JP2012058024A - 圧力センサー - Google Patents

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Abstract

【課題】容器及びダイアフラムに起因する感圧素子に対する熱歪みを抑制する圧力センサーを提供する。
【解決手段】圧力センサー10は、容器と、容器の一部を形成し、力を受けて容器の内側または外側に変位する受圧手段と、受圧手段の周縁部24cから受圧手段の変位方向と並行に延出し、端部を前記受圧手段の中央部24a側に屈曲した支持手段34と、感圧部と前記感圧部の両端の各々に接続される第1及び第2の基部40a,40bとを有し、第1及び第2の基部40a,40bとの並ぶ方向が前記受圧手段の変位方向と並行であって、前記第1の基部40aを受圧手段の中央部24aに固定し、第2の基部40bを支持手段34に固定した感圧素子40と、を備え、支持手段34は、材質の異なる2以上の部材を変位方向に接続し、支持手段34の熱膨張係数と感圧素子40の熱膨張係数が同等となるように部材の長さの比率を調整した。
【選択図】図1

Description

本発明は感圧素子、ダイアフラムを備えた圧力センサーに関し、温度変化による測定誤差を減少させる圧力センサーに関する。
感圧素子に圧電振動子を用いた圧力センサーとして特許文献1,2の圧力センサーがある。
図7は特許文献1に開示された圧力センサーの模式図である。特許文献1の圧力センサー340は、フランジ端板344、ハーメ端子台346、円筒側壁348から構成された中空円筒体のハウジング342を有し、フランジ端板344とハーメ端子台346の開口には第1及び第2のダイアフラム350、352によって内外を遮蔽するように取り付けられている。ハウジング342の内部は第1及び第2のダイアフラム350、352の内面の中央領域を相互に接続するセンターシャフト354が配置されている。またセンターシャフト354と並行して、その周囲に複数の支持棒362a、362bが配置されている。センターシャフト354の途中には感圧素子受け代としての可動部356が一体的に設けられ、この可動部356に検出軸をダイアフラムの受圧面と垂直な軸と並行に設定した双音叉振動子からなる感圧素子358の一端部を取り付けている。また感圧素子358の他端部はハーメ端子台346のボス部360に接続させている。これにより受圧用の第1のダイアフラム350と大気圧用の第2のダイアフラム352の差圧によりセンターシャフト354が軸方向に移動すると、これに追随して可動部356が位置を変動し、この力が感圧素子358の検出軸方向への作用力を発生させるようにしている。
図8は特許文献2に開示された圧力センサーの模式図である。特許文献2の圧力センサー410は、ハウジング412と、前記ハウジング412の開口部422を封止し、可撓部と前記可撓部の外側の周縁領域424cを有すると共に、前記可撓部の一方の主面が受圧面であるダイアフラム424と、感圧部と前記感圧部の両端に各々に接続される第1の基部440aと第2の基部440bとを有すると共に、前記第1の基部440aと前記第2の基部440bとの並ぶ方向が前記ダイアフラム424の変位方向と平行である感圧素子440と、を有する圧力センサー410であって、前記第1の基部440aを前記受圧面の裏側となる前記ダイアフラム424の中央部に接続し、前記第2の基部440bを接続部材442を介して前記裏側の前記周縁領域424cに、或いは前記第1の基部440aに対向する前記ハウジング412の内壁に接続した圧力センサー410が開示されている。
上記構成により、感圧素子440の検出軸方向の一端にある第1の基部440aは、外部からの圧力によって変位するダイアフラム424の中央部に接続され、前記一端の反対側の他端にある第2の基部440bは、接続部材442を介して、ハウジング412に固定され外部からの圧力によっても変位しないダイアフラム424の周縁領域424c、或いは前記第1の基部440aに対向する前記ハウジング412の内壁に接続される。よって、外部からの圧力により感圧素子440が圧縮応力を受ける絶対圧を測定する圧力センサー410となる。また感圧素子440の両端がダイアフラム424側に接続されるため、感圧素子440の材料と、ハウジング412の材料の違いによる線膨張係数の不一致に起因する温度変化に伴う圧力測定値の誤差を低減することができる。さらに感圧素子440と接続部材442とを圧電材料により一体に形成することにより、感圧素子440と接続部材442との間の熱歪みは解消されるので、圧力測定値の誤差を低減することができる。
特開2010−19826号公報 特開2010−48798号公報
しかしながら特許文献1の圧力センサーでは、温度変化があった場合、感圧素子とセンターシャフトとの間の熱膨張係数の違いにより感圧素子に熱歪みが掛かることになり、共振周波数が変化し正確な圧力測定を行うことができないという問題があった。
