JP2012036969A - 車両用駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ベルト式無段変速機と前後進切替装置と制御部とを備える車両用駆動装置において、比較的簡素な構成としながら、ドリブンプーリのベルト挟圧力が低下したときにドリブンプーリに対するベルトの滑りを防止可能とする。
【解決手段】ドリブンプーリ42の出力軸44から出力側部材への動力伝達経路に、動力伝達量を制御するクラッチ70を設ける。クラッチ70は、リダクションドライブギヤ51に回転一体に設けられる外径側クラッチディスク71と、前記出力軸44上に軸方向変位可能かつ回転一体に取り付けられる内径側クラッチディスク72とを備え、前記ドリブンプーリ42の可動シーブ422をスライドさせるための油圧アクチュエータ423による押圧力の反力が、前記両方のクラッチディスク71、72を圧接させるためのクラッチ係合圧とされる。
【選択図】図5

Description

本発明は、自動車などの車両に搭載される駆動装置に関する。この車両用駆動装置は、ベルト式の無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)と、前後進切替装置と、前記無段変速機のドリブンプーリのベルト挟圧力を制御する制御部とを備えている。
この種の車両用駆動装置としては、例えば特許文献1に示されているが、この特許文献1に示されているベルト式の無段変速機は、ドライブプーリ(プライマリプーリともいう)とドリブンプーリ(セカンダリプーリともいう)とにベルトを巻き掛け、一方のプーリの溝幅を拡大すると同時に、他方のプーリの溝幅を狭くすることにより、それぞれのプーリに対するベルトの巻き掛け半径(有効径)を連続的に変化させて変速比を無段階に設定するように構成されている。
また、特許文献1に示されている前後進切替装置は、ベルト式の無段変速機とトルクコンバータとの間の動力伝達経路に設けられている。この前後進切替装置は、プラネタリギヤ列、前進クラッチ(フォワードクラッチ)、後進ブレーキ(リバースブレーキ)などを備えている。
このような車両用駆動装置では、運転席に設けられるシフトレバーを操作することによって、例えばパーキングレンジ(Pレンジ)、後進レンジ(Rレンジ)、ニュートラルレンジ(Nレンジ)、前進レンジ(Dレンジ)等を選択するようになっている。NレンジやPレンジが選択されると、前進クラッチおよび後進クラッチの両方を解放状態にし、Dレンジが選択されると、前進クラッチを係合して後進クラッチを解放する状態にし、Rレンジが選択されると、前進クラッチを解放して後進クラッチを係合する状態にする。
ところで、例えば特許文献2では、ベルト式無段変速機のドリブンプーリの回転軸と出力側部材との間にメインクラッチを設けるような構成になっている。
この構成では、車両を前進レンジまたは後進レンジで発進させるときに、前後進切替装置の前進クラッチまたは後進ブレーキを係合させたうえで、メインクラッチの係合圧を油圧制御回路で制御するようにしている。なお、メインクラッチを油圧制御回路で解放させると、無段変速機のドリブンプーリから出力側部材への動力伝達を行えない中立状態になる。
特開2008−8339号公報 特開平11−51147号公報 特開2008−240944号公報 特開2004−245329号公報 特開2004−144139号公報
上記特許文献1に係る従来例では、例えばドリブンプーリのベルト挟圧力つまりベルトの伝達トルク容量が低下して入力トルクよりも下回ると、ドリブンプーリに対してベルトが滑るおそれがある。
上記特許文献2に係る従来例では、ドリブンプーリと出力側部材との間にメインクラッチを設けているが、この従来例は後進レンジでの停止時において前後進切替装置に含まれるプラネタリギヤ列の噛み合い音の発生を低下させることを目的とする発明であって、ドリブンプーリのベルト挟圧力が低下したときにドリブンプーリに対するベルトの滑りを防止するようなものではない。また、特許文献2に係る従来例では、前進レンジまたは後進レンジでの発進時に前記メインクラッチの係合制御を油圧制御回路で行うようにしていて、ドリブンプーリのベルト挟圧力でメインクラッチの係合圧を制御するようにはなっていない。
このような事情に鑑み、本発明は、ベルト式無段変速機と前後進切替装置とを備える車両用駆動装置において、比較的簡素な構成としながら、ドリブンプーリのベルト挟圧力が低下したときにドリブンプーリに対するベルトの滑りを防止可能とすることを目的としている。
