JP4678257B2 - 車両フロア構造 - Google Patents

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本発明は、車両フロア構造に係り、特にフロアパネルにパネル面から突出する突条のビードが形成された車両フロア構造に関する。
この種の車両フロア構造としては、次のものがある(例えば、非特許文献1、2又は特許文献1〜3参照)。
例えば、非特許文献1に記載の例では、リアフロアパンの下面に複数の凸状のビード部が車両前後方向に沿って設けられている。このビード部は、リアフロアパンの剛性を確保すると共にリアフロアパンの電着塗装時に塗料の流れを制御するために設けられている。各ビード部には、補強リインフォースが設けられており、これによりリアフロアパンの剛性低下を招くことなくリアフロアパンの板厚低下を防止すると共に全体重量の低減が図られている。
また、非特許文献2に記載の例では、リアフロアにおける変形の集中する部位にストライプ状のビードが設けられている。このビードは、センタフロアクロスメンバとリアフロアクロスメンバとの間を繋ぐように形成されている。これにより、ビードが車両幅方向に発生する変形しわの方向と直交する方向に沿って配置されるので、変形によるフロア面の歪が抑制されるようになっている。
また、特許文献1には、車両前部のフロアパネルにフロア面剛性を高めるためのビードが複数設けられた例が開示されており、特許文献2、3には、車両前部のフロアパネルの剛性を高めるためにフロアパネルのクロスメンバ間に複数のビードが設けられた例が開示されている。
トヨタ技術公開集13594(2002年5月31日発行) トヨタ技術公開集15616(2004年4月28日発行) 特開2000−335446公報 特開昭60−69775号公報 実開平4−104779号公報
しかしながら、車両のフロアパネルは、一般に振動面積が大きく発音しやすいため、車両走行時又はエンジン稼動時等に共振する。従って、フロアパネルの共振による騒音を低減するためには、フロアパネルの共振周波数を目標範囲内に収める必要がある。
ところが、フロアパネルにビードを備えた車両フロア構造において、上記従来技術の如く、フロアパネルの剛性を確保すべくフロアパネルに単にビードを設けただけでは、フロアパネルの共振周波数を目標範囲内に収めることは困難である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、フロアパネルの剛性を確保しつつフロアパネルの共振周波数を目標範囲内に収めることが可能な車両フロア構造を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の車両フロア構造は、フロアパネルにパネル面から突出する突条のビードが形成された車両フロア構造において、前記ビードは、長手方向中間部を挟んだ一方側に第一ビード部を備えると共に前記長手方向中間部を挟んだ他方側に前記第一ビード部よりも幅広に形成された第二ビード部を備え、前記第二ビード部は、前記長手方向中間部から長手方向終端部に向かうに従って幅方向両側端面が幅方向外側へ広がるように徐々に幅広となることを特徴とする。
このように、請求項1に記載の車両フロア構造では、フロアパネルにパネル面から突出する突条のビードが形成されている。この構成によれば、突条のビードがフロアパネルのパネル面を支持するので、このビードによってフロアパネル全体の剛性を確保できる。
また、請求項1に記載の車両フロア構造では、ビードが、長手方向中間部を挟んだ一方側に第一ビード部を備えると共に長手方向中間部を挟んだ他方側に第一ビード部よりも幅広に形成された第二ビード部を備えている。
この構成によれば、ビードに形成された第一ビード部と第二ビード部との境界である長手方向中間部がフロアパネルの剛性変化点となる。このため、ビードとフロアパネルが共振時に一体に振動する際に、このビードの長手方向中間部がフロアパネルの共振時における振動の腹(共振時における折れのきっかけ)となる。
このとき、このフロアパネルの剛性変化点となるビードの長手方向中間部がビードの長手方向に移動すると、第一ビード部に比して幅広に形成されたことにより剛性の高い第二ビード部の占めるパネル領域が増減する。そして、第二ビード部の占めるパネル領域が増減すると、ビードを含めたフロアパネル全体の剛性が増減し、これによってフロアパネルの共振周波数が変化する。
従って、フロアパネルの設計時に、フロアパネルの剛性変化点となるビードの長手方向中間部をビードの長手方向における任意の位置に設定すれば、フロアパネルの共振周波数を目標範囲内に収めることが可能となる。
このように、請求項1に記載の車両フロア構造によれば、ビードによってフロアパネルの剛性を確保しつつ、フロアパネルの剛性変化点となるビードの長手方向中間部をビードの長手方向における任意の位置に設定してビードを含めたフロアパネル全体の剛性を調節することにより、振動面積が大きく発音しやすいフロアパネルの共振周波数を目標範囲内に収める(共振周波数を自在に制御する)ことが可能となる。
