JP2012028361A - ヒートシンク - Google Patents

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Abstract

【課題】 冷却性能を向上させると共に、冷却用流体が流れる際に生じる圧力損失をできるだけ小さく抑えたヒートシンクを提供することを目的とする。
【解決手段】ヒートシンク(100)は発熱部品(12)が熱的に接続されるベースプレート(11)上に、冷却用流体への伝熱を行なうためのフィンユニット(10)が設けられる。フィンユニットはベースプレート面に平行な断面の長さがLである多数の板状フィン(13)が間隔Pずつ離れて互いに平行にベースプレート上に立設されてなる第1フィン群(10A)と、第1フィン群から0.8P以上かつ0.3L以下の距離aだけ離して冷却用流体の概ね上流側から下流側に向かう所定のD方向に配置される第1フィン群と同様な第2フィン群(10B)とから構成される。各板状フィンのベースプレート面に平行な各断面がD方向に対して偏倚角度γ(但し、1°≦γ≦5°。)をなしている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、CPU、集積回路、半導体素子等の各種電子部品、電子機器、そのほか各種電気機器などの放熱のために使用されるヒートシンクに関するものである。特に冷却性能に優れ、また、冷却用流体が流れる際に生じる圧力損失を小さく抑えたヒートシンクに関するものである。
CPU、集積回路、半導体素子などの電子部品、電子機器及び各種電気機器においては、放熱のためにヒートシンクが設けられる。近年、これらの素子又は機器の発熱量、発熱密度が増大する傾向にあることから、より冷却性能に優れた高性能のヒートシンクが求められるようになってきた。
例えば、省エネルギーの観点などからハイブリッド車が多く生産されるようになってきたが、このハイブリッド車の駆動モーターの制御を行っているインバーターにはIGBT素子などの発熱体が実装されており、発熱体動作時に冷却を行うことが必要となりインバーターにはヒートシンクが設けられている。
また、ハイブリッド車等に搭載されるリチウムイオン電池などでは、動作時の温度上昇による性能低下をふせぐために、ヒートシンクが設けられることがある。
近年では、インバーターや電池などの発熱体は、より一層の高効率化、小型化が求められてきており、その結果、エネルギー密度がより高くなって発熱素子の発熱が一段と高くなる傾向にあることから、冷却性能のより一層の向上がヒートシンクに求められてきている。
ヒートシンクに流す冷却用流体をファン、ポンプ等を用いて循環させる場合、冷却用流体の圧力損失が大きくなると必要なポンプ能力が高くなってしまい、またポンプ動作時の騒音も大きくなってしまうことから、圧力損失をできるだけ小さく抑えることが求められている。
特開昭58−66793号公報 特開平11−166796号公報 特開昭58−140597号公報 特開2006−278735号公報
本発明は、冷却性能のより一層の向上と共に、冷却用流体が流れる際に生じる圧力損失をできるだけ小さく抑えるヒートシンクを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明は、冷却性能に優れ、また、冷却用流体が流れる際に生じる圧力損失を小さく抑えたヒートシンクに関するものである。本発明のヒートシンクは、以下の特徴を有する。
第1観点のヒートシンクは、図1にその一実施態様の斜視図を、また、図3にその一実施態様の模式的な平面図を示すように、発熱部品が熱的に接続されるベースプレート上に、冷却用流体への伝熱を行なうためのフィンユニットが設けられてなるヒートシンクにおいて、フィンユニットは、ベースプレート面に平行な断面の長さがLである多数の板状フィンが間隔Pずつ離れて互いに平行にベースプレート上に立設されてなる第1フィン群と、第1フィン群から0.8P以上かつ0.3L以下の距離aだけ離して冷却用流体の概ね上流側から下流側に向かう所定のD方向に配置される第1フィン群と同様な第2フィン群とから構成されるものであって、各板状フィンのベースプレート面に平行な各断面がD方向に対して偏倚角度γ(但し、1°≦γ≦5°。)をなしている。
第2観点のヒートシンクは、図1にその一実施態様の斜視図を、また、図3にその一実施態様の模式的な平面図を示すように、第2フィン群から0.8P以上かつ0.3L以下の距離aだけ離してD方向に第2フィン群と同様のフィン群が更に配置されることがD方向に繰り返されている。