本発明に係る車両用駆動装置は、入力軸に入力される回転駆動力を無段階に変速して出力側部材に伝達するベルト式の無段変速機と、入力軸からベルト式無段変速機に入力する回転駆動力の回転方向を切り替える前後進切替装置と、前記無段変速機のドリブンプーリのベルト挟圧力を制御する制御部とを備え、前記ドリブンプーリの出力軸から前記出力側部材への動力伝達経路に、動力伝達量を制御するクラッチが設けられ、このクラッチの係合圧が前記ベルト挟圧力で制御される、ことを特徴としている。
この構成において、例えばクラッチの係合圧をベルト挟圧力の変化に比例して変化させるように構成すると、ドリブンプーリによるベルト挟圧力が低くなるにつれてクラッチの係合圧が低くなってクラッチが解放されるようになり、逆に、前記ベルト挟圧力が高くなるにつれてクラッチの係合圧が高くなってクラッチが係合されるようになる。このように、クラッチを作動させるための専用の動力源や制御系が不要になるから、比較的簡素な構成にできるようになって、製造コストの上昇、装置大型化ならびに重量増大を抑制することが可能になる。
そして、ドリブンプーリのベルト挟圧力(ベルトの伝達トルク容量)が無段変速機のドライブプーリへの入力トルクを下回るより先に、クラッチが解放されるようにクラッチの係合圧(係合トルク容量)を特定することが好ましい。
この場合、ベルト挟圧力が低下することによってクラッチが解放されると、ドリブンプーリの出力軸と出力側部材とが切り離されることになるので、前記出力軸が空転するようになって、ドリブンプーリに対してベルトが滑らなくなる。
好ましくは、前記クラッチの係合圧(係合トルク容量)は、前記ドリブンプーリのベルト挟圧力(ベルトの伝達トルク容量)より小さく設定されている。
この構成では、ドリブンプーリのベルト挟圧力(ベルトの伝達トルク容量)が低下すると、この伝達トルク容量がドライブプーリへの入力トルクを下回るより先に、クラッチの係合圧(係合トルク容量)がドライブプーリへの入力トルクを下回ることになるので、ドリブンプーリに対してベルトが滑るより先にクラッチが滑り始めるようになる。
これにより、クラッチが解放されると、ドリブンプーリの出力軸から出力側部材が切り離されるので、前記ドライブプーリの出力軸が空転するようになって、ドリブンプーリに対してベルトが滑らなくなる。
好ましくは、前記出力側部材は、前記ドリブンプーリの出力軸に相対回転可能に外装されるリダクションドライブギヤと、このリダクションドライブギヤに噛合するリダクションドリブンギヤとを含み、前記クラッチは、前記リダクションドライブギヤに回転一体に設けられる外径側クラッチディスクと、前記出力軸上に軸方向変位可能かつ回転一体に取り付けられる内径側クラッチディスクとを備え、前記ドリブンプーリの可動シーブをスライドさせるための油圧アクチュエータによる押圧力の反力が、前記両方のクラッチディスクを圧接させるためのクラッチ係合圧とされる。
ここでは、出力側部材の構成、クラッチの構成、ドリブンプーリのベルト挟圧力とクラッチの係合圧とを連係させるための制御部の構成などを特定している。この特定によれば、クラッチを作動させるための構成として、無段変速機の一構成要素(油圧アクチュエータ)を流用していて、専用の動力源や制御系が不要であることが明らかになる。
本発明に係る車両用駆動装置は、比較的簡素な構成としながら、ドリブンプーリのベルト挟圧力が低下したときにドリブンプーリに対するベルトの滑りを防止することが可能になる。
本発明の一実施形態に係る車両用駆動装置を備える車両の概略構成を示す図である。 図1のベルト式無段変速機の変速制御に用いるマップの一例を示す図である。 図1のベルト式無段変速機のベルト挟圧力制御に用いるマップの一例を示す図である。 図1のECUの構成および入出力要素を示すブロック図である。 図1のセカンダリプーリおよび減速歯車装置の一部を拡大して詳細に示す断面図であり、上半分はクラッチが解放状態、下半分はクラッチが係合状態である。
以下、本発明を実施するための好適な形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1から図5に、本発明の一実施形態を示している。この実施形態では、本発明に係る車両用駆動装置の搭載対象となる車両を、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)方式の車両にした例を挙げている。
