JP2012037633A - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光走査装置において、画像形成中に発生するモータの加速・減速に伴う主走査倍率の変動を軽減する。
【解決手段】 光走査装置100は、レーザ光を射出する光源1と、画素クロックに同期し、画像データに従って光源を明滅させる光源駆動手段31と、光源から射出されたレーザ光を偏向走査する回転多面鏡3と、回転多面鏡を回転駆動するモータ9と、モータを駆動制御する制御手段30と、を備え、光源駆動手段は、制御手段で生成される前記モータの回転速度の加速制御あるいは減速制御あるいは速度保持制御を示すモータ制御情報を用いて画素クロックの周波数を補正し、光源駆動手段は、モータ制御情報が加速制御を示すときに画素クロックの周波数を高くする補正をし、モータ制御情報が減速制御を示すときに画素クロックの周波数を低くする補正をし、モータ制御情報が速度保持制御を示すときに画素クロックの周波数をそのまま保持する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レーザ光を偏向走査する光走査装置、および当該光走査装置を備えた画像形成装置に関する。
近年、デジタル方式の複写機、プリンタの普及が急速に進み、様々な方式の画像形成装置が実用化されている。
その内の一つである電子写真方式を採用した所謂レーザビームプリンタは、半導体レーザから出力されるレーザ光を画像信号によって変調し、そのレーザ光を回転多面鏡によって偏向することで感光ドラム等の感光体を走査する。感光体上にはレーザ光の走査によって静電潜像が形成され、その潜像は現像器によりトナー像として現像される。感光ドラム上のトナー像は中間転写ベルトなどの中間転写体を介して用紙に転写され、さらに転写された用紙上のトナー像は熱処理等によって定着されて画像形成が行われる。
ここでレーザビームプリンタのレーザ光走査系について説明する。図14は、レーザビームプリンタのレーザ光走査系の概略構成を示している。
レーザビームプリンタのレーザ光走査系は、半導体レーザ1や回転多面鏡3、fθレンズ4等を含み、感光ドラム5上に画像データに応じた静電潜像を形成する。半導体レーザ1から射出したレーザ光LBはシリンドリカルレンズ2を通って回転多面鏡3に到達する。回転多面鏡3は、駆動モータ(不図示)によって回転駆動されている。レーザ光LBは、回転多面鏡3の回転速度に同期して、画像信号によってパルス幅変調されている。回転多面鏡3に到達したレーザ光LBは回転多面鏡3によって偏向され、fθレンズ4によって平面に投影された光の線速度が等速度となるように変換される。このためレーザ光LBは、感光ドラム5の表面を図14中矢印A方向に等速で走査する。また、fθレンズ4を通ったレーザ光は、感光ドラム5の画像が形成される領域(以下、画像領域という)を照射しない位置に設けられたBD反射ミラー6で反射されてBDセンサ7により受光される。画像領域では、レーザ光LBはfθレンズ4を通った後に折返しミラー8により反射され、感光ドラム5上を照射する。感光ドラム5は帯電器(不図示)によって予備的に帯電されており、レーザ光LBの照射によって静電潜像が形成される。
続いて、レーザ光走査系における駆動モータの速度制御方法について図15を参照して説明する。図15は、制御回路のブロック図であり、駆動モータ9等を模式的に書き加えている。また、BD信号検出用のBD反射ミラー6等は省略している。
図15に示したように、主走査同期信号であるBD信号は、分周回路10に入力される。分周回路10では、BD信号を回転多面鏡3の鏡面数に等しい値で分周する。図15では鏡面数は“8”となっている。
ここで、BD信号を回転多面鏡の鏡面数3で分周する理由について図16を参照して簡単に説明する。回転多面鏡3の各鏡面は面形状にばらつきがあるため、駆動モータ9の回転が安定している場合でも図16のT1〜T8に示したようにBD信号の周期はばらついている。したがって、このBD信号に基づいて駆動モータ9を制御した場合には適正に制御できなくなってしまう。
一方、BD信号を8分周してBD/8信号を生成すると、図16のBD/8信号波形のように、駆動モータ9の1回転で1パルスの信号に整形される。この場合、駆動モータ9の回転速度が目標速度で安定していれば、BD/8信号は、回転多面鏡3の面形状ばらつきの影響を受けずにその周期は常に一定(Tround)になる。このように回転多面鏡3の面形状ばらつきの影響を受けずに駆動モータ9の回転周期を正確に測定することが可能になるため、BD信号を回転多面鏡3の鏡面数で分周している。
図15の説明に戻る。分周回路10で分周されたBD信号(BD/8信号)は、カウンタ11に入力される。カウンタ11では、BD/8信号の周期、すなわち駆動モータ9の回転周期が計測される。
