JP2012031878A - 無段変速装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】各構成部材の占有スペースが制限され、エンジンや変速機等のレイアウトが制限される自動二輪車或いは各種産業機械等の小型車両に対しても、ダブルキャビティのトロイダル型無段変速機を搭載できる構造を実現すべく発明したものである。
【解決手段】無段変速装置100において、一方の出力ディスク104aの外側に、ローディングカム式の押圧装置12を設け、トロイダル型無段変速機106が構成されており、他方の出力ディスク104bの外側に、後段側に配置した二次減速部107とのトルク伝達の断接を行なうクラッチ装置108を設け、出力軸102とスプライン105により回転及び軸方向の変位自在に係合している。
【選択図】図1

Description

本発明の無段変速装置は、自動二輪車或いは各種産業機械等の小型車両の運転速度を調節するための変速装置に関する。
例えば自動二輪車用の変速機として、トロイダル型無段変速機を用いることが、特許文献1に記載されている。図2に示すように、動力伝達装置300において、アイドル軸31、ドリブンギア32、ドライブギア33、オイルシールOS及びトルクダンパTDから成るアイドル機構30が設けられ、アイドル機構30のドライブギア33に係合するように、動力入力軸41の一端に取り付けられた変速系ドリブンギア42と係合する。動力入力軸41の中央部にはシングルキャビティトロイダル型無段変速機500が取り付けられ、動力入力軸41の他端には固定変速系ドライブギア43が取り付けられている。
トロイダル型無段変速機500は、動力伝達軸に配置された入力ディスク510と出力ディスク520、入力ディスク510と出力ディスク520との間に挟持された1対のパワーローラ530a,530b、動力入力軸41が相対回転可能に挿通される中空出力軸540及び中空出力軸540に取り付けられたトロイダル型無段変速機用ドライブギア541から成り、ドリブンギア53は、ドライブシャフト26の中央部に設けられた多板クラッチ52に一体的に取り付けられている。ドライブシャフト26の一端には、固定変速系ドライブギア43のトルクをアイドルギア62を介して伝達する固定変速系ドリブンギア61が、ドグクラッチ51を介して設けられており、ドライブシャフト26の他端には、後輪ドライブスプロケット15が設けられている。
しかしながら、トロイダル型無段変速機の場合、入出力ディスク510,520と1対のパワーローラ530a,530bとのトラクション面に押付力を付与するための押圧装置が必要であり、また、シングルキャビティのトロイダル型無段変速機では、その軸力を支持するアンギュラ軸受が必要となるが、その軸受部でのトルク損失が大きかった。
そこで、近年の環境問題の関心の高まり等から、2つのキャビティのディスクを向かい合わせた配置とし、軸力を相殺することでアンギュラ軸受を必要としない、ダブルキャビティのトロイダル型無段変速機を自動二輪車に搭載することが検討されている。
ここで、ダブルキャビティのトロイダル型無段変速機について図3と図4に基づき説明する。図3では、ケーシング50の内側には入力軸1が回転自在に支持されており、この入力軸1の外周には、2つの入力側ディスク2,2と2つの出力側ディスク3,3とが設けられている。また、入力軸1の中間部の外周には出力歯車4がアンギュラ玉軸受を介して、回転自在に支持されている。この出力歯車4の中心部に設けられた円筒状のフランジ部4a,4aには、出力側ディスク3,3がスプライン結合されている。
入力軸1は、図中左側に位置する入力側ディスク2とカム板(ローディングカム)7との間に設けられたローディングカム式の押圧装置12を介して、駆動軸22により回転駆動されるようになっている。また、出力歯車4は、2つの部材により成る中間壁13を介して、ケーシング50に支持されており、入力軸1の軸線Oを中心に回転できる一方で、軸線O方向の変位が阻止される。
出力側ディスク3,3は、入力軸1との間に設けられたニードル軸受5,5により、入力軸1の軸心Oを中心に回転自在に支持されている。また、図3中左側の入力側ディスク2は、入力軸1にボールスプライン6により支持され、図3中右側の入力側ディスク2は、入力軸1にスプライン結合されており、入力側ディスク2,2は入力軸1と共に回転するようになっている。また、入力側ディスク2,2の内側面2a,2aと出力側ディスク3,3の内側面3a,3aとの間には、パワーローラ11が回転自在に挟持されている。
