JP2012049842A - マイクロホンのコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】シールドケースとプリント基板の接地パターンに押圧を加え、この部分の電気的接続を確実にし、携帯電話機などで使用される高い周波数に対しても、静電シールドが構成されマイクロホン内部に高周波が輻射されることを防止することができるマイクロホンのコネクタを提供する。
【解決手段】
プリント基板100のコネクタ基台11と対向する面には、2番ピン、3番ピンに対しては非導通で1番ピンとは導通するシールド層がほぼ全面にわたって形成されており、3本のピンが挿通されて、プリント基板100と、コネクタ基台11とを一方の面側から覆って配置される第1のシールドカバー1と、3本のピンを挿通してコネクタ基台を他方の面側から覆って配置されている第2のシールドカバー2とを有し、第1のシールドカバー1と第2のシールドカバー2は、互いの端部を押圧し合いコネクタ基台11を内包している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マイクロホンのコネクタに関し、より詳しくは、ケーブルを伝播してマイクロホンに高周波電流が入り込むことを防止するマイクロホンのコネクタに関するものである。
コンデンサマイクロホンは、そのマイクロホンユニットのインピーダンスがきわめて高いため、FET(電界効果トランジタ)などのインピーダンス変換器を内蔵している。通常、コンデンサマイクロホンにおいてはファントム電源が用いられ、マイク音声信号はファントム電源用の平衡シールドケーブルを介して出力される。平衡シールドケーブルを接続するため、マイクケース(手持ち式マイクロホンにおいてはマイクグリップ)側には3ピンタイプのコネクタが設けられる。通常用いられているコネクタはEIAJ RC−5236「音響機器用ラッチロック式丸形コネクタ」に規定されているコネクタである。
上記コネクタはPBT(ポリブタジエンテレフタレート)樹脂などの電気絶縁体からなる円盤状のコネクタ基台を備えている。コネクタ基台には3本のピン、すなわち接地用の1番ピン、信号のホット側の2番ピンおよび信号のコールド側の3番ピンが貫設されている。例えば手持ち式マイクロホンについて言えば、コネクタはマイクグリップの端部にねじ止めされるコネクタ収納筒内に装着される。通常、コネクタ収納筒を含めてマイクグリップは真鍮などの金属材からなり、内蔵される電気部品のシールドケースとしても作用する。コネクタ基台内には接地用の1番ピンをコネクタ収納筒に電気的に接続するための雄ねじが設けられている。
このようなコネクタは、ファントム電源側から引き出されているマイクケーブル(平衡シールドケーブル)が接続された状態において、強い電磁波がマイクロホンやマイクケーブルに当たると、その電磁波がコネクタからマイクロホンの内部に入り込み、インピーダンス変換器で復調され可聴周波数の雑音としてマイクロホンから出力されてしまうことがある。
そこで、コネクタ基台の少なくとも一端面および周面が、各信号ピンと非導通で接地ピンと導通し、シールドカバーにて覆われているマイクロホンのコネクタが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、特許文献2では、3本のピンを挿通してコネクタ基台の一方の面に配置されるプリント配線板と、その3本のピンを挿通してプリント配線板とコネクタ基台を覆うように配置されるシールドカバーとを有しているマイクロホンのコネクタが開示されている。特許文献2に記載の発明では、プリント配線板に高周波侵入阻止用のコンデンサ素子と静電気による回路破壊防止用のツェナーダイオード素子が実装されており、プリント配線板のコンデンサ素子とツェナーダイオード素子の配置面側がシールドカバーで覆われている。上記各特許文献には、上述のようにすることにより、コネクタからマイクロホン本体への高周波電流の流入を防ぐことができると記載されている。
近年の携帯電話機などの普及によってより高い周波数の電磁波がマイクロホンの近傍で使用される機会が増え、電磁波を原因とする雑音の発生が問題になっている。しかしながら、上記各特許文献に記載の発明では、マイクロホン近傍で放射される電磁波を原因とする雑音対策が十分ではなく、そのためシールドケースの電気的接続を確実にするための応力の強化が求められる。また、特許文献2に記載の発明においても、プリント基板の接地パターンと、シールドケースの電気的接続は、シールドケースとピンを機械的に結合するだけであるため、高い周波数の電磁波に対するシールド効果が十分とは言えない。
