JPS63125492A - 自動二輪車の動力伝達装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、内燃機関で得られる動力を変速して駆動系
へ伝達する自動二輪車の動力伝達装置に関する。

（従来の技術） 自動二輪車には、車体フレームに内燃機関をそのクラン
ク軸が車両進行方向へ向くようにして搭載し、この内燃
機関で得られる動力を変速機で変還して駆！１７３系へ
伝達するものかある。

変速機は動力伝達Ｖｉ置の中で最もＷＸ要な役割りを有
するものであり、特にトロイタル彫舞段変連機は、ころ
かり転勤による作動で、Ｉム範囲かつ高精度の変速比を
得ることができる。

（発明か解決しようとする問題点） ところで、トロイタル形無段変速機は、機械式で比較的
重量かあり、動力伝達系への組付位置によフて装置の本
心か高くなる場合かあるにのため、トロイタル形無設変
速機を低い位置に配置することが考えられるか、低い位
置ではバンク角の確保か困難になる。

また、ころかり接触部での摩擦負荷か大きく、潤滑油の
温度」二昇による１４滑油の劣化か起こり、摩耗か激し
くなる、このため、温度に昇による劣化を軽楓する潤滑
油か開発されているが、一定の限界かあり、さらに装置
自体の温度のト昇は構成部材の作動に影響を皮ぼすから
、装置自体の温度ト昇を抑える必要かある。

この発明は、かかる点に鑑みなされたもので、バンク角
を確保しながら装置の重心を低くするとともに、冷却性
の向ヒを図る自動二輪車の動力伝達装置を提供すること
を目的としている。

（問題点を解決するための手段） この発明は前記の問題点を解決するため、内燃機関をク
ランク軸が車両進行方向へ向くように搭載し、この内燃
機関て得られる動力をトロイダル形無段変速機で変速し
て、駆動系へ伝達する自動二輪車の動力伝達装置におい
て、前記トロイダル庇無段変連機を、前記内燃機関のク
ランク−の下方に並列で、かつＪ１ＬＩＪｑ進行方向前
側に配置したことを特徴としている。

〈作用） この発明は、クランク軸が車両進１丁方向へ向くように
内炉機関を搭載し、このクランク軸のＦ万にトロイダル
形無段変速機か並り１１に配置されている。このため、
トロイダル形無段変速機の車幅方向の幅か短縮され、バ
ンク角の確保が容易で、かつ装置の中心か低くなる。ま
た、車両の定材によって牛しる風が、トロイダル形無段
変速機に直接尚たり、装置全体が冷却され、潤滑油等の
温度ト昇か抑えられる。

（実施例） 以ト、この発明の一実施例を添付図面に基いて詳細に説
明する。

１は自動二輪車の車体フレームで、その＠側のヘットバ
イブ２にはフロントフォーク３か回動口Ｔ能に支持され
ている。フロントフォーク３のト部には面幅４か懸架さ
れ、ヒ部にはバーハンドル５が設けられる。車体フレー
ム１の後側には後輪６が懸架され、中央部には水平対向
４気筒の内燃機関７及びトロイダル形無段変速機８を含
む動力伝達装置９か搭載されている。

この内−ｆ！Ａ機関７のクランク軸１０は車両進行方向
へ向くようにクランクケース１１に軸支され、コンロッ
ド１２．１３を介して気７４１４．１５の図示しないピ
ストンに連結されている、気筒１４、ｉ５はクランクケ
ース１１から車幅方向に水平に伸びている。

クランク＠１０の一端部に固定したギヤ１６゜１７はカ
ムチェーン１８．１９を介してカムシャフト２０．２１
に連結され、図示しない吸気弁及び排気ＷをＰ＃定のタ
イミングで開閉する、クランク＠１０の他端部には発電
機２２及びスタータギヤ２３が設けられ、スタータギヤ
２３はチェーン２４を介してスタータモータ２５に連結
され、始動時に強制的にクランク＠１０を回転させる。

クランク−１０に設けられたタイミングプーリ２６はタ
イミングベルト２７を介して、り心クラッチ２８のクラ
ッチアウタ２９に固定されたタイミングプーリ３０に連
結されている。クラッチアウタ２９はトロイダル形無段
変速機８の人力−３１に遊合され、クラッチアウタ２９
の内側にはクラッチセンタ３２か人力軸３１にスプライ
ン係合されている。クラッチアウタ２９とクラッチセン
タ３２にはクラッチ板３３．３４が交々に移動−ｒ能に
支持され、タラッチナウタ２９とクラッチ板３３との間
に遠心ローラ３５か介在され、遠心ｎで１童心ローラ３
５かクラッチアウタ２９の外方へ移動し、クラッチ板３
３．３４を軸方向へ押動し、クラッチの接続か行われる
。

トロイダル；１６無段変速機８の人力軸３１はケーシン
グ３６にｌｌ１１１受３７．３８を介して支持され、ク
ランク−１０のＦ方位置で平ネＴになっている。

ケーシング３６はクランク室を形成するクランクケース
１１からＦ方へ延びる内側ケース３９と、この内側ケー
ス３９に給付固定される先細Ｉケース４０から構成され
、このケーシング３６のト部にはオイルパン４１か設け
られている。

人力１１ｉ１３１にはカムプレート４２か一体転口「Ｏ
ヒに設けられ、動力はこのカムプレート４２からリテー
ナ４３に支持されたコロ４４を全して人力ディスク４５
に伝達される。人力ディスク４５は人力軸３１に遊合さ
れ、この人力ディスク４５に対向して出力ディスク４６
か配設され、出力ディスク４６も同様に人力＠３１に遊
合されている。

