JP2012026890A - 表面欠陥検査装置及びその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】表面欠陥検査装置によって、大径の環状被検査体であっても自動で表面欠陥を簡単且つ確実に検査できるようにする。
【解決手段】断面円弧状の外周面を有するOリング100を所定の張力で引っ張りながら回転させ、Oリング100における直線状に伸びた検査対象部位Aの周囲に照射光を照射する複数のLED15を円環状に配置し、照射光によって検査対象部位Aの法線Yに対して斜方向から検査対象部位Aを照明し、検査対象部位Aからの正反射光を複数のラインセンサカメラ20で撮像し、複数のラインセンサカメラ20で得られた各画像データを加工して処理し、検査対象部位Aの欠陥を検査する。
【選択図】図1

Description

本発明は、被検査体に光を当てその反射光を撮像して表面の欠陥を検査する装置及びその方法に関するものである。
従来より、例えば、特許文献1に示すようなOリングの表面上の欠陥を検査する表面検査装置は知られている。この表面検査装置は、被検査体の表面に対して照明光を照射する照明手段と、被検査体の表面を撮像する撮像手段と、この撮像手段により得られた画像データを処理して被検査体の表面に関する情報を出力する画像処理手段とを備えている。そして、被検査体の表面における照度分布を平滑化した平均照度分布と実際の照度分布との差から得られる照度差に基づいて欠陥を検出している。
また、棒状物体の表面欠陥検査装置として、特許文献2及び3のように、検査対象物の周囲に半円状又は円環状にLED(発光ダイオード、Light Emitting Diode)を配置し、回転又は移動する検査対象物に光を当てて検査対象物の垂直方向から1台の撮像装置でその表面を撮像するものが知られている。
さらに、特許文献4のように、複数の照明手段を円筒軸からの垂直方向の距離が等しく、且つ、円筒状物体の円筒面へ光を照射するときの光の主光線の入射角度が互いに等しくなるように配置するものが知られている。
特開2001−66128号公報 特開2007−93338号公報 特開2005−37203号公報 特開2008−89408号公報
しかしながら、上記特許文献1の表面検査装置では、小径のOリングにおける撮像手段側の表面の欠陥を検査することはできるものの、載置台上にOリングを載置して検査しているので、一度に検査可能なOリングのサイズは限定され、大径のOリングの、しかも表面全体(断面全周)の欠陥を検査することができない。
そこで、特許文献2及び3のように検査対象物を回転させたり、移動させたりしながら検査を行わなければならない。これらの検査装置では、散乱光を拾ってその散乱光のある部分に欠陥があると判定している。しかしながら、この散乱光は必ずしも1台の撮像装置側へ反射するとは限らず、見落としてしまう可能性がある。また、1台の撮像手段のみを用いているので、検査対象物の外周全体を一度に撮影できず、表面全体を検査するには検査対象物をその軸方向を中心に回転させる必要がある。
特許文献4では、カメラの配置を変更することで散乱光又は正反射光を撮像することの開示はあるものの、1台のカメラしか用いていないので、同様に検査対象物をその軸方向を中心に回転させながら撮像する必要がある。
このため、従来は、大径の環状被検査体を目視で欠陥検査しており、検査者によって品質にバラツキが出たり、検査に長時間かかったりした。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、大径の環状被検査体であっても自動で表面欠陥を簡単且つ確実に検査できるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、環状被検査体を張力をかけて伸ばしながら回転させ、その直線状に伸びた部分の表面に照射光を当てて正反射光を撮像するようにした。
具体的には、第1の発明では、断面円弧状の外周面を有する環状被検査体が外周に掛けられる複数のプーリ及び該環状被検査体を所定の張力で引っ張りながら回転させる回転機構を有する被検査体送り装置と、
上記環状被検査体の直線状に伸びた検査対象部位における中心軸を延長した軸の周囲に照射光を照射する複数の照射部が円環状に配置され、該照射光によって上記検査対象部位の法線に対して斜方向から該検査対象部位を照明する照射装置と、