また特許文献2の圧力センサーでは、感圧素子440の検出軸方向の熱歪みは解消可能となるが、接続部材442とダイアフラム424は同一材料ではないので、ダイアフラム424と、接続部材442の感圧素子440の検出軸方向と垂直な方向の成分との間で熱歪みが発生する。そして、この熱歪みを接続部材442が受けるので、これにより結果的に感圧素子440が熱歪みを接続部材442から受けることになり、熱歪みによる影響を十分に排除できないといった問題があった。
そこで本発明は上記問題に着目し、容器及びダイアフラムに起因する感圧素子に対する熱歪みを抑制する圧力センサーを提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の適用例として実現することが可能である。
[適用例1]容器と、前記容器の一部を形成し、力を受けて前記容器の内側または外側に変位する受圧手段と、前記受圧手段の周縁部から前記受圧手段の変位方向と並行に延出し、端部を前記受圧手段の中央部側へ屈曲した支持手段と、感圧部と前記感圧部の両端の各々に接続される第1及び第2の基部とを有し、前記第1及び第2の基部との並ぶ方向が前記受圧手段の変位方向と並行であって、前記第1の基部を前記受圧手段の中央部に固定し、前記第2の基部を前記支持手段に固定した感圧素子と、を備え、前記支持手段は、材質の異なる部材を2以上の部材を前記変位方向に接続し、前記支持手段の熱膨張係数と前記感圧素子の熱膨張係数が同等となるように前記部材の長さの比率を調整したことを特徴としている。
上記構成により、感圧素子の両端の基部はいずれも受圧手段側に接続されることになるので、容器に起因する感圧素子に対する熱歪みを低減することができる。また、前記支持手段の熱膨張係数と前記感圧素子の熱膨張係数が同等となるようにしているので、温度変化により支持手段と感圧素子に熱膨張などの長さ変化が発生しても伸び率を略等しくすることができ、感圧素子に掛かる熱歪みを低減して、温度変化による圧力誤差を抑制した圧力センサーとなる。
[適用例2]前記2以上の部材は、一方を前記受圧手段と同質の材質とし、他方を前記受圧手段の材質の熱膨張係数が前記感圧素子の材質の熱膨張係数よりも大きい場合には、前記感圧素子よりも熱膨張係数が小さい材質を採用し、前記受圧手段の材質の熱膨張係数が前記感圧素子の材質の熱膨張係数よりも小さい場合には、前記感圧素子よりも熱膨張係数が大きい材質を採用することを特徴とする適用例1に記載の圧力センサー。
前記受圧手段は、前記感圧素子の材料の熱膨張係数よりも低い熱膨張係数を有する材料により形成され、前記2以上の部材は、一方が前記受圧手段と同質の材料により形成され、他方が前記感圧素子の熱膨張係数より高い熱膨張係数を有する材料により形成されたことを特徴とする適用例1に記載の圧力センサー。
前記受圧手段は、前記感圧素子の材料の熱膨張係数より高い熱膨張係数を有する材料により形成され、前記2以上の部材は、一方が前記受圧手段と同質の材料により形成され、他方が前記感圧素子の熱膨張係数より低い熱膨張係数を有する材料により形成されたことを特徴とする適用例1に記載の圧力センサー。
上記構成により感圧素子の材質の熱膨張係数に対して大きい又は小さい熱膨張係数となる2以上の部材を用いることにより、支持手段と感圧素子の熱膨張係数を同等にする部材の長さの比率調整が容易となる。
[適用例3]前記感圧素子は水晶により形成され、前記受圧手段はステンレスにより形成されたことを特徴とする適用例1乃至適用例3のいずれか1例に記載の圧力センサー。
受圧手段をステンレスで形成することにより、十分な強度を有しつつ圧力感度の高い受圧手段とすることができる。また感圧素子を水晶で形成することにより、製造コストを低減することができる。
[適用例4]容器と、前記容器の一部を形成し、力を受けて前記容器の内側または外側に変位する受圧手段と、前記受圧手段の周縁部から前記受圧手段の変位方向と並行に延出し、端部を前記受圧手段の中央部側に屈曲した支持手段と、感圧部と前記感圧部の両端の各々に接続される第1及び第2の基部とを有し、前記第1及び第2の基部との並ぶ方向が前記受圧手段の変位方向と並行であって、前記第1の基部を前記受圧手段の支持台に固定し、前記第2の基部を前記支持手段に固定した感圧素子と、を備え、前記支持手段及び前記支持台は、材質の異なる2以上の部材からなり、前記支持手段及び前記支持台の熱膨張係数と前記感圧素子の熱膨張係数が同等となるように前記部材の長さの比率を調整したことを特徴とする圧力センサー。
上記構成により、感圧素子の両端の基部は結果的に受圧手段側に接続されることになるので、容器に起因する感圧素子に対する熱歪みを低減することができる。また、前記支持手段及び支持台の熱膨張係数と前記感圧素子の熱膨張係数が同等となるようにしているので、温度変化により支持手段と支持台に熱膨張などの長さ変化が発生しても伸び率を略等しくすることができ、感圧素子に掛かる熱歪みを低減して、温度変化による圧力誤差を抑制した圧力センサーとなる。
