JP2014115819A - 発電機車の遠隔監視制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】発電機車の運転状態及び故障状態を遠隔地から確認でき、稼働中の発電機車の残燃料を遠隔地から確認でき、セキュリティを確保した通信機能を搭載することができ、さらに、遠隔地から発電機を起動することができる。
【解決手段】運転状態監視装置7は運転状態情報に基づいて故障状態を判定し、サーバ9が、運転状態監視装置7からの運転状態情報及び故障状態情報を収集し、情報端末12からインターネット11を介して情報表示要求を受信し、受信された情報表示要求に応じて、収集された運転状態情報、故障状態情報を携帯電話基地局10、インターネット11を介して情報端末12に送信する。
【選択図】図2

Description

本発明は、原動機、発電機、原動機及び発電機の各運転状態情報を遠隔地に設けられた情報端末に送信するのに好適な発電機車の遠隔監視制御システムに関する。
従来、災害の発生時、停電の発生時等に非常用の電力を配電線に供給するために用いられる発電機車が知られている。発電機車は、発電機とこの発電機の駆動源となる原動機(ディゼル・エンジンやガソリン・エンジン)とをトラック等の移動用車両に搭載しているものである。
発電機車には、発電機と原動機の運転状況を監視するために運転状況監視装置が設けられている。
停電が発生した現場では、発電機車から電力を配電線に供給し、現地の社員は発電機車の運転状況情報を管理事務所へ報告する必要があった。特に、燃料の手配については、現地の社員から連絡を受けて各事業所の担当者が対応していた。
発電機車を他事業所または他社へ貸し出した場合に、発電機の運転時間などの運転状況を確認するには、貸し出し先の担当者からの聞取りや、返却時の引継事項の聞き取りによって行っていた。
発電機が不調の場合、メーカ側の技術者を現地に派遣する必要があり、技術者が現地まで移動して発電機車に設けられた機器を確認するまで時間を要していた。
特許文献1には、運転状況判定装置が、発電機及び原動機の運転状況を検出する検出手段からの検出データと予め記憶した判定用基準データとに基づいて発電機及び原動機の運転状況を判定し、処置が必要な異常を検出すると異常の内容を画像表示によって表示させる技術が開示されている。
特許文献2には、運転状況判定装置が、発電機及び原動機の運転状況を検出する検出手段からの検出データと予め記憶した判定用基準データとに基づいて発電機及び原動機の運転状況を判定し、運転状態に異常が発生したことを検出すると異常の発生を表示手段に表示させ、異常の発生を検出していないときには、発電機の運転状況を表示する発電機側表示モードと、原動機の運転状況を表示する原動機側表示モードと、発電機の運転状況及び原動機の運転状況を交互に表示する自動表示モードの三種類の表示モードのいずれかの表示モードに従って判定結果を出力する技術が開示されている。
特許文献1および特許文献2にあっては、発電機車の運転状況を運転席のモニタ画面および液晶ディスプレイに表示し、発電機車に搭載された発電機の計器類を参照できるように構成されている。
特許文献3には、車外設備に電力を供給するための給電装置を車両に積載した移動電源車であって、給電装置の運転状況を検知する検知手段と、該検知手段が検知したデータを給電装置から離れた場所に送信するための送信手段を備えるように構成されており、発電機車の運転状況を運転席または無線装置を介して離れた場所で発電機の情報を参照および制御する技術が開示されている。
特許文献4には、車両用電源管理装置が、車載バッテリが残容量不足状態であると判定されると、車載バッテリが残容量不足状態であることを表す警告通知信号を、無線通信により、車両側通信装置から外部ネットワーク送受信センタを経由して利用者側通信装置に対して出力する。無線通信により警告通知情報を出力することで、車両から離れた場所に居る車両利用者に対して、車載バッテリが残容量不足状態に陥ったことを通知する技術が開示されている。
特許第3478902号 特許第3542824号 特開2002−166777公報 特開2004−142661公報
しかしながら、特許文献1、及び特許文献2にあっては、発電機の運転状況等を監視できる場所が運転席のみとなっており、事務所などの離れた場所ならびに他事業所および他社への貸出の際には運転状況を監視することができないといった問題があった。
また、特許文献3にあっては、電波や赤外線による無線送信(無線LAN)の他、モデムと電話回線、携帯電話によるインターネットサービスを利用したいという程度に留まっており、無線による情報参照を行うための具体的な構成が記載されていない。
また、特許文献4にあっては、無線通信による監視が実現されているが、発電機車の近辺で情報を参照できる程度に留まっていた。
そこで、発電機車にサーバを備え、サーバが情報端末からインターネット経由で受信した情報表示要求に応じて、運転状態情報、故障状態情報を情報端末に送信することで、発電機車の運転状況及び故障状況を遠隔地から確認でき、稼働中の発電機車の残燃料を遠隔地から確認でき、セキュリティを確保した通信機能を搭載することができ、さらに、遠隔地から発電機を起動することが切望されている。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的としては、発電機車にサーバを備え、サーバが情報端末からインターネット経由で受信した情報表示要求に応じて、運転状態情報、故障状態情報を情報端末に送信することで、発電機車の運転状態及び故障状態を遠隔地から確認でき、稼働中の発電機車の残燃料を遠隔地から確認でき、セキュリティを確保した通信機能を搭載することができ、さらに、遠隔地から発電機を起動することができる発電機車の遠隔監視制御システムを提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、原動機、発電機、原動機及び発電機の運転状態を監視するとともに、前記発電機を起動するための運転状態監視装置と、前記運転状態監視装置からの運転状態情報をインターネット経由で情報端末に送信するサーバと、を備えた発電機車の遠隔監視制御システムであって、前記運転状態監視装置は、運転状態情報に基づいて故障状態を判定する判定手段を備え、前記サーバは、前記運転状態監視装置からの運転状態情報及び故障状態情報を収集する収集手段と、前記情報端末からインターネット経由で情報表示要求を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された情報表示要求に応じて、前記収集手段により収集された前記運転状態情報、前記故障状態情報をインターネット経由で前記情報端末に送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、運転状態監視装置が、運転状態情報に基づいて故障状態を判定し、サーバが、運転状態監視装置からの運転状態情報及び故障状態情報を収集し、情報端末からインターネット経由で情報表示要求を受信し、受信された情報表示要求に応じて、収集された運転状態情報、故障状態情報をインターネット経由で情報端末に送信するので、発電機車の運転状態及び故障状態を遠隔地から確認することができる。