上記照射装置に対向する位置に配置され、上記検査対象部位からの正反射光を撮像する複数の撮像装置と、
上記複数の撮像装置で得られた各画像データを加工して処理し、上記検査対象部位の欠陥を検査する欠陥検出手段と、
を備えている。
上記の構成によると、被検査体送り装置で、断面円弧状の外周面を有する環状被検査体を複数のプーリの外周に掛けて所定の張力で引っ張って検査対象部位を直線状に保って進行させることができる。この直線状に伸びた検査対象部位における中心軸の延長線上を中心として複数の照射部を円環状に配置することで、検査対象部位の表面全体に照射光を斜めに当てることができ、この照射光の正反射光を対向する位置に配置した複数の撮像装置で撮像することで、検査対象部位に欠陥があった場合に、その部分に当たった照射光が正反射せずに乱れて反射するので、欠陥部分が黒く抽出される。このため、被検査体送り装置で環状被検査体を送りながら撮像装置で撮像し、その撮像画像から黒く抽出された部分を欠陥検出手段で自動で検出することにより、目視により欠陥を検査するのに比べ、確実に環状被検査体の表面全体の検査が可能となる。なお、断面円弧状の外周面を有する環状被検査体としては、少なくとも断面の一部に円弧を有しているものであればよく、Oリング、Dリング(甲丸パッキン)、甲山パッキン等がある。また、本発明でいう「照射光」は、全く広がらずに直進する光をいうのではなく、通常の白熱灯、蛍光灯等に比べて直進性の強いLEDなどの光源より発される光を意味し、具体的には、環状被検査体の検査対象部位にもれなく光が当たるように適度な幅を有する指向特性を有する。
第2の発明では、第1の発明において、
上記照射装置は、円環状本体を備え、該円環状本体の内周に上記複数の照射部が均等に配置されている。
上記の構成によると、簡単な構成で環状被検査体の表面に均一な光を当てることができ、正確な欠陥検出が可能となる。
第3の発明では、第2の発明において、
上記円環状本体は、分割可能に構成され、上記環状被検査体を挟み込むように開閉可能に構成されている。
すなわち、環状被検査体の検査対象部位における全周の表面を検査するには、その検査対象部位を囲むように照射部を配置しなければならないが、上記の構成によると、円環状本体を開いて環状被検査体を通した後、円環状本体を閉じればよいので、環状被検査体を切断することなく、照射部を簡単且つ確実に均等に配置できる。
第4の発明では、第3の発明において、
上記分割された分割部をそれぞれ開閉可能に支持し、各分割部をアクチュエータにより開閉させる開閉機構を備えている。
上記の構成によると、アクチュエータで各分割部を開閉できるので、環状被検査体を被検査体送り装置に取り付けた後に容易に照射部を均等に配置できる。
第5の発明では、第2乃至第4のいずれか1つの発明において、
上記複数の照射部は、上記検査対象部位が隙間なく照明されるように、上記円環状本体での配置間隔と、指向特性とが設定されている。
上記の構成によると、照射部を設置できる間隔に合わせて照射部の指向特性を選ぶことで、検査対象部位に隙間なく均等に照射光を当てて均一な正反射光が得られ、欠陥が発見しやすくなる。
第6の発明では、第1乃至第5のいずれか1つの発明において、
上記照射装置の上記法線に対する傾斜角は、45°以上70°以下である。
すなわち、傾斜角が45°よりも小さいと検査対象部位に欠陥があっても、反射する方向に差が出にくいので、欠陥のある場所と欠陥のない場所とで正反射光の明るさの差が出にくくなり、欠陥の発見が難しくなる。逆に傾斜角が70°よりも大きくなると、撮像装置で撮影する奥行きが広くなって撮像範囲の全体に焦点を合わせにくくなり、欠陥の発見が難しくなる。しかし、傾斜角を45°以上70°以下とすることにより、欠陥のある場所と欠陥のない場所とで正反射光の明るさの差やすくなり、その明るさの差を撮像装置で確実に検出できる。
第7の発明では、第1乃至第6のいずれか1つの発明において、
上記複数の撮像装置は、上記検査対象部位までの焦点距離が等しくなるようにそれぞれ変位可能に構成されている。
上記の構成によると、環状被検査体の断面形状や外形が変わったときでも各撮像装置のオートフォーカス機能を使用せずに焦点を合わせることができるので、各撮像装置間で倍率を等しくして解像度を合わせることができる。このため、それぞれの撮像装置で得られた画像データの処理がしやすくなる。
