JPH07322500A - ループ配電システム - Google Patents

ループ配電システム

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JPH07322500A
JPH07322500A JP6114982A JP11498294A JPH07322500A JP H07322500 A JPH07322500 A JP H07322500A JP 6114982 A JP6114982 A JP 6114982A JP 11498294 A JP11498294 A JP 11498294A JP H07322500 A JPH07322500 A JP H07322500A
Authority
JP
Japan
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manually operated
switch
power
operated switch
sub
Prior art date
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Pending
Application number
JP6114982A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Miyagi
敬 宮城
Hironobu Morimoto
広宣 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinden Corp
Naigai Energering Inc
Original Assignee
Kinden Corp
Naigai Energering Inc
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Publication date
Application filed by Kinden Corp, Naigai Energering Inc filed Critical Kinden Corp
Priority to JP6114982A priority Critical patent/JPH07322500A/ja
Publication of JPH07322500A publication Critical patent/JPH07322500A/ja
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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】負荷の電力供給を停止することなく点検区間を
切り離すことができるループ配電システムを提供する。 【構成】変圧器5,電力ヒューズ付開閉器6,引込み用
手動操作開閉器7,8′および引出し用手動操作開閉器
7′,8を有する複数のサブ変電設備2と、複数の電源
用遮断器10,7′および引出し用手動操作開閉器
7′,8を有する電源供給側の饋電設備1と、母線連絡
用遮断器12を内蔵する母線連絡用のサブ変電設備3
と、饋電設備1、複数のサブ変電設備2および母線連絡
用のサブ変電設備3をループ状に接続する複数の母線4
a〜4hと、これらの母線4a〜4hの各々に設けられ
てその瞬間地絡を検出する予知継電器11とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビル等のループ配電
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビル等のループ配電システムは、図3に
示すように電源供給側の饋電設備100、配電する複数
のサブ変電設備101およびこれらのサブ変電設備10
1の2つ系統を連結する母線連絡用のサブ変電設備10
2を、電源供給側の配線である母線103a〜103h
によりオープンループ状ないしπ状に接続し、エリア毎
に分散している。104は饋電線である。
【0003】このようなループ配電システムにおいて、
饋電設備100内およびサブ変電設備101,102の
母線側に遮断器105を設けるとともに、各設備間を結
ぶ母線103a〜103hは一般的に電力ケーブルを用
いている。この電力ケーブルの故障を方向性の地絡継電
器108によって検出し、遮断器105を自動的に選択
しゃ断するのが一般的なシステムである。
【0004】106は電力ヒューズ付開閉器、107は
変圧器である。しかし、このループ配電システムは、コ
スト高であった。これに対して、母線103a〜103
hの瞬間地絡を予知継電器により検出して簡易に母線を
調査点検する方式として、図2のように母線103a〜
103hごとに予知継電器108′を設けるとともに、
図3に示した一般的なシステムの母線連絡用のしゃ断器
105または開閉器と、饋電設備100の遮断器105
