JP2012048177A - レンズ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】偏心調整された状態を容易に復元できるレンズ装置を提供する。
【解決手段】レンズ装置10は、光学系を収容した鏡胴11と、鏡胴11に収容された光学系とともに一つの光学系を構成するレンズ群20Aを収容したレンズ枠50と、を備え、レンズ枠50が、レンズ群20Aを保持する保持枠51と、鏡胴11に取り付けられる取り付け環52と、取り付け環52に対するレンズの姿勢を調整可能に、保持枠51を取り付け環52に固定する固定手段とを含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、レンズの偏心調整機構を備えるレンズ装置に関する。
ENG(Electronic News Gathering)カメラやシネカメラなどのテレビカメラに用いられるレンズ装置では、所定のレンズ又はレンズ群に対して偏心調整がなされる(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、光学系を収容する鏡胴と、鏡胴に収容された光学系と共に一つの光学系を構成するレンズを保持するレンズ枠とを備えたレンズ装置が記載されている。保持枠は、最も被写体側に位置する前玉レンズを保持している。保持枠は、鏡胴に回動可能に嵌合され、保持枠を鏡胴に対して回動させることにより、前玉レンズの倒れ偏心の調整がなされる。そして、保持枠は、鏡胴に螺着される押さえ環によって鏡胴に押し付けられ、固定される。
鏡胴に収容されている光学系の調整などで、前玉レンズが取り外される場合がある。特許文献1に記載されたレンズ装置では、前玉レンズを保持する保持枠は、鏡胴に対して回動可能に嵌合される構成となっている。前玉レンズと共に取り外された保持枠を鏡胴に再度取り付ける際に、保持枠を鏡胴に嵌合させただけでは、取り外される前の鏡胴に対する保持枠の姿勢、つまりは鏡胴に収容されている光学系に対する前玉レンズの姿勢を復元することはできない。そのため、再度、保持枠を回動させ、前玉レンズの偏心を調整する必要がある。
特開2007−219023号公報
本発明は、上述した事情に鑑みなされたものであり、偏心調整された状態を容易に復元できるレンズ装置を提供することを目的とする。
光学系を収容した鏡胴と、前記鏡胴に収容された前記光学系とともに一つの光学系を構成する少なくとも一つのレンズを収容したレンズ枠と、を備え、前記レンズ枠が、前記レンズを保持する保持枠と、前記鏡胴に取り付けられる取り付け環と、前記取り付け環に対する前記レンズの姿勢を調整可能に、該保持枠を前記取り付け環に固定する固定手段と、を含むレンズ装置。
本発明によれば、取り付け環が鏡胴から取り外されても、保持枠及びこれに保持されたレンズの取り付け環に対する姿勢は保たれる。そこで、取り付け環を鏡胴に再度取り付ければ、鏡胴に収容されている光学系に対して、保持枠に保持されているレンズ又はレンズ群が偏心調整された状態を復元することができる。
本発明の実施形態を説明するための、レンズ装置の一例を示す図。 図1のレンズ装置のレンズ枠及びレンズ枠が取り付けられる鏡胴の取り付け部を示し、レンズ枠が鏡胴に取り付けられた状態を示す図。 図2のレンズ枠が鏡胴から取り外された状態を示す図。 図2の点線円IVで囲まれた部分を拡大して示す図。
図1は、レンズ装置の一例を示す。
レンズ装置10は、光学系を収容した鏡胴11と、鏡胴11に収容された光学系と共に一つの光学系を構成する少なくとも一つのレンズを収容したレンズ枠50とを備えている。
レンズ枠50は、レンズ装置10において最も前側(被写体側)に位置するレンズ又はレンズ群を収容しており、鏡胴11の前端部に取り付けられている。
レンズ枠50に収容されているレンズ又はレンズ群と、鏡胴11に収容されている光学系とで構成される光学系は、前側から順に、フォーカス光学系20、ズーム光学系22、アイリス24、マスター光学系26に大別される。