制御信号生成部13には、カウンタ11のカウント値Troundと目標値記憶部12に記憶されている目標周期Ttargetとが入力される。制御信号生成部13は、カウント値Tround及び目標周期Ttargetに基づいて駆動モータ9の加速制御量及び減速制御量を演算し、ACC信号(加速信号)及びDEC信号(減速信号)を生成する。なお、目標周期Ttargetとしては、BD/8信号に対応する目標周期が設定されている。
モータ駆動部20では、制御信号生成部13から入力されたACC信号、DEC信号に応じてモータ駆動信号を生成し、駆動モータ9を回転駆動する。
レーザビームプリンタにおいては、以上説明してきたようにレーザ光を走査して感光ドラム上に静電潜像を形成する。
しかしながら、実際には感光ドラム上のレーザ光走査速度は走査ごとに少しずつ変動し、形成される静電潜像にレーザ光走査方向の倍率変動が生じて画像品位が劣化してしまう。
レーザ光の走査速度が変動する要因は、一つは回転多面鏡の回転速度変動である。
回転多面鏡は前述したように1回転ごとにその周期を計測して速度制御が行われており、画像形成中にも加速・減速が行われる。そのため、制御範囲内で回転速度変動が存在し、レーザ光の走査速度変動になる。こうした変動は、仮に回転多面鏡が理想的な正多角形だとしても存在する。
このような変動について、特許文献1では、回転多面鏡の回転速度を検出し、その検出結果に基づいてレーザ光の書込みタイミングを補正することで回転多面鏡の回転速度変動起因の画像位置ずれを低減する方法が提案されている。
また、レーザ光の走査速度が変動するもう一つの要因として、回転多面鏡の面形状精度が存在する。回転多面鏡は、理想的な正多角形であることが望ましいが、現実には製造上の誤差が存在する。鏡面が凸傾向にある場合には、理想的な平面の場合に比べてレーザ光の走査速度は遅くなり、走査倍率が小さくなる。鏡面が凹傾向にある場合にはレーザ光の走査速度は速くなり、走査倍率が大きくなる。こうした変動は、仮に回転多面鏡が理想的に等速回転したとしても存在する変動であり、回転多面鏡の回転に伴って周期的に発生する。
このような変動を解消する手段が特許文献2で提案されている。
特許文献2では、各鏡面の走査倍率をあらかじめ測定しておき、それぞれの鏡面での走査時に測定結果を利用してレーザ光の書込みタイミングを補正することで面形状起因の画像位置ずれを低減する方法が提案されている。
特開平10−148773号公報 特開平03−110512号公報
しかしながら、上記背景技術では、以下に述べるような問題点があった。
前述したようにレーザビームプリンタのレーザ光走査系では、画像形成中にも回転多面鏡を加速・減速することで、回転速度をある範囲内に抑えるように制御されている。つまり、詳細に見ると、加速・減速に伴って回転多面鏡の回転速度が変動し、その結果として静電潜像の倍率変動が発生する。
特許文献1で提案された方法は、回転多面鏡の長周期な回転速度変動を解消することはできるが、上述した回転多面鏡の加速・減速に伴って発生する変動は短周期な変動であるため、解消することができない。前述したように、回転多面鏡の速度制御は、回転多面鏡の1回転ごとに回転周期を検出して行われる。しかし、回転多面鏡の加速・減速に伴って発生する走査速度の変動は、回転多面鏡による一走査ごとに変化する短周期な変動である。
例えば、特許文献1では、回転多面鏡の1回転ごとに回転速度を検出して書込みタイミングを補正するとしているが、それでは上述した短周期な変動を解消することはできず、制御誤差が残ってしまう。
また、特許文献2では、回転多面鏡の面形状精度に起因する倍率変動を解消するため、あらかじめ鏡面ごとの倍率を測定しておいて書込みタイミングを補正している。しかしながら、特許文献2では上述した加速・減速に伴う回転多面鏡の回転速度変動が考慮されていない。現実には、回転多面鏡を加速した場合と減速した場合とでは鏡面ごとの倍率変動の様子は異なってしまうため、やはり制御誤差が残ってしまうことになる。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、レーザ光の走査倍率変動を軽減することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の光走査装置は、レーザ光を射出する光源と、画素クロックに同期し、画像データに従って前記光源を明滅させる光源駆動手段と、前記光源から射出されたレーザ光を偏向走査する回転多面鏡と、前記回転多面鏡を回転駆動するモータと、前記モータを駆動制御する制御手段と、を備え、前記光源駆動手段は、前記制御手段で生成される前記モータの回転速度の加速制御あるいは減速制御あるいは速度保持制御を示すモータ制御情報を用いて前記画素クロックの周波数を補正し、前記モータ制御情報が前記加速制御を示すときに、前記光源駆動手段は、前記画素クロックの周波数を高くする補正をし、前記モータ制御情報が前記減速制御を示すときに、前記光源駆動手段は、前記画素クロックの周波数を低くする補正をし、前記モータ制御情報が前記速度保持制御を示すときに、前記光源駆動手段は、前記画素クロックの周波数をそのまま保持するように構成した。