を残し、サブ変電設備101で用いた遮断器105を除
去したループ配電システムがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このル
ープ配電システムは、予知継電器108′が働いた場
合、饋電設備100内の遮断器105の一方を一度切っ
て、母線連絡用のサブ変電設備102の遮断器105で
系統分けされたシステムの1系統を停止し、その系統の
母線を無電圧にして点検区間の母線を切離し、つぎに饋
電設備100の遮断器105および母線連絡用のサブ変
電設備102の遮断器105を投入することにより、全
負荷に再び送電し、点検区間を調査するのが現状であっ
た。
【0006】このため、饋電設備100内の遮断器10
5を切った後、饋電設備100の遮断器105を投入す
るまでの間、システムの1系統の負荷の電力供給が停止
されるという欠点があった。したがって、この発明の目
的は、負荷の電力供給を停止することなく点検区間を切
り離すことができ、しかも比較的安価にすることができ
るループ配電システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のループ配電シ
ステムは、変圧器を有し、この変圧器の電源供給側に接
続した電力ヒューズ付開閉器を有し、この電力ヒューズ
付開閉器の電源供給側に接続した引込み用手動操作開閉
器および引出し用手動操作開閉器を有する複数のサブ変
電設備と、複数の電源用遮断器および引出し用手動操作
開閉器を有する電源供給側の饋電設備と、2つの系統を
連結する母線連絡用遮断器を内蔵する母線連絡用のサブ
変電設備と、前記引出し用手動操作開閉器、前記引込み
用手動操作開閉器および母線連絡用遮断器を介して、前
記饋電設備、前記複数のサブ変電設備および前記母線連
絡用のサブ変電設備をループ状に接続する複数の母線
と、これらの母線の各々に設けられて前記母線の瞬間地
絡を検出する予知継電器とを備えたものである。
【0008】
【作用】この発明の構成によれば、予知継電器の動作に
より地絡を予知する警報を得ると、予知継電器を設けた
母線の両端の引込み用手動操作開閉器および引出し用手
動操作開閉器等を開き、その間の母線を無電圧にして故
障原因等を調査する。この場合、点検対象となった母線
のみが手動操作開閉器によって切り離されるが、他の手
動操作開閉器は投入されたままであるので、負荷には電
力ヒューズ付開閉器を通して電力が供給され続け中断す
ることがない。したがって、このループ配電システム
は、予知継電器が働いた場合、負荷の電力供給を停止す
ることなく、手動操作開閉器を操作することにより点検
区間を切り離すことができ、他の母線の地絡の予知も継
続することができる。また母線の地絡を地絡継電器によ
り検出して自動的に遮断器を開く従来例と比較して、予
知継電器により事前に母線の劣化を予知できるため、回
路を即断することなく下準備をするのに充分な時間的余
裕をもってすみやかに点検作業を開始することができ、
そのため点検区間を切り離す開閉器は手動操作開閉器の
採用が可能となるので比較的安価にすることができる。
【0009】
【実施例】この発明の一実施例を図1により説明する。
すなわち、このループ配電システムは、2つの系統に引
き出す電源供給側の饋電設備1、複数のサブ変電設備2
および2つの系統を連結する母線連絡用のサブ変電設備
3を、母線4a〜4hによりループ状に接続している。
【0010】饋電設備1およびサブ変電設備2,3はい
ずれも負荷に接続する変圧器5を有する配電設備を構成
し、変圧器5の電源側に電力ヒューズ付開閉器6を接続
している。また電力ヒューズ付開閉器6の電源供給側に
引込み用手動操作開閉器7,8′および引出し用手動操
作開閉器7′,8を接続している。この場合、饋電設備
1においては、引出し用手動操作開閉器7′を1系統用
の電源用遮断器により兼用し、饋電線9に接続してい
る。また饋電線9に他系統用の電源用遮断器10を接続
し、電源用遮断器10の負荷側を電力ヒューズ付開閉器
6および引出し用手動操作開閉器8の電源供給側に接続
している。
【0011】また母線連絡用のサブ変電設備3の母線連
絡用遮断器12は引込み用手動操作開閉器を兼用し、通
常、開路してシステム全体をπ配電システムに構成し、
母線が地絡したとき等に閉路してループ配電を可能にし
ている。母線4a〜4d,4f〜4hの両端は引出し用
手動操作開閉器8,7′と引込み用手動操作開閉器7,
8′に接続され、母線4eの両端は引出し用手動操作開
閉器7′と母線連絡用遮断器12に接続され、これらの
母線4a〜4hに瞬間地絡を検出する予知継電器11が
各設備ごとに設けられている。この予知継電器11は、
母線に定常状態において高圧地絡継電器が動作しない瞬
間地絡現象を的確に捕捉する予知機能を有するもので、
母線4a〜4hのケーブルの絶縁欠陥等で生じる瞬間地
絡が発生したときの信号を検出し、地絡予報用の報知装
置を動作するように構成している。
