JP2012036908A - 建設機械の油圧回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】3回路/3ポンプ方式をとる油圧回路において、ブーム上げ操作が行われた場合に、第3ポンプのポンプ圧を確保してブーム上げ性能(複合操作時にはプラス旋回加速性能)を改善する。
【解決手段】両走行時に他のアクチュエータ操作が行われた場合に、合流弁22によって第3ポンプ油を第1及び第2両回路A,Bに合流させる構成を前提として、両走行操作とは無関係にブーム上げ操作が行われた場合に、合流弁22を第3の位置ハに切換え、第3ポンプ15から吐出される第3ポンプ油をアンロード通路23とパラレル通路24とを通じて、ブームシリンダ6が属する第1回路Aに合流させ、アームシリンダ7が属する第2回路Bに対しては遮断するように構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は油圧ショベルのように下部走行体と上部旋回体と作業アタッチメントとから成る建設機械の油圧回路に関するものである。
油圧ショベルを例にとって背景技術を説明する。
油圧ショベルは、図3に示すようにクローラ式の下部走行体1上に上部旋回体2が地面に対して鉛直な軸Xのまわりに旋回自在に搭載され、この上部旋回体2に、ブーム3、アーム4、バケット5、及びこれらを作動させるブーム、アーム、バケット各シリンダ6,7,8から成る作業(掘削)アタッチメント9が装着されて構成される。
また、他の油圧アクチュエータとして、下部走行体1(左右のクローラ)を走行駆動する左右の走行モータ、及び上部旋回体2を旋回駆動する旋回モータ12(いずれも図示省略)が設けられる。
この油圧ショベルにおいて、特許文献1に示されているように、旋回動作と他のアクチュエータ動作との独立性を確保するために、回路全体を、
i. 左右両側走行モータのうち一方の走行モータとブームシリンダとが属する第1回路と、
ii. 他方の走行モータとアームシリンダとが属する第2回路と、
iii. 旋回モータが属する第3回路と
に分け、この三つの回路を別ポンプ(第1〜第3ポンプ)で駆動する3回路/3ポンプ方式をとるものが公知である。
また、この公知技術においては、走行直進性を確保するために、第1及び第2両回路をそれぞれ走行モータがポンプ油の流れの最上流側に配置された走行優先回路として構成し、両側走行モータが同士に駆動される両走行操作が行われたときに、第1及び第2両ポンプ油を走行モータに優先的に供給する一方、第3ポンプから第3回路に向けて吐出される第3ポンプ油を合流弁を介して第1及び第2両回路(走行以外のアクチュエータ)に合流させる構成をとっている。
これにより、走行直進性を保ちながら、他のアクチュエータの動作を確保できるようにしている。
この場合、第2回路のアームシリンダが非操作状態であると、同シリンダ用のコントロールバルブが中立位置にあってそのブリードオフ通路がタンクに連通しているため、第3ポンプ油が第2回路を通じてタンクに流れてしまい、ポンプ圧が十分には上昇しない。
このため、他のアクチュエータ動作、たとえばブーム上げ、旋回等の動作が遅くなるが、走行しながらの動作であるため問題とならず、むしろ安全上好ましい。
一方、両走行操作の有無にかかわらず、ブーム上げ操作されたときにも、上記両走行/他のアクチュエータ操作時と同様に、第3ポンプ油を合流弁を介して第1及び第2両回路に合流させるようにしている。
特許第4137431号
公知技術によると、上記のように両走行/他のアクチュエータ操作時と、両走行操作とは無関係なブーム上げ操作時の双方で、旋回用の第3ポンプ油を第1回路(ブームシリンダ)及び第2回路(アームシリンダ)に合流させる構成をとっているため、ブーム上げ操作時に第2回路のアームシリンダが非操作状態であると、同シリンダ用のコントロールバルブが中立位置にあってそのブリードオフ通路がタンクに連通しているため、第3ポンプ油が第2回路を通じてタンクに流れてしまい、ポンプ圧が十分には上昇しない。
