JP2012051523A - ガラスラン - Google Patents

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Abstract

【課題】多少のバラツキが生じても安定して組付けることができるとともに保持性及び遮音性にも優れるガラスランを提供する。
【解決手段】車両のドア1に設けられた枠体2に沿って嵌装され、昇降するドアガラス3を溝部4に案内する、車外側側壁部51と車内側側壁部52とそれらを結ぶ連結壁部53からなる断面略コ字状の本体部を有し、両側壁部51,52の内面に、連結壁部53側に延び、ドアガラス3に摺接するアウタリップ部54とインナリップ部55が形成され、車内側側壁部52に車内側から延びる係止用のフランジ5Aが挿入される溝部52Aが形成されたガラスラン50であって、記溝部52Aに第1のスポンジ材S1を設けてフランジ5Aを支持させるとともに、本体部の車外側角部の外周側に第2のスポンジ材S2を設けて枠体2との隙間Pを埋めるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両のドアに設けられた枠体に沿って嵌装され、昇降するドアガラスを案内するガラスランに関するものである。
図3乃至図5に示すように、車両のドア1に設けられたドアサッシュ21などからなる枠体2には昇降するドアガラス3を溝部4に案内するガラスラン10が、その枠体2に沿って嵌装されている。なお、図4及び図5は図3のA−A線拡大断面図に相当するものであり、ヒドンタイプのドア構造において、ガラスラン10の異なる固定方法について示している。
ガラスラン10は、ドアサッシュ21の内周部位21A側に設けられ、ドアサッシュ21とそのドアサッシュ21を車外側から覆うモール材22で構成される枠体2に嵌装されている。なお、モール材22は、装飾が施されたモール部22Aとドアサッシュ21にリベット23で取付けられるリテーナ部22Bにより略T字状に形成されてなる。
また、ドアサッシュ21の外周部位21B側には、ドア1の閉時にボディパネル100のドア開口縁に弾接する中空シール部32とサブシール部33が取付基部31に一体成形されてなるドアウェザーストリップ30が取付けられている。
ガラスラン10は、内側に溝部4を形成する断面略コ字状の本体部を有し、2つの側壁部、すなわち車外側側壁部11と車内側側壁部12と、そして車外側側壁部11と車内側側壁部12とを結ぶ連結壁部13によって形成されている。そして、車外側側壁部11の内面、すなわち、車外側側壁部11の車内側には連結壁部13側に延びるアウタリップ部14が形成され、また、車内側側壁部12の内面、すなわち、車内側側壁部12の車外側には同じく連結壁部13側に延びるインナリップ部15が形成されている。アウタリップ部14とインナリップ部15は、ドアガラス3を挟持するように設けられ、ドアガラス3の表面に摺接する。
このようなガラスラン10をドア1の枠体2に安定して取付ける場合、図4に示すように、ドアサッシュ21に形成した凹部21Cに、ガラスラン10の車内側側壁部12から車内側に向けて延設したリップ16を引掛けて固定する構造(例えば、特許文献1)や、図5に示すように、ドアサッシュ2の車内側に取付けられたサッシュインナーガーニッシュ5のフランジ5Aを、車内側側壁部12に形成された溝部12Aに挿入するように引掛けて固定する構造が知られている。
特開2007−76441号公報
しかしながら、図4で示したものの場合、リップ16の形状にバラツキが生じるとガラスラン10の組付け性が困難になったり、脱落する危険性もある。
また、図5で示したものの場合でも、溝部12Aとサッシュインナーガーニッシュ5のフランジ5Aとの位置にバラツキが生じると、同様にガラスラン10の組付け性が困難になったり、脱落する危険性もある。また、仮に溝部12Aとサッシュインナーガーニッシュ5のフランジ5Aとの位置同士にはバラツキがない場合であっても、ガラスラン10を押出成形するときに断面形状において溝部12Aが形成される位置に対して対象の位置となるガラスラン10の車外側側壁部11と連結壁部13が連結された位置にバラツキが生じると組付け性が不十分となる。また、サッシュインナーガーニッシュ5のフランジ5Aが挿入される溝部12Aが経時的に劣化する恐れもあり、その場合には保持状態を長期にわたって維持できないこともある。