本発明の第1実施形態に係る発電機車の遠隔監視制御システムに適用可能な発電機車について説明するための側面断面図である。 本発明の第1実施形態に係る遠隔監視制御システムの全体構成について説明するためのシステム図である。 本発明の第1実施形態に係る遠隔監視制御システムを構成する各装置間のデータ伝送に関するシーケンス図である。 本発明の第1実施形態に係る遠隔監視制御システムを構成する各装置間のデータ伝送に関するサーバ9の動作について説明するためのフローチャートである。 情報端末に表示される運転状態ディスプレイの初期画面を示す図である。 情報端末に表示される故障状態ディスプレイの初期画面を示す図である。 情報端末に表示される計測データディスプレイの初期画面を示す図である。 運転状態監視装置による故障判断処理について示すフロー図(その1)である。 運転状態監視装置による故障判断処理について示すフロー図(その2)である。 運転状態監視装置による故障判断処理について示すフロー図(その3)である。 本発明の第2実施形態に係る遠隔監視制御システムを構成する各装置間のデータ伝送に関するシーケンス図である。 (a)は本発明の第2実施形態に係る遠隔監視制御システムを構成する各装置間のデータ伝送に関するサーバ9の動作について説明するためのフローチャートであり、(b)〜(d)は表示画面例を示す図である。 運転状態監視装置による発電機起動処理について示すフロー図である。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
図1は本発明の第1実施形態に係る発電機車の遠隔監視制御システムに適用可能な発電機車について説明するための側面断面図である。
図1に示す発電機車1は、ベース車両を低床2軸車や低床3軸車(図示しない)とした自走式トラックを採用した。
原動機2には、ディーゼルエンジンを採用しており、長時間の運転においてディーゼルエンジンを停止することなく潤滑油が補給できる構造とし、潤滑油補給タンクおよび潤滑油自動補給弁を付属装備している。
発電機3は、広域災害などの緊急送電への対応を考慮し、発電周波数50/60Hz、出力750kVA(50Hz)、出力1000kVA(60Hz)、発電電圧3,300/6,600Vを切替え可能としたものである。
燃料タンク4は、800Lの容量を有し、全負荷時無給油にて3時間以上の運転が可能であり、給油サイクルを減少させ作業員の疲労度を軽減した。バッテリ5は、発電機車1に設けられた電気機器に電力を供給するため十分な容量を必要とする。
操作盤6は、屋内自立閉鎖形で防塵防音構造とし、自動電圧調整器、自動充電装置、保護継電器、自動並列運転装置、シーケンサなどの電子機器を収納している。
運転状態監視装置7は、原動機2と発電機3と原動機2及び発電機3の運転状態を検出する複数の検出センサからの検出データと予め記憶した判定用基準データとに基づいて原動機2及び発電機3の運転状態を判定し、異常を検出するとディスプレイに異常の内容を画像表示する。
サーバ9については後述することとする。
次に、図2に示すシステム図を参照して、遠隔監視制御システムの全体構成について説明する。
運転状態監視システムは、運転状態監視装置7、サーバを発電機車1に備え、サーバ9と携帯電話基地局10とがインターネット経由で接続され、携帯電話基地局10と情報端末12とがインターネットを介して接続されている。
運転状態監視装置7は、各種センサにより検出された検出信号を操作盤6またはTD部(トランスデューサ)7hを介してA/D変換器7iに入力し、A/D変換器7iにより所定の周波数を有するサンプリングクロックでアナログの検出信号をデジタルの検出データに変換し、検出データは監視PLC部7jを介してサーバ9へ出力する。
TD部7hは、各種センサにより検出された物理エネルギーをアナログ電圧信号に変換し、A/D変換器7iに出力する。TD部7hは、各種センサに設けられた出力ゲートを開閉するためのゲート信号を出力してデータ収集を管理する。
操作盤6は、上述したように各種機器を収納していることに加えて、各種操作を行うための発電機始動SW、始動補助SW、発電機停止SW、上述した各種センサに接続され運転状態を視覚的に確認するための電圧計、電流計、電力計、各種遮断器、周波数計、各種温度計、燃料計等が収納されている。
発電機車1には、発電機に設けられた発電機センサ3a、開閉器センサ7a、燃料タンク4に設けられた燃料計4a、発電機の出力に設けられた例えばクランプ型の電流計7b、発電機に設けられた電圧計7c、発電機に設けられた電力量計7d、発電機に設けられた周波数計7e、発電機の各部に設けられた各種温度計7f、発電機に設けられた潤滑油圧力計7gなどの各種センサが設けられている。
運転状態監視装置7は、運転状態情報に基づいて重故障状態を判定する重故障判定部8aと、軽故障状態を判定する重故障判定部8bと、発電機を起動する発電機起動部8gとを備えている。
サーバ9は、情報端末12からインターネット11を介して監視表示要求を受信し、受信された監視表示要求に応じて運転状態監視装置7に、原動機2および発電機3の運転状態を検出させ、運転状態監視装置7により検出された運転状態をサーバ内のストレージ9kに保存し、さらに、インターネット11を介して要求元の情報端末12に送信する。
監視PLC_I/F部9aは、監視PLC部7jとの間に接続されているLANケーブルを介して接続されたイーサーネット上をIPプロトコルに従って、データ通信を行う。
暗号化処理部9bは、httpsプロトコルを利用し、インターネットを経由したデータ通信を暗号化して行い、通信のセキュリティを保つ。
Web表示部9cは、情報端末12からの情報表示要求に応じて認証画面データ、初期画面データ、表示データ等を生成して情報端末12に送信する。
ユーザ管理部9dは、ログイン時にストレージ9kに登録されている既存のユーザIDおよびパスワードとの照合処理と認証処理を行うとともに、ストレージ9kへのユーザIDおよびパスワードの新規登録処理を行う。
データ収集部9eは、監視PLC部7jから受信した検出データを記憶して管理する。
データ加工部9fは、データ収集部9eで収集された検出データを表示データに加工して後にWeb表示部9cに送信する。
携帯電話モジュールI/F部9gは、携帯電話モジュール9mへ送信するためのインターフェースであり、サーバ内の信号をデータ通信用に加工処理を行う。
CPU9iは、ソフトウェアの命令に基づきサーバの各装置を制御し、かつ、暗号化処理部9b、Web表示部9c、ユーザ管理部9d、データ収集部9e、データ加工部9fのからの演算要求に応じて、各種演算を行う。
メモリ9jは、CPU9iで利用する命令やデータを記憶する。
ストレージ9kは、サーバに用いるオペレーティングシステム、アプリケーションソフトウエアならびに各種のデータを記憶する。
携帯電話モジュール9mは、無線通信回線を介して携帯電話基地局10との間でデータ通信を行うための通信装置であり、CDMA方式やTDMA方式を利用し、高速なデータ通信を行う。
ここでは、通信のセキュリティ対策にhttpsプロトコルを利用する方法を説明したが、SSHまたはVPN等に変更または併用し、通信のセキュリティを確保してもよい。
次に、図3に示すシーケンス図を参照して、遠隔監視制御システムを構成する各装置間のデータ伝送に関するシーケンスについて説明する。
