JP2012029404A - 電源回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】過電流保護素子による回路の不平衡を低減し、コモンモードノイズを抑制する電源回路を提供する。
【解決手段】電源回路1は、一対の供給ライン3,4を介して交流電源2からの交流電圧の周波数及び電圧のうち少なくとも一方をスイッチング動作により変換する電力変換回路としてのスイッチング回路8を備えている。一方の供給ライン3には、過電流保護素子としてのヒューズ5が設けられている。一方の供給ライン3とグラウンド10との間には、第1のラインバイパスコンデンサ6が接続されている。他方の供給ライン4とグラウンド10との間には、第2のラインバイパスコンデンサ7が接続されている。他方の供給ライン4には、インダクタ9が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、スイッチング動作により発生する高周波ノイズを抑制する電源回路に関するものである。
従来、電子機器には、入力される任意の電源から電子機器内部の各種デバイス用の電源へ周波数や電圧を変換するために電力変換回路が設けられている。特に、小型化・効率化のためにスイッチング方式が広く用いられている。しかし、スイッチング方式を適用した電源回路においては、スイッチング動作により高周波のスイッチングノイズが発生し、このノイズが端子雑音や不要電磁波の原因となる。
このような不要電磁波を低減するノイズフィルタとして一般的にラインバイパスコンデンサ(以下、「Yコン」という)が用いられる(特許文献1参照)。図9は、従来のスイッチング電源回路に用いられるフィルタ回路図の例である。図9に示すフィルタ回路190は、一対の供給ラインのそれぞれの供給ラインとグラウンド(以下、「GND」という)との間に接続されたYコン121,122を備えている。Yコン121,122はスイッチング素子から発生した高周波スイッチングノイズのコモンモード成分をGNDに落とし、端子雑音や不要電磁波を抑制する働きを持つ。
ここで、GNDに対する入力電源から繋がる2本の供給ラインのインピーダンスは、2本の供給ラインがGNDに対して平衡となるよう、等しくすることが一般的である。例えば図9に示すフィルタ回路190では、2つのYコン121,122の容量値を同一値として平衡を保っている。
特開2008−182784号公報
しかしながら、スイッチング電源には、回路素子の故障を防ぐため、入力電源から繋がる2本の供給ラインの一方の供給ラインにおけるYコンの入力側に過電流保護素子(例えばヒューズ)が設けられる。この過電流保護素子は、回路配線と比較して大きなインダクタンスを持っている。そのため、スイッチング電源の更なる小型化・効率化に伴いスイッチング周波数が高周波化すると、過電流保護素子のインダクタンスによるインピーダンスが大きくなり、2本の供給ラインの不平衡度が大きくなる。2本の供給ラインが不平衡であると、2本の供給ラインに流れる高周波ノイズのノーマルモード成分がコモンモード成分に変換されてしまい、コモンモードノイズが増大する。
そこで、本発明は、過電流保護素子による回路の不平衡を低減し、コモンモードノイズを抑制する電源回路を提供することを目的とするものである。
本発明は、一対の供給ラインを介して交流電源からの交流電圧の周波数及び電圧のうち少なくとも一方をスイッチング動作により変換する電力変換回路と、前記一対の供給ラインのうち、一方の供給ラインに設けられた過電流保護素子と、を備えた電源回路において、前記一方の供給ラインとグラウンドとの間に接続された第1のラインバイパスコンデンサと、前記一対の供給ラインのうち、他方の供給ラインと前記グラウンドとの間に接続された第2のラインバイパスコンデンサと、前記他方の供給ラインに設けられたインダクタと、を備え、前記第1のラインバイパスコンデンサの容量値をC[F]、前記第2のラインバイパスコンデンサの容量値をC[F]、前記過電流保護素子のインダクタンス成分を含む前記一方の供給ラインのインダクタンス値をL[H]、前記インダクタのインダクタンス成分を含む前記他方の供給ラインのインダクタンス値をL[H]、ノイズ成分の角周波数をω[rad/s]としたとき、
