JPH11217852A - 第3油圧ポンプを使用した建設機械の油圧回路 - Google Patents

第3油圧ポンプを使用した建設機械の油圧回路

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JPH11217852A
JPH11217852A JP2060698A JP2060698A JPH11217852A JP H11217852 A JPH11217852 A JP H11217852A JP 2060698 A JP2060698 A JP 2060698A JP 2060698 A JP2060698 A JP 2060698A JP H11217852 A JPH11217852 A JP H11217852A
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hydraulic
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hydraulic pump
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Hitoshi Hayashi
仁 林
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Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 直進中に他の操作をしても斜行又は蛇行せ
ず、余剰の作動油を活用してブーム、アーム等の増速が
可能なコンパクトな油圧回路を提供すること。 【解決手段】 左右の走行モータ3a,7aの制御弁
3,7を第1及び第2の油圧ポンプ1,5のセンタ油路
の先頭に設け、かつ第3油圧ポンプ10の下流を第1、
第2の油圧ポンプ3,7のセンタ油路に接続されている
アームシリンダ制御弁4aの入力油路に合流させ、第3
油圧ポンプ10のセンタ油路に切換弁50を設け、その
出力油路をブームシリンダ9aの制御弁9の入力油路に
接続して合流させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の油圧ポン
プを合流させて使用する建設機械の油圧回路の技術分野
に属する。
【0002】
【従来の技術】建設作業では油圧モータでクローラ式走
行装置を駆動して直進させながら作業機を操作したい場
合がある。この様な場合、第1油圧ポンプ並びに第2油
圧ポンプに左右の油圧モータの各々を接続するため、直
進中は作業機のアクチュエータに作動油が十分に供給さ
れないという問題があった。そこで、第3油圧ポンプを
設けて作業機のアクチュエータに作動油を供給する方式
が従来から採用されている。
【0003】この様な油圧回路の従来例として、公開特
許公報第平5−287778号に開示されている油圧回
路(以下、従来回路1という)がある。以下に、図2を
参照してこの従来回路1を説明する。図2において、第
1油圧ポンプ1のセンタ油路2には右の走行装置用油圧
モータの制御弁3、アーム用油圧シリンダの制御弁4が
接続され、その下流に油タンクTが接続されている。第
2油圧ポンプ5のセンタ油路6には左の走行装置用油圧
モータの制御弁7、バケット用油圧シリンダの制御弁
8、及びブームシリンダ制御用の制御弁9が接続され、
その下流に油タンクTが接続されている。
【0004】また、第3油圧ポンプ10のセンタ油路1
1には旋回用油圧モータの制御弁12、バックホウ装置
揺動用の油圧シリンダの制御弁13、ドーザ用油圧シリ
ンダの制御弁14が接続され、さらにその下流は切換弁
15の入力ポートに接続されている。切換弁15の第1
出力ポートは油タンクTに接続され、第2出力ポートは
以下の油路16に接続されている。切換弁15はそのパ
イロットポートに圧油が流入したときに切り換えられ、
油路16と連通し、流入しないときは油タンクTと連通
する。
【0005】油路16は油路18と油路20に分岐し、
分岐油路18はチェック弁17を介してアームシリンダ
の制御弁4の入力側に合流されている。また、分岐油路
20はチェック弁19の下流で油路21と油路22に分
岐し、油路21はバケット用制御弁8の入力側に合流
し、油路22はブーム用制御弁9の入力側に合流してい
る。
【0006】また、パイロット用油圧ポンプ25からの
油路は油路27と油路29に分岐し、油路27は絞り2
8を経由した後さらに分岐し、一方はアーム用制御弁4
を介して油タンクTに接続され、他方は左走行用制御弁
3を介して油タンクTに接続されている。パイロット油