運転状態監視装置7では、所定の周期で発電機車から情報収集が行われ、各種センサの検出データが所定の周期で監視PLC部7jに出力される。
詳しくは、シーケンスSe1では、各種センサにより検出された検出信号を操作盤6またはTD部(トランスデューサ)7hを介してA/D変換器7iに入力し、A/D変換器7iにより所定の周波数を有するサンプリングクロックでアナログの検出信号をデジタルの検出データに変換し、検出データを監視PLC部7jに出力され、一旦、検出データをデータ記憶部7kに記憶する。
情報端末12とサーバ9とが接続され、情報端末12が情報表示要求をサーバ9に送信する場合のシーケンスについて説明する。
シーケンスSe11では、ユーザが情報端末12を操作してサーバ9のURLを入力し、情報端末12からインターネット11、インターネットG/W14、携帯電話会社網13、携帯電話基地局10、携帯電話モジュール9m、携帯電話モジュールI/F部9gを介してWeb表示部9cにログイン要求が送信される。シーケンスSe12では、ログイン要求を受信したWeb表示部9cは、携帯電話モジュールI/F部9g、携帯電話モジュール9m、携帯電話基地局10、携帯電話会社網13、インターネットG/W14、インターネット11を介して認証画面データを情報端末12に送信する。
認証画面データを受信した情報端末12は、認証画面をディスプレイに表示する。ユーザの操作に応じて情報端末12にユーザIDおよびパスワードが入力された場合、シーケンスSe13では、情報端末12はサーバ9にユーザIDおよびパスワードを送信する。
情報端末12からユーザIDおよびパスワードを受信したサーバは、シーケンスSe14では、ユーザ管理部9dにユーザIDおよびパスワードを送信し、ユーザ管理部9dにおいてストレージ9kに記憶されているユーザデータと当該ユーザIDおよびパスワードと照合させ、シーケンスSe15では、ユーザ管理部9dは認証結果をWeb表示部9cに送信する。以下、当該ユーザIDおよびパスワードがサーバ9に登録されていたこととして本シーケンスを説明する。
既登録を示す照合結果を受信したWeb表示部9cは、シーケンスSe16では、初期画面データを情報端末12へ送信する。
さらに、シーケンスSe17では、情報端末12のディスプレイに表示された当該初期画面の操作により情報表示要求をサーバに送信する。情報表示要求を受信したサーバは、シーケンスSe18では、情報表示要求を表示データ要求に変換してデータ加工部9fに送信する。シーケンスSe19では、表示データ要求をデータ要求に変換してデータ収集部9eに送信する。シーケンスSe20では、データ要求をデータ収集要求に変換して監視PLC_I/F部9aに送信する。シーケンスSe21では、データ収集要求を監視PLC部7jに送信する。
データ収集要求を受信した監視PLC部7jは、シーケンスSe22では、上述したシーケンスSe1においてデータ記憶部7kに記憶しておいた検出データを読み出して監視PLC_I/F部9aに送信する。
検出データを受信した監視PLC_I/F部9aは、シーケンスSe23では、検出データをデータ収集部9eに送信する。次いで、シーケンスSe24では、データ収集部9eは検出データをデータ加工部9fに送信する。次いで、シーケンスSe25では、検出データを受信したデータ加工部9fは、検出データを表示データに加工して後にWeb表示部9cに送信する。
次いで、シーケンスSe26では、Web表示部9cは、表示データを携帯電話モジュールI/F部9g、携帯電話モジュール9m、無線通信回線を介して携帯電話基地局10、携帯電話会社網13、インターネットG/W14、インターネット11、情報端末12に送信する。
この結果、情報端末12の表示画面には発電機車1に設けられた各種センサにより検出されたデータ値が表示される。なお、図3に示すシーケンス図では、運転状態監視装置7からサーバ9、情報端末12へ検出データを送信することとして説明したが、検出データ以外に、運転状態監視装置7、サーバ9、情報端末12へ運転状態情報や故障状態情報を送信してもよい。
次に、図4に示すフローチャートを参照して、遠隔監視制御システムを構成する各装置間のデータ伝送に関するサーバ9の動作について説明する。
まず、サーバ9に電源が投入され、CPU9iはストレージ9kからオペレーティングシステム(OS)を読み出してメモリ9j上に命令を展開してOSを起動する。次いで、OS管理下において、ストレージ9kからプログラムの命令を読み出し、図4に示すフローチャートの処理内容を含むプログラムを起動する。
次いで、ステップS10では、情報端末12からインターネット11,インターネットG/W14、携帯電話会社網13、携帯電話基地局10、携帯電話モジュール9mから携帯電話モジュールI/F部9gを介してWeb表示部9cに認証画面の表示要求を受けた場合には、httpsの暗号化通信を行い、ステップS15に進む。
次いで、ステップS15では、認証画面の表示要求を受信したWeb表示部9cは、認証画面データを情報端末12に送信する。
次いで、ステップS20では、Web表示部9cは、情報端末12からユーザIDおよびパスワードを受信し、ユーザ管理部9dにユーザIDおよびパスワードを送信する。
次いで、ステップS25では、ユーザ管理部9dは、受信したユーザIDおよびパスワードをキーとして、ストレージ9kに登録されているユーザデータを探索して当該ユーザIDおよびパスワードと照合する。
登録ユーザの場合(S30 Yes)にはステップS35に進み、Web表示部9cは、初期画面データを情報端末12へ送信する。このように、ユーザIDおよびパスワードが登録されたユーザのみにサーバ9との通信を許可し、さらに暗号化処理部9bによりデータ通信を暗号化して行うことで、通信のセキュリティを保つことができる。
この結果、情報端末12のディスプレイには、初期画面が表示される。情報端末12は、情報表示要求をサーバに送信する。
次いで、ステップS40では、Web表示部9cは、情報端末12から情報表示要求を受信する。
次いで、ステップS45では、Web表示部9cは、表示データ要求をデータ加工部9fに送信し、データ加工部9fは表示データ要求をデータ要求に変換してデータ収集部9eに送信し、データ収集部はデータ要求をデータ収集要求に変換して監視PLC_I/F部9aに送信し、監視PLC_I/F部9aは監視PLC部7jに送信する。
監視PLC_I/F部9aからデータ収集要求を受信した監視PLC部7jは、データ記憶部7kに一旦記憶しておいた検出データを読み出して監視PLC_I/F部9aに送信する。
ステップS50では、監視PLC_I/F部9aは、監視PLC部7jから検出データを受信し、受信した検出データをデータ収集部9eに送信し、検出データをストレージ9kに記憶する。
次いで、ステップS55では、データ収集部9eは検出データをデータ加工部9fに送信し、検出データを受信したデータ加工部9fは、検出データを表示データに加工して後にWeb表示部9cに送信する。
次いで、ステップS60では、Web表示部9cは、表示データを携帯電話モジュールI/F部9g、携帯電話モジュール9m、無線通信回線、携帯電話基地局10、携帯電話会社網13、インターネットG/W14、インターネット11、情報端末12に送信する。