請求項2に記載の車両フロア構造は、請求項1に記載の車両フロア構造において、前記第二ビード部は、前記長手方向中間部から長手方向終端部に向かうに従って徐々に幅広となることを特徴とする。
このように、第二ビード部が、長手方向中間部から長手方向終端部に向かうに従って幅方向両側端面が幅方向外側へ直線状に広がるように徐々に幅広となると、ビードに形成された第一ビード部から第二ビード部にかけてフロアパネルの剛性が一定の増加率で徐々に増加するようになる。
これにより、ビードに形成された第一ビード部と第二ビード部との境界である長手方向中間部においてフロアパネルの剛性が急激に変化することを防止できるので、衝突等によりフロアパネルに対してパネル面と平行に荷重が加わった場合でも、ビードの長手方向中間部が位置する部位でのフロアパネルの局所的な変形を抑制できる。
請求項3に記載の車両フロア構造は、請求項1又は請求項2に記載の車両フロア構造において、第一ビード部は、ビード幅方向に複数並設された並設ビード部により構成されたことを特徴とする。
このように、第一ビード部が、ビード幅方向に複数並設された並設ビード部により構成されていると、この複数並設された並設ビード部がフロアパネルのパネル面を支持するので、これにより、第一ビード部の周囲に形成されたパネル領域の剛性を高めることができる。
請求項4に記載の車両フロア構造は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の車両フロア構造において、前記第一ビード部は、前記フロアパネルの中央位置に車両前後方向又は車両幅方向に沿って延設されていることを特徴とする。
このように、第一ビード部が、フロアパネルの中央位置に車両前後方向又は車両幅方向に沿って延設されていると、フロアパネルの最も剛性が低い中央位置を第一ビード部によって補強することができる。これにより、フロアパネルの中央位置の剛性を効率良く高めることができる。
請求項5に記載の車両フロア構造は、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の車両フロア構造において、前記第二ビード部は、前記フロアパネルの端部近傍位置に形成されていることを特徴とする。
このように、第二ビード部が、フロアパネルの端部近傍位置に形成されていると、フロアパネルの端部に接続される他のパネルに第二ビード部が近くなるため、第二ビード部の剛性を効率良く高めることができる。これにより、第二ビード部を必要以上に大きくしなくても、第一ビード部との剛性差を確保することができる。
請求項6に記載の車両フロア構造は、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の車両フロア構造において、前記第一ビード部と前記第二ビード部との境界が前記フロアパネルの車両後方側に設けられていることを特徴とする。
このように、第一ビード部と第二ビード部との境界がフロアパネルの車両後方側に設けられていると、衝突等によりフロアパネルに対してパネル面と平行に荷重が加わった場合のフロアパネルの変形を第一ビード部と第二ビード部との境界(すなわちフロアパネルの剛性変化点)が位置するフロアパネルの車両後方側に集中させることできる。
これにより、衝突等によりフロアパネルに対してパネル面と平行に荷重が加わった場合でも、フロアパネルの車両前方側の変形を抑制することができるため、フロアパネルの車両前方側に配置される部材等を保護できる。
請求項7に記載の車両フロア構造は、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の車両フロア構造において、前記第一ビード部と前記第二ビード部との境界が前記フロアパネルの車両前方側に設けられていることを特徴とする。
このように、第一ビード部と第二ビード部との境界がフロアパネルの車両前方側に設けられていると、衝突等によりフロアパネルに対してパネル面と平行に荷重が加わった場合のフロアパネルの変形を第一ビード部と第二ビード部との境界(すなわちフロアパネルの剛性変化点)が位置するフロアパネルの車両前方側に集中させることできる。
これにより、衝突等によりフロアパネルに対してパネル面と平行に荷重が加わった場合でも、フロアパネルの車両後方側の変形を抑制することができるため、フロアパネルの車両後方側に配置される部材等を保護できる。
請求項8に記載の車両フロア構造は、請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の車両フロア構造において、前記フロアパネルの前記第一ビード部を挟んだ両側には、前記第一ビード部と交差する方向に沿って延設されパネル面から突出する突条の補助ビードが形成されていることを特徴とする。