第3観点のヒートシンクは、図2にその一実施態様の模式的断面図を示すように、板状フィンの板面がベースプレート面に対して傾斜角度β(但し、20°≦β≦80°。)をなしている。
第4観点のヒートシンクは、図5にその一実施態様の模式的な平面図を示すように、隣り合う2つのフィン群の各板状フィンの板面同士が各々の共通同一平面上に存在するように板状フィンが配置されている。
第5観点のヒートシンクにおいて、フィンユニットは、1枚の金属板をプレスして形成されるものである。
第6観点のヒートシンクにおいて、フィンユニットはアルミニウム又はアルミニウム合金からなるものである。
ここで、本発明のヒートシンクにおいて、冷却性能が優れ、また、冷却用流体の圧力損失が小さく保たれ得る理由を説明する。
一般に、ヒートシンクにおいて冷却用流体が放熱用フィンに沿って流れるときには、温度境界層が形成されてしまう。即ち、冷却用流体は、発熱部品からベースプレートを介して熱的に接続されて高温となっている放熱用フィンの表面に接することによりフィンから熱を奪うのであるが、それによりフィンの表面付近の冷却用流体は次第に暖められて、下流に行くに従ってより高温になってくる。一方、フィンに沿っての流れは一般に層流であることから、フィンから離れた所を流れる冷却用流体は高温フィンに接することがないので、下流に行っても特に高温になるということはない。このように、下流に行くに従ってフィン表面付近の部分とフィンから離れた部分とでは冷却用流体の中で温度差が生じて来ており、それらの間に温度境界層が形成されてしまうのである。
フィン表面付近の既に高温になってしまった冷却用流体はフィンからの熱を奪う能力がもはや低くなってしまっている。従って、フィンから離れた部分のまだ低温のままでいる冷却用流体がフィン表面にやって来てそれに接するようになるならば、フィンからの熱を奪う能力がもっと高まることになる。即ち、もしフィン表面付近を流れていた冷却用流体とフィンから離れた部分を流れていた冷却用流体とを流れの途中で入れ替えることが出来るならば最も理想的であるといえるのであるが、しかし、そのような“入れ替え”を実現することは容易でない。そこで、次善の策として、上記両冷却用流体を完全に入れ替えることはできなくても、上記両冷却用流体を“混ぜ合わせる”だけでも効果は大きい。即ち、流れの途中で流れを乱して温度境界層を崩すことにより、フィン表面にもっと低温の冷却用流体が接するようになりフィンからの熱を奪う能力がもっと高まることになる。
上記の事情を鑑みながら、まず、第1観点のヒートシンクにおいて、冷却性能が優れ、また、冷却用流体の圧力損失が小さく保たれ得る理由を説明する。
第2フィン群は第1フィン群から見てD方向に配置されているので、冷却用流体が第1フィン群を出て第2フィン群に入る時、冷却用流体はD方向に向かう。
ところが、各板状フィンのベースプレート面に平行な各断面はD方向に対しては偏倚角度γ(但し、1°≦γ≦5°。)をなしていることから、第1フィン群の板状フィンに沿って流れて来た冷却用流体は、第1フィン群を出て第2フィン群に入る時に、それまで流れて来た板状フィンの方向とは角度γだけ異なるD方向に向かうことになるので横向き方向の力を受ける。
ここで、D方向とは、冷却用流体の概ね上流側から下流側に向かう方向であって、第1フィン群に対して、それと同様な第2フィン群が直列的に配置される方向のことをいう。但し、本発明のヒートシンクにおいて、始めの2つのフィン群が直列的に配置されることにより一たび『D方向』が確定したならば、そのヒートシンクにおいては全体を通してそのD方向のみが用いられるのであり、それとは別の『D方向』が新たに加えられるということはない。
それにより、第1フィン群の板状フィンに沿って温度境界層を形成しながら層流として流れて来た冷却用流体はここで流れが乱されて温度境界層が崩されることとなり、第1フィン群の板状フィン表面から離れた部分を流れて来てまだ低温のままでいる冷却用流体が、次には、第1フィン群の板状フィン表面付近を流れて来た冷却用流体と混ざり合った状態で第2フィン群に入って行き、第2フィン群の板状フィン表面に接するようになる。このようにして冷却性能がより高まるのである。
ところで、流れが乱されれば、層流的な流れのときよりも圧力損失が大きくなってしまうのが一般的である。しかし、本発明では、偏倚角度γは5°以下に抑えられていることから冷却用流体の流れ方向が偏倚する度合いはそれほど大きくないので、圧力損失もさほど大きく上昇してはこないのである。