この結果、情報端末12の表示画面には発電機車1に設けられた各種センサにより検出されたデータ値が表示される。
次いで、ステップS65では、Web表示部9cは、情報端末12からログアウト情報を受信したか否かを判断する。情報端末12からログアウト情報を受信していない場合(S65 No)には、ステップS40に戻り、ステップS40〜S65での処理を繰り返す。一方、情報端末12からログアウト情報を受信した場合(S65 Yes)には、該当するユーザのログアウト処理を行う。
なお、図4に示すフローチャートでは、運転状態監視装置7からサーバ9、情報端末12へ検出データを送信することとして説明したが、検出データ以外に、運転状態監視装置7からサーバ9、情報端末12へ運転状態情報や故障状態情報を送信してもよい。
図5〜図7は、サーバ9から情報端末12に提供される表示データをディスプレイ上に表示した場合の表示例を示す図であり、図5は運転状態情報を表示する運転状態モニタを示し、図6は故障状態情報を表示する故障状態モニタを示し、図7は検出データを表示する計測データモニタを示す。
図5〜図7に示す画面において、画面切り替えを行う場合は、モニタ名が表示されているタグを例えばマウスによるカーソル操作とクリック操作により指定することで、所望のタグを選択して画面切替を行うことができる。また、図5〜図7に示す画面において、ログアウトボタン21a、21b、21cに対して、クリック操作を検出した場合にはログアウト処理が行われる。
次に、図8〜図10に示すフロー図を参照して、運転状態監視装置7による故障判断処理について説明する。なお、図8〜図10に示すフロー図は正論理で示されている。
まず、図8において、(J1)操作盤6から[機関始動命令]を受け付けた場合に、タイマを15秒間計時している間論理「1」を出力し、発電機センサ3aからの回転速度が[低速検知>300min−1]となったときにタイマの計時を解除して論理「0」とし、発電機3が[始動渋滞]論理「1」であると重故障判定部8aが判断し、故障名モニタ表示指示を発生し、ブザー音BZを発生し、発電機停止指示を発生し、発電側遮断器を作動する。
(J2)発電機3の回転速度が[低速検知>300min−1]となった場合にタイマを30秒間計時している期間論理「1」を出力し、油圧圧力計7gからの潤滑油圧力が[潤滑油圧力<300kPa+15kPa、−0kPa]となった場合に[AND]から論理「1」を出力し、発電機3が[潤滑油圧力低下]論理「1」であると重故障判定部8aが判断し、故障名モニタ表示指示を発生し、ブザー音BZを発生し、発電機停止指示を発生し、発電側遮断器を作動する。
(J3)発電機3の回転速度が[低速検知>300min−1]となった場合にタイマを30秒間計時している期間論理「1」を出力し、温度計7fが[冷却水温度>101±2℃]となった場合に[AND]から論理「1」を出力し、発電機3が[冷却水温度上昇]論理「1」であると重故障判定部8aが判断し、故障名モニタ表示指示を発生し、ブザー音BZを発生し、発電機停止指示を発生し、発電側遮断器を作動する。
(J4)発電機3の発電機固定子温度が[発電機固定子温度>120±2℃]となった場合に、タイマを2秒間計時している間論理「1」を出力し、[発電機固定子温度上昇]論理「1」であると重故障判定部8aが判断し、故障名モニタ表示指示を発生し、ブザー音BZを発生し、発電機停止指示を発生し、発電側遮断器を作動する。
(J5)原動機2の[エンジンの回転速度>2030min−1+0、−30min−1]となった場合に論理「1」を出力し、交流周波数が60Hzの発電時であるとき論理「1」を出力し、または、[エンジン回転速度>1690min−1+0、−30min−1]となった場合に[OR]から論理「1」を出力し、交流周波数が50Hzの発電時であるときに論理「1」を出力し、何れか1つが論理「1」の場合に[過速度]論理「1」であると重故障判定部8aが判断し、故障名モニタ表示指示を発生し、ブザー音BZを発生し、発電機停止指示を発生し、発電側遮断器を作動する。
(J6)電圧計7cの電圧が[発電電圧>7200V(120V±2%)時限:2秒]である場合に論理「1」を出力し、[過電圧]論理「1」であると重故障判定部8aが判断し、故障名モニタ表示指示を発生し、ブザー音BZを発生し、発電機停止指示を発生し、発電側遮断器を作動する。
(J7)電圧計7cの電圧が[発電電圧<5100V(85V±5%)]である場合に、タイマを2秒間計時している期間論理「1」を出力し、かつ、原動機2が[規定速度>1350min−1]である場合に、タイマを10秒間計時している期間論理「1」を出力し、論理「1」が重複するとき[AND]から論理「1」を出力し、[不足電圧]論理「1」であると重故障判定部8aが判断し、故障名モニタ表示指示を発生し、ブザー音BZを発生し、発電機停止指示を発生し、発電側遮断器を作動する。
(J8)[地絡過電圧>60V±5%時限:0.2秒]である場合に、タイマを0.5秒間計時している間論理「1」を出力し、[地絡過電圧]論理「1」であると重故障判定部8aが判断し、故障名モニタ表示指示を発生し、ブザー音BZを発生し、発電機停止指示を発生し、発電側遮断器を作動する。
(J9)[PLC用直流制御電源あり]で論理「1」を出力し、かつ、[PLC停止]が論理「1」の場合に[AND]から論理「1」を出力し、タイマを10秒間計時している期間論理「1」を出力し、または、[シーケンサ電源及びトリップ(CP−PLC)]が論理「1」である場合に[OR]から論理「1」を出力し、[シーケンサ異常]であると重故障判定部8aが判断し、ブザー音BZを発生し、発電機停止指示を発生し、発電側遮断器を作動する。なお、シーケンサ異常の場合は、「故障モニタ表示」はできない。
(J10)負荷が[負荷>420kW±5kW]である場合に論理「1」を出力し、タイマを5秒間計時している間論理「1」を出力し、[過負荷]論理「1」であると重故障判定部8aが判断し、故障名モニタ表示指示を発生し、ブザー音BZを発生し、発電機停止指示を発生し、発電側遮断器を作動する。
(J11)電力量計7dの電力が[逆電力>−52.1kW±2%時限:8秒]である場合に論理「1」を出力し、タイマを2秒計時している間論理「1」を出力し、[逆電力]論理「1」であると重故障判定部8aが判断し、故障名モニタ表示指示を発生し、ブザー音BZを発生し、発電機停止指示を発生し、発電側遮断器を作動する。
(J12)運転席に設けられたパーソナルコンピュータのグラフィック操作面の[異常停止引きスイッチ]、または、運転席監視盤に設けられた[非常停止スイッチ]が操作された場合に[OR]から論理「1」を出力し、[非常停止]論理「1」であると重故障判定部8aが判断し、故障名モニタ表示指示を発生し、ブザー音BZを発生し、発電機停止指示を発生し、発電側遮断器を作動する。この場合、電子ガバナ電源断し、バイパス側遮断器を作動する。
(J13)電流計7bの電流が[発電側過電流>限時:4.0A(48A)、瞬時:20A(240A)、目盛:2]である場合に論理「1」を出力し、[発電側過電流]論理「1」であると重故障判定部8aが判断し、故障名モニタ表示指示を発生し、ブザー音BZを発生し、発電側遮断器を作動する。