【0012】いま、たとえば母線4dに瞬間地絡が発生
し、その予知継電器11が動作し報知装置によって警報
や表示等の報知がなされたとき、母線4dの両端の引込
み用手動操作開閉器7および引出し用手動操作開閉器8
を操作により開路し、母線4dを無電圧にして故障原因
等を調査する。一方、母線連絡用のサブ変電設備3の母
線連絡用遮断器12を閉路することにより、母線4dを
切り離したサブ変電設備3の負荷には継続して電力を供
給することができるので、全負荷は運転状態のままであ
る。
【0013】
【発明の効果】この発明のループ配電システムは、予知
継電器の動作により地絡を予知する警報を得ると、予知
継電器を設けた母線の両端の引込み用手動操作開閉器お
よび引出し用手動操作開閉器等を開き、その間の母線を
無電圧にして故障原因等を調査する。この場合、点検対
象となった母線のみが手動操作開閉器によって切り離さ
れるが、他の手動操作開閉器は投入されたままであるの
で、負荷には電力ヒューズ付開閉器を通して電力が供給
され続け中断することがない。したがって、このループ
配電システムは、予知継電器が働いた場合、負荷の電力
供給を停止することなく、手動操作開閉器を操作するこ
とにより点検区間を切り離すことができ、他の母線の地
絡の予知も継続することができる。また母線の地絡を地
絡継電器により検出して自動的に遮断器を開く従来例と
比較して、予知継電器により事前に母線の劣化を予知で
きるため、回路を即断することなく下準備をするのに充
分な時間的余裕をもってすみやかに点検作業を開始する
ことができ、そのため点検区間を切り離す開閉器は手動
操作開閉器の採用が可能となるので比較的安価にするこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のループ配電システム図で
ある。
【図2】従来例の簡易型地絡対応のループ配電システム
図である。
【図3】自動地絡対応のループ配電システム図である。
【符号の説明】
1 饋電設備 2 サブ変電設備 3 サブ変電設備 4a〜4h 母線 5 負荷 6 電力ヒューズ付開閉器 7,8′ 引込み用手動操作開閉器 7′,8 引出し用手動操作開閉器 11 予知継電器 12 母線連絡用遮断器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変圧器を有し、この変圧器の電源供給側
    に接続した電力ヒューズ付開閉器を有し、この電力ヒュ
    ーズ付開閉器の電源供給側に接続した引込み用手動操作
    開閉器および引出し用手動操作開閉器を有する複数のサ
    ブ変電設備と、 複数の電源用遮断器および引出し用手動操作開閉器を有
    する電源供給側の饋電設備と、 2つの系統を連結する母線連絡用遮断器を内蔵する母線
    連絡用のサブ変電設備と、 前記引出し用手動操作開閉器、前記引込み用手動操作開
    閉器および母線連絡用遮断器を介して、前記饋電設備、
    前記複数のサブ変電設備および前記母線連絡用のサブ変
    電設備をループ状に接続する複数の母線と、 これらの母線の各々に設けられて前記母線の瞬間地絡を
    検出する予知継電器とを備えたループ配電システム。
JP6114982A 1994-05-27 1994-05-27 ループ配電システム Pending JPH07322500A (ja)

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JP6114982A JPH07322500A (ja) 1994-05-27 1994-05-27 ループ配電システム

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JP6114982A Pending JPH07322500A (ja) 1994-05-27 1994-05-27 ループ配電システム

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2014122929A1 (ja) * 2013-02-07 2017-01-26 日本電気株式会社 電力制御システム
US10170931B2 (en) 2013-02-07 2019-01-01 Nec Corporation Electric power control system
CN115377959A (zh) * 2022-08-12 2022-11-22 中国长江电力股份有限公司 链路式直流电源系统及其运行方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2014122929A1 (ja) * 2013-02-07 2017-01-26 日本電気株式会社 電力制御システム
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