さて、第2観点のヒートシンクのように、距離aだけ離してD方向にフィン群を配置することをD方向に繰り返すことにより、冷却用流体が一のフィン群を出て他のフィン群に入る時に混ざり合う機会が多くなるので、冷却性能がいっそう高まる。
また、第3観点のヒートシンクのように、板状フィンの板面がベースプレート面に対して傾斜角度β(但し、20°≦β≦80°。)をなしていることにより、ベースプレート面に垂直な方向にも冷却用流体をかき混ぜることができるようになり、冷却性能の一層の向上を図り得る。
また、第4観点のヒートシンクのように、隣り合う2つのフィン群の各板状フィンの板面同士が各々の共通同一平面上に存在するような配置にするならば、この配置は各板状フィンの位置を把握しやすいので、製造が容易になる。また、予め各フィン群に共通するような長い板状フィンをベースプレート上に立設しておいた後に、長さLごとに間隔PのスリットをD方向に垂直な方向に切るという作製方法も可能である。
また、第5観点のヒートシンクのように、1枚の金属板をプレスして形成することにより、比較的容易にフィンユニットを形成することが可能となる。
また、第6観点のヒートシンクのように、熱伝導度の高いアルミニウム又はアルミニウム合金を用いてフィンユニットを構成することにより、ベースプレートからフィンユニットの末端まで効率よく熱を伝えることができる。
以上に説明した本発明のヒートシンクに対して、これまでに特許文献1〜特許文献4などの特許公報に開示されている技術が本発明に類似する技術として知られているが、それらには冷却性能、小型化、形成の容易さ等のいずれかの面において必ずしも十分に満足し得えない点が残っている。
特許文献1は、冷却しようとする対象物である温度の高い流体が流れる偏平管にコルゲートフィンが設けられ、コルゲートフィンにさらに傾斜ルーバーが設けられており、そのコルゲートフィン及び傾斜ルーバーに空気流を当てて冷却することにより偏平管内の流体を冷却するものである。コルゲートフィン上のルーバー配置を表わした断面図の模様が、一見したところでは恰も本発明と類似するかのような感じを与えるのであるが、実際は大きく異なる。
本発明は、発熱部品が熱的に接続されるベースプレート上に板状フィンが直接立設されるものであり、特許文献1とは構造が大きく異なる。
特に、多数の板状フィンからなるところのフィン群とフィン群との間は距離aだけ離れており、板状フィンに沿って流れて来た冷却用流体はその所で横向き方向の力を受けることにより、板状フィン表面付近を流れて来た冷却用流体と板状フィン表面から離れた部分を流れて来た冷却用流体とが混ざり合い温度境界層が崩されて冷却性能が高まっているのに対し、特許文献1の配置ではそのような横向き方向の力は生じない。
また、特許文献1では、傾斜ルーバーを設けるのはコルゲートフィン上であるので発熱体との距離が長くなり、また傾斜ルーバーとコルゲートフィンのつなぎ目の部分の面積が狭くなり熱の伝わり方が悪くなってしまうが、本発明では、発熱部品が熱的に接続されるベースプレート上に板状フィンが直接立設されるため発熱体との距離が短く、熱の伝わり方が良い。
また、特許文献1では、フィンがベースプレート面に対して傾斜していない。そのため、ベースプレート面に垂直な方向に冷却用流体をかきまぜることができないが、本発明ではベースプレート面に垂直な方向に冷却用流体をかきまぜることも可能なため、冷却性能がより高い。
次に、特許文献2は、ほぼ平行に複数並べた平板状のフィンの一部分を片持ちに折り曲げて切り起こしたウイングレットに、気流に対して迎え角度、フィン母材面に対して傾斜角度をもたせるものである。
これに対して、本発明は、ベースプレート上に互いに平行に多数立設された板状フィンに偏倚角度、傾斜角度をもたせるものであり、特許文献2とは構造が大きく異なる。
また、特許文献2の主目的は局所的な着霜の防止という点にあることから、コーナー渦を強めウイングレット前方の伝熱促進を図るために、迎え角度γは30°〜70°の範囲、フィン傾斜角度βは90°〜160°の範囲としており、本発明の偏倚角度γが1°〜5°、傾斜角度βが20°〜80°とは大きく異なっている。
特許文献2のような迎え角度γ、傾斜角度βで本発明の板状フィンを立設した場合には、冷却用流体の圧力損失が著しく大きくなってしまう。
特許文献3は、板状インナーフィンを管内流体の流れ方向に対して傾斜して設けることにより、冷媒通路の抵抗を低減させると共に、伝熱面積を有効に働かせて伝熱性能を向上させるとするものである。