フォーカス光学系20は、ピントを合わせる被写体距離、即ち、焦点位置を調整(フォーカス調整)するための光学系であり、一定位置に固定された固定フォーカスレンズ群20Aと光軸方向に前後移動可能に支持された移動フォーカスレンズ群20Bとからなる。移動フォーカスレンズ群20Bが移動することにより焦点位置が変化する。レンズ枠50は、固定フォーカスレンズ群20Aを収容している。なお、レンズ枠50が、固定フォーカスレンズ群20Aのうち、前側の一部のレンズ又はレンズ群を収容し、残りのレンズ又はレンズ群は、鏡胴11に収容される場合もある。
ズーム光学系22は、ズーム倍率、即ち、焦点距離を調整するための光学系であり、光軸方向に前後移動可能に支持された変倍系レンズ群22Aと補正系レンズ群22Bとからなる。変倍系レンズ群22Aが移動することによって焦点距離が変化し、補正系レンズ群22Bが移動することによって変倍系レンズ群22Aの移動による焦点位置の変化が抑止される。変倍系レンズ群22Aと補正系レンズ群22Bとはカム筒30のカム機構によって予め決められた位置関係に従って連動して移動する。
アイリス24は、光量調整のために絞り羽根を開閉動作させて開口径を変化させる。
マスター光学系26は、最終的に像を結像させるための光学系であり、前側マスターレンズ群26Aと後側マスターレンズ群26Bとからなる。前側マスターレンズ群26Aは一定位置に固定され、後側マスターレンズ群26Bは、バックフォーカス調整等のために光軸に沿って移動可能に支持されている。
鏡胴11には、上記移動可能に支持された移動フォーカスレンズ群20B、変倍系レンズ群22A、補正系レンズ群22B、アイリス24、及び後側マスターレンズ群26Bの各々を駆動するためのフォーカス駆動機構、ズーム駆動機構、アイリス駆動機構、及びマスター駆動機構が設けられている。
鏡胴11の外周部にはフォーカスリング40、ズームリング42、アイリスリング44、バックフォーカス調整リング46が回動可能に配置されている。フォーカス駆動機構は、フォーカスリング40の回動操作によって移動フォーカスレンズ群20Bが光軸方向に前後移動するように構成されている。ズーム駆動機構は、ズームリング42の回動操作によって変倍系レンズ群22A及び補正系レンズ群22Bが光軸方向に前後移動するように構成されている。アイリス駆動機構は、アイリスリング44の回動操作によってアイリス24が開閉動作するように構成されている。マスター駆動機構は、バックフォーカス調整リング46の回動操作によって後側マスターレンズ群26Bが光軸方向に前後移動するように構成されている。
次に、レンズ装置10の偏心調整機構を説明する。レンズ装置10では、鏡胴11に収容された光学系の光軸に対する固定フォーカスレンズ群20Aの光軸の倒れ偏心、つまりは固定フォーカスレンズ群20Aの姿勢の調整がなされる。
図2及び図3は、レンズ枠50、及びレンズ枠50が取り付けられる鏡胴11の前端部を示し、図2はレンズ枠50が鏡胴11に取り付けられた状態を、図3はレンズ枠50が鏡胴11から取り外された状態をそれぞれ示す。
レンズ枠50は、固定フォーカスレンズ群20Aを保持する保持枠51と、鏡胴11の前端部に取り付けられる取り付け環52と、保持枠51を取り付け環52に固定する固定手段とを有している。
取り付け環52は、複数のネジ63で鏡胴11の前端部に着脱可能に取り付けられる。取り付け環52は、鏡胴11の中心軸(鏡胴11に収容される光学系の光軸)Zまわりの姿勢角に関して、例えばネジ63による締結箇所を周方向に不均一にするなどして、一意に定められ、また、鏡胴11の中心軸に垂直な面内の直交二軸の各々の軸まわりの姿勢角に関しても、例えばその後面を鏡胴11の前端面に面接触させるなどして、一意に定められる。それにより、鏡胴11に対する取り付け環52の姿勢は、着脱が繰り返されても常に一定に保たれる。