第8の発明では、第1乃至第7のいずれか1つの発明において、
上記複数の撮像装置は、それぞれ撮像素子が直線状に並んだラインセンサカメラよりなる。
上記の構成によると、撮像素子が多数列並んだエリアセンサカメラに比べ、各照射部で照明しなければならない領域を狭くすることができるので、明るく鮮明な画像の取得が可能となる。
第9の発明では、第1乃至第8のいずれか1つの発明において、
上記被検査体送り装置は、上記複数のプーリ間の距離を調整するためのプーリ移動機構を備えている。
上記の構成によると、プーリ移動機構により、プーリ間の距離を容易に変更できるので、異なるサイズの環状被検査体であっても被検査体送り装置によって所定の速度で進行させることができ、同じ表面欠陥検査装置で検査可能である。
第10の発明では、第1乃至第9のいずれか1つの発明において、
上記複数のプーリは、外周断面が略V字状の溝を有するVプーリよりなる。
上記の構成によると、略V字状の溝形状と環状被検査体の断面形状とから容易に環状被検査体の表面高さが正確に算出できるので、撮像装置の焦点合わせ及び撮像後の画像処理が容易となる。
第11の発明では、第1乃至第10のいずれか1つの発明において、
上記各撮像装置で撮像されて上記欠陥検出手段で処理された各画像を一度に映し出す表示装置を備えている。
上記の構成によると、同時に撮像された複数の画像を一度に眺めることで、黒く映し出された検査対象部位の欠陥を容易に肉眼で確認することができる。
第12の発明では、第1乃至第11のいずれか1つの発明において、
上記環状被検査体は、Oリングである。
上記の構成によると、例えば航空機のように高度な気密性が要求される機械の密閉部分に使用される大径のOリングの欠陥が容易且つ確実に検出できるので、Oリングの品質が格段に向上する。
第13の発明では、断面円弧状の外周面を有する環状被検査体を所定の張力で引っ張りながら回転させ、
上記環状被検査体における直線状に伸びた検査対象部位の周囲に照射光を照射する複数の照射部を円環状に配置し、
上記照射光によって上記検査対象部位の法線に対して斜方向から該検査対象部位を照明し、
上記検査対象部位からの正反射光を複数の撮像装置で撮像し、
上記複数の撮像装置で得られた各画像データを加工して処理し、上記検査対象部位の欠陥を検査する構成とする。
上記の構成によると、断面円弧状の外周面を有する環状被検査体を所定の張力で引っ張って検査対象部位を直線状に保って進行させ、この直線状に伸びた検査対象部位における中心軸の延長線上を中心として複数の照射部を円環状に配置することで、検査対象部位の表面全体に照射光を斜めに当てることができ、この照射光の正反射光を複数の撮像装置で撮像することで、検査対象部位に欠陥があった場合に、欠陥部分に当たった照射光が正反射せずに乱れて反射するので、欠陥部分が黒く抽出される。環状被検査体を送りながら撮像装置で撮像し、その撮像画像から黒く抽出された部分を自動で検出することにより、目視により欠陥を検査するのに比べ、確実に環状被検査体の表面全体の検査が可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、環状被検査体を所定の張力で引っ張りながら回転させ、その直線状に伸びた検査対象部位の周囲に円環状に配置した複数の照射部で照射光を斜方向から照射し、その正反射光を複数の撮像装置で撮像して得られた各画像データを加工して処理し、検査対象部位の欠陥を検査するようにしたことにより、大径の環状被検査体であっても表面欠陥を簡単且つ確実に検査することができ、検査品質の向上と省人化を達成することができる。
本実施形態にかかる表面欠陥検査装置を示す正面図である。 表面欠陥検査装置を示す平面図である。 表面欠陥検査装置を示す左側面図である。 図1の一部拡大図である。 図2の一部拡大図である。 4台のラインセンサカメラを左側方から見た側面図である。 図1のVII−VII線断面図である。 照射装置の半割の一方を示す斜視図である。 照射装置を示す正面図である。 4台のカメラで同時に撮像した取り込み画像のサンプルを示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図7は、本発明の実施形態の表面欠陥検査装置1を示し、この表面欠陥検査装置1は、下端に移動用ローラ2を有する直方体状に骨組みされた検査装置本体3を備えている。検査装置本体3の下段には、表面欠陥検査装置1全体の運転制御を行う制御盤50と、無停電電源装置であるUPS(Uninterruptible Power Supply)51が設けられている。UPS51により、入力電源に停電などの異常が発生しても一定時間は停電することなく電力を供給し続けることができるようになっている。さらに、検査装置本体3の下段には、表面欠陥検査装置1の制御を行うパソコン52が設けられている。