また、上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、上記光走査装置を備える。
本発明によれば、レーザ光の走査倍率変動を軽減し、画像の位置ずれが低減された高品質な画像の形成が可能となる。
第1の実施形態におけるレーザ光走査装置に備えられる駆動モータおよび半導体レーザ制御回路のブロック図である。 第1の実施形態におけるレーザ光走査装置の構成概要図である。 制御信号生成部13の動作を説明するためのフローチャートである。 モータドライバ27の基本的な動作を説明するための図である。 モータドライバ27の基本的な動作を説明するための図である。 第1の実施形態におけるLD駆動制御部31のブロック図である。 LD駆動信号を説明するタイミングチャートである。 第2の実施形態におけるレーザ光走査装置に備えられる駆動モータおよび半導体レーザ制御回路のブロック図である。 基準マーク検出部72を説明する平面図である。 基準マーク検出部72を説明する側面図である。 鏡面識別部71の動作を説明するためのタイミングチャートである。 第2の実施形態におけるLD駆動制御部70のブロック図である。 レーザ光の走査倍率変動の一例を表したグラフである。 レーザビームプリンタのレーザ光走査系の概略構成を示した図である。 制御回路のブロック図である。 BD信号の周期のばらつきを説明するための図である。
以下に本発明の一実施形態を示す。なお、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態における光走査装置100を示す図である。光走査装置100は、電子写真方式により記録媒体に画像を形成する画像形成部を有する画像形成装置に設けられる。
図2は、第1の実施形態における光走査系の概略構成を示している。
なお、図2では、図14に示した背景技術と機能的に同様な部分には同じ符号を付してあり、ここでは説明を省略する。
図2で示されるように、第1BD反射ミラー15および第1BDセンサ16が走査開始側の画像領域外に設置されている。また第2BD反射ミラー17および第2BDセンサ18が走査終了側の画像領域外に設置されている。このように、第1BDセンサでの検出と第2BDセンサでの検出との時間間隔を測定することで、レーザ光の走査倍率を測定することができる構成となっている。
続いて図1を参照して、駆動モータ9の駆動制御および半導体レーザ(光源)1の駆動制御について説明する。図1は、第1の実施形態における制御ブロック図であり、駆動モータ9等を模式的に書き加えている。駆動モータ9は、回転多面鏡3を回転駆動する。LD駆動制御部(光源駆動手段)31は、画素クロックに同期し、画像データに従って半導体レーザ1を明滅させる。半導体レーザ1は、回転する回転多面鏡3へレーザ光を射出する。回転多面鏡3は、半導体レーザ1から射出されたレーザ光を偏向走査する。回転多面鏡3で反射されたレーザ光は、第1BDセンサ16及び第2BDセンサ18に入射する。
図1に示したように、第1BDセンサ16で検出された第1の主走査同期信号であるBD_T信号は、半導体レーザ1を明滅させるLD駆動制御部31および分周回路10へ入力される。分周回路10でBD_T信号は回転多面鏡3の鏡面数(図1では‘8’)で分周され、BD/8信号が生成される。BD/8信号はカウンタ11に入力され、回転多面鏡3の回転周期であるTroundが計測される。
制御信号生成部13には、計測周期Tround(カウンタ11のカウント値)と目標値記憶部12に記憶されている目標周期Ttargetとが入力される。制御信号生成部13は、計測周期Tround及び目標周期Ttargetに基づいて駆動モータ9の加速制御量及び減速制御量を演算し、ACC信号(加速信号)及びDEC信号(減速信号)を生成する。なお、目標周期Ttargetとしては、BD/8信号に対応する目標周期が設定されている。
図3は、制御信号生成部13の動作を説明するためのフローチャートである。制御信号生成部13は、CPU(不図示)およびゲートアレイ(不図示)により構成される。制御信号生成部13は、計測周期Troundが更新されると動作を開始する。まずステップS1で、制御信号生成部13は、計測周期Troundと目標周期Ttargetの差分△T(=Ttarget−Tround)を算出する。目標周期Ttargetは、目標値記憶部12に記憶されている目標値である。
