JP2012048770A - 不揮発性半導体記憶装置、及び、メモリシステム - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置、及び、メモリシステム Download PDF

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Abstract

【課題】データ保持特性を向上することが可能な不揮発性半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】不揮発性半導体記憶装置は、複数のメモリセルをそれぞれ含む複数のブロックを有し、前記複数のブロックのうちの通常ブロックに、通常のデータが記憶され、前記複数のブロックのうちのタイムコードブロックに、前記通常ブロック毎に設定され且つ前記通常ブロックの最後の書き込み動作を実行した時間に対応する時間データを含むタイムコードが記憶されたメモリセルアレイを備える。前記不揮発性半導体記憶装置は、前記タイムコードブロックから前記タイムコードを読み出し、現在の時間を取得し、読み出された前記タイムコードの時間データの時間と前記現在の時間との時間差が規定値よりも大きくなる選定された前記通常ブロックに対して、データを読み出し、消去し、且つ、読み出されたデータを書き込み、前記現在の時間の時間データに対応する新たなタイムコードを、選定された前記通常ブロックに対応させて、前記タイムコードブロックに書き込む。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、NAND型フラッシュメモリ等の不揮発性半導体記憶装置に関する。
従来、NAND型フラッシュメモリのメモリセルは、例えば、4つの閾値電圧分布を形成することにより、2ビットのデータを記憶する。
このメモリセルのデータの書き込み・消去は、メモリセルのフローティングゲートに電子を注入し又は電子を引き抜くことで閾値電圧を変化させることにより、実現している。このようなメモリセルは、構造的に安定した状態である中性閾値電圧を有する。このメモリセルは、電子が注入され又は引き抜されると、元の安定した状態である該中性閾値電圧の状態に戻ろうとする力が働く。
このため、例えば、0V付近に該中性閾値電圧が位置する場合、閾値電圧が0Vよりも低い消去状態であるメモリセルは、0Vに向って閾値電圧が上昇する力が働く。
一方、閾値電圧が0Vよりも高い書き込み状態であるメモリセルは、0Vに向って閾値電圧が下降する力が働く。
このようにして、閾値電圧分布が広がると、NAND型フラッシュメモリの信頼性に影響を及ぼすことになる。
また、メモリセルの微細化に伴って、メモリセルのばらつき制御は、ますます難しくなり、メモリセルの閾値電圧分布間の幅は、大きく設定することができなくなっている。
さらに、メモリセルの微細化による電界集中で耐圧が厳しくなっており、できるだけ低電圧化を図る必要がある。そして、低電圧化するためには、セル構造のカップリング比を大きくし、書き込み・消去特性が良いセル構造を取得する必要がある。
しかし、これにより、電子がフローティングゲートに注入され易く、また、フローティングゲートから引き抜き易くなるため、メモリセルのデータ保持特性が劣化する問題がある。
特開2008−310888
そこで、データ保持特性を向上することが可能な不揮発性半導体記憶装置を提供する。
実施例に従った不揮発性半導体記憶装置は、複数のメモリセルをそれぞれ含む複数のブロックを有し、前記複数のブロックのうちの通常ブロックに、通常のデータが記憶され、前記複数のブロックのうちのタイムコードブロックに、前記通常ブロック毎に設定され且つ前記通常ブロックの最後の書き込み動作を実行した時間に対応する時間データを含むタイムコードが記憶されたメモリセルアレイを備える。前記不揮発性半導体記憶装置は、前記タイムコードブロックから前記タイムコードを読み出し、現在の時間を取得し、読み出された前記タイムコードの時間データの時間と前記現在の時間との時間差が規定値よりも大きくなる選定された前記通常ブロックに対して、データを読み出し、消去し、且つ、読み出されたデータを書き込み、前記現在の時間の時間データに対応する新たなタイムコードを、選定された前記通常ブロックに対応させて、前記タイムコードブロックに書き込む。
実施例1に係るNAND型フラッシュメモリ100の構成の一例を示すブロック図である。 図1に示すメモリセルアレイ1の構成の一例を示す回路図である。 図2に示すメモリセルアレイ1の1つのメモリセルの断面を示す断面図である。 図2に示すメモリセルアレイ1のドレイン側選択MOSトランジスタSGDTr、ソース側選択MOSトランジスタSGSTrの断面を示す断面図である。 図1に示すメモリセルアレイ1の各領域(ブロック)を説明するための図である。 図1に示すNAND型フラッシュメモリ(NANDチップ)100を含むメモリシステム1000の構成の一例を示すブロック図である。 図1に示すNAND型フラッシュメモリ(NANDチップ)100を含むメモリシステム1000の構成の他の例を示すブロック図である。 図1に示すNAND型フラッシュメモリ(NANDチップ)100を含むメモリシステム1000の構成のさらに他の例を示すブロック図である。 図1に示すNAND型フラッシュメモリ(NANDチップ)100を含むメモリシステム1000の構成のさらに他の例を示すブロック図である。 図1に示すNAND型フラッシュメモリ100の書き込み動作時のシーケンスの一例を示すフローチャートである。 図1に示すNAND型フラッシュメモリ100の読み出し動作時のシーケンスの一例を示すフローチャートである。 図1に示すNAND型フラッシュメモリ100の定期的なデータ保持特性の確認シーケンスの一例を示すフローチャートである。 図1に示すメモリセルアレイ1のブロックの1つのページの各領域を説明するための図である。 図1に示すNAND型フラッシュメモリ100の書き込み動作時のシーケンスの一例を示すフローチャートである。 図1に示すNAND型フラッシュメモリ100の読み出し動作時のシーケンスの一例を示すフローチャートである。 図1に示すNAND型フラッシュメモリ100の定期的なデータ保持特性の確認シーケンスの一例を示すフローチャートである。 図1に示すメモリセルアレイ1の1つのブロックの各領域を説明するための図である。 図1に示すNAND型フラッシュメモリ100の書き込み動作時のシーケンスの一例を示すフローチャートである。 図1に示すNAND型フラッシュメモリ100の読み出し動作時のシーケンスの一例を示すフローチャートである。 図1に示すNAND型フラッシュメモリ100の定期的なデータ保持特性の確認シーケンスの一例を示すフローチャートである。
以下、各実施例について図面に基づいて説明する。なお、以下では、不揮発性半導体記憶装置がNAND型フラッシュメモリである場合について説明する。しかし、不揮発性半導体記憶装置は、MONOSメモリやReRAMメモリであってもよい。