しかし、本発明のようにフィン群とフィン群との間は距離aだけ離すということはしていないので、板状フィンに沿って流れて来た冷却用流体がその所で横向き方向の力を受けることにより、板状フィン表面付近を流れて来た冷却用流体と板状フィン表面から離れた部分を流れて来た冷却用流体とが混ざり合い温度境界層が崩されて冷却性能が高まるという効果は無い。特許文献3の配置ではそのような横向き方向の力は生じない。
また、特許文献3では、フィンがベースプレート面に対して傾斜していない。そのため、ベースプレート面に垂直な方向に冷却用流体をかきまぜることができないが、本発明ではベースプレート面に垂直な方向に冷却用流体をかきまぜることも可能なため、冷却性能がより高い。
特許文献4は、冷却用流体の流れの上流側に向って凸形状を形成する複数の冷却フィンを冷却用流体の流れ方向に沿って略同一直線状に配置したものである。
特許文献4の発明の目的は、上流側の冷却フィンの後端部にて発生したカルマン渦を下流側の冷却フィンの高抵抗領域に接触させることにある。
これに対して、本発明は特にカルマン渦を意図するものではないことから、フィン形状は単に板状である。
更に、本発明は、前述の通りフィン群とフィン群との間の空間で冷却用流体に横向き方向の力が作用するようになっているのであるが、特許文献4にはそのような記載も示唆も無い。
また、特許文献4では、フィンがベースプレート面に対して傾斜していない。そのため、ベースプレート面に垂直な方向に冷却用流体をかきまぜることができないが、本発明ではベースプレート面に垂直な方向に冷却用流体をかきまぜることも可能なため、冷却性能がより高い。
本発明によれば、冷却性能が高く、また、冷却用流体が流れる際に生じる圧力損失を小さく抑えたヒートシンクを得ることが可能となる。
また、本発明のヒートシンクを1枚の金属板からプレスして形成する場合には、製造をより容易に行なうことが可能となる。
また、本発明のヒートシンクを熱伝導度の高いアルミニウム又はアルミニウム合金を用いて構成する場合には、ベースプレートからフィンユニットの末端まで効率よく熱を伝えることができる。
第1実施形態のヒートシンク100の斜視図である。 (a)は、フィンユニット10の板状フィン13がロウ材15でベースプレート11に接合された状態を示した部分断面図である。 (b)は、フィンユニット10の板状フィン13がカシメ部16でベースプレート11にカシメられた状態を示した部分断面図である。 ベースプレート11の平面で第1実施形態のフィンユニット10を示した断面図である。 偏倚角度γの変化に伴う最高温度上昇値△Tと圧力損失△Pとの変化を示したグラフである。 ベースプレート11の平面で第2実施形態のフィンユニット20を示した断面図である。 第2実施形態のフィンユニット20の製造を示した断面図である。 第3実施形態のフィンユニット30の斜視図である。 第4実施形態のヒートシンク400の斜視図である。 冷却用流体の入口部Ti及び出口部Toを示した斜視図である。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態のヒートシンク100の斜視図である。ここで、ベースプレート11をXY平面とし、矢印ARで示した冷却用流体の概ね上流側から下流側に向かう『D方向』をX軸方向とし、ベースプレート11に垂直な方向をZ軸方向とする。また、『D方向』の定義から分かるようにヒートシンク100の−X側が冷却用流体の流入側で、+X側が冷却用流体の流出側である。冷却用流体としては空気、水、不凍液、油(オイル)などが用いられる。但し、冷却用流体が水、不凍液、油(オイル)などの液体の場合には、冷却用流体が漏れないようにカバープレート(第4実施形態を参照)を備える構造とすることが好ましい。
図1に示されたように、ヒートシンク100は半導体素子、集積回路又はCPU等の発熱部品12に取り付けられる。理解を助けるため発熱部品12が描かれているが、ヒートシンク100に付属するものではない。また、理解を助けるため発熱部品12がベースプレート11より大きく描かれているが、実際には、ベースプレート11より小さい場合もある。ヒートシンク100は、発熱部品12のXY平面に密着して載置されたベースプレート11とそのベースプレート11に熱的に接続されたフィンユニット10とを備える。フィンユニット10は、D方向に沿って並列された第1フィン群10A、第2フィン群10B及び第3フィン群10Cを有する。これらフィン群は、それぞれに互いに平行である例えば6個の板状フィン13で構成される。また、第1フィン群10A、第2フィン群10B及び第3フィン群10Cは対応する板状フィン13が共通する同一の平面に配置されないように、Y軸方向でずれて配置される。さらに、図1に示されたヒートシンク100はY軸方向で6個、X軸方向で3列に並んだ18個の板状フィン13で構成された1つのフィンユニット10のみ描かれているが、数十個から数百個のフィンユニット10が設けられていてもよい。