路29は絞り30を経由した後さらに分岐し、一方は右
走行用制御弁7を介して油タンクTに接続され、他方は
バケット用制御弁8、ブーム用制御弁9を介して油タン
クTに接続されている。また、分岐油路27、29の絞
り28、30の下流の各油路から更に分岐した油路がチ
ェック弁を介して合流し、合流した油路31が切換弁1
5のパイロットポートに接続されている。
【0007】制御弁3、4、7、8、9に接続されてい
るパイロット油路は制御弁が中立位置のときに連通し、
作動位置にあるときは遮断される。従って、左右の走行
用制御弁3、7が作動位置にあり、かつ制御弁4及び制
御弁8、9の一方が作動位置にあるときに油路31にパ
イロット圧が現れ、切換弁15は中立位置から作動位置
に切り換わる。これによって、第3油圧ポンプからの作
動油が制御弁4、8、9に供給される。なお、制御弁
3、7が作動位置にあっても、制御弁4又は8(或いは
9)の一方が中立位置にあるときは油路31にはパイロ
ット圧が現れず切換弁15は作動位置に切り換わらな
い。
【0008】以上説明したように、従来回路1は上記し
た構成であり、左右走行用制御弁3、7を作動させて直
進走行しても、ブーム用制御弁9(又はバケット用制御
弁8)及びアーム用制御弁4を同時に操作しなければ切
換弁15は切り換わらず、第3ポンプからの作動油の補
給は行われない。従って、ブームまたはアームを単独で
操作する場合には動作のスピードアップが行われず、ス
ムースな操作が困難であった。また、切換弁15をパイ
ロット油圧で切り換えるためにパイロット油路を全ての
制御弁3、4、7、8、9に設けているため、配管が複
雑であった。
【0009】また、別の従来回路として図3に示す油圧
回路(以下、従来回路2という)が知られている。以
下、従来回路2について説明する。なお、説明を簡単に
するため同じ要素には同じ参照番号を付する。図3にお
いて、第1油圧ポンプ1のセンタ油路2にはバケット用
油圧シリンダ8aの制御弁8と、ブーム用油圧シリンダ
9aの制御弁9と、右走行用油圧モータ3aの制御弁3
が並列に接続されている。また、第2油圧ポンプ5のセ
ンタ油路6には左走行用油圧モータ7aの制御弁7とア
ーム用油圧シリンダ4aの制御弁4とが並列に接続さ
れ、制御弁4の下流にオフセット用油圧シリンダ35a
の制御弁35、オプション用の制御弁36が直列に接続
されている。
【0010】第3油圧ポンプ10のセンタ油路11には
ブレード用油圧シリンダの制御弁37、旋回モータ12
aの制御弁12及び切換弁38が直列に接続されてい
る。切換弁38の第1出力ポートは油タンクTに接続さ
れ、第2出力ポートはオプション用制御弁36に接続さ
れている。この切換弁38はオプション用制御弁に他の
アクチュエータを接続するためのものである。
【0011】従来回路2は以上に述べた構成であり、走
行用の制御弁3、7とバケットシリンダ8a、ブームシ
リンダ9a、アームシリンダ15aの制御弁8、9、1
5とは並列に接続されているため、直進走行中でもバケ
ット、ブーム、アームの操作は可能である。しかし、直
進走行中にこれらの操作をすると斜行または蛇行するお
それがあり、課題がある。さらに、走行していない場合
においても、第3油圧ポンプの作動油がブームシリンダ
9aまたはアームシリンダ15aに合流しないため増速
が行われず、第3油圧ポンプの作動油が有効に活用され
ていないという課題がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来回路1では、ブームまたはアームを単独で操作する場
合には動作のスピードアップが行われず、スムースな操
作が困難であるという課題がある。また、切換弁15を
作動させるために、パイロット油路を全ての制御弁の入
出力ポートに接続する必要があり、配管が複雑になると
いう課題がある。従来回路2では、直進走行中にブー
ム、アーム等の操作をすると斜行または蛇行するおそれ
があり、課題がある。さらに、走行していない場合にお
いても、第3油圧ポンプの作動油がブームシリンダ9a
またはアームシリンダ15aに合流していないため増速
が行われず、第3油圧ポンプの作動油が有効に活用され
ていないという課題がある。
【0013】この発明は、上述のような背景の下になさ
れたもので、直進中に他の操作をしても斜行又は蛇行せ
ず、かつ第3油圧ポンプからの作動油を活用して最も頻
繁に使用されるブーム、アーム等の増速が可能であり、
さらに狭いスペースでの配管が可能になるようにコンパ
クトな構成の油圧回路を提供することを目的としてい