ステップS2で、制御信号生成部13は、差分△Tの値を評価する。たとえば、制御信号生成部13は、差分△Tの値が“0”か否かを判定する。△Tが“0”の場合は、回転多面鏡3が目標周期Ttargetでもって回転していることを意味する。よって、差分△Tが“0”の場合は、速度保持制御を示すモータ制御情報をLD駆動制御部31へ出力して、動作を終了する。次回の計測周期Troundの更新時に再度本動作が開始される。一方、差分△Tが“0”でなければステップS3へ進む。
ステップS3で、制御信号生成部13は、再び差分△Tの値を評価する。たとえば、制御信号生成部13は、差分△Tが負の値か否かを判定する。差分△Tが負の場合には、目標周期Ttargetよりも計測周期Troundが大きい、即ち、駆動モータ9が目標速度より遅い速度で回転していることになる。よって、この場合は、ステップS4に進む。
ステップS4で、制御信号生成部13はACC信号をアクティブにする時間であるパルス幅を算出する。ACC信号のパルス幅の算出はたとえば式(1)にしたがって行われる。
ACC_PW‘ = αACC・△T +βACC ・・・(1)
ここで、αACC、βACCは、駆動モータ9の特性、モータ駆動部20の特性等と関連する定数である。さらに、式(1)で算出されたACC_PW‘を制御分解能で丸め込んでACC信号のパルス幅が算出される。ここでは制御分解能を50nsecとし、ACC信号のパルス幅は50nsecの整数倍に決定される。なお、ステップS4では、DEC信号のパルス幅は“0”に決定される。
一方、ステップS3で、差分△Tが正の値であると判定された場合には、ステップS5に進む。差分△Tが正の値であれば、目標周期Ttargetよりも計測周期Troundが小さい、即ち駆動モータ9が目標速度より速い速度で回転していることになる。よって、ステップS5で、制御信号生成部13はDEC信号をアクティブにする時間であるパルス幅を算出する。DEC信号のパルス幅の算出はたとえば式(2)にしたがって行われる。
DEC_PW‘ = αDEC・△T +βDEC ・・・(2)
ここで、αDEC、βDECは、駆動モータの特性(制御応答特性)、モータ駆動部20の特性等と関連する定数である。さらにステップS4でのACC信号と同様に制御分解能で丸め込んでDEC信号のパルス幅が算出される。なお、ステップS5では、ACC信号のパルス幅は“0”に決定される。
ステップS6で、制御信号生成部13は、ステップS4またはステップS5で算出されたパルス幅だけACC信号又はDEC信号をアクティブにする。このようにして、制御信号生成部13では、目標値記憶部12に記憶されている目標周期Ttargetと、計測周期Troundとから、ACC信号およびDEC信号のパルス幅を算出し、出力する。制御信号生成部13は、算出したACC信号のパルス幅(加速制御量)及びDEC信号のパルス幅“0”を出力するときに、加速制御を示すモータ制御情報をLD駆動制御部31へ出力する。また、制御信号生成部13は、算出したDEC信号のパルス幅(減速制御量)及びACC信号のパルス幅“0”を出力するときに、減速制御を示すモータ制御情報をLD駆動制御部31へ出力する。モータ制御情報は、加速制御あるいは減速制御が行われてからの経過時間情報も含んでいる。
なお、制御信号生成部13によるACC信号及びDEC信号のパルス幅の算出は、上記式(1)、式(2)以外の計算式を用いてもよい。あるいは、差分△Tを減算器で算出し、差分△Tを入力としてルックアップテーブルを参照してACC信号及びDEC信号のパルス幅を決定するように構成することも可能である。
以上のようにして制御信号生成部13で生成されたACC信号及びDEC信号は、モータ駆動部20に入力される。モータ駆動部20は、定電流源21、22、スイッチング素子23、24、チャージポンプコンデンサ25、増幅器26、モータドライバ27により構成されている。
定電流源21、22とスイッチング素子23、24は、チャージポンプコンデンサ25の充放電回路を形成している。ローアクティブであるACC信号が「Low」になるとスイッチング素子23がオンし、定電流源21を介してチャージポンプコンデンサ25に電荷が充電される。また、ローアクティブであるDEC信号が「Low」になると、スイッチング素子24がオンし、定電流源22を介してチャージポンプコンデンサ25から電荷が放電される。したがって、チャージポンプコンデンサ25の電圧は、ACC信号、DEC信号の「Low」レベルの幅により増減する。この電圧を次段の増幅器26を介してモータドライバ27に伝送する。
図4および図5は、モータドライバ27の基本的な動作を説明するための図である。図4の上側の波形のうち実線はモータドライバ27内部で生成される三角波信号である。破線は増幅器26から伝送された電圧値を示している。この電圧値は閾値電圧として使用される。モータドライバ27は、三角波信号と破線で示された閾値電圧とを比較し、三角波信号が閾値電圧よりも小さい間だけ、駆動モータ9へ電力を供給する。したがって駆動モータ9への電力供給は図4の下側に示した波形のようになる。