図1は、実施例1に係るNAND型フラッシュメモリ100の構成の一例を示すブロック図である。また、図2は、図1に示すメモリセルアレイ1の構成の一例を示す回路図である。
図1に示すように、NAND型フラッシュメモリ100は、メモリセルアレイ1と、ビット線制御回路2と、カラムデコーダ3と、データ入出力バッファ4と、I/Oピン5と、ロウデコーダ6と、制御回路7と、制御ピン8と、ソース線制御回路9と、ウェル制御回路10と、アドレスレジスタ11と、を備える。
メモリセルアレイ1は、後述のように、複数のビット線と、複数のワード線と、ソース線とを含む。このメモリセルアレイ1は、例えば、EEPROMセルからなる電気的にデータを書き換え可能なメモリセルがマトリクス状に配置された複数のブロック(図2)で構成されている。
このメモリセルアレイ1には、ビット線の電圧を制御するためのビット線制御回路2と、ワード線の電圧を制御するためのロウデコーダ6とが接続されている。データの書き込み動作時には、何れかのブロックがロウデコーダ6により選択され、残りのブロックが非選択とされる。
このビット線制御回路2は、ビット線を介してメモリセルアレイ1中のメモリセルのデータを読み出したり、ビット線を介して該メモリセルの状態を検出したり、ビット線を介して該メモリセルに書き込み制御電圧を印加して該メモリセルに書き込みを行う。
また、ビット線制御回路2には、カラムデコーダ3、データ入出力バッファ4が接続されている。ビット線制御回路2内の該データ記憶回路は、カラムデコーダ3により選択され、このデータ記憶回路に読み出されたメモリセルのデータは、データ入出力バッファ4を介してI/Oピン5から外部(後述するコントローラ)へ出力される。
また、外部からI/Oピン5に入力された書き込みデータは、データ入出力バッファ4を介して、カラムデコーダ3によって選択された該データ記憶回路に記憶される。I/Oピン5からは、書き込みデータの他に、書き込み、読み出し、消去、及びステータスリード等の各種コマンド、アドレスも入力される。
ロウデコーダ6は、メモリセルアレイ1に接続されている。このロウデコーダ6は、外部からI/Oピン5、アドレスレジスタ11を介して入力されたブロックを選択するためのアドレス信号に応じて、メモリセルアレイ1のブロックを選択する。そして、ロウデコーダ6は、選択したブロックのワード線に、制御回路7から供給される読み出し或いは書き込み或いは消去に必要な電圧を、印加する。なお、例えば、テスト動作時は、外部のテスター(図示せず)から該アドレス信号が入力される。
すなわち、ロウデコーダ6は、アドレス信号に応じて、メモリセルアレイ1の後述の複数のブロックのうちの何れかを選択し、ワード線の電圧を制御するようになっている。
ソース線制御回路9は、メモリセルアレイ1に接続されている。このソース線制御回路9は、ソース線SRCの電圧を制御するようになっている。
ウェル制御回路10は、メモリセルアレイ1に接続されている。このウェル制御回路10は、メモリセルが形成されるウェルの電圧を制御するようになっている。
制御回路7は、メモリセルアレイ(ブロック)1、ビット線制御回路2、カラムデコーダ3、データ入出力バッファ4、ロウデコーダ6、ソース線制御回路9、及び、ウェル制御回路10の動作を、制御するようになっている。
この制御回路7には、電源電圧を昇圧する後述のポンプ回路等が含まれている。制御回路7は、該ポンプ回路により電源電圧を必要に応じて昇圧し、ビット線制御回路2、カラムデコーダ3、データ入出力バッファ4、ロウデコーダ6、ソース線制御回路9、及び、ウェル制御回路10に、供給するようになっている。
この制御回路7は、外部(該コントローラ)から制御ピン8を介して入力されるNAND型フラッシュメモリ100の動作モードを制御する制御信号(コマンドラッチイネーブル信号CLE、アドレスラッチイネーブル信号ALE、チップイネーブル信号/CE、ライトイネーブル信号/WE、リードイネーブル信号/RE等)及びI/Oピン5からデータ入出力バッファ4を介して入力されるコマンドに応じて制御動作する。すなわち、制御回路7は、該制御信号及びコマンドに応じて、データのプログラム、ベリファイ、読み出し、消去時に、所望の電圧を発生し、メモリセルアレイ1の各部に供給する。
ここで、図2に示すように、メモリセルアレイ1は、複数のNANDセルユニット1aが接続されて構成されるブロックBLK0〜BLKM(なお、以下では、便宜上、単にBLKと表記する場合もある)を有する。このブロックBLK0〜BLKMは、データの書き込み・消去単位となる。
NANDセルユニット1aは、ストリングを構成する直列接続された複数(n+1(例えば64))個のメモリセルM0〜MNと、ドレイン側選択MOSトランジスタSGDTrと、ソース側選択MOSトランジスタSGSTrとにより、構成されている。また、ソース側選択MOSトランジスタSGSTrは、ソース線SRC(図示せず)に接続されている。なお、ソース側選択ゲートトランジスタSGSTr、及び、ドレイン側選択ゲートトランジスタSGDTrは、ここでは、nMOSトランジスタである。
各行に配置されたメモリセルM0〜MNの制御ゲートは、それぞれ、ワード線WL0〜WLNに接続されている。言い換えれば、複数のワード線WL0〜WLNは、複数のストリングに渡ってメモリセルM0〜MNの制御ゲートに接続されている。なお、各ページ1pは、各ワード線WL0〜WLNに接続された複数のメモリセルで構成される。
ビット線BL0〜BLPは、ワード線WL0〜WLNと直行するように配置されている。
また、ドレイン側選択MOSトランジスタSGDTrのゲートは、ドレイン側選択ゲート線SGDに接続されている。そして、ドレイン側選択ゲートトランジスタSGDTrは、ストリング1a1の一端とビット線BL0〜BLPとの間に接続されている。
また、ソース側選択MOSトランジスタSGSTrのゲートは、ソース側選択ゲート線SGSに接続されている。そして、ソース側選択ゲートトランジスタSGSTrは、ストリング1a1の他端とソース線SRCとの間に接続されている。
すなわち、ロウデコーダ6は、入力された該アドレスに応じて、メモリセルアレイ1の各ブロックBLK0〜BLKMを選択し、選択したブロックの書き込み・読み出し動作を制御する。すなわち、ロウデコーダ6は、入力された該アドレスに応じて、ドレイン側選択ゲート線とソース側ゲート線に印加する電圧を制御し、且つ、ワード線(メモリセルの制御ゲート)に印加する電圧を制御することによりメモリセルを選択する。
ここで、図3は、図2に示すメモリセルアレイ1の1つのメモリセルの断面を示す断面図である。
図3に示すように、メモリセルM(M0〜MN)は、浮遊ゲートFGと、制御ゲートCG(WL:WL0〜WLN)と、拡散層42と、を有する。なお、制御ゲートCGは、ワード線WLと電気的に接続され、ビット線と直交する方向に並んだ複数のメモリセルM間において共通となっている(図2)。
