JP2012050177A - 高調波抑制装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】交流電源へ悪影響を与えることなく、ブートストラップコンデンサーを充電する高調波抑制装置及びそれを備えた空気調和機を得る。
【解決手段】高調波抑制装置7は、スイッチング素子12r〜12t及び12x〜12zをPWM制御する場合に、0%≦デューティー比<100%となるように、デューティー制限をかける。
【選択図】図1

Description

本発明は、交流電源に流れる高調波電流を抑制する高調波抑制装置及びそれを搭載した空気調和機に関する。
従来のアクティブコンバーターとして、自然転流によるダイオード整流モード又は120°幅の方形波となるようスイッチング素子をスイッチングさせてブートストラップコンデンサーを充電するものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、双方向素子を駆動するブートストラップ回路に配したコンデンサーを充電する技術が示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−14497号公報(第13−14頁、図2−4) 特開2010−4697号公報(第14頁、図7)
特許文献1で示されるアクティブコンバーターは、自然転流によるダイオード整流モードで充電すべきブートストラップコンデンサーが接続されているアームより交流電源へ電流が流れ出す期間にてブートストラップコンデンサーを充電しようとするものである。
特許文献1の場合、自然転流が発生しない期間、例えば、交流電源の整流後の電圧より平滑コンデンサーの両端電圧の方が高い場合は、自然転流が発生せず、ブートストラップコンデンサーへの充電経路がないため、充電できないという問題点があった。
また、特許文献2の場合、双方向素子をコンバーター回路に適用したものであるが、双方向素子に自然転流という現象は生じず、特許文献1と同様、交流電源を介して充電経路が生成されるため、交流電源の整流電圧よりも平滑コンデンサーの両端電圧の方が高い場合にブートストラップコンデンサーに充電できないという問題点があった。
これらのコンバーターは、平滑コンデンサーと並列に負荷が接続される場合、負荷によって平滑コンデンサーに蓄積された電荷が消費され、交流電源の整流直流電圧よりも平滑コンデンサーの両端電圧の方が低くなる期間が長く発生する。一方、高調波電流を補償するために並列に接続される高調波抑制装置(一般的に、アクティブフィルターと称される)は平滑コンデンサーと並列に負荷が接続されないため、交流電源の整流電圧よりも平滑コンデンサーの両端電圧の方が高い期間が極めて長く、自然転流がほとんど発生しない。したがって、上記のように、自然転流を利用したブートストラップコンデンサーへの充電ができないという問題点があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、交流電源へ悪影響を与えることなく、ブートストラップコンデンサーを充電する高調波抑制装置及びそれを備えた空気調和機を得ることを目的とする。
本発明に係る高調波抑制装置は、交流電源の各相にその一端が接続されたリアクターと、2つのスイッチング素子が直列に接続された複数のアームが並列接続され、その接続点である中点に前記リアクターの他端が接続された整流部と、該整流部の出力端に並列接続されたコンデンサーと、前記各スイッチング素子をON/OFF動作させる駆動回路と、前記交流電源に接続され、その交流電圧を直流電圧に変換する電力変換装置から発生する高調波電流を抑制するためのアクティブフィルター電流を生成するために、前記駆動回路に前記スイッチング素子のON/OFF動作を実施させる制御装置と、を備え、前記アームは、前記コンデンサーの正極側から電流を流すか否かを制御する上側スイッチング素子と、前記中点から前記コンデンサーの負極側に電流を流すか否かを制御する下側スイッチング素子との直列回路によって構成され、前記上側スイッチング素子をON/OFF動作させる前記駆動回路は、前記上側スイッチング素子を駆動させるための電源として作用するブートストラップコンデンサーを有し、該ブートストラップコンデンサーは、制御電源から充電され、その負極側が、対応する前記アームの前記中点に接続され、前記制御装置は、前記アクティブフィルター電流による高調波抑制動作を実施している場合において、前記ブートストラップコンデンサーを充電するために、前記スイッチング素子のデューティー比を0%以上100%未満に制限することを特徴とするものである。
本発明によれば、系統電流に対する高調波抑制動作中において、上下スイッチング素子のPWM制御において、0%≦デューティー比<100%となるデューティー制限をかけることによって、高調波抑制機能を確保しつつ、上側スイッチング素子の駆動回路におけるブートストラップコンデンサーを充電させることができる。
本発明の実施の形態1に係る高調波抑制装置7及び電力変換装置6の回路ブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る高調波抑制装置7における駆動回路14r〜14tの回路構成図である。 図1で示される回路の各部電流波形を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る下側スイッチング素子のON/OFF動作を示す動作波形図である。 本発明の実施の形態3に係る空気調和機36の全体構成図である。 本発明の実施の形態3に係る空気調和機36の外観斜視図である。
実施の形態1.