人力ディスク４５と出力ディスク４６には７１回して回
転曲面４５ａ、４６ａか汁也成され、この回転曲面４５
ａ、４６ａ間にはパワーローラ４７か配設されている６
人力ディスク４５からの動力はこのパワーローラ４７を
介して出力ディスク４６へ伝達される。パワーローラ４
７はそれぞれローラ＠４８に回動０１能に設けられ、こ
のローラ軸４８はトラニオン４９に回転ｉ１　Ｕに軸支
されている、 トラニオン４９は人力軸３１と１百交する方向に配置さ
れ、ケーシング３６の内側ケース３９に支持Ｒ構５０を
全して支持されている、このトラニオン４らを作動機！
５１による押動で、軸方向に’ｋ”　＠　ｇ動させると
、周知の自動変速作用が生じ、所望の変速比か得られる
。

出力ディスク４６の一部には出力ギヤ５２と５ワンウエ
イクラツチ５３の回転ロータ５４か一体にＩｆモ成され
ている。ワンウェイクラッチ５３の固定ロータ５５は外
側ケース４０に係合され、このＬａｄロータ５５と回転
ロータ５４との間にはクラッチ駒５６か介在され、出力
ギヤ５２か後進方向へ回転することを規制している。

出力ギヤ５２は出力＠５７のギヤ５８と噛合し、ギヤ５
８は出力＠５７に遊合されている。出力＠５７には切換
ドック５９が一方向にのみ祁動＝ｒ能に係合され、この
突部５９ａをギヤ５８の穴部５８ａから外すと、ギヤ５
８と出力＠５７との動力伝達か遮断され、後進ｉ■能に
なる。

出力１１１５７の端部はドライブシャフト６０に圧入さ
れ、後輪６へ動力を伝達するようになっている。

次に、この実施例の作用を説明する６ Ｖ型内燃機関７のクランク１１１０が所定の回転速度以
上になると、遍心クラッチ２８の遠心ローラ３５が遠心
力で外方へ移動して、クラッチ板２６．２７か摺接する
。これにより、クラッチか接続し、内燃機関７の動力が
トロイダルｊ同無段変速４８の人力軸３１へ伝達される
。

トロイダル形無段変速Ｒ８ではトラニオン４９を作動機
構５１により一方向に少量移動させると、パワーローラ
４７と人力ディスク４５ｇＬび出力ディスク４６間で周
知の自動変速作用が牛し、所望の変速比か樽られる。こ
の変速された動力は出力ギヤ５２、ギヤ５８から、切換
ドック５９がギヤ５８に係合している条件Ｆで、出力軸
５７に伝達され、ドライブシャフト６ｏを介して後輪６
を駆動する。

この内燃機関７の動力を変速するトロイダル形無段変ｆ
ｌＲ８は内燃機関７のト万位置に配置されているため、
装置の重心を低く設定することが１能になる。しかも、
その人力軸３１は車両進２Ｔ方向に向くクランク＠１０
と平Ｑ−ｒとなるように配置されているため、トロイダ
ル形無段変速Ａｔ８が低い４ｑ置に配置されているにも
かかわらず、車幅方向の幅りを短縮することができ、車
両のバンク角の確保か容易である。

また、トロイダル形無段変速機８のケーシング３６はク
ランク室と区画され、各部をｆ、’Ｉｆｆするオイルか
供給されている。ところで、内燃Ｒ関７の駆動熱がクラ
ンクケース１０を介してケーシング３６に伝達されるが
、ケーシング３６には車両の走行によって牛しる風か直
接当たるため、効果的に冷却される。従って、ケーシン
グ３６内に熱かこもることか抑えられ、熱の影響で潤滑
油や作動部材の温度かト昇することを軽減する、また、
トロイダル形無段変速機８は内燃機関７の目η側に配置
され、このトロイダル形無段変速機８の前方には１１輪
４かイ装置するたけであり、この間に比較的広い空間が
形成されている。従って、府側から、ケーシング３６の
外側ケース４０を容易に脱着することかでき、トロイダ
ル形無段変速機８の撃備性か同士する。

なお、前記実施例は水平対向型内燃機関に適用した場合
について説明したが、クランク匈を車両の進打万同に向
けて搭載されるものであれば全てに通用ｉｉｆ能である
。

（発明の効果） この発明は、前記のように、トロイダル形無段変速機を
内燃機関のクランク軸の下方に並り１１で、かつ車−■
進行方向前側に配置したから、装置の重心がトロイダル
形無段変速機によって低くなる。

また、車両の走行によって牛しる風かトロイダル形無段
変速機に１百接当たり、装置全体が冷却されて禎滑冊等
の温度ト昇を抑えることかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を通用した自動二輪車の側面図、ｙ１
２図はその正面図、第３図は動力伝達装置の正面図、第
４図は第３図のｒＶ−ｒＶ断面図である。 １・・・車体フレーム ７・−Ｖ勺内燃機関 ８−・・トロイタル託無段変速機 ９・・・勅カイ云達装置 １０・・・クランク軸 １１−・・クランクケース ３６・−ケーシング ３９・・・内イｊ１１１ケース ４０−・・外側ケース

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内燃機関をクランク軸が車両進行方向へ向くように塔載
   し、この内燃機関で得られる動力をトロイダル形無段変
   速機で変速して、駆動系へ伝達する自動二輪車の動力伝
   達装置において、前記トロイダル形無段変速機を、前記
   内燃機関のクランク軸の下方に並列で、かつ車両進行方
   向前側に配置した自動二輪車の動力伝達装置。