半導体基板に形成されたウェル(ここではpウェル)41には、メモリセルMのソース・ドレイン拡散層(ここではn+拡散層)となる拡散層42が形成されている。また、ウェル41の上にはゲート絶縁膜(トンネル絶縁膜)43を介して浮遊ゲートFGが形成されている。この浮遊ゲートFG上には、ゲート絶縁膜45を介して制御ゲートCGが形成されている。
このメモリセルMは、閾値電圧に応じてデータを記憶し且つ閾値電圧を制御することにより記憶されているデータを電気的に書き換え可能になっている。この閾値電圧は、浮遊ゲートFGに蓄えられる電荷量により決まる。浮遊ゲートFG中の電荷量は、ゲート絶縁膜43を通るトンネル電流で変化させることができる。
すなわち、ウェル41と拡散層(ソース拡散層/ドレイン拡散層)42とに対して、制御ゲートCGを十分高い電圧にすると、ゲート絶縁膜43を通して電子が浮遊ゲートFGに注入される。これにより、メモリセルMの閾値電圧が高くなる(例えば、記憶されるデータが2値の場合、書き込み状態に相当する)。
一方、制御ゲートCGに対して、ウェル41と拡散層(ソース拡散層/ドレイン拡散層)42とを十分高い電圧にすると、ゲート絶縁膜43を通して電子が浮遊ゲートFGから放出される。これにより、メモリセルMの閾値電圧が低くなる(例えば、記憶されるデータが2値の場合、消去状態に相当する)。
このように、メモリセルMは、浮遊ゲートFGに蓄積する電荷量を制御することにより、記憶するデータを書き換え可能である。
また、図4は、図2に示すメモリセルアレイ1のドレイン側選択MOSトランジスタSGDTr、ソース側選択MOSトランジスタSGSTrの断面を示す断面図である。
図4に示すように、ウェル41には、ドレイン側選択MOSトランジスタSGDTr、ソース側選択MOSトランジスタSGSTrのソース拡散層/ドレイン拡散層となる拡散層47が形成されている。また、ウェル41の上にはゲート絶縁膜43を介して制御ゲート49(SGS、SGD)が形成されている。
ここで、図5は、図1に示すメモリセルアレイ1の各領域(ブロック)を説明するための図である。
図5に示すように、メモリセルアレイ1は、通常のデータを記憶する通常のメモリセル領域(通常ブロック)1aと、不良アドレスや電圧トリミングなどのチップ固有の調整値を記憶するヒューズ領域(ブロック)1bと、カードやメモリモジュールのコントローラの基本プログラムを記憶するためのユーザー領域(ブロック)1cと、時間管理に必要なタイムコードを記憶するためのタイムコード領域(タイムコードブロック)1dと、を含む。なお、各領域は、1つ又は複数のブロックで構成される。
なお、タイムコード領域1dは、例えば、タイムコードが2値で記憶され、或いは、タイムコードが相補データで記憶される。これにより、タイムコード領域1dに記憶されるデータの信頼性が高くなるようになっている。なお、該タイムコードは、該通常ブロック毎に設定され、対応するブロックの最後の書き込み動作を実行した時間に対応する時間データが含まれる。
図6は、図1に示すNAND型フラッシュメモリ(NANDチップ)100を含むメモリシステム1000の構成の一例を示すブロック図である。また、図7は、図1に示すNAND型フラッシュメモリ(NANDチップ)100を含むメモリシステム1000の構成の他の例を示すブロック図である。また、図8は、図1に示すNAND型フラッシュメモリ(NANDチップ)100を含むメモリシステム1000の構成のさらに他の例を示すブロック図である。また、図9は、図1に示すNAND型フラッシュメモリ(NANDチップ)100を含むメモリシステム1000の構成のさらに他の例を示すブロック図である。
なお、図中、NAND型フラッシュメモリをNANDチップとして表記している。また、各図において、同じ符号は、同じ構成を示す。
図6に示すように、メモリシステム1000は、複数のインタフェース1001a、1001bと、コントローラ1002と、タイマー1003と、複数のNAND型フラッシュメモリ(NANDチップ)100と、を備える。
コントローラ1002は、既述のように、I/Oピンを介して、NANDチップ100とデータ等を送受信する。また、コントローラ1002は、制御ピン8を介して、NAND型フラッシュメモリの動作モードを制御する制御信号を、NAND型フラッシュメモリ100に送信する。また、コントローラ1002は、インタフェース1001aから入力される信号に応じて駆動する。
また、電源1004は、コントローラ1002や各NANDチップ100に電力を供給するようになっている。この電源1004は、所定の電力を供給可能な外部電源やバッテリ等である。
なお、コントローラ1002は、電源1004の電圧を監視し、規定値以下に低下した場合は、外部にその旨を知らせる機能を有する。これにより、電源1004の電圧が所定値に維持されれば、電源1004が供給する電圧の低下によるコントローラ1002の駆動停止を抑制することができる。
時間供給装置であるGPS(Global Positioning Sistem)モジュール1005は、インタフェース1001bを介して、コントローラ1002に、現在の時間等の時間情報を供給するようになっている。すなわち、コントローラ1002は、GPSモジュール1005から供給された時間情報に基づいて、現在の時間を取得することができるようになっている。
タイマー1003は、時間をカウントしそのカウント値をコントローラ1002に供給するようになっている。これにより、コントローラ1002は、例えば、コマンドが入力された時刻等の或る時刻からの経過時間を取得することができるようになっている。なお、コントローラ1002は、例えば、GPSモジュール1005から供給される時間情報に基づいて、タイマー1003から入力されるカウント値から得られる時間を補正するようにしてもよい。
なお、この図6に示すメモリシステム1000の構成では、複数のNAND型フラッシュメモリ100のうちの1つと、制御ピンおよびI/Oピンを介して、データ等を送受信している。
また、図7に示すメモリシステム1000の構成では、複数のNAND型フラッシュメモリ100のうちの4つと平行して、4つの制御ピンおよびI/Oピンを介して、データ等を送受信している。
また、図8、図9に示すメモリシステム1000の構成では、図6、図7で示したGPSモジュール1005に代えて、時間供給装置であるLAN(Local Area Network)ドライバ1006が、インタフェース1001bを介して、コントローラ1002に、現在の時間等の時間情報を供給するようになっている。すなわち、コントローラ1002は、LANドライバ1006から供給された時間情報に基づいて、現在の時間を取得することができるようになっている。
そして、この図8に示すメモリシステム1000の構成では、複数のNAND型フラッシュメモリ100のうちの1つと、制御ピンおよびI/Oピンを介して、データ等を送受信している。