図1に示す車両は、走行用動力源であるエンジン(内燃機関)1、流体伝動装置としてのトルクコンバータ2、前後進切替装置3、ベルト式無段変速機(CVT)4、減速歯車装置5、差動歯車装置6、制御装置(ECU)8などが搭載されている。
エンジン1の出力軸であるクランクシャフト11はトルクコンバータ2に連結されており、エンジン1の出力が、トルクコンバータ2から前後進切替装置3、ベルト式無段変速機4及び減速歯車装置5を介して差動歯車装置6に伝達され、左右の駆動輪7,7へ分配される。
これらエンジン1、トルクコンバータ2、前後進切替装置3、ベルト式無段変速機4、減速歯車装置5、差動歯車装置6、ECU8の各部について以下で説明する。
−エンジン−
エンジン1は、例えば多気筒ガソリンエンジンである。エンジン1に吸入される吸入空気量は電子制御式のスロットルバルブ12により調整される。スロットルバルブ12は運転者のアクセルペダル操作とは独立してスロットル開度を電子的に制御することが可能であり、その開度(スロットル開度)はスロットル開度センサ102によって検出される。また、エンジン1の冷却水温は水温センサ103によって検出される。
スロットルバルブ12のスロットル開度はECU8によって駆動制御される。具体的には、エンジン回転数センサ101によって検出されるエンジン回転数Ne、及び、運転者のアクセルペダル踏み込み量(アクセル操作量Acc)等のエンジン1の運転状態に応じた最適な吸入空気量(目標吸気量)が得られるようにスロットルバルブ12のスロットル開度を制御している。より詳細には、スロットル開度センサ102を用いてスロットルバルブ12の実際のスロットル開度を検出し、その実スロットル開度が、上記目標吸気量が得られるスロットル開度(目標スロットル開度)に一致するようにスロットルバルブ12のスロットルモータ13をフィードバック制御している。
−トルクコンバータ−
トルクコンバータ2は、入力側のポンプインペラ21、出力側のタービンランナ22、及び、トルク増幅機能を発現するステータ23などを備えており、ポンプインペラ21とタービンランナ22との間で流体(作動油)を介して動力伝達を行う。ポンプインペラ21はエンジン1のクランクシャフト11に連結されている。タービンランナ22はタービンシャフト27を介して前後進切替装置3に連結されている。
トルクコンバータ2には、当該トルクコンバータ2の入力側と出力側とを直結するロックアップクラッチ24が設けられている。ロックアップクラッチ24は、係合側油室25内の油圧と解放側油室26内の油圧との差圧(ロックアップ差圧)を制御することにより完全係合、半係合(スリップ状態での係合)または解放される。
ロックアップクラッチ24を完全係合させることにより、ポンプインペラ21とタービ
ンランナ22とが一体回転する。また、ロックアップクラッチ24を所定のスリップ状態(半係合状態)で係合させることにより、駆動時には所定のスリップ量でタービンランナ22がポンプインペラ21に追随して回転する。一方、ロックアップ差圧を負に設定することによりロックアップクラッチ24は解放状態となる。
そして、トルクコンバータ2にはポンプインペラ21に連結して駆動される機械式のオイルポンプ(油圧発生源)10が設けられている。
−前後進切替装置−
前後進切替装置3は、ダブルピニオン型の遊星歯車機構30、前進クラッチ(フォワードクラッチ)C1、後進ブレーキ(リバースブレーキ)B1などを備えている。
遊星歯車機構30のサンギヤ31はトルクコンバータ2のタービンシャフト27に一体的に連結されており、キャリア33はベルト式無段変速機4の入力軸40に一体的に連結されている。これらキャリア33とサンギヤ31とは前進クラッチC1を介して選択的に連結される。また、リングギヤ32は後進ブレーキB1を介してハウジング300に選択的に固定されるようになっている。
前進クラッチC1及び後進ブレーキB1は、油圧制御回路20によって係合、解放される油圧式の摩擦係合装置であって、前進クラッチC1が係合され、後進ブレーキB1が解放されることにより、前後進切替装置3が一体回転状態となって前進用動力伝達経路が成立(達成)し、この状態で、前進方向の駆動力がベルト式無段変速機4側へ伝達される。