[適用例5]前記受圧手段、前記感圧素子、前記支持手段は、前記容器に対して、さらにもう一組配設されたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の圧力センサー。
上記構成により、一つの容器に複数の受圧手段を形成でき、各受圧手段に対して感圧素子、支持手段が設けられた圧力センサーとなる。2つの感圧素子は同一の容器内にあり、各受圧手段に異なる圧力が印加した場合に2つの圧力の差圧を正確に測定することができる圧力センサーが得られる。
第1実施形態に係る圧力センサーの斜視図(XZ面で切断した断面図)である。 第1実施形態に係る圧力センサーの断面図を示し、図2(a)はXZ面で切断した断面図、図2(b)はYZ面で切断した断面図である。 第1の部材の比率と温度特性の関係を示すグラフである。 第2実施形態に係る圧力センサーの斜視図(XZ面で切断した断面図)である。 第3実施形態に係る圧力センサーの斜視図(XZ面で切断した断面図)である。 第4実施形態に係る圧力センサーの模式図である。 特許文献1に開示された圧力センサーの模式図である。 特許文献2に開示された圧力センサーの模式図である。
以下、本発明に係る圧力センサーの実施形態を添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に第1実施形態に係る圧力センサーの斜視図(XZ面で切断した断面図)を示す。図2に第1実施形態に係る圧力センサーの断面図を示し、図2(a)はXZ面で切断した断面図、図2(b)はYZ面で切断した断面図である。なお、図1、2に示されるXYZは直交座標系を形成しており、以後用いられる図についても同様に適応する。第1実施形態に係る圧力センサー10は、ハウジング12とダイアフラム24とを容器として、そのダイアフラム24を備えた容器の収容空間に、支持手段34、感圧素子40等を有している。そして圧力センサー10は、例えばハウジング12内部を大気開放した場合には、大気圧を基準としてダイアフラム24の外側から液圧を受ける液圧センサーとして利用できる。またハウジング12内を真空封止した場合には、真空を基準とした絶対圧センサーとして利用できる。
ハウジング12は、円形のフランジ部14、円形のリング部16、支持シャフト18、円筒形の側面部(側壁部)20を有する。フランジ部14は、円筒形の側面部(側壁部)20の端部と接する外周部14aと、外周部14a上に外周部14aと同心円状に形成され、リング部16と同一の直径を有するリング状に突出した形の内周部14bとを有する。リング部16は、その内周縁によって形成される円形の開口部22を有し、開口部22には、開口部22を封止するようにダイアフラム24が接続されており、ダイアフラム24はハウジング12の一部を形成することになる。フランジ部14の内周部14b及びリング部16の互いに対向する面の所定位置には支持シャフト18を嵌め込む穴14c、16aが形成されている。また穴14c及び穴16aは互いに対向する位置に形成されている。よって穴14c、16aに支持シャフト18を嵌め込むことによりフランジ部14とリング部16とは支持シャフト18を介して接続される。支持シャフト18は、一定の剛性を有し、±Z方向に長手方向を有する棒状の部材であってハウジング12とダイアフラム24とから構成される容器の内部に配置され、支持シャフト18の一端がフランジ部14の穴14cに、他端がリング部16の穴16aにそれぞれ嵌め込まれることにより、フランジ部14、支持シャフト18、およびリング部16との間で一定の剛性を獲得する。なお支持シャフト18は複数本用いられるが、各穴の位置の設計に従って任意に配置される。
またフランジ部14には、ハーメチック端子(不図示)が取り付けられている。このハーメチック端子は、後述の感圧素子40の電極部(不図示)と、感圧素子40を発振させるためのものであってハウジング12の外部面に取り付けられた、またはハウジング12の外であってハウジング12から離間して配置されたIC(集積回路、不図示)と、をワイヤー(不図示)を介して電気的に接続することができる。なお上述の液圧センサーとして用いる場合は、フランジ部14には、大気導入口14dが形成され、ハウジング12内部を大気開放させることができる。側面部20の両端を夫々、フランジ部14の内周部14bの外周、及び開口部22をダイアフラム24により塞がれたリング部16の外周16bに接続することによって、前記容器は封止される。フランジ部14、リング部16、側面部20はステンレス等の金属で形成することが好ましく、支持シャフト18は一定の剛性を有し熱膨張係数の小さいセラミック等を用いることが好ましい。