このように、フロアパネルの第一ビード部を挟んだ両側に、第一ビード部と交差する方向に沿って延設されパネル面から突出する突条の補助ビードが形成されていると、この補助ビードによって第一ビード部を挟んだ両側のパネル領域の剛性を均一化できる(剛性を安定させることができる)。
これにより、複数の第一ビード部と第二ビード部との境界を確実にフロアパネルにおける剛性変化点とすることができるので、フロアパネルの共振周波数を目標範囲内に収めるための設計がより容易となる(共振周波数の制御がより容易となる)。
以上詳述したように、本発明によれば、フロアパネルの剛性を確保しつつフロアパネルの共振周波数を目標範囲内に収めることが可能となる。
以下、本発明の一実施形態について、図を参照して説明する。なお、以下に説明する部材、配置等は、本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨に沿って各種改変することができることは勿論である。
はじめに、図1を参照しながら、本発明の一実施形態に係る車両フロア構造10の構成について説明する。
本発明の一実施形態に係る車両フロア構造10は、例えば、乗用自動車等の車両12に好適に適用されるものである。本実施形態では、一例として、車両フロア構造10が車両12の後部に適用されている。
本実施形態に係る車両フロア構造10では、車両12の後部に設けられたリアフロアパネル14にパネル面から車両上側へ突出する一本の突条のビード16が形成されている。このビード16は、リアフロアパネル14をプレス成形したときにリアフロアパネル14と一体に形成されるものである。なお、リアフロアパネル14を車両下側から見たときビード16は凹状となる。
そして、ビード16では、長手方向中間部18を境に幅が変更されている。本実施形態では、ビード16の長手方向中間部18を挟んだ車両前方側が幅狭の第一ビード部20とされており、ビード16の長手方向中間部18を挟んだ車両後方側が第一ビード部20よりも幅広の第二ビード部22とされている。
第一ビード部20は、主としてリアフロアパネル14の最も剛性が低い中央位置を補強するものであり、リアフロアパネル14の中央位置の前端部14Aから車両後方側へ車両前後方向に沿って延設されている。第二ビード部22は、リアフロアパネル14の後端部14Bの近傍位置に形成されており、この第二ビード部22の車両後方側は、リアフロアパネル14の後端部14Bに接続されている。
また、第一ビード部20には、車両前後方向に延びる一対の稜線20A,20Bが形成されている。一方、第二ビード部22には、第一ビード部20に形成された一対の稜線20A,20Bに接続されて車両幅方向に延びる第一稜線22A,22Bと、第一稜線22A,22Bに接続されて車両前後方向に延びる第二稜線22C,22Dが形成されている。
この構成により、本実施形態では、ビード16に形成された第一ビード部20と第二ビード部22との境界である長手方向中間部18がリアフロアパネル14における剛性変化点となるべく、第二ビード部22が第一ビード部20に比して所定の割合で幅広となっている。
そして、本実施形態では、第一ビード部20と第二ビード部22との境界である長手方向中間部18がリアフロアパネル14の中央部よりも車両後方側に設けられている。これにより、ビード16の長手方向中間部18により形成されるリアフロアパネル14の剛性変化点がリアフロアパネル14の中央部よりも車両後方側に設定されている。
また、リアフロアパネル14の第一ビード部20を挟んだ両側には、第一ビード部20と直交する方向(車両幅方向)に沿って延設されパネル面から車両上側へ突出する突条の補助ビード24が複数(片側3個ずつ)形成されている。この補助ビード24も、リアフロアパネル14をプレス成形したときにリアフロアパネル14と一体に形成されるものであり、リアフロアパネル14を車両下側から見たときには凹状となる。
次に、本発明の一実施形態に係る車両フロア構造10の作用について説明する。
本発明の一実施形態に係る車両フロア構造10では、リアフロアパネル14にパネル面から突出する突条のビード16が形成されている。この構成によれば、突条のビード16がリアフロアパネル14のパネル面を支持するので、このビード16によってリアフロアパネル14全体の剛性を確保できる。
また、本発明の一実施形態に係る車両フロア構造10では、ビード16が、長手方向中間部18を挟んだ車両前方側に第一ビード部20を備えると共に長手方向中間部18を挟んだ車両後方側に第一ビード部20よりも幅広に形成された第二ビード部22を備えている。
この構成によれば、ビード16に形成された第一ビード部20と第二ビード部22との境界である長手方向中間部18がリアフロアパネル14の剛性変化点となる。このため、ビード16とリアフロアパネル14が例えば一次共振時に一体に振動する際に、このビード16の長手方向中間部18がリアフロアパネル14の一次共振時における振動の腹(一次共振時における折れのきっかけ)となる。