図3中右側に位置する入力側ディスクの内周面2cには段差部2bが設けられ、この段差部2bに入力軸1の外周面1aに設けられた段差部1bが突き当てられ、入力側ディスク2の背面には、入力軸1の外周面に形成されたネジ部に螺合されたローディングナット9が突き当てられており、入力側ディスク2の入力軸1に対する軸線O方向の変位が阻止される。また、カム板7と入力軸1の端部(図3中左側)に形成された鍔部1dとの間には、各ディスク2,2,3,3の凹面2a,2a,3a,3aとパワーローラ11,11の周面11a,11aとの当接部に押圧力を付与する皿ばね8が設けられている。
図4は、図3におけるA−A断面を示すものであり、パワーローラ11は、入力軸1に対し捻れの位置にある一対の枢軸14,14を中心として揺動する一対のトラニオン10,10に回転自在に支持されており、各トラニオン10,10は、その本体部である支持板部16の長手方向の両端部に、パワーローラ11を支持する側に折れ曲がる状態で形成された一対の折れ曲がり壁部20,20が設けら、パワーローラを収容するための凹状のポケット部Pが形成されている。また、各折れ曲がり壁部20,20の外側面には、各枢軸が同心的に設けられている。
支持板部16の中央部には円孔21が形成され、この円孔21には変位軸23の基端部23aが支持されている。そして、各枢軸14,14を中心として各トラニオン10,10を揺動させることで、各トラニオン10,10の中央部に支持された変位軸23の傾斜角度を調節する。また、各トラニオン10,10から突出する変位軸23の先端部23bの周囲には、パワーローラがラジアルニードル軸受を介して、回転自在に支持されている。また、各変位軸23,23の基端部23aと先端部23bとは、互いに偏心している。
各トラニオン10,10の枢軸14,14は、出力側ディスク3,3の側方位置に、両ディスク3,3を両側から挟む状態で設けられた一対のヨーク23A,23Bの四隅に設けた4つの円形の支持孔18,18に対して、ラジアルニードル軸受29を介して揺動自在および軸方向に変位自在に支持されており、トラニオン10,10はその水平方向の移動を規制されている。また、ヨーク23A,23Bは、鋼等の金属プレス加工あるいは鍛造加工により矩形状に形成されている。
ヨーク23A,23Bの幅方向(図4の左右方向)の中央部には、円形の係止孔19が設けられており、係止孔19には、その内周面を球状凹面として、入力側ディスク2の内側面2aと出力側ディスク3の内側面3aとの間にある第1キャビティ221および第2キャビティ222にそれぞれ対向する状態で設けられた支持ポスト64,68を内嵌しており、ヨーク23A,23Bが僅かに変位できるように支持されている。すなわち、上側のヨーク23Aは、ケーシング50に固定部材53を介して支持される球面の支持ポスト64によって、揺動自在に支持されており、下側のヨーク23Bは、球面の支持ポスト68およびこれを支持する駆動シリンダ63によって揺動自在に支持されている。
このように構成されたトロイダル型無段変速機の場合、駆動軸22の回転は、押圧装置12を介して、各入力側ディスク2,2および入力軸1に伝えられる。そして、入力側ディスク2,2の回転が、一対のパワーローラ11,11を介して出力側ディスク3,3に伝えられ、出力側ディスク3,3の回転が、出力歯車4より取り出される。
入力軸1と出力歯車4との間の回転速度比を変える場合には、一対の駆動ピストン33,33を互いに逆方向に変位させる。駆動ピストン33,33の変位に伴って、一対のトラニオン10,10が互いに逆方向に変位し、パワーローラ11,11の周面11a,11aと入力側ディスク2,2および出力側ディスク3,3の内周面2a,2a,3a,3aとの当接部に作用する接線方向の力の向きが変化する。この力の向きの変化に伴って、トラニオン10,10が、ヨーク23A,23Bに枢支された枢軸14,14を中心として、互いに逆方向に揺動し、パワーローラ11,11の周面11a,11aと入力側ディスク2,2および出力側ディスク3,3の内周面2a,2a,3a,3aとの当接位置が変化し、入力軸1と出力歯車4との間の回転変速比が変化する。
これまで、このようなダブルキャビティのトロイダル型無段変速機を、各構成部材の占有スペースが制限されている自動二輪車或いは各種産業機械等の小型車両に搭載する場合には、特許文献1にも記載されているように、そのレイアウトが制限され、非常に困難であると考えられていた。
特開2007−198446号公報
本発明は、上述の様な事情に鑑み、各構成部材の占有スペースが制限され、エンジンや変速機等のレイアウトが制限される自動二輪車或いは各種産業機械等の小型車両に対しても、ダブルキャビティのトロイダル型無段変速機を搭載できる構造を実現すべく発明したものである。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の無段変速機は、トロイダル型無段変速機と、クラッチ装置とを備え、トロイダル型無段変速機は、ケーシングと、このケーシング内に回転自在に支持された回転軸と、この回転軸の中間部に、この回転軸に対する相対回転を自在に支持された、一体の、或いは1対の素子を結合して成る内側ディスクと、前記回転軸の中間部周囲に、この回転軸と同期した回転及びこの回転軸の軸方向の変位自在に支持された1対の外側ディスクと、これらの両ディスク間に挟持される複数のパワーローラと、前記内側ディスク及び外側ディスクの中心軸に対して捻れの位置にあり且つ互いに同心的に設けられた1対の枢軸を中心に揺動するとともに、前記各パワーローラを回転自在に支持する複数のトラニオンと、前記外側ディスクを前記内側ディスクに向けて押圧する押圧装置とから成る無段変速装置であって、