なお、対策として第2回路への合流通路に絞りを設けることによってポンプ圧を上げるようにしているが、限界がある。
従って、ブーム上げ圧力が低くなってブーム上げ性能が悪くなる。
また、ブーム上げ/旋回時には、ブーム上げ性能に加えて、旋回加速圧力が上がらないことで旋回加速性能が極端に悪くなっていた。
このため、バケットに土砂を積み込んでダンプする場合等にサイクルタイムが長くなり、作業能率が著しく低下するという問題が生じていた。
なお、ブーム上げ操作時に第3ポンプ油を合流弁とは別の経路で第1回路に合流させるように回路を組むことは可能である。
しかし、こうすると各回路のつなぎが複雑になること、専用の弁が必要になることから回路構成が複雑化するとともにコストアップとなる弊害が生じるため得策でない。
そこで本発明は、上記3回路/3ポンプ方式をとり、かつ、合流弁により両走行時に第3ポンプ油を第1及び第2両回路に合流させる構成を前提として、合流作用を上記合流弁でのみ行う回路構成をとりながら、ブーム上げ操作(ブーム上げ/旋回の複合操作を含む)が行われた場合に、第3ポンプのポンプ圧を確保してブーム上げ性能(複合操作時にはプラス旋回加速性能)を改善することができる建設機械の油圧回路を提供するものである。
請求項1の発明は、次の(A)〜(G)のすべての要件を具備するものである。
(A) 左右両側の走行モータによって走行駆動される下部走行体と、この下部走行体上に旋回自在に搭載され旋回モータによって旋回駆動される上部旋回体と、この上部旋回体に取付けられた作業アタッチメントを有すること。
(B) この作業アタッチメントは、油圧アクチュエータとしてブームシリンダによって作動するブームと、アームシリンダによって作動するアームとを有すること。
(C) 油圧アクチュエータ回路として、上記左右両側走行モータのうち一方の走行モータと上記ブームシリンダとが属する第1回路と、他方の走行モータと上記アームシリンダとが属する第2回路と、上記旋回モータが属する第3回路とを備え、各回路は油圧アクチュエータごとに作動を制御するコントロールバルブを有すること。
(D) 油圧源として、上記第1回路用の第1ポンプと、上記第2回路用の第2ポンプと、上記第3回路用の第3ポンプとを有すること。
(E) 上記第1及び第2両回路は、それぞれ走行モータが最上流側に配置された走行優先回路として構成されていること。
(F) 上記第3ポンプから上記第3回路に向けて吐出される第3ポンプ油を上記第1及び第2両回路に合流させる合流弁を有すること。
(G) 上記合流弁は、上記第3ポンプ油を上記第2回路を通じてアンロードする第1の位置と、左右両側の走行モータが同時に駆動される両走行操作が行われかつ他の油圧アクチュエータ操作が行われたときに上記第3ポンプ油を上記第1及び第2両回路に合流させる第2の位置と、ブーム上げ操作が行われたときに第3ポンプ油を上記第1回路に合流させ第2回路に対しては遮断する第3の位置とを有すること。
請求項2の発明は、請求項1の構成において、上記合流弁の第3の位置において、上記第3ポンプのポンプ圧が上記第1回路の圧力よりも高くなるように、第3ポンプ油を第1回路に合流させる通路に絞りが設けられたものである。
本発明によると、両走行時に他のアクチュエータ操作が行われた場合に、合流弁により第3ポンプ油を第1及び第2両回路に合流させる一方、両走行操作とは無関係にブーム上げ操作(ブーム上げ/旋回の複合操作を含む)が行われた場合には、第3ポンプ油を第1回路には合流させるが第2回路に対しては遮断する構成としたから、ブーム上げ操作時(ブーム上げ/旋回操作時を含む)に第3ポンプのポンプ圧を確保し、ブーム上げ性能(ブーム上げ/旋回操作時にはプラス旋回加速性能)を高めて作業能率を向上させることができる。