特開2005−94575号公報 特開2005−311752号公報
本発明は、シールドケースとプリント基板の接地パターンとの電気的接続を確実にし、携帯電話機などで使用される高い周波数の電磁波に対するシールド効果を高めることができ、マイクロホン内部に高周波が輻射されることを防止することができるマイクロホンのコネクタの提供を目的とする。
本発明は、電気絶縁体からなるコネクタ基台に接地用の1番ピン、信号用の2番ピン、3番ピンで構成される3本のピンが貫設されてなる3ピンタイプのマイクロホンコネクタ、であって、3本のピンが挿通されて配置されているプリント基板を有し、プリント基板のコネクタ基台と対向する面には、2番ピン、3番ピンに対しては非導通で1番ピンとは導通するシールド層がほぼ全面にわたって形成されており、3本のピンが挿通されてプリント基板とコネクタ基台とを一方の面側から覆って配置される第1のシールドカバーと、3本のピンが挿通されてコネクタ基台を他方の面側から覆って配置されている第2のシールドカバーを有し、第1のシールドカバーと第2のシールドカバーは、互いの端部を押圧し合いコネクタ基台を内包していることを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、第1のシールドカバーと第2のシールドカバーは、互いの端部を押圧し合いコネクタ基台を内包していることで、シールドカバーとプリント基板の接地パターンに押圧力が充分に加わり、この部分の電気的接続が確実になり、コネクタの部品全体を囲むように静電シールドが構成され、マイクロホン内部に高周波が輻射されることを防止することができるマイクロホンのコネクタを提供することができる。
本発明に係るマイクロホンのコネクタの実施例を示す断面図である。 上記実施例の分解断面図である。 上記実施例中のプリント基板の(a)はコネクタ基台と対向する面、(b)はコンデンサ素子とツェナーダイオード素子が実装されている面を示す図である。
以下、図1ないし図3により本発明の実施形態について説明する。
図1において、コネクタ10は、その主要な構成として円柱状の電気絶縁体からなるコネクタ基台11と、コネクタ基台11の一面側に重ねられて配置されているプリント基板100と、プリント基板100を覆う有底円筒形の第1のシールドカバー1と、円盤状の第2のシールドカバー2と、接地用の1番ピンE、信号のホット側の図示しない2番ピンSHおよび信号のコールド側の3番ピンSCの3本のピンを備えている。上記3本のピンは、第1のシールドカバー1、プリント基板100、コネクタ基台11、第2のシールドカバー2をこの順番で貫通している。
円筒状の第1のシールドカバー1は、上述の3本のピンが挿通されて、プリント基板100と、コネクタ基台11の周面とを、プリント基板100側の面から覆って配置されている。また、円盤状の第2のシールドカバー2は、上述の3本のピンが挿通されてコネクタ基台11をプリント基板100と逆側の面から覆って配置されている。第1のシールドカバー1と第2のシールドカバー2は、第1のシールドカバー1の開放端部がコネクタ基台11の外周縁部を抱き込むようにして半径方向内側に向かってかしめられることによって、符号Aで示すように互いの端部を押圧し合い、コネクタ基台11を内包している。なお、第2のシールドカバー2の端部を第1のシールドカバー1の端部側にかしめて互いの端部を押圧し合うようにし、コネクタ基台11を内包するようにすることもできる。
図1のように、コネクタ10は、マイクグリップの端部にねじ止めされるコネクタ収納筒20内に装着されている。コネクタ収納筒20を含めてマイクグリップは真鍮などの金属材からなり、内蔵される電気部品のシールドケースとしても作用する。コネクタ収納筒20には、適宜のドライバーなどで、雄ねじ13を引き出すための孔21が設けられている。上記雄ねじ13はコネクタ基台11の外周面から半径方向に向かって形成されたねじ孔12にねじ込まれている。雄ねじ13の頭部は小径に形成されて段状の肩部が形成されている。雄ねじ13の小径の頭部は、コネクタ収納筒20の上記孔21の径とほぼ同じ形になっていて上記孔21に嵌ることができ、雄ねじ13の上記肩部は上記孔21の周縁部に当たるようになっている。したがって、ねじ孔12から雄ねじ13を引き出すと、雄ねじ13の上記肩部がコネクタ収納筒20の上記孔21の周縁部に当たり、第1のシールドカバー1と第2のシールドカバー2で内包されたコネクタ基台11を、上記孔21の反対側に向かって押すことになる。この押圧力によって、コネクタ収納筒20、第1、第2のシールドカバー1,2、コネクタ基台11相互の接触を強化することができる。