前記内側ディスクを入力側ディスクとし、前記外側ディスクを出力側ディスクとし、前記押圧装置が設けられた前記外側ディスクのもう一方の外側ディスク側に前記クラッチ装置を設け、前記回転軸と前記クラッチ装置とをスプラインにより同期した回転及び軸方向の変位自在に係合したことを特徴とする。
請求項2に記載の無段変速機は、請求項1において、前記トロイダル型無段変速機と前記クラッチ装置との間に、隔壁を設け、前記トロイダル型無段変速機の設置空間と前記クラッチ装置の設置空間とを分離したことを特徴とする。
本発明によれば、内側ディスクを入力ディスクとし、外側ディスクを出力ディスクとし、外側ディスクの一方に押圧装置を、他方にクラッチ装置を配置するレイアウトとしており、無段変速装置の長さ方向の寸法を小さくすることができる。そのため、無段変速装置の小型化が実現でき、ダブルキャビティのトロイダル型無段変速機の自動二輪車或いは各種産業機械等の小型車両への搭載が実現される。
本発明の実施の形態の構成及びレイアウトを示す概略図 従来のトロイダル型無段変速機の自動二輪車へのレイアウトを示す概略図 従来のダブルキャビティの無段変速機の断面図 図3のA−A線に沿う断面図
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の特徴は、トロイダル型無段変速機とクラッチ装置のレイアウトにあり、変速機構としての構造及び作用は、前述の図3と図4に示した構造を含め、従来から知られている構造と同様である。このため、従来と同様に構成する部分については、図示並びに説明を省力若しくは簡略にし、本発明の実施の形態の特徴部分を中心に説明する。
図1に概略図として示すように、本発明の実施の形態に係る無段変速装置100では、内側ディスクである1対の入力ディスク101を、回転軸である出力軸102に対し、出力軸102の中央部に、回転自在に支持しており、1対の入力ディスク101の間に入力歯車103が入力ディスク101と同期した回転自在に支持されている。
また、入力ディスク101の外側に、1対の外側ディスクである出力ディスク104を、出力軸102に対し、スプライン105により、この出力軸102と同期した回転を自在に、かつ、軸方向の変位自在に支持している。
また、入力ディスク101と出力ディスク104に間に挟持された複数のパワーローラ11を回転自在に支持している。
そして、本発明の実施の形態においては、前記一方の出力ディスク104aの外側に、ローディングカム式の押圧装置12を設け、トロイダル型無段変速機106が構成されており、他方の出力ディスク104bの外側に、後段側に配置した二次減速部107とのトルク伝達の断接を行なうクラッチ装置108を設け、出力軸102とスプライン105により回転及び軸方向の変位自在に係合している。
また、無段変速装置100のクラッチ装置108の後段側に二次減速部107が設けられており、二次減速部107は二次減速軸107aの両端に設けられた二次減速入力歯車107bと二次減速出力歯車107cとから構成されている。
また、二次減速部107のさらに後段に後輪駆動スプロケット110が設けられており、後輪駆動スプロケット110は、図示しないチェーンを介して、後輪に連結されている。
上記した本発明の実施の形態では、駆動源111からの回転を、駆動歯車112を介して入力歯車103に伝達し、入力歯車103を回転させる。これにより、入力歯車103と同期して回転する入力ディスク101が回転し、パワーローラ11を介して、出力ディスク104を回転させる。出力ディスク104が回転することで出力軸102が回転され、クラッチ装置108が接続状態の場合には、クラッチ歯車108aを介して、二次減速部107に回転が伝達され、後輪駆動スプロケット110を回転させる。そして、チェーンを介して、後輪が回転する。その結果、駆動源111からの動力が後輪に伝達される。
また、駆動源111のある部屋113と、駆動歯車112とトロイダル型無段変速機106のある部屋114と、クラッチ装置108と二次減速部107のある部屋115とが、それぞれ隔壁116にて隔てられている。
上記したように、外側ディスクの一方に押圧装置12を、他方にクラッチ装置108を配置するレイアウトとすることで、出力軸102上にクラッチ装置108を配置することになり、軸が増えない構成にでき、無段変速装置100の長さ方向の寸法を小さくすることができる。