図5の閾値電圧は、図4の閾値電圧よりも低い。よって、図5の下側の波形が示すように、駆動モータ9へ電力供給している時間が図4の場合よりも短くなっている。したがって、図4に示した場合の方が、図5に示した場合よりも、駆動モータ9への電力供給量が多くなり、駆動モータ9は速く回転する。
このようにモータドライバ27は、パルス幅変調制御により、駆動モータへの電力供給を行っている。すなわち、増幅器26から伝送された電圧値にしたがって駆動モータ9の回転速度が変化する。
以上説明したように駆動モータ制御部30では、一定範囲内で駆動モータが等速回転するように制御が行われている。
図1のLD駆動制御部31には第1の主走査同期信号であるBD_T信号、第2の主走査同期信号であるBD_E信号、モータ制御情報および画像信号が入力され、半導体レーザ1の駆動信号であるLD駆動信号が生成される。
図6は、LD駆動制御部31のブロック図である。LD駆動制御部31は、モータ駆動制御部30で生成されるモータ制御情報を用いて画素クロックの周波数を補正する。モータ制御情報は、駆動モータ9の回転速度の加速制御あるいは減速制御あるいは速度保持制御の制御状態を示す。LD駆動制御部31は、加速制御のときに、画素クロックの周波数を高くして、感光ドラム(感光体)に形成される画像(静電潜像)の位置を補正する。また、LD駆動制御部31は、減速制御のときに、画素クロックの周波数を低くして、感光ドラムに形成される画像の位置を補正する。LD駆動制御部31は、速度保持制御のときに、画素クロックの周波数をそのまま保持する。
BD_T信号およびBD_E信号は、インターバル計測部51へ入力される。インターバル計測部51にはカウンタ回路が含まれ、BD_T信号とBD_E信号との時間間隔を計測して計測値であるBD_INT信号を出力する。
BD_INT信号は補正周波数算出部54へと入力される。
一方、モータ駆動制御部(制御手段)30から出力されたモータ制御情報は、補正値算出部53へと入力される。ここで、モータ制御情報は、駆動モータ9の回転速度制御についての情報である。モータ制御情報は、加速制御あるいは減速制御あるいは速度保持制御の制御状態と、加速制御量あるいは減速制御量と、加速制御あるいは減速制御が行われてからの経過時間情報とを含む。具体的には、モータ制御情報は、何スキャン前にACC信号又はDEC信号が何制御単位(ここでは制御分解能が50nsecなので50nsecが1制御単位)分出力されたかを示す情報である。例えば、1スキャン(一走査)前にACC信号が1制御単位分(50nsec)出力されたことを示す情報である。
補正値算出部53では、入力されたモータ制御情報から画素CLK(画素クロック)の周波数の補正量を算出し、CRCT_VAL信号として補正周波数算出部54へ出力する。モータ制御情報は、制御信号生成部13により算出されたACC信号のパルス幅(加速制御量)又はDEC信号のパルス幅(減速制御量)を含んでいる。加速制御量が大きいほど画素CLKの周波数の補正量を大きくする。すなわち、加速制御量が大きいほど画素CLKの周波数を高くする。また、減速制御量が大きいほど画素CLKの周波数の補正量を大きくする。すなわち、減速制御量が大きいほど画素CLKの周波数を低くする。
補正周波数算出部54へは、基準記憶部52に記憶されているBD_T信号とBD_E信号の時間間隔の基準値であるINT_REF信号も入力されている。
補正周波数算出部54では、入力された上記3つの信号から、画素CLKの周波数を決定し、CRCT_F信号として画素CLK生成部55へ出力する。INT_REF信号に比べてBD_INT信号が大きい場合はレーザ光走査速度が基準速度よりも遅くなっているので、算出される画素CLKの周波数は基準周波数よりも低くなる。また、モータ制御情報が、例えば一スキャン前にACC信号が1制御単位分出力されたことを示している場合、次スキャンではレーザ光走査速度が速くなることが予測される。このため、算出される画素CLKの周波数は、ACC信号が出力されていない場合に比べて高くする。
つまり、LD駆動制御部31は、モータ制御情報が示す加速制御又は減速制御が行われてからの経過時間情報(例えば、何スキャン前)と、駆動モータ9の制御応答特性とを用いて、画素クロックの周波数を決定する。
画素CLK生成部55は、入力されたCRCT_F信号に対応した周波数の画素CLK信号であるPCLK信号を生成して出力する。画素CLK生成部55へはBD_E信号も入力されており、BD_E信号を検出した後に画素CLKの周波数を切り替えることで、一スキャンごとに画素CLKの周波数を補正することが可能になる。
LD駆動信号生成部56では、入力されたPCLK信号と画像信号とからLD駆動信号を生成する。
図7は、LD駆動信号の生成を示すタイミングチャートであり、形成される画像を模式的に書き加えている。
