JP2012054106A5 - - Google Patents

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図1〜4に示すように、端子保持室24の底面(即ち、端子保持室24の内面のうち端子収容室11の対向壁面15に連なるように位置する面)のうち後端部を除いた領域は、受け面28となっている。そして、端子保持室24の底面のうち、受け面28の後端から端子保持部23の後端面に至る領域は、端子金具40の挿入方向に対し後方に向かって下り勾配となるように傾斜した誘導斜面29となっている。つまり、受け面28の後方(端子収容室11に近い側)には、誘導斜面29が連なっている。
図5に示すように、角筒部41の上板部には、その前端部から上方(角筒部41の外方)へ突出した形態のスタビライザ46が形成されている。このスタビライザ46は、幅方向において、角筒部41の中央からガイド突起48と同じ方へ片寄った配置となっている。端子金具40をキャビティ25に挿入する際には、スタビライザ46が、端子収容室11の誤挿入規制溝18内を移動するようになっている。また、端子金具40を上下反転した不正な姿勢、又は左右に90°傾いた不正な姿勢でキャビティ25に挿入しようとした場合には、スタビライザ46とガイド突起48が、端子収容室11の後端の開口縁と干渉することによって、端子金具40の不正な姿勢での挿入が規制されるようになっている。
図4,5に拡大して示すように、端子金具40をキャビティ25に挿入する過程では、ガイド突起48の突出端(端子金具40の対向外面47からの突出寸法が最も大きい下端)の摺接点48Pがガイド凹部17の底面のうち最も低い前後方向の線状摺接部17S上を摺接する。そして、図4に示すように、端子挿入方向と交差する上下方向(即ち、ランス12の弾性撓み方向と概ね平行な方向)において、ガイド突起48の摺接点48Pの対向外面47からの突出寸法(寸法公差の範囲内における最小寸法)Haは、ガイド凹部17の深さ寸法Da(寸法公差の範囲内における最大寸法)よりも大きく設定されている。ガイド突起48の突出寸法Haは、ガイド突起48がガイド凹部17の底面に当接している状態において、ガイド凹部17の線状摺接部17Sを基準とする対向外面47(角筒部41の下面)の高さ寸法と同じである。また、ガイド凹部17の深さ寸法Daは、線状摺接部17Sを基準とする対向壁面15の高さ寸法と同じである。
同じく、上下方向において、線状摺接部17Sを基準とする受け面28の高さ寸法Hb(公差の範囲内の寸法)は、線状摺接部17Sを基準とする対向外面47の高さ寸法Ha(ガイド突起48の突出寸法)よりも低く、且つ、線状摺接部17Sを基準とする対向壁面15の高さ寸法Da(ガイド凹部17の深さ寸法)と同じか、それよりも大きい寸法である。また、逃がし凹部30の深さ寸法Db(寸法交差の範囲内における最小寸法)は、ガイド突起48の突出寸法Ha(寸法公差の範囲内における最大寸法)と同じか、それよりも大きい寸法である。また、端子挿入方向と平行な前後方向において、ガイド突起48の摺接点48P(ガイド凹部17の底面との接触部)から角筒部41の前端に至る寸法La(寸法公差の範囲内における最小寸法)は、ガイド凹部17の前端(収容空間14の奥端面)と受け面28の後端との間隔Lb(寸法公差の範囲内における最大寸法)よりも大きい寸法である。また、端子収容室11の前端(ガイド凹部17の前端)と端子保持室24の後端(誘導斜面29の後端)との間には、前後方向の隙間が空いている。
このまま端子金具40の挿入が進み、図1に示すように、ガイド突起48がガイド凹部17の前端近くまで到達すると、角筒部41の前端が、端子収容室11の前端を通過して収容空間14内に突出し、端子保持室24の後端に接近する。この状態でも、ランス12は弾性撓みしたままなので、角筒部41は下方(対向壁面15側)へ押圧されている。そして、図1の状態の直後に、図2,4に示すように、ガイド突起48の摺接点48Pがガイド凹部17の底面(線状摺接部17S)に当接したままで、角筒部41の前端部が端子保持室24内に進入して、角筒部41の前端部の対向外面47(下面)が、端子保持室24の受け面28の後端部に対して上から接近して対向した状態となる。このとき、線状摺接部17Sを基準とする受け面28の高さ寸法Hbは、線状摺接部17Sを基準とする対向外面47の高さ寸法Haよりも低いので、角筒部41の前端は、端子保持部23の後端面や誘導斜面29と干渉することはない。また、ランス12は弾性撓みしたままである。
そして、図2,4に示す状態の直後に、ガイド突起48がガイド凹部17の前端から外れ、これに伴って、ランス12の弾性復元力により角筒部41が僅かに下方へ変位して、対向外面47が受け面28に当接(載置)する。この後は、対向外面47が受け面28上を摺接しながら、角筒部41の前端部が端子保持室24内に進入していく。この間、ガイド突起48は逃がし凹部30内に進入するのであるが、逃がし凹部30の深さ寸法Dbは、ガイド突起48の突出寸法Haと同じか、それよりも大きい寸法となっているので、対向外面47が受け面28に摺接する状態、即ち角筒部41が受け面28によって下から支持される状態が保たれる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、端子金具が、角筒部を前端部に配した雌形の端子である場合について説明したが、本発明は、端子金具が、角筒部の前端から細長いタブを突出させた雄形の端子である場合にも適用できる。
(2)上記実施形態では、受け面の後方に、端子金具の挿入方向に対して傾斜した誘導斜面を連ねた形成としたが、受け面の後方に誘導斜面を設けない形態としてもよい。
(3)上記実施形態では、対向壁面の前端部に、端子金具の挿入方向に対して傾斜したテーパ面を形成したが、対向壁面の前端部にテーパ面を形成しない形態としてもよい。
(4)上記実施形態では、ガイド突起を端子金具の幅方向中央位置から側方へ外れた位置に配置したが、ガイド突起は、端子金具の幅方向中央位置に配置してもよい。
(5)上記実施形態では、ガイド突起の形状が、端子金具の挿入方向及びガイド突起の突出方向の両方向に対して略直交する側方から見たときに、略半円状(弧状)をなすようにしたが、ガイド突起の側方から見た形状は、台形や三角形等、円弧部を有しない形状であってもよく直線部と円弧部を組み合わせた形状であってもよい。
(6)上記実施形態では、ガイド突起が、端子金具の反転して不正な姿勢での挿入を防止するための逆挿入防止手段を兼ねるようにしたが、ガイド突起は、端子金具をフロント部材の受け面に確実に移行させるための専用のガイド手段であってもよい。
(7)上記実施形態では、角筒部を構成する板状部(底板部)の一部を外面側へ叩き出すことによってガイド突起を形成したが、ガイド突起は、切り起こしによって形成してもよい。
(8)上記実施形態では、端子金具の挿入方向において、ランスのうちの挿入過程の端子金具と摺接する部位(係止突起)を、対向壁面(端子収容室)の前端部と対応する位置に配したが、ランスにおける端子金具との摺接部(係止突起)は、対向壁面(端子収容室)の前端から大きく後方へずれた位置に配置してもよい。
(9)上記実施形態では、フロント部材をハウジングに組み付けた状態で、対向壁面と受け面の近傍においてフロント部材とハウジングとの間に前後方向(端子金具の挿入方向と平行な方向)に隙間が空くようにしたが、このような隙間が空かない形態としてもよい。
(10)上記実施形態では、変位規制部をハウジングのみに形成したが、変位規制部は、フロント部材のみに形成してもよく、ハウジングとフロント部材の両方に形成してもよい。
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