このとき、このリアフロアパネル14の剛性変化点となるビード16の長手方向中間部18がビード16の長手方向(車両前後方向)に移動すると、第一ビード部20に比して幅広に形成されたことにより剛性の高い第二ビード部22の占めるパネル領域が増減する。そして、第二ビード部22の占めるパネル領域が増減すると、ビード16を含めたリアフロアパネル14全体の剛性が増減し、これによってリアフロアパネル14の一次共振周波数f1(図2参照)が変化する。
従って、リアフロアパネル14の設計時に、リアフロアパネル14の剛性変化点となるビード16の長手方向中間部18をビード16の長手方向における任意の位置に設定すれば、例えば、図2に示されるように、リアフロアパネル14の一次共振周波数f1を目標範囲Rt(例えば、65Hz〜85Hz)内に収めることが可能となる。
このように、本発明の一実施形態に係る車両フロア構造10によれば、ビード16によってリアフロアパネル14の剛性を確保しつつ、リアフロアパネル14の剛性変化点となるビード16の長手方向中間部18をビード16の長手方向における任意の位置に設定してビード16を含めたリアフロアパネル14全体の剛性を調節することにより、振動面積が大きく発音しやすいリアフロアパネル14の一次共振周波数f1を目標範囲Rt内に収める(一次共振周波数f1を自在に制御する)ことが可能となる。
そして、このようにして振動面積が大きく発音しやすいリアフロアパネル14の一次共振周波数f1を目標範囲Rt内に収めることにより音響感度を低く抑えることができるので、車両走行時又はエンジン稼動時等に発生する一次共振による騒音を低減することが可能となる。
また、本発明の一実施形態に係る車両フロア構造10では、第一ビード部20が、リアフロアパネル14の中央位置に車両前後方向に沿って延設されている。従って、リアフロアパネル14の最も剛性が低い中央位置を第一ビード部20によって補強することができる。これにより、リアフロアパネル14の中央位置の剛性を効率良く高めることができる。
また、このように、第一ビード部20をリアフロアパネル14の中央位置に車両前後方向に沿って延設してリアフロアパネル14の中央位置の剛性を確保することにより、リアフロアパネル14の第一ビード部20を挟んだ両側のパネル領域を部品の配置に使用することができる。従って、リアフロアパネル14における部品配置の自由度も増大する。
また、本発明の一実施形態に係る車両フロア構造10では、第二ビード部22が、リアフロアパネル14の後端部14Bの近傍位置に形成されている。従って、リアフロアパネル14の後端部14Bに接続されるフロア後壁26に第二ビード部22が近くなるため、第二ビード部22の剛性を効率良く高めることができる。これにより、第二ビード部22を必要以上に大きくしなくても、第一ビード部20との剛性差を確保することができる。
また、本発明の一実施形態に係る車両フロア構造10では、第一ビード部20と第二ビード部22との境界がリアフロアパネル14の車両後方側に設けられている。従って、後突等によりリアフロアパネル14に対してパネル面と平行に荷重が加わった場合のリアフロアパネル14の変形を第一ビード部20と第二ビード部22との境界(すなわちリアフロアパネル14の剛性変化点)である長手方向中間部18が位置するリアフロアパネル14の車両後方側に集中させることできる。
このため、後突等によりリアフロアパネル14に対して車両後方側からパネル面と平行に荷重が加わった場合でも、リアフロアパネル14の車両前方側の変形が抑制される。従って、リアフロアパネル14の車両前方側に位置するフロア前壁(サイドメンバ28の下側に位置しリアフロアパネル14から立設する壁)の変形量を抑制できる。これにより、例えば、リアフロアパネル14よりも車両前方側に配置される燃料タンク等の部材を保護できる。
また、本発明の一実施形態に係る車両フロア構造10では、リアフロアパネル14の第一ビード部20を挟んだ両側に、第一ビード部20と直交する方向に沿って延設されパネル面から突出する突条の補助ビード24が複数形成されている。従って、この複数の補助ビード24によって第一ビード部20を挟んだ両側のパネル領域の剛性を均一化できる(剛性を安定させることができる)。
これにより、複数の第一ビード部20と第二ビード部22との境界を確実にリアフロアパネル14における剛性変化点とすることができるので、リアフロアパネル14の一次共振周波数f1を目標範囲Rt内に収めるための設計がより容易となる(一次共振周波数f1の制御がより容易となる)。
また、リアフロアパネル14の第一ビード部20を挟んだ両側に補助ビード24を複数形成することにより、リアフロアパネル14の第一ビード部20を挟んだ両側パネル領域の平面部面積が減少する。これにより、リアフロアパネル14のプレス成形後にリアフロアパネル14の第一ビード部20を挟んだ両側パネル領域にしわが生じることを防止できる。これにより、リアフロアパネル14の成形性が向上する。なお、補助ビード24は、車両フロア構造10に必須の構成ではないので省いても良い。