Figure 2012029404
の関係式を満たすように、前記インダクタのインダクタンス値が設定されていることを特徴とするものである。
また、本発明は、一対の供給ラインを介して交流電源からの交流電圧の周波数及び電圧のうち少なくとも一方をスイッチング動作により変換する電力変換回路と、前記一対の供給ラインのうち、一方の供給ラインに設けられた過電流保護素子と、を備えた電源回路において、前記一方の供給ラインに設けられた第1のチョークコイルと、前記一対の供給ラインのうち、他方の供給ラインに設けられた第2のチョークコイルと、前記一方の供給ラインとグラウンドとの間に接続された第1のラインバイパスコンデンサと、前記他方の供給ラインと前記グラウンドとの間に接続された第2のラインバイパスコンデンサと、を備え、前記第1のチョークコイル及び前記過電流保護素子のインダクタンス成分を含む前記一方の供給ラインのインダクタンス値をL[H]、前記第2のチョークコイルのインダクタンス成分を含む前記他方の供給ラインのインダクタンス値をL[H]、前記第1のラインバイパスコンデンサの容量値をC[F]、前記第2のラインバイパスコンデンサの容量値をC[F]としたとき、
Figure 2012029404
の関係式を満たすように、前記第1のラインバイパスコンデンサ及び前記第2のラインバイパスコンデンサの容量値が設定されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、過電流保護素子による一対の供給ラインの不平衡が平衡化され、不平衡によって発生するコモンモードノイズを抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係る電源回路の概略構成を示す説明図であり、(a)は電源回路の概略の電気回路図、(b)は(a)の電源回路をブリッジ回路に置き換えた電気回路図である。 本発明の第1実施形態に係る電源回路の構成を示す電気回路図である。 本発明の第1実施形態に係る電源回路のGNDに流れる電流スペクトラムを示す図であり、(a)はインダクタを挿入していない不平衡な状態を示す図、(b)はインダクタを挿入した平衡な状態を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る電源回路のインダクタのインダクタンス値とノイズの電流量との関係を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る電源回路の概略構成を示す説明図であり、(a)は電源回路の概略の電気回路図、(b)は(a)の電源回路をブリッジ回路に置き換えた電気回路図である。 本発明の第2実施形態に係る電源回路の構成を示す電気回路図である。 本発明の第2実施形態に係る電源回路のGNDに流れる電流スペクトラムを示す図であり、(a)はYコンの値を調整していない不平衡な状態を示す図、(b)はYコンの値を調整した平衡な状態を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る電源回路のYコンの容量値の比率とノイズの電流量との関係を示す図である。 従来の電源回路のフィルタ回路を示す電気回路図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る電源回路の概略構成を示す説明図である。図1(a)は、電源回路の概略の電気回路図である。図1(a)において、電源回路1は、交流電源2に接続された一対の供給ライン3,4と、一対の供給ライン3,4を介して交流電源2からの交流電圧を直流電圧に変換する電力変換回路としてのスイッチング回路8と、を備えている。交流電源2は、例えば商用電源である。また、電源回路1は、一対の供給ライン3,4のうち、一方の+極の供給ライン3に設けられた過電流保護素子としてのヒューズ5を備えている。このヒューズ5は、例えば管ヒューズである。ヒューズ5は、供給ライン3,4を構成する配線よりもインダクタンス値が高い。また、電源回路1は、+極の供給ライン3とグラウンド(GND)10との間に接続された第1のラインバイパスコンデンサ(以下、「第1のYコン」という)6を備えている。また、電源回路1は、一対の供給ライン3,4のうち、他方の−極の供給ライン4とGND10との間に接続された第2のラインバイパスコンデンサ(以下、「第2のYコン」という)7を備えている。本第1実施形態では、電源回路1は、−極の供給ライン4に設けられた誘導性素子であるインダクタ9を備えている。
