JP2012031185A5

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Publication number: JP2012031185A5
Application number: JP2011204707A
Authority: JP
Filing date: 2011-09-20
Publication date: 2012-12-06

Claims

以下の構造を有する化合物であって、

式中、Ｒはメチル、エチルまたはプロピルであり、９位は、アルキニル、シクロアルキル、アリール、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヒドロキシ、シアノ、アルコキシ、アリールオキシ、カルボキシル、カルボキサミド、カルボキシエステル、および炭素環基またはヘテロ環基からなる群より選択される置換基で置換されている、
化合物、および
［４Ｓ−（４α，１２ａα）］−９−（カルボキシ）−４−（ジメチルアミノ）−１，４，４ａ，５，５ａ，６，１１，１２ａ−オクタヒドロ−３，５，１０，１２，１２ａ−ペンタヒドロキシ−６−メチル−１，１１−ジオキソ−２−ナフタセンカルボキサミド、
［４Ｓ−（４α，１２ａα）］−９−［１’−（Ｅ）−（２’−フェニル）エテニル］−４−（ジメチルアミノ）−１，４，４ａ，５，５ａ，６，１１，１２ａ−オクタヒドロ−３，５，１０，１２，１２ａ−ペンタヒドロキシ−６−メチル−１，１１−ジオキソ−２−ナフタセンカルボキサミド、
［４Ｓ−（４ａ，１２ａα）］−９−［３’−（Ｅ）−プロペン酸］−４−（ジメチルアミノ）−１，４，４ａ，５，５ａ，６，１１，１２ａ−オクタヒドロ−３，５，１０，１２，１２ａ−ペンタヒドロキシ−６−メチル−１，１１−ジオキソ−２−ナフタセンカルボキサミド、
［４Ｓ−（４ａ，１２ａα）］−９−［３’−（Ｅ）−プロペン酸ブチル］−４−（ジメチルアミノ）−１，４，４ａ，５，５ａ，６，１１，１２ａ−オクタヒドロ−３，５，１０，１２，１２ａ−ペンタヒドロキシ−６−メチル−１，１１−ジオキソ−２−ナフタセンカルボキサミド、
［４Ｓ−（４ａ，１２ａα）］−９−［３’−（Ｅ）−プロペン酸ブチル］−４，７−ビス（ジメチルアミノ）−１，４，４ａ，５，５ａ，６，１１，１２ａ−オクタヒドロ−３，１０，１２，１２ａ−テトラヒドロキシ−１，１１−ジオキソ−２−ナフタセンカルボキサミド、
９−フェニルミノサイクリン、
［４Ｓ−（４α，１２ａα）］−７−［３’−（Ｅ）−プロペン酸ブチル］−４−（ジメチルアミノ）−１，４，４ａ，５，５ａ，６，１１，１２ａ−オクタヒドロ−３，５，１０，１２，１２ａ−ペンタヒドロキシ−６−メチル−１，１１−ジオキソ−２−ナフタセンカルボキサミド、
７−エチレニルサンサイクリン、
７，９−ジフェニルサンサイクリン、
［４Ｓ−（４ａ，１２ａα）］−１３−（４’−メチルフェニル）−４−（ジメチルアミノ）−１，４，４ａ，５，５ａ，６，１１，１２ａ−オクタヒドロ−３，５，１０，１２，１２ａ−ペンタヒドロキシ−６−メチレン−１，１１−ジオキソ−２−ナフタセンカルボキサミド、
［４Ｓ−（４ａ，１２ａα）］−１３−（３’−カルボキシフェニル）−４−（ジメチルアミノ）−１，４，４ａ，５，５ａ，６，１１，１２ａ−オクタヒドロ−３，５，１０，１２，１２ａ−ペンタヒドロキシ−６−メチレン−１，１１−ジオキソ−２−ナフタセンカルボキサミド、
［４Ｓ−（４ａ，１２ａα）］−１３−（４’−エトキシフェニル）−４−（ジメチルアミノ）−１，４，４ａ，５，５ａ，６，１１，１２ａ−オクタヒドロ−３，５，１０，１２，１２ａ−ペンタヒドロキシ−６−メチレン−１，１１−ジオキソ−２−ナフタセンカルボキサミド、
９−ヨード−ミノサイクリン、
９−ヨード−サンサイクリン、
９−ヨード−ドキシサイクリン、
７，９−ジヨードサンサイクリン、および
７−ヨードドキシサイクリン
からなる群より選択される化合物、またはその薬学的に許容の塩。
Ｒがメチルである、請求項１に記載の化合物、またはその薬学的に許容の塩。
置換テトラサイクリン化合物を調製するときの、９−ヨード−ミノサイクリン、９−ヨード−サンサイクリン、９−ヨード−ドキシサイクリン、７，９−ジヨードサンサイクリンおよび７−ヨードドキシサイクリンから選択される化合物、またはその薬学的に許容の塩の使用。
９位置換テトラサイクリン化合物を調製するための方法であって、以下の、
（ｉ）反応性テトラサイクリン化学錯体と反応性有機置換基前駆体を、以下の式：

の９位置換テトラサイクリン化合物を形成する条件下で接触させる工程であって、該反応性テトラサイクリン化学錯体は、反応性化学中間体を形成する反応性テトラサイクリンベース前駆化合物と遷移金属触媒を含む、工程、および
（ｉｉ）該９位置換テトラサイクリン化合物を触媒水素化して対応する９位アルキル誘導体を形成する工程であって、
該反応性有機置換基前駆体は、以下の式

のアルケニル誘導体である、工程
を包含する方法であって、
該式中、Ａは該テトラサイクリンベース前駆化合物であり、かつ、オキシテトラサイクリン、クロルテトラサイクリン、デメクロサイクリン、ドキシサイクリン、ケロカルジン、ミノサイクリン、ロリテテトラサイクリン、リメサイクリン、サンサイクリン、メタサイクリン、アピサイクリン、クロモサイクリン、グアメサイクリン、メグルサイクリン、メピルサイクリン、ペニメピサイクリン、ピパサイクリン、エタモサイクリンおよびペニモサイクリンから選択され、
Ｒは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、アミノ、ヒドロキシ、シアノ、アルコキシ、アリールオキシおよびカルボキシルからなる群より選択されるか、またはＲは−Ｃ（Ｏ）−Ｒ _４であり、Ｒ _４は水素、シアノもしくはＣ _１ −Ｃ _５アルコキシ基である、
方法。
前記触媒水素化が、炭素上の白金触媒またはパラジウム触媒を用いて低圧水素下にて達成される、請求項４に記載の方法。