JP2012056573A - アンダーカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】路面干渉などの破壊入力に強く、走行風により振動してしまうことのないアンダーカバーを提供する。
【解決手段】車体底面を覆うアンダーカバー20であって、アンダーカバー20の下面に、車両の前後方向に沿ってその下面から上方に凹んだ凹部21Anと下方に突出した凸部22Bnとを交互に形成し、各凹部の車幅方向の幅をほぼ同一に設定するとともに、凹部と凹部との間の稜線を車両の前後方向に対して斜めに形成した。
【選択図】 図6

Description

この発明は、車体の底面を覆うアンダーカバーに関する。
従来から、エンジンルームの下面前側を覆うフロントアンダーカバーが知られている(特許文献1参照)。
かかるフロントアンダーカバーは、平板状の板部材から形成され、この板部材の下面に複数の突起を所定間隔毎に設けたものである。突起は、平面視の輪郭が前側が円形で後側が方形の砲弾形をなしている。そして、この複数の突起によりフロントアンダーカバーの下面を流れる空気を整流するようになっている。
特開2001−18851号公報
しかしながら、このようなアンダーカバーにあっては、突起と突起との間が平面になっているため、その突起と平面の境界が角張って折り曲げられた状態となっている。このため、その境界で折れ曲がり易く、路面干渉などの破壊入力に弱い。また、その平面により剛性が低く、走行風によりアンダーカバーが振動してしまう等の問題がある。
この発明の目的は、路面干渉などの破壊入力に強く、走行風により振動してしまうことのないアンダーカバーを提供することにある。
この発明は、車体底面を覆うアンダーカバーであって、
前記アンダーカバーの下面に、車両の前後方向に沿ってその下面から上方に凹んだ凹部と下方に突出した凸部とを交互に形成し、
前記各凹部の車幅方向の幅をほぼ同一に設定するとともに、凹部と凹部との間の稜線を車両の前後方向に対して斜めに形成したことを特徴とする。
この発明によれば、路面干渉などの破壊入力に強く、走行風により振動してしまうことがない。
この発明に係る車体の底面を概略的に示した底面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 アンダカバーを示した斜視図である。 図3のB−B線に沿う断面図である。 アンダーカバーと空気の流れとの関係を示した説明図である。 第2実施例のアンダーカバーを示した斜視図である。 図6のC−C線に沿う断面図である。
以下、この発明に係る車両のアンダーカバーの実施の形態である実施例を図面に基づい
て説明する。
[第1実施例]
図1および図2において、10は車体1の底面であるフロアパネル2を覆ったアンダーカバー、3はエンジンアンダーカバー、4は燃料タンク、5はドライブシャフト、6はサスペンションリンク、7はマフラーである。アンダーカバー10は、路面(図示せず)に対してエンジンアンダーカバー2とほぼ同じ高さ位置に設けられており、また、サスペン
ションリンク6とほぼ同じ高さ位置となっている。
アンダーカバー10は、図3に示すように平板状の板材本体11から形成されており、この板材本体11には、図3および図4に示すように車両の前後方向(X方向)に沿って凹部12と凸部13とが交互に形成されている。
凹部12は上方(フロント側)へ凹んでおり、凸部13は下方(路面側)へ突出している。そして、凹部12の内面12aはほぼ球面状に形成されている。また、凸部13の断面が湾曲面状に形成され、図4に示すように凹部12と凸部13はなだらかに連続形成されるとともに断面形状が波状(連続する湾曲面状)に形成されている。凸部13の下面位置はエンジンアンダーカバー3の高さ位置とほぼ同じになっている。
同様に、車両の車幅方向(Y方向)に沿って凹部12と突部14とが交互に形成され、凸部14は下方へ突出するとともにその断面が湾曲面状に形成され、凹部12と凸部14はなだらかに連続形成されている。凸部14の下面位置はエンジンアンダーカバー3の高さ位置とほぼ同じになっている。
なお、突部14の下面位置はエンジンアンダーカバー3の高さよりも高い位置であってもよい。
また、板材本体11の前端および後端に上方へ折り曲げられた折曲部10a,10bが形成されている。
上記のように形成されるアンダーカバー10によれば、図5に示すように、凹部12の内部で小さな乱流R1が発生し、この乱流R1による乱流層S1がアンダーカバー10の下面全体に発生する。この乱流層S1により空気の全体の流れはアンダーカバー10の下面10Aから離れることになる。このため、アンダーカバー10の下面10Aの近傍での抵抗が小さくなり、空気の流速が速くなる。
すなわち、アンダーカバー10の空気抵抗が小さくなり、このためアンダーカバー10に加わる負荷が小さくなり、走行風によりアンダーカバー10の振動が防止される。
また、空気の全体の流れはアンダーカバー10の下面10Aから離れることにより、走行風がサスペンションリンク6に直接当たらないことになり、車両の空気抵抗が抑制される。
さらに、アンダーカバー10の凹部12と凸部13はなだらかに連続形成されていることにより、その連続方向に対して剛性の変化が少なく高い面剛性を確保することができる。また、アンダーカバー10に路面干渉が生じても、その凹部12と凸部13とがなだらかに連続形成されていることにより、アンダーカバー10は変形しずらいものとなる。すなわち、アンダーカバー10は路面干渉などの破壊入力に対して強いものとなる。
さらに、凹部12の内面は球面状に形成されていることにより、その剛性はさらに強いものとなり、走行風によりアンダーカバー10が振動してしまうことがさらに防止され、その振動が車体に伝達することにより乗り心地が悪化してしまうことが防止される。
また、アンダーカバー10の面剛性が向上することにより、同じ剛性を出すのに必要な肉厚の約1/2ないし3/4の厚さでよいことが分かった。
この第1実施例では、車両の車幅方向に沿って凹部12と突部14とを交互に形成してあるので、横風に対しても上記と同様な効果を得ることができる。
[第2実施例]
図6および図7は第2実施例のアンダーカバー20を示したものであり、このアンダーカバー20は、車両の前輪の側方から燃料タンク4(図1参照)の底部までを覆うようになっている。
アンダーカバー20は、凹部21Anと凸部22Bnとを車両の前後方向に沿って一列だけ交互に形成したものである。
アンダーカバー20の凹部21A3と凸部22B3との段差すなわち最小の段差H1は約5mmであり、凹部21A6と凸部22B6との段差すなわち最大の段差H2は30mmとなっている。また、凹部21A7の内面の傾斜角度θ1は10度ないし20度が好ましいが5度ないし45度の範囲であっても第1実施例と同様な効果を得ることはできる。
この発明は、フロアのアンダーカバーに適用したものについて説明したが、これに限らず、例えばエンジンアンダーカバーなど車両下面に設置されるアンダーカバーであればどのようなものであってもよい。また、この発明を逸脱しない範囲で種々に設計変更できることは勿論である。
4 燃料タンク
20 アンダーカバー
21An 凹部
22Bn 凸部

Claims (2)

  1. 車体底面を覆うアンダーカバーであって、
    前記アンダーカバーの下面に、車両の前後方向に沿ってその下面から上方に凹んだ凹部と下方に突出した凸部とを交互に形成し、
    前記各凹部の車幅方向の幅をほぼ同一に設定するとともに、凹部と凹部との間の稜線を車両の前後方向に対して斜めに形成したことを特徴とするアンダーカバー。
  2. 車両の前輪の側方から燃料タンクの底部まで覆うことを特徴とする請求項1に記載のアンダーカバー。
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