次に、本発明の一実施形態に係る車両フロア構造10の変形例について説明する。
上記実施形態では、第一ビード部20と第二ビード部22とが稜線20A,Bと第一稜線22A,22Bとで接続することにより急に幅広となるように形成されていたが、次のようにしても良い。
例えば、図3に示される第一変形例のように、第二ビード部22は、長手方向中間部18から長手方向終端部(車両後方側)に向かうに従って幅方向両側端面22E,22Fが幅方向外側へ直線状に広がるように徐々に幅広となる構成であっても良い。
このように構成されていると、ビード16に形成された第一ビード部20から第二ビード部22にかけてリアフロアパネル14の剛性が一定の増加率で徐々に増加するようになる。
これにより、ビード16に形成された第一ビード部20と第二ビード部22との境界である長手方向中間部18においてリアフロアパネル14の剛性が急激に変化することを防止できる。このため、衝突等によりリアフロアパネル14に対してパネル面と平行に荷重が加わった場合でも、ビード16の長手方向中間部18が位置する部位でのリアフロアパネル14の局所的な変形を抑制できる。
また、上記実施形態では、第一ビード部20がリアフロアパネル14の中央位置の前端部14Aから車両後方側へ車両前後方向に沿って延設され、第二ビード部22がリアフロアパネル14の後端部14Bの近傍位置に形成されていたが、次のようにしても良い。
例えば、図4に示される第二変形例のように、第一ビード部20がリアフロアパネル14の中央位置の後端部14Bから車両前方側へ車両前後方向に沿って延設され、第二ビード部22がリアフロアパネル14の前端部14Aの近傍位置に形成されていても良い。
このように構成すると、後突等によりリアフロアパネル14に対してパネル面と平行に荷重が加わった場合のリアフロアパネル14の変形を第一ビード部20と第二ビード部22との境界(すなわちリアフロアパネル14の剛性変化点)である長手方向中間部18が位置するリアフロアパネル14の車両前方側に集中させることできる。
これにより、後突等によりリアフロアパネル14に対して車両後方側からパネル面と平行に荷重が加わった場合でも、リアフロアパネル14の車両後方側の変形を抑制することができる。従って、リアフロアパネル14の車両後方側に位置するフロア後壁26の変形量を抑制できるため、例えば、リアフロアパネル14よりも車両後方側に配置される部材を保護できる。
また、上記実施形態では、ビード16において第一ビード部20は一本で構成されていたが、次のようにしても良い。
例えば、図5に示される第三変形例のように、第一ビード部20は、ビード16の幅方向に複数並設された並設ビード部30により構成されていても良い。
また、例えば、図6に示される第四変形例のように、第一ビード部20がリアフロアパネル14の中央位置の後端部14Bから車両前方側へ車両前後方向に沿って延設され、第二ビード部22がリアフロアパネル14の前端部14Aの近傍位置に形成された構成において、第一ビード部20がビード16の幅方向に並設された2本の並設ビード部30により構成されていても良い。
このように、第一ビード部20が、ビード16の幅方向に複数並設された並設ビード部30により構成されていると、この複数並設された並設ビード部30がリアフロアパネル14のパネル面を支持するので、これにより、第一ビード部20の周囲に形成されたパネル領域の剛性を高めることができる。なお、本変形例では一例として並設ビード部30が2本形成されていたが、2本以上形成されていても良い。
また、上記実施形態では、ビード16が第一ビード部20の長手方向片側のみに第二ビード部22を備える構成であったが、次のようにしても良い。
例えば、図7に示される第五変形例のように、ビード16が第一ビード部20の長手方向両側に第二ビード部22を備える構成であっても良い。
この場合には、リアフロアパネル14の剛性変化点となるビード16の二つの長手方向中間部18をビード16の長手方向における任意の位置に設定してビード16を含めたリアフロアパネル14全体の剛性を調節することにより、振動面積が大きく発音しやすいリアフロアパネル14の一次共振周波数f1を目標範囲Rt内に収める(一次共振周波数f1を自在に制御する)ことが可能となる。
また、上記実施形態では、ビード16が車両前後方向に沿って延設されていたが、次のようにしても良い。
例えば、図8に示される第六変形例又は図9に示される第七変形例のように、ビード16は車両幅方向に沿って延設されていても良い。このとき、ビード16は、図8に示される第六変形例のように、長手方向片側のみに第二ビード部22を備える構成であっても良く、また、図9に示される第七変形例のように、長手方向両側に第二ビード部22を備える構成であっても良い。また、このようにビード16を車両幅方向に沿って延設した場合には、補助ビード24は車両前後方向に沿って形成されることが望ましい。
