JP6111733B2 - 走行式建設機械の油圧回路 - Google Patents
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Description
i 左右両側走行モータのうち一方の走行モータとブームシリンダとが属する第1回路と、
ii 他方の走行モータとアームシリンダとが属する第2回路と、
iii 旋回モータが属する第3回路と
に分け、この三つの回路を基本的には別ポンプ(第1〜第3ポンプ)で駆動する三回路/三ポンプ方式をとるものが公知である。
実施形態に係る油圧回路においては、図1に示すように油圧アクチュエータ回路として、左走行モータ10とブームシリンダ6とバケットシリンダ8が属する第1回路Aと、右走行モータ11とアームシリンダ7が属する第2回路Bと、旋回モータ12が属する第3回路Cとを備えるとともに、第1回路Aの油圧源としての第1ポンプ13と、第2回路Bの油圧源としての第2ポンプ14と、第3回路Cの油圧源としての第3ポンプ15が設けられている。
図1の状態で両走行用コントロールバルブ19,22のみが操作されると、第1ポンプ油がモード切換弁41、左走行用コントロールバルブ19を介して左走行モータ10に、第2ポンプ油がモード切換弁41、右走行用コントロールバルブ22を介して右走行モータ11にそれぞれ供給される。
図1の状態で草刈用コントロールバルブ21のみが操作されると、第1サイドバイパスライン34,35が同コントロールバルブ21のサイドバイパス部21aによりブロックされて第1分岐パイロットライン32にパイロット圧が立つ。
両走行用コントロールバルブ19,22及び草刈用コントロールバルブ21が同時に操作されると、両サイドバイパスライン34,35ともにパイロット圧が立つため、合流弁24が第3合流位置ハに、モード切換弁41が第2モード位置ロにそれぞれ切換わる。
合流弁24は、上記のような走行と草刈に関する合流用のほか、種々の合流作用を行う。
第1実施形態との相違点のみを説明する。
B 第2回路
C 第3回路
1 下部走行体
2 上部旋回体
3 フロントアタッチメントを構成するブーム
4 同、アーム
5 同、作業装置としての草刈機
6 ブームシリンダ
7 アームシリンダ
8 バケットシリンダ
9 フロントアタッチメント
10 左走行モータ
11 右走行モータ
12 旋回モータ
13 第1ポンプ
14 第2ポンプ
15 第3ポンプ
16 草刈モータ
17〜23 コントロールバルブ
17a〜22a コントロールバルブのサイドバイパス部
24 合流弁
24a 合流弁の第1パイロットポート
24b 同、第2パイロットポート
25 第3回路のポンプライン
26 同、アンロード通路
27 同、パラレル通路
28 第1合流ライン
29 第2合流ライン
30 タンクライン
31 パイロット一次圧ライン
32,33 分岐パイロットライン
34,35 サイドバイパスライン
36 ドレン通路
41 モード切換弁
41a パイロット通路
42 ドレン通路
43 制御通路
44 モード切換制御弁
Claims (6)
- 次の(A)〜(J)のすべての要件を具備することを特徴とする走行式建設機械の油圧回路。
(A) 下部走行体と、この下部走行体上に旋回自在に搭載された上部旋回体と、この上部旋回体に取付けられたフロントアタッチメントとを有すること。
(B) このフロントアタッチメントは、ブームと、このブームの先端に取付けられたアームと、このアームの先端に取付けられた作業装置を有すること。
(C) 油圧アクチュエータとして、上記上部旋回体を旋回作動させる旋回モータと、上記ブームを作動させるブームシリンダと、上記アームを作動させるアームシリンダと、上記作業装置を作動させる作業装置アクチュエータと、上記下部走行体を走行作動させる左右の走行モータを有すること。
(D) 油圧アクチュエータ回路として、左右いずれか一方の走行モータが属する第1回路と、他方の走行モータが属する第2回路と、上記旋回モータが属する第3回路を具備し、上記作業装置アクチュエータは上記第1、第2両回路のいずれか一方に属すること。