取り付け環52は、保持枠51の後端部を挿通させており、保持枠51の後端部の外周を囲っている。この保持枠51には、固定フォーカスレンズ群20Aの外周に沿って間隔を置いて、その外周面から外径側に突出して設けられた複数のフランジ片53が形成されている。これらのフランジ片53は、取り付け環52の前側にあって、固定フォーカスレンズ群20Aの光軸方向に取り付け環52に重なっている。
上記の固定手段は、取り付け環52に対する保持枠51及びこれに保持された固定フォーカスレンズ群20Aの姿勢を調整可能に、保持枠51を取り付け環52に固定する。この固定手段は、保持枠51のフランジ片53と同数の調整手段54を有している。調整手段54の各々は、取り付け環52及び互いに異なるフランジ片53に係合し、フランジ片53と取り付け環52との間隔を調整する。それにより、例えば鏡胴11の前端面に面接触する取り付け環52の後面を基準面として、この基準面内の直交二軸(X軸及びY軸)の各々の軸まわりの固定フォーカスレンズ群20Aの姿勢角が調整される。
図示の例では、フランジ片53は、固定フォーカスレンズ群20Aの光軸まわりに90°の間隔を置いて4つ設けられており、調整手段54もまた4つ設けられている。固定フォーカスレンズ群20Aの光軸まわりに180°の間隔を置く2つのフランジ片53を対として、一対のフランジ片53に係合する一対の調整手段54によって、X軸まわりの固定フォーカスレンズ群20Aの姿勢角が、もう一対のフランジ片53に係合する一対の調整手段54によって、Y軸まわりの固定フォーカスレンズ群20Aの姿勢角が調整される。
なお、保持枠51及びこれに保持された固定フォーカスレンズ群20Aの姿勢を定めるには、フランジ片53及び調整手段54は、少なくとも3つあれば足りる。また、個々に分断された複数のフランジ片53に替えて環状のフランジとし、そこに調整手段54との係合箇所を少なくとも3箇所設けてもよい。
図4は、調整手段54を詳細に示す。
調整手段54は、フランジ片53を貫通して取り付け環52に螺合する第1ネジ60と、フランジ片53と取り付け環52との間に配置されて取り付け環52に螺合する第2ネジ61と、フランジ片53と取り付け環52との間に介在する弾性体62とを有している。
第1ネジ60及び第2ネジ61は、正・逆方向の回転操作によって取り付け環52に対して進退される。それに伴い、第1ネジ60及び第2ネジ61のネジ頭部は、取り付け環52に対して接離する。第1ネジ60は、その頭部60Aにおいて、フランジ片53の前面に当接し、また、第2ネジ61は、その頭部61Aにおいて、フランジ片53の後面に当接する。フランジ片53は、第2ネジ61によって取り付け環52との間隔を規定される。そして、フランジ片53は、第1ネジ60の頭部60Aと第2ネジ61の頭部61Aとによって挟持される。それにより、保持枠51は、取り付け環52に固定される。
図示の例では、第2ネジ61は2つ設けられており、取り付け環52の周方向に第1ネジ60を挟んで配置されている。それにより、第1ネジ60の頭部60Aと第2ネジ61の頭部61Aとによってフランジ片53を挟持した際に、個々のフランジ片53におけるモーメント力の発生が防止され、保持枠51がより安定する。なお、第1ネジ60を2つ設け、取り付け環52の周方向に第2ネジ61を挟んで配置するようにしてもよい。
弾性体62は、図示の例では、つるまきバネであって、第1ネジ60を挿通させ、第1ネジ60と同軸に配置されている。弾性体62は、圧縮によって、フランジ片53を取り付け環52から離間させる向きにフランジ片53に弾性力を作用させる。この弾性力と第1ネジ60とによって、フランジ片53を仮止めすることができる。
なお、弾性体62の一方の端部をフランジ片53に、他方の端部を取り付け環52にそれぞれ接合しておけば、弾性体62は、伸長によって、フランジ片53を取り付け環52に接近させる向きにフランジ片53に弾性力を作用させることもできる。そして、この弾性力と第2ネジ61とによって、フランジ片53を仮止めすることもできる。