ダイアフラム24はハウジング12の外部に面した一方の主面が受圧面となっており、前記受圧面が被測定圧力環境(例えば液体)の圧力を受けて撓み変形する可撓部を有し、当該可撓部がハウジング12内部側または外部側(Z軸方向)に変位するように撓み変形することにより感圧素子40にZ軸に沿った圧縮力或いは引張り力を伝達するものである。またダイアフラム24は、外部からの圧力によって変位する中央部24aと、前記中央部24aの外周にあり、前記中央部24aが変位できるように外部からの圧力により撓み変形する可撓部24bと、前記可撓部24bの外側、即ち前記可撓部24bの外周にあり、リング部16に形成された開口部22の内壁に接合して固定される周縁部24cを有している。なお周縁部24cは理想的には圧力を受けても変位せず、中央部24aは圧力を受けても変位しないものとする。ダイアフラム24の中央部24aであって、受圧面の反対側の面には後述の感圧素子40の長手方向(検出軸方向)の一端(第1の基部40a)と接続される。ダイアフラム24の材質は、ステンレスのような金属やセラミックなどの耐腐食性に優れたものがよい。例えば金属で形成する場合は、金属母材をプレス加工して形成すればよい。なお、ダイアフラム24は、液体やガス等により腐食しないように、外部に露出する表面を耐食性の膜にてコーティングしてもよい。例えば、金属製のダイアフラムであれば、ニッケルの化合物をコーティングしてもよい。ダイアフラム24の中央部24aには支持台30、周縁部24cには後述する支持手段34が接続されている。中央部24aに接続された支持台30には感圧素子40の第1の基部40aが接続される。なお第1実施形態の支持台30は受圧手段となるダイアフラム24と同質の材料、すなわちステンレスのような金属やセラミックなどの耐腐食性に優れたもので形成されている。
支持手段34は、支柱36と支持部38により構成され、受圧手段となるダイアフラム24と同質の材料を含む2種以上の部材により形成されている。支柱36は長手方向がダイアフラム24の変位方向(Z軸方向)と平行となるようにダイアフラムの周縁部24cに当接させている。支柱36は、材質の異なる2以上の部材(第1の部材36a、第2の部材36b)を変位方向に接続して形成している。第1及び第2の部材36a,36bのうち、第2の部材36bはダイアフラム24と同質の材料、すなわちステンレスのような金属やセラミックなどの耐腐食性に優れたものを用いている。Z軸方向の支柱36に2以上の部材を用いた支持手段34は、支持手段34の熱膨張係数と感圧素子40の熱膨張係数が同等となるように第1及び第2の部材36a,36bの長さの比率を調整している。また2以上の部材は、第2の部材36bをダイアフラム24と同質の材質とし、第1の部材36aをダイアフラム24の材質が感圧素子40の材質の熱膨張係数よりも大きい場合には、感圧素子40よりも熱膨張係数が小さい材質を採用し、ダイアフラム24の材質が感圧素子40の材質の熱膨張係数よりも小さい場合には、感圧素子40よりも熱膨張係数が大きい材質を採用している。感圧素子の材質の熱膨張係数に対して大きい又は小さい熱膨張係数となる2以上の部材を用いることにより、支持手段と感圧素子の熱膨張係数を同等にする部材の長さの比率調整が容易となる。
ここで熱膨張係数の一例として、水晶の熱膨張係数は13.5(ppm/℃)、SUS316Lの熱膨張係数は16(ppm/℃)、SUS410の熱膨張係数は11.0(ppm/℃)である。従って感圧素子に水晶を用いた場合、感圧素子よりも熱膨張係数が小さいステンレスの一例としてはSUS410を用いることができる。また感圧素子よりも熱膨張係数が大きいステンレスの一例としてはSUS316Lを用いることができる。
支持部38は、支柱36の先端からダイアフラム24の中央部24a側にL字型に屈曲させて感圧素子40の第2の基部40bを接続させている。図1に示す支持部38は第2の部材36bの先端で屈曲させて一体的に形成しているが、第2の部材36bと同質の別部材を先端で屈曲させて形成することもできる。また図1に示す支持手段34は、支持部38の側面において感圧素子40の第2の基部40bと接続させているが、この他にも支持手段34をZ軸方向の感圧素子40に対してZY平面に支柱36を形成し、支持部38の端面で第2の基部40bと接続させるように構成してもよい。また支持手段34を構成する支持部38と支柱36はステンレスなど剛性を備えた部材を接続して形成しているため、所定の強度を備えており、圧力が印加されたことによるダイアフラム24の変形に伴って変形することがない。