次いで、図9において、(J14)バイパス側の電流計7bが[バイパス側過電流>限時:5.0A(150A)、瞬時:20A(600A)、時限:10]の場合に論理「1」を出力し、[バイパス側過電流]論理「1」であると重故障判定部8aが判断し、故障名モニタ表示指示を発生し、ブザー音BZを発生し、発電側遮断器を作動する。
(J15)電流計7bの電流が[逆相電流>30%]である場合に、タイマを60秒間計時している間論理「1」を出力し、[不平衡負荷]論理「1」であると軽故障判定部8bが判断し、故障名モニタ表示指示を発生し、ブザー音BZを発生する。
(J16)[進相負荷>lead150kvar]である場合に、タイマを5秒間計時している間論理「1」を出力し、[進相負荷]論理「1」であると軽故障判定部8bが判断し、故障名モニタ表示指示を発生し、ブザー音BZを発生する。
(J17)発電機遮断器が[自動並列]である場合に、[遮断器同期投入指令]があるとき、かつ、[発電機遮断器 切]である場合に[AND]から論理「1」を出力し、または、バイパス遮断器が[自動並列]である場合に、[遮断器同期投入指令]があるとき、かつ、[バイパス遮断器 切]である場合に[AND]から論理「1」を出力し、両[AND]の何れか1つからの論理「1」が出力される場合に[OR]から論理「1」を出力し、タイマを60秒間計時している間論理「1」を出力し、[同期渋滞]論理「1」であると軽故障判定部8bが判断し、故障名モニタ表示指示を発生し、ブザー音BZを発生する。
(J19)燃料タンク4に設けられた燃料計4aが[燃料油面低下<60L]の場合に論理「1」を出力し、[燃料油面低下]論理「1」であると軽故障判定部8bが判断し、故障名モニタ表示指示を発生し、ブザー音BZを発生する。
(J20)操作盤6から[機関始動命令]がある場合に、[排気口開指令]があるとき論理「1」を出力し、かつ、[排気口閉]がある場合に[AND]から論理「1」を出力し、または、[機関停止命令]がある場合に論理「1」を出力し、[機関停止]があるときに[排気口閉指令]があるとき論理「1」を出力し、かつ、[排気口開]がある場合に[AND]から論理「1」を出力し、両[AND]の何れか1つから論理「1」が出力される場合に[OR]からタイマを25秒間計時している間論理「1」を出力し、[換気異常]論理「1」であると軽故障判定部8bが判断し、故障名モニタ表示指示を発生し、ブザー音BZを発生する。
(J21)冷却水タンクの[リザーブタンクフロートスイッチ動作]である場合に、タイマを5秒間計時している間論理「1」を出力し、[冷却水不足]論理「1」であると軽故障判定部8bが判断し、故障名モニタ表示指示を発生し、ブザー音BZを発生する。
(J22)冷却水タンクの温度計が[冷却水温度>97±2℃]である場合に論理「1」を出力し、タイマを2秒間計時している間論理「1」を出力し、かつ、[低速検知>300min−1]にある場合に論理「1」を出力し、タイマを20秒間計時している間論理「1」を出力し、両タイマが計時している間に[AND]から論理「1」を出力し、[冷却水温度警報]論理「1」であると軽故障判定部8bが判断し、故障名モニタ表示指示を発生し、ブザー音BZを発生する。
(J23)発電機3に設けられた潤滑油温度計が[潤滑油温度>115±2℃]である場合に論理「1」を出力し、タイマを2秒間計時している間論理「1」を出力し、[潤滑油温度警報]論理「1」であると軽故障判定部8bが判断し、故障名モニタ表示指示を発生し、ブザー音BZを発生する。
(J24)発電機3の軸受に設けられた温度計が[発電機軸受温度>90±2℃]である場合に論理「1」を出力し、タイマを2秒間計時している間論理「1」を出力し、[発電機軸受温度上昇]論理「1」であると軽故障判定部8bが判断し、故障名モニタ表示指示を発生し、ブザー音BZを発生する。
次いで、図10において、(J25)排気管に設けられた温度計が[排気温度>600±2℃]である場合に論理「1」を出力し、タイマを5秒間計時している間論理「1」を出力し、[排気温度警報]論理「1」であると軽故障判定部8bが判断し、故障名モニタ表示指示を発生し、ブザー音BZを発生する。
(J26)発電機3に設けられた固定子センサが[発電機固定子センサ断線]である場合に論理「1」を出力し、タイマを2秒間計時している間論理「1」を出力し、[発電機固定子センサ断線]論理「1」であると軽故障判定部8bが判断し、故障名モニタ表示指示を発生し、ブザー音BZを発生する。
(J27)発電機3の軸受に設けられた軸受けセンサが[発電機軸受センサ断線]である場合に論理「1」を出力し、タイマを2秒間計時している間論理「1」を出力し、[発電機軸受センサ断線]論理「1」であると軽故障判定部8bが判断し、故障名モニタ表示指示を発生し、ブザー音BZを発生する。
(J28)排気管に設けられた温度センサが[排気温度センサ断線]である場合に論理「1」を出力し、タイマを2秒間計時している間論理「1」を出力し、[排気温度センサ断線]論理「1」であると軽故障判定部8bが判断し、故障名モニタ表示指示を発生し、ブザー音BZを発生する。
(J29)発電機3の潤滑油パイプに設けられた温度センサが[潤滑油温度センサ断線]である場合に論理「1」を出力し、タイマを2秒間計時し論理「1」を出力し、[潤滑油温度センサ断線]論理「1」であると軽故障判定部8bが判断し、故障名モニタ表示指示を発生し、ブザー音BZを発生する。
(J30)発電機3の冷却水パイプに設けられた温度センサが[冷却水温度センサ断線]である場合に論理「1」を出力し、タイマ2秒間計時している間論理「1」を出力し、[冷却水温度センサ断線]論理「1」であると軽故障判定部8bが判断し、故障名モニタ表示指示を発生し、ブザー音BZを発生する。
(J31)電源側に設けられた電力計7cが[電源側電圧一相でもあり]の場合、または、[負荷側電圧一相でもあり]の場合に[OR]から論理「1」を出力し、かつ、接続箱に設けられた負荷側カバーが[接続箱負荷側カバー開]の場合には[AND]から論理「1」を出力し、[接続箱保護カバー開放]論理「1」であると軽故障判定部8bが判断し、故障名モニタ表示指示を発生し、ブザー音BZを発生する。
(J33)警報電源に設けられた[警報電源用サーキットプロテクタ切及びトリップ(CP−AL)]である場合に論理「1」を出力し、[警報電源断]論理「1」であると軽故障判定部8bが判断し、故障名モニタ表示指示を発生し、ブザー音BZを発生する。
(J34)[PT2次側サーキットプロテクタ切及びトリップ]である場合論理「1」を出力し、または、[制御電源用サーキットプロテクタトリップ]である場合論理「1」を出力し、または、[遮断器投入用サーキットプロテクタトリップ]である場合論理「1」を出力し、または、[エンジン制御電源用サーキットプロテクタトリップ]である場合論理「1」を出力し、または、[排気口用サーキットプロテクタトリップ]である場合論理「1」を出力し、または、[ケーブルドラム用サーキットプロテクタトリップ]である場合論理「1」を出力し、または、[燃料ポンプ用サーキットプロテクタトリップ]である場合論理「1」を出力し、または、[作業灯用サーキットプロテクタトリップ]である場合論理「1」を出力し、または、[照明用サーキットプロテクタトリップ]である場合論理「1」を出力し、または、[充電器用サーキットプロテクタトリップ]である場合論理「1」を出力し、または、[充電電圧計用サーキットプロテクタトリップ]である場合論理「1」を出力し、または、[発電機運転中 制御電源無し]である場合論理「1」を出力し、何れか1つが論理「1」の場合に[OR]から論理「1」を出力し、[制御・計装電源断]論理「1」であると軽故障判定部8bが判断し、ブザー音BZを発生する。