(E) 上記第1〜第3各回路は、上記油圧アクチュエータごとに作動を制御するための、ブーム用、アーム用、旋回用、作業装置用、走行用を含むコントロールバルブを有すること。
(F) 上記第1回路の油圧源としての第1ポンプと、上記第2回路の油圧源としての第2ポンプと、上記第3回路の油圧源としての第3ポンプを有すること。
(G) 上記第3ポンプから吐出される第3ポンプ油を他のポンプから吐出されるポンプ油と合流させる合流弁と、上記第1ポンプから吐出される第1ポンプ油及び上記第2ポンプから吐出される第2ポンプ油の供給先を切換えるモード切換弁を有すること。
(H) 上記合流弁は、上記第3ポンプ油を上記第1回路に供給し得る第1合流位置と、上記第2回路に供給し得る第2合流位置と、第1及び第2両回路に供給し得る第3合流位置を有すること。
(I) 上記モード切換弁は第1及び第2両モード位置を有し、上記第1モード位置で上記第1ポンプ油を一方の走行モータに供給するとともに第2ポンプ油を他方の走行モータに供給し、上記第2モード位置で、上記第1ポンプ油を上記両走行モータにパラレルに供給するとともに第2ポンプ油を上記作業装置アクチュエータに供給すること。
(J) 上記両走行モータのみを作動させる走行単独操作時には、上記合流弁を上記第1合流位置にセットするとともに上記モード切換弁を上記第1モード位置にセットし、上記作業装置のみを作動させる作業装置単独操作時には、上記合流弁を上記第2合流位置にセットするとともに上記モード切換弁を上記第1モード位置にセットし、走行しながら上記作業装置を作動させる複合操作時には、上記合流弁を上記第3合流位置にセットするとともに上記モード切換弁を上記第2モード位置にセットするように構成したこと。 - 上記アームの先端に上記作業装置としての油圧式の草刈機を取付け、この草刈機を駆動する上記作業装置アクチュエータとしての草刈モータを上記第1、第2両回路のいずれか一方に設けたことを特徴とする請求項1記載の走行式建設機械の油圧回路。
- 上記複合操作時に、上記走行用及び作業装置用両コントロールバルブの切換わりに基づいて切換信号を発生させ、この切換信号により上記合流弁を上記第3合流位置に、上記モード切換弁を上記第2モード位置にそれぞれ切換えるように構成したことを特徴とする請求項1または2記載の走行式建設機械の油圧回路。
- 上記合流弁及びモード切換弁をそれぞれパイロット圧によって切換わり作動する油圧パイロット切換弁として構成し、上記走行用及び作業装置用両コントロールバルブの切換わりに基づいて、上記切換信号としてのパイロット圧を合流弁及びモード切換弁のパイロットポートに導入して合流弁を上記第3合流位置に、上記モード切換弁を上記第2モード位置にそれぞれ切換えるように構成したことを特徴とする請求項3記載の走行式建設機械の油圧回路。
- 上記走行用及び作業装置用両コントロールバルブに、スプールと一体に作動するサイドバイパス部を設け、このサイドバイパス部は、上記両コントロールバルブの切換わりにより、パイロットラインをタンクに連通させるタンク位置とタンクに対して遮断する遮断位置の間で切換わるように構成し、上記遮断位置でパイロット圧を上記合流弁及びモード切換弁のパイロットポートに供給して合流弁を上記第3合流位置に、上記モード切換弁を上記第2モード位置にそれぞれ切換えるように構成したことを特徴とする請求項4記載の走行式建設機械の油圧回路。
- 上記モード切換弁のパイロットポートと反対側のバネ室に、外部からの信号によって第1位置と第2位置の間で切換わるモード切換制御弁を接続し、このモード切換制御弁は、上記第1位置で上記バネ室をタンクに連通させて上記モード切換弁の第2モード位置への切換えを許容し、上記第2位置で上記バネ室に上記切換信号に対抗するパイロット圧を導入してモード切換弁の上記第2モード位置への切換えを阻止するように構成したことを特徴とする請求項4または5記載の走行式建設機械の油圧回路。
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