検査装置本体3の平坦な天面3aには、被検査体送り装置5が取り付けられている。この被検査体送り装置5は、図7に拡大して示すように、天面3aに固定される一対のI型鋼6a及び天板6b等で構成されるベース部6を備え、その天板6bには、図2に示すように、天板6bの長手方向に伸びる一対の下側レール部材6cが設けられている。この一対の下側レール部材6cには、環状被検査体としての断面円形のOリング100を所定の張力で引っ張りながら回転させる回転機構7が一対の下側レール部材6cに沿ってスライド移動可能に載置されている。また、天板6b上には、一対の下側レール部材6cに対して平行に第1電動シリンダ6dが設けられている。Oリング100のサイズは、比較的大きなものを対象とし、例えば、内径が200mm〜700mm、断面の直径が2.5mm〜10mm程度とする。回転機構7は、矩形板状の平坦な検査台7aを有し、この検査台7aには、第1電動シリンダ6dの先端6eが連結されている。この第1電動シリンダ6dを伸縮操作することで、回転機構7全体が一対の下側レール部材6c上を高精度でスライド移動可能となっている。なお、環状被検査体としては、必ずしも断面が円形である必要はなく、断面の一部に円弧を含み、連続した円弧状外周面を有する連続した環状の被検査体であればよい。例えば、断面のうち内周側が矩形状で外周側が略半円形のDリング(甲丸パッキン)、断面のうち内周側が矩形状で外周側が山形の甲山パッキン等でもよい。環状被検査体の材質は特に限定されないが、所定の張力を掛けながら回転可能な弾性を有するエラストマー、例えば、加硫ゴムである天然ゴム、合成ゴムや熱硬化性樹脂系エラストマーであるウレタンゴムの一部、シリコンゴム、フッ素ゴムや熱可塑性エラストマーなどがある。本実施形態では、黒色のOリング100であるが、黒色には限定されない。
検査台7aには、その長手方向に伸びる一対の上側レール部材7bが設けられている。また、検査台7a上には、一対の上側レール部材7bに対して平行に第2電動シリンダ7cが設けられている。一対の上側レール部材7bには、所定の間隔(例えば400mm)をあけて一対の従動プーリ10を回転可能に支持するプーリ移動機構11が、この一対の上側レール部材7bに沿ってスライド移動可能に載置されている。このプーリ移動機構11には、第2電動シリンダ7cの先端7dが連結され、この第2電動シリンダ7cを伸縮操作することで、プーリ移動機構11全体が一対の上側レール部材7b上を高精度でスライド移動可能となっている。なお、この従動プーリ10は、1つだけ設けても3つ以上設けてもよい。検査台7aの他端側には、Oリング100を掛けた状態で回転させる駆動プーリ8と、この駆動プーリ8を回転可能に支持する、ステッピングモータよりなる駆動用モータ9とが設けられている。図7に示すように、駆動プーリ8の中心軸8bが図示しないベアリングに支持され、その中心軸8bの先端が駆動用モータ9の駆動軸9aに連結されている。図2に示すように、平面視で駆動プーリ8と一対の従動プーリ10とは、上側レール部材7bと平行に同一直線上に配置されている。駆動プーリ8及び従動プーリ10は、いずれも断面がV字状のプーリ溝8a,10aをそれぞれ外周に有し、このプーリ溝8a,10aにOリング100を掛けるようになっている。この構成により、第2電動シリンダ7cを伸縮させることで、駆動プーリ8と一方の従動プーリ10(両方の従動プーリ10に掛かっているときには遠い方の従動プーリ10)との間の距離を調整し、Oリング100をこれら駆動プーリ8と従動プーリ10とに掛け、所定の張力により引っ張った状態で、任意の進行速度で回転可能となっている。