なお、図8〜図10に示す重故障判定部8a、軽故障判定部8bにより判定された結果である故障状態は、監視PLC部7jから監視PLC_I/F部9a、データ収集部9e、データ加工部9fを経由して、Web表示部9cに送信される。データ加工部9fでは、故障データに含まれる故障内容からデータを加工し、Web表示部9cは表示データを生成する。さらに、表示データは、Web表示部9cから携帯電話モジュールI/F部9g、携帯電話モジュール9m、携帯電話基地局10、インターネット11、情報端末12に送信される。情報端末12は、受信した表示データをディスプレイに表示するので、ユーザは発電機の故障内容を視覚的に確認することができる。
また、運転状態監視装置7により判定された故障状態情報が重故障または軽故障である場合に、故障項目を示す名称情報をサーバ9に出力し、サーバ9は、運転状態監視装置7から入力された故障項目を示す名称情報をインターネット経由で情報端末に送信することで、ユーザは発電機の故障内容を視覚的に確認することができる。
このように、運転状態監視装置7が、運転状態情報に基づいて故障状態を判定し、サーバ9が、運転状態監視装置7からの運転状態情報、故障状態情報を収集し、情報端末12からインターネット11を介して情報表示要求を受信し、受信された情報表示要求に応じて、収集された運転状態情報、故障状態情報を携帯電話基地局10、インターネット11を介して情報端末12に送信するので、発電機車の運転状態及び故障状態を遠隔地から確認することができる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係る遠隔監視制御システムは、図1及び図2に示す本発明の第1実施形態に係る遠隔監視制御システムに適用可能である。
次に、図11に示すシーケンス図を参照して、本発明の第2実施形態に係る遠隔監視制御システムを構成する各装置間のデータ伝送に関するシーケンスについて説明する。
まず、情報端末12のディスプレイに発電機起動ボタンが表示されているとする。ユーザによるマウスのカーソル操作およびクリック操作に応じて発電機起動ボタンがオン操作されると、シーケンスSe30では、発電機起動信号が情報端末12からインターネット11、インターネットG/W14、携帯電話会社網13、携帯電話基地局10、携帯電話モジュール9m、携帯電話モジュールI/F部9gを介してWeb表示部9cに送信される。シーケンスSe31〜Se32では、発電機起動信号は、Web表示部9cで発電機起動要求に変換してデータ加工部9f、データ収集部9eを経由して監視PLC_I/F部9aに送信し、監視PLC_I/F部9aでは発電機起動要求を発電機起動信号に変換して監視PLC_I/F部9a、監視PLC部7jに送信される。
発電機起動信号を受信した運転状態監視装置7は、受信した発電機起動信号に従って発電機を起動する前に、各種センサからの検出データに基づいて故障の有無を判定する。
発電機に故障がある場合、シーケンスSe35では、監視PLC部7jは、故障信号に故障内容を付加して送信する。シーケンスSe35〜Se37では、故障信号は順次、監視PLC部7jから監視PLC_I/F部9aへ送信される。監視PLC_I/F部9aでは故障信号を故障データに変換し、データ収集部9e、データ加工部9fを経由して、Web表示部9cに送信される。データ加工部9fでは、故障データに含まれる故障内容からデータを加工し、Web表示部9cは表示データを生成する。さらに、表示データは、Web表示部9cから携帯電話モジュールI/F部9g、携帯電話モジュール9m、携帯電話基地局10、携帯電話会社網13、インターネットG/W14、インターネット11、情報端末12に送信される。情報端末12は、受信した表示データをディスプレイに表示するので、ユーザは発電機の故障内容を視覚的に確認することができる。
一方、発電機に故障がなく起動中の場合、シーケンスSe39では、監視PLC部7jは、起動中信号を送信する。シーケンスSe39〜Se41では、起動中信号は順次、監視PLC部7jから監視PLC_I/F部9aへ送信される。監視PLC_I/F部9aでは起動中信号を起動データに変換し、データ収集部9e、データ加工部9fを経由して、Web表示部9cに送信される。データ加工部9fでは、起動中データに含まれる内容からデータを加工し、Web表示部9cでは起動中表示データを生成する。さらに、表示データは、Web表示部9cから携帯電話モジュールI/F部9g、携帯電話モジュール9m、携帯電話基地局10、携帯電話会社網13、インターネットG/W14、インターネット11、情報端末12に送信される。情報端末12は、受信した起動中表示データをディスプレイに表示するので、ユーザは発電機が起動中であることを視覚的に確認することができる。
さらに、発電機を起動後に運転中になった場合、シーケンスSe43では、監視PLC部7jは、運転中信号を送信する。シーケンスSe43〜Se45では、運転中信号は順次、監視PLC部7jから監視PLC_I/F部9aへ送信される。監視PLC_I/F部9aでは運転中信号を運転データに変換し、データ収集部9e、データ加工部9fを経由して、Web表示部9cに送信される。データ加工部9fでは、運転中データに含まれる内容からデータを加工し、Web表示部9cでは運転中表示データを生成する。さらに、表示データは、Web表示部9cから携帯電話モジュールI/F部9g、携帯電話モジュール9m、携帯電話基地局10、インターネット11、情報端末12に送信される。情報端末12は、受信した運転中表示データをディスプレイに表示するので、ユーザは発電機が運転中であることを視覚的に確認することができる。
次に、図12(a)に示すフローチャート、図12(b)〜(d)に示す表示画面例を参照して、遠隔監視制御システムにおいて遠隔地から発電機を起動する場合のサーバ9の動作について説明する。
まず、情報端末12のディスプレイに例えば図12(b)に示すように、発電機起動ボタンが表示されているとする。ユーザによるマウスのカーソル操作およびクリック操作に応じて発電機起動ボタンがオン操作されると、発電機起動信号が情報端末12からインターネット11、インターネットG/W14、携帯電話会社網13、携帯電話基地局10、携帯電話モジュール9m、携帯電話モジュールI/F部9gを介してWeb表示部9cに送信される。
ステップS105では、Web表示部9cは、情報端末12からインターネット11、インターネットG/W14、携帯電話会社網13、携帯電話基地局10、携帯電話モジュール9m、携帯電話モジュールI/F部9gを介して発電機起動信号を受信することを待ち受ける。情報端末12から発電機起動信号を受信した場合には、ステップS110に進み、Web表示部9cは、発電機起動要求をデータ加工部9f、データ収集部9e、監視PLC_I/F部9a、監視PLC部7jへ送信する。
これにより、サーバ9は、情報端末12からインターネットを介して発電機3の起動指示を受信し、該発電機3の起動指示を運転状態監視装置7に出力して発電機3を起動させることができる。