感圧素子40は、感圧部となる振動腕40cとその両端に形成された第1の基部40aと第2の基部40bを有し、水晶、ニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウム等の圧電材料により形成されている。第1の基部40aは支持台30の側面に接続されるとともに、中央部24aに当接させている。また、第2の基部40bは支持手段34の支持部38の先端(端部)に接続させている。そして感圧素子40の振動腕40cには励振電極(不図示)が形成され、励振電極(不図示)と電気的に接続する電極部(不図示)を有する。よって、感圧素子40は、その長手方向(Z軸方向)、すなわち第1の基部40aと第2の基部40bとが並ぶ方向をダイアフラム24の変位方向(Z軸方向)と同軸または平行になるように配置され、その変位方向が検出軸となっている。そして感圧素子40は支持台及び支持手段により固定されているため、感圧素子40はダイアフラム24の変位による力を受けても、検出軸方向以外の方向に曲がることが無いので、感圧素子40が検出軸方向以外の方向に動くことを阻止して、感圧素子40の検出軸方向の感度の低下を抑制することができる。
感圧素子40は、ハーメチック端子(不図示)及びワイヤー(不図示)を介してIC(不図示)と電気的に接続され、IC(不図示)から供給される交流電圧により、固有の共振周波数で振動する。そして感圧素子40は、その長手方向(Z軸方向)から伸長応力または圧縮応力を受けることにより共振周波数が変動する。本実施形態においては感圧部となる振動腕40cとして双音叉型振動子を適用することができる。双音叉型振動子は、振動腕40cである前記2つの振動ビームに引張り応力(伸長応力)或いは圧縮応力が印加されると、その共振周波数が印加される応力にほぼ比例して変化するという特性がある。そして双音叉型圧電振動片は、厚みすべり振動子などに比べて、伸長・圧縮応力に対する共振周波数の変化が極めて大きく共振周波数の可変幅が大きいので、わずかな圧力差を検出するような分解能力に優れる圧力センサーにおいては好適である。双音叉型圧電振動子は、伸長応力を受けると振動腕の共振周波数が高くなり、圧縮応力を受けると振動腕の共振周波数は低くなる。また本実施形態においては2つの柱状の振動ビームを有する感圧部のみならず、一本の振動ビーム(シングルビーム)からなる感圧部を適用することができる。感圧部(振動腕40c)をシングルビーム型の振動子として構成すると、長手方向(検出軸方向)から同一の応力を受けた場合、その変位が2倍になるため、双音叉の場合よりさらに高感度な圧力センサーとすることができる。なお、上述の圧電材料のうち、双音叉型またはシングルビーム型の圧電振動子の圧電基板用としては温度特性に優れた水晶が望ましい。
本実施形態においては、感圧素子40は、その長手方向の両端(第1及び第2の基部40a,40b)が結果的にダイアフラム24側に接続されている。これにより、ハウジング12から感圧素子40への熱歪みを低減することができる。さらに感圧素子40と支持手段34は熱膨張係数が同等となるように第1及び第2の部材の長さの比率を調整して形成されているので、温度変化に伴う検出軸方向の膨張・収縮の割合が同一となる。よって温度変化による検出軸方向の膨張・収縮において、感圧素子は支持手段34からの熱歪みが低減される。また支持手段34を構成する一部の部材は受圧手段と同じ材質を用いているため、受圧手段と、感圧素子の検出軸方向と垂直な方向の成分との間で熱歪みが発生することがなく、この熱歪みを感圧素子が受けることがない。
図3は第1の部材の比率と温度特性の関係を示すグラフである。同グラフの横軸は支柱を構成する第1及び第2の部材のうち第1の部材の長さ比率を示し、縦軸は温度特性(ppm/50℃)を示している。なお同グラフは第1の部材の熱膨張係数が水晶の熱膨張係数よりも小さい場合である。図示のように第1の部材が0のとき温度特性は2000(ppm/50℃)であり、第1の部材の比率を増加していくと、温度特性は低下する傾向にある。そして最適な温度特性範囲となる±500(ppm/50℃)の第1の部材の長さの比率は約0.4〜0.6となる。
このような温度特性と部材の比率の関係に基づいて、本実施形態の感圧素子40と支持手段34は熱膨張係数が同等となるように第1及び第2の部材の長さの比率を調整して形成し、温度変化に伴う検出軸方向の膨張・収縮の割合が同一となるように設定している。よって温度変化による検出軸方向の膨張・収縮において、感圧素子は支持手段34からの熱歪みが低減される。
しかしながら製造上の誤差などにより支持手段の熱膨張が感圧素子の熱膨張と一致するように第1及び第2の部材を設定長さの比率に形成できない場合がある。
そこで支持手段34の支柱36を構成する第1及び第2の部材の許容誤差について以下検討する。
圧力センサーは測定可能な使用圧力範囲が定められている。そこで圧力センサーの感圧素子40が水晶振動子の場合、圧力センサーに負荷される最大圧力値(以下、Pmaxという)時の水晶振動子の縮み率をγとし、水晶振動子の長さをLとしたとき水晶振動子はγLだけ縮むように仮定して設計されている。
一般の水圧センサーは温度特性が温度補正後において、0.05%Pmax程度である。本実施形態の圧力センサーでは一般の水圧センサーよりも精度面で優位性を見出すために目標値として0.025%Pmax以下となるように設定した場合について説明する。