しかも、両走行時に第3ポンプ油を第1及び第2両回路に合流させるための合流弁に第3の位置を追加することによって上記合流/遮断作用を行う構成であるため、新たな弁と回路を追加する場合のような回路構成の複雑化とコストアップを回避することができる。
この場合、請求項2の発明によると、合流弁の第3の位置において、第3ポンプのポンプ圧が第1回路の圧力(ブーム圧力)よりも高くなるように、第3ポンプ油を第1回路に供給する通路に絞りを設けたから、ブーム上げ/旋回時の旋回圧力を高めて旋回加速性能をさらに向上させることができる。
本発明の実施形態を示す油圧回路図である。 同回路に設けられた合流弁の拡大図である。 本発明の適用対象である油圧ショベルの概略側面図である。
実施形態では油圧ショベルを適用対象としている。
第1実施形態に係る油圧回路においては、図1に示すように油圧アクチュエータ回路として、左走行モータ10とブームシリンダ6とバケットシリンダ8とが属する第1回路Aと、右走行モータ11とアームシリンダ7とが属する第2回路Bと、旋回モータ12のみが属する第3回路Cとを備えるとともに、油圧源として、第1回路A用の第1ポンプ13と、第2回路B用の第2ポンプ14と、第3回路C用の第3ポンプ15とが設けられている。
各回路A,B,Cには、油圧アクチュエータごとに作動を制御する油圧パイロット式のスプール弁であるコントロールバルブ(方向切換弁)が設けられている。
すなわち、第1回路Aには、ブームシリンダ用、バケットシリンダ用、左走行モータ用の各コントロールバルブ16,17,18、第2回路Bにはアームシリンダ用と右走行モータ用の両コントロールバルブ19,20、第3回路Cには旋回モータ用のコントロールバルブ21がそれぞれ設けられている。
ここで、第1及び第2両回路A,Bは、図示のように走行用コントロールバルブ18,20がポンプ油の流れの最上流側に位置する走行優先回路として構成され、走行操作時に第1ポンプ13から吐出された第1ポンプ油が左走行モータ10に、第2ポンプ14から吐出された第2ポンプ油が右走行モータ11にそれぞれ優先的に供給される。
従って、両走行モータ10,11が同時に駆動される両走行時に、ポンプ流量を両走行モータ10,11に全量供給する操作が行われた場合、第1、第2両回路A,Bにおける走行モータ以外の油圧アクチュエータにはポンプ流量が供給されない。
そこで、両走行時に他のアクチュエータ動作を確保する手段として合流弁22が設けられ、両走行時に、第3ポンプ15から第3回路C(旋回モータ12)に向けて吐出される第3ポンプ油を、第1、第2両回路A,Bに、第3回路Cとタンデムまたはパラレルな流れによって合流させるように構成されている。
合流弁22を拡大して示す図2を併用して詳述する。
合流弁22は、片側に第1及び第2両パイロットポート22a,22bを持ち、導入されるパイロット圧により第1、第2、第3の各位置イ,ロ,ハ間で切換わる三位置油圧パイロット切換弁として構成されている。
この合流弁22の入力ポートは、第3ポンプ15に対し、旋回用コントロールバルブ21のブリードオフ通路を通るアンロード通路23、及び同コントロールバルブ21を迂回するパラレル通路24に接続されている。
一方、出力ポートは、第1、第2両回路A,Bに合流ライン(以下、第1合流ライン、第2合流ラインという)25,26を介して接続されている。
合流弁22の第1パイロットポート22aは第1パイロットライン27を介してパイロット油圧源28に、第2パイロットポート22bは第2パイロットライン29を介してブームシリンダ用コントロールバルブ16のブーム上げパイロットライン30にそれぞれ接続されている。
また、旋回モータ用コントロールバルブ21以外の各コントロールバルブ16〜20は、サイドバイパス部16a,17a,18a,19a,20aを備えたサイドバイパス付き切換弁として構成され、このサイドバイパス部同士が接続されてサイドバイパスライン31が構成されている。