次いで、ステップS115では、データ加工部9fは、監視PLC部7j、監視PLC_I/F部9a、データ収集部9eを介して故障信号を受信したか否かを判断する。故障信号を受信した場合には、ステップS150に進む。
一方、故障信号を受信していない場合には、ステップS120に進み、運転状態監視装置7から起動中信号を受信したか否かを判断する。起動中信号を受信していない場合には、ステップS115に進む。
起動中信号を受信した場合には、ステップS125に進み、データ加工部9fはWeb表示部9cを経由してWeb画面に「発電機起動中」と表示するための表示データを生成し、情報端末12に送信する。これにより、当該表示データを受信した情報端末12は、例えば図12(c)に示すような表示画面をディスプレイに表示することができ、ユーザは発電機が起動中であることを視覚的に確認することができる。
次いで、ステップS130では、データ加工部9fは、運転状態監視装置7から故障信号を受信したか否かを判断する。故障信号を受信した場合には、ステップS150に進む。
一方、故障信号を受信していない場合には、ステップS135に進み、運転状態監視装置7から運転中信号を受信したか否かを判断する。運転中信号を受信した場合には、ステップS145に進む。
運転中信号を受信していない場合には、ステップS140に進み、データ加工部9fはは、タイマで一定時間(S2秒間)、Web表示部9cを経由してWeb画面に「発電機起動中」と表示するための表示データを生成し、情報端末12に送信する。これにより、当該表示データを受信した情報端末12は、例えば図12(c)に示すような表示画面をディスプレイに表示することができ、ユーザは発電機が起動中であることを視覚的に確認することができる。
これにより、サーバは、運転状態監視装置7から発電機が起動したことを示す起動中信号または運転中信号を受信した場合に、発電機3が起動中または運転中であることを示す表示情報をインターネット経由で情報端末12に送信することができる。
一方、運転中信号を受信した場合には、ステップS145に進み、データ加工部9fはWeb表示部9cを経由してWeb画面に「発電機運転中」と表示するための表示データを生成し、情報端末12に送信し、ステップS155に進む。これにより、当該表示データを受信した情報端末12は、例えば図12(d)に示すような表示画面をディスプレイに表示することができ、ユーザは発電機が運転中であることを視覚的に確認することができる。
他方、ステップS115またはS130において、故障信号を受信した場合には、ステップS150に進み、データ加工部9fはWeb表示部9cを経由してWeb画面に故障内容を表示するための表示データを生成し、情報端末12に送信し、ステップS155に進む。これにより、当該表示データを受信した情報端末12は、例えば図6に示すような表示画面をディスプレイに表示することができ、ユーザは発電機が故障したことを視覚的に確認することができる。
次いで、ステップS155では、Web表示部9cは、情報端末12からログアウト情報を受信したか否かを判断する。情報端末12からログアウト情報を受信していない場合(S155 No)には、ステップS130に戻り、ステップS130〜S155での処理を繰り返す。一方、情報端末12からログアウト情報を受信した場合(S155 Yes)には、該当するユーザのログアウト処理を行う。
次に、図13に示すフロー図を参照して、運転状態監視装置7に設けられた発電機起動部8gによる発電機起動処理について説明する。なお、図13に示すフロー図は正論理で示されている。
まず、図13において、(K1)操作盤6に設けられた発電機停止SWがオンされた場合、または、Web表示部9cから監視PLC_I/F部9a、監視PLC部7jを介して発電機停止信号が入力された場合、[発電機遮断器を切断]し、発電機停止GL1をフリッカまたは点灯し、[タイマ]で3分間計時する間論理「1」とする。
(K2)上記(K1)が論理「1」、または、重故障判定部8aの判定結果として[重故障]あり「1」、または、運転席監視盤から[非常停止]が論理「1」、または、運転席に設けられたパーソナルコンピュータのグラフィック操作画面からの[非常停止]が「1」の場合に[OR]から論理「1」を出力し、[機関停止指令]を発行しタイマで3秒後に当該[機関停止指令]を解除し論理「0」に戻す。
(K3)上記(K2)が論理「1」、または、運転席に設けられたパーソナルコンピュータのグラフィック操作画面からの非常停止が「1」の場合に[OR]から論理「1」を出力し、[電子ガバナの電源を切断]し、[機関停止]の論理を「1」とする。
(K4)上記(K2)が論理「1」の場合、または、[換気異常]の場合に[OR]から論理「1」を出力し、フリップフロップ(SR−FF)をリセットし論理「0」に戻す。
これにより、運転状態監視装置7は、判定された故障状態情報が重故障である場合に、サーバ9から入力された発電機の起動指示をリセットすることで、重故障が発生した場合の発電機3への無理な起動を回避することができる。
(K5)発電機3の始動条件として、(1)重故障でない(バイパス側過電流を除く)、(2)軽故障でない、(3)機関停止中でない、(4)機関運転中でない、(5)発電電圧なし、(6)発電側遮断機が切の場合に、操作盤6に設けられた発電機始動SWがオンされた場合に論理「1」となり、または、Web表示部9cから監視PLC_I/F部9a、監視PLC部7jを介して発電機起動信号が入力された場合に論理「1」となり、フリップフロップ(SR−FF)をセットし論理「1」とする。
これにより、サーバ9が情報端末12からインターネットを介して発電機3の起動指示を受信した場合に、サーバ9から該発電機3の起動指示を運転状態監視装置7に出力し、運転状態監視装置7において発電機3を起動させることができる。
(K6)上記(K5)が論理「1」の場合に、[機関始動命令]が論理「1」であるので、発電機始動RL1をフリッカまたは点灯し、[ダンパ開指令]をダンパ駆動部(図示しない)に出力し、[換気口が開]いた場合に[ダンパ開指令]を解除したときに論理「1」となり、かつ、操作盤6に設けられた始動補助SWが[切]の場合に[AND]から論理「1」を出力する。
(K7)上記(K5)が論理「1」の場合に、[機関始動命令]で論理「1」あり、かつ、操作盤6に設けられた始動補助SWが[入]の場合に[AND]から論理「1」を出力する。
(K8)上記(K7)が論理「1」の場合に、[吸気ヒータ]をオンし、タイマで30秒間論理「1」を出力する場合、かつ、[換気口開]である場合に[AND]から論理「1」を出力する。
(K9)上記(K6)が論理「1」の場合、または、上記(K8)が論理「1」の場合に[OR]から論理「1」を出力し、原動機の回転軸に接続されている[セルモータ]を駆動し、原動機の[速度検出]を行い該速度が300rpmになった場合に当該セルモータの駆動を解除し、論理「1」とし、[吸気ヒータ]をオフ(解除)し、さらに、タイマで30秒間[保護回路形成](油圧、水温)に関する論理「1」を出力する。
(K10)上記(K9)が論理「1」の場合に、[アイドリング運転]を行って論理「1」を出力し、操作盤6に設けられた始動補助SWが[切]の場合にタイマで60秒間[アイドリング運転]の論理「1」を解除し論理「0」とし、当該始動補助SWが[入]の場合にタイマで180秒間[アイドリング運転]の論理「1」を解除し論理「0」とする。