また、上記実施形態では、ビード16が車両前後方向に沿って延設されていたが、車両前後方向に対して傾斜するように設けられていても良い。
また、上記実施形態では、リアフロアパネル14にビード16が1本設けられていたが、リアフロアパネル14にビード16が複数設けられていても良い。この場合に、各ビード16がV字状を成すなど、車両前後方向に対して傾斜するように設けられていても良い。
また、上記実施形態では、車両フロア構造10を車両12の後部に適用していたが、その他にも、車両フロア構造10を車室内に位置するフロアパネルに適用しても良い。
次に、図10を参照しながら、本発明の参考例に係る車両フロア構造40の構成について説明する。
本発明の参考例に係る車両フロア構造40は、例えば、乗用自動車等の車両12に好適に適用されるものである。本実施形態では、一例として、車両フロア構造40が車両12の後部に適用されている。
本実施形態に係る車両フロア構造40では、車両12の後部に設けられたリアフロアパネル14にパネル面から車両上側へ突出する突条のビード46が形成されている。このビード46は、リアフロアパネル14をプレス成形したときに一体に形成されるものである。なお、リアフロアパネル14を車両下側から見たときビード46は凹状となる。
本実施形態において、ビード46は、車両前後方向に沿って延設された第一ビード部50と、この第一ビード部50と交差する方向(車両幅方向)に延設された第二ビード部52とを備えている。
第一ビード部50は、主としてリアフロアパネル14の最も剛性が低い中央位置を補強するものであり、リアフロアパネル14の中央位置の前端部14Aから車両後方側へ車両前後方向に沿って延設されている。
第二ビード部52は、リアフロアパネル14の後端部14Bの近傍位置に形成されている。また、この第二ビード部52の車両後方側は、リアフロアパネル14の後端部14Bに接続されている。第二ビード部52の長手方向中央部は、第一ビード部50の長手方向終端部に結合されている。
そして、本実施形態では、第一ビード部50と第二ビード部52との境界である結合部54がリアフロアパネル14の中央部よりも車両後方側に設けられている。これにより、ビード46に形成された第一ビード部50と第二ビード部52との境界である結合部54により形成されるリアフロアパネル14の剛性変化点がリアフロアパネル14の中央部よりも車両後方側に設定されている。
次に、本発明の参考例に係る車両フロア構造40の作用について説明する。
本発明の参考例に係る車両フロア構造40では、リアフロアパネル14にパネル面から突出する突条のビード46が形成されている。この構成によれば、突条のビード46がリアフロアパネル14のパネル面を支持するので、このビード46によってリアフロアパネル14全体の剛性を確保できる。
また、本発明の参考例に係る車両フロア構造40では、ビード46が、車両前後方向に沿って延設された第一ビード部50と、第一ビード部50と交差する方向に延設され長手方向中央部が第一ビード部50の長手方向終端部に結合された第二ビード部52と、を備えている。
この構成によれば、ビード46に形成された第一ビード部50と第二ビード部52との結合部54がリアフロアパネル14の剛性変化点となる。このため、ビード46とリアフロアパネル14が例えば一次共振時に一体に振動する際に、この結合部54がリアフロアパネル14の一次共振時における振動の腹(一次共振時における折れのきっかけ)となる。
このとき、このリアフロアパネル14の剛性変化点となる第一ビード部50と第二ビード部52との結合部54が第一ビード部50の長手方向(車両前後方向)に移動すると、第一ビード部50に比して第一ビード部50と直交することにより第一ビード部50の延在方向において剛性の高い第二ビード部52の占めるパネル領域が増減する。そして、第二ビード部52の占めるパネル領域が増減すると、ビード46を含めたリアフロアパネル14全体の剛性が増減し、これによってリアフロアパネル14の一次共振周波数f1(図2参照)が変化する。
従って、リアフロアパネル14の設計時に、リアフロアパネル14の剛性変化点となる第一ビード部50と第二ビード部52との結合部54を第一ビード部50の長手方向における任意の位置に設定すれば、例えば、図2に示されるように、リアフロアパネル14の一次共振周波数f1を目標範囲Rt(例えば、65Hz〜85Hz)内に収めることが可能となる。
このように、本発明の参考例に係る車両フロア構造40によれば、ビード46によってリアフロアパネル14の剛性を確保しつつ、リアフロアパネル14の剛性変化点となる第一ビード部50と第二ビード部52との結合部54をビード46の長手方向における任意の位置に設定してビード46を含めたリアフロアパネル14全体の剛性を調節することにより、振動面積が大きく発音しやすいリアフロアパネル14の一次共振周波数f1を目標範囲Rt内に収める(一次共振周波数f1を自在に制御する)ことが可能となる。