このサイドバイパスライン31の一端は合流弁22の第1パイロットライン27に、他端はタンクTに通じるタンクライン32にそれぞれ接続され、コントロールバルブ16〜20の操作状況に応じてこのサイドバイパスライン31が開通/遮断されることにより、合流弁22の第1パイロットポート22aに対してパイロット圧(一次圧)が遮断/導入される。
この操作状況と、サイドバイパスライン31の開通/遮断、合流弁22の位置の関係は次のようになる。
i. 両走行操作のみが行われたとき
サイドバイパスライン31がタンクライン32に接続され、油圧源28からのパイロット圧はタンクTに落ちるため、合流弁22の第1パイロットポート22aにはパイロット圧が作用せず、合流弁22は中立の第1の位置イにある。
ii. 両走行操作と他のアクチュエータ操作が行われたとき
サイドバイパスライン31が、操作されたコントロールバルブのサイドバイパス部によってタンクライン32から遮断されるため、油圧源28からのパイロット圧が合流弁22の第1パイロットポート22aに導入され、合流弁22が第2の位置ロに切換わる。
iii. 両走行操作とは無関係にブーム上げ操作が行われたとき
ブーム上げ操作が行われることによってブーム上げパイロット圧が合流弁22の第2パイロットポート22bに加えられるため、合流弁22が第3の位置ハに切換わる。
この合流弁22の第1〜第3各位置イ,ロ,ハでの第3ポンプ油の流れの状況は次のようになる。
(I) 第1の位置イ
この位置イでは、パラレル通路24はブロックされ、アンロード通路23のみが有効となって、第3ポンプ油が第1、第2両合流ライン25,26を通じて第1、第2両回路A,Bに合流可能な状態となる。
但し、このときアーム非操作であれば、第2合流ライン26がアームシリンダ用コントロールバルブ19のブリードオフ通路を通じてタンクTにつながるため、第3ポンプ15のポンプ圧が上昇せず、第1回路Aのアクチュエータ操作があってもアクチュエータ(ブーム、バケット両シリンダ6,8)は動かない。
(II) 第2の位置ロ
この第2の位置ロでは、第3ポンプ油が、アンロード通路23及びパラレル通路24を通り、第1、第2両合流ライン25,26を介して第1、第2両回路A,Bに流れる。
これにより、両走行時に走行以外のアクチュエータ動作を確保することができる。
なお、このときアーム非操作状態であっても第3ポンプ15のポンプ圧が立つように、合流弁22の第2回路Cへの合流通路に絞り33(図2参照)が設けられている。
(III) 第3の位置ハ
この第3の位置ハでは、第3ポンプ油が、アンロード通路23及びパラレル通路24を通り、第1合流ライン25を通じて第1回路Aのみに合流し、第2回路Bに対しては遮断される。
この回路状態では、第3ポンプ15のポンプ圧低下がなく、十分なブーム上げ圧力、及びブーム上げ/旋回時の旋回加速圧力が確保される。
ここで、第3ポンプ15のポンプ圧が第1回路Aの圧力(ブーム圧力)よりも高くなるように、第3ポンプ油を第1回路Aに合流させる通路に絞り34(図2参照)が設けられ、これによって旋回加速性能とブーム上げ性能のバランスを調整している。
上記のようにこの油圧回路においては、合流弁22により、両走行時に他のアクチュエータ操作が行われた場合に、第3ポンプ油を第1及び第2両回路A,Bに合流させる構成を前提として、両走行操作とは無関係にブーム上げ操作(ブーム上げ/旋回の複合操作を含む)が行われた場合には、第3ポンプ油を第1回路Aには合流させるが第2回路Bに対しては遮断する構成としたから、ブーム上げ操作時、またはブーム上げ/旋回の複合操作時に第3ポンプ15のポンプ圧(ブーム上げ圧力、旋回加速圧力)を確保し、前者の場合はブーム上げ性能、後者の場合はブーム上げ性能と旋回加速性能の双方を高めることができる。
このため、たとえばバケットに土砂を積み込んだ後、ブーム上げ操作、またはブーム上げ/旋回の複合操作を行う場合に、ブーム上げ、旋回を速やかに行ってサイクルタイムを短縮し、作業能率を改善することができる。