周波数変化型の圧力センサーは、基本的に温度センサーを付帯させて温度補正を行っている。この温度補正により1/100程度に温度特性を小さくすることができる。このため補正後の0.025%Pmaxを実現するためには温度補正前に2.5%Pmax以下にする必要がある。
また圧力センサーの熱膨張の影響が0℃〜50℃の範囲で、かつ前述の2.5%Pmax以下になるようにする場合、2.5%Pmaxとなる長さ変化をXとすると次式のような比で表すことができる。
Figure 2012058024
数式1の関係からX=0.025×γ×Lとなる。
従って0℃〜50℃の範囲で0.025γLだけの変化以下にする必要がある。
本実施形態において支持手段に用いるステンレスは支持手段の熱膨張係数と前記感圧素子の熱膨張係数が同等となるように前記部材の長さの比率を厳密に調整することにより、熱膨張を感圧素子に合わせることができる。
しかし支持手段を構成する第1及び第2の部材の長さの比率にΔの誤差が生じると、熱膨張が発生することになる。
このときの熱膨張差をYとすると、0℃〜50℃の範囲ではY=50×Δ×(α1−α2)と表すことができる。
ここでα1とα2は材質の異なる2つのステンレス(第1及び第2の部材)の熱膨張係数をそれぞれ示している。
そして2.5%Pmaxとなる長さ変化Xよりも、0℃〜50℃における熱膨張差Yが小さくなれば、すなわちY<Xの関係を満たせば、温度特性精度に優位性を見出すことができる。
このときY<Xは次式で表すことができる。
Figure 2012058024
これにより第1及び第2の部材の誤差Δは次式で表すことができる。
Figure 2012058024
一例としてγ=0.001、α1=16×10−6(ppm/℃)、α2=11×10−6(ppm/℃)の場合、第1及び第2の部材の誤差Δは0.1Lとなり水晶振動子の全長Lに対して1割の構造誤差が許容されることになる。
次に第1実施形態の圧力センサー10の製造は、まずリング部16にダイアフラム24を接続するとともに、ダイアフラム24の所定位置に支持台30、支持手段34を接続する。接続方法は、接着剤等の固定剤又はレーザー溶接、アーク溶接、ろう付けなどにより接続することができる。そして、感圧素子40の第1の基部40aを支持台30の側面に接続し、第2の基部40bを支持手段34に接続する。そしてリング部16の穴16aに支持シャフト18を差込んで固定し、フランジ部14の穴14cに、既にリング部16に一端が差し込まれた支持シャフト18の他端を差し込んで固定するとともに、ハーメチック端子(不図示)のハウジング12内部側と感圧素子40の電極部(不図示)とをワイヤー(不図示)により電気的に接続する。このときハーメチック端子(不図示)のハウジング12外部側はIC(不図示)に接続する。最後に側面部20をリング部16側から差し込んでフランジ部14の外周及びリング部16の外周16bにそれぞれ接合することによりハウジング12が形成され、圧力センサー10が製造される。なお圧力センサー10を、真空を基準とした絶対圧を測定する圧力センサーとする場合は、大気導入口14dを形成せず、真空中で圧力センサー10を組み立てればよい。
大気圧を基準として液圧を測定する場合、液圧が大気圧より低いとダイアフラム24の中央部24aがハウジング12の内側に変位し、逆に液圧が大気圧より高いと中央部24aがハウジング12の外側に変位する。そして、ダイアフラム24の中央部24aがハウジング12の外側に変位すると、感圧素子40は、中央部24aと、支持手段34により引張応力を受ける。逆に中央部24aがハウジング12の内側に変位すると、感圧素子40は、中央部24aと支持手段34により圧縮応力を受けることになる。さらに、圧力センサー10において、温度変化があった場合、圧力センサー10を構成するハウジング12、ダイアフラム24、支持手段34、感圧素子40等はそれぞれの熱膨張係数に従って膨張・収縮することになる。しかし、上述のように感圧素子40は検出軸方向の両端が全てダイアフラム24側に接続されているので、ハウジング12のZ軸方向の膨張・収縮に起因する熱歪みは低減される。
また感圧素子40とダイアフラム24との熱膨張係数の違いにより、温度変化による検出軸と垂直な方向(X軸方向)の膨張・収縮により、感圧素子40は支持手段34を介してダイアフラム24から熱歪みを受けることになる。しかし支持手段34を構成する第2の部材36bはダイアフラム24と同一材料を用いているため、感圧素子40に掛かる熱歪みの量を低減して、温度変化に伴う圧力値の誤差を低減した圧力センサー10となる。
図4は第2実施形態に係る圧力センサーの斜視図(XZ面で切断した断面図)である。