図1(b)は図1(a)の電源回路1をブリッジ回路に置き換えた電気回路図である。図1(b)では、電力変換回路であるスイッチング回路8の代わりにノイズ電圧源11を接続し、スイッチング回路8で発生するノイズを模擬している。このように電源回路1は、スイッチング回路8をノイズ電圧源11としたヒューズ5、Yコン6,7及びインダクタ9のブリッジ回路とみなすことができる。図1(b)において、端子雑音や不要電磁波の原因となるノイズはGND10を流れる電流である。
ここで、ヒューズ5のインダクタンス成分(インダクタンス値L)を含む+極の供給ライン3のインダクタンス値をL[H]とする。また、+極の供給ライン3に接続された第1のYコン6の容量値をC[F]、−極の供給ライン4に接続された第2のYコン7の容量値をC[F]とする。また、インダクタ9のインダクタンス成分(インダクタンス値L)を含む−極の供給ライン4のインダクタンス値をL[H]、ノイズ電圧源11のノイズの電圧をV[V]、ノイズの角周波数をω[rad/s]とする。GND10に流れる電流I[A]は以下の(式1)で表される。
Figure 2012029404
この(式1)より、GND10に流れる電流を抑制するための関係式は以下の(式2)のようになる。
Figure 2012029404
よって、ヒューズ5が設けられた側の+極の供給ライン3のインダクタンス値Lに対してC、C、Lの値を、
Figure 2012029404
を満足する値にすることで、コモンモードノイズが最も抑制される。
次に、具体的な構成の電源回路についてコモンモードノイズの抑制効果について説明する。図2は、電源回路の構成を示す電気回路図である。スイッチング回路8は、スイッチング動作するあらゆる方式のものが適用可能であるが、一例としてフライバック方式について説明する。図2に示すスイッチング回路8は、ブリッジダイオードからなる整流回路8Aと、平滑コンデンサ8Bと、DC−DCコンバータ回路8Cとを有して構成される。整流回路8Aは、交流電圧を直流電圧に変換する。平滑コンデンサ8Bは、整流回路8Aにより変換された直流電圧を平滑化する。DC−DCコンバータ回路8Cは、スイッチング素子81、スイッチング制御回路82、トランス83、ダイオード84、及びコンデンサ85を有している。スイッチング素子81は、例えばバイポーラトランジスタやFETであり、スイッチング制御回路82が出力するパルス信号によってON/OFFする。スイッチング素子81がONの時、トランス83にエネルギーが蓄積され、スイッチング素子81がOFFの時、ダイオード84を通じてエネルギーを負荷86に供給する。なお、スイッチング素子81がONの時は、コンデンサ85により放電され、エネルギーが負荷86に供給される。これにより所定値の直流電圧が負荷86に印加される。
このフライバック方式の電源回路1において、回路シミュレーションを用いてノイズ電流量を算出した。交流電源2から50[Hz]、100[V]の交流電圧を入力し、スイッチング素子81に周波数53[kHz]、立ち上がり時間40[ns]、デューティー比25[%]の矩形波のスイッチング信号を入力している。