さらに、ガラスラン10が嵌装されるドア1の枠体2がドアサッシュ21とモール材22で形成される場合、ガラスラン10の車外側側壁部11と連結壁部13が連結された本体部の車外側角部と枠体2との間には大きな隙間Pが生じて、車両走行時にその隙間Pに風が流れることによって異音が発生するといった問題もある。
そこで、本発明の目的とするところは、多少のバラツキが生じても安定して組付けることができるとともに保持性及び遮音性にも優れるガラスランを提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に係るガラスランは、車両のドア(1)に設けられた枠体(2)に沿って嵌装され、昇降するドアガラス(3)を溝部(4)に案内する、車外側側壁部(51)と車内側側壁部(52)とそれらを結ぶ連結壁部(53)からなる断面略コ字状の本体部を有し、両側壁部(51,52)の内面に、前記連結壁部(53)側に延び、前記ドアガラス(3)に摺接するアウタリップ部(54)とインナリップ部(55)が形成され、前記車内側側壁部(52)に車内側から延びる係止用のフランジ(5A)が挿入される溝部(52A)が形成されたガラスラン(50)であって、
前記溝部(52A)に第1のスポンジ材(S1)を設けて前記フランジ(5A)を支持させるとともに、前記本体部の車外側角部の外周側に第2のスポンジ材(S2)を設けて前記枠体(2)との隙間(P)を埋めるようにしたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記本体部の車内側角部の外周側に第3のスポンジ材(S3)を設けて前記枠体(2)との隙間(Q)を埋めるようにしたことを特徴とする。
さらに、請求項3に記載の発明は、前記スポンジ材(S1,S2,S3)の比重を前記本体部の比重よりも低くしたことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記スポンジ材(S1,S2,S3)の比重を0.05〜0.4といった低比重にしたことを特徴とする。
なお、括弧内の記号は、図面および後述する発明を実施するための形態に記載された対応要素または対応事項を示す。
本発明のガラスランによれば、断面略コ字状の本体部を構成する車内側側壁部に車内側から延びる係止用のフランジが挿入される溝部に、例えば、本体部よりも低比重(0.05〜0.4)の第1のスポンジ材を設けてフランジを支持させるようにしたので、溝部と係止用のフランジとの位置のバラツキを吸収し組付け性や取付後の保持性を確保することができ、枠体からガラスランが容易に脱落することが防止される。
また、溝部に第1のスポンジ材を設けることによって溝部内が保護されるので、経時的に劣化する問題を解消することができ、安定した保持状態が長期にわたって維持される。
それに加えて、本体部の車外側角部の外周側に、第1のスポンジ材と同様に、例えば、本体部よりも低比重(0.05〜0.4)の比重からなる第2のスポンジ材を設けて枠体との隙間を埋めるようにしたので、車両走行時にその隙間に風が流れることによって異音が発生するといった問題が軽減され、遮音性に優れたガラスランが提供される。
そして、第1のスポンジ材と第2のスポンジ材は、ガラスランの断面形状において対角線状に設けられるので、ガラスランを押出成形するときに断面形状において溝部が形成される位置付近の形状とそれに対象(対角線状)の位置となる本体部の車外側角部付近の形状のバラツキについても吸収することができる。よって、溝部と係止用のフランジとの位置同士にバラツキがない場合であっても、断面形状のバラツキに起因して組付け性が悪くなるといった事態についても防止される。また、第1のスポンジ材と第2のスポンジ材を対角線状に設けることにより、枠体内でガラスランがズレたり、転んだりすることを効率的に防止することができる。