また、フィンユニット10において板状フィン13はアルミニウムもしくはその合金などの熱伝導性が良好な金属により形成される。さらに、フィンユニット10は板状フィン13の長辺の一方がベースプレート11にロウ付け、カシメなどで熱的に接続される。なお、板状フィン13がベースプレート11に対して傾斜角度βとなっている。ここで、傾斜角度βは20°≦β≦80°である。このように、板状フィン13をベースプレート11に傾斜に配置すれば、ベースプレート11に垂直な方向(Z軸方向)に冷却用流体がかきまぜられる。このため、ヒートシンク100の冷却性能がより高くなる。
図2(a)は、フィンユニット10の板状フィン13がロウ材15でベースプレート11に接合された状態を示した部分断面図である。図2(a)に示されたように、板状フィン13がロウ材15により傾斜角度βでベースプレート11に斜めに接触される。また、熱的接合には、ロウ材15を置いて加熱すればよいが、ブレージングシートをいずれかの部材の材料として使えば、ロウ材15はすでにブレージングシートにクラッドされた状態なので、ロウ付け前の組み立て作業が容易になる。
図2(b)は、フィンユニット10の板状フィン13がカシメ部16でベースプレート11にカシメられた状態を示した部分断面図である。図2(b)ではベースプレート11にカシメ部16が設けられ、そのカシメ部16で板状フィン13が接合される。そのため、ベースプレート11に溝部17が設けられ、その溝部17の中に板状フィン13が挿入される。ここで、板状フィン13とベースプレート11との角度もβとなるように板状フィン13がベースプレート11に挿入される。その後、ベースプレート11に設けられたカシメ部16で−Y軸方向に板状フィン13がカシメられる。このような構成にすれば、板状フィン13とベースプレート11のカシメ部16とがより大きい面積で接続され、熱交換が促進される。したがって、フィンユニット10は発熱部品との熱伝達を向上させ放熱特性を向上させる。
図3は、ベースプレート11の平面でフィンユニット10(例えばカシメ部により配置された場合)を示した断面図である。図3に示した例では、板状フィン13のX軸方向の長さLは15〜20mm程度で、互いに平行である板状フィン13同士の間隔Pは0.8〜3mm程度である。また、隣り合ったフィン群同士のX軸方向の距離aは、0.8P以上で0.3L以下である。但し、上に記した寸法は、理解を助けるために飽くまでも本発明の一実施例を示したに過ぎず、もちろん本発明はこれらの寸法に限定されるものではない。
距離aが0.8Pより小さくなってしまうと、冷却用流体が例えば第1フィン群10Aを出て第2フィン群10Bに入るまでの距離が短か過ぎる。このため、第1フィン群10Aの板状フィン13の表面付近を流れて来た冷却用流体と板状フィン13の表面から離れた部分を流れて来た冷却用流体とが十分に混ざり合わない。また、その部分の圧力損失が大きくなってしまう。したがって、距離aは0.8P以上にすることが好ましい。
ここで、距離aの値が板状フィン13同士の間隔Pに比例するのは、次のような理由からである。もし板状フィン13同士の間隔Pが大きい場合には、板状フィン13の表面付近を流れて来た冷却用流体と表面から離れた部分を流れて来た冷却用流体との離れ度合いも大きい。このため、それらが混ざり合うようにするためには、横向き方向の力を受けながら流れる区間(即ち、第1フィン群10Aと第2フィン群10Bとの間の空間)を長くする必要がある。逆に、板状フィン13同士の間隔Pが小さい場合には、反対により短い距離で良い。
一方、距離aは0.3L以下であることが好ましい。距離aは隣り合うフィン群同士の間の空間であるが、この空間というのはフィン群とフィン群との間であるから板状フィン13が存在しない。このためa/Lが大きい、即ち板状フィン13の長さLに比較して距離aが大きい場合は、それだけ板状フィン13の存在しない空間の割合が大きい場合である。例えばフィンユニット10全体としての寸法が所定値に決められている場合、隣り合うフィン群同士の間の空間が空き過ぎると、その寸法内に含め得るフィン群の数(板状フィン13の数)が少なくなってしまう。
