示装置、14…キーボード、15…マウス、16…ネットワークインターフェース基板、17…監視画面表示処理手段、18…画面記憶部、19…入力ポイント処理手段、20…系統図画面、22…ポップアップ画面表示処理手段、23…制御手段、30…号機監視制御画面、31…故障表示部、32…状態表示部、33…メータ表示部、34…機器選択スイッチ部、35…制御スイッチ部、36…フリッカ停止ボタン、37…表示復帰ボタン、38…、39…、40…共通メニュー領域、41…共通画面表示ボタン、42…主機画面表示ボタン、43…画像表示ボタン、50…主機共通監視制御画面、51…1号機故障表示部、52…2号機故障表示部、53…3号機故障表示部、54…4号機故障表示部、55…5号機故障表示部、56…6号機故障表示部、57…制御スイッチ部、58…フリッカ停止ボタン、59…表示復帰ボタン、60…水車画像

Claims (5)

  1. 2台の表示装置のうちの一方の表示装置には複数台の監視制御対象機器に機器が接続されて構成される系統の系統図画面を表示し他方の表示装置には前記系統の主機共通監視制御画面を表示する監視画面表示処理手段と、2台の表示装置にそれぞれ表示された前記系統図画面と前記主機共通監視制御画面とを跨って入力装置の入力ポイントを移動させ入力装置からの操作指令を入力処理する入力ポイント処理手段と、前記系統図画面上で前記入力装置から操作指令が入力されたときその操作指令に関連するポップアップ画面を前記主機共通監視制御画面上の所定の非表示領域に表示するポップアップ画面表示処理手段と、前記ポップアップ画面上で前記入力装置により前記系統を構成する機器への操作指令が入力されたときはその機器に操作指令を出力する制御手段とを備えたことを特徴とするプロセス監視制御装置。
  2. 2台の表示装置のうちの一方の表示装置には複数台の監視制御対象機器に機器が接続されて構成される系統の系統図画面を表示し他方の表示装置には前記監視制御対象機器ごとの号機監視制御画面を表示する監視画面表示処理手段と、2台の表示装置にそれぞれ表示された前記系統図画面と前記号機監視制御画面とを跨って入力装置の入力ポイントを移動させ入力装置からの操作指令を入力処理する入力ポイント処理手段と、前記系統図画面上または前記号機監視制御画面上で前記入力装置から操作指令が入力されたときその操作指令に関連するポップアップ画面を前記号機監視制御画面上の所定の非表示領域に表示するポップアップ画面表示処理手段と、前記ポップアップ画面上で前記入力装置により前記系統を構成する機器への操作指令が入力されたときはその機器に操作指令を出力すると共に前記ポップアップ画面上で前記入力装置により前記監視制御対象機器への制御指令が入力されたときはその監視制御対象機器に制御指令を出力する制御手段とを備えたことを特徴とするプロセス監視制御装置。
  3. 前記系統を構成する機器は、開閉器であることを特徴とする請求項1または2記載のプロセス監視制御装置。
  4. 前記監視画面表示手段は、前記入力装置からの操作指令に基づき一方の表示装置の表示画面に前記監視制御対象機器の映像を表示することを特徴とする請求項3記載のプロセス監視制御装置。
  5. 前記監視画面表示手段は、前記入力装置からの操作指令に基づき一方の表示装置の表示画面と他方の表示装置の表示画面とを交換して表示することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載のプロセス監視制御装置。
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