これにより、一層安定した組付け性と保持性を確保することができる。
また本発明のガラスランによれば、本体部の車内側角部の外周側にも、第1,第2のスポンジ材と同様に、例えば、本体部よりも低比重(0.05〜0.4)の比重からなる第3のスポンジ材を設けて枠体との隙間を埋めるようにしたので、さらに優れた組付け性,保持性及び遮音性が得られる。
本発明の第一実施形態に係るガラスランを示す図3のA−A線拡大断面図である。 本発明の第二実施形態に係るガラスランを示す図3のA−A線拡大断面図である。 ドアの外観側面図である。 従来例に係るガラスランを示す図3のA−A線拡大断面図である。 従来例に係る別のガラスランを示す図3のA−A線拡大断面図である。
(第一実施形態)
図1及び図3を参照して、本発明の第一実施形態に係るガラスラン50について説明する。図1は、本発明の第一実施形態に係るガラスラン50を示す断面図であり、図3のA−A線拡大断面図に相当する。従来例で示したものと同一部分には同一符号を付した。
本発明の第一実施形態に係るガラスラン50は、従来例と同様に車両のヒドンタイプのドア1に設けられた枠体2に嵌装され、昇降するドアガラス3を溝部4に案内するものである。
枠体2は、本実施形態ではドアサッシュ21とそのドアサッシュ21を車外側から覆うモール材22で構成されている。モール材22は、装飾が施されたモール部22Aとドアサッシュ21にリベット23で取付けられるリテーナ部22Bにより略T字状に形成されてなる。このようなモール材22は、「光モール」と呼ばれるもので、モール部22Aが銀色で鏡面に仕上げられており、銀色に光っているように見せることで自動車に高級感を与えている。
ガラスラン50は、ドアサッシュ21の内周部位21A側に設けられ、枠体2に嵌装されていて、ドアサッシュ21の外周部位21B側には、ドア1の閉時にボディパネル100のドア開口縁において車内側と車外側にそれぞれ弾接する中空シール部32とサブシール部33が取付基部31に一体成形されてなるドアウェザーストリップ30が取付けられている。
ガラスラン50は、内側に溝部4を形成する断面略コ字状の本体部を有し、その本体部は、2つの側壁部である車外側側壁部51と車内側側壁部52と、そして車外側側壁部51と車内側側壁部52とを結ぶ連結壁部53によって形成されている。そして、車外側側壁部51の内面、すなわち、車外側側壁部51の車内側には連結壁部53側に延びるアウタリップ部54が形成され、また、車内側側壁部52の内面、すなわち、車内側側壁部52の車外側には同じく連結壁部53側に延びるインナリップ部55が形成されている。アウタリップ部54とインナリップ部55は、ドアガラス3を車外側及び車内側から挟持するように設けられ、ドアガラス3の表面に摺接する。
また、車内側側壁部52には車内側に向けて複数のリップ56,57,58が延設されていて、それらの先端部はドアサッシュ21に弾接している。また、連結壁部53には車外側に向けてリップ59が延設されていて、その先端部はモール材22に弾接している。さらに、連結壁部53にはリベット23を車外側と車内側から挟む位置に2つのリップ60,61が延設されていて、それら先端部はドアサッシュ21の内周部位21Aに弾接している。
また、車内側側壁部52の先端、すなわち、インナリップ部55との連結部付近には溝部52Aが形成されている。溝部52Aはドアガラス3のガラス面に略平行に延びるように形成されている。
この溝部52Aには、ドアサッシュ2の車内側に取付けられたサッシュインナーガーニッシュ5の先端が折れ曲がってなるフランジ5Aが挿入され、係止されている。フランジ5Aも溝部52Aと同様にドアガラス3のガラス面に略平行に延びるように設けられている。