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下の構成を採用している。即ち、請求項
1記載の装置は、第1油圧ポンプ及び第2油圧ポンプの
各センタ油路に油圧式走行装置の制御弁及び油圧アクチ
ュエータの制御弁を接続し、第3油圧ポンプのセンタ油
路に油圧アクチュエータの制御弁及び切換弁を接続した
建設機械の油圧回路において、第3油圧ポンプのセンタ
油路のアクチュエータの制御弁の下流を第2油圧ポンプ
のセンタ油路に接続されているアームシリンダの制御弁
の入力油路に合流させ、前記切換弁の入力ポートにセン
タ油路を接続し、第1出力ポートに該センタ油路の下流
側を接続し、第2出力ポートに第1油圧ポンプのセンタ
油路に接続されているブームシリンダの制御弁の入力油
路に合流する油路を接続すると共に、該切換弁のパイロ
ットポートにブーム用リモコン弁の出力油路を接続し、
該出力油路のパイロット油圧信号が高圧になったときは
該入力ポートと該第1出力ポートとが絞りを介して連通
すると共に該入力ポートと該第2出力ポートが連通し、
該パイロット油圧信号が低圧のときは該入力ポートと該
第1出力ポートが連通するようにしたことを特徴として
いる。請求項1記載の回路は第3油圧ポンプのセンタ油
路の下流をアームシリンダの制御弁の入力油路に合流さ
せ、切換弁からの油路をブームシリンダの制御弁の入力
油路に合流させていることを主たる特徴としている。
【0015】請求項2記載の装置は、第1油圧ポンプ及
び第2油圧ポンプの各センタ油路に油圧式走行装置の制
御弁及び油圧アクチュエータの制御弁を接続し、第3油
圧ポンプのセンタ油路に油圧アクチュエータ用の制御弁
及び切換弁を接続した建設機械の油圧回路において、第
3油圧ポンプのセンタ油路のアクチュエータの制御弁の
下流を第2ポンプのセンタ油路に接続されているブーム
シリンダの制御弁の入力油路に合流させ、前記切換弁の
入力ポートに第3油圧ポンプのセンタ油路を接続し、第
1出力ポートに該センタ油路の下流側を接続し、第2出
力ポートに第1油圧ポンプの下流に接続されているアー
ム制御弁の入力油路に合流する油路を接続すると共にパ
イロットポートにアーム用リモコン弁の出力油路を接続
し、該出力油路のパイロット油圧信号が高圧になったと
きは該入力ポートと該第1出力ポートとが絞りを介して
連通すると共に該入力ポートと該第2出力ポートが連通
し、該油圧信号が低圧のときは該入力ポートと該第1出
力ポートが連通するようにしたことを特徴としている。
請求項2記載の回路は第3油圧ポンプのセンタ油路の下
流をブームシリンダの制御弁の入力油路に合流させ、切
換弁からの油路をアームシリンダの制御弁の入力油路に
合流させていることを主たる特徴としている。
【0016】請求項3記載の装置は、請求項1又は2に
記載の装置において、前記油圧式走行装置の各制御弁は
第1油圧ポンプ及び第2油圧ポンプのセンタ油路に接続
されている油圧アクチュエータの制御弁の上流に設け、
前記切換弁を第3油圧ポンプのセンタ油路に接続されて
いる油圧アクチュエータの制御弁の上流に設けたことを
特徴としている。請求項3に記載の回路は左右の走行装
置の制御弁を第1油圧ポンプのセンタ油路、第2油圧ポ
ンプのセンタ油路の先頭に設け、切換弁を第3ポンプの
センタ油路の先頭に設けたことを主たる特徴としてい
る。
【0017】請求項4記載の装置は、請求項1〜3に記
載の装置において、前記切換弁の第2出力ポートの油路
に分岐油路を設け、該分岐油路をバケット用の制御弁の
入力油路に合流させたことを特徴としている。
【0018】
【発明の実施形態】以下、図面を参照してこの発明の実
施形態について説明する。図1は本発明の実施形態の概
略構成を示す回路である。実際に実施する場合は適宜リ
リーフ弁を設けたり、戻り油管にクーラやフィルタ等を
設けたりする必要があることは既に述べた従来回路の場
合と同様である。なお、上述した従来回路と同じ構成要
素については同じ参照番号を付して説明を簡略にしてい
る。
【0019】図1において、第1油圧ポンプ1のセンタ
油路2には右走行用油圧モータ3aの制御弁3、ブーム
用油圧シリンダ9aの制御弁9とバケット用油圧シリン
ダ8aの制御弁8が直列に接続されている。また、第2
油圧ポンプ5の油路6には左走行用油圧モータ7aの制
御弁7、予備用の制御弁55とアーム用油圧シリンダ4
aの制御弁4とが直列に接続され、第3油圧ポンプ10
のセンタ油路11には切換弁50、オフセット用油圧シ
リンダ35aの制御弁35、ブレード用油圧シリンダ3
7aの制御弁37、旋回モータ12aの制御弁12が直