一方、後進ブレーキB1が係合され、前進クラッチC1が解放されると、前後進切替装置3によって後進用動力伝達経路が成立(達成)する。この状態で、ベルト式無段変速機4の入力軸40がタービンシャフト27に対して逆方向へ回転し、この後進方向の駆動力がベルト式無段変速機4側へ伝達される。また、前進クラッチC1及び後進ブレーキB1がともに解放されると、前後進切替装置3は動力伝達を遮断するニュートラル(遮断状態)になる。
なお、前進クラッチC1は、例えば、摩擦係合要素(クラッチディスクなど)、クラッチピストン、油室、リターンスプリングなどを備えており、油室に所定の圧力の作動油を供給すると、クラッチピストンが摩擦係合要素を押圧して前進クラッチC1が係合状態となる。一方、油室に作動油を供給しない状態(作動油をドレンした状態)では、リターンスプリングの弾性力によってクラッチピストンが摩擦係合要素に対して離反する向きに移動して、前進クラッチC1が解放状態になる。
また、後進ブレーキB1は、例えば、摩擦係合要素(クラッチディスクなど)、ブレーキピストン、油室、リターンスプリングなどを備えており、油室に所定の圧力の作動油を供給すると、ブレーキピストンが摩擦係合要素を押圧して後進ブレーキB1が係合状態となる。一方、油室に作動油を供給しない状態(作動油をドレンした状態)では、リターンスプリングの弾性力によってブレーキピストンが摩擦係合要素に対して離反する向きに移動して、後進ブレーキB1が解放状態になる。
−ベルト式無段変速機−
ベルト式無段変速機4は、図1に示すように、入力側のドライブプーリ(以下、プライマリプーリという)41、出力側のドリブンプーリ(以下、セカンダリプーリという)42、プライマリプーリ41とセカンダリプーリ42とに巻き掛けられた金属製のベルト43などを備えている。
プライマリプーリ41は、有効径が変更可能な可変プーリであって、入力軸40に固定された固定シーブ411と、入力軸40に軸方向のみの摺動が可能な状態で配設された可動シーブ412とによって構成されている。セカンダリプーリ42は、前記同様に有効径が変更可能な可変プーリであって、出力軸44に固定された固定シーブ421と、出力軸44に軸方向のみの摺動が可能な状態で配設された可動シーブ422とによって構成されている。
プライマリプーリ41の可動シーブ412側には、固定シーブ411と可動シーブ412との対向間のV溝幅を変更するための油圧アクチュエータ413が設置されている。また、セカンダリプーリ42の可動シーブ422側には、前記同様に、固定シーブ421と可動シーブ422との対向間のV溝幅を変更するための油圧アクチュエータ423が設置されている。
以上の構造のベルト式無段変速機4において、プライマリプーリ41の油圧アクチュエータ413の油圧を制御することにより、プライマリプーリ41及びセカンダリプーリ42の各V溝幅が変化してベルト43の掛かり径(有効径)が変更され、変速比γ〔γ=プライマリプーリ回転数(入力軸回転数)Nin/セカンダリプーリ回転数(出力軸回転数)Nout〕が連続的に変化する。また、セカンダリプーリ42の油圧アクチュエータ423の油圧は、ベルト滑りが生じない所定の挟圧力でベルト43が挟圧されるように制御される。これらの制御はECU8及び油圧制御回路20によって実行される。このECU8及び油圧制御回路20が請求項に記載の制御部に相当している。
セカンダリプーリ42の油圧アクチュエータ423は、可動シーブ422の背面側で軸部422aの外径側に設けられる油圧室45と、この油圧室45内に設置されるプリロード用の円筒コイルスプリング46とを備えている。
油圧室45は、可動シーブ422の背面から軸部422aの外周面にまたがる領域と、可動シーブ422の背面に一体形成される円筒形張り出し部422bと、可動シーブ422の背面部および軸部422aの外径を覆うように外装されるカバー47とで囲まれる空間からなる。カバー47は、有底円筒形に形成されており、その径方向に沿う底壁部47aに出力軸44にすきま嵌めされる中心孔が設けられており、また、その開口側に径方向外向きに延出する円形立ち上げ壁部47bが設けられている。この円形立ち上げ壁部47bの外周面に設けられているシール溝(符号省略)内には、Oリングなどの適宜のシールリング(符号省略)が収納されており、このシールリングが円筒形張り出し部422bの内周面に接触されることで油圧室45を密封するようになっている。