(高調波抑制装置7の構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係る高調波抑制装置7及び電力変換装置6の回路ブロック図である。
図1で示されるように、三相交流電源1から3本の出力線が延びており、交流電圧を直流電圧に整流する整流器2に接続されている。整流器2の出力側は、リアクター3を介して、整流器2が出力する直流電圧を平滑する平滑コンデンサー4が並列接続されている。その平滑コンデンサー4の両端には、負荷5が並列接続されている。上記の整流器2、リアクター3及び平滑コンデンサー4によって電力変換装置6が構成されている。
この電力変換装置6は、三相交流電源1に対して高調波電流を流すため、その高調波電流を抑制するための高調波抑制装置7が、三相交流電源1と電力変換装置6とを接続する3本の出力線に接続されている。以下、高調波抑制装置7の構成について詳述する。前述の三相交流電源1から延びている3本の出力線のうちの第1の出力線(R相)は、リアクターであるACL11aを介して、スイッチング素子12rとスイッチング素子12xとの直列回路におけるその接続線に接続されている(この場合に接続点を以下、中点15aという)。また、上記の3本の出力線のうちの第2の出力線(S相)は、リアクターであるACL11bを介して、スイッチング素子12sとスイッチング素子12yとの直列回路におけるその接続線に接続されている(この場合に接続点を以下、中点15bという)。そして、上記の3本の出力線のうちの最後の出力線(T相)は、リアクターであるACL11cを介して、スイッチング素子12tとスイッチング素子12zとの直列回路におけるその接続線に接続されている(この場合に接続点を以下、中点15cという)。上記のスイッチング素子12rとスイッチング素子12xとの直列回路、スイッチング素子12sとスイッチング素子12yとの直列回路、及び、スイッチング素子12tとスイッチング素子12zとの直列回路(以下、単にアームという)は、互いに並列に接続されており、さらに、これらのアームにはコンデンサー13が並列接続されている。
なお、上記のACL11a〜11cは、本発明の「リアクター」に相当する。
また、上記のスイッチング素子12r〜12t及び12x〜12zそれぞれに対し、ダイオードが逆並列に接続されている。さらに、スイッチング素子12r〜12t及び12x〜12zそれぞれには、これらのON/OFF動作をするための駆動信号を出力する駆動回路14r〜14t及び14x〜14zが設置されている。これらの駆動回路14r〜14t及び14x〜14zは、制御装置20に接続されており、この制御装置20から制御信号を受信し、その制御信号に基づいて、対応するスイッチング素子のON/OFF動作を実施する。また、上記の6つのスイッチング素子のうち、スイッチング素子12r〜12tを上側スイッチング素子といい、そして、スイッチング素子12x〜12zを下側スイッチング素子というものとする。
なお、上記の3つのアームが並列接続され、それぞれのスイッチング素子にダイオードが逆並列に接続されたものは、本発明の「整流器」に相当する。
また、これらのスイッチング素子12r〜12t及び12x〜12zは、GaN(窒化ガリウム)、SiC(シリコンカーバイド)又はダイヤモンド等のワイドバンドギャップ半導体によって構成されている。このワイドバンドギャップ半導体は、耐電圧が高く、許容電流密度も高いので、スイッチング素子の小型化、及び、これらの素子を組み込んだ半導体モジュールの小型化が可能となる。また、ワイドバンドギャップ半導体は、耐熱性もよいので、スイッチング素子に対するヒートシンクを小型化することもできる。さらに、ワイドバンドギャップ半導体をスイッチング素子に適用した場合、そのオン抵抗が低く導通損失が小さくなり、また、スイッチング損失も小さく、総じて電力損失が小さくなり、後述するブートストラップコンデンサー22の充電時間が短くなる。そして、ワイドバンドギャップ半導体をスイッチング素子に適用した場合、そのON/OFF動作の高周波化が可能となり、後述するようにブートストラップコンデンサー22への充電タイミングの周期も早くなる。
また、ACL11aと中点15aとの間には、その流れる電流を検出する電流検出器16aが設置され、また、ACL11cと中点15cとの間には、その流れる電流を検出する電流検出器16cが設置されている。この電流検出器16a及び16cは、制御装置20に接続されており、検出した電流の電流情報を制御装置20に送信する。
以上のように、高調波抑制装置7は、ACL11a〜11c、スイッチング素子12r〜12t及び12x〜12z、コンデンサー13、駆動回路14r〜14t及び14x〜14z、電流検出器16a及び16c、並びに、制御装置20によって構成されている。