列に接続されている。
【0020】旋回モータの制御弁12の下流のセンタ油
路は直接油タンクTでなく、アーム制御弁4の入力油路
にチェック弁を介して接続され、合流している。また、
切換弁50の第1出力ポートはセンタ油路に接続され、
第2出力ポートは油路52により、チェック弁53を介
してブーム制御弁9の入力油路とバケット制御弁8の入
力油路の各々に合流している。
【0021】切換弁50のパイロットポートは油路51
によりブーム用リモコン弁(図示省略)のブーム上げ側
油路に接続されている。このパイロットポートにブーム
上げ油圧信号が入力されないとき(低圧のとき)は切換
弁50は「a」位置にあり、センタ油路のみを連通し、
ブーム上げ油圧信号が入力されると(高圧のとき)
「b」位置に切り換わり、センタ油路と絞りを介して連
通し、同時に油路52とも連通するように構成されてい
る。なお、切換弁50のパイロットポートにはブーム用
リモコン弁の上げ側油路とバケットリモコン弁の油路を
シャトル弁を介して接続してもよい。または、ブーム用
リモコン弁の出力油路にシャトル弁を設けて上記パイロ
ットポートと接続してもよい。
【0022】この実施形態は以上のような構成であり、
以下のような作用効果を有する。即ち、第1油圧ポンプ
1のセンタ油路2には制御弁3、9、8が直列に接続さ
れており、第2油圧ポンプ5のセンタ油路6には制御弁
7、55、4が直列に接続されている。しかも走行用の
制御弁3、7は各センタ油路2、6の最初に接続されて
いる。従って、他の制御弁9、8、55、4の動作に影
響されることなく走行モータ3a、7aを駆動すること
ができる。従って、直進中に斜行したり、蛇行したりす
ることがない。
【0023】また、第3油圧ポンプ10のセンタ油路1
1の下流はチェック弁を介してアーム制御弁4の入力油
路に合流されており、合流用の制御弁の必要がない。従
って、配管及び機器のコンパクト化が図れる。また、ブ
ームの上げ動作を行って切換弁51をb位置に切り換え
なくても、走行時にもアームシリンダ4aを作動させる
ことができ、また走行時以外ではアーム動作のスピード
アップが図れる。これによりアーム操作がスムースに行
われる。
【0024】さらに、切換弁50はブームの上げパイロ
ット信号によりb位置に切り換わり、一部はセンタ油路
を経由しアーム制御弁4に流れ、残りはブーム制御弁9
及びバケット制御弁8に流れる。従って、直進走行中に
ブーム上げ動作を操作したときはブームの作動及びバケ
ットの作動も可能であり、直進走行していないときはブ
ーム上げ動作のスピードアップが図られる。なお、ブー
ムリモコン弁のパイロット出力油路にシャトル弁を設け
たときはブームの下げ動作に対してもスピードアップが
図られる。以上のように第3油圧ポンプの作動油はブー
ム、アームの作動及びスピードアップにも利用されてお
り、有効に活用されている。
【0025】以上説明したように、この実施形態では直
進走行中にもブーム、アーム、バケットの作動が可能
で、走行していないときはブーム、アーム等のスピード
アップが図られるという効果がある。さらに、走行用制
御弁3、7は他の制御弁の作動に影響を受けないので正
確に直進走行ができるという効果がある。また、第3油
圧ポンプのセンタ油路下流は制御弁4に直接合流接続さ
れており、合流用制御弁の必要がない。従って、その分
だけ機器がコンパクトかできるという効果がある。
【0026】以上、この発明の実施形態、実施例を図面
により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限
られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲
の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。例え
ば、第3油圧ポンプのセンタ油路下流をブーム制御弁の
入力油路に接続し、切換弁の第2ポートをアーム制御弁
の入力油路に接続し、切換弁のパイロットポートにアー
ムリモコン弁のパイロット出力油路を接続した場合も本
発明に含まれる。また、ブームリモコン弁のパイロット
出力油路にシャトル弁を介して切換弁のパイロットポー
トに接続した場合も本発明に含まれる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、請求項1、2に記載の発明は、直進走行中にも
ブーム、アーム、の操作が可能で、走行していないとき
はブーム、アームのスピードアップが図られるという効
果がある。請求項3に記載の発明は、さらに、走行用制