次に、上述したレンズ装置10において、鏡胴11に収容された光学系の光軸に対する固定フォーカスレンズ群20Aの光軸の倒れ偏心、即ち固定フォーカスレンズ群20Aの姿勢を調整する手順の一例を説明する。
固定フォーカスレンズ群20Aを収容したレンズ枠50が、鏡胴11に取り付けられる。調整手段54の各々において、第2ネジ61はいずれも締め込まれ、第2ネジ61とフランジ片53との当接は解除される。
一対の調整手段54において、一方の調整手段54の第1ネジ60を緩め、他方の調整手段54の第1ネジ60を締め込む。第1ネジ60が緩められた側の調整手段54が係合するフランジ片53は、その調整手段54に含まれる弾性体62の弾性力によって、取り付け環52から離間する。第1ネジ60が締めこまれた側の調整手段54が係合するフランジ片53は、その調整手段54に含まれる弾性体62を更に圧縮しつつ、取り付け環52に接近する。それにより、X軸まわりの保持枠51及びこれに保持された固定フォーカスレンズ群20Aの姿勢角が調整される。これら一対の調整手段54の各々において、弾性体62は、圧縮による弾性力をフランジ片53に作用させており、この弾性力と第1ネジ60とによって、フランジ片53は仮止めされる。
他の一対の調整手段54においても、同様に、一方の調整手段54の第1ネジ60を緩め、他方の調整手段54の第1ネジ60を締め込む。第1ネジ60が緩められた側の調整手段54が係合するフランジ片53は、その調整手段54に含まれる弾性体62の弾性力によって、取り付け環52から離間する。第1ネジ60が締めこまれた側の調整手段54が係合するフランジ片53は、その調整手段54に含まれる弾性体62を更に圧縮しつつ、取り付け環52に接近する。それにより、Y軸まわりの保持枠51及びこれに保持された固定フォーカスレンズ群20Aの姿勢角が調整される。これら一対の調整手段54の各々において、弾性体62は、圧縮による弾性力をフランジ片53に作用させており、この弾性力と第1ネジ60とによって、フランジ片53は仮止めされる。
X軸及びY軸まわりの保持枠51及びこれに保持された固定フォーカスレンズ群20Aの姿勢角を所望の姿勢角に調整した後、調整手段54の各々において、第2ネジ61を緩め、仮止めされているフランジ片53を第1ネジ60と第2ネジ61とで挟持する。それにより、保持枠51は取り付け環52に対して固定される。
取り付け環52が鏡胴11から取り外されても、保持枠51及びこれに保持された固定フォーカスレンズ群20Aの取り付け環52に対する姿勢は保たれる。そして、上記の通り、鏡胴11に対する取り付け環52の姿勢は、着脱が繰り返されても常に一定に保たれる。そこで、取り付け環52を鏡胴11に再度取り付ければ、鏡胴11に収容されている光学系に対して、保持枠51に保持されている固定フォーカスレンズ群20Aの光軸の倒れ偏心が調整された状態が復元される。
以上説明したように、本明細書には、光学系を収容した鏡胴と、前記鏡胴に収容された前記光学系とともに一つの光学系を構成する少なくとも一つのレンズを収容したレンズ枠と、を備え、前記レンズ枠が、前記レンズを保持する保持枠と、前記鏡胴に取り付けられる取り付け環と、前記取り付け環に対する前記レンズの姿勢を調整可能に、該保持枠を前記取り付け環に固定する固定手段と、を含むレンズ装置が開示されている。
また、本明細書に開示されたレンズ装置は、前記保持枠が、前記レンズの外周に沿って間隔を置き、前記レンズの光軸方向に前記取り付け環に重なる、少なくとも3つの重畳部を有し、前記固定手段は、複数の調整手段を有し、これらの調整手段の各々は、前記取り付け環及び互いに異なる前記重畳部に係合し、前記重畳部と前記取り付け環との間隔を調整する。
また、本明細書に開示されたレンズ装置は、前記調整手段の各々が、前記重畳部を挟持する前記第1保持部材及び前記第2保持部材を有し、前記第1保持部材及び前記第2保持部材は、前記重畳部を挟持するそれら挟持部が、前記重畳部に対向する前記取り付け環の対向面に対して接離するように、前記取り付け環に進退可能に固定されている。