図2は、本発明の実施の形態1に係る高調波抑制装置7における駆動回路14r〜14tの回路構成図である。
駆動回路14r〜14tは、前述のように、上側スイッチング素子を駆動させるものであり、図2で示されるように、制御電源からダイオード21を介して充電されるブートストラップコンデンサー22、そして、このブートストラップコンデンサー22の両端電圧によって電源供給され、上側スイッチング素子を駆動させるドライバー素子23、そして、制御電源からの電流を制限する制限抵抗24によって構成されている。なお、図2で示されるように、制限抵抗24は、ダイオード21のアノード側に接続されているが、カソード側に接続されるものとしてもよい。
また、図示しないが、下側スイッチング素子を駆動させる駆動回路14x〜14zは、コンデンサー13の負極を共通化できるので、ダイオード21を不要とした構成となっており、ブートストラップコンデンサー22は、常時充電されている。
(高調波抑制装置7の高調波抑制動作中におけるブートストラップコンデンサー22への充電動作)
図3は、図1で示される回路の各部電流波形を示す図である。このうち、図3(a)は、図1で示されるような電力変換装置6に接続された負荷5に流れる負荷電流の波形を示す図であり、図3(b)は、図1で示される高調波抑制装置7から流れ、三相交流電源1に流れる系統電流の高調波を抑制するためのAF(Active Filter、アクティブフィルター)電流の波形を示す図であり、そして、図3(c)は、高調波抑制装置7から流れ出たAF電流によって高調波が抑制された後の三相交流電源1の系統電流の波形を示す図である。
図3(c)で示されるように、高調波抑制装置7によるAF電流によって高調波が抑制された系統電流は、歪みのない正弦波電流となる。この高調波抑制装置7によって、図3(b)で示されるAF電流を流す制御動作については公知技術である。
前述の特許文献1及び特許文献2においては、上側スイッチング素子を駆動する駆動回路にあるブートストラップコンデンサーへの充電方法が示されている。このブートストラップコンデンサーに充電するためには、アームの中点を、本実施の形態のコンデンサー13に対応する平滑コンデンサーの負極側の電位よりも低下させればよく、そのために自然転流を利用することによって交流電源に短絡電流を流さずに、平滑コンデンサーを介して、ブートストラップコンデンサーを充電する技術が示されている。この特許文献1及び特許文献2においては、平滑コンデンサーに何らかの負荷が並列接続されているので、その負荷により平滑コンデンサーの電荷が消費されるため、スイッチング素子を動作させなくても、逆並列接続されたダイオードによって整流された整流電流が流れ、アームの中点は平滑コンデンサーの負極の電位よりも低下する。換言すれば、特許文献1においては、スイッチング素子に逆並列されたダイオードを介して交流電源から電流が流れることを示し、特許文献2においては、双方向素子のダイオード動作モードを利用することによって、スイッチング素子を動作させなくても平滑コンデンサーに接続された負荷における電荷消費によって自然転流が発生し、ブートストラップコンデンサーは自然に充電されることを示している。
しかしながら、本実施の形態に係る高調波抑制装置7においては、コンデンサー13の後段に負荷が接続されていないため、コンデンサー13に充電された電荷は、負荷によって消費されることがない。コンデンサー13に充電された電荷を消費するものは、スイッチング素子をON/OFF駆動する駆動回路の制御電源である一般的な15V又は5V等の低圧電源のみであり、スイッチング動作が実施されていない場合にのみ自然転流が発生するのみである。これは、高調波抑制装置7が三相交流電源1に対するAF電流の制御によって、電流を吸い込んだり、吐き出したりすることで、コンデンサー13の両端電圧を、三相交流電源1の整流後の電圧ピークより高く制御するためである。例えば、三相交流電源1の線間電圧の実効値が200Vの場合、スイッチング素子12r〜12t及び12x〜12zの全ての動作を停止している時、コンデンサー13の両端電圧は約280Vとなるが、高調波抑制装置7が、スイッチング素子12r〜12t及び12x〜12zを動作させて図3(b)で示されるAF電流を流し、高調波電流の抑制制御を実施している場合には、コンデンサー13の両端電圧を300V以上にまで上昇させることが一般的に知られている。