図示の実施例ではまた、コネクタ収納筒20の長さ方向奥側(図1において左側)内周に、径を小さくすることによって段部22が形成されている。一方、第1のシールドカバー1には、その底部寄りにおいて径を小さくすることによって肩部220が形成され、この肩部220が上記コネクタ収納筒20の段部22に当たり、第1のシールドカバー1がコネクタ収納筒20内に密着している。このように構成されることにより、後述するプリント基板100に形成されているシールド電極121に対して第1のシールドカバー1をより強固に接触させることができ、シールド効果を向上させることが可能である。
コネクタ基台11は、PBT(ポリブチレンテフラレート)などの合成樹脂から円柱状に形成され、上述のように接地用の1番ピンE、信号のホット側の図示しない2番ピンSHおよび信号のコールド側の3番ピンSCの3本のピンが、圧入などにより設けられている。なお、図1においてホット側の2番ピンSHは接地用の1番ピンEの紙面手前側に配置されており、図1には示されていない。
コネクタ基台11の第1のシールドカバー1側の面には、3本のピンを挿通してプリント基板100が重ねて配置されている。プリント基板100の図3(a)で示すコネクタ基台11と対向する面110には、2番ピン、3番ピンに対しては非導通で1番ピンとは導通するシールド層111がプリント基板100の第2のシールドカバー2側の面(図1において下方の面)のほぼ全面にわたって形成されている。
プリント基板100は両面基板である。図3(a)にコネクタ基台11と対向する面110側のパターンを示し、図3(b)に内部の部品を実装する面120側のパターンを示す。図3(a)、(b)の各図に示すように、プリント基板100は3つのピン挿通孔、すなわち接地用の1番ピンEが挿通される第1ピン挿通孔101、ホット側の2番ピンSHが挿通される第2ピン挿通孔102およびコールド側の3番ピンSCが挿通される第3ピン挿通孔103を備えている。図3(a)において、コネクタ基台11と対向する面110には、第2ピン挿通孔102と第3ピン挿通孔103の周りを除いてシールド層111が例えば銅箔からなる導電性のベタパターンとしてほぼ全面に渡って形成されている。このシールド層111により図示しない例えばマイクケーブルを伝わってコネクタ基台11のピンとピンとの間からマイクロホン内部に侵入しようとする電磁波が遮蔽される。
シールド層111は信号用の2番ピンSHと3番ピンSCとは非導通であるが、スルーホールめっきにより第1ピン挿通孔101内に入り込んでおり接地用の1番ピンEとは導通する。なお、第2ピン挿通孔102内および第3ピン挿通孔103内にも信号用の各ピンSH,SCとの電気的導通を確保するためスルーホールめっきが施されている。図3(b)によると、プリント基板100の内部の部品を実装する面120の周縁には、その全周にわたってシールド電極121が形成されており、シールド電極121と下面側のシールド層111と複数のスルーホール122を介して導通している。
第1ピン挿通孔101は、その縁から互いに反対方向に延びるリード配線123a、123bによってシールド電極121の2箇所に接続されている。
第2ピン挿通孔102はリード配線130に接続され、また、第3ピン挿通孔103はリード配線140に接続されている。リード配線130とシールド電極121との間、リード配線140とシールド電極121との間には、それぞれコンデンサ素子151とツェナーダイオード素子152が並列に実装されている。
コンデンサ素子151は高周波侵入防止用で、ツェナーダイオード素子152は静電気による回路破壊防止用であり、ともに自動機による表面実装可能なチップ部品であることが好ましい。コンデンサ素子151とツェナーダイオード素子152とを並列的に実装するため、各リード配線130、140はコンデンサ用分岐路とダイオード用分岐路とを備える。
コネクタ10に接続される図示しないマイクケーブルに強い電磁波が加えられ、信号側の2番ピンSH、3番ピンSC側からシールド電極121側に向けて突入電流が流れるとコンデンサ素子151が破壊されることがある。これを防止するため、その突入電流が先にツェナーダイオード素子152側に流れその後にコンデンサ素子151側に流れるように各分岐路の長さおよびパターンを設計することが好ましい。そのためコンデンサ用分岐路をダイオード用分岐路に対して迂回するようにし、コンデンサ用分岐路の配線長をダイオード用分岐路よりも長くしている。これとは別に、ダイオード用分岐路側の配線を太くし、相対的にコンデンサ用分岐路の配線を細く長くすることもできる。