Oリング100の直線状に伸びた検査対象部位Aには、照射装置としてのLEDライト13が配置されている。図8及び図9に示すように、LEDライト13は、例えば、円環状本体14を備え、この円環状本体14の内周に、照射光を照射する複数の照射部としてのLED15が均等に配置されている。図9に示すように、円環状本体14は、一対の分割部14aを合わせ面14bで突き合わせて当接させることで円環状に一体となり、図4、図5及び図8に示すように、表面の内周側に例えば60°の傾斜面14cが設けられている。各分割部14aの傾斜面14cに例えば10°の間隔をあけてLED15が18個内蔵されている。つまり、LEDライト13全体で36個のLED15が円周上一列に等間隔に配置されているが、配置個数及び間隔はこれに限定されない。分割部14aには、各LED15に電力を供給するためのハーネス14dが連結されている。LED15は、白熱灯や蛍光灯に比べて直進性の強い光を照射し、例えば指向特性が約−40°から+40°であり、通常のLEDの指向特性が約−20°から+20°であることと比較すると、幅広となっている。LED15は、本実施形態では、赤色であるが、橙色、黄色、黄緑色、緑色など特に限定されない。要は、LED15の指向特性を円環状本体14での配置間隔との関係で、検査対象部位A全体が隙間なく照明されるように選択すればよい。
また、円環状本体14は、一対の分割部14aがOリング100を挟み込むように開閉可能に構成されている。図7に一対の分割部14aのうち、一方を閉じて一方を開いた状態を示す。各分割部14aはそれぞれ開閉機構16に回動可能に支持されている。開閉機構16は、図1に示す高圧エア供給部17からの高圧エアを受けて各分割部14aを回動させるエアアクチュエータ18を備えている。このエアアクチュエータ18に制御盤50の図示しない操作ボタンを操作して信号を送ることで、エアアクチュエータ18に回動可能に支持された各分割部14aを自動で開閉可能となっている。これにより、Oリング100を被検査体送り装置5に取り付けた後に、検査対象部位Aの中心軸Xを延長した軸の周囲に照射光を照射する複数のLED15が円環状に配置され、この照射光によって検査対象部位Aの法線Yに対して斜方向から検査対象部位Aを照明することができるようになっている。各LEDライト13の法線Yに対する傾斜角αは、45°以上70°以下(本実施形態では60°)で設定されている。
そして、LEDライト13に対向する位置、すなわち、検査対象部位Aの中心軸Xの反対側における、法線Yに対して傾斜角αの位置に複数の(本実施形態では4台の)撮像装置としてのラインセンサカメラ20が配置されている。各ラインセンサカメラ20は、例えば、図6に示すように、1台目のラインセンサカメラ20を水平位置に、2〜4台目のラインセンサカメラ20を100°ずつあけて配置している。また、検査対象部位Aまでの焦点距離が等しくなるようにそれぞれ変位可能に構成されている。具体的には、各ラインセンサカメラ20は、ステッピングモータ21で一方向にスライド移動可能に支持されると共に、4台のラインセンサカメラ20が固定されたカメラ支持プレート22が第3電動シリンダ24で上下にスライド移動可能に支持されている。これにより、検査対象部位Aに対する焦点合わせがオートフォーカスを使用せずに可能となり、検査対象部位Aからの正反射光が撮像可能となっている。各ラインセンサカメラ20内には、それぞれ撮像素子が1列又は2列に直線状に並んでいるので、各ラインセンサカメラ20は、撮像素子が多数列並んだエリアセンサカメラに比べ、各LED15で照明しなければならない領域を狭くすることができる。このため、正反射光を的確に捉えて容易に明るく鮮明な画像を取得することができるようになっている。
撮像された画像データは、欠陥検出手段としての機能を果たす上記パソコン52に図示しない信号線により伝達されるようになっている。パソコン52では、後述するように、複数のラインセンサカメラ20で得られた各画像データを加工して処理し、検査対象部位Aの欠陥を検査可能となっている。
また、天面3a上には、表示装置としての液晶モニター53が設けられ、この液晶モニター53により、各ラインセンサカメラ20で撮像されてパソコン52内のソフトウェアで処理された各画像を一画面上に映し出すことができるようになっている。
さらに、天面3aのラインセンサカメラ20寄りには、表面欠陥検査装置1で欠陥が検出されたときなどに、人員に注意を喚起するための警告灯54が設けられている。この警告灯54だけでなく警報音を発生するブザー等も設けてもよい。