そして、ガラスラン50の断面形状において対象(対角線状)に第1のスポンジ材S1と第2のスポンジ材S2を設けている。すなわち、第1のスポンジ材S1は、サッシュインナーガーニッシュ5のフランジ5Aが挿入される溝部52Aの内部に設けられるとともに、第2のスポンジ材S2は、本体部の車外側角部の外周側、つまり、連結壁部53と車外側側壁部51の連結位置の外周側に設けられている。第1のスポンジ材S1を設けることによって、溝部52Aに挿入されたフランジ5Aは支持される。また、第2のスポンジ材S2を設けることによって、本体部の車外側角部と枠体2との間に生じる隙間Pが埋められる。
ガラスラン50の本体部の材質としては、EPDMゴム,オレフィン系熱可塑性エラストマー,スチレン系熱可塑性エラストマーや、これらを2種類以上混合したエラストマーなどがあげられるが、本実施形態では、第1のスポンジ材S1及び第2のスポンジ材S2の比重を、0.05〜0.4といった低比重にし、本体部の比重(0.4〜1.3)よりも低くしている。比重0.05〜0.4のスポンジ材は、超軟質スポンジゴム,高発泡スポンジ材,あるいはハイソフトスポンジと呼ばれている。
以上のように構成された本実施形態に係るガラスラン50によれば、断面略コ字状の本体部を構成する車内側側壁部52に車内側から延びる係止用のサッシュインナーガーニッシュ5のフランジ5Aが挿入される溝部52Aに、本体部よりも低比重の第1のスポンジ材S1を設けてフランジ5Aを支持させるようにしたので、溝部52Aと係止用のフランジ5Aとの位置のバラツキを吸収し組付け性や取付後の保持性を確保することができる。
これにより、枠体2からガラスラン50が容易に脱落する恐れも解消される。
また、溝部52Aに第1のスポンジ材S1を設けない場合、組付け時や組付け後の振動などによってフランジ5Aが当接することによって溝部52Aの内面が損傷することもあるが、本実施形態では、溝部52Aに第1のスポンジ材S1を設けることによって溝部52A内が保護されるので、溝部52Aが経時的に劣化することが防止される。
これにより、枠体2においてガラスラン50を長期にわたって安定した保持状態にすることができる。
それに加えて、本体部の車外側角部の外周側に、低比重の第2のスポンジ材S2を設けて枠体2との隙間Pを埋めるようにしたので、車両走行時にその隙間Pに風が流れることによって異音が発生することが軽減される。
なお、本実施形態では図1に示したように、第2のスポンジ材S2はガラスラン50と枠体2との隙間Pを部分的に塞ぐように設けられているが、隙間Pを完全に塞ぐように設けるようにしてもよく、それによれば遮音効果が一層向上する。
さらに、第1のスポンジ材S1と第2のスポンジ材S2は、ガラスラン50の断面形状において対角線状に設けられているので、ガラスラン50の製造時、押出成形するときに断面形状において溝部52Aが形成される位置付近の形状とそれに対象(対角線状)の位置となる本体部の車外側角部付近の形状のバラツキについても吸収することができる。よって、溝部52Aと係止用のフランジ5Aとの位置同士にバラツキがない場合であっても、ガラスラン50全体の断面形状のバラツキに起因して組付け性が悪くなるといった事態についても防止される。また、第1のスポンジ材S1と第2のスポンジ材S2を対角線状に設けることにより、枠体2内でガラスラン50がズレたり、転んだりすることを効率的に防止することができる。
これにより、一層安定した組付け性と保持性を確保することができる。
なお、溝部52Aに第1のスポンジ材S1だけを設け、第2のスポンジ材S2については設けないケースも考えられ、このときは、溝部52Aと係止用のフランジ5Aとの位置のバラツキを吸収することができるのに加えてフランジ5Aが当接することによって溝部52Aの内面が損傷することを防止することができる。
(第二実施形態)
次に、図2及び図3を参照して、本発明の第二実施形態に係るガラスラン50について説明する。図2は、本発明の第二実施形態に係るガラスラン50を示す断面図であり、図3のA−A線拡大断面図に相当する。第一実施形態で示したものと同一部分には同一符号を付した。
本発明の第二実施形態では、図2に示すように、本体部の車内側角部の外周側にも、第1,第2のスポンジ材S1,S2と同様に、本体部よりも低比重(0.05〜0.4)の比重からなる第3のスポンジ材S3を設けて、ガラスラン50と枠体2との隙間Qを埋めるようにしたものである。その他の構成は、第一実施形態と同様であるので説明を省略する。