図3はGND10に流れる電流スペクトラムの結果を表している。なお、各供給ライン3,4の配線そのもののインダクタンス値は0としている。図3(a)では+極,−極の供給ライン3,4に接続されるYコン6,7の容量値をそれぞれ1000[pF]、ヒューズ5のインダクタンス値L(=L)を20[nH]とし、インダクタ9を挿入しない不平衡な状態としている。図3(b)ではインダクタ9を追加し、Yコン6,7の値を調整した平衡な状態としている。このとき、Yコン6の容量値Cを1500[pF]、Yコン7の容量値Cを1000[pF]とした。そして、(式3)を満たすように、追加したインダクタ9のインダクタンス値L(=L)を30[nH]に設定している。なお、Yコン6,7はインダクタ9のインダクタンス値Lが設定可能な値に調整されている。図3(a),(b)に示す結果より、挿入したインダクタ9の値を(式3)を満たすように設定したので、ヒューズ5の不平衡によって発生したコモンモードノイズの電流のスペクトラムが低減していることがわかる。なお、以上の説明では、配線のインダクタンス値を0としたが、インダクタンス値L,Lには配線のインダクタンス値を含めてもよい。
次に、図1(b)に示す電源回路1について、回路シミュレーションを用いてノイズ電流量を算出した。ノイズ電圧源11からは1[V]のガウシアンパルスを入力している。+極、−極に接続されるYコン6,7の容量値をそれぞれC=C=1000[pF]、ヒューズ5のインダクタンス値をL=20[nH]とし、インダクタ9のインダクタンス値Lをパラメータとした。この状態において、横軸をインダクタ9のインダクタンス値L、縦軸を(式1)から算出したGND10に流れる100[MHz]のノイズ電流の絶対値を表したグラフを図4に実線で示す。この図4より、インダクタンス値Lが(式3)で求まる20[nH]のとき、ノイズ電流量は最小となる。
それ以上にインダクタンス値L(>>L)を大きくすると、電流量は(式1)より、
Figure 2012029404
で定まる値に収束する。図4で、点線で示した直線が漸近線である。半値幅の定義より、電流値が(式4)の値の半分になるときのLを求めると、
Figure 2012029404
となる。図4で、一点鎖線で示した直線が(式5)の半値となる値である。よって、インダクタンス値Lである実線と一点鎖線とが交わる2つの交点の間のインダクタンス値Lの範囲は、
Figure 2012029404
である。このように、インダクタンス値Lが(式6)を満たすようにインダクタ9のインダクタンス値L(供給ライン4の配線そのもののインダクタンスが無視できる場合はL=L)を設定することで、コモンモードノイズの抑制効果が期待できる。このように(式6)を満たすようにインダクタ9のインダクタンス値Lを設定することで、ヒューズ5による一対の供給ライン3,4の不平衡が平衡化され、不平衡によって発生するコモンモードノイズを抑制することができる。上述した各素子の数値例(供給ライン3,4のインダクタンスを0とした場合)を代入すると、13.8[nH]<L<41.4[nH]となる。なお、ノイズの周波数(つまり、ノイズの角周波数ω)は、予め実験によりノイズのスペクトラムを測定し、この測定により得られる1つのピーク値に設定すればよい。そして、(式6)の範囲内であって、(式3)を満たすようにインダクタンス値Lを設定することによって、コモンモードノイズを最も効果的に抑制することができる。
そして、本第1実施形態では、ヒューズ5とYコン6,7とインダクタ9とでブリッジ回路が形成されるため、ヒューズ5による2本の供給ライン3,4の不平衡が平衡化され、不平衡によって発生するコモンモードノイズを抑制することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る電源回路について詳細に説明する。図5は、本発明の第2実施形態に係る電源回路の概略構成を示す説明図である。図5(a)は、電源回路の概略の電気回路図である。図5(a)において、電源回路1Aは、交流電源2に接続された一対の供給ライン3,4と、一対の供給ライン3,4を介して交流電源2からの交流電圧を直流電圧に変換する電力変換回路としてのスイッチング回路8と、を備えている。交流電源2は、例えば商用電源である。また、電源回路1Aは、一対の供給ライン3,4のうち、一方の+極の供給ライン3に設けられた過電流保護素子としてのヒューズ5を備えている。このヒューズ5は、例えば管ヒューズである。ヒューズ5は、供給ライン3,4を構成する配線よりもインダクタンス値が高い。