円筒コイルスプリング46は、油圧室45内において可動シーブ422の軸部422aの外径側において可動シーブ422の背面とカバー47の底壁部47aとの間に圧縮された状態で配設されており、その弾性復元力でもって可動シーブ422を固定シーブ421へ向けて押圧する。
−出力側部材−
出力側部材は、減速歯車装置5および差動歯車装置6を含んで構成されている。減速歯車装置5は、ベルト式無段変速機4から出力された回転駆動力を減速しながら差動歯車装置6に伝達する。差動歯車装置6は、減速歯車装置5から入力される回転駆動力を左右の車輪7に適宜の比率で分配して伝達する。
減速歯車装置5は、リダクションドライブギヤ51、リダクションドリブンギヤ52、デファレンシャルドライブピニオン53などを備えている。リダクションドライブギヤ51はリダクションドリブンギヤ52に噛み合わされており、デファレンシャルドライブピニオン53は、差動歯車装置6のファイナルリングギヤ61に噛み合わされている。
リダクションドライブギヤ51は、ベルト式無段変速機4の出力軸44に回転一体に外装されており、リダクションドリブンギヤ52は、デファレンシャルドライブピニオン53の軸部53aにスプライン嵌合により外装されている。
−油圧制御回路−
油圧制御回路20は、図1に示すように、変速速度制御部20a、ベルト挟圧力制御部20b、ライン圧制御部20c、ロックアップクラッチ24の係合状態(完全係合、半係合、解放)を制御するロックアップ係合圧制御部20d、前後進切替装置3の前進クラッチC1及び後進ブレーキB1の係合または解放を制御するクラッチ圧力制御部20e、マニュアルバルブ20fなどを備えている。なお、クラッチ圧力制御部20eには、リニアソレノイドバルブSLTにて制御されたライン圧が供給される。
また、油圧制御回路20には、変速速度制御用の変速制御ソレノイドバルブDS1及び変速制御ソレノイドバルブDS2、ベルト挟圧力制御用のリニアソレノイドバルブSLS、ライン圧制御用のリニアソレノイドバルブSLT、ロックアップ係合圧制御用のデューティソレノイドバルブDSUを備えている。これらソレノイドバルブDS1,DS2,SLS,SLT,DSUにはECU8からの制御信号が供給される。
そして、ECU8は、例えば図2に示すマップ、つまり、運転者の出力要求量を表すアクセル操作量Acc及び車速Vをパラメータとして予め設定された変速マップから入力側の目標回転数Nintを算出し、実際の入力軸回転数Ninが目標回転数Nintと一致するように、それらの偏差(Nint−Nin)に応じて変速制御ソレノイドバルブDS1,DS2を制御してベルト式無段変速機4の変速制御する。すなわち、変速制御ソレノイドバルブDS1,DS2の制御により、プライマリプーリ41の油圧アクチュエータ413に対する作動油の供給・排出によって変速制御圧が制御されて変速比γが連続的に変化する。図2のマップは変速条件に相当し、ECU8のROM82(図4参照)内に記憶されている。
なお、図2のマップにおいて、車速Vが小さくてアクセル操作量Accが大きい程大きな変速比γになる目標回転数Nintが設定されるようになっている。また、車速Vはセカンダリプーリ回転数(出力軸回転数)Noutに対応するため、プライマリプーリ回転数(入力軸回転数)Ninの目標値である目標回転数Nintは目標変速比に対応し、ベルト式無段変速機4の最小変速比γminと最大変速比γmaxの範囲内で設定されている。
また、ECU8は、例えば図3に示すマップ、つまり、伝達トルクに対応するアクセル開度Acc及び変速比γ(γ=Nin/Nout)をパラメータとし、ベルト滑りが生じないように、予め設定された必要油圧(ベルト挟圧力に相当)のマップに従って、油圧制御回路20のベルト挟圧力制御用のリニアソレノイドバルブSLSを制御し、セカンダリプーリ42の油圧アクチュエータ423の油圧を調圧制御することによってベルト式無段変速機4のベルト挟圧力を制御する。図3のマップは挟圧力制御条件に相当し、ECU8のROM82(図4参照)内に記憶されている。
−ECU−
ECU8は、図4に示すように、CPU81、ROM82、RAM83及びバックアップRAM84などを備えている。
ROM82には、各種制御プログラムや、それら各種制御プログラムを実行する際に参照されるマップ等が記憶されている。CPU81は、ROM82に記憶された各種制御プログラムやマップに基づいて演算処理を実行する。また、RAM83はCPU81での演算結果や各センサから入力されたデータ等を一時的に記憶するメモリであり、バックアップRAM84はエンジン1の停止時にその保存すべきデータ等を記憶する不揮発性のメモリである。