また、図9に示すメモリシステム1000の構成では、複数のNAND型フラッシュメモリ100のうちの4つと平行して、4つの制御ピンおよびI/Oピンを介して、データ等を送受信している。
ここで、以上のような構成を有するNAND型フラッシュメモリ100のデータ保持特性を向上させるための動作の一例について説明する。
例えば、電源が常時オンではない場合、決められた時間におけるデータ保持特性を向上させるためのシーケンスは実行できない。そこで、本実施例では、電源がオンになった場合に、読み出し、書き込み、消去の動作を行ったときに該シーケンスが実行される例について説明する。
通常、消去動作は書き込み動作とセットで実行される。先ず、書き込み時のシーケンスと、読み出し時のシーケンスとについて、それぞれ、図10、図11に示す。
図10は、図1に示すNAND型フラッシュメモリ100の書き込み動作時のシーケンスの一例を示すフローチャートである。
図10に示すように、先ず、コントローラ1002から入力されたコマンド等に応じて、NAND型フラッシュメモリ100は、メモリセルアレイ1の通常のメモリセル領域(通常ブロック)1aのうちの選択された書き込み対象のブロックへの書き込み動作を実行する(ステップS1)。
なお、この書き込み動作が実行される場合には、データの書き込みの前に、選択されたブロック毎のデータの消去が実行される。しかし、選択されたブロックにデータが書き込まれていない場合には、消去は実行されない。
次に、NAND型フラッシュメモリ100は、タイムコード領域(タイムコードブロック)1dに記憶されたブロック毎のタイムコードを読み出す(ステップS2)。このタイムコードには、このタイムコードと対応するブロックに前回(最後)の書き込み動作を実行した時間の時間データが、含まれている。
このように、NAND型フラッシュメモリ100は、複数のブロックのうち通常ブロックから選択された書き込み対象のブロックにデータを書き込んだ後に、タイムコードブロックからタイムコードを読み出す。
次に、コントローラ1002は、GPSモジュール1005等の時間供給装置から供給された時間情報に基づいて、現在の時間を取得する(ステップS3)。
次に、コントローラ1002は、読み出した各タイムコードのブロックの時間データの時間と、該現在の時間とを比較し、規定値よりも時間差が大きい(規定条件を満たす)ブロックを選定する。すなわち、全ブロックの中から、ある第1の規定期間以上前に最後の書き込み動作を実行したブロックを選定する(ステップS4)。なお、選定するブロックの数に制限を設けてもよい。
次に、ステップS5に進み、コントローラ1002は、上記条件に該当するブロックが存在すると判断した場合には、選定したブロックに対して、読み出し動作、消去動作、書き込み動作(再書き込み動作)を実行する(ステップS6)。
すなわち、読み出されたタイムコードの時間データの時間と現在の時間との時間差が規定値よりも大きくなる選定された通常ブロックに対して、データを読み出し、消去し、且つ、読み出されたデータを書き込む。
なお、選定されたブロックに再書き込みされるデータは、この選定されたブロックに再書き込み前に記憶されていたデータと、同じである。
これにより、規定値よりも時間差が大きい、すなわち、該第1の規定期間以上前に最後に書き込み動作を実行したブロックに対して再書き込み動作をすることができる。
次に、ステップS6の後、コントローラ1002は、書き込んだブロックの書き込み動作を実行した時間(ここでは、取得された該現在の時間)の時間データ、および、選定したブロックの書き込み動作を実行した時間(ここでは、取得された該現在の時間)の時間データに対応する新たなタイムコードを作成し(ステップS7)、選定された通常ブロックに対応させて、タイムコード領域(タイムコードブロック)1dに記憶する(ステップS8)。
一方、ステップS5において、コントローラ1002は、上記条件に該当するブロックが存在しないと判断した場合には、ステップS7に進む。そして、コマンドに応じて書き込んだブロックの書き込み動作を実行した時間(ここでは、取得された該現在の時間)の時間データのみに対応する新たなタイムコードを作成し(ステップS7)、選定された通常ブロックに対応させて、タイムコード領域(タイムコードブロック)1dに記憶する(ステップS8)。
なお、ステップS6において、消去動作は、必ずしも実行されなくてもよい。
以上の書き込み時のフローにより、ブロックに対して、データ保持特性が所定値よりも低下する前に、再書き込みをする。これにより、既述のような、メモリセルの閾値電圧分布の広がりが抑制される。すなわち、NAND型フラッシュメモリ100のデータ保持特性が向上することとなる。
次に、図11は、図1に示すNAND型フラッシュメモリ100の読み出し動作時のシーケンスの一例を示すフローチャートである。
図11に示すように、先ず、コントローラ1002から入力されたコマンド等に応じて、NAND型フラッシュメモリ100は、メモリセルアレイ1の通常のメモリセル領域(ブロック)1aのうちの選択された読み出し対象のブロックへの読み出し動作を実行する(ステップS11)。
以降のステップS2からステップS8までのフローは、図10の書き込み動作時のステップS2からステップS8までのフローと同様である。すなわち、NAND型フラッシュメモリ100は、複数のブロックのうち通常ブロックから選択された読み出し対象のブロックからデータを読み出した後に、タイムコードブロックからタイムコードを読み出す。
上記読み出し時のフローにより、書き込み時のフローと同様に、読み出しされたブロックに対して、データ保持特性が所定値よりも低下する前に、再書き込みをする。これにより、既述のような、メモリセルの閾値電圧分布の広がりが抑制される。すなわち、NAND型フラッシュメモリ100のデータ保持特性が向上することとなる。
次に、メモリシステム1000が定期的にデータ保持特性を向上させるためのシーケンスを実行する例について説明する。
図12は、図1に示すNAND型フラッシュメモリ100の定期的なデータ保持特性の確認シーケンスの一例を示すフローチャートである。
図12に示すように、先ず、コントローラ1002は、例えば、図11、図12に示す選定したブロックの再書き込み動作から第2の規定期間の経過後、確認コマンドを発生させ、NAND型フラッシュメモリ100に出力する(ステップS21)。なお、電源の投入、通常の読み出し動作、書き込み動作、または、消去動作から該第2の規定期間の経過後に、該確認コマンドを発生させるようにしてもよい。
なお、コントローラ1002は、上記第2の規定期間の経過を、タイマー1003か出力されるカウンタ値から取得する。コントローラ1002は、例えば、再書き込み動作時のカウント値から規定値以上カウント値が増加した場合に、上記第2の規定期間が経過したと判断する。