−表面欠陥検査方法−
次に、本実施形態にかかる表面欠陥検査方法について説明する。
まず、最初にOリング100を被検査体送り装置5に取り付ける。制御盤50を操作して第1電動シリンダ6dを伸縮操作し、図2に仮想線で示すように、被検査体送り装置5をラインセンサカメラ20と反対側に寄せておく。
次いで、駆動プーリ8と従動プーリ10とにOリング100を引っ掛ける。
次いで、第2電動シリンダ7cを伸縮操作して駆動プーリ8と従動プーリ10との間隔を調整し、Oリング100を所定の張力で引っ張り、検査対象部位Aを直線状に伸ばす。このように、プーリ移動機構11により、駆動プーリ8と従動プーリ10との間の距離を容易に変更できるので、異なるサイズのOリング100であっても同じ表面欠陥検査装置1で検査することができる。
次いで、第1電動シリンダ6dを伸縮操作してラインセンサカメラ20側に被検査体送り装置5ごと近付ける。
次いで、半割となった一対の分割部14aをエアアクチュエータ18を操作して閉じ、Oリング100における直線状に伸びた検査対象部位Aの周囲に照射光を照射する複数のLED15を円環状に配置する。このとき、Oリング100の検査対象部位Aにおける全周の表面を検査するには、その検査対象部位Aを囲むようにLED15を配置しなければならないが、エアアクチュエータ18により半割となった分割部14aを回動させて当接させ円環状とすることができるので、Oリング100を切断する必要はない。また。傾斜面14cに均等にLED15が配置されているので、簡単な構成により、所定の傾斜角αでLED15を簡単且つ確実に均等に配置できる。このため、Oリング100の表面全体に均一な光を当てることができ、正確な欠陥検出が可能となる。本実施形態では、全てのLEDライト13の検査対象部位Aの中心軸Xの法線Yに対する傾斜角αを60°としている。つまり、傾斜角αが45°よりも小さいと検査対象部位Aに欠陥があっても、反射する方向に差が出にくいので、欠陥のある場所と欠陥のない場所とで正反射光の明るさの差が出にくくなり、欠陥の発見が難しくなる。逆に傾斜角αが70°よりも大きくなると、ラインセンサカメラ20で撮影する範囲が広くなって撮像範囲の全体に焦点を合わせにくくなって欠陥の発見が難しくなる。このような理由から、傾斜角αは、45°以上70°以下に設定するのが望ましい。
次いで、駆動用モータ9を回転させて駆動プーリ8を回転させ、Oリング100を所定の速度で回転させ、LEDライト13内を通過させる。
次いで、ラインセンサカメラ20の焦点合わせを行う。駆動プーリ8の断面形状と、Oリング100の断面形状とから計算された検査対象部位Aの中心軸Xの高さと、4台の各ラインセンサカメラ20の焦点中心の高さとを第3電動シリンダ24で合わせる。このとき、Oリング100が重力等の影響で垂れる場合には、駆動プーリ8でのOリング100の断面中心高さよりも、中心軸Xの高さの方が若干低くなる。また、Oリング100の表面に各ラインセンサカメラ20の焦点が合うように、ステッピングモータ21で各ラインセンサカメラ20を移動させる。このように駆動プーリ8及び従動プーリ10は、外周断面が略V字状の溝を有するVプーリよりなるので、略V字状の溝形状とOリング100の断面形状とから容易にOリング100の表面高さが正確に算出できる。このため、ラインセンサカメラ20の焦点合わせ及び撮像後の画像処理を容易に行うことができる。また、このように焦点調整することにより、Oリング100の断面形状や外形が変わったときでも各ラインセンサカメラ20のオートフォーカス機能を使用せずに焦点を合わせることができる。このため、各ラインセンサカメラ20間で倍率を等しくして解像度を合わせることができ、それぞれのラインセンサカメラ20で得られた画像の後処理がしやすくなる。
この状態で各LED15から照射させる照射光によって検査対象部位Aの法線Yに対して斜方向から検査対象部位Aを照明し、検査対象部位Aからの正反射光を4台のラインセンサカメラ20で撮像する。Oリング100が回転して一周する間にOリング100表面の全体が撮像される。このとき、LED15を設置できる間隔に合わせてLED15の指向特性を選んでいるので、検査対象部位Aに隙間なく均等に光を当てて均一な正反射光を得ることがき、欠陥が発見しやすくなっている。