これらCPU81、ROM82、RAM83、及び、バックアップRAM84はバス87を介して互いに接続されるとともに、入力インターフェース85及び出力インターフェース86に接続されている。
入力インターフェース85には、エンジン回転数センサ101、スロットル開度センサ102、水温センサ103、タービン回転数センサ104、プライマリプーリ回転数センサ105、セカンダリプーリ回転数センサ106、アクセル開度センサ107、水平面に対する車両の勾配を検出する勾配センサ108、ブレーキペダルセンサ109、及び、シフトレバー9のレバーポジション(操作位置)を検出するレバーポジションセンサ110などが接続されている。これらのセンサの出力信号、つまり、エンジン1の回転数(エンジン回転数)Ne、スロットルバルブ12のスロットル開度θth、タービンシャフト27の回転数(タービン回転数)Nt、プライマリプーリ回転数(入力軸回転数)Nin、セカンダリプーリ回転数(出力軸回転数)Nout、アクセルペダルの操作量(アクセル関度)Acc、車両勾配α、常用ブレーキであるフットブレーキの操作の有無(ブレーキON・OFF)、及び、シフトレバー9のレバーポジション(操作位置)などを表す信号が、ECU8に供給される。
出力インターフェース86には、スロットルモータ13、燃料噴射装置14、点火装置15、及び、油圧制御回路20などが接続されている。
ここで、ECU8に供給される信号のうち、タービン回転数Ntは、前後進切替装置3の前進クラッチC1が係合する前進走行時には、プライマリプーリ回転数(入力軸回転数)Ninと一致し、セカンダリプーリ回転数(出力軸回転数)Noutは車速Vに対応する。また、アクセル操作量Accは運転者の出力要求量を表している。
また、シフトレバー9は、駐車のためのパーキング位置「P」、後進走行のためのリバース位置「R」、動力伝達を遮断するニュートラル位置「N」、前進走行のためのドライブ位置「D」などの各位置に選択的に操作されるようになっている。
そして、ECU8は、上記した各種のセンサの出力信号などに基づいて、エンジン1の出力制御、ロックアップクラッチ24の係合圧制御、前後進切替装置3の前進クラッチC1及び後進ブレーキB1の各係合圧制御、ベルト式無段変速機4の変速速度制御及びベルト挟圧力制御などを実行する。
そして、この実施形態では、ベルト式無段変速機4において、セカンダリプーリ42のベルト挟圧力つまりベルト43の伝達トルク容量がプライマリプーリ41への入力トルクを下回ったときに、ベルト43がセカンダリプーリ42に対して滑ることを防止するために、次のような構成を備えている。
つまり、ベルト式無段変速機4の出力軸44から前記出力側部材の一構成要素である減速歯車装置5のリダクションドライブギヤ51への動力伝達経路に、動力伝達量を制御するためのクラッチ70を設けている。
このクラッチ70は、セカンダリプーリ42のベルト挟圧力つまりベルト43の伝達トルク容量がプライマリプーリ41への入力トルクを下回るより先に、セカンダリプーリ42からリダクションドライブギヤ51への動力伝達を遮断させるようにすることにより、ベルト43がセカンダリプーリ42に対して滑ることを防止するものである。
具体的に、減速歯車装置5のリダクションドライブギヤ51を、ベルト式無段変速機4の出力軸44に例えばニードルローラベアリングなどのラジアルベアリング76を介して相対回転可能に外装し、このリダクションドライブギヤ51とベルト式無段変速機4の出力軸44との間に、摩擦多板式のクラッチ70を設けるようにしている。
このクラッチ70は、図5に示すように、複数枚の外径側クラッチディスク71、複数枚の内径側クラッチディスク72などを備えている。
外径側クラッチディスク71は、リダクションドライブギヤ51に回転一体に設けられている。詳しくは、リダクションドライブギヤ51の軸方向一端側に隣り合わせにクラッチハブ73を一体に形成する。
このクラッチハブ73は、径方向に沿う環状板部73aの外径側に軸方向に沿う円筒部73bを一体に設けたような形状になっている。このクラッチハブ73の円筒部73bの内周には、前記した複数枚の外径側クラッチディスク71が軸方向所定間隔おきに隣り合わせに並べられた状態で例えばスプライン嵌合により軸方向変位可能かつ回転一体に固定されている。