次に、コントローラ1002から入力された該確認コマンドに応じて、NAND型フラッシュメモリ100は、タイムコード領域(タイムコードブロック)1dに記憶されたブロック毎のタイムコードを読み出す(ステップS22)。このタイムコードには、このタイムコードと対応するブロックに前回(最後)の書き込み動作を実行した時間の時間データが、含まれている。
すなわち、NAND型フラッシュメモリ100は、最後に書き込みまたは読み出し動作してから所定期間経過した後に入力されたコマンドに応じて、タイムコードブロックからタイムコードを読み出す。
以降のステップS3からステップS8までのフローは、図10の書き込み動作時のステップS3からステップS8までのフローと同様である。
すなわち、上記確認シーケンスのフローにより、書き込み時のフローと同様にブロックに対して、データ保持特性が所定値よりも低下する前に、再書き込みをする。これにより、既述のような、メモリセルの閾値電圧分布の広がりが抑制される。すなわち、NAND型フラッシュメモリ100のデータ保持特性が向上することとなる。
以上のように、本実施例1に係る不揮発性半導体記憶装置によれば、データ保持特性を向上することができる。
既述の実施例1においては、メモリセルアレイ1にタイムコードを記憶する専用のブロック(タイムコード領域1d)を設けた構成の一例について述べた。
ここで、タイムコードの記憶領域をブロックにしていたのを、各ワード線のカラムにタイムコード領域を割り付けて記憶するようにしてもよい。
そこで、本実施例2においては、各ブロックの各ページそれぞれにタイムコードを記憶する構成の一例について説明する。
なお、タイムコードを記憶するブロックに代えて各ページにタイムコードを記憶させる構成以外のメモリシステム1000、NAND型フラッシュメモリ100の構成は、実施例1に示す構成と同様である。
ここで、図13は、図1に示すメモリセルアレイ1のブロックの1つのページの各領域を説明するための図である。
図13に示すように、ページ1pは、通常のデータを記憶する通常データ領域1p1と、ECC(Error Checking Correction)データを記憶するECCデータ領域1p2と、不良カラム置き換えのためのリダンダンシー領域1p3と、時間管理に必要なタイムコードを記憶するためのタイムコード領域1p4と、を含む。なお、該タイムコードには、対応するブロックの最後の書き込み動作を実行した時間に対応する時間データが含まれる。なお、図13に示す、ECCデータ領域1p2、リダンダンシー領域1p3、タイムコード領域1p4の順番は、一例であり、図13と異なる順番であってもよい。
なお、タイムコード領域1p4は、例えば、タイムコードが2値で記憶され、或いは、タイムコードが相補データで記憶される。
これにより、タイムコード領域1p4に記憶されるデータの信頼性が高くなるようになっている。
ここで、以上のような構成を有するNAND型フラッシュメモリ100のデータ保持特性を向上させるための動作の一例について説明する。
実施例1と同様に、先ず、書き込み時のシーケンスと、読み出し時のシーケンスとについて、それぞれ、図14、図15に示す。
図14は、図1に示すNAND型フラッシュメモリ100の書き込み動作時のシーケンスの一例を示すフローチャートである。
図14に示すように、先ず、コントローラ1002は、図13に示す各ページに記憶する、通常の書き込みデータ、ECCデータ、タイムコードを含むページデータを作成する(ステップS201)。
次に、コントローラ1002から入力されたコマンド等に応じて、NAND型フラッシュメモリ100は、選択された書き込み対象のブロックに対して、作成した該ページデータの書き込み動作を実行する(ステップS202)。
なお、この書き込み動作が実行される場合には、データの書き込みの前に、選択されたブロック毎のデータの消去が実行される。しかし、選択されたブロックにデータが書き込まれていない場合には、消去は実行されない。
次に、NAND型フラッシュメモリ100は、各ブロックの全ページ1pのタイムコード領域1p4に記憶されたタイムコードを全て読み出す(ステップS203)。このタイムコードには、このタイムコードと対応するブロックに前回(最後)の選定したブロックの書き込み動作を実行した時間(例えば、ページデータを作成した時間等を含む)の時間データが、含まれている。
すなわち、NAND型フラッシュメモリ100は、複数のブロックから選択された書き込み対象のブロックにデータを書き込んだ後に、タイムコード領域からタイムコードを読み出す。
次に、コントローラ1002は、GPSモジュール1005等の時間供給装置から供給された時間情報に基づいて、現在の時間を取得する(ステップS204)。
次に、コントローラ1002は、読み出した各タイムコードの時間データの時間と、該現在の時間とを比較し、規定値よりも時間差が大きい(規定条件を満たす)ブロックを選定する。すなわち、全ブロックの中から、或る第1の規定期間以上前に最後の書き込み動作を実行したブロックを選定する(ステップS205)。なお、選定するブロックの数に制限を設けてもよい。
なお、タイムコードはデータが化けてしまうと不良につながる。そこで、タイムコード領域1p4に記憶されたタイムコードの数ビットをECCビットとして扱ってもよい。
このECCビットに基づいてエラー(タイムコードのデータ化け)が検出された場合には、時間データの信頼性がないと判断される。そこで、エラーが検出されたブロックも選定の対象にしてもよい。これにより、選定されたブロックに対して再書き込みを実施することによりフェールセーフとすることができる。
次に、ステップS206に進み、コントローラ1002は、上記条件に該当するブロックが存在すると判断した場合には、選定したブロックに対して、読み出し動作、消去動作を実行する(ステップS207)。
すなわち、NAND型フラッシュメモリ100は、読み出されたタイムコードの時間データの時間と該現在の時間との時間差が規定値よりも大きくなる選定されたブロックに対して、データを読み出し、且つ、消去する。
そして、コントローラ1002は、選定したブロックに再書き込みするページデータを作成する(ステップS208)。なお、選定したブロックに再書き込みされるページデータは、この選定されたブロックに再書き込み前に記憶されていた通常のデータと同じ通常のデータ、新たなECCデータ、および、選定したブロックの書き込み動作を実行した時間(例えば、新たにページデータを作成した時間等)の時間データに対応する新たなタイムコードである。
次に、コントローラ1002は、選定したブロックに対して、作成した新たなページデータの書き込み動作(再書き込み動作)を実行する(ステップS209)。
すなわち、NAND型フラッシュメモリ100は、読み出された通常のデータと同じ通常のデータおよび該現在の時間の時間データに対応する新たなタイムコードを、選定されたブロックのページの通常データ領域およびタイムコード領域に、書き込む。