第2実施形態に係る圧力センサー50は、第1実施形態の圧力センサー10と基本構成は同一であるが、支持手段及び支持台の構成が異なる。その他の構成要素は第1実施形態の構成要素と同一であり、同一符号を付して詳細な説明を省略する。第2実施形態の圧力センサー50は支持手段52と支持台54の材質が異なるように構成されている。具体的に支持手段52は、第1実施形態の支持手段34と同一形状、同一配置であるが、単一の部材から構成されている。また支持台54は感圧素子40の第1の基部40aとダイアフラム24の中央部24aの間に略L字型に形成されている。支持手段52と支持台54のうち支持手段52はダイアフラム24と同質の材料、すなわちステンレスのような金属やセラミックなどの耐腐食性に優れたものを用いている。そして支持台54は、ダイアフラム24の材質が感圧素子40の材質の熱膨張係数よりも大きい場合には、感圧素子40よりも熱膨張係数が小さい材質を採用し、ダイアフラム24の材質が感圧素子40の材質の熱膨張係数よりも小さい場合には、感圧素子40よりも熱膨張係数が大きい材質を採用している。
このような第2実施形態に係る圧力センサー50であっても、感圧素子40は、その長手方向の両端(第1及び第2の基部40a,40b)が結果的にダイアフラム24側に接続されているため、ハウジング12から感圧素子40への熱歪みを低減することができる。さらに感圧素子40と支持手段52及び支持台54は熱膨張係数が同等となるように支持台54の長さの比率を調整して形成されているので、温度変化に伴う検出軸方向の膨張・収縮の割合が同一となる。よって温度変化による検出軸方向の膨張・収縮において、感圧素子は支持手段52からの熱歪みが低減される。また支持手段52は受圧手段と同じ材質を用いているため、受圧手段と、感圧素子の検出軸方向と垂直な方向の成分との間で熱歪みが発生することがなく、この熱歪みを感圧素子が受けることがない。
図5は第3実施形態に係る圧力センサーの斜視図(XZ面で切断した断面図)である。
第3実施形態に係る圧力センサー70は、第1実施形態の圧力センサー10と基本構成は同一であるが、支持手段及び支持台の構成が異なる。その他の構成要素は第1実施形態の構成要素と同一であり、同一符号を付して詳細な説明を省略する。第3実施形態の圧力センサー70は支持手段72と第1及び第2の支持台74、76の材質が異なるように構成されている。具体的に支持手段72は、第1実施形態の支持手段34と同一形状であるが、単一の部材から構成されている。また第1の支持台と第2の支持台は支持手段72とは異なる同質の材料から構成されている。第1の支持台74は感圧素子40の第1の基部40aとダイアフラム24の中央部24aの間に略L字型に形成されている。第2の支持台76は感圧素子40の第2の基部40bと支持手段72の支持部72aの間に形成されている。支持手段72と第1及び第2の支持台74,76のうち支持手段72はダイアフラム24と同質の材料、すなわちステンレスのような金属やセラミックなどの耐腐食性に優れたものを用いている。そして第1及び第2の支持台74,76は、ダイアフラム24の材質が感圧素子40の材質の熱膨張係数よりも大きい場合には、感圧素子40よりも熱膨張係数が小さい材質を採用し、ダイアフラム24の材質が感圧素子40の材質の熱膨張係数よりも小さい場合には、感圧素子40よりも熱膨張係数が大きい材質を採用している。
このような第3実施形態に係る圧力センサー70であっても、感圧素子40は、その長手方向の両端(第1及び第2の基部40a,40b)が結果的にダイアフラム24側に接続されているため、ハウジング12から感圧素子40への熱歪みを低減することができる。さらに感圧素子40と支持手段72及び第1及び第2の支持台74、76は熱膨張係数が同等となるように第1及び第2の支持台74,76の長さの比率を調整して形成されているので、温度変化に伴う検出軸方向の膨張・収縮の割合が同一となる。よって温度変化による検出軸方向の膨張・収縮において、感圧素子40は支持手段72からの熱歪みが低減される。また支持手段72は受圧手段と同じ材質を用いているため、受圧手段と、感圧素子の検出軸方向と垂直な方向の成分との間で熱歪みが発生することがなく、この熱歪みを感圧素子が受けることがない。
図6は第4実施形態に係る圧力センサーの模式図である。第4実施形態に係る圧力センサー100は、ダイアフラム24、感圧素子40、支持手段34が、ハウジング102に対して、さらにもう一組配設された形態を有している。図6の圧力センサー100は、第1実施形態の圧力センサー10を2つ用いている。すなわち、2つの圧力センサー10を構成する支持シャフト18に両面で接続可能なフランジ部104を用い、第1実施形態のフランジ部を取り払った2つの圧力センサー10を互いに接合させて一つのハウジング102を形成した形態を有している。フランジ部104は、側面部20の端部と接続する外周部104aと、外周部104aの内側に同心円状に形成され、リング部16と同一の直径を有するとともに側面部20の内側側面と接続する内周部104bと、を有する。また内周部104bのZ軸方向の端部には、支持シャフト18が差し込まれる穴104cを有する。図6における圧力センサー100においては、圧力センサー100のフランジ部104を挟んだ上半分と下半分とを独立に組み立てることが可能である。