距離aが0.3Lより大きくなってしまっては、冷却用流体の混ざり合いに基づく冷却性能の向上効果よりも、板状フィンの表面積の総合計が小さくなってしまうことによる冷却性能の低下の影響の方が勝ってしまう。このため冷却性能が低下してしまう。したがって、距離aは0.3L以下であることが好ましい。
なお、上述のように、距離aが0.8P以上で0.3L以下であるためには、PとLに関して少なくとも以下のような関係が有ることが必要である。
0.8P≦a≦0.3L
この式の両辺を0.8で割ると、
P≦a/0.8≦(0.3/0.8)*L
すなわち、P≦(3/8)L
つまり、板状フィン13同士の間隔Pは、板状フィン13の長さLの約0.4以下であることが、少なくとも必要である。
次に、フィンユニットのフィン群とフィン群との距離aの大きさを変えたとき、それによってベースプレートの最高温度上昇値△T及び冷却用流体の圧力損失△Pがどのように変化するかをシミュレーション計算により具体的に調べた結果について説明する。表1に3つのフィンユニットI〜IIIの諸パラメータ及び計算結果を示す。
なお、フィンユニット全体としての寸法が所定値に決められている場合を想定しているため、aを変えることで板状フィンのベースプレート面に平行な断面の長さLも変化している。
また、シミュレーション条件としては、フィン、ベースプレートの材質はアルミニウムとし、ベースプレートは発熱部品に熱的に接続されるものとしている。また、冷却用流体としては水を用い、入口での前面流速は0.1m/sとしている。
表1に示されたフィンユニットI〜IIIにおいて、距離aは、いずれも0.8P以上かつ0.3L以下なる条件を満たす。この場合、最高温度上昇値△Tは110℃以下であり冷却性能が優れ、また、圧力損失△Pは600Pa以下であり圧力損失が小さい結果が得られる。
また、ベースプレート11の上に数十個から数百個のフィンユニット10が設けられる場合には、上述の間隔P及び距離aを満たしながら配置することが望ましい。
さて、フィンユニット10の板状フィン13の長辺方向は、D方向に対して偏倚角度γをなしている。ここで、偏倚角度γは1°〜5°であることが好ましい。図4は、偏倚角度γを変化させたときの、ベースプレートの最高温度上昇値△T及び冷却用流体の圧力損失△Pに係るシミュレーション結果を示したグラフである。
図4に示されたグラフは、以下の計算条件で行ったシミュレーションである。
シミュレーションでは、フィンユニット10及びベースプレート11の材料としてアルミニウムが用いられた。フィンユニット10としては、板状フィン13のX軸方向の長さLは17.5mmに、板状フィン13同士の間隔Pは0.9mmに、フィン群同士の距離aは2mmにした表1の「フィンユニットI」が用いられた。さらに、冷却用流体としては水を用い、流入側(−X軸方向)での流速は0.1m/sとした。
図4に示されたように、偏倚角度γが1°未満の場合にはベースプレートの最高温度上昇値△Tが110℃以上となり、冷却性能が低い。また、偏倚角度γが5°より大きい場合には、圧力損失△Pが600Pa以上となり、圧力損失が大きすぎる。したがって、偏倚角度γを1°〜5°にすることが望ましい。特に偏倚角度γが3°〜5°には最高温度上昇値△Tが100℃以下となり、圧力損失△Pが600Pa以下となる。
図1に戻って冷却用流体の流れについて説明する。冷却用流体が第1フィン群10Aから出て第2フィン群10BにD方向に向い、第2フィン群10Bから出て第3フィン群10CにD方向に向う。フィンユニット10の板状フィン13がその長辺方向でD方向に対して偏倚角度γとなっている。このため、板状フィン13に沿って流動する冷却用流体は、第1フィン群10A又は第2フィン群10Bから流出する際、その流動方向と角度γだけ異なるD方向の力を受ける。
このため、例えば第1フィン群10Aの板状フィン13に沿って温度境界層を形成しながら層流として流れて来た冷却用流体は、ここで流れが乱されて温度境界層が崩されることとなる。また、第1フィン群10Aの板状フィン13の表面から離れた部分を流れて来てまだ低温のままでいる冷却用流体が、次に第1フィン群10Aの板状フィン13の表面付近を流れて来た冷却用流体と混ざり合った状態で第2フィン群10Bに入っていく。これにより、ヒートシンク100の冷却性能が高められる。
(第2実施形態)
図5は、ベースプレート11の平面で第2実施形態のフィンユニット20を示した断面図である。図5に示されたように、第2実施形態のヒートシンク200は第1実施形態で説明されたフィン群と同じ形状の第1フィン群20A、第2フィン群20B及び第3フィン群20Cを備えている。