図7では、画素ごとに5階調(0を含む)の画像形成が可能な例を示している。
画素CLKは、画素に同期したクロック信号である。
画像データは階調データと位置データとからなり、画素ごとに画像データが存在する。階調データは0〜4の5段階のデータであり、階調データがnのときに画素のn/4の領域で半導体レーザからレーザ光を射出させる。位置データは0〜2の3段階のデータであり、0のときに画素の中央に、1のときに画素の左側に、2のときに画素の右側に画像を形成する。
LD駆動信号はHighの時に半導体レーザからレーザ光を射出させる信号である。
図7に書き加えられている形成される画像は、実線の四角い領域が1つの画素を表しており、その境界は画素CLKの立ち上りエッジに同期して決定される。画素中の破線は階調表現のための1/4分割領域を表している。画素中の斜線で塗られた領域が半導体レーザを発光させて潜像を形成する領域を表している。なお、画素の下に付した番号を仮に画素の番号として説明に使用する。
図7で第1画素は階調データが‘0’なので半導体レーザは発光させない。したがって、LD駆動信号はLowのままである。第2画素は階調データが‘4’なので画素の4/4すなわち全ての領域で半導体レーザを発光させる。したがって、第2画素領域中はLD駆動信号をHighにする。第3画素は階調データが‘2’、位置データが‘1’なので、画素の左側2/4の領域で半導体レーザを発光させるようにLD駆動信号が生成される。第4画素も同様にして画素の右側2/4の領域で半導体レーザを発光させるようにLD駆動信号が生成される。
このように、画素CLKに同期して半導体レーザを発光させて画像が形成される。レーザの走査速度が変動した場合には、画素CLKが一定であれば画像の位置が変動してしまうが、走査速度の変動を補正するように画素CLKを補正すれば画像の位置がずれないようにできる。
以上、説明してきたように本実施形態によれば、駆動モータ制御情報を用いて画像CLKの周波数が補正される。これにより、画像形成中の駆動モータ9の加速及び減速に伴って発生する走査倍率の変動を軽減し、高品位な画像形成が可能となる。
[第2の実施形態]
図8は、第2の実施形態における制御ブロック図であり、駆動モータ9等を模式的に書き加えている。なお、レーザ光走査系の構成については、図14に示した背景技術と同様なのでここでは説明を省略する。また、モータ駆動制御部30等、第1の実施形態と同様な部分についてもここでは繰り返し説明しない。
基準マーク検出部72は、鏡面識別を行うために回転多面鏡3の基準マーク80(図9)を検出する。
図9は、回転多面鏡3を上面から見た図である。図10は、回転多面鏡3を側面から見た図である。
図9に示したように回転多面鏡3の上面には、1周分の一部のみ反射率の異なる基準マーク80が形成されている。回転多面鏡3を回転させながら、図10に示したように発光部と受光部を備えた光学センサ81を用いて基準マーク80を検出することで、1回転に1度、基準位置を示すパルス信号が生成される。基準マーク検出部72は、光学センサ81を有する。なお、基準マーク80と光学センサ81の位置関係は、第8面で偏向されたレーザ光をBDセンサ7で検出した後、第1面で偏向されたレーザ光をBDセンサ7で検出する前に、パルス信号を出力するように調整して配置される。
基準マーク検出部72で生成された基準マーク検出信号は鏡面識別部71へ入力される。鏡面識別部71ではその時点でレーザ光を偏向している鏡面の識別が行われる。
図11は鏡面識別部71の動作を示したタイミングチャートである。
基準マーク検出信号はハイアクティブの信号であり、前述したように第8面で偏向されたレーザ光をBDセンサ7で検出した後、第1面で偏向されたレーザ光をBDセンサ7で検出する前にパルスが発生する。
BD信号はローアクティブの信号であり、回転多面鏡3で偏向されたレーザ光がBDセンサ7で検出される毎にパルスが発生する。図11で、BD信号の各パルスの下に記された数字は説明のために付されており、レーザ光を偏向している鏡面の番号を示している。即ち、‘1’と記されたパルスは、第1面で偏向されたレーザ光をBDセンサ7で検出したパルスである。
鏡面識別部71はカウンタを含んでおり、図11のBD_cnt信号はそのカウント値である。鏡面識別部71を構成するカウンタは、基準マーク検出信号の立ち上がりエッジに同期して‘1’がセットされ、BD信号の立下りエッジに同期してインクリメントされる。このように動作するカウンタのカウント値であるBD_cnt信号を参照することで、BD信号のパルス発生時に、レーザ光がどの鏡面で偏向されているかを識別することが可能になる。
鏡面識別部71はこのようにしてレーザ光を偏向している鏡面を識別し、カウンタのカウント値であるBD_cnt信号を、鏡面情報として出力する。