以下、本実施の形態に係る高調波抑制装置7が、スイッチング素子12r〜12t及び12x〜12zを駆動させて、AF電流による高調波抑制動作を実施している場合に、上側スイッチング素子を駆動する駆動回路のブートストラップコンデンサー22に充電させる動作を説明する。上側スイッチング素子を駆動する駆動回路14r〜14sのブートストラップコンデンサー22を充電するには、前述の通り、アームの中点15a〜15cの電位をコンデンサー13の負極より低くすればよい。この中点15a〜15cの電位を低くするには、下側スイッチング素子をONするか、あるいは、この下側スイッチング素子と逆並列接続されているダイオードに電流が流れればよい。
ここで、高調波抑制装置7が、スイッチング素子をPWM制御する場合、同一のアームの上側スイッチング素子のデューティー比を100%、そして、下側スイッチング素子のデューティー比を0%とする期間は、ブートストラップコンデンサー22は充電されない。ブートストラップコンデンサー22の充電量が低下し、電荷不足になると上側スイッチング素子のON/OFF動作に影響が生じ、系統電流に歪みのある電流が流れてしまう。特に、上側スイッチング素子は、三相交流電源1に電流を吐き出す機能を有するため、その上側スイッチング素子の動作が損なわれると、コンデンサー13に充電された電荷を三相交流電源1に放出できずに、コンデンサー13の両端電圧の上昇を招き、過剰電圧となってスイッチング素子の動作停止にも至る可能性がある。
そこで、本実施の形態に係る高調波抑制装置7は、スイッチング素子12r〜12t及び12x〜12zをPWM制御する場合に、0%≦デューティー比<100%となるように、デューティー制限をかける。これによって、キャリア周期に必ずブートストラップコンデンサー22が充電される期間が存在するようになり、上側スイッチング素子の動作不安定による系統電流の歪みを抑制し、その高調波電流を低減することができる。また、PWM制御による上側スイッチング素子のデューティー比が100%となる期間が微小時間あっても、その駆動によるブートストラップコンデンサー22に充電された電荷量の低下が少ない範囲であれば問題ない。ただし、ブートストラップコンデンサー22の電荷量を確保しようとすると、コンデンサー容量が大きくなってしまうことから、100μF〜220μF以下のコンデンサー容量であることが望ましく、そのためには、デューティー比が100%となる微小時間は、三相交流電源1の電源周期に対して5%以下であることが望ましい。
また、本実施の形態に係る高調波抑制装置7における同一アームの上側スイッチング素子及び下側スイッチング素子のON/OFF動作においては、上下スイッチング素子が双方ON動作することによる三相交流電源1の短絡を防止するために、上下スイッチング素子をOFFさせる時間であるデッドタイムTdが設定されている。このデッドタイムTd期間は、ブートストラップコンデンサー22の充電機能にも、AF電流による高調波抑制動作にも寄与しないので、微小であるほど好ましい。また、上記のようにデューティー制限をかけている時間が長いほど、高調波抑制機能の効果が損なわれてしまうが、このデッドタイムTd基準として、このデッドタイムTdよりも小さい時間のデューティー制限時間とすれば、高調波抑制機能にも影響を与えず、かつ、ブートストラップコンデンサー22への充電動作の機能も確保することができる。
(実施の形態1の効果)
以上の構成及び動作のように、高調波抑制装置7による系統電流に対する高調波抑制動作中において、上下スイッチング素子のPWM制御において、0%≦デューティー比<100%となるデューティー制限をかけることによって、高調波抑制機能を確保しつつ、上側スイッチング素子の駆動回路14r〜14tにおけるブートストラップコンデンサー22を充電させることができる。このとき、デッドタイムTdを基準として、このデッドタイムTdより小さい時間のデューティー制限時間とすることによって、高調波抑制機能にも影響を与えず、かつ、ブートストラップコンデンサー22への充電動作の機能も確保することができる。
また、高調波抑制動作中に、上側スイッチング素子に対するブートストラップコンデンサー22を充電することができるので、ブートストラップコンデンサー22を小型、かつ、小容量のものを使用することができ、低コストな高調波抑制装置7を構成することができる。
また、スイッチング素子12r〜12t及び12x〜12zを、耐電圧が高く、許容電流密度の高いGaN(窒化ガリウム)、SiC(シリコンカーバイド)又はダイヤモンド等のワイドバンドギャップ半導体によって構成することによって、スイッチング素子の小型化、及び、これらの素子を組み込んだ半導体モジュールの小型化が可能となる。
また、ワイドバンドギャップ半導体は、耐熱性もよいので、スイッチング素子に対するヒートシンクを小型化することもできる。