御弁3、7は他の制御弁の作動に影響を受けないので正
確に直進走行ができるという効果がある。また、請求項
4に記載の発明は、第3油圧ポンプのセンタ油路下流は
制御弁4に直接合流接続されており、合流用制御弁の必
要がない。従って、その分だけ機器がコンパクトかでき
るという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の油圧回路を示す。
【図2】 従来技術の油圧回路1を示す。
【図3】 従来技術の油圧回路2を示す。
【符号の説明】
1 第1油圧ポンプ 2、6、11 センタ油路 3 左走行用制御弁 4 アーム制御弁 5 第2油圧ポンプ 7 右走行用制御弁 8 バケット制御弁 9 ブーム制御弁 10 第3油圧ポンプ 12 旋回モータ制御弁 50 切換弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1油圧ポンプ及び第2油圧ポンプの各
    センタ油路に油圧式走行装置の制御弁及び油圧アクチュ
    エータの制御弁を接続し、第3油圧ポンプのセンタ油路
    に油圧アクチュエータの制御弁及び切換弁を接続した建
    設機械の油圧回路において、第3油圧ポンプのセンタ油
    路のアクチュエータの制御弁の下流を第2油圧ポンプの
    センタ油路に接続されているアームシリンダの制御弁の
    入力油路に合流させ、前記切換弁の入力ポートにセンタ
    油路を接続し、第1出力ポートに該センタ油路の下流側
    を接続し、第2出力ポートに第1油圧ポンプのセンタ油
    路に接続されているブームシリンダの制御弁の入力油路
    に合流する油路を接続すると共に、該切換弁のパイロッ
    トポートにブーム用リモコン弁の出力油路を接続し、該
    出力油路のパイロット油圧信号が高圧になったときは該
    入力ポートと該第1出力ポートとが絞りを介して連通す
    ると共に該入力ポートと該第2出力ポートが連通し、該
    パイロット油圧信号が低圧のときは該入力ポートと該第
    1出力ポートが連通するようにしたことを特徴とする第
    3油圧ポンプを使用した建設機械の油圧回路。
  2. 【請求項2】 第1油圧ポンプ及び第2油圧ポンプの各
    センタ油路に油圧式走行装置の制御弁及び油圧アクチュ
    エータの制御弁を接続し、第3油圧ポンプのセンタ油路
    に油圧アクチュエータ用の制御弁及び切換弁を接続した
    建設機械の油圧回路において、第3油圧ポンプのセンタ
    油路のアクチュエータの制御弁の下流を第2ポンプのセ
    ンタ油路に接続されているブームシリンダの制御弁の入
    力油路に合流させ、前記切換弁の入力ポートに第3油圧
    ポンプのセンタ油路を接続し、第1出力ポートに該セン
    タ油路の下流側を接続し、第2出力ポートに第1油圧ポ
    ンプの下流に接続されているアーム制御弁の入力油路に
    合流する油路を接続すると共にパイロットポートにアー
    ム用リモコン弁の出力油路を接続し、該出力油路のパイ
    ロット油圧信号が高圧になったときは該入力ポートと該
    第1出力ポートとが絞りを介して連通すると共に該入力
    ポートと該第2出力ポートが連通し、該油圧信号が低圧
    のときは該入力ポートと該第1出力ポートが連通するよ
    うにしたことを特徴とする第3油圧ポンプを使用した建
    設機械の油圧回路。
  3. 【請求項3】 前記油圧式走行装置の各制御弁は第1油
    圧ポンプ及び第2油圧ポンプのセンタ油路に接続されて
    いる油圧アクチュエータの制御弁の上流に設け、前記切
    換弁を第3油圧ポンプのセンタ油路に接続されている油
    圧アクチュエータの制御弁の上流に設けたことを特徴と
    する請求項1又は2の何れか1に記載の第3油圧ポンプ
    を使用した建設機械の油圧回路。
  4. 【請求項4】 前記切換弁の第2出力ポートの油路に分
    岐油路を設け、該分岐油路をバケット用の制御弁の入力
    油路に合流させたことを特徴とする請求項1〜3の何れ
    か1に記載の第3油圧ポンプを使用した建設機械の油圧
    回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012017622A1 (ja) * 2010-08-03 2012-02-09 コベルコ建機株式会社 油圧回路を有する建設機械
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