鏡面識別部71で生成された鏡面情報は、LD駆動制御部70へ入力される。LD駆動制御部70へは、モータ駆動制御部(制御手段)30から出力されるモータ制御情報、および画像信号も入力され、半導体レーザ1の駆動信号であるLD駆動信号が生成される。
図12は、LD駆動制御部70のブロック図である。
補正周波数選択部75へは、モータ駆動制御部30から出力されるモータ制御情報と、鏡面識別部71から出力される鏡面情報が入力されている。補正周波数選択部75では、入力された2つの情報に基づいて、補正周波数記憶部76に記憶されている補正周波数情報を読出し、CRCT_F信号として次段へ出力する。
図13は、鏡面と駆動モータ9の制御状態(最新の制御状態)による走査倍率の変動を示す図である。図13の縦軸は走査倍率を、横軸は鏡面番号を表している。
前述したように、駆動モータ9の速度制御(回転速度制御)は、回転多面鏡3の1回転ごとに速度を検出して加速(加速制御)、減速(減速制御)あるいは速度保持(速度保持制御)という制御を行っている。
図13のプロット(a)〜(e)は、鏡面1での走査終了後、鏡面2での走査前に加速、減速あるいは速度保持を行ったときの回転多面鏡3の1回転分の各鏡面での走査倍率を示している。プロット(a)は速度保持、プロット(b)は1制御単位分だけ加速(ACC出力50nsec)、プロット(c)は2制御単位分だけ加速(ACC出力100nsec)の場合である。また、プロット(d)は1制御単位分だけ減速(DEC出力50nsec)、プロット(e)は2制御単位分だけ減速(DEC出力100nsec)の場合である。なお、それぞれ同じ制御状態での走査倍率を平均化したデータである。
図13に示したように、面形状精度に起因して鏡面ごとに走査倍率が変動する。さらに、プロット(a)〜(e)でわかるように、駆動モータの制御状態ごとに走査倍率が変動する。
このように、鏡面と駆動モータ制御状態によって走査倍率が変動する。図12の補正周波数記憶部76には、鏡面と駆動モータ制御状態ごとに測定された走査倍率を補正するための補正周波数情報が記憶されている。補正周波数選択部75が、入力された鏡面情報とモータ制御情報とに基づいて、補正周波数記憶部76から補正周波数情報を読み出すことで、上述した走査倍率変動をキャンセルすることができる。
画素CLK生成部77では、入力されたCRCT_F信号に対応した周波数の画素CLK信号であるPCLK信号を生成して出力する。画素CLK生成部77へはBD信号も入力されており、BD信号を検出してから所定時間後に画素CLKの周波数を切り替えることで、スキャンごとに画素CLKの周波数を補正することが可能になる。
LD駆動信号生成部56は第1の実施形態と同様にしてLD駆動信号を生成する。ここでは説明は省略する。
以上、説明してきたように、本実施形態によれば、駆動モータの制御情報とレーザ光を走査している鏡面の情報に従って画像CLKの周波数が補正される。これにより、鏡面ごとの走査倍率変動に加えて、画像形成中の駆動モータの加速・減速に伴って発生する走査倍率の変動をも軽減し、高品位な画像形成が可能となる。
上述した実施形態では、画素CLKの補正は、周波数を変更することで実施していたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、画素CLKは、1画素あたり複数のパルス数を含み、画素CLKの1画素あたりのパルス数を増減することで走査倍率の補正を実施することも可能である。この場合、パルスの周波数を一定に保持して、パルス数を増減するとよい。モータ制御情報が加速制御を示すときに、LD駆動制御部31は、画素CLKの1画素あたりのパルス数を減少させる補正をする。また、モータ制御情報が減速制御を示すときに、LD駆動制御部31は、画素CLKの1画素あたりのパルス数を増大させる補正をする。また、モータ制御情報が速度保持制御を示すときに、LD駆動制御部31は、画素CLKの1画素あたりのパルス数をそのまま保持する。
なお、一走査に対応する画素CLKのパルス数を増減することで走査倍率を補正してもよい。この場合も、モータ制御情報が加速制御を示すときに、LD駆動制御部31は、一走査に対応する画素CLKのパルス数を減少させる補正をする。また、モータ制御情報が減速制御を示すときに、LD駆動制御部31は、一走査に対応する画素CLKのパルス数を増大させる補正をする。また、モータ制御情報が速度保持制御を示すときに、LD駆動制御部31は、一走査に対応する画素CLKのパルス数をそのまま保持する。
また、第1の実施形態と第2の実施形態を組み合わせた形で実施することも可能であるし、その他にもこれまで説明してきた個別の実施形態から理解される、本発明の上位概念、中位概念および下位概念など種々の概念は様々な形態で実施可能である。
1・・・半導体レーザ(光源)
3・・・回転多面鏡
9・・・駆動モータ
30・・・モータ駆動制御部(制御手段)