基準線BL1〜BL6から分かるように、各フィン群20A〜20Cの対応する板状フィン23は共通する同一のX−Y平面に配置されている。基準線BL1から見ると各フィン群20A〜20Cの最も−Y側の第1行の3枚の板状フィン23が同一の平面に配置されている。基準線BL2から見ると、各フィン群20A〜20Cの第2行の3枚の板状フィン23が同一の平面に配置されている。以下基準線BL6まで同様である。つまり、図5に示された18枚の板状フィン23は3枚ずつ6つの平面(基準線BL1〜BL6をそれぞれ含む平面)に配置され、これら6つの平面は互いに平行である。
このような構成によれば、各板状フィン23の位置を把握しやすいので製造がより容易になる。また、予め各フィン群20A〜20Cに共通するような長い板状フィンをベースプレート11上に設けた後に、長さLごとに距離aのスリットをD方向に垂直な方向に切るという作製方法も可能である。
この製造方法について、図6を参照しながら詳しく説明する。図6は、第2実施形態のフィンユニット20の製造を示した断面図である。
まず、図6(a)に示されたようにベースプレート11上にX軸方向の長さが(3L+2a)である6枚の板状フィン半製品23Rが平行に立設される。ここで、板状フィン半製品23R同士は間隔Pで、各板状フィン半製品23Rがその長辺方向でD方向に対して偏倚角度γ(1°〜5°)となっている。また、各板状フィン半製品23Rとベースプレート11との傾斜角度βは20°≦β≦80°となっている。
その後、図6(b)に示されたY軸方向に伸びた二対のカットラインCLに沿って各板状フィン半製品23Rを切断する。ここで、一対のカットラインCL同士の距離はaで、距離aは0.8P以上で0.3L以下である。
第2実施形態の寸法範囲の理由は、第1実施形態で説明されたとおりである。
(第3実施形態)
図7は、第3実施形態のフィンユニット30の斜視図である。図7に示されたように、フィンユニット30は一枚のアルミニウムなどの金属板をプレスして形成されている。フィンユニット30は−Z軸方向に向かって切り起こして形成された複数の板状フィン33と、その複数の板状フィン33に連結し切り起こされずに残った枠部34とを有する。また、フィンユニット30は板状フィン33の−Z側の端の長辺がベースプレート11にロウ付けなどで接続される。枠部34は、板状フィン33の+Z側の端に接続されている。また、フィンユニット30はそれぞれにX軸方向に平行な板状フィン33がY軸方向に例えば4枚並べられて構成された第1フィン群30A、第2フィン群30B及び第3フィン群30Cを有している。図7では1つのフィンユニット30が描かれているが、数十個から数百個のフィンユニット30が設けられていてもよい。
フィン群30A〜30Cにおいて、X軸方向の長さLの各板状フィン33がY軸方向に間隔Pを隔てるように平行に形成されている。ここで、各板状フィン33は一枚の金属板をプレスして形成されるので、その短辺の幅は間隔Pとほぼ同じである。また、各板状フィン33がその長辺方向でD方向に対して偏倚角度γ(1°〜5°)となっている。さらに、各板状フィン33とベースプレート11(XY平面、図7では図示しない)との傾斜角度βは20°≦β≦80°となっている。板状フィン33をこのようにベースプレート11に対して傾斜して配置すれば、ベースプレート11に垂直な方向に冷却用流体がかきまぜられる。また、傾斜角度βを30°≦β≦60°にするとプレス成形しやすいといった効果がある。
また、各フィン群30A〜30C同士の距離はaで、距離aは0.8P以上で0.3L以下である。上述の寸法範囲にする理由は、第1実施形態で説明したとおりである。
また、第3実施形態において、第2実施形態で説明された板状フィン23の配置方法も適用され得る。つまり、X軸方向で対応する板状フィン33同士が共通する同一の平面に配置されてもよい。
(第4実施形態)
図8は、第4実施形態のヒートシンク400の斜視図である。第4実施形態において、冷却用流体として水又は不凍液又は油(オイル)などの液体が用いられている。冷却用流体が液体である場合には、冷却用流体が密閉空間内を流れるようにカバープレート18を設ける。