さらに、ワイドバンドギャップ半導体をスイッチング素子に適用することによって、そのオン抵抗が低く導通損失が小さくなり、また、スイッチング損失も小さくなり、総じて電力損失が小さくなって、ブートストラップコンデンサー22の充電時間が短くなり、そして、そのON/OFF動作の高周波化が可能となるので、後述するようにブートストラップコンデンサー22への充電タイミングの周期も早くすることができる。ここで、仮に、従来の半導体に使用されているSiによって構成されたスイッチング素子と、ワイドバンドギャップ半導体によって構成されたスイッチング素子をON/OFF動作させる際に必要な電荷量が同じだと仮定すると、充放電周期が早くなり、充電時間が短くなることとなるのは前述の通りだが、この結果、ワイドバンドギャップ半導体の利点であるスイッチング素子及びヒートシンクは小型化できても、上側スイッチング素子に対応する駆動回路14r〜14tのブートストラップコンデンサー22の容量を増加させる必要が生じる。しかし、前述のように自然転流のない本実施の形態に係る高調波抑制装置7にワイドバンドギャップ半導体を適用する場合、デューティー制限を実施することによって、ブートストラップコンデンサー22の容量を大きくせずに、その両端電圧を低下させることなく、高調波抑制装置7を動作させることが可能となる。
なお、本実施の形態に係る高調波抑制装置7は、三相の交流電源である三相交流電源1に接続して、高調波を抑制する構成としたが、これに限定されるものではなく、二相の交流電源に適用するものとしてもよい。この場合においても、上記と同様の効果を得ることができる。
実施の形態2.
本実施の形態に係る高調波抑制装置について、実施の形態1に係る高調波抑制装置7の動作と相違する点を中心に説明する。なお、本実施の形態に係る高調波抑制装置及び電力変換装置の構成は、実施の形態1に係る高調波抑制装置7及び電力変換装置6の構成と同様である。したがって、本実施の形態においても、図1で示される同一部品については同一符号を用いて説明する。
また、実施の形態1においては、ブートストラップコンデンサー22の充電が完了し、高調波抑制装置7による高調波抑制動作開始後におけるブートストラップコンデンサー22の再充電のための動作を説明したが、本実施の形態においては、高調波抑制装置7が高調波抑制動作を開始するために、ブートストラップコンデンサー22に充電させ駆動回路14r〜14tを起動させる動作について説明する。
(高調波抑制装置7のブートストラップコンデンサー22への充電動作)
図4は、本発明の実施の形態2に係る下側スイッチング素子のON/OFF動作を示す動作波形図である。このうち、図4(a)は、三相交流電源1の線間電圧の波形図であり、図4(b)は、三相交流電源1の各相電圧の波形図であり、そして、図4(c)は、下側スイッチング素子のON/OFF動作を示す動作波形図である。
駆動回路14r〜14tの円滑な起動をするためには、特許文献1にも記載があるように、下側スイッチング素子をすべてONにすると、電源短絡となり、急峻な大電流が流れてしまうため問題がある。ここで、特許文献1においては、各相電圧の最小相に接続される下側スイッチング素子のみをONさせることによって、ブートストラップコンデンサーの放電を抑制することができるものとしている。また、特許文献2においては、相電圧の絶対値の最小相との記載があるが、絶対値の最小相においては、高調波抑制装置7のブートストラップコンデンサー22を充電させることはできない。
また、特許文献1のように、120°区間に下側スイッチング素子12x〜12zを順にONさせることによってブートストラップコンデンサー22を充電することはできるが、自然転流の発生しない高調波抑制装置7においては、特許文献1に記載されているものよりもブートストラップコンデンサー22のコンデンサー容量を増加させなければならなくなる。
そこで、本実施の形態においては、ブートストラップコンデンサー22の充電時間を短縮させ、かつ、ブートストラップコンデンサー22のコンデンサー容量を大きくさせずに高調波抑制装置7を起動させるための、ブートストラップコンデンサー22の充電方法について説明する。
図4(b)で示される各相電圧の最小相に対応する下側スイッチング素子をデューティー比100%でONさせた場合、三相交流電源1から電流は流れない。これは、他の相に接続されているスイッチング素子に逆並列接続されているダイオードが逆流阻止しているためである。これによって、自然転流を必要とせず、アームの中点をコンデンサー13の負極と同電位にすることができ、その最小相の上側スイッチング素子に対応する駆動回路のブートストラップコンデンサー22を充電することができる。