また、電源回路1Aは、+極の供給ライン3とグラウンド(GND)10との間に接続された第1のラインバイパスコンデンサ(以下、「第1のYコン」という)6を備えている。また、電源回路1Aは、一対の供給ライン3,4のうち、他方の−極の供給ライン4とGND10との間に接続された第2のラインバイパスコンデンサ(以下、「第2のYコン」という)7を備えている。本第2実施形態の電源回路1Aは、+極の供給ライン3に設けられた第1のチョークコイルである第1のノーマルモードチョークコイル13と、−極の供給ライン4に設けられた第2のチョークコイルである第2のノーマルモードチョークコイル14とを備えている。これら2つのノーマルモードチョークコイル13,14でノーマルモードチョークコイル対15が構成されている。ノーマルモードチョークコイル13,14は、交流電源2とスイッチング回路8との間であって、Yコン6,7よりも交流電源2側に配置されている。本第2実施形態では、第1のノーマルモードチョークコイル13と第2のノーマルモードチョークコイル14とのインダクタンス値は、同一の値Lに設定されている。
図5(b)は図5(a)の電源回路1Aをブリッジ回路に置き換えた電気回路図である。図5(b)では、電力変換回路であるスイッチング回路8の代わりにノイズ電圧源11を接続し、スイッチング回路8で発生するノイズを模擬している。このように電源回路1Aは、スイッチング回路8をノイズ電圧源11としたヒューズ5、Yコン6,7及びノーマルモードチョークコイル13,14のブリッジ回路とみなすことができる。図5(b)において、端子雑音や不要電磁波の原因となるノイズはGND10を流れる電流である。
ここで、ヒューズ5及び第1のノーマルモードチョークコイル13のインダクタンス成分(インダクタンス値L及びL)を含む+極の供給ライン3のインダクタンス値をL[H]とする。また、第2のノーマルモードチョークコイル14のインダクタンス成分(インダクタンス値L)を含む−極の供給ライン4のインダクタンス値をL[H]とする。また、第1のYコン6の容量値をC[F]、第2のYコン7の容量値をC[F]とする。GND10に流れる電流を抑制するための関係式は(式3)と同様に以下のようになる。
Figure 2012029404
本第2実施形態では+極,−極の供給ライン3,4のそれぞれにノーマルモードチョークコイル13,14を設けたため、各ノーマルモードチョークコイル13,14によるインダクタンス成分が存在する。更に、+極の供給ライン3にはヒューズ5を設けたため、ヒューズ5のインダクタンス成分も存在する。したがってL≠Lであり、使用する素子5,13,14によって各インダクタンス値L,Lが決まる。よって、各Yコン6,7の容量値C,Cを(式7)を満足する値に設定することで、コモンモードノイズを最も効果的に抑制することができる。
次に、具体的な構成の電源回路についてコモンモードノイズの抑制効果について説明する。図6は、電源回路の構成を示す電気回路図である。スイッチング回路8は、スイッチング動作するあらゆる方式のものが適用可能であるが、一例としてフライバック方式について説明する。図6に示すスイッチング回路8は、ブリッジダイオードからなる整流回路8Aと、平滑コンデンサ8Bと、DC−DCコンバータ回路8Cとを有して構成される。整流回路8Aは、交流電圧を直流電圧に変換する。平滑コンデンサ8Bは、整流回路8Aにより変換された直流電圧を平滑化する。DC−DCコンバータ回路8Cは、スイッチング素子81、スイッチング制御回路82、トランス83、ダイオード84、及びコンデンサ85を有している。スイッチング素子81は、例えばバイポーラトランジスタやFETであり、スイッチング制御回路82が出力するパルス信号によってON/OFFする。スイッチング素子81がONの時、トランス83にエネルギーが蓄積され、スイッチング素子81がOFFの時、ダイオード84を通じてエネルギーを負荷86に供給する。なお、スイッチング素子81がONの時は、コンデンサ85により放電され、エネルギーが負荷86に供給される。これにより所定値の直流電圧が負荷86に印加される。