第4実施形態の圧力センサー100は、2つのダイアフラムに係る圧力を独立に測定することになるが、ハウジング102内部の環境が共通になるので、温度差等の影響による圧力誤差を低減した差圧センサーとして利用することができる。この場合ハウジング102内部は真空封止であっても大気開放でもよい。
10………圧力センサー、12………ハウジング、14………フランジ部、14a………外周部、14b………内周部、14c………穴、14d………大気導入口、16………リング部、16a………穴、16b………外周、18………支持シャフト、20………側面部、22………開口部、24………ダイアフラム、24a………中央部、24b………可撓部、24c………周縁部、30………支持台、34………支持手段、36………支柱、36a………第1の部材、36b………第2の部材、38………支持部、40………感圧素子、40a………第1の基部、40b………第2の基部、40c………振動腕、50………圧力センサー、52………支持手段、54………支持台、70………圧力センサー、72………支持手段、74………第1の支持台、76………第2の支持台、100………圧力センサー、102………ハウジング、104………フランジ部、104a………外周部、104b………内周部、104c………穴、340………圧力センサー、342………ハウジング、344………フランジ端板、346………ハーメ端子台、348………円筒側壁、350………第1のダイアフラム、352………第2のダイアフラム、354………センターシャフト、356………可動部、358………感圧素子、360………ボス部、410………圧力センサー、412………ハウジング、422………開口部、424………ダイアフラム、424c………周縁領域、440………感圧素子、440a………第1の基部、440b………第2の基部、442………接続部材。

Claims (5)

  1. 容器と、
    前記容器の一部を形成し、力を受けて前記容器の内側または外側に変位する受圧手段と、
    前記受圧手段の周縁部から前記受圧手段の変位方向と平行に延出し、端部を前記受圧手段の中央部側に屈曲した支持手段と、
    感圧部と前記感圧部の両端の各々に接続される第1及び第2の基部とを有し、前記第1及び第2の基部との並ぶ方向が前記受圧手段の変位方向と平行であって、前記第1の基部を前記受圧手段の中央部に固定し、前記第2の基部を前記支持手段に固定した感圧素子と、
    を備え、
    前記支持手段は、材質の異なる2以上の部材を前記変位方向に接続し、前記支持手段の熱膨張係数と前記感圧素子の熱膨張係数が同等となるように前記部材の長さの比率を調整したことを特徴とする圧力センサー。
  2. 前記2以上の部材は、
    一方を前記受圧手段と同質の材質とし、
    他方を前記受圧手段の材質の熱膨張係数が前記感圧素子の材質の熱膨張係数よりも大きい場合には、前記感圧素子よりも熱膨張係数が小さい材質を採用し、前記受圧手段の材質の熱膨張係数が前記感圧素子の材質の熱膨張係数よりも小さい場合には、前記感圧素子よりも熱膨張係数が大きい材質を採用することを特徴とする請求項1に記載の圧力センサー。
  3. 前記感圧素子は水晶により形成され、前記受圧手段はステンレスにより形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の圧力センサー。
  4. 容器と、
    前記容器の一部を形成し、力を受けて前記容器の内側または外側に変位する受圧手段と、
    前記受圧手段の周縁部から前記受圧手段の変位方向と平行に延出し、端部を前記受圧手段の中央部側に屈曲した支持手段と、
    感圧部と前記感圧部の両端の各々に接続される第1及び第2の基部とを有し、前記第1及び第2の基部との並ぶ方向が前記受圧手段の変位方向と平行であって、前記第1の基部を前記受圧手段の支持台に固定し、前記第2の基部を前記支持手段に固定した感圧素子と、
    を備え、
    前記支持手段及び前記支持台は、材質の異なる2以上の部材からなり、前記支持手段及び前記支持台の熱膨張係数と前記感圧素子の熱膨張係数が同等となるように前記部材の長さの比率を調整したことを特徴とする圧力センサー。
  5. 前記受圧手段、前記感圧素子、前記支持手段は、前記容器に対して、さらにもう一組配設されたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の圧力センサー。
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