内径側クラッチディスク72は、ベルト式無段変速機4の出力軸44上に軸方向変位可能かつ回転一体に取り付けられている。詳しくは、ベルト式無段変速機4の出力軸44上には、クラッチスリーブ74が例えばスプライン嵌合により軸方向変位可能かつ回転一体に外装されている。
このクラッチスリーブ74の外周には、前記した複数枚の内径側クラッチディスク72が軸方向所定間隔おきに隣り合わせに並べられた状態で例えばスプライン嵌合により軸方向変位可能かつ回転一体に固定されている。この内径側クラッチディスク72は、外径側クラッチディスク71と軸方向交互に配置されている。
なお、クラッチスリーブ74の軸方向外端面(図5中の右端側)と、クラッチハブ73の環状板部73aとの間には、複数のころを有するスラストベアリング77が介装されており、このスラストベアリング77によってクラッチスリーブ74とクラッチハブ73とが相対回転可能になっている。
次に、このような構成のクラッチ70の作動形態について説明する。このクラッチ70の係合圧は、セカンダリプーリ42のベルト挟圧力の変化に比例して変化されるように構成されている。そのようにするために、次のような構成を採用している。
そもそも、この実施形態では、ECU8が、アクセル開度やスロットル開度などに基づいて求められる要求駆動力に応じて、セカンダリプーリ42の油圧アクチュエータ423に供給される油圧によってベルト挟圧力を制御するようになっている。例えば要求駆動力が大きい場合には、油圧アクチュエータ423への供給油圧を高くすることによってベルト挟圧力を高くするように制御される一方、要求駆動力が小さい場合には、油圧アクチュエータ423への供給油圧を低くすることによってベルト挟圧力を低くするように制御される。
セカンダリプーリ42の油圧アクチュエータ423に備えるカバー47の底壁部47aを、出力軸44の軸方向途中に設けられる段壁面44aとクラッチスリーブ74の軸方向内端面(図5中の左端側)との間に軸方向に適宜の遊びを持つ状態で配置している。このカバー47の底壁部47aの外径側に、軸方向に張り出す円筒形のクラッチピストン47cを設けている。このクラッチピストン47cの自由端を、クラッチ70の複数の内径側クラッチディスク72のうちのセカンダリプーリ42寄りに位置するクラッチディスク72に軸方向から当接させている。
このような構成を採用した場合には、例えば油圧アクチュエータ423の油圧室45に供給する制御油圧でもってセカンダリプーリ42のベルト挟圧力を高めると、この制御油圧によって可動シーブ422が固定シーブ421側に押圧されるとともに、この押圧力の反力でカバー47が可動シーブ422から遠ざかる側へ押圧されるようになる。
これにより、カバー47のクラッチピストン47cがクラッチ70の内径側クラッチディスク72を外径側クラッチディスク71に押圧させるようになり、クラッチ70の係合圧が高くなる。
このようにして、ベルト挟圧力を高めることに伴いクラッチ70の係合圧が高まると、リダクションドライブギヤ51が無段変速機4の出力軸44に回転一体に連結する状態になる(図5の下半分参照)。
逆に、油圧アクチュエータ423の油圧室45に供給する制御油圧でもってセカンダリプーリ42のベルト挟圧力を低くすると、この制御油圧によって可動シーブ422を固定シーブ421側に押圧するための押圧力の反力が小さくなるので、クラッチ70の係合圧が低くなって、リダクションドライブギヤ51が出力軸44に相対回転可能に切り離される状態になる(図5の上半分参照)。
このように、油圧アクチュエータ423でベルト挟圧力を変化させるときの反力を、一対のクラッチディスク71,72を圧接させるためのクラッチ係合圧として利用するようにしており、このベルト挟圧力の変化に比例してクラッチ70の係合圧を変化させることで、出力軸44からリダクションドライブギヤ51への動力伝達量を制御するようにしている。
しかも、この実施形態では、セカンダリプーリ42のベルト挟圧力つまりベルト43の伝達トルク容量がプライマリプーリ41への入力トルクを下回るより先に、クラッチ70が滑り始めるようにクラッチ70の係合トルク容量を特定している。そのようにするために、クラッチ70の係合トルク容量を、セカンダリプーリ42のベルト挟圧力つまりベルト43の伝達トルク容量より小さく設定している。