このフライバック方式の電源回路1Aにおいて、回路シミュレーションを用いてノイズ電流量を算出した。上記第1実施形態と同様に、交流電源2から50[Hz]、100[V]の交流電圧を入力し、スイッチング素子81に周波数53[kHz]、立ち上がり時間40[ns]、デューティー比25[%]の矩形波のスイッチング信号を入力している。
図7はGND10に流れる電流スペクトラムの結果を表している。なお、各供給ライン3,4の配線そのもののインダクタンス値は0としている。図7(a)では+極,−極の供給ライン3,4に接続されるYコン6,7の容量値をそれぞれ1000[pF]、ヒューズ5のインダクタンス値Lを20[nH]としている。また、ノーマルモードチョークコイル13,14をインダクタに換算したインダクタンス値Lをそれぞれ0.8[μH]とし、Yコン6,7の値を調整しない不平衡な状態としている。また、図7(b)では、Yコン6の容量値Cを1000[pF],Yコン7の容量値Cを1025[pF]とし、前述の(式7)を満たすようにしている。図7(a),(b)に示す結果より、Yコン6,7の容量値C,Cを(式7)を満たすように調整したことによりヒューズ5の不平衡によって発生したコモンモードノイズの電流のスペクトラムが低減していることがわかる。なお、以上の説明では、配線のインダクタンス値を0としたが、インダクタンス値L,Lには配線のインダクタンス値を含めてもよい。
次に、ノイズ抑制効果のあるYコン6,7の容量値C,Cの範囲について説明する。図5(b)に示すような電源回路1Aについて、回路シミュレーションを用いてノイズ電流量を算出した。ノイズ電圧源11からは1[V]のガウシアンパルスを入力している。ヒューズ5のインダクタンス値Lを20[nH]、+極、−極に接続されるノーマルモードチョークコイル13,14の値Lをそれぞれ0.8[μH]とした。この状態において、横軸を2つのYコン6,7の容量値C,Cの比率(C/C)、縦軸をGND10に流れる100[MHz]の電流の絶対値を表したグラフを図8に示す。図8より、比率(C/C)の値が、(式7)で求まる値、L/L=0.975の時、電流量は最小となっている。その値よりもC/Cの値を増やす、もしくは減らしていくと電流量が増加することが分かる。
さらに、図8に示すように、グラフは電流量が最小となるC/C=L/Lの場合を中心にほぼ左右対称な形をしている。よって、背景技術である平衡を考慮しないC/C=1の場合のノイズ電流量と等しくなるC/Cの値は、
Figure 2012029404
により求まる値となる。つまり、C/Cの値が(式8)により求まる値未満になると、C/Cの値が1の場合のノイズ電流量より増えてしまう。したがって、従来の平衡を考慮しない場合に比べてコモンモードノイズが小さくなるC/Cの値は、
Figure 2012029404
で定まる範囲となる。このように(式9)を満たすように第1のYコン6及び第2のYコン7の容量値C,Cを設定することで、ヒューズ5による一対の供給ライン3,4の不平衡が平衡化され、不平衡によって発生するコモンモードノイズを抑制することができる。そして、(式9)の範囲内であって、(式7)を満たすように第1のYコン6及び第2のYコン7の容量値C,Cを設定することによって、コモンモードノイズを最も効果的に抑制することができる。
そして、本第2実施形態では、ヒューズ5とYコン6,7とノーマルモードチョークコイル13,14とでブリッジ回路が形成されるため平衡化用に新たに素子を挿入する必要がない。そのため、安価にヒューズ5による2本の供給ライン3,4の不平衡が平衡化され、不平衡によって発生するコモンモードノイズを抑制することができる。
なお、上記実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。上記実施形態では、一方の供給ラインが+極であり、他方の供給ラインが−極の場合について説明したが、一方の供給ラインが−極であり、他方の供給ラインが+極の場合についても適用可能である。
また、上記実施形態では、電力変換回路としてのスイッチング回路が交流電圧を直流電圧に変換する場合について説明したが、入力した交流電圧とは別の周波数の交流電圧に変換する場合であってもよい。この場合、電力変換回路はスイッチング素子を有するインバータを備えてスイッチング動作を行うものであり、ノイズの発生源となるので、この場合についても本願発明は適用可能である。