31・・・LD駆動制御部(光源駆動手段)

Claims (11)

  1. レーザ光を射出する光源と、
    画素クロックに同期し、画像データに従って前記光源を明滅させる光源駆動手段と、
    前記光源から射出されたレーザ光を偏向走査する回転多面鏡と、
    前記回転多面鏡を回転駆動するモータと、
    前記モータを駆動制御する制御手段と、を備えた光走査装置であって、
    前記光源駆動手段は、前記制御手段で生成される前記モータの回転速度の加速制御あるいは減速制御あるいは速度保持制御を示すモータ制御情報を用いて前記画素クロックの周波数を補正し、
    前記モータ制御情報が前記加速制御を示すときに、前記光源駆動手段は、前記画素クロックの周波数を高くする補正をし、
    前記モータ制御情報が前記減速制御を示すときに、前記光源駆動手段は、前記画素クロックの周波数を低くする補正をし、
    前記モータ制御情報が前記速度保持制御を示すときに、前記光源駆動手段は、前記画素クロックの周波数をそのまま保持する光走査装置。
  2. 前記モータ制御情報は、
    前記加速制御あるいは前記減速制御あるいは前記速度保持制御の制御状態と、
    加速制御量あるいは減速制御量と、
    前記加速制御あるいは前記減速制御が行われてからの経過時間情報と、を含む請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記モータ制御情報の前記制御状態が前記加速制御を示すときに、前記光源駆動手段は、前記加速制御量が大きいほど前記画素クロックの周波数を高くし、
    前記モータ制御情報の前記制御状態が前記減速制御を示すときに、前記光源駆動手段は、前記減速制御量が大きいほど前記画素クロックの周波数を低くする請求項2に記載の光走査装置。
  4. 前記光源駆動手段は、前記モータ制御情報が示す前記加速制御又は前記減速制御が行われてからの前記経過時間情報と、前記モータの制御応答特性とを用いて、前記画素クロックの周波数を決定する請求項2又は3に記載の光走査装置。
  5. 前記光源駆動手段は、一走査ごとに前記画素クロックの周波数を補正する請求項1乃至4のいずれか一項に記載の光走査装置。
  6. レーザ光を射出する光源と、
    画素クロックに同期し、画像データに従って前記光源を明滅させる光源駆動手段と、前記画素クロックは、1画素あたり複数のパルス数を含み、
    前記光源から射出されたレーザ光を偏向走査する回転多面鏡と、
    前記回転多面鏡を回転駆動するモータと、
    前記モータを駆動制御する制御手段と、を備えた光走査装置であって、
    前記光源駆動手段は、前記制御手段で生成される前記モータの回転速度の加速制御あるいは減速制御あるいは速度保持制御を示すモータ制御情報を用いて前記画素クロックの1画素あたりのパルス数を補正し、
    前記モータ制御情報が前記加速制御を示すときに、前記光源駆動手段は、前記画素クロックの前記1画素あたりのパルス数を減少させる補正をし、
    前記モータ制御情報が前記減速制御を示すときに、前記光源駆動手段は、前記画素クロックの前記1画素あたりのパルス数を増大させる補正をし、
    前記モータ制御情報が前記速度保持制御を示すときに、前記光源駆動手段は、前記画素クロックの前記1画素あたりのパルス数をそのまま保持する光走査装置。
  7. 前記モータ制御情報は、
    前記加速制御あるいは前記減速制御あるいは前記速度保持制御の制御状態と、
    加速制御量あるいは減速制御量と、
    前記加速制御あるいは前記減速制御が行われてからの経過時間情報と、を含む請求項6に記載の光走査装置。
  8. 前記モータ制御情報の前記制御状態が前記加速制御を示すときに、前記光源駆動手段は、前記加速制御量が大きいほど前記画素クロックの前記1画素あたりのパルス数を減少し、
    前記モータ制御情報の前記制御状態が前記減速制御を示すときに、前記光源駆動手段は、前記減速制御量が大きいほど前記画素クロックの前記1画素あたりのパルス数を増大する請求項7に記載の光走査装置。
  9. 前記光源駆動手段は、前記モータ制御情報が示す前記加速制御又は前記減速制御が行われてからの前記経過時間情報と、前記モータの制御応答特性とを用いて、前記画素クロックの前記1画素あたりのパルス数を決定する請求項7又は8に記載の光走査装置。
  10. 前記光源駆動手段は、一走査ごとに前記画素クロックの前記1画素あたりのパルス数を補正する請求項6乃至9のいずれか一項に記載の光走査装置。
  11. 記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の光走査装置と、を有する画像形成装置。
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