この構成によれば、セカンダリプーリ42のベルト挟圧力つまりベルト43の伝達トルク容量が低下したときに、この伝達トルク容量がプライマリプーリ41への入力トルクを下回るより先に、クラッチ70の係合トルク容量がプライマリプーリ41への入力トルクを下回ることになるので、セカンダリプーリ42に対してベルト43が滑るより先にクラッチ70が滑り始めるようになる。このようにしてクラッチ70が解放されると、セカンダリプーリ42の出力軸44からリダクションドライブギヤ51が切り離されるので、出力軸44が空転するようになって、ベルト43がセカンダリプーリ42に対して滑らなくなる。
以上説明したように、本発明を適用した実施形態では、セカンダリプーリ42のベルト挟圧力が低下してベルト43がセカンダリプーリ42に対して滑りやすい状況になったときに、クラッチ70を自動的に解放させることにより、ベルト式無段変速機4の出力軸44から減速歯車装置5のリダクションドライブギヤ51を切り離して、出力軸44を空転させるようにしている。これにより、セカンダリプーリ42に対してベルト43が滑ることを防止することが可能になる。
そして、この実施形態では、クラッチ70の係合圧をセカンダリプーリ42のベルト挟圧力の変化に比例して自動調節するようにしているから、従来例のようにクラッチを作動させるための専用の動力源や制御系が不要になる。これにより、車両用駆動装置の構成を比較的簡素にできるようになって、製造コストの上昇、装置大型化ならびに重量増大を抑制することが可能になる。
−他の実施形態−
上記実施形態では、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)方式の車両に搭載される駆動装置に本発明を適用した例を挙げているが、例えばFR(フロントエンジン、リアドライブ)方式の車両、あるいは4輪駆動方式の車両などに搭載される駆動装置にも本発明を適用することができる。
本発明は、ベルト式無段変速機4、前後進切替装置3、ECU8、油圧制御回路20を備え、前進レンジ(Dレンジ)とニュートラルレンジ(Nレンジ)と後進レンジ(Rレンジ)とを選択操作される車両用駆動装置に利用可能である。
1 エンジン
11 クランクシャフト
2 トルクコンバータ
3 前後進切替装置
4 ベルト式無段変速機
41 プライマリプーリ(ドライブプーリ)
413 プライマリプーリの油圧アクチュエータ
42 セカンダリプーリ(ドリブンプーリ)
423 セカンダリプーリの油圧アクチュエータ
44 ベルト式無段変速機(セカンダリプーリ)の出力軸
45 セカンダリプーリの油圧室
47 カバー
47a カバーの底壁部
47c カバーのクラッチピストン
8 ECU
20 油圧制御回路
70 クラッチ
71 外径側クラッチディスク
72 内径側クラッチディスク
73 クラッチハブ
74 クラッチスリーブ

Claims (3)

  1. 入力軸に入力される回転駆動力を無段階に変速して出力側部材に伝達するベルト式の無段変速機と、入力軸からベルト式無段変速機に入力する回転駆動力の回転方向を切り替える前後進切替装置と、前記無段変速機のドリブンプーリのベルト挟圧力を制御する制御部とを備え、
    前記ドリブンプーリの出力軸から前記出力側部材への動力伝達経路に、動力伝達量を制御するクラッチが設けられ、このクラッチの係合圧がベルト挟圧力で制御されることを特徴とする車両用駆動装置。
  2. 請求項1に記載の車両用駆動装置において、
    前記クラッチの係合圧(係合トルク容量)は、前記ドリブンプーリのベルト挟圧力(ベルトの伝達トルク容量)より小さく設定されている、ことを特徴とする車両用駆動装置。
  3. 請求項1または2に記載の車両用駆動装置において、
    前記出力側部材は、前記ドリブンプーリの出力軸に相対回転可能に外装されるリダクションドライブギヤと、このリダクションドライブギヤに噛合するリダクションドリブンギヤとを含み、
    前記クラッチは、前記リダクションドライブギヤに回転一体に設けられる外径側クラッチディスクと、前記出力軸上に軸方向変位可能かつ回転一体に取り付けられる内径側クラッチディスクとを備え、
    前記ドリブンプーリの可動シーブをスライドさせるための油圧アクチュエータによる押圧力の反力が、前記両方のクラッチディスクを圧接させるためのクラッチ係合圧とされる、ことを特徴とする車両用駆動装置。
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