これによれば、ガラスラン50と枠体2との隙間P,Qが大きく埋められるので、さらに優れた組付け性,保持性及び遮音性が得られる
なお、第3のスポンジ材S3はガラスラン50と枠体2との隙間Qを部分的に塞ぐように設けられているが、隙間Qを完全に塞ぐように設けて、遮音効果を一層向上させるようにしてもよい。
なお、本発明の第一,第二実施形態では、枠体2についてはドアサッシュとモール材で構成したが、これにかえてドアサッシュ単体あるいはドアフレーム単体で構成された枠体に嵌装されるガラスランにも適用可能である。
またガラスラン50の車内側側壁部52に形成された溝部52Aは、ドアガラス3のガラス面に略平行に延びるように形成したが、車内側から車外側に向けて延びるように形成し、同じくサッシュインナーガーニッシュ5の先端フランジ5Aについても車内側から車外側に向けて延びるように形成して、挿入して係止するようにしてもよい。
また本実施形態では、溝部52Aを車内側側壁部52の先端に形成してガラスラン50の断面形状において対角線状に第1のスポンジ材S1と第2のスポンジ材S2を配置して保持性を向上させるようにしたが、溝部52Aを車内側側壁部52の先端付近ではない部分に形成し、その内面に第1のスポンジ材S1を設けることもできる。
また本実施形態では、0.05〜0.4といった低比重のスポンジ材S1〜S3を使用したが、比重値は特に限定されるものではなく、例えば、0.4〜0.7位のソフトスポンジや制振性スポンジ又は柔軟性に富むソリッド材や塑性変形する材質(例えば粘土状)などを設けるようにしてもよい。
1 ドア
2 枠体
3 ドアガラス
4 溝部
5 サッシュインナーガーニッシュ
5A フランジ
10 ガラスラン
11 車外側側壁部
12 車内側側壁部
12A 溝部
13 連結壁部
14 アウタリップ部
15 インナリップ部
16 リップ
21 ドアサッシュ
21A 内周部位
21B 外周部位
21C 凹部
22 モール材
22A モール部
22B リテーナ部
23 リベット
30 ドアウェザーストリップ
31 取付基部
32 中空シール部
33 サブシール部
50 ガラスラン
51 車外側側壁部
52 車内側側壁部
52A 溝部
53 連結壁部
54 アウタリップ部
55 インナリップ部
56〜61 リップ
100 ボディパネル
P 隙間
Q 隙間
S1 第1のスポンジ材
S2 第2のスポンジ材
S3 第3のスポンジ材

Claims (4)

  1. 車両のドアに設けられた枠体に沿って嵌装され、昇降するドアガラスを溝部に案内する、車外側側壁部と車内側側壁部とそれらを結ぶ連結壁部からなる断面略コ字状の本体部を有し、両側壁部の内面に、前記連結壁部側に延び、前記ドアガラスに摺接するアウタリップ部とインナリップ部が形成され、前記車内側側壁部に車内側から延びる係止用のフランジが挿入される溝部が形成されたガラスランであって、
    前記溝部に第1のスポンジ材を設けて前記フランジを支持させるとともに、前記本体部の車外側角部の外周側に第2のスポンジ材を設けて前記枠体との隙間を埋めるようにしたことを特徴とするガラスラン。
  2. 前記本体部の車内側角部の外周側に第3のスポンジ材を設けて前記枠体との隙間を埋めるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のガラスラン。
  3. 前記スポンジ材の比重を前記本体部の比重よりも低くしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のガラスラン。
  4. 前記スポンジ材の比重を0.05〜0.4といった低比重にしたことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一つに記載のガラスラン。
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