また、上記実施形態では、過電流保護素子として管ヒューズの場合について説明したが、これに限定するものではなく、本願発明はチップヒューズ等あらゆるヒューズについて適用可能である。また、過電流保護素子としてヒューズ以外にも、例えばPTC素子など、本願発明はあらゆる過電流保護素子について適用可能である。
1,1A 電源回路
2 交流電源
3,4 供給ライン
5 ヒューズ(過電流保護素子)
6 第1のラインバイパスコンデンサ
7 第2のラインバイパスコンデンサ
8 スイッチング回路(電力変換回路)
9 インダクタ
10 グラウンド
13,14 ノーマルモードチョークコイル(チョークコイル)
81 スイッチング素子

Claims (4)

  1. 一対の供給ラインを介して交流電源からの交流電圧の周波数及び電圧のうち少なくとも一方をスイッチング動作により変換する電力変換回路と、前記一対の供給ラインのうち、一方の供給ラインに設けられた過電流保護素子と、を備えた電源回路において、
    前記一方の供給ラインとグラウンドとの間に接続された第1のラインバイパスコンデンサと、
    前記一対の供給ラインのうち、他方の供給ラインと前記グラウンドとの間に接続された第2のラインバイパスコンデンサと、
    前記他方の供給ラインに設けられたインダクタと、を備え、
    前記第1のラインバイパスコンデンサの容量値をC[F]、
    前記第2のラインバイパスコンデンサの容量値をC[F]、
    前記過電流保護素子のインダクタンス成分を含む前記一方の供給ラインのインダクタンス値をL[H]、
    前記インダクタのインダクタンス成分を含む前記他方の供給ラインのインダクタンス値をL[H]、
    ノイズの角周波数をω[rad/s]としたとき、
    Figure 2012029404
    の関係式を満たすように、前記インダクタのインダクタンス値が設定されていることを特徴とする電源回路。
  2. 前記関係式を満たす範囲であって、
    Figure 2012029404
    を満たすように前記インダクタのインダクタンス値が設定されていることを特徴とする請求項1に記載の電源回路。
  3. 一対の供給ラインを介して交流電源からの交流電圧の周波数及び電圧のうち少なくとも一方をスイッチング動作により変換する電力変換回路と、前記一対の供給ラインのうち、一方の供給ラインに設けられた過電流保護素子と、を備えた電源回路において、
    前記一方の供給ラインに設けられた第1のチョークコイルと、
    前記一対の供給ラインのうち、他方の供給ラインに設けられた第2のチョークコイルと、
    前記一方の供給ラインとグラウンドとの間に接続された第1のラインバイパスコンデンサと、
    前記他方の供給ラインと前記グラウンドとの間に接続された第2のラインバイパスコンデンサと、を備え、
    前記第1のチョークコイル及び前記過電流保護素子のインダクタンス成分を含む前記一方の供給ラインのインダクタンス値をL[H]、
    前記第2のチョークコイルのインダクタンス成分を含む前記他方の供給ラインのインダクタンス値をL[H]、
    前記第1のラインバイパスコンデンサの容量値をC[F]、
    前記第2のラインバイパスコンデンサの容量値をC[F]としたとき、
    Figure 2012029404
    の関係式を満たすように、前記第1のラインバイパスコンデンサ及び前記第2のラインバイパスコンデンサの容量値が設定されていることを特徴とする電源回路。
  4. 前記関係式を満たす範囲であって、
    Figure 2012029404
    を満たすように前記第1のラインバイパスコンデンサ及び前記第2のラインバイパスコンデンサの容量値が設定されていることを特徴とする請求項3に記載の電源回路。
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