そして、このようにして振動面積が大きく発音しやすいリアフロアパネル14の一次共振周波数f1を目標範囲Rt内に収めることにより音響感度を低く抑えることができるので、車両走行時又はエンジン稼動時等に発生する一次共振による騒音を低減することが可能となる。
また、本発明の参考例に係る車両フロア構造40では、第一ビード部50が、リアフロアパネル14の中央位置に車両前後方向に沿って延設されている。従って、リアフロアパネル14の最も剛性が低い中央位置を第一ビード部50によって補強することができる。これにより、リアフロアパネル14の中央位置の剛性を効率良く高めることができる。
また、このように、第一ビード部50をリアフロアパネル14の中央位置に車両前後方向に沿って延設してリアフロアパネル14の中央位置の剛性を確保することにより、リアフロアパネル14の第一ビード部50を挟んだ両側のパネル領域を部品の配置に使用することができる。従って、リアフロアパネル14における部品配置の自由度も増大する。
また、本発明の参考例に係る車両フロア構造40では、第二ビード部52が、リアフロアパネル14の後端部14Bの近傍位置に形成されている。従って、リアフロアパネル14の後端部14Bに接続されるフロア後壁26に第二ビード部52が近くなるため、第二ビード部52の剛性を効率良く高めることができる。これにより、第二ビード部52を必要以上に大きくしなくても、第一ビード部50との剛性差を確保することができる。
また、本発明の参考例に係る車両フロア構造40では、第一ビード部50と第二ビード部52との境界がリアフロアパネル14の車両後方側に設けられている。従って、後突等によりリアフロアパネル14に対してパネル面と平行に荷重が加わった場合のリアフロアパネル14の変形を第一ビード部50と第二ビード部52との境界(すなわちリアフロアパネル14の剛性変化点)である結合部54が位置するリアフロアパネル14の車両後方側に集中させることできる。
このため、後突等によりリアフロアパネル14に対して車両後方側からパネル面と平行に荷重が加わった場合でも、リアフロアパネル14の車両前方側の変形が抑制される。従って、リアフロアパネル14の車両前方側に位置するフロア前壁(サイドメンバ28の下側に位置しリアフロアパネル14から立設する壁)の変形量を抑制できる。これにより、例えば、リアフロアパネル14よりも車両前方側に配置される燃料タンク等の部材を保護できる。
次に、本発明の参考例に係る車両フロア構造40の変形例について説明する。
上記参考例では、第一ビード部50がリアフロアパネル14の中央位置の前端部14Aから車両後方側へ車両前後方向に沿って延設され、第二ビード部52がリアフロアパネル14の後端部14Bの近傍位置に形成されていたが、次のようにしても良い。
例えば、図11に示される第一変形例のように、第一ビード部50がリアフロアパネル14の中央位置の後端部14Bから車両前方側へ車両前後方向に沿って延設され、第二ビード部52がリアフロアパネル14の前端部14Aの近傍位置に形成されていても良い。
また、上記参考例では、リアフロアパネル14の第一ビード部50を挟んだ両側のパネル面が平面状に形成されていたが、次のようにしても良い。
例えば、図12に示される第二変形例又は図13に示される第三変形例のように、リアフロアパネル14の第一ビード部50を挟んだ両側に、第一ビード部50と直交する方向に沿って延設されパネル面から突出する突条の補助ビード56が複数形成されていても良い。
このように、リアフロアパネル14の第一ビード部50を挟んだ両側に補助ビード56が複数形成されていると、この複数の補助ビード56によって第一ビード部50を挟んだ両側のパネル領域の剛性を均一化できる(剛性を安定させることができる)。
これにより、複数の第一ビード部50と第二ビード部52との境界を確実にリアフロアパネル14における剛性変化点とすることができるので、リアフロアパネル14の一次共振周波数f1を目標範囲Rt内に収めるための設計がより容易となる(一次共振周波数f1の制御がより容易となる)。
また、リアフロアパネル14の第一ビード部50を挟んだ両側に補助ビード56を複数形成することにより、リアフロアパネル14の第一ビード部50を挟んだ両側パネル領域の平面部面積が減少する。これにより、リアフロアパネル14のプレス成形後にリアフロアパネル14の第一ビード部50を挟んだ両側パネル領域にしわが生じることを防止できる。これにより、リアフロアパネル14の成形性が向上する。
また、上記参考例では、第一ビード部50が車両前後方向に沿って延設され、第二ビード部52が車両幅方向に延設されていたが、次のようにしても良い。
例えば、図14に示される第四変形例のように、第一ビード部50は車両幅方向に沿って延設され、第二ビード部52が車両前後方向に沿って延設されていても良い。また、このとき、ビード46は、図15に示される第五変形例のように、第一ビード部50の長手方向両側に第二ビード部52を備える構成であっても良い。