(K11)上記(K10)が論理「1」の場合、原動機の[速度検出]を行い該速度が300rpmになった場合に発電機3の[初期励磁]を行い、[発電電圧]が6600V送電時に5700V(95V)以上になっている場合に論理「1」を出力し、[機関始動完了]および[発電機運転時間計]について論理「1」を出力し、さらに、タイマで3秒間だけ発電中RL7を点灯する。ここで、原動機の[速度検出]を行い該速度が300rpmになった場合に、タイマで10秒間[保護回路形成](不足電圧)に関する論理「1」を出力する。
なお、図13に示す発電機起動部8gにより実行された結果である運転状態情報は、監視PLC部7jから監視PLC_I/F部9a、データ収集部9e、データ加工部9fを経由して、Web表示部9cに送信される。データ加工部9fでは、運転状態情報からデータを加工し、Web表示部9cは表示データを生成する。さらに、表示データは、Web表示部9cから携帯電話モジュールI/F部9g、携帯電話モジュール9m、携帯電話基地局10、インターネット11、情報端末12に送信される。情報端末12は、受信した表示データをディスプレイに表示するので、ユーザは発電機の運転状態の内容を視覚的に確認することができる。
1…発電機車、2…原動機、3…発電機、3a…発電機センサ、4…燃料タンク、4a…燃料計、5…バッテリ、6…操作盤、7…運転状態監視装置、7a…開閉器センサ、7b…電流計、7c…電圧計、7c…電力計、7d…電力量計、7e…周波数計、7f…温度計、7f…各種温度計、7g…潤滑油圧力計、7g…油圧圧力計、7h…TD部、7i…A/D変換器、7j…監視PLC部、7k…データ記憶部、8a…重故障判定部、8b…軽故障判定部、8b…重故障判定部、8g…発電機起動部、9…サーバ、9b…暗号化処理部、9c…Web表示部、9d…ユーザ管理部、9e…データ収集部、9f…データ加工部、9g…携帯電話モジュールI/F部、9i…CPU、9j…メモリ、9k…ストレージ、9m…携帯電話モジュール、10…携帯電話基地局、11…インターネット、12…情報端末、13…携帯電話会社網、14…インターネットG/W
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、原動機、発電機、原動機及び発電機の運転状態を監視するとともに、前記発電機を起動するための運転状態監視装置と、前記運転状態監視装置からの運転状態情報をインターネット経由で情報端末に送信するサーバと、を備えた発電機車の遠隔監視制御システムであって、前記運転状態監視装置は、原動機及び発電機の運転状態を検出する複数の検出センサと、複数の前記検出センサからの検出データに基づいて複数の論理処理を並列して行うことにより重故障状態の有無を判定する重故障判定手段と、複数の前記検出センサからの検出データに基づいて複数の論理処理を並列して行うことにより軽故障状態を判定する軽故障判定手段と、を備え、前記サーバは、前記運転状態監視装置からの運転状態情報及び故障状態情報を収集する収集手段と、前記情報端末からインターネット経由で情報表示要求を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された情報表示要求に応じて、前記収集手段により収集された前記運転状態情報、前記故障状態情報をインターネット経由で前記情報端末に送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする。

Claims (7)

  1. 原動機、発電機、原動機及び発電機の運転状態を監視するとともに、前記発電機を起動するための運転状態監視装置と、前記運転状態監視装置からの運転状態情報をインターネット経由で情報端末に送信するサーバと、を備えた発電機車の遠隔監視制御システムであって、
    前記運転状態監視装置は、
    前記運転状態情報に基づいて故障状態を判定する判定手段を備え、
    前記サーバは、
    前記運転状態監視装置からの運転状態情報及び故障状態情報を収集する収集手段と、
    前記情報端末からインターネット経由で情報表示要求を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された情報表示要求に応じて、前記収集手段により収集された前記運転状態情報、前記故障状態情報をインターネット経由で前記情報端末に送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする発電機車の遠隔監視制御システム。
  2. 前記サーバは、
    前記情報端末からインターネット経由で前記発電機の起動指示を受信する受信手段を備え、
    前記受信手段により受信された前記発電機の起動指示を前記運転状態監視装置に出力し、前記発電機を起動させることを特徴とする請求項1記載の発電機車の遠隔監視制御システム。
  3. 前記サーバは、
    前記運転状態監視装置から前記発電機が起動したことを示す起動中信号または運転中信号を入力した場合に、前記送信手段は、前記発電機が起動中または運転中であることを示す表示情報をインターネット経由で前記情報端末に送信することを特徴とする請求項2記載の発電機車の遠隔監視制御システム。
  4. 前記運転状態監視装置は、
    前記判定手段により判定された故障状態情報が重故障である場合に、前記サーバから入力された前記発電機の起動指示をリセットすることを特徴とする請求項2記載の発電機車の遠隔監視制御システム。
  5. 前記運転状態監視装置は、
    前記判定手段により判定された故障状態情報が重故障または軽故障である場合に、故障項目を示す名称情報を前記サーバに出力し、
    前記サーバは、前記送信手段により前記運転状態監視装置から入力された故障項目を示す名称情報をインターネット経由で前記情報端末に送信することを特徴とする請求項4記載の発電機車の遠隔監視制御システム。
  6. 前記サーバから前記情報端末に送信される名称情報として、重故障は、始動渋滞、潤滑油圧力低下、冷却水温度上昇、発電機固定子温度上昇、過速度、過電圧、不足電圧、地絡過電圧、シーケンサ異常、過負荷、逆電力、非常停止のうちの少なくとも1つであり、軽故障は、不平衡付加、進相負荷、同期渋滞、燃料油面低下、換気異常、冷却水不足、冷却水温度警報、潤滑油温度警報、発電機軸受温度上昇、排気温度警報、発電機固定子センサ断線、発電機軸受センサ断線、排気温度センサ断線、潤滑油温度センサ断線、冷却水温度センサ断線、接続箱保護カバー開放、警報電源断のうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項1記載の発電機車の遠隔監視制御システム。
  7. 前記サーバは、前記サーバに登録されたユーザID及びパスワードを有するユーザにのみ前記サーバへ遠隔からのログインを許可し、前記サーバと前記情報端末間を暗号化してデータ通信を行うことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項記載の発電機車の遠隔監視制御システム。
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