しかも、両走行時に第3ポンプ油を第1及び第2両回路A,Bに合流させるための合流弁22に第3の位置ハを追加することによって上記合流/遮断作用を行う構成であるため、新たな弁と回路を追加する場合のような回路構成の複雑化とコストアップを回避することができる。
この場合、合流弁22の第3の位置ハにおいて、第3ポンプ油を第1回路Aに供給する通路に絞り34を設けることによって第3ポンプ15のポンプ圧を第1回路Aの圧力(ブーム圧力)よりも高くなるようにしたから、ブーム上げ/旋回時の旋回圧力を高めて旋回加速性能をさらに向上させることができる。
ところで、第2回路Bに他のアクチュエータ(たとえば予備のサービスアクチュエータ)をパラレルに追加してもよい。
また、本発明は油圧ショベルに限らず、油圧ショベルを母体として、バケットに代えてブレーカや開閉式の圧砕装置を取付けて構成される破砕機や解体機等にも適用することができる。
1 下部走行体
2 上部旋回体
3 ブーム
4 アーム
5 バケット
6 ブームシリンダ
7 アームシリンダ
8 バケットシリンダ
9 作業アタッチメント
10 左走行モータ
11 右走行モータ
12 旋回モータ
A 第1回路
B 第2回路
C 第3回路
13 第1ポンプ
14 第2ポンプ
15 第3ポンプ
16〜21 コントロールバルブ
22 合流弁
23 第3ポンプ油を第1回路または第2回路に合流させるためのアンロード通路
24 第3ポンプ油を第1回路または第2回路に合流させるためのパラレル通路
25 第3ポンプ油を第1回路に合流させる第1合流ライン
26 第3ポンプ油を第2回路に合流させる第2合流ライン
T タンク

Claims (2)

  1. 次の(A)〜(G)のすべての要件を具備することを特徴とする建設機械の油圧回路。
    (A) 左右両側の走行モータによって走行駆動される下部走行体と、この下部走行体上に旋回自在に搭載され旋回モータによって旋回駆動される上部旋回体と、この上部旋回体に取付けられた作業アタッチメントを有すること。
    (B) この作業アタッチメントは、油圧アクチュエータとしてブームシリンダによって作動するブームと、アームシリンダによって作動するアームとを有すること。
    (C) 油圧アクチュエータ回路として、上記左右両側走行モータのうち一方の走行モータと上記ブームシリンダとが属する第1回路と、他方の走行モータと上記アームシリンダとが属する第2回路と、上記旋回モータが属する第3回路とを備え、各回路は油圧アクチュエータごとに作動を制御するコントロールバルブを有すること。
    (D) 油圧源として、上記第1回路用の第1ポンプと、上記第2回路用の第2ポンプと、上記第3回路用の第3ポンプとを有すること。
    (E) 上記第1及び第2両回路は、それぞれ走行モータが最上流側に配置された走行優先回路として構成されていること。
    (F) 上記第3ポンプから上記第3回路に向けて吐出される第3ポンプ油を上記第1及び第2両回路に合流させる合流弁を有すること。
    (G) 上記合流弁は、上記第3ポンプ油を上記第2回路を通じてアンロードする第1の位置と、左右両側の走行モータが同時に駆動される両走行操作が行われかつ他の油圧アクチュエータ操作が行われたときに上記第3ポンプ油を上記第1及び第2両回路に合流させる第2の位置と、ブーム上げ操作が行われたときに第3ポンプ油を上記第1回路に合流させ第2回路に対しては遮断する第3の位置とを有すること。
  2. 上記合流弁の第3の位置において、上記第3ポンプのポンプ圧が上記第1回路の圧力よりも高くなるように、第3ポンプ油を第1回路に合流させる通路に絞りが設けられたことを特徴とする請求項1記載の建設機械の油圧回路。
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