また、本明細書に開示されたレンズ装置は、前記調整手段の各々が、前記重畳部と前記取り付け環との間に介在し、前記重畳部に弾性力を作用させる弾性体を更に有する。
また、本明細書に開示されたレンズ装置は、前記第1保持部材及び前記第2保持部材のいずれか一方が複数設けられ、前記第1保持部材及び前記第2保持部材の他方を間に挟んで配置されている。
また、本明細書に開示されたレンズ装置は、前記第1保持部材が、前記重畳部を貫通して前記取り付け環に螺合するネジであり、前記第2保持部材は、前記重畳部と前記取り付け環との間に配置されて前記取り付け環に螺合するネジであり、前記第1保持部材及び前記第2保持部材は、それらのネジ頭部で前記重畳部を挟持する。
また、本明細書に開示されたレンズ装置は、前記保持枠が、最も被写体側に位置するレンズ又はレンズ群を保持する。
10 レンズ装置
11 鏡胴
20 フォーカス光学系
20A 固定フォーカスレンズ群
20B 移動フォーカスレンズ群
22 ズーム光学系
22A 変倍系レンズ群
22B 補正系レンズ群
24 アイリス
26 マスター光学系
26A 前側マスターレンズ群
26B 後側マスターレンズ群
30 カム筒
40 フォーカスリング
42 ズームリング
44 アイリスリング
46 バックフォーカス調整リング
50 レンズ枠
51 保持枠
52 取り付け環
53 フランジ片
54 調整手段
60 第1ネジ
61 第2ネジ
62 弾性体
63 ネジ

Claims (7)

  1. 光学系を収容した鏡胴と、
    前記鏡胴に収容された前記光学系とともに一つの光学系を構成する少なくとも一つのレンズを収容したレンズ枠と、
    を備え、
    前記レンズ枠が、
    前記レンズを保持する保持枠と、
    前記鏡胴に取り付けられる取り付け環と、
    前記取り付け環に対する前記レンズの姿勢を調整可能に、該保持枠を前記取り付け環に固定する固定手段と、
    を含むレンズ装置。
  2. 請求項1に記載のレンズ装置であって、
    前記保持枠は、前記レンズの外周に沿って間隔を置き、前記レンズの光軸方向に前記取り付け環に重なる、少なくとも3つの重畳部を有し、
    前記固定手段は、複数の調整手段を有し、これらの調整手段の各々は、前記取り付け環及び互いに異なる前記重畳部に係合し、前記重畳部と前記取り付け環との間隔を調整するレンズ装置。
  3. 請求項2に記載のレンズ装置であって、
    前記調整手段の各々は、前記重畳部を挟持する前記第1保持部材及び前記第2保持部材を有し、
    前記第1保持部材及び前記第2保持部材は、前記重畳部を挟持するそれら挟持部が、前記重畳部に対向する前記取り付け環の対向面に対して接離するように、前記取り付け環に進退可能に固定されているレンズ装置。
  4. 請求項3に記載のレンズ装置であって、
    前記調整手段の各々は、前記重畳部と前記取り付け環との間に介在し、前記重畳部に弾性力を作用させる弾性体をさらに有するレンズ装置。
  5. 請求項3又は請求項4に記載のレンズ装置であって、
    前記第1保持部材及び前記第2保持部材のいずれか一方は複数設けられ、前記第1保持部材及び前記第2保持部材の他方を間に挟んで配置されているレンズ装置。
  6. 請求項3〜5のいずれか一項に記載のレンズ装置であって、
    前記第1保持部材は、前記重畳部を貫通して前記取り付け環に螺合するネジであり、
    前記第2保持部材は、前記重畳部と前記取り付け環との間に配置されて前記取り付け環に螺合するネジであり、
    前記第1保持部材及び前記第2保持部材は、それらのネジ頭部で前記重畳部を挟持するレンズ装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のレンズ装置であって、
    前記保持枠は、最も被写体側に位置するレンズ又はレンズ群を保持するレンズ装置。
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