また、入力歯車103を各キャビティの間に配置することで、エンジン、本変速機、クラッチ装置のレイアウトの自由度が向上し、特に、車体幅方向左右のバランス等が重視される自動二輪車において、ダブルキャビティのトロイダル型無段変速機を好適に使用可能とすることができる。
また、クラッチ装置108をトロイダル型無段変速機106の後段に配置し、出力軸102とスプライン105により係合しており、クラッチ装置108の交換が行い易くなっている。
また、駆動源111のある部屋113と、駆動歯車112とトロイダル型無段変速機106のある部屋114と、クラッチ装置108と二次減速部107のある部屋115とが、それぞれ隔壁116にて隔てられており、各部屋に適した潤滑油を使用できる。
また、トロイダル型無段変速機106の後段側にクラッチ装置108を配置しており、自動二輪車のような、手押しで車両を移動する際のフリクションを少なくでき、さらに、車輪の駆動力によりトロイダル型変速機106が駆動してしまうことがないので、パワーローラ11が勝手に傾転して、変速比が変わってしまうことがなく、スムーズな発進が可能となる。
本発明は、自動二輪車或いは各種産業機械等の小型車両の変速装置として利用できる。
1 入力軸
1a 外周面
1b 段差部
2 入力側ディスク
2a 凹面
2b 段差部
2c 内周面
3 出力側ディスク
3a 凹面
4 出力歯車
4a フランジ部
5 ニードル軸受
6 ボールスプライン
7 カム板
8 皿ばね
9 ローディングナット
10 トラニオン
11 パワーローラ
11a 周面
12 押圧装置
13 中間壁
14 枢軸
15 後輪ドライブスプロケット
16 支持板部
18 支持孔
19 係止孔
20 折れ曲がり壁部
22 駆動軸
23 変位軸
23a 基端部
23b 先端部
23A ヨーク
23B ヨーク
26 ドライブシャフト
29 ラジアルニードル軸受
30 アイドル機構
31 アイドル軸
32 ドリブンギア
33 ドライブギア
41 動力入力軸
42 変速系ドリブンギア
43 固定変速系ドライブギア
50 ケーシング
51 ドグクラッチ
52 多板クラッチ
53 固定部材
61 固定変速系ドリブンギア
62 アイドルギア
63 駆動シリンダ
64 支持ポスト
68 支持ポスト
100 無段変速装置
101 入力ディスク
102 出力軸
103 入力歯車
104 出力ディスク
104a 出力ディスク
104b 出力ディスク
105 スプライン
106 トロイダル型無段変速機
107 二次減速部
107a 二次減速軸
107b 二次減速入力歯車
107c 二次減速出力歯車
108 クラッチ装置
108a クラッチ歯車
109 スプライン
110 後輪駆動スプロケット
111 駆動源
112 駆動歯車
113 部屋
114 部屋
115 部屋
116 隔壁
221 第1キャビティ
222 第2キャビティ
300 動力伝達装置
500 トロイダル型無段変速機
510 入力ディスク
520 出力ディスク
530a パワーローラ
530b パワーローラ
540 中空出力軸
541 トロイダル型無段変速機用ドライブギア
OS オイルシール
TD トルクダンパ

Claims (2)

  1. トロイダル型無段変速機と、クラッチ装置とを備え、トロイダル型無段変速機は、ケーシングと、このケーシング内に回転自在に支持された回転軸と、この回転軸の中間部に、この回転軸に対する相対回転を自在に支持された、一体の、或いは1対の素子を結合して成る内側ディスクと、前記回転軸の中間部周囲に、この回転軸と同期した回転及びこの回転軸の軸方向の変位自在に支持された1対の外側ディスクと、これらの両ディスク間に挟持される複数のパワーローラと、前記内側ディスク及び外側ディスクの中心軸に対して捻れの位置にあり且つ互いに同心的に設けられた1対の枢軸を中心に揺動するとともに、前記各パワーローラを回転自在に支持する複数のトラニオンと、前記外側ディスクを前記内側ディスクに向けて押圧する押圧装置とから成る無段変速装置において、
    前記内側ディスクを入力側ディスクとし、前記外側ディスクを出力側ディスクとし、前記押圧装置が設けられた前記外側ディスクのもう一方の外側ディスク側に前記クラッチ装置を設け、前記回転軸と前記クラッチ装置とをスプラインにより同期した回転及び軸方向の変位自在に係合したことを特徴とする無段変速装置。
  2. 前記トロイダル型無段変速機と前記クラッチ装置との間に、隔壁を設け、前記トロイダル型無段変速機の設置空間と前記クラッチ装置の設置空間とを分離したことを特徴とする請求項1に記載の無段変速装置。
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