Oリング100がラインセンサカメラ20の撮像領域を一周すれば、検査を終了する。4台のラインセンサカメラ20で得られた各画像データは、随時パソコン52に送られ、パソコン52内のソフトウエアで予め設定された方法で加工されて処理される。検査結果は、ソフトウェアの機能を利用して液晶モニター53上に表示される。
具体的には、図10に示すように、各画像データにおいて、Oリング100の表面では、LED15の照射光が正反射されるので、白く表示される。図10(c)で黒く現れているのが、異物の付着、異物付着後の凹み、金型に付着したゴムなどによる凹み、バリが十分に取りきれない突起その他の欠陥Bであり、この欠陥Bの部分では正反射されないことから周りの欠陥Bがない部分よりも暗くなり、液晶モニター53上にくっきりと現れる。このように、LED15の平行の正反射を4台のラインセンサカメラ20で撮像することで、外乱光の影響を最小限にして検査可能な画像を取り込むことができる。また、検査結果は、Oリング100の材料違いによる表面状態の差の影響をほとんど受けない。また、液晶モニター53で4枚の画像を一度に眺めることで、黒く映し出された検査対象部位Aの欠陥Bを容易に肉眼で確認することができる。また、パソコン52内のソフトウェアで予め設定された判定ロジックにより検査を実施し、欠陥Bの位置を正確に表示したり、保存したりすることで、後工程で欠陥Bを修正したり、場合によっては破棄したりすることができる。なお、図10において、Oリング100の表面における成形時に発生したバリを研磨した痕であるグラインダ研磨面Cが直線状に現れている。
なお、Oリング100の表面に欠陥Bが現れたときに、パソコン52での画像処理で異常を検出し、自動的に警告灯54を光らせるようにしてもよいし、画像データがうまく取り込めない場合に警告灯54を光らせるようにしてもよい。
この検査方法により、例えば航空機のように高度な気密性が要求される機械の密閉部分に使用される大径のOリング100の欠陥Bが容易且つ確実に検出できるので、製品の品質を格段に向上させることができる。
したがって、本実施形態にかかる表面欠陥検査装置1によると、大径のOリング100であっても、検査者が目視で検査をする必要がなく、自動で表面欠陥を簡単且つ確実に検査することができる。これにより、検査レベルの標準化、安定化等による検査品質の向上や検査時間の短縮、検査ムラの排除を実現することができる。この自動検査の実施により製品の品質が格段に向上されると共に、省人化を実現することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態では、照明装置としてのLEDライト13は、閉じたときに合わせ面14bが鉛直となるように2分割しているが、この分割方法に限定されず水平面で2分割したり、3分割以上に分割してもよい。また、開閉機構16によって自動で分割部14aを開閉するようにしているが、手動で開閉するようにしてもよい。
上記実施形態では、被検査体を環状の被検査体としているが、本発明の照射装置、撮像装置及び欠陥検出手段の構成は、棒状(円柱状、円筒状等)の被検査体、例えば電気ケーブルなどにも適用可能である。その場合には、被検査体送り装置の構成を棒状の被検査体を連続的に移動させることができるように構成すればよい。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
1 表面欠陥検査装置
5 被検査体送り装置
7 回転機構
8 駆動プーリ
8a,10a プーリ溝
10 従動プーリ
11 プーリ移動機構
13 LEDライト(照射装置)
14 円環状本体
14a 分割部
15 LED(照射部)
16 開閉機構
18 エアアクチュエータ
20 ラインセンサカメラ(撮像装置)
52 パソコン(欠陥検出手段)
53 液晶モニター(表示装置)
100 Oリング(環状被検査体)
A 検査対象部位
B 欠陥
X 中心軸
Y 法線
α 傾斜角

Claims (13)

  1. 断面円弧状の外周面を有する環状被検査体が外周に掛けられる複数のプーリ及び該環状被検査体を所定の張力で引っ張りながら回転させる回転機構を有する被検査体送り装置と、
    上記環状被検査体の直線状に伸びた検査対象部位における中心軸を延長した軸の周囲に照射光を照射する複数の照射部が円環状に配置され、該照射光によって上記検査対象部位の法線に対して斜方向から該検査対象部位を照明する照射装置と、