しかし、この場合、ブートストラップコンデンサー22にダイオード21を介して接続されている制限抵抗24によって電流制限されるため、ブートストラップコンデンサー22に充電される電荷量は、制御電源及び制限抵抗24の抵抗値に依存することになる。ここで、制限抵抗24の抵抗値を小さくし、充電電荷量を大きくしても、ピーク電流が増加するためダイオード21が大型化しなければならなくなる。
そこで、三相交流電源1から急峻な大電流とならないレベルの電源短絡電流を流し、強制的にブートストラップコンデンサー22を充電する。以下、上記の電源短絡電流を利用したブートストラップコンデンサー22への充電動作について説明する。
図4で示されるように、時刻t=0の時点から高調波抑制装置7を起動させるためのブートストラップコンデンサー22への充電を開始するものとする。時刻t=0の時点では、最小相はS相であるため、制御装置20は、S相に接続されている下側スイッチング素子であるスイッチング素子12yをONさせる。また、時刻t=0における他の2つの相は正極性であるため、制御装置20は、他の下側スイッチング素子であるスイッチング素子12x及び12zをOFFとする。
次に、T相の相電圧が負極性となった場合に、制御装置20は、T相に接続されている下側スイッチング素子であるスイッチング素子12zをPWM制御する。この場合、スイッチング素子12zを介して、三相交流電源1のS相及びT相は短絡状態となり、短絡電流が流れるが、電源短絡時の線間電圧は、最小相であるS相とT相との線間電圧となるため、三相交流電源1の電圧ピーク値の1/2以下となる。したがって、急峻な大電流は流れず、三相交流電源1への影響は最小限度に抑制することができる。このS相とT相との間に短絡電流が流れる期間が図4(c)で示される期間(1)である。この期間(1)においては、三相交流電源1→ACL11c→スイッチング素子12z→スイッチング素子12yの逆並列接続ダイオード→ACL11b→三相交流電源1の経路で短絡電流が流れる。このとき、アームの中点15b及び15cは、共にコンデンサー13の負極と同電位以下になるので、駆動回路14y及び14z双方におけるブートストラップコンデンサー22の充電が可能となる。
次に、T相が最小相である区間においては、通常の通り、制御装置20は、スイッチング素子12zをデューティー比100%によってON動作させる。この場合、アームの中点15cのみ、コンデンサー13の負極と同電位以下となるので、駆動回路14zのブートストラップコンデンサー22のみ充電される。
そして、R相が最小相に切り替わり、かつ、T相の相電圧が負極性の状態である期間(2)において、制御装置20は、再び、スイッチング素子12zをPWM制御する。この場合、スイッチング素子12zを介して、三相交流電源1のR相とT相は短絡状態となり、短絡電流が流れる。この期間(2)においては、三相交流電源1→ACL11c→スイッチング素子12z→スイッチング素子12xの逆並列接続ダイオード→ACL11a→三相交流電源1の経路で短絡電流が流れる。このとき、アームの中点15a及び15cは、共にコンデンサー13の負極と同電位以下になるので、駆動回路14x及び14z双方におけるブートストラップコンデンサー22の充電が可能となる。
すなわち、本実施の形態に係る高調波抑制装置7は、その起動のためのブートストラップコンデンサー22の充電動作として、下側スイッチング素子を、最小相である場合には、ON動作(デューティー比100%)させ、最小相ではないが、相電圧が負極性の状態である場合には、PWM制御させる動作を実施する。つまり、高調波抑制装置7は、下側スイッチング素子についてそれぞれ、PWM制御→ON動作(デューティー比100%)→PWM制御の順の動作を繰り返し実施することによって、ブートストラップコンデンサー22を充電させる。
(実施の形態2の効果)
以上の動作のように、120°区間のみの充電と比較して、ブートストラップコンデンサー22に充電するタイミングを長くし、PWM制御が実施されている場合には、2つのブートストラップコンデンサー22を同時に充電することができるので、充電までの時間を短縮することができ、この場合、PWM制御時における短絡電流による三相交流電源1への影響を最小限度に抑制することができるので、高調波抑制装置7を速やか、かつ、円滑に起動することができる。
なお、本実施の形態においては、前述のように短絡電流を利用することから、電流検出器16a及び16cを利用することによって、過剰な電流とならないように、制御装置20は三相交流電源1の電流を制御してブートストラップコンデンサー22を充電するものとしてもよい。これによっても、上記と同様の効果を有するのは言うまでもない。
実施の形態3.