さらに、図15に示される第五変形例のように、第一ビード部50は車両幅方向に沿って延設され、第一ビード部50の長手方向両側に第二ビード部52が車両前後方向に沿って延設された構成において、リアフロアパネル14の第一ビード部50を挟んだ両側に、第一ビード部50と直交する方向(車両前後方向)に沿って延設されパネル面から突出する突条の補助ビード56が複数形成されていても良い。
また、上記参考例では、第一ビード部50が車両前後方向に沿って延設されていたが、車両前後方向に対して傾斜するように設けられていても良い。
また、上記参考例では、リアフロアパネル14に第一ビード部50が1本設けられていたが、リアフロアパネル14に第一ビード部50が複数設けられていても良い。この場合に、各第一ビード部50がV字状を成すなど、車両前後方向に対して傾斜するように設けられていても良い。
また、上記参考例では、車両フロア構造10を車両12の後部に適用していたが、その他にも、車両フロア構造10を車室内に位置するフロアパネルに適用しても良い。
図1は本発明の一実施形態に係る車両フロア構造の構成を示す斜視図である。 図2は本発明の一実施形態に係るリアフロアパネルの共振周波数と音響感度との関係を示す図である。 図3は本発明の一実施形態に係る車両フロア構造の第一変形例を示す図である。 図4は本発明の一実施形態に係る車両フロア構造の第二変形例を示す図である。 図5は本発明の一実施形態に係る車両フロア構造の第三変形例を示す図である。 図6は本発明の一実施形態に係る車両フロア構造の第四変形例を示す図である。 図7は本発明の一実施形態に係る車両フロア構造の第五変形例を示す図である。 図8は本発明の一実施形態に係る車両フロア構造の第六変形例を示す図である。 図9は本発明の一実施形態に係る車両フロア構造の第七変形例を示す図である。 図10は本発明の参考例に係る車両フロア構造の構成を示す斜視図である。 図11は本発明の参考例に係る車両フロア構造の第一変形例を示す図である。 図12は本発明の参考例に係る車両フロア構造の第二変形例を示す図である。 図13は本発明の参考例に係る車両フロア構造の第三変形例を示す図である。 図14は本発明の参考例に係る車両フロア構造の第四変形例を示す図である。 図15は本発明の参考例に係る車両フロア構造の第五変形例を示す図である。
符号の説明
10,40 車両フロア構造
14 リアフロアパネル
16,46 ビード
20,50 第一ビード部
22,52 第二ビード部
24,56 補助ビード
30 並設ビード

Claims (8)

  1. フロアパネルにパネル面から突出する突条のビードが形成された車両フロア構造において、
    前記ビードは、長手方向中間部を挟んだ一方側に第一ビード部を備えると共に前記長手方向中間部を挟んだ他方側に前記第一ビード部よりも幅広に形成された第二ビード部を備え
    前記第二ビード部は、前記長手方向中間部から長手方向終端部に向かうに従って幅方向両側端面が幅方向外側へ広がるように徐々に幅広となることを特徴とする車両フロア構造。
  2. 前記第二ビード部は、前記長手方向中間部から長手方向終端部に向かうに従って幅方向両側端面が幅方向外側へ直線状に広がるように徐々に幅広となることを特徴とする請求項1に記載の車両フロア構造。
  3. 前記第一ビード部は、ビード幅方向に複数並設された並設ビード部により構成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両フロア構造。
  4. 前記第一ビード部は、前記フロアパネルの中央位置に車両前後方向又は車両幅方向に沿って延設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の車両フロア構造。
  5. 前記第二ビード部は、前記フロアパネルの端部近傍位置に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の車両フロア構造。
  6. 前記第一ビード部と前記第二ビード部との境界が前記フロアパネルの車両後方側に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の車両フロア構造。
  7. 前記第一ビード部と前記第二ビード部との境界が前記フロアパネルの車両前方側に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の車両フロア構造。
  8. 前記フロアパネルの前記第一ビード部を挟んだ両側には、前記第一ビード部と交差する方向に沿って延設されパネル面から突出する突条の補助ビードが形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の車両フロア構造。
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