    上記照射装置に対向する位置に配置され、上記検査対象部位からの正反射光を撮像する複数の撮像装置と、
    上記複数の撮像装置で得られた各画像データを加工して処理し、上記検査対象部位の欠陥を検査する欠陥検出手段と、
    を備えている
    ことを特徴とする表面欠陥検査装置。
  2. 請求項1に記載の表面欠陥検査装置において、
    上記照射装置は、円環状本体を備え、該円環状本体の内周に上記複数の照射部が均等に配置されている
    ことを特徴とする表面欠陥検査装置。
  3. 請求項2に記載の表面欠陥検査装置において、
    上記円環状本体は、分割可能に構成され、上記環状被検査体を挟み込むように開閉可能に構成されている
    ことを特徴とする表面欠陥検査装置。
  4. 請求項3に記載の表面欠陥検査装置において、
    上記分割された円環状本体の分割部をそれぞれ開閉可能に支持し、各分割部をアクチュエータにより開閉させる開閉機構を備えている
    ことを特徴とする表面欠陥検査装置。
  5. 請求項2乃至4のいずれか1つに記載の表面欠陥検査装置において、
    上記複数の照射部は、上記検査対象部位が隙間なく照明されるように、上記円環状本体での配置間隔と、指向特性とが設定されている
    ことを特徴とする表面欠陥検査装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1つに記載の表面欠陥検査装置において、
    上記照射装置の上記法線に対する傾斜角は、45°以上70°以下である
    ことを特徴とする表面欠陥検査装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1つに記載の表面欠陥検査装置において、
    上記複数の撮像装置は、上記検査対象部位までの焦点距離が等しくなるようにそれぞれ変位可能に構成されている
    ことを特徴とする表面欠陥検査装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1つに記載の表面欠陥検査装置において、
    上記複数の撮像装置は、それぞれ撮像素子が直線状に並んだラインセンサカメラよりなる
    ことを特徴とする表面欠陥検査装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1つに記載の表面欠陥検査装置において、
    上記被検査体送り装置は、上記複数のプーリ間の距離を調整するためのプーリ移動機構を備えている
    ことを特徴とする表面欠陥検査装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1つに記載の表面欠陥検査装置において、
    上記複数のプーリは、外周断面が略V字状の溝を有するVプーリよりなる
    ことを特徴とする表面欠陥検査装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1つに記載の表面欠陥検査装置において、
    上記各撮像装置で撮像されて上記欠陥検出手段で処理された各画像を一度に映し出す表示装置を備えている
    ことを特徴とする表面欠陥検査装置。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1つに記載の表面欠陥検査装置において、
    上記環状被検査体は、Oリングである
    ことを特徴とする表面欠陥検査装置。
  13. 断面円弧状の外周面を有する環状被検査体を所定の張力で引っ張りながら回転させ、
    上記環状被検査体における直線状に伸びた検査対象部位の周囲に照射光を照射する複数の照射部を円環状に配置し、
    上記照射光によって上記検査対象部位の法線に対して斜方向から該検査対象部位を照明し、
    上記検査対象部位からの正反射光を複数の撮像装置で撮像し、
    上記複数の撮像装置で得られた各画像データを加工して処理し、上記検査対象部位の欠陥を検査する
    ことを特徴とする表面欠陥検査方法。
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