第4実施形態のヒートシンク400は第1実施形態のヒートシンク100に比べると、フィンユニット10の+Z側に液体の冷却用流体が漏れないように流入側及び流出側(図示しない)を除いて外周を塞ぐカバープレート18が設けられている。ここで、フィンユニット10が透視できるように、カバープレート18は点線で描かれている。また、ここでは図示していないが、冷却用流体が漏れないようにするためには、フィンユニット10の左右両側、すなわち+Y側及び−Y側の側面も塞がなければならないので、そこにもカバープレート18が設けられているのは勿論である。その他の構成は第1実施形態のヒートシンク100と同じであるため、説明を省略する。
また、第4実施形態では第1実施形態で説明されたフィンユニット10を用いて説明したが、第2及び第3実施形態で説明されたフィンユニット20、30にも適用される。
(応用例)
第1〜第4実施形態で説明されたヒートシンク100〜400の応用例として、図9を参照しながら説明する。図9は、冷却用流体の入口部Ti及び出口部Toを示した斜視図である。
図9に示されたように、フィンユニット50のD方向(X軸方向)の流入側(−X側)には入口部Tiが設けられ、その流出側(+X側)には出口部Toが設けられている。ここで、フィンユニット50には第1〜第4実施形態で説明されたフィンユニット10〜40が適用される。
入口部Ti及び出口部ToのY軸方向の幅Wが広くなる場合には、その幅Wに合わせて、入口部Ti及び出口部ToにおけるD方向での長さSを長くすることが好ましい。これは、フィンユニット50に均一に冷却用流体の圧力をかけるためである。
以上、本発明の最適な実施例について詳細に説明したが、当業者に明らかなように、本発明はその技術的範囲内において実施例に様々な変更・変形を加えて実施することができる。
また、本発明においてフィンユニットの材料は、熱伝導性、コストの観点からアルミニウム又はアルミニウム合金としたが、銅、銅合金などその他の熱伝導性が良好な材料を用いても本発明の効果は同様に有効である。
10、20、30、50 … フィンユニット
10A〜10C、20A〜20C、30A〜30C … フィン群
11 … ベースプレート
12 … 発熱部品
13、23、33 … 板状フィン
23R … 板状フィン半製品
15 … ロウ材
16 … カシメ部
17 … 溝部
18 … カバープレート
34 … 枠部
100、200、400 … ヒートシンク
a … フィン群同士の距離
L … 板状フィンの長さ
P … 板状フィン同士の間隔
S … 入口部及び出口部のX軸方向の長さ
Ti … 入口部
To … 出口部
W … 入口部及び出口部のY軸方向の幅
β … 傾斜角度
γ … 偏倚角度

Claims (6)

  1. 発熱部品が熱的に接続されるベースプレート上に、冷却用流体への伝熱を行なうためのフィンユニットが設けられてなるヒートシンクにおいて、前記フィンユニットは、ベースプレート面に平行な断面の長さがLである多数の板状フィンが間隔Pずつ離れて互いに平行にベースプレート上に立設されてなる第1フィン群と、前記第1フィン群から0.8P以上かつ0.3L以下の距離aだけ離して冷却用流体の概ね上流側から下流側に向かう所定のD方向に配置される前記第1フィン群と同様な第2フィン群とから構成されるものであって、前記各板状フィンのベースプレート面に平行な各断面が前記D方向に対して偏倚角度γ(但し、1°≦γ≦5°。)をなしていることを特徴とするヒートシンク。
  2. 前記第2フィン群から0.8P以上かつ0.3L以下の距離aだけ離して前記D方向に前記第2フィン群と同様のフィン群が更に配置されることがD方向に繰り返されていることを特徴とする請求項1に記載のヒートシンク。
  3. 前記板状フィンの板面がベースプレート面に対して傾斜角度β(但し、20°≦β≦80°。)をなしていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のヒートシンク。
  4. 隣り合う2つのフィン群の各板状フィンの板面同士が各々の共通同一平面上に存在するように前記板状フィンが配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のヒートシンク。
  5. 前記フィンユニットは、1枚の金属板をプレスして形成されるものであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のヒートシンク。
  6. 前記フィンユニットはアルミニウム又はアルミニウム合金からなるものであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のヒートシンク。
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