本実施の形態においては、実施の形態1又は実施の形態2に係る高調波抑制装置7及び電力変換装置6を備えた空気調和機について説明する。
(空気調和機36の構成)
図5は、本発明の実施の形態3に係る空気調和機36の全体構成図であり、図6は、同空気調和機36の外観斜視図である。
図5で示されるように、図1で示される負荷5として、インバーター30、及び、そのインバーター30の高周波電流によって駆動する圧縮機31が接続されている。この圧縮機31から、冷媒配管によって、凝縮器32、膨張装置33及び蒸発器34の順に接続され、冷凍サイクル部35を構成している。
本実施の形態に係る空気調和機36は、少なくとも、実施の形態1又は実施の形態2に係る電力変換装置6及び高調波抑制装置7、インバーター30、並びに冷凍サイクル部35によって構成されている。
冷凍サイクル部35において、圧縮機31によって圧縮された高温高圧となったガス冷媒は、凝縮器32において熱交換が実施され放熱し凝縮する。凝縮された冷媒は、膨張装置33によって減圧及び膨張され、蒸発器34によって熱交換が実施され吸熱し気化する。気化したガス冷媒は、再び圧縮機31において圧縮される。
本実施の形態に係る空気調和機36における高調波抑制装置7は、実施の形態1においても前述したように、GaN(窒化ガリウム)、SiC(シリコンカーバイド)又はダイヤモンド等のワイドバンドギャップ半導体によって構成されたスイッチング素子12r〜12t及び12x〜12zを備えている。これによって、高調波抑制装置7全体を小型化できるので、通常は、図6(a)に示すように空気調和機36の外側に設置していた高調波抑制装置7を、図6(b)で示されるように、空気調和機36に内蔵することができる。
(実施の形態3の効果)
以上の構成のように、本実施の形態に係る空気調和機36は、ワイドバンドギャップ半導体によって構成されたスイッチング素子を有する高調波抑制装置7を備えるので、その高調波抑制装置7は小型化でき、さらにそれによって、高調波抑制装置7を、空気調和機36に内蔵することができる。
また、高調波抑制装置7を空気調和機36に内蔵させることによって、雨雪、海風又は砂等が配線用の隙間から入り込むことによるトラッキング若しくはイオンマイグレーション等の短絡故障、又は、錆若しくは腐食による構造劣化破壊等から保護することが容易になり、信頼性を向上させた空気調和機36を得ることができる。
本発明の活用例として、交流から直流を生成する電力変換装置から発生する高調波電流を抑制する高調波抑制装置を搭載できる機器に利用可能である。特に、電動機を可変速運転するインバーターから発生する高調波を抑制する高調波抑制装置を利用して、空気調和機、冷凍機、ヒートポンプ式給湯機、ショーケース等圧縮機搭載インバーター製品全般に適用可能であると共に、エレベーター、エスカレーター、工場等のコンベヤー駆動用インバーター、産業換気扇用インバーター等の産業用インバーター等への適用も可能である。
1 三相交流電源、2 整流器、3 リアクター、4 平滑コンデンサー、5 負荷、6 電力変換装置、7 高調波抑制装置、11a〜11c ACL、12r〜12t、12x〜12z スイッチング素子、13 コンデンサー、14r〜14t、14x〜14z 駆動回路、15a〜15c 中点、16a、16c 電流検出器、20 制御装置、21 ダイオード、22 ブートストラップコンデンサー、23 ドライバー素子、24 制限抵抗、30 インバーター、31 圧縮機、32 凝縮器、33 膨張装置、34 蒸発器、35 冷凍サイクル部、36 空気調和機。

Claims (12)

  1. 交流電源の各相にその一端が接続されたリアクターと、
    2つのスイッチング素子が直列に接続された複数のアームが並列接続され、その接続点である中点に前記リアクターの他端が接続された整流部と、
    該整流部の出力端に並列接続されたコンデンサーと、
    前記各スイッチング素子をON/OFF動作させる駆動回路と、
    前記交流電源に接続され、その交流電圧を直流電圧に変換する電力変換装置から発生する高調波電流を抑制するためのアクティブフィルター電流を生成するために、前記駆動回路に前記スイッチング素子のON/OFF動作を実施させる制御装置と、
    を備え、
    前記アームは、前記コンデンサーの正極側から電流を流すか否かを制御する上側スイッチング素子と、前記中点から前記コンデンサーの負極側に電流を流すか否かを制御する下側スイッチング素子との直列回路によって構成され、