これにより、規定値よりも時間差が大きい、すなわち、該第1の規定期間以上前に最後に書き込み動作を実行したブロックに対して再書き込み動作をすることができる。このとき、新たなタイムコードが各ページのタイムコード領域1p4に記憶される。
一方、ステップS206において、コントローラ1002は、上記条件に該当するブロックが存在しないと判断した場合には、フローを終了する。
以上の書き込み時のフローにより、書き込みされたブロックに対して、データ保持特性が所定値よりも低下する前に、再書き込みをする。これにより、既述のような、メモリセルの閾値電圧分布の広がりが抑制される。すなわち、NAND型フラッシュメモリ100のデータ保持特性が向上することとなる。
なお、実施例2のシーケンスでは、実施例1に比べて、タイムコードを読み出すには、各ブロックの全ページにアクセスする必要がある。
次に、図15は、図1に示すNAND型フラッシュメモリ100の読み出し動作時のシーケンスの一例を示すフローチャートである。
図15に示すように、先ず、コントローラ1002から入力されたコマンド等に応じて、NAND型フラッシュメモリ100は、メモリセルアレイ1の通常のメモリセル領域(ブロック)1aのうちの選択された読み出し対象のブロックへの読み出し動作を実行する(ステップS211)。
以降のステップS203からステップS209までのフローは、図14の書き込み動作時のステップS203からステップS209までのフローと同様である。すなわち、NAND型フラッシュメモリ100は、複数のブロックから選択された読み出し対象のブロックからデータを読み出した後に、タイムコード領域からタイムコードを読み出す。
上記読み出し時のフローにより、書き込み時のフローと同様に、ブロックに対して、データ保持特性が所定値よりも低下する前に、再書き込みをする。これにより、既述のような、メモリセルの閾値電圧分布の広がりが抑制される。すなわち、NAND型フラッシュメモリ100のデータ保持特性が向上することとなる。
次に、メモリシステム1000が定期的にデータ保持特性を向上させるためのシーケンスを実行する例について説明する。
図16は、図1に示すNAND型フラッシュメモリ100の定期的なデータ保持特性の確認シーケンスの一例を示すフローチャートである。
図16に示すように、先ず、コントローラ1002は、例えば、図14、図15に示す選定したブロックの再書き込み動作から第2の規定期間の経過後、確認コマンドを発生させ、NAND型フラッシュメモリ100に出力する(ステップS221)。なお、電源の投入、通常の読み出し動作、書き込み動作、または、消去動作から該第2の規定期間の経過後に、該確認コマンドを発生させるようにしてもよい。
なお、コントローラ1002は、上記第2の規定期間の経過を、タイマー1003か出力されるカウンタ値から取得する。コントローラ1002は、例えば、再書き込み動作時のカウント値から規定値以上カウント値が増加した場合に、上記第2の規定期間が経過したと判断する。
次に、コントローラ1002から入力された該確認コマンドに応じて、NAND型フラッシュメモリ100は、各ブロックの全ページ1pのタイムコード領域1p4に記憶されたタイムコードを全て読み出す(ステップS223)。このタイムコードには、このタイムコードと対応するブロックに前回(最後)の書き込み動作を実行した時間の時間データが、含まれている。
すなわち、NAND型フラッシュメモリ100は、最後に書き込みまたは読み出し動作してから所定期間経過した後に入力されたコマンドに応じて、タイムコード領域からタイムコードを読み出す。
以降のステップS204からステップS209までのフローは、図14の書き込み動作時のステップS204からステップS209までのフローと同様である。
すなわち、上記確認シーケンスのフローにより、書き込み時のフローと同様に、ブロックに対して、データ保持特性が所定値よりも低下する前に、再書き込みをする。これにより、既述のような、メモリセルの閾値電圧分布の広がりが抑制される。すなわち、NAND型フラッシュメモリ100のデータ保持特性が向上することとなる。
以上のように、本実施例2に係る不揮発性半導体記憶装置によれば、データ保持特性を向上することができる。
既述の実施例2においては、或るブロックのタイムコードをそのブロックの各ページのページデータ領域に記憶する構成の一例について述べた。
ここで、各ブロックの各ページにページデータ領域を設けていたのを、各ブロックにタイムコード専用のタイムコード用ページを設け、各ブロックに対応するタイムコードを、ブロックのタイムコード用ページにそれぞれ記憶するようにしてもよい。
そこで、本実施例3においては、各ブロックのタイムコード用ページそれぞれにタイムコードを記憶する構成の一例について説明する。
なお、タイムコードを記憶するブロックに代えて各ブロックのタイムコード用ページにタイムコードを記憶させる構成以外のメモリシステム1000、NAND型フラッシュメモリ100の構成は、実施例1に示す構成と同様である。
ここで、図17は、図1に示すメモリセルアレイ1の1つのブロックの各領域を説明するための図である。
図17に示すように、ブロックBLKは、通常のページデータを記憶する通常のページ1p−aと、そのブロックBLKの時間管理に必要なタイムコードを記憶するためのタイムコード用ページ1p−bと、を含む。なお、該タイムコードには、対応するブロックの最後の書き込み動作を実行した時間に対応する時間データが含まれる。
なお、タイムコード用ページ1p−bは、例えば、タイムコードが2値で記憶され、或いは、タイムコードが相補データで記憶される。また、タイムコード用ページ1p−bは、例えば、ブロックBLK内でも、信頼性が高い中央近傍のページに割り当てられる。
これにより、タイムコード用ページ1p−bに記憶されるデータの信頼性が高くなるようになっている。
ここで、以上のような構成を有するNAND型フラッシュメモリ100のデータ保持特性を向上させるための動作の一例について説明する。
実施例2と同様に、先ず、書き込み時のシーケンスと、読み出し時のシーケンスとについて、それぞれ、図18、図19に示す。
図18は、図1に示すNAND型フラッシュメモリ100の書き込み動作時のシーケンスの一例を示すフローチャートである。
図18に示すように、先ず、コントローラ1002は、図17に示す通常のページ1p−aに記憶する通常の書き込みデータを含むページデータ、および、タイムコード用ページ1p−bに記憶する新たなタイムコードを作成する(ステップS301)。このタイムコードには、このタイムコードと対応するブロックの今回の書き込み動作を実行した時間(例えば、ページデータを作成した時間等を含む)の時間データが、含まれている。
次に、コントローラ1002から入力されたコマンド等に応じて、NAND型フラッシュメモリ100は、選択された書き込み対象のブロックの通常のページ1p−aおよびタイムコード用ページ1p−bに対して、作成した該ページデータおよびタイムコードの書き込み動作を実行する(ステップS302)。