図1、図2において、第1のシールドカバー1には、前述のとおり、底部近傍の直径を小さくすることにより肩部220が設けられている。第1のシールドカバー1をプリント基板100に被せる際、肩部220はプリント基板100に形成されているシールド電極121に対して面的に接触する。なお、第1のシールドカバー1とシールド電極121の接触のさせ方は、上述のものに限らず適宜の設計思想を持って形成することができる。また、第1のシールドケース1と第2のシールドケース2の形状は、図示の実施例の形状に限られるものではなく、適宜設計変更にすることができる。しかしながら、第1のシールドケース1と第2のシールドケース2の形状を上述の実施例のようにすることにより、プリント基板100をコネクタ基台11に取り付けた後に第1のシールドケースと、第2のシールドケースを簡単に組み付けることができ、加えて上述のようにプリント基板100と第1のシールドケースの接触を強化することができる。
このようにすることにより、第1のシールドカバー1と第2のシールドカバー2の端部は、互いの端部を押圧し合いコネクタ基台11を内包していることで、第1のシールドカバー1とプリント基板100の接地パターンに押圧力が充分に加わり、この部分の電気的接続が確実になり、コネクタ10の部品全体を囲むように静電シールドが構成され、このコネクタ10を使用するマイクロホン内部に高周波が輻射されることを防止することができる。また、図1に示すように、第1のシールドカバー1と第2のシールドカバー2とコネクタ収納筒20の接触面積を広くすることができるため、高周波の電磁波に対するシールド効果を強固なものとすることができる。
また、プリント基板100の部品実装面であるコンデンサ素子151とツェナーダイオード素子152は、プリント基板と第1のシールドカバー1との間に形成されている空間に配置されていることにより、コンデンサ素子151の配線からマイクロホン内部への高周波の輻射を防止することができる。さらに、コネクタ基台11が第1のシールドカバー1と第2のシールドカバー2によって内包されることによって、より強固に高周波の輻射を防止することができる。なお、第1、第2のシールドカバーに形成するピン挿通孔は、各ピンを引き出すに必要な最小限の大きさにすることが好ましい。
1 第1のシールドカバー
2 第2のシールドカバー
10 コネクタ
11 コネクタ基台
12 固定用の雄ねじ
20 コネクタ収納部
100 プリント基板
210 天板
220 肩
E 接地用の1番ピン
SH ホット側の2番ピン
SC コールド側の3番ピン

Claims (5)

  1. 電気絶縁体からなるコネクタ基台に接地用の1番ピン、信号用の2番ピン、3番ピンで構成される3本のピンが貫設されてなる3ピンタイプのマイクロホンコネクタ、であって、
    上記3本のピンが挿通されて配置されているプリント基板を有し、
    上記プリント基板の上記コネクタ基台と対向する面には、上記2番ピン、3番ピンに対しては非導通で上記1番ピンとは導通するシールド層がほぼ全面にわたって形成されており、
    上記3本のピンが挿通されて上記プリント基板と上記コネクタ基台とを一方の面側から覆って配置される第1のシールドカバーと、上記3本のピンが挿通されて上記コネクタ基台を他方の面側から覆って配置されている第2のシールドカバーを有し、
    上記第1のシールドカバーと上記第2のシールドカバーは、互いの端部を押圧し合い上記コネクタ基台を内包していることを特徴とするマイクロホンのコネクタ。
  2. プリント基板には高周波侵入阻止用のコンデンサ素子と静電気による回路破壊防止用のツェナーダイオード素子が実装されている請求項1に記載のマイクロホンのコネクタ。
  3. コンデンサ素子とツェナーダイオード素子は、プリント基板と第1のシールドカバーとの間に形成されている空間に配置されている請求項2に記載のマイクロホンのコネクタ。
  4. プリント基板の一面側の周縁部には、上記プリント基板の他面側の上記シールド層とスルーホール内配線で導通されたシールド電極が形成されており、第1のシールドカバーと第2のシールドカバーは、上記シールド電極と導通している請求項1乃至3のいずれかに記載のマイクロホンのコネクタ。
  5. 第1のシールドカバーと第2のシールドカバーの一方は、有底円筒形であり、他方は上記有底円筒形のシールドカバーの開放端部を塞ぐ円板状である請求項1乃至4のいずれかに記載のマイクロホンのコネクタ。
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