    前記上側スイッチング素子をON/OFF動作させる前記駆動回路は、前記上側スイッチング素子を駆動させるための電源として作用するブートストラップコンデンサーを有し、
    該ブートストラップコンデンサーは、制御電源から充電され、その負極側が、対応する前記アームの前記中点に接続され、
    前記制御装置は、前記アクティブフィルター電流による高調波抑制動作を実施している場合において、前記ブートストラップコンデンサーを充電するために、前記スイッチング素子のデューティー比を0%以上100%未満に制限する
    ことを特徴とする高調波抑制装置。
  2. 前記制御装置は、前記アクティブフィルター電流による高調波抑制動作を実施している場合に、前記スイッチング素子のデューティー比が100%となる時間を前記交流電源の電源周期の5%以下とする
    ことを特徴とする請求項1記載の高調波抑制装置。
  3. 前記制御装置は、前記アクティブフィルター電流による高調波抑制動作を実施している場合に、前記スイッチング素子のデューティー比を制限する時間を、同一の前記アームの上下の前記スイッチング素子を双方OFFさせるデッドタイムよりも短くする
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の高調波抑制装置。
  4. 前記制御装置は、前記アクティブフィルター電流による高調波抑制動作の起動のための前記ブートストラップコンデンサーの充電のために、前記交流電源の位相に基づいて、前記下側スイッチング素子を駆動する前記駆動回路に、該下側スイッチング素子の動作を実施させる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の高調波抑制装置。
  5. 前記制御装置は、前記アクティブフィルター電流による高調波抑制動作の起動のための前記ブートストラップコンデンサーの充電のために、前記下側スイッチング素子を駆動する前記駆動回路に、該下側スイッチング素子を、その対応する前記交流電源の位相が最小相のときに常時ON動作させ、前記交流電源の位相が最小相ではなく、かつ、負極性であるときにPWM制御を実施させる
    ことを特徴とする請求項4記載の高調波抑制装置。
  6. 前記リアクターに流れる電流を検出する電流検出手段を備え、
    前記制御装置は、前記アクティブフィルター電流による高調波抑制動作の起動のための前記ブートストラップコンデンサーの充電のために、前記下側スイッチング素子を駆動する前記駆動回路に、前記電流検出手段によって検出された電流に基づいて、PWM制御を実施させる
    ことを特徴とする請求項5記載の高調波抑制装置。
  7. 前記上側スイッチング素子をON/OFF動作させる前記駆動回路は、前記制御電源から制限抵抗及びダイオードを介して前記ブートストラップコンデンサーに接続された構成を有した
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の高調波抑制装置。
  8. 前記スイッチング素子は、ワイドバンドギャップ半導体によって構成された
    ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の高調波抑制装置。
  9. 前記ワイドバンドギャップ半導体は、GaN(窒化ガリウム)、SiC又はダイヤモンドである
    ことを特徴とする請求項8記載の高調波抑制装置。
  10. 前記交流電源は、三相交流電源であり、
    前記整流器は、前記三相交流電源の各相に応じて設置された3つの前記アームの並列接続によって構成された
    ことを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の高調波抑制装置。
  11. 圧縮機、凝縮器、膨張装置及び蒸発器が冷媒配管によって環状に接続された冷凍サイクル部と、
    前記電圧変換装置によって電源供給され、前記圧縮機を駆動するインバーターと、
    該インバーターが発生する高調波電流を抑制する請求項1〜請求項10のいずれかに記載の高調波抑制装置と、
    を備えた
    ことを特徴とする空気調和機。
  12. 請求項1〜請求項10のいずれかに記載の高調波抑制装置は、空気調和機本体に内蔵された
    ことを特徴とする請求項11記載の空気調和機。
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