なお、この書き込み動作が実行される場合には、データの書き込みの前に、選択されたブロック毎のデータの消去が実行される。しかし、選択されたブロックにデータが書き込まれていない場合には、消去は実行されない。
次に、NAND型フラッシュメモリ100は、各ブロックのタイムコードページ1p−bに記憶されたタイムコードを全て読み出す(ステップS303)。このタイムコードには、このタイムコードと対応するブロックに前回(最後)の選定したブロックの書き込み動作を実行した時間(例えば、ページデータを作成した時間等を含む)の時間データが、含まれている。
すなわち、NAND型フラッシュメモリ100は、複数のブロックから選択された書き込み対象のブロックにデータを書き込んだ後に、タイムコード領域からタイムコードを読み出す。
次に、コントローラ1002は、GPSモジュール1005等の時間供給装置から供給された時間情報に基づいて、現在の時間を取得する(ステップS304)。
次に、コントローラ1002は、読み出した各タイムコードの時間データの時間と、該現在の時間とを比較し、規定値よりも時間差が大きい(規定条件を満たす)ブロックを選定する。すなわち、全ブロックの中から、ある第1の規定期間以上前に最後の書き込み動作を実行したブロックを選定する(ステップS305)。なお、選定するブロックの数に制限を設けてもよい。
次に、ステップS306に進み、コントローラ1002は、上記条件に該当するブロックが存在すると判断した場合には、選定したブロックに対して、読み出し動作、消去動作を実行する(ステップS307)。
すなわち、NAND型フラッシュメモリ100は、読み出されたタイムコードの時間データの時間と該現在の時間との時間差が規定値よりも大きくなる選定されたブロックに対して、データを読み出し、且つ、消去する。
そして、コントローラ1002は、選定したブロックに再書き込みするページデータ(書き込みデータ、新たなタイムコード)を作成する(ステップS308)。
なお、選定したブロックの通常のページに再書き込みされるページデータ(書き込みデータ)は、この選定されたブロックに再書き込み前に記憶されていた通常のデータと同じ通常のデータである。また、選定したブロックのタイムコード用ページに再書き込みされるページデータ(タイムコード)は、選定したブロックの書き込み動作を実行した時間(例えば、新たにページデータを作成した時間等)の時間データに対応する新たなタイムコードである。)
次に、コントローラ1002は、選定したブロックに対して、作成した新たなページデータの書き込み動作(再書き込み動作)を実行する(ステップS309)。
すなわち、NAND型フラッシュメモリ100は、読み出された通常のデータと同じ通常のデータおよび該現在の時間の時間データに対応する新たなタイムコードを、選定されたブロックの通常ページおよびタイムコード用ページに、書き込む。
これにより、規定値よりも時間差が大きい、すなわち、該第1の規定期間以上前に最後に書き込み動作を実行したブロックに対して再書き込み動作をすることができる。このとき、新たなタイムコードがタイムコード用ページ1p−bに記憶される。
一方、ステップS306において、コントローラ1002は、上記条件に該当するブロックが存在しないと判断した場合には、フローを終了する。
以上の書き込み時のフローにより、書き込みされたブロックに対して、データ保持特性が所定値よりも低下する前に、再書き込みをする。これにより、既述のような、メモリセルの閾値電圧分布の広がりが抑制される。すなわち、NAND型フラッシュメモリ100のデータ保持特性が向上することとなる。
次に、図19は、図1に示すNAND型フラッシュメモリ100の読み出し動作時のシーケンスの一例を示すフローチャートである。
図19に示すように、先ず、コントローラ1002から入力されたコマンド等に応じて、NAND型フラッシュメモリ100は、メモリセルアレイ1の選択された読み出し対象のブロックへの読み出し動作を実行する(ステップS311)。
以降のステップS303からステップS309までのフローは、図18の書き込み動作時のステップS303からステップS309までのフローと同様である。すなわち、NAND型フラッシュメモリ100は、複数のブロックから選択された読み出し対象のブロックからデータを読み出した後に、タイムコード領域からタイムコードを読み出す。
上記読み出し時のフローにより、書き込み時のフローと同様に、ブロックに対して、データ保持特性が所定値よりも低下する前に、再書き込みをする。これにより、既述のような、メモリセルの閾値電圧分布の広がりが抑制される。すなわち、NAND型フラッシュメモリ100のデータ保持特性が向上することとなる。
次に、メモリシステム1000が定期的にデータ保持特性を向上させるためのシーケンスを実行する例について説明する。
図20は、図1に示すNAND型フラッシュメモリ100の定期的なデータ保持特性の確認シーケンスの一例を示すフローチャートである。
図20に示すように、先ず、コントローラ1002は、例えば、図18、図19に示す選定したブロックの再書き込み動作から第2の規定期間の経過後、確認コマンドを発生させ、NAND型フラッシュメモリ100に出力する(ステップS321)。なお、電源の投入、通常の読み出し動作、書き込み動作、または、消去動作から該第2の規定期間の経過後に、該確認コマンドを発生させるようにしてもよい。
なお、コントローラ1002は、上記第2の規定期間の経過を、タイマー1003か出力されるカウンタ値から取得する。コントローラ1002は、例えば、再書き込み動作時のカウント値から規定値以上カウント値が増加した場合に、上記第2の規定期間が経過したと判断する。
次に、コントローラ1002から入力された該確認コマンドに応じて、NAND型フラッシュメモリ100は、各ブロックのタイムコード用ページ1p−bに記憶されたタイムコードを全て読み出す(ステップS323)。このタイムコードには、このタイムコードと対応するブロックに前回(最後)の書き込み動作を実行した時間の時間データが、含まれている。
すなわち、NAND型フラッシュメモリ100は、最後に書き込みまたは読み出し動作してから所定期間経過した後に入力されたコマンドに応じて、タイムコード領域からタイムコードを読み出す。
以降のステップS304からステップS309までのフローは、図18の書き込み動作時のステップS304からステップS309までのフローと同様である。
すなわち、上記確認シーケンスのフローにより、書き込み時のフローと同様に、ブロックに対して、データ保持特性が所定値よりも低下する前に、再書き込みをする。これにより、既述のような、メモリセルの閾値電圧分布の広がりが抑制される。すなわち、NAND型フラッシュメモリ100のデータ保持特性が向上することとなる。
以上のように、本実施例3に係る不揮発性半導体記憶装置によれば、実施例1、2と同様に、データ保持特性を向上することができる。
1 メモリセルアレイ
2 ビット線制御回路
3 カラムデコーダ
4 データ入出力バッファ
5 I/Oピン
6 ロウデコーダ
7 制御回路
8 制御ピン
9 ソース線制御回路
10 ウェル制御回路
11 アドレスレジスタ
100 NAND型フラッシュメモリ

Claims (6)

  1. 複数のメモリセルをそれぞれ含む複数のブロックを有し、前記複数のブロックのうちの通常ブロックに、通常のデータが記憶され、前記複数のブロックのうちのタイムコードブロックに、前記通常ブロック毎に設定され且つ前記通常ブロックの最後の書き込み動作を実行した時間に対応する時間データを含むタイムコードが記憶されたメモリセルアレイを備え、
    前記タイムコードブロックから前記タイムコードを読み出し、
    現在の時間を取得し、
    読み出された前記タイムコードの時間データの時間と前記現在の時間との時間差が規定値よりも大きくなる選定された前記通常ブロックに対して、データを読み出し、消去し、且つ、読み出されたデータを書き込み、
    前記現在の時間の時間データに対応する新たなタイムコードを、選定された前記通常ブロックに対応させて、前記タイムコードブロックに書き込む
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 複数のメモリセルをそれぞれ含む複数のブロックを有し、前記ブロックのワード線に接続された前記メモリセルで構成されるページの通常データ領域に、通常のデータが記憶され、前記ページのタイムコード領域に、前記ブロックの最後の書き込み動作を実行した時間に対応する時間データを含むタイムコードが記憶されたメモリセルアレイを備え、
    前記タイムコード領域から前記タイムコードを読み出し、
    現在の時間を取得し、
    読み出された前記タイムコードの時間データの時間と前記現在の時間との時間差が規定値よりも大きくなる選定された前記ブロックに対して、データを読み出し、且つ、消去し、
    読み出された通常のデータと同じ通常のデータおよび前記現在の時間の時間データに対応する新たなタイムコードを、選定された前記ブロックの前記ページの通常データ領域およびタイムコード領域に、書き込む
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  3. 複数のメモリセルをそれぞれ含む複数のブロックを有し、前記ブロックのワード線に接続された複数のメモリセルで構成される複数のページのうちの通常ページに、通常のデータが記憶され、前記複数のページのうちのタイムコード用ページに、前記ブロックの最後の書き込み動作を実行した時間に対応する時間データを含むタイムコードが記憶されたメモリセルアレイを備え、
    前記タイムコード用ページから前記タイムコードを読み出し、
    現在の時間を取得し、
    読み出された前記タイムコードの時間データの時間と前記現在の時間との時間差が規定値よりも大きくなる選定された前記ブロックに対して、データを読み出し、且つ、消去し、
    読み出された通常のデータと同じ通常のデータおよび前記現在の時間の時間データに対応する新たなタイムコードを、選定された前記ブロックの通常ページおよびタイムコード用ページに、書き込む
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  4. 不揮発性半導体記憶装置と、
    前記不揮発性半導体記憶装置を制御するコントローラと、を備え、
    前記不揮発性半導体記憶装置は、
    複数のメモリセルをそれぞれ含む複数のブロックを有し、前記複数のブロックのうちの通常ブロックに、通常のデータが記憶され、前記複数のブロックのうちのタイムコードブロックに、前記通常ブロック毎に設定され且つ前記通常ブロックの最後の書き込み動作を実行した時間に対応する時間データを含むタイムコードが記憶されたメモリセルアレイを備え、
    前記タイムコードブロックから前記タイムコードを読み出し、
    現在の時間を取得し、
    読み出された前記タイムコードの時間データの時間と前記現在の時間との時間差が規定値よりも大きくなる選定された前記通常ブロックに対して、データを読み出し、消去し、且つ、読み出されたデータを書き込み、
    前記現在の時間の時間データに対応する新たなタイムコードを、選定された前記通常ブロックに対応させて、前記タイムコードブロックに書き込む
    ことを特徴とするメモリシステム。
  5. 不揮発性半導体記憶装置と、
    前記不揮発性半導体記憶装置を制御するコントローラと、を備え、
    前記不揮発性半導体記憶装置は、
    複数のメモリセルをそれぞれ含む複数のブロックを有し、前記ブロックのワード線に接続された前記メモリセルで構成されるページの通常データ領域に、通常のデータが記憶され、前記ページのタイムコード領域に、前記ブロックの最後の書き込み動作を実行した時間に対応する時間データを含むタイムコードが記憶されたメモリセルアレイを備え、
    前記タイムコード領域から前記タイムコードを読み出し、
    現在の時間を取得し、
    読み出された前記タイムコードの時間データの時間と前記現在の時間との時間差が規定値よりも大きくなる選定された前記ブロックに対して、データを読み出し、且つ、消去し、
    読み出された通常のデータと同じ通常のデータおよび前記現在の時間の時間データに対応する新たなタイムコードを、選定された前記ブロックの前記ページの通常データ領域およびタイムコード領域に、書き込む
    ことを特徴とするメモリシステム。
  6. 不揮発性半導体記憶装置と、
    前記不揮発性半導体記憶装置を制御するコントローラと、を備え、
    前記不揮発性半導体記憶装置は、
    複数のメモリセルをそれぞれ含む複数のブロックを有し、前記ブロックのワード線に接続された複数のメモリセルで構成される複数のページのうちの通常ページに、通常のデータが記憶され、前記複数のページのうちのタイムコード用ページに、前記ブロックの最後の書き込み動作を実行した時間に対応する時間データを含むタイムコードが記憶されたメモリセルアレイを備え、
    前記タイムコード用ページから前記タイムコードを読み出し、
    現在の時間を取得し、
    読み出された前記タイムコードの時間データの時間と前記現在の時間との時間差が規定値よりも大きくなる選定された前記ブロックに対して、データを読み出し、且つ、消去し、
    読み出された通常のデータと同じ通常のデータおよび前記現在の時間の時間データに対応する新たなタイムコードを、選定された前記ブロックの通常ページおよびタイムコード用ページに、書